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怪物

怪物  (2023   125分、日本)

監督
是枝裕和
脚本
坂元裕二
製作
市川南 依田巽 大多亮 潮田一 是枝裕和
エグゼクティブプロデューサー
臼井央
企画
川村元気 山田兼司
プロデュース
川村元気 山田兼司
プロデューサー
伴瀬萌 伊藤太一 田口聖
ラインプロデューサー
渡辺栄二
撮影
近藤龍人
音楽
坂本龍一

安藤サクラ (早織)安藤サクラ
永山瑛太  (保利)永山瑛太
黒川想矢  (湊)黒川想矢
柊木陽太  (依里)
高畑充希  (広奈)
角田晃広  (正田)
中村獅童  (清高)
田中裕子  (伏見)
受賞歴
第76回 カンヌ国際映画祭(2023年)


感想   

台風の中、公開初日、観てきました。大嵐の日の映画館が多いです・・・・(笑)
カンヌで公開された作品ということは知っていたけれど
その後の、賞の受賞とか(何の賞か、把握していなかった)
最近の予告とか・・・・まったく、ふれることなくての、鑑賞突入。それゆえ、まっさらな状態で受け入れたので
どっぷりつかることが出来ました。
この作品、
予備知識なく見たほうが絶対いいと思います。あの賞の意味合いも、知らない方が絶対いいです。

 春先の「怪物誰だ~~~」の声がかぶる短い予告だけは、みていたのですが
あの予告から、おお~~~こういう展開のお話に行くのかと感心しました。想像できなかったな~~

物語は、
シングルマザーの安藤サクラ扮する、早織
子どもの担任の瑛太扮する、保利、
子どもたち、湊(早織の息子)&星川君

この3つの視点から、構成されます。


このような視点が違うことによって、真実が違って見えてくるっていうのは(羅生門よね~~)
映画の世界でも本の世界でも、何度かみたことがあるのですが、こういう手法
そもそも、、自分的には好みなわけでして、ストーリー的にとても面白かったです。
当然同じシーンが3回ぐらい映し出されますが、気になりません。混乱もしないと思われます。
ビル火事を注意してみていると、時系列が
分かりやすいでしょう。
見た光景が視点によって、それぞれ違ってくれば、真実って何?っていう思いが、鑑賞者としては、気になって
気になって仕方なくなってくるわけで、惹きつけられて来ますよね。

言葉にしても、目の前の出来事にしても、受け取る側がどう理解するかによって全然違ってくるのはよくあること。
悪意を持ってみればその人は悪人だし、好意的にとらえて相手を見ればその人は、善意の人となるかもしれない。
みたいものをみたいように、みてしまう・・・・それが人間だし。
そして世の中はそういう、ことであふれているわけですよね。

それにくわえて、この物語は、もう一つ重要な要素をもっていて
そこがやはり、言いようのない感情の揺れを引き起こす作品となっていたのかな~~~と思います。

私もちょっと
感想としてああだこうだ・・・・と書きづらく、(言葉にできないというかねえ~~)
ネタバレのことは何一つ今回は書かないけれど。


とっても感情を揺さぶられる作品だったということです。

子どもたちがとても愛おしくて、
観ていて胸が苦しくなることが多かったです。最後の方ね。
男の子の子育てって難しいよね~~

是非多くの人に見てもらいたい今年を代表する作品になるんじゃあないのかな・・・・って思いました。
とっても良かったです。


この作品、脚本は坂元さん。
最近の、「花束みたいな~~」は未見ですが
ドラマでの、「最高の離婚」や「カルテット」での、言葉のチョイスや、ストーリー展開がとても好きでした。

映画でも、
校長室での、教師と保護者との会話など、非常にたくみといいますか・・・。
あるあるだな~~っと思わせる空気感が、凄かったです。

出演者も素晴らしかったですねえ~~。
まず、子どもたち。メインの2人の男の子もそうですが
すべての子供たちがみ~~んな自然の演技で。演技って感じがしないほどの自然さです。
監督の作品はいつも子供たちが、自然体なんですよね。

安藤サクラは完全に母親だったし・・・。
つい最近、彼女主演のドラマをみていたので、生まれ変わりとかそういう言葉を聞くたびに
ドラマのイメージがでてきて困りました(笑)、野呂佳代さんも同じく出演しているんだもの(笑)
安藤サクラが、クリーニング店勤務というのも、坂元さん脚本の作品で、多くないですか?
「最高の離婚」でも、尾野真千子さんはクリーニング店勤務だったし。
そして坂元さんの作品でよく見かける、瑛太
瑛太も最近「あなたがしてくれなくても」のドラマで毎回見ているのですが
こういう、ふわ~~と何考えているかわからない人間の役はぴか一ですね。
瑛太上手い・・・(笑)

そして田中裕子・・・存在感ありましたね。
怖かったです。こちらも、心の内がわかりにくいのですが。
スーパーでの行動とか、怖かったな~~~

坂本龍一さんの音楽を聴きながら
子どもたちの生き生きとした姿をみながら
泣きたくなるようなそんな映画でした。
今の時代だからこそ、作られる作品なのかなって思いました。
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スイート・マイホーム    著  神津凛子

スイート・マイホーム    著  神津凛子

舞台は長野。
スポーツインストラクターの賢二は、妻と子供サチの3人家族。
1台のエアコンで家中を暖められる「まほうの家」を購入する。
ところが、その家に引っ越した直後から奇妙な現象が起こり始める。
我が家を凝視したまま動かない友人の子ども。
地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘。やがて、賢二の不倫相手、住宅メーカーのマネージャーが、怪死を遂げる……。
第13回小説現代長編新人賞受賞作。


(アマゾンより、あらすじ引用)

感想  

斎藤工の監督作品として秋に公開ときき、早速原作読みました。

サスペンスホラー?
原作はとても、読みやすかったです。
最初は、貞子みたいな、心霊分野なのかな~~って思っていたのですが
そうではなく。
結局、怖いのは人間って結論になるお話です。

映像でどうなるのかな~~。
怖さを感じる映像って、いろいろあるからね~~期待してます。


三章構成。序文があります。読み終わった後、あ~~~だからこその、
この序文なんだな~~って感じます。
ここだけで、ラストを想像できる人は、さすがだな~~~・それでも察しのいい人は、いっぱいいる?(笑)

主人公はスポーツインストラクターの賢二・

めちゃ、イケメンだそうです・・・(笑)
いや~~~ここまで顔がいいって表現されていると、映像化した時、どんな人がって
気になってしまいますよね~~(→映画は窪田正孝 ですが。ちょ~~と、原作とイメージは違うかな~~。
そもそも賢二、不倫する男だし。窪田君、不倫は似合わないよ~~(笑))

怪しげな住宅メーカ、。甘利。
不倫相手の友梨恵。

この二人が、不審死を遂げることから、犯人は誰?ということが主流になってストーリーが進んでいくのですが
主人公の精神を病んでいる兄、聡、妻のひとみ、それぞれ、あやしい?どうなの?
というミスリードもあって、謎めいていきます。
そもそも家に誰かいる?長い髪って?っていう、そちらの方の謎も気になるし。


やたら、精神病んでいる人が多い雰囲気。
そもそも、まともな思考では、こんな行動には出ないわけで、そうなると
精神病んでいるっていうところになるのかなあ。

ネタバレ。
彼女もね~~やはり思春期に、父親を亡くして、それから性的被害にもあって
そのあたりから、じわじわ精神病んでいったってことよね~~
婚約者の死もある意味、彼女の仕業だよね。
理想の家族の夢がゆえの。子供が一人、それも女っていうのが、理想なのかな。
男の子ではないのね。理想は女の子なのね

そして、過去の出来事。賢二の家族の問題ね
暴力的な父親の存在。
父親がいまだ失踪のままで事件性なしと思われているところや、彼女が産み落とした子供?これが
どう扱われたのか、そもそも事件性にならないのか?とか
突っ込みどころはあったけれど、そこはあまりこだわらない方がいいのかもね。

たぶんこの小説、ラストのラストが、おぞましいってことなんだよね?
うんうん、おぞましいよ・・・。まったく罪のない、ユキ・・・。そこまでやらなくてもと思うけど。
後味悪いというか、可哀想という感想。
なにもかも、
賢二だろうが・・・・・。父親のことも忘れちゃっているし。お兄ちゃんの病も、あれじゃあ・・おかしくなって当然でしょう~~


ものすごく怖いという感じではなかったけれど、面白く読むことが出来ました。

話はそれるけど・・・。

ちょうど今(8日の午後鑑賞・・)
テレ東で「ゆりかごを揺らす手」を鑑賞中。
こちらは、どこかに隠れて家族を襲う犯人ではなく(笑)、しっかり
姿を現して、ぐいぐい、住んでいる家族を追い詰めていくっていうお話。復讐っていうお話であるからね→面白い映画ヨ。
この小説は復讐ではなく、理想の家、家族を求めているからこその、それに、合わないことへの
不満?っていう感じでの行動。
でも共通点は
犯人、いちゃっているよ~~~ってことだね・・・・

作家さんは、
お初でした。また読んでみようかな

連休だあ

ゴールデンウィーク始まりました、

特に予定なしです。

家のこと、やったり、介護しにいったり、
何だかんだで、過ぎていくでしょう。

バーベキューをいつも、この時期やるのですが
ちょっと、不安定なお天気よね。
心配

ドラマは。
ラストマン、教場、
あと。あなたがなんとかーというやつ、
そして、波よなんとかーというやつ、

全然題名おぼえていなーい(笑)

映画はもう、なんだかねえー、
おやすみ中

エレカシのミュージックビデオみながら
まったりします。
よい、連休をー、

マジック  

アンソニー・ホプキンスの作品を少し前に続けてみたので記録残します。
今年になって、ファーザー(感想あり)→羊たちの沈黙→マジック  といきました(笑)

〇羊たち~は、TV地上波吹き替えで過去に見たことあったけれど、再見。
やっぱり、このシリーズは、これが一番かな
当時、の映画界での高評価は当然よね~~、面白いもん。

ジュディーフォスターもとっても魅力的。芯の強さを感じるこの役柄がピッタシなのよ
続編で変わったのは残念だったよね。
この二人の、関係性が事件以上に興味深かったよ・・何度見てもね。
紳士的なレクター博士だけれど、しっかり、人を食っちゃうところが、あ~~~やるんだ・・・・・と、
レクターだもんね~~

〇マジック・・

これは、お友達が観ていたので興味持って鑑賞。
若~~いアンソニ・―ホプキンス。
私はある程度年取ってからのアンソニーしか知らないから
もう驚き
なにがすごいって、腹話術。これ、実際彼がやっているってことよね?
すごいな~~
あとこの腹話術人形が、リアルで気持ち悪い・・・
そもそも昔から、この手の人形はちょっとね~~~。
結局アンソニーは、腹話術でお話しているときは、別人格になってしまうっていうことなんですよね。
いわゆる、二重人格って感じよね。
だから、殺人も、あの人形が殺したように見える演出だったけれど、
要はアンソニーが、やっているんだってことよね・・・
ホラーぽい展開だと、人形が生きた人間みたいに行動するっていうことだけれど
そういう映画ではなく、やはり・・・精神異常者の犯罪っていうことで落ち着くのよね・・・(→理解できていないのか自分・・・(笑))


アンソニーが、昔の知り合いの女性と(結婚している人ね、)と、良い仲になって
ラブシーン・・あ、ベットシーンにもなる流れに驚き。
この手の映画に、こういうシーンが・・(笑)。


そしてラストなんだけれど、
結局、アンソニ・―ホプキンスは自殺しちゃうわけだけれど、
あの、彼女ね。あの彼女の声が急に変わって、腹話術の人形の声に変わったんだけれど
ここはどういう理解?、あの彼女も2重人格になってしまったということかな・・・

想像力を試されるようなラストが印象的だったな~~



スッキリ  最終回

スッキリ  最終回
いま編集してますが(笑)
いろいろ感動ですね

歌・・・良かったですね。もう最高だよ・・(笑)

大盛り上がり・・・最終回にふさわしかったね~~
日テレのあのスタジオ現場に行きたかった人生よ・・・(笑)・・片隅で見守りたかったよ
意外と近くだったもんね・・・


明日もまた頑張りましょう~~

聖なる犯罪者 

聖なる犯罪者   (2019年、115分、ポーランド/フランス・合作)原題:Boze Cialo



監督
ヤン・コマサ
製作
レシェク・ボヅァク アネタ・ヒッキンボータム
脚本
マテウシュ・パツェビチュ
撮影
ピョートル・ソボチンスキ・Jr.
美術
マレク・サビエルハ
衣装
ドロタ・ロクエプロ
編集
プシェミスワフ・フルシチェレフスキ
音楽
エフゲニー&サーシャ・ガルペリン

バルトシュ・ビィエレニア(ダニエル)
アレクサンドラ・コニェチュナ(リディア)
エリーザ・リチェムブル(マルタ)
トマシュ・ジェンテク(ピンチェル)
レシュク・リホタ(バルケビッチ)
ルカース・シムラット(トマシュ)

第92回 アカデミー賞(2020年)
ノミネート
国際長編映画賞


少年院に服役中のダニエル.
仮釈放が近くなり、司祭に、聖職につきたいと申し出るが犯罪歴があるものはダメだと却下される
結局、田舎の製造所で働くということになるのだが、そこに向かう途中で立ち寄った村で
司祭と間違えられてしまう。戸惑いながらも、司祭の仕事をこなすようになるダニエルだが


感想   

GYAOでの視聴。
考えさせられた映画で、とても良かったです。
無料でこんな良作、観られるなんてお得・・・(笑)

題名通りのストーリーなんだけれど、とにかく深かったです。
偽った本人が更生して、皆に崇められて、皆がハッピー、ありがとう☆、みたいな、感動路線になっていないところも好印象
予想外の展開でした

一言でいえば暗いです。じめーとした雰囲気なんですよ。
グレーかかった風景も観る人をどんよりさせるんですよねえ

まず、ポスターでもわかるけど、主演の彼が怖いです・・・(笑)
みるからに、なんかやってない?くすりやってんだろう?みたいな、人相でもう・・・。
若いときのクリストファーウォーケン が、病気になってやつれた感じです

彼は少年院にいるんだけれど、そろそろ仮出所の日。
実は彼、少年院で説法してくれる、司祭に憧れを感じていたんですね。あ~~いう風になりたいな~~って。
で、仮釈放で行き先が決まっていたにも関わらず、立ち寄った教会で司祭と間違えられたことがきかっけに
あれよあれよのうちに、その地域の新任司祭として働くことに・・・。

信仰ってなんなんだろうね・・・。私は特定の宗教を信じている人でないので
何とも言えないけど、人は何かにすがりたくなることもあるし、誰かに助言もらいたいときもあるはず。
だから宗教っていう存在があるわけだけれど、それを伝える、神との間の伝道者たるもの、司祭が
どれほどの人物かっていうのは、そこは難しいですよね
そもそも、その人は神様ではないのだから。人間なのだから。
あと、やっぱり見た目から入るっていうのもあるので医者の制服着ていたらお医者様、警官の服着ていたら警察官
という感じで、司祭の服を身に着けていれば、多少物足りない感じでも、司祭ですものね・・・って
思えてきてしまうものかもしれませんね。


ダニエル・・・けっして少年院でも、品行方正ではないの。でも信仰に関してだけは、忠実。
神学校にも行きたいっていう夢もある。でもどうやら、犯罪歴がある人はダメみたいなのよね
といいながら仮釈放されて、すぐに、酒も女もやっちゃているじゃん・・・・(笑)
(トップガンの愛は吐息のように~~が遊んでいるクラブで流れていたねえ・・・)

神学校に行きたい?神学校にいけないから生活変えないのかな?自分を変えたいという思いから、神学校にいきたいのかな
でも、偽司祭になってからも、一所懸命村人に尽くそうとした姿は
それは本物だったと思うし、自分の言葉で一生懸命教えを伝えようとしている場面を見ると
過去の罪が思わず消えてしまうくらいの感じにも、思えてきてしまいます。
でも見ている中でいつばれる?大丈夫か?っていうひやひや感はありました。
大勢の前でお話なんてできるの?って心配もしていたのですが、好きこそものの上手なれ‥って感じで
案外と、うま~~くお話できていて驚きもしました。
でも、過去に罪を犯したっていう事実は事実だしね~~過去は消えないし。



ダニエルって、信仰については真摯なのに
酒も薬もたばこも、女も、我慢するって感じでもなかったようなのよね。それは司祭の仕事をしていても同じ
村の若い女のことも、関係持ってしまっていたし・・。
でも、じゃあ、司祭って本当にそこまで禁欲な生活しているの?っていわれれば
ダニエルが、偽司祭になった、村の、老司祭も、アル中で病気になっているっていうことだから
結局完璧な人間なんてそりゃあ、いないのかなって思ったりもしますが。
要は、そこの、線引きが難しい所でしょうね
規則みたいなものがあるのならそれはそれでだめだろうし・・・。


ダニエルが偽司祭として働く、村では、とある事件が過去に起こっているのです。
交通事故で、7人の村の人が死んでいるけれど、お葬式もしてもらえないみたい人がいて。
その人のせいで、みんなが死んだと思っているから、村人たちもその人の奥さんを村八分にしているわけね。
1対6の交通事故。
でもそのおじさん運転手はお酒を飲んでいなくって、飲んで騒いでいたのは、他の人たち6人。
これはもうどっちが悪いっていうのは明確ではない感じ・・・
ダニエルは
村八分にしていた、村人たちにも声をあげるし、葬式はだそうと、先頭に立って試みていくの。

たぶん、今までの司祭ならこんなことはしなかったはず。見て見ぬって感じ。

そういうことをするダニエルは、もしかしたら、根はいい人なの?って思ってしまうんだけれど。
本当に悪いやつなら、もっと適当に仕事をやるでしょう。


後半、自分の身元が仲間の密告で(昔の仲間に偽司祭の姿をみられた)
少年院にいたときの司祭にばれてしまって・・・・。
追い詰められた彼は
村人へのミサのとき、自分をさらけ出してしまうのうのよね・・上半身脱いで、刺青をみせる・・・
ここ、ドキドキしました・・・
あ~~~ばらしちゃうのね・・・って。

そして衝撃的なラスト
少年院に戻った彼を待ち受けていたのは
殺した相手の兄の復讐攻撃。暴力です

殴り合いは怖かったな~~~あ~~司祭として穏やかに語っていた彼だったけれど、暴力の世界に戻されたら
やっぱりそれは暴力で立ち向かってしまうのね。
ギラギラした闘志しかみえなかったです
それでも彼は、司祭の仕事もできた子なんですよね~~

人は二面性がありますよね・・・…誰でも。
置かれた環境で、置かれた自分になってしまうのかも

どちらにこれから転んでいくのかは彼次第

なかなか難しいですよね

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(映画Comより画像引用)

そして誰もゆとらなくなった   著 朝井リョウ

そして誰もゆとらなくなった   著  朝井リョウ



「時をかけるゆとり」
「風と共にゆとりぬ」
に続く
エッセイ集第3弾


感想


いや~~笑わせてもらいました。朝井さんにとっては、切実な問題ばかりなんだけれど
それを笑ってしまって申し訳ない限りですが、きっとそれを望んでいたんですよね?
だから大いに笑っていいですよね?と自問自答しています(笑)

あとがきにも書いてありましたけれど、過去のエッセイに関連したものも多く
さらにどうかできいたようなものもあったかれど、それでもやっぱり、この文体に触れることが出来たから
うれしいです・・・朝井さん。

エッセイには写真も掲載されていてよりリアリティーもって伝わってきました。
いいお友達に恵まれていますよね。学生時代からのお友達なのかな~~
早稲田のダンスサークルっていうのは聞いていたから、やっぱり大学時代からのお友達なのかしらねえ。
大学っていろんなタイプの人いるから、きっと楽しい学生生活送ったんだろうね~~
あらためて、プロフィールみたけれど、33なのねもう。結婚もされて・・。なんかず~~と追ってきていたので
感慨深いです。そういえば、映画化された「少女は卒業しない」評判よさげよね~~

エッセイの項目☆20章


☆肛門科医とのその後
☆腹と修羅

〇肛門でのお悩みはもう、読むたびに、あ~~しんどそうって思ってます。排便系はつらいですよね。
さすがに、私は自分の、そっち系については、公にしたりできないけど(そうでなくても、そうであっても)
ここまで具体的に書いてしまう彼に、ある意味尊敬も感じてしまいます。偉いよ・・・(なにがって、わかんないけど(笑))
ちなみに、佐藤満春さんのトイレの輪っていう文庫本ね、朝井さんの文章がみたいために
以前購入してて、手元にあります・・・よ。だからあなたの、肛門話、もはや自分のことのように、心配しちゃいますよ。。(笑)

☆作家による本気の余興
〇余興好きね。そして柚木さんと仲良し

☆空回り戦記  説明編
☆空回り戦記  サイン会編

〇サイン会編‥面白かったね。サイン会に対する対策も私も、なるほど~~~いいアイディアって思ったけれど
よくよく考えてみると、ず~~と手紙の内容覚えられているのも、負担かもね。日記もそうだけれど、
その時の気分で書き綴ったものって、すこし経ってから見直すと、めちゃ、恥ずかしい文章だったりするもんねえ

☆初めての催眠術
〇好奇心旺盛・・・常に挑戦者ね・・

☆バレーボールと私、その後
☆作家による本気の余興  職業病編
☆他力本願スマートハウス

〇バレーボールも常にがんばっていますよね
引っ越しの家具選びの、センス無しの話も、そう言う人もいるいるってことで・・・。
でもいいお友達がやっぱりいてくれて、安心・・

☆精神的スタンプラリー イン南米  前編
☆精神的スタンプラリー  イン南米  後編

〇南米旅行・・・珍道中みたいで大変だったけれど、行ったことのある人になったということで、それはそれで良かったですよね~~
確かに、トイレ問題深刻、写真もあって楽しかったです

☆踊ることに踊らされて
☆十年ぶりのダンスレッスン
☆MATTAINAIの囁き
☆似合わない店にいこう
☆ホールケーキの乱
☆脱・脂質異常症への道

〇ホールケーキには驚き・・・好きなのね~~お酒はあんまりだけど甘いものが好きなのね。
しかし、思いこんだら、決意&実行力素晴らしい・・・(笑)
神の声も、楽しかった・・・・。ここでも大いに笑いました☆ありがとう…気持ちを楽にさせてくれて・・・(笑)
脂質異常については。
わかるわ~~~。私も同じ、同じ。確かにあの言葉の響きいやよね~~高脂血症とは違う雰囲気になるよね

☆私なりの「おめでとう新福さん」
(☆柚木麻子特別寄稿)
☆精神的スタンプラリーイン 北米  前編
☆精神的スタンプラリーイン  北米  後編

〇 こちらの北米も大変な旅行で。、ララランドのあの歌が好きで、撮影場所の高速道路で興奮していたさまは
とっても微笑ましかったです。音楽も何回も聞いているのね。ダンスが好きなら、あの映画見たら踊りたくなるよね
で、後半のトイレつまりの事件、便をもちながらの、ゴミ箱さがし。本当ご苦労様です
友達は偉いよね。トイレ税払っていても、それでもってやっぱり付き合ってくれる友達は貴重。
日々、いろいろを気をつかいながら、生活しているみたいでホント、ご苦労様っていいたくなります

もうエッセイはおわりなのかな~~
結婚生活でもまたかいてもらいたいです。

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(アマゾンより画像引用)

フェイブルマンズ

フェイブルマンズ  (2022年/151分/アメリカ)

2022年製作/151分/PG12/アメリカ
原題:The Fabelmans
スタッフ・キャスト
監督
スティーブン・スピルバーグ
製作
クリスティ・マコスコ・クリーガー スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
製作総指揮
カーラ・ライジ ジョシュ・マクラグレン
脚本
スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
撮影
ヤヌス・カミンスキー
美術
リック・カーター
衣装
マーク・ブリッジス
編集
マイケル・カーン サラ・ブロシャー
音楽
ジョン・ウィリアムズ
出演者
ミシェル・ウィリアムズ (ミッツィ・フェイブルマン)
ポール・ダノ    (バート・フェイブルマン)
セス・ローゲン   (ペニー・ローウィ)
ガブリエル・ラベル (サミー・フェイブルマン)
ジャド・ハーシュ  (ボリス伯父さん)
ジュリア・バターズ  (レジー・フェイブルマン)
キーリー・カルステン (ナタリー・フェイブルマン)
ジーニー・バーリン  (ハダサー・フェイブルマン)
ロビン・バートレット   (ティナ・シルドラウト)
クロエ・イースト   (モニカ)
サム・レヒナー   (ローガン)
オークス・フェグリー (チャド)
第95回 アカデミー賞(2023年)
ノミネート
作品賞
監督賞 スティーブン・スピルバーグ
主演女優賞 ミシェル・ウィリアムズ
助演男優賞 ジャド・ハーシュ
脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
美術賞
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
受賞
最優秀作品賞(ドラマ)
最優秀監督賞 スティーブン・スピルバーグ
ノミネート
最優秀主演女優賞(ドラマ) ミシェル・ウィリアムズ
最優秀脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ

(映画comより引用)

初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。
サミーは、夢を求めながら、様々な人との出会いの中で、成長していくのだが


感想

スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画。予備知識なかったので
フェイブルマンズ・・・って、なんのことだろうって、観る前から思っていたんですけれど
主人公が、サミー・フェイブルマンということで、なるほど・・・そういうことかって、途中から納得しました。
幼少期から映画の仕事を得るまでの、数十年間を様々なエピソードをもって語っていくヒューマンドラマでした。
スピルバーク監督のことなんだ・・・っていうのは、常に頭から離れないでいたので
こういう幼少期を送って、この家族だからこそ、今の監督の姿があるのね・・っていうのを、映画全体から
感じ取ることが出来ました。また、この体験があの映画にも反映している?そういえば、こんな題材の映画も作っていたよね
と、そんなに多く作品をみているわけではない自分だけれど、ついつい自分の映画歴史も振り返ってしまうような
感覚もときどき、ありました。

私も幼少期に映画を初めて見た時、それはそれでいろんな思いを感じたことはあったけれど、
俳優になりたいとか、作り手になりたいといか、そう言う発想はなかったのよね。
でも、将来監督になるっていう人は、幼少期から、もう発想が違うというか、感性がやっぱり違うんだなって
思いました。
冒頭の幼児期の、きらきらしたお目目が可愛かったです。
あんなにビビっていた感じだったのに(怖がりみたい・・(笑))
映画始まったら、もう好き好き光線でていて、帰り際、言葉も出なくなって、とっても、可愛いかったです。
観た映画の中の列車衝突場面が目に焼き付いてしまって(地上最大のショウ・・っていう映画でしたね、未見ですが)、それをどうにかして再現したい、フイルムに残したいというサミー少年。その夢を、早速、お母さんのミッツィは叶えてあげるんですよね。

サミー少年のお母さんとお父さん。
ミッツィ・フェイブルマン、バート・フェイブルマン。まあ、仲良しな夫婦(と、前半は思っていました)
ミッツィは、ピアニストの才能があったけれど、どうも結婚と同時にあきらめた模様。子育て中心で、家族に愛を注いでいるって
いう雰囲気でしたが、芸術家ゆえ、感性も豊かであるけれど、精神的にもダメージ受けやすいタイプ。自分の感情にも正直なんだろうねえ。
対して、バートは、技術者畑の人であって、現実的で、優しくて、包容力あり・・・って感じかな。
まあ、正反対なタイプだったけれど、そういう夫婦は沢山いるものね。そして二人とも子供を愛している・・・

当然、映画的な脚色もあるので、エピソードの大筋は記憶の一部ではあるけれど
やっぱり、映画的な見せ所という風な演出はあるんでしょうね
母親の気持ちが他にいっているっていうのをサミーがはっきり認識した場面はとても映画的だったなあ~~
フィルム編集で気付くって、映画に携わるものならではだけれど、それって、すごっく残酷で衝撃的な形でもあるわけで。
自分の好きなものが、知ってはいけない、どす黒いものを暴き出したんだもんね。
もうサミーの心境考えたら、心が痛くて仕方なかったです。
また、ミッツィがね、憎めないというか、そもそも夫を、家族を裏切っているわけだから、ひどい親ってことではあるんだけれど
そう感じさせないキャラ設定になっていて(でも、家族は愛しているのよね~~)、あまり責め立てたくならない感じなんですよ。
夫も大切だけど、彼、ペニー(夫の友達でもあるね)とも、離れたくない。ペニーも愛しているってことかねえ~~

夫バートは、私の話を黙って聞いてくれる、彼、ペニーは、私を笑わせてくれるって・・・二人の男性に大事にされて
ホント、贅沢なお母様よ・・・。
けっして、ドロドロの愛憎劇になっていなくて、結果として家庭崩壊はしてしまうんだけれど、ある意味、奇麗なお別れとして
描かれていました。まあ、映画ですので、実際はもっと違う状態だとは思いますけど。
ベニーおじさんも、サミーに優しいのも、これもねえ~~~不倫相手なのにどうよって感じでもあります(笑)


とまあ、そんな家庭環境であったものの、
サミーの映画作りへの思いは常に変わらず、転勤した場所場所で(父親の仕事上)
いろんなジャンルのものに挑戦し、新しいアイディアも取り入れて、自主映画を撮り続けていきます。
それゆえ、作品の中では、自分が撮った映画を、皆に上映するっていう場面が、何回も出てくるわけです。
それは、内輪の人たちだけの上映だけれど、おお~~~と皆に言わせるものを作り上げているわけですから、
やっぱり、才能が見え隠れしているってことですよね。

でもよく考えれば、趣味としての映画を作ることができたわけですし、そのために、人を集めたりすることも
できていたわけですから、生活としては、裕福で、周りに支えられていた恵まれた環境であったとも
いえるのかなって思います。

サミーの高校時代。
ユダヤ人ということでいじめも経験するのですが、同時に初めての恋人もできたりして(モニカっていう、キリスト教を崇拝している子なんだけれど、可愛らしかったよ)苦もあったけど楽もあり・・の、青春時代を経験します。
アメリカ学園ものによくある、プロムのダンスパーティーも出てきたりして、なんだか、懐かしいシーンでも
ありました、アメリカ青春映画にはかかせない、パーティーですもの。
そして、学園のモテ男で、でもいじめっ子のいや~~な奴、ローガンも、私が観たこの時代を描いた青春映画によく出てくるような
アメリカンボーイでそこも、笑えてきます。
その学園生活の最後でも、サミーは、卒業記念のビデオを撮って上映するっていう大役を任されるわけですが
それも、観客が観たいものを見せる、彼独自の手腕が光っていました。
たぶん、普通人がホームビデオとったらこんなに感動するようなつくりになっていなかったでしょう。
そのあとの、ローガンとの会話も印象的です。まさに、実像を超えた部分の演出力。
ローガンの怒りも分かるような気もします。レッテル貼られるのも苦しいものね~~
でも映画ってそういうことも、出来ちゃうってことですよね

前半で
疎遠になっていた、サミーのおじさんが⇒(このおじさんは、芸術畑の人みたいね)
「芸術はお前の心を傷つけ、孤独にし、・・・云々~~」と予言じみたことを言っていたけど
まさに、映画を撮ることで、孤独な思いも感じてきたことでしょう

ラストで有名なジョン・フォード監督との対面(演じているのは、リンチ監督・・・すご~~)
そして哲学的なセリフ
水平線の上、下の話でした。
粋な会話でもありました。これからサミーの映画人生が豊かになっていくような、印象的なシーンで
締められていました。

リアと
アーノルドに捧げる

これは、スティーブン・スピルバーグ監督の親への感謝の言葉でもあったと思うし
それゆえ、映画自体も、個人的な思いが強い作品でもありましたけれど、
でもそれを受けて、私も、自分自身を見つめなおしてみたくなりました。
まだ人生振り返るには早い年代だとは思いますど(笑)
もちろん、私は監督でも、有名人でなく、ものすごく成功したとかそういう人ではないけれど
やっぱり親の影響で今の自分があるわけですから。観た人すべても、そう・・・。
皆、同じく、親には感謝にほかならないっな~~って、映画本筋とは違った部分でそんな気持ちも沸いてきたりしました。


ところで、
ミシェル・ウィリアムズもとっても良かったのですが私は
ポール・ダノも、素敵だって思いました。
もう、立派に父親になっていて・・・ねえ。
私の中ではいつも、危険人物にしか思えなかったのに(笑)
とっても心優しい男を演じていて、それだけでも
ダノ、あなたも、つらかったね…って叫びそうになってしまいました
絶体、奥さんの心変わり気付いていたよね?

640 feiburumannzu


(映画comより画像引用)

幼少期の大事さ

3月3日、ひな祭り。

ひな人形飾っています。・
大変なのよね~~出すのも片付けるのも。

今日はエブエブと、フェイブルマンズと迷ったのですが、後者に。

マルチバースかあ・・・、今日はそういう頭ではなかったので・・・(笑)、正統派の映画ということで、はい・・。

朝一で、あまり人もいなかったので、ゆっくりゆったり・・・・での鑑賞。
主人公は幼少期に映画に魅了されて、そこから、映画を撮りたいっていう夢を持ち続けていくわけだけど
誰でも幼少期の出来事って、その後の人生に大きく影響していくよね

親との関係性も然りだけど。

ノスタルジーな気分に陥ってしまう映画でした。自分の人生ともリンクしてね。まあ、まだスピルバークより若いので
しみじみ人生回想までは早いかな。
映画感想は、週明けにでも、ゆっくりとまとめます。
良作でしたね。

そういえば、映画関連の作品今年は多いですよね
全部は観ることができないのが残念だけどな~~。
ひとりひとりみ~~んな映画愛があるだろうから、それぞれの感想も楽しみよね

別れる決心

別れる決心   (2022年、 韓国、138分)
原題:Decision to Leave

監督
パク・チャヌク
脚本
パク・チャヌク チョン・ソギョン
撮影
キム・ジヨン
美術
リュ・ソンヒ
衣装
クァク・ジョンエ
編集
キム・サンボム
音楽
チョ・ヨンウク

パク・ヘイル(チャン・ヘジュン)
タン・ウェイ(ソン・ソレ)
イ・ジョンヒョン(アン・ジョンアン)
コ・ギョンピョ(スワン)
パク・ヨンウ
キム・シニョン(ヨンス)

男性が山頂から転落死する事件が起こる
被害者の妻ソレが怪しいとにらんだ、刑事ヘジュン。張り込みをしはじめるヘジュンは次第に、ソレに惹かれていくのだが

2022年・第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。


感想

パク・チャヌク監督、6年ぶりの新作。楽しみにしていました。
とっても後を引きずる映画で、面白かったですね~~。賛否両論で
、嵌る人には嵌るけど、そうでない人には、なんだ~~~って感じの映画なのかなって気がしました。

私は、嵌ったな~~(笑)、もう一度観たいっていう気持ちになった映画だったし(拾いきれない要素多数あり)、観る人によって
いろんな解釈ができる部分もあるので、映画ならではの楽しみを感じるような作品でした。
まあ、人によっては、モヤ感ありの苛立ちも覚えるかもですが・・。

監督作はわりと見ている方なんですけど、今までに比べて、暴力&裸のエロ・・が少なかったも、好印象。
目を覆うようなシーンはほぼないので(死体ぐらいかな)見やすいです。そして特有の、ブラックユーモアー?、も、
ところどころ散りばめていて、そこは今まで同様の、変わりなしでしたね。

以下ネタバレもあり(未見の人はスルーで)

あらすじを聞いたとき、容疑者と刑事の恋愛?それって、「氷の微笑」みたいじゃん(⇒そういえば、同じ時期2月17日、
ポール・ヴァーホーヴェンの新作も公開だったな~~、)と、よくある題材なのになあ・・・って思ってた部分はあったのですが、
やっぱり、この監督ならではの特徴があり
こういう風に見せてくるのねってことで、惹きつけられました。カメラワークも(専門的な用語はわからないけど)独特で、厭きることなく
物語の行く末を見守ることができました。
ミステリー要素もありますが、それはほぼ背景として。やはり恋愛映画だと思います。
あと裸のエロは少ないという部分、主人公と妻のエッチシーンはあるものの、メイン2人、刑事と容疑者の、身体接触はキスのみで
ほぼなし。それなのに、漂う雰囲気が、とっても艶めかしいです。
この漂う雰囲気が、何とも言葉では表現しにくいんですよね。だからみて、そこは各自が感じ取るような映画なわけで。

容疑者ソレは中国人で母国語が中国語、そして刑事は韓国人。当然、言葉の解釈の違いもあったりします。

愛しているとか、好きって言葉がなくても、惹かれ合う、通じ合うことの不思議さ、相性とかね、そういう男と女の不思議さを
しみじみと感じ取ることができるんですよね
すれ違う気持ちの変化も
興味深かったです。思いがすれ違うゆえに、二人の決心のタイミングも違っていたのかなって思ったりもします。
ただ、翻訳ソフトを使ってソレが中国語を韓国語に訳する、それを日本語に訳した字幕で
私たちが観るという部分もあったので、多少、戸惑うところもありました。私の理解が鈍いというか。
言語って翻訳ソフトをつかったからといって、すべてが正しく伝わらないんですよねえ。
微妙なニュアンスの違いっていうのはあるだろうしね・・・。



自分のためにも内容整理
物語上で事件は、2つ。ただし、映画の中では、刑事ヘジュンが追い続けている事件も描かれています(ややこしい、ね)
容疑者は追い詰められて自殺してしまうという末路です。これに関しては、メインの物語には特に関係なし。
さらに、後半、スッポンを盗む事件(違ったかな?)なんかもあったかな、これもメインの物語には特に関係なし(ややこしい・・・)
で、ソレにまつわる2つの事件を整理。

①前半、山からの転落事件、ソレの夫が亡くなる
②後半、山の事件が片付いてからの数か月後の事件。ソレの次の夫の殺人事件。プールで座った状態で発見。

この①と②で、二人の気持ちの変化もあり。
①の事件でヘジュンは気持ちの整理をして、別れの決心つけた?だからこそ、妻の住んでいる街に引っ越し心機一転
(妻とは、週末婚みたいだったもんね)なのかな…って感じました。物理的に距離。
②の事件は、ソレがヘジュンを思い焦がれての事件。つまりソレは思いが高まっていた、忘れ難かったのかな・・・と推測。
録音テープ何度も聞いていたしね。ソレの別れの決心は、ラストの行為につながるのかな。。


とまあ、一回見ただけではやはり、拾いきれなかったし、解釈も違っていたかもって思ったり、
わけわからないけど(笑)、とにかく、最後までも、見届けることが出来て良かったです

①の山の事件で、出てくる、認知症?っぽい、おばあさんが聴いていた、チョン・フニっていう人の歌謡曲。霧っていうのかな
これ、韓国でヒットした曲なんですね。ラストではデュエットの形で流れてきましたけど、
これについても、韓国の方は知っているんだろうけど、私全然知らなくって、そこでの反応は鈍かったです(笑)
でも、霧っていう歌の歌詞は映画自体のイメージとあっていて、非常に魅力的でもありました
クラシカルでしたね・・・日本でいう昭和歌謡。
そして、また、
①山のシーン、アリバイを崩すシーンでの曲。
マーラー 交響曲 第5番使われていました
オールドボーイでは、ヴィヴァルディ「四季」、「冬」でしたものね。良いですね・・格調高くて。
曲の選曲も
監督ならではで、素敵でした


しかし、こだわりの小道具が多かったですね

しま寿司、ザクロ、スッポン、青や緑にも見える服
アメリカンドッグ、目薬、沢山のポケット、くらげ、不眠症、
走馬灯のように浮かんできていますわ==(笑)

主人公は「殺人の追憶」のパク・ヘイルさん
あ~~あの映画のラストの出てきた青年かあ。その他の作品をみていないので殺人~~の
印象しかないけど。私的には、谷原章介さんのような印象⇒あくまでの雰囲気(笑)
ソレは、「ラスト、コーション」のタン・ウェイさん。ラスト・コーションは見てないので残念ですが、とてもお綺麗な方でしたね。


「あたたの未解決事件になりたい」っていうのも、変化球的な愛しているなのかな~~

wajarerukesshinn gazou


映画comから画像引用

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