フェイブルマンズ
フェイブルマンズ (2022年/151分/アメリカ)
2022年製作/151分/PG12/アメリカ
原題:The Fabelmans
スタッフ・キャスト
監督
スティーブン・スピルバーグ
製作
クリスティ・マコスコ・クリーガー スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
製作総指揮
カーラ・ライジ ジョシュ・マクラグレン
脚本
スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
撮影
ヤヌス・カミンスキー
美術
リック・カーター
衣装
マーク・ブリッジス
編集
マイケル・カーン サラ・ブロシャー
音楽
ジョン・ウィリアムズ
出演者
ミシェル・ウィリアムズ (ミッツィ・フェイブルマン)
ポール・ダノ (バート・フェイブルマン)
セス・ローゲン (ペニー・ローウィ)
ガブリエル・ラベル (サミー・フェイブルマン)
ジャド・ハーシュ (ボリス伯父さん)
ジュリア・バターズ (レジー・フェイブルマン)
キーリー・カルステン (ナタリー・フェイブルマン)
ジーニー・バーリン (ハダサー・フェイブルマン)
ロビン・バートレット (ティナ・シルドラウト)
クロエ・イースト (モニカ)
サム・レヒナー (ローガン)
オークス・フェグリー (チャド)
第95回 アカデミー賞(2023年)
ノミネート
作品賞
監督賞 スティーブン・スピルバーグ
主演女優賞 ミシェル・ウィリアムズ
助演男優賞 ジャド・ハーシュ
脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
美術賞
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
受賞
最優秀作品賞(ドラマ)
最優秀監督賞 スティーブン・スピルバーグ
ノミネート
最優秀主演女優賞(ドラマ) ミシェル・ウィリアムズ
最優秀脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
(映画comより引用)
初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。
サミーは、夢を求めながら、様々な人との出会いの中で、成長していくのだが
感想
スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画。予備知識なかったので
フェイブルマンズ・・・って、なんのことだろうって、観る前から思っていたんですけれど
主人公が、サミー・フェイブルマンということで、なるほど・・・そういうことかって、途中から納得しました。
幼少期から映画の仕事を得るまでの、数十年間を様々なエピソードをもって語っていくヒューマンドラマでした。
スピルバーク監督のことなんだ・・・っていうのは、常に頭から離れないでいたので
こういう幼少期を送って、この家族だからこそ、今の監督の姿があるのね・・っていうのを、映画全体から
感じ取ることが出来ました。また、この体験があの映画にも反映している?そういえば、こんな題材の映画も作っていたよね
と、そんなに多く作品をみているわけではない自分だけれど、ついつい自分の映画歴史も振り返ってしまうような
感覚もときどき、ありました。
私も幼少期に映画を初めて見た時、それはそれでいろんな思いを感じたことはあったけれど、
俳優になりたいとか、作り手になりたいといか、そう言う発想はなかったのよね。
でも、将来監督になるっていう人は、幼少期から、もう発想が違うというか、感性がやっぱり違うんだなって
思いました。
冒頭の幼児期の、きらきらしたお目目が可愛かったです。
あんなにビビっていた感じだったのに(怖がりみたい・・(笑))
映画始まったら、もう好き好き光線でていて、帰り際、言葉も出なくなって、とっても、可愛いかったです。
観た映画の中の列車衝突場面が目に焼き付いてしまって(地上最大のショウ・・っていう映画でしたね、未見ですが)、それをどうにかして再現したい、フイルムに残したいというサミー少年。その夢を、早速、お母さんのミッツィは叶えてあげるんですよね。
サミー少年のお母さんとお父さん。
ミッツィ・フェイブルマン、バート・フェイブルマン。まあ、仲良しな夫婦(と、前半は思っていました)
ミッツィは、ピアニストの才能があったけれど、どうも結婚と同時にあきらめた模様。子育て中心で、家族に愛を注いでいるって
いう雰囲気でしたが、芸術家ゆえ、感性も豊かであるけれど、精神的にもダメージ受けやすいタイプ。自分の感情にも正直なんだろうねえ。
対して、バートは、技術者畑の人であって、現実的で、優しくて、包容力あり・・・って感じかな。
まあ、正反対なタイプだったけれど、そういう夫婦は沢山いるものね。そして二人とも子供を愛している・・・
当然、映画的な脚色もあるので、エピソードの大筋は記憶の一部ではあるけれど
やっぱり、映画的な見せ所という風な演出はあるんでしょうね
母親の気持ちが他にいっているっていうのをサミーがはっきり認識した場面はとても映画的だったなあ~~
フィルム編集で気付くって、映画に携わるものならではだけれど、それって、すごっく残酷で衝撃的な形でもあるわけで。
自分の好きなものが、知ってはいけない、どす黒いものを暴き出したんだもんね。
もうサミーの心境考えたら、心が痛くて仕方なかったです。
また、ミッツィがね、憎めないというか、そもそも夫を、家族を裏切っているわけだから、ひどい親ってことではあるんだけれど
そう感じさせないキャラ設定になっていて(でも、家族は愛しているのよね~~)、あまり責め立てたくならない感じなんですよ。
夫も大切だけど、彼、ペニー(夫の友達でもあるね)とも、離れたくない。ペニーも愛しているってことかねえ~~
夫バートは、私の話を黙って聞いてくれる、彼、ペニーは、私を笑わせてくれるって・・・二人の男性に大事にされて
ホント、贅沢なお母様よ・・・。
けっして、ドロドロの愛憎劇になっていなくて、結果として家庭崩壊はしてしまうんだけれど、ある意味、奇麗なお別れとして
描かれていました。まあ、映画ですので、実際はもっと違う状態だとは思いますけど。
ベニーおじさんも、サミーに優しいのも、これもねえ~~~不倫相手なのにどうよって感じでもあります(笑)
とまあ、そんな家庭環境であったものの、
サミーの映画作りへの思いは常に変わらず、転勤した場所場所で(父親の仕事上)
いろんなジャンルのものに挑戦し、新しいアイディアも取り入れて、自主映画を撮り続けていきます。
それゆえ、作品の中では、自分が撮った映画を、皆に上映するっていう場面が、何回も出てくるわけです。
それは、内輪の人たちだけの上映だけれど、おお~~~と皆に言わせるものを作り上げているわけですから、
やっぱり、才能が見え隠れしているってことですよね。
でもよく考えれば、趣味としての映画を作ることができたわけですし、そのために、人を集めたりすることも
できていたわけですから、生活としては、裕福で、周りに支えられていた恵まれた環境であったとも
いえるのかなって思います。
サミーの高校時代。
ユダヤ人ということでいじめも経験するのですが、同時に初めての恋人もできたりして(モニカっていう、キリスト教を崇拝している子なんだけれど、可愛らしかったよ)苦もあったけど楽もあり・・の、青春時代を経験します。
アメリカ学園ものによくある、プロムのダンスパーティーも出てきたりして、なんだか、懐かしいシーンでも
ありました、アメリカ青春映画にはかかせない、パーティーですもの。
そして、学園のモテ男で、でもいじめっ子のいや~~な奴、ローガンも、私が観たこの時代を描いた青春映画によく出てくるような
アメリカンボーイでそこも、笑えてきます。
その学園生活の最後でも、サミーは、卒業記念のビデオを撮って上映するっていう大役を任されるわけですが
それも、観客が観たいものを見せる、彼独自の手腕が光っていました。
たぶん、普通人がホームビデオとったらこんなに感動するようなつくりになっていなかったでしょう。
そのあとの、ローガンとの会話も印象的です。まさに、実像を超えた部分の演出力。
ローガンの怒りも分かるような気もします。レッテル貼られるのも苦しいものね~~
でも映画ってそういうことも、出来ちゃうってことですよね
前半で
疎遠になっていた、サミーのおじさんが⇒(このおじさんは、芸術畑の人みたいね)
「芸術はお前の心を傷つけ、孤独にし、・・・云々~~」と予言じみたことを言っていたけど
まさに、映画を撮ることで、孤独な思いも感じてきたことでしょう
ラストで有名なジョン・フォード監督との対面(演じているのは、リンチ監督・・・すご~~)
そして哲学的なセリフ
水平線の上、下の話でした。
粋な会話でもありました。これからサミーの映画人生が豊かになっていくような、印象的なシーンで
締められていました。
リアと
アーノルドに捧げる
これは、スティーブン・スピルバーグ監督の親への感謝の言葉でもあったと思うし
それゆえ、映画自体も、個人的な思いが強い作品でもありましたけれど、
でもそれを受けて、私も、自分自身を見つめなおしてみたくなりました。
まだ人生振り返るには早い年代だとは思いますど(笑)
もちろん、私は監督でも、有名人でなく、ものすごく成功したとかそういう人ではないけれど
やっぱり親の影響で今の自分があるわけですから。観た人すべても、そう・・・。
皆、同じく、親には感謝にほかならないっな~~って、映画本筋とは違った部分でそんな気持ちも沸いてきたりしました。
ところで、
ミシェル・ウィリアムズもとっても良かったのですが私は
ポール・ダノも、素敵だって思いました。
もう、立派に父親になっていて・・・ねえ。
私の中ではいつも、危険人物にしか思えなかったのに(笑)
とっても心優しい男を演じていて、それだけでも
ダノ、あなたも、つらかったね…って叫びそうになってしまいました
絶体、奥さんの心変わり気付いていたよね?

(映画comより画像引用)
2022年製作/151分/PG12/アメリカ
原題:The Fabelmans
スタッフ・キャスト
監督
スティーブン・スピルバーグ
製作
クリスティ・マコスコ・クリーガー スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
製作総指揮
カーラ・ライジ ジョシュ・マクラグレン
脚本
スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
撮影
ヤヌス・カミンスキー
美術
リック・カーター
衣装
マーク・ブリッジス
編集
マイケル・カーン サラ・ブロシャー
音楽
ジョン・ウィリアムズ
出演者
ミシェル・ウィリアムズ (ミッツィ・フェイブルマン)
ポール・ダノ (バート・フェイブルマン)
セス・ローゲン (ペニー・ローウィ)
ガブリエル・ラベル (サミー・フェイブルマン)
ジャド・ハーシュ (ボリス伯父さん)
ジュリア・バターズ (レジー・フェイブルマン)
キーリー・カルステン (ナタリー・フェイブルマン)
ジーニー・バーリン (ハダサー・フェイブルマン)
ロビン・バートレット (ティナ・シルドラウト)
クロエ・イースト (モニカ)
サム・レヒナー (ローガン)
オークス・フェグリー (チャド)
第95回 アカデミー賞(2023年)
ノミネート
作品賞
監督賞 スティーブン・スピルバーグ
主演女優賞 ミシェル・ウィリアムズ
助演男優賞 ジャド・ハーシュ
脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
美術賞
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
受賞
最優秀作品賞(ドラマ)
最優秀監督賞 スティーブン・スピルバーグ
ノミネート
最優秀主演女優賞(ドラマ) ミシェル・ウィリアムズ
最優秀脚本賞 スティーブン・スピルバーグ トニー・クシュナー
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
(映画comより引用)
初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。
サミーは、夢を求めながら、様々な人との出会いの中で、成長していくのだが
感想
スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画。予備知識なかったので
フェイブルマンズ・・・って、なんのことだろうって、観る前から思っていたんですけれど
主人公が、サミー・フェイブルマンということで、なるほど・・・そういうことかって、途中から納得しました。
幼少期から映画の仕事を得るまでの、数十年間を様々なエピソードをもって語っていくヒューマンドラマでした。
スピルバーク監督のことなんだ・・・っていうのは、常に頭から離れないでいたので
こういう幼少期を送って、この家族だからこそ、今の監督の姿があるのね・・っていうのを、映画全体から
感じ取ることが出来ました。また、この体験があの映画にも反映している?そういえば、こんな題材の映画も作っていたよね
と、そんなに多く作品をみているわけではない自分だけれど、ついつい自分の映画歴史も振り返ってしまうような
感覚もときどき、ありました。
私も幼少期に映画を初めて見た時、それはそれでいろんな思いを感じたことはあったけれど、
俳優になりたいとか、作り手になりたいといか、そう言う発想はなかったのよね。
でも、将来監督になるっていう人は、幼少期から、もう発想が違うというか、感性がやっぱり違うんだなって
思いました。
冒頭の幼児期の、きらきらしたお目目が可愛かったです。
あんなにビビっていた感じだったのに(怖がりみたい・・(笑))
映画始まったら、もう好き好き光線でていて、帰り際、言葉も出なくなって、とっても、可愛いかったです。
観た映画の中の列車衝突場面が目に焼き付いてしまって(地上最大のショウ・・っていう映画でしたね、未見ですが)、それをどうにかして再現したい、フイルムに残したいというサミー少年。その夢を、早速、お母さんのミッツィは叶えてあげるんですよね。
サミー少年のお母さんとお父さん。
ミッツィ・フェイブルマン、バート・フェイブルマン。まあ、仲良しな夫婦(と、前半は思っていました)
ミッツィは、ピアニストの才能があったけれど、どうも結婚と同時にあきらめた模様。子育て中心で、家族に愛を注いでいるって
いう雰囲気でしたが、芸術家ゆえ、感性も豊かであるけれど、精神的にもダメージ受けやすいタイプ。自分の感情にも正直なんだろうねえ。
対して、バートは、技術者畑の人であって、現実的で、優しくて、包容力あり・・・って感じかな。
まあ、正反対なタイプだったけれど、そういう夫婦は沢山いるものね。そして二人とも子供を愛している・・・
当然、映画的な脚色もあるので、エピソードの大筋は記憶の一部ではあるけれど
やっぱり、映画的な見せ所という風な演出はあるんでしょうね
母親の気持ちが他にいっているっていうのをサミーがはっきり認識した場面はとても映画的だったなあ~~
フィルム編集で気付くって、映画に携わるものならではだけれど、それって、すごっく残酷で衝撃的な形でもあるわけで。
自分の好きなものが、知ってはいけない、どす黒いものを暴き出したんだもんね。
もうサミーの心境考えたら、心が痛くて仕方なかったです。
また、ミッツィがね、憎めないというか、そもそも夫を、家族を裏切っているわけだから、ひどい親ってことではあるんだけれど
そう感じさせないキャラ設定になっていて(でも、家族は愛しているのよね~~)、あまり責め立てたくならない感じなんですよ。
夫も大切だけど、彼、ペニー(夫の友達でもあるね)とも、離れたくない。ペニーも愛しているってことかねえ~~
夫バートは、私の話を黙って聞いてくれる、彼、ペニーは、私を笑わせてくれるって・・・二人の男性に大事にされて
ホント、贅沢なお母様よ・・・。
けっして、ドロドロの愛憎劇になっていなくて、結果として家庭崩壊はしてしまうんだけれど、ある意味、奇麗なお別れとして
描かれていました。まあ、映画ですので、実際はもっと違う状態だとは思いますけど。
ベニーおじさんも、サミーに優しいのも、これもねえ~~~不倫相手なのにどうよって感じでもあります(笑)
とまあ、そんな家庭環境であったものの、
サミーの映画作りへの思いは常に変わらず、転勤した場所場所で(父親の仕事上)
いろんなジャンルのものに挑戦し、新しいアイディアも取り入れて、自主映画を撮り続けていきます。
それゆえ、作品の中では、自分が撮った映画を、皆に上映するっていう場面が、何回も出てくるわけです。
それは、内輪の人たちだけの上映だけれど、おお~~~と皆に言わせるものを作り上げているわけですから、
やっぱり、才能が見え隠れしているってことですよね。
でもよく考えれば、趣味としての映画を作ることができたわけですし、そのために、人を集めたりすることも
できていたわけですから、生活としては、裕福で、周りに支えられていた恵まれた環境であったとも
いえるのかなって思います。
サミーの高校時代。
ユダヤ人ということでいじめも経験するのですが、同時に初めての恋人もできたりして(モニカっていう、キリスト教を崇拝している子なんだけれど、可愛らしかったよ)苦もあったけど楽もあり・・の、青春時代を経験します。
アメリカ学園ものによくある、プロムのダンスパーティーも出てきたりして、なんだか、懐かしいシーンでも
ありました、アメリカ青春映画にはかかせない、パーティーですもの。
そして、学園のモテ男で、でもいじめっ子のいや~~な奴、ローガンも、私が観たこの時代を描いた青春映画によく出てくるような
アメリカンボーイでそこも、笑えてきます。
その学園生活の最後でも、サミーは、卒業記念のビデオを撮って上映するっていう大役を任されるわけですが
それも、観客が観たいものを見せる、彼独自の手腕が光っていました。
たぶん、普通人がホームビデオとったらこんなに感動するようなつくりになっていなかったでしょう。
そのあとの、ローガンとの会話も印象的です。まさに、実像を超えた部分の演出力。
ローガンの怒りも分かるような気もします。レッテル貼られるのも苦しいものね~~
でも映画ってそういうことも、出来ちゃうってことですよね
前半で
疎遠になっていた、サミーのおじさんが⇒(このおじさんは、芸術畑の人みたいね)
「芸術はお前の心を傷つけ、孤独にし、・・・云々~~」と予言じみたことを言っていたけど
まさに、映画を撮ることで、孤独な思いも感じてきたことでしょう
ラストで有名なジョン・フォード監督との対面(演じているのは、リンチ監督・・・すご~~)
そして哲学的なセリフ
水平線の上、下の話でした。
粋な会話でもありました。これからサミーの映画人生が豊かになっていくような、印象的なシーンで
締められていました。
リアと
アーノルドに捧げる
これは、スティーブン・スピルバーグ監督の親への感謝の言葉でもあったと思うし
それゆえ、映画自体も、個人的な思いが強い作品でもありましたけれど、
でもそれを受けて、私も、自分自身を見つめなおしてみたくなりました。
まだ人生振り返るには早い年代だとは思いますど(笑)
もちろん、私は監督でも、有名人でなく、ものすごく成功したとかそういう人ではないけれど
やっぱり親の影響で今の自分があるわけですから。観た人すべても、そう・・・。
皆、同じく、親には感謝にほかならないっな~~って、映画本筋とは違った部分でそんな気持ちも沸いてきたりしました。
ところで、
ミシェル・ウィリアムズもとっても良かったのですが私は
ポール・ダノも、素敵だって思いました。
もう、立派に父親になっていて・・・ねえ。
私の中ではいつも、危険人物にしか思えなかったのに(笑)
とっても心優しい男を演じていて、それだけでも
ダノ、あなたも、つらかったね…って叫びそうになってしまいました
絶体、奥さんの心変わり気付いていたよね?

(映画comより画像引用)
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