手紙は憶えている

手紙は憶えている(2015)
REMEMBER
製作国 カナダ/ドイツ

監督: アトム・エゴヤン
製作: ロバート・ラントス
アリ・ラントス
製作総指揮: マーク・マセルマン
アナント・シン
モイセス・コジオ
マイケル・ポーター
ジェフ・サガンスキー
D・マット・ゲラー
ローレンス・ガターマン
脚本: ベンジャミン・オーガスト
撮影: ポール・サロッシー
プロダクションデ
ザイン: マシュー・デイヴィス
衣装デザイン: デブラ・ハンソン
編集: クリストファー・ドナルドソン
音楽: マイケル・ダナ

出演: クリストファー・プラマー ゼヴ・グットマン
ブルーノ・ガンツ ルディ・コランダー
ユルゲン・プロフノウ ルディ・コランダー
ハインツ・リーフェン ルディ・コランダー
ヘンリー・ツェーニー チャールズ・グットマン
ディーン・ノリス ジョン・コランダー
マーティン・ランドー マックス・ザッカー
ピーター・ダクーニャ
ジェームズ・ケイド
ソフィア・ウェルズ
キム・ロバーツ
アマンダ・スミス
ショーン・フランシス
ハワード・ジェローム
ダニエル・カッシュ
デュアン・マレー

 最愛の妻に先立たれ、認知症も日々悪化していく90歳の老人ゼヴ。ある日、友人のマックスから1通の手紙を託される。そこには、目覚めるたびに記憶を失ってしまうゼヴのために、彼が果たそうとしていたある使命が詳細に綴られていた。2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、ともに家族を収容所の看守に殺されていた。しかも、その犯人は身分を偽り、今ものうのうと生き延びていたのだ。手がかりは“ルディ・コランダー”という名前で、容疑者は4人にまで絞り込まれている。そこで車椅子で体の自由が利かないマックスに代わり、手紙とかすかな記憶を頼りに、たった1人で復讐へと旅立つゼヴだったが…。

感想

エゴヤン久しぶりです。
ご無沙汰していて
最近の作品すでに2作ぐらい見ていないのよね。でも今回は惹かれるものあっての鑑賞

新聞批評で衝撃結末の文字をみてしまったから(笑)→こういう紹介文は良くないと思っているけどね。

で・・・物語のあらすじを知って、あ~~~って思うことありました。
人探し・・認知症・・
全然ジャンル違いますが似たような作品を思い出してしまったもので。

だから、最終的にたどり着く結末に
衝撃的ならばこれだろうという…予測がたてられてしまったわけですが(最終的に当たり)
それでも、この映画はひきつけるものが沢山あって
さすがの作品だな・・と感じました。

面白いと言ったら語弊がありますけれど
よくできているな・・・と感じているので、映画しては良かったです。
単なるオチありきの作品ではなくメッセージ性が重く、観終わった後の余韻が強烈でした。
けして長くない上映時間でしたけれど
最初から終わりまで終始ハラハラ。
それは
主人公が90歳の老人ということもあるのだろうと思います。
もう心配で心配で。
サスペンスの行方が気になるのは当然ですが、
ちゃんとたどり着けるのかな
体は大丈夫なのかな
助けてくれる人はいるのかな
病気なのに・・・と

主人公の行動すべてが気になってしまいました。


せつなくて
つらいストーリーです。
いろんな人の気持ちがよくわかります。
立場立場で
いろいろ苦しんできたのだろうな・・・・と思うと、いたたまれなくなります。

戦争が残した傷跡は
年月がたっても
そうそう簡単に消えることはないということを思い知らされます。

忘れたくても忘れられない事実。

復讐を果たせて
あとに何らかのもやもやが残らないのだろうか。
むなしさが襲ってこないのだろうか。
たとえ
本人がそれを望んでいたとしても。
いや、それほどまでに、深い悲しみ、憎しみだったに違いない。
そこまでの気持ちにさせる戦争って・・・。

とまあ、
悶々と自分も考えてしまいました。

クリストファー・プラマー が素晴らしい。
ブルーノ・ガンツも出演。
流石の存在感。

全体的に年配の出演者でかためているので
それだけでも重々しい雰囲気が漂います。


結末わかっていても
知ったうえでも観る価値ある作品だと思うし
それほど、凄い作品だったと思います。
ただ再見はつらいところもあるかな。

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ディーパンの闘い

ディーパンの闘い(2015)
DHEEPAN

上映時間 115分
製作国 フランス
監督: ジャック・オーディアール
製作: パスカル・コシュトゥー
脚本: ジャック・オーディアール
ノエ・ドゥブレ
トマ・ビデガン
撮影: エポニーヌ・モマンソー
美術: ミシェル・バルテレミ
衣装: シャトゥーヌ
編集: ジュリエット・ウェルフラン
音楽: ニコラス・ジャー

出演: アントニーターサン・ジェスターサン ティーハン
カレアスワリ・スリニバサン ヤリニ
カラウタヤニ・ヴィナシタンビ イラヤル
ヴァンサン・ロティエ フラヒム


ジャック・オーディアール監督による2015年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の社会派サスペンス・ドラマ。内戦下のスリランカを逃れ、フランスに入国するため赤の他人と家族を装うことになった元兵士の過酷な運命をスリリングに描き出す。主演は本人も実際に少年兵として内戦で戦った経験を持つアントニーターサン・ジェスターサン。
 内戦が続くスリランカ。妻と娘を殺され、戦う意味も失った元兵士のディーパン。難民キャンプで一人の女ヤリニと出会う。単身よりも家族のほうが難民として受け入れられやすいということで、2人は母を亡くした少女イラヤルも加え、家族としてフランスへ向かう。やがて、どうにか難民審査をパスした3人は、パリ郊外の集合団地に移り住む。そこで、団地の管理人の職を得たディーパンは、秘密を共有するヤリニ、イラヤルとともに、嘘がバレないよう、慎重に家族のフリをし続ける。それもこれも、ただ平穏な暮らしを願ってのことだったのだが…。

(allcinemaより引用)


感想

受験期間中
時間つぶしで映画鑑賞。久々の日比谷☆
ずっしり重かったらどうしようという不安はありましたが
希望のあるラストでしたので、精神状態もよかったです(笑)

2015年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。

難民、移民、暴力・・・
リアルな社会状況で
考えさせられる部分がたくさんありました。
日本が平和であることをつくづく有り難く感じます。

争いから逃げてきたのに
たどり着いた地、フランスでも暴力がはびこっていたという悲しい状況。
フランスでもあんなふうに無法地帯な住居ってあるんですね
管理人という仕事を与えられても
怖そうな人物たち相手ではお気の毒に・・・と思っちゃう。
しかし、主人公はもっと過酷な場所にいたのだから
新しい土地の荒くれどもなんて、なんとも思ってはいないんだろうね。

ディーパンの家族は偽物。
奥さんも娘も・・・。

娘をもったことのない奥さんにしてみれば
なんで、子育てなんて・・・と思うのも、わかります。
娘にしてみても
知らない人を親として見なければいけないし
甘えたいと思ってもそうできないのは、辛いの一言です。
だから娘が学校を嫌がったりするのも、十分わかります。

娘が奥さんに
家族がいる?って尋ねて
弟が一人…と答えたとき
私も弟のように優しくして~~と訴えたシーンには涙。
子どもは可哀想だな・・やっぱり。

ディーパンは元戦士ということで
寡黙なんですよね。
冗談も言わない代わりと、与えられた状況で、真面目にコツコツと我慢強く働く
健さんみたい・・
偽りの奥さんのこともちょっと気にはなるけど、好き?みたいな感情もあるのかもしれないけど
なかなか上手い表現はできないみたい・・・。
そして奥さん。
慣れない土地で働くのは苦手で・・
なにせ、この家族、子供以外はフランス語があまりよくわからない・・
でも奥さんも働かなくちゃあ・・ならなくなって。
年寄りのいる家庭に家政婦として派遣され、そこでお仕事。
家事は得意みたいです。
だけどそこの家庭は怪しい・・・
おいっこは薬の密売人で
常にその部屋では争いの声が起こっていて、奥さんも落ち着かなかったりします
その密売人の男ですが、なかなかイケメン、
意外に奥さんには優しい・・・
てっきり、その人とできちゃうのかな・・・
もしくは、襲われちゃうのか・・・と
下世話なことを考えたりもしましたが
紳士的で一安心。

とにかく
本国を出てからも
なかなか生活が安定しなくて
何かが起こりそうな雰囲気がプンプン。
なんだかわからない不安が
ず~~と映画の中に漂っているので
みていて、終始緊張感あります。
また登場人物たちも
何か起こすような微妙な動き、行動するしね・・・・心配。

ハラハラドキドキ

そして最後・・・起こってしまいました、大きな出来事。

メリハリのあるつくりで
最後まであきずに見ることができました。
ラストは素敵です。
ホッとできます。

今、同じような状況下が
どこかで繰り広げられているのかな…と思うと
映画の中だけでも
安心できる結末を観ることができて良かったです。

主人公のディーパンや娘役の子は
演技もしたことがないって。
え~~~って感じでしたが
逆によりリアルでした。

ジャック・オーディアール監督の
他の作品
「預言者」「君と歩く世界」もみてみたいな

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トム・アット・ザ・ファーム

トム・アット・ザ・ファーム(2013)

TOM A LA FERME
TOM AT THE FARM
(カナダ/フランス)

監督:グザヴィエ・ドラン
製作:ナタナエル・カルミッツ
シャルル・ジリベール
グザヴィエ・ドラン
製作総指揮:
ナンシー・グラン
原作戯曲:
ミシェル・マルク・ブシャール
脚本:
グザヴィエ・ドラン
ミシェル・マルク・ブシャール
撮影:
アンドレ・トュルパン
美術:
コロンブ・ラビ
編集:
グザヴィエ・ドラン
音楽:
ガブリエル・ヤレド
出演:
グザヴィエ・ドラン(トム)
ピエール=イヴ・カルディナル(フランシス)
エヴリーヌ・ブロシュ(サラ)
リズ・ロワ(アガット)
エマニュエル・タドロス(バーテンダー)
ジャック・ラヴァレ
アンヌ・カロン


劇作家ミシェル・マルク・ブシャールの戯曲を監督・主演で映画化したサスペンス・ドラマ。
モントリオールの広告代理店で働くトム。
交通事故で亡くなった恋人のギョームの葬儀に参列するため、田舎にある彼の実家の農場を訪れる。
ギョームの家族は、母アガットと兄のフランシス。
母親は息子、ギョームがゲイであることを知らない。
恋人はサラいう女性だと思っている。
兄のフランシスは、真実を知っていた。そのため、トムに、恋人ではなく単なる友人として振る舞うよう嘘を強要する・・


感想


劇場での、グザヴィエ・ドラン監督作品。
大画面で観るのを楽しみにしていました♪

今回は、今までの作品とは一風変わったテイストかな。
初監督作品から前作までは、賑やかな音楽、心情がポップな映像表現されていたり
スローモーション、バックからのショットなどがところどころに入り込んでいて
それが監督の特徴と思っていたけど
今回は意外や、色遣いは控えめ。サスペンスだから当たり前かな。
過度な映像はなかったけれど、追い詰められていく主人公の心理状態や
舞台となる農場に漂う不穏な空気感が見事に表現されているのは
さすが・・・だと思いました。
絶対何か起こるって・・・最初から惹きつけられちゃったし・・・
間口が広い監督さんなんだな・・・ってあらためて認識。
それから、冒頭なんだけれど、
「華麗なる賭け」の主題歌で有名な 「風のささやき」が流れるのよね~~~。
この映画でこの場所で・・・この歌。
また主人公にマッチしているんだな、これが。
やっぱり、どこかしら、オシャレ~~というのが
監督らしさなのね。

今まではオリジナル作品だったけれど、今回は戯曲なんだよね。
ほとんど舞台は、農場のみ。

トムは恋人ギョームを失い失意の底。
同性愛なんだけれど、ギョームは、そのことを母親には伝えていない・⇒閉鎖的な農場なので
それは秘密にしておきたいんだろうね。しかし兄フランシスは知っている。
過去の騒動から、ギョームがそういう傾向があるのは
一部の人は知っていた感じだよね。
居づらくなったからか、自由を求めてからか、ギョームはこの土地を出たが
逆に、フランシスは、母親に縛られ、自分の暴力性を隠しながら、モンモンと過ごしていた感じ。
母は・・・・弟ギョームの方を特に溺愛していた感じよね。
まあ・・・次男でどっかいっちゃった男の子は愛情深くなるでしょう・・・

ギョームはほとんど姿、出てこないんだけれど、この3人の中には
存在としては大きく残っているんだよね。いろんな気持ちが彼のために起こっているの。

途中でサラという架空の恋人も農場に訪れて、
ギョームのまわりの人間関係が少しだけ明らかになる・・・。
このギョームは、トムが恋人だけど、どの程度思っていたのか。
トムがギョームを思っているほど、ギョームはトムを愛していたのかどうか・・・
このサラという女性とも寝ていたし・・・・。
わからんが・・

そんなこんなで、いろいろ想像力が働くようなストーリー。背景が見えにくいからね。
で・・・トムはこの農場で、フランシスに取り込まれていくというのが
メイン話。

え~~~大の大人だよ、嫌だったら出ていけばいいじゃんと
簡単にいかないのが、難しい所なんだろうね。
フランシスは肉体フェロモンだしながら
唐突に暴力振るって、線の細いトムをねじ伏せちゃうじゃない?
トムは、フランシスを通して、ギョームを重ねて見ていくようになっているし、
農場生活でギョームの面影を探しているのかもしれないし・・・・。
暴力をふるうフランシスだけど、牛の出産では優しい所みせてくれたり・・・。
ず~~~と相手と一緒にいるとなんとなく
俺はこのままでいるのが、当然じゃあないのかな・・・って思ってくるのかな。
孤独さも同時に働いているしね。


そこら辺は、経験ないのでわかりにくいけど
そういう心境におちいってしまうのも、閉ざされた空間ゆえだとも感じるわね。

それにしても
母親がフランシスを突然殴るシーンは
迫力あったね。トムが怪我したって言ったら
テーブルに座っていて、突然フランシスをビンタだよ。
暴力性って、あの母親にも怖い要素あるような気もするな~~
みな怖いわ。


ということで、只ならぬ空気感を満喫しました
ラストはああいう歌なんだね。
サスペンスだけじゃあ、ないものも、感じさせるけど。
あのあとのトムどうなるんだろう・・・
日常戻れるかな。
町が見えてきたときは
こっちもホッとした部分があったんだけれど
どこかにまだいそうな気がして(いないんだろけれど)
突然現れそうな気もしたり。
なかなか晴れ晴れとした気分にはなれなかったね。
精神的な恐怖ってなかなか消えないよね、トラウマになって。

余談・・・トウモロコシ畑って言えば、「フィールド・オブ・ドリームス」だったけれど、
これからは、この作品思いだしそうよね。収穫機が終わっ たトウモロコシ畑って
怖いんだね。気をつけよう~~~・・
さらに、主人公、グザヴィエ・ドランの金髪の髪の毛、トウモロコシ状態。
しかし、美形だね~~それだけでも大画面で見て良かったと思うよ。
歯を出してにこっと笑う姿も、いかれているな・・・と思うものの
ジ~~と見ちゃうよ。


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チェインド

チェインド(2012  カナダ)
CHAINED

監督:
ジェニファー・リンチ
製作:
デヴィッド・ビューロウ
ロンダ・ベイカー
リー・ネルソン
脚本:
ダミアン・オドネル
ジェニファー・リンチ
撮影:
シェーン・デイリー
音楽:
クライマックス・ゴールデン・ツインズ
出演:
ヴィンセント・ドノフリオ
エイモン・ファーレン
エヴァン・バード
ジーナ・フィリップス
ジェイク・ウェバー
ジュリア・オーモンド
コナー・レスリー


ジェニファー・リンチ監督作品。
9歳の少年ティムは、タクシー運転手のボブに母親を惨殺され、彼の自宅に監禁されてしまうのだが・・



感想


リンチ監督の娘、ジェニファー・リンチ作品、3作目。
「ボクシング・ヘレナ」「サベイランス」・・そして、これ。

皆、感じの悪い作品だけど・・・笑
あ・・ボクシング・・・は愛の物語か・・・笑

今回のチェインドも、いい気分にはならないね・・。
サスペンスで最後にあ・・というどんでん返しはあったけれど
設定が設定なので、観るものを選ぶ気がする・・
とくに、女性はダメでしょう。
でもこれが女性監督っていうのだから驚き。



ネタバレ。

通りすがりの
タクシー運転手に拉致されたのではなく
実は計画的。
この親子のおじ、つまり父親の兄が
タクシー運転手で、彼が監禁したの。
タクシー運転手は、この親子の旦那から、始末してくれって頼まれたわけよ。
動機が、邪魔だから。

ここが弱い感じがするけど。



ラスト
エンドロールが流れる中
音だけがリアルに聞こえるのが怖いね。
きっと、あの少年は
実の父親の行為を知ってショック。父親を殺してしまった故
居場所がなく元の監禁場所に戻ってくる
そしてどんな生活をするのか・・
あのタクシー運転士と同じ行為をするのか
わからないけれど
なんだか哀れだね。


ということで
前半は
淡々と監禁行為が描かれるので
気分は悪いし、監禁だけじゃなく、女性を襲ったりもするので
最悪な内容でした
観たけど・・・笑

チェインド  がぞう

トゥ・ザ・ワンダー

トゥ・ザ・ワンダー(2012  アメリカ)





TO THE WONDER



監督:
テレンス・マリック
製作:
サラ・グリーン
ニコラス・ゴンダ
製作総指揮:
グレン・バスナー
ジェイソン・クリグスフェルド
ジョセフ・クリグスフェルド
脚本:
テレンス・マリック
撮影:
エマニュエル・ルベツキ
プロダクションデ
ザイン:
ジャック・フィスク
衣装デザイン:
ジャクリーン・ウェスト
編集:
A・J・エドワーズ
キース・フラース
シェーン・ヘイゼン
クリストファー・ローダン
マーク・ヨシカワ
音楽:
ハナン・タウンゼント
出演:
ベン・アフレック
(ニール)
オルガ・キュリレンコ
(マリーナ)
レイチェル・マクアダムス
(ジェーン)
ハビエル・バルデム
(クインターナ牧師)
ロミーナ・モンデロ
チャールズ・ベイカー
マーシャル・ベル
タチアナ・シラン



フランスのモンサンミシェル。
アメリカ人のニールとフランス人のマリーナは恋に落ちる。
やがてマリーナの連れ子とともに
3人でアメリカ、オクラホマでの生活を始める。
しかし、少しずつすれ違いが生まれ・・・。
マリーナは神父のクインターナに悩みを打ち明けるのだが。


感想


「ツリー・オブ・ライフ」の巨匠テレンス・マリック作品・・ということで
ああ~~いつも通りの映像美♪・・笑

心地よいです。


面白い作品ってわけじゃあないけれど
なんとなく観てしまう・・そういう作品でした。
嫌いじゃないな~~~。


前回、「ツリー・オブ・ライフ」は劇場鑑賞で
今回も劇場行きたかったけど、
都合合わずDVD。
お家でゆっくり観るのも、なかなか良いですよ。
劇場よりもお家の方が眠くならないような気がします・・・。

正直、ツリー・オブ・ライフは、哲学的な部分も多くて、ちょっとついていけないところが
あったけど
今回の作品は意外と入りやすくて、観やすかったです。
といっても、
起伏のあるストーリーでもなく、セリフもほとんどないので
主人公に、感情移入できる作品ではないのですよね。

ただ、テーマは恋愛なので、とっつきやすかったし、
自分の経験というか、そういうものに
照らし合わせて
いろいろ考えたりもできたかな・・・って思います。


愛の移ろいは
他にもいろんな映画で観たけれど
テレンス・マリック
の映画だと
こんな感じになるのね~~


愛はなぜ人を苦しめるのか


神様・・
どうか私をお救いください
彼を深く愛している私
彼を憎む私

マリーナの感情の揺れ、
う~~ん、
女性ってそういう心境になるときって
あるよね。

美しい映像、美しい音楽に
自分の記憶もまたよみがえってきそう~~

あ・・・私も
そんな苦しい思いをしたかな・・・って・・・・笑

永遠はないし
やっぱり
熱い情熱は続くことはなく
なんだか
人間の宿命ゆえと考えるとせつないわ


家庭生活は
穏やかな生活になるし
そこにあるのは
男と女の愛とはまた違った
形の愛のような気がするしね。


寡黙な男ベン。
寡黙だけれど
幼馴染のジェーンの心を、しっかり・・・とらえているよ。

マリーナは浮気して
告白もしていたけれど
必ずしも
彼女だけが悪いんじゃあないと思うが。
浮気はいかんが。


信仰に迷う神父も登場。


神への問いかけ
神はどこにいるのか

愛はどこにあるのか


<愛は感情だけではない。愛は義務だ
私たちを包む愛ありがとう>


難しいわ。


この作品にも
レイチェル・マクアダムス
いろんな作品に出演しているのね。


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タンゴ・リブレ 君を想う

タンゴ・リブレ 君を想う(2012)

TANGO LIBRE
ベルギー/フランス/ルクセンブルク
監督:
フレデリック・フォンテーヌ
製作:
パトリック・キネ
クロード・ワリンゴ
脚本:
アンヌ・パウリスヴィック
フィリップ・ブラスバン
撮影:
ヴィルジニー・サン=マルタン
出演:
フランソワ・ダミアン
(JC/看守)
セルジ・ロペス
(フェルナン/アリスの夫)
ジャン・アムネッケル
(ドミニク/アリスの愛人)
アンヌ・パウリスヴィック
(アリス)
ザカリー・シャセリオ
(アントニオ/アリスの息子)
チチョ・フルンボリ
(刑務所でタンゴを教えるアルゼンチン人)
パブロ・テグリ
(刑務所でアルゼンチン人とタンゴを踊る相手役)


刑務所の看守、JC。
あるタンゴ教室で15歳の息子を持つ女性アリスと踊り、心惹かれる。
しかし
彼女の夫フェルナンは刑務所にいる男。刑務所内で再び、面会にきた彼女と出会ったのだが・・。


感想


甘い恋愛映画じゃあなかったけれど
一風変わった人間模様で
面白かったです。
この映画で描かれる三角関係?息子も母親を心配しているから
四角かな・・・
は、理解できない感じ・・・笑

ラストも
ええ~~~~って感じの驚きあり。
痛快でもあるけど。


舞台は刑務所。
主人公は独身中年男性。真面目。誰もいない道路でもきちんと停止線守って運転しちゃうような律義さ。
家では金魚を飼っているの。長生きでね~~この金魚。
そんな彼は
タンゴ教室に通っているんだけど
そこでお気に入りの女性に出会うの。

この女性、決して美人って感じには思えなかったんだけど
モテるから、魅力的なんだろうね~~~笑
そもそも主人公が務めている監獄の、囚人の妻。
しかし・・・
この女性、その監獄に夫である男のほかに
愛人もいて、
面会時には2人に同時に会いに行くという、大胆さ。
そもそも夫と愛人は友達同士みたいで
この女性がそれぞれの相手に面会していても、お互い容認済み。
な~んか変な関係なのだよ。


そんな奔放な女性を
この真面目な主人公は好きになるの。
男がすでに2人いても、近づこうとする。
って、
もう職場でこの女性を見る目が
はっきりいって、❤なので、誰が観てもわかるよね。

主人公は
その後、想像もしない人生を送ることになるけど
平凡な生活から脱した彼に
幸せがあるのかな
そう願いたいよね。
この女もいろんな男に思われて幸せ~~



刑務所の中で
男同士のタンゴシーンがあるんだけど
目が釘付け。
男でもいいよ~~笑

彼らプロのタンゴダンサーみたいで
この激しさは忘れられないよ。


タンゴ映画は好き
だからセレクトしたんだけど
意外とこの映画のタンゴシーンは少なめ。
でも少ない中でも一つ一つは強烈。


お話も直接タンゴが絡むことはないの。
主要な人物の趣味がタンゴでタンゴが出会いのきっかけになったという程度。
あとは人間模様がメイン。


でも
タンゴの力だよね
この主人公に、エネルギーを与えたのは・・
やっぱり情熱の踊りだわ
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父の秘密 

父の秘密   (2012  メキシコ)
DESPUES DE LUCIA
AFTER LUCIA


監督:
ミシェル・フランコ
製作:
ミシェル・フランコ
マルコ・ポロ・コンスタンドセ
エリアス・メナッセ
フェルナンド・ロフサール
アレクシス・フリドマン
脚本:
ミシェル・フランコ
撮影:
チューイ・チャベス
出演:
テッサ・イア
(アレハンドラ)
エルナン・メンドーサ
(ロベルト)


第65回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門グランプリ作品。

 愛する母ルシアを交通事故で失ったことで
娘のアレハンドラと父のロベルトは
新しい土地、メキシコ・シティに引っ越す。
心機一転だ。
しかし父、ロベルトは深い喪失感を抱えており、なかなか立ち直れない。
一方アレハンドラは新しい学校で
友達と良い関係を築いていたが、ひとつの事件をきっかけに激しいイジメの対象に・・・。

そんなある日、
修学旅行先で
アレハンドラは、行方不明になってしまう。



感想


パッケージと題名の「父の秘密」に惹かれてみました。

父の秘密というよりは、娘の秘密という感じで・・・・、
ちょっと邦題とは違ったイメージだったかな。

映画は、娘の隠された私生活・・・・がほとんどだから
邦題はミスリードになっちゃうかな・・・って思います。

ただ
観終わった後に考えてみると
ラストで父親が起こした行動は・・・秘密なわけですし、
そもそも
この家族の母親の事故死にも何が秘密が隠されている感じで(だれが運転していたのかとか
娘が関わっていたのかとは・・・ちょっと不明)
そういうものをひっくるめて、これらを、父親に秘密としているのかな・・・・と
考えましたが、実際どうなんでしょうね。

ちなみに
原題は「AFTER LUCIA」で、全然違います・・・・笑
「ルシア」⇒は、スペイン語で「光」であり
同時に、亡くなった妻の名前でもあります。
つまり
家族内の光的な存在でもあった母親を亡くした、父・娘のその後を描いた作品という
わけです。


とまあ・・・前置きはこのくらいで。

映画は
淡々として、重苦しい感じです。
新しい土地に引っ越してきた娘を待っていたのは
陰湿ないじめであり
その描写が延々と続くからです。
父親はそんな娘の状況を把握できません
自分の悲しみで、いっぱいだから。

この娘自体、
軽はずみな行動が多いんじゃあないのかな・・・とは思います。
(薬もやっちゃったし、クラスの彼氏と成りゆきとはいえ・・やっちゃったし・・)
そもそも、
こんなやつらとは友達にならなければいいのに・・・。
でも、一番いけないのは、いじめる側。
最初は同じノリで、仲良しに見えても
ちょっと、むかっときたり、いらっとすると
すぐに集団でいじめを開始する・・・
なんて、いやらしい人たち。
アレハンドラに対して、女性特有の、嫉妬もあったのだろうけれど
何でいままで仲良くしていたのに
ああも、手のひらかえすように
いじめ始めちゃうんだろう。
それが人間の恐ろしさなのかな。


集団で一人を標的にして
陰湿な行為をする彼ら・・・
いや~~、みていて不愉快で、気分悪くなります。
女性だから
いじめの仕方も
性的なものがあって⇒強姦・・・
目を覆いたくなりますよね(ただし、直接的な描写はなし。

そんな状態なのに父親は・・・・気づかない。
妻を亡くした悲しみでいっぱいだから・・・


みてあげなよ・・・お父さん・・・ってつぶやきたくなっちゃった。

そして
ある日、娘はいなくなってしまう・・・

映画は
後味も悪く、
もう一度観たいという気には絶対ならない・・・。


ラストは
あ…という間に
事が終ってしまって
ちょっとコメントに困る感じでもあります
しかし怖い・・・



波の音だけがリアルに聞こえるんですよね。



この映画を観て
前に観た
「プリズナーズ」を思い出しました。


誰が何と言っても
おさまらない
怒りがある場合、
人間は、感情優先で動いてしまう・・・


それもわからなくないかな・・・・。
落ち着いて
落ち着いて
冷静に考えてよ・・


なんて
悠長なこといっていられないのが、現状かもしれませんよね。


それが
人間なのかもしれないし・・・


は~~~~
思わず
ため息もらしたくなる作品でした


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ダーク・シャドウ

ダーク・シャドウ(2012)


DARK SHADOWS
監督:
ティム・バートン
製作:
リチャード・D・ザナック
グレアム・キング
ジョニー・デップ
クリスティ・デンブロウスキー
デヴィッド・ケネディ
製作総指揮:
クリス・レベンゾン
ティム・ヘディントン
ブルース・バーマン
原案:
ジョン・オーガスト
セス・グレアム=スミス
脚本:
セス・グレアム=スミス
オリジナル脚本:
ダン・カーティス
撮影:
ブリュノ・デルボネル
プロダクションデ
ザイン:
リック・ハインリクス
衣装デザイン:
コリーン・アトウッド
編集:
クリス・レベンゾン
音楽:
ダニー・エルフマン
出演:
ジョニー・デップ
(バーナバス・コリンズ)
ミシェル・ファイファー
(エリザベス・コリンズ・ストッダード)
ヘレナ・ボナム=カーター
(ジュリア・ホフマン博士)
エヴァ・グリーン
(アンジェリーク・ブシャール)
ジャッキー・アール・ヘイリー
(ウィリー・ルーミス)
ジョニー・リー・ミラー
(ロジャー・コリンズ)
クロエ・グレース・モレッツ
(キャロリン・ストッダード)
ベラ・ヒースコート
(ビクトリア・ウィンターズ/ジョゼット)


 200年前、コリンウッド荘園の領主として裕福な暮らしを謳歌していた青年バーナバス・コリンズ。
しかし、魔女のアンジェリークを失恋させてしまい
ヴァンパイアに変えられてしまう
1972年、彼は墓から解放され自由の身に・・・


感想

TV録画で鑑賞。
インパクトはなかったけど、(たぶんバートン世界見慣れちゃったんだろうな)
普通に楽しく見ることができました。


ジョニー白く塗らなくても・・・・。
やっぱりどんな姿でも元が良いと素敵に見えますね。

キスシーンが素敵でした・・・・・笑


ストーリー自体はそれほど興味引くようなものじゃあなかったんだけど、
キャラがユニークだからなんとかひっぱっていけたのかなって思います。

クロエ・グレース・モレッツは出番少ないのね
何よりこの映画で目立っていたのは
エヴァ・グリーン
いやあ~~この人デビュー作を観ているけど
まさかこんなぶっ飛び演技をやるひとになっていたなんて
月日は人を変えてもいくのね


好きすぎて憎んじゃうのかな
魔女も可哀想よね
ジョニーも、てだしちゃうから・・。
肉体には弱いっていうのも
わからなくはないけど
だめよん。

最後のガラスの心臓・・・バリバリわれちゃってせつないね・・・
ちょっとあっけない最後ではあったけど

で・・・
最後は
ハッピーなのかな
ジョニーにとっては
一族はどうなのかな
これから・・ってことなのかな。

ディス/コネクト

ディス/コネクト(2012 アメリカ)

DISCONNECT


監督:
ヘンリー=アレックス・ルビン
製作:
ミッキー・リデル
ジェニファー・モンロー
ウィリアム・ホーバーグ
製作総指揮:
マーク・フォースター
ブラッド・シンプソン
スコット・ファーガソン
脚本:
アンドリュー・スターン
撮影:
ケン・セング
プロダクションデ
ザイン:
ディナ・ゴールドマン
衣装デザイン:
キャサリン・ジョージ
編集:
リー・パーシー
ケヴィン・テント
音楽:
マックス・リヒター
音楽監修:
ベス・エイミー・ローゼンブラット
出演:
ジェイソン・ベイトマン
(リッチ・ボイド)
ホープ・デイヴィス
(リディア・ボイド)
フランク・グリロ
(マイク・ディクソン)
ミカエル・ニクヴィスト
(シューマッカー)
ポーラ・パットン
(シンディ・ハル)
アンドレア・ライズブロー
(ニーナ・ダナン)
アレキサンダー・スカルスガルド
(デレック・ハル)
マックス・シエリオット
(カイル)
コリン・フォード
(ジェイソン・ディクソン)
ジョナ・ボボ
(ベン・ボイド)
ヘイリー・ラム
(アビー・ボイド)
ノーバート・レオ・バッツ
(ケイシー・レモンズ)
ジョン・シャリアン
(アヴィアド・バーンスタイン)


SNSで知り合った女性相手に
自分のはずかしい画像を送ったことで自殺未遂をして起こしてしまう孤独な少年ベン。
父親リッチは、弁護士だ。
自殺の原因を突き止めるべく調査に乗り出す。
一方
加害者の少年の父親はマイク。元刑事だったが
奥さんが死んだことで仕事を辞めてネット専門の探偵へ。
自分の子どもが犯した事件のことは知る由もなかったのだが・・・



感想


最近、劇場鑑賞あたっている感じ・・・・☆
これもすっごく面白かったですよ。
なのに、注目されていない感じ・・
この時期は他にも良い作品いっぱい公開されているから
迷いどころではあるよね・・
でも観たこと、後悔させない作品ではあるよ・・・
ちょっと、俳優陣が
これだ~~~~っていう人がいないから、映画ファン以外にはうけが悪いのかもしれないよね。
しかし
映画好きにしてみれば、あら・・・この作品に出ていたのね・・・、お顔知っている!!人も数人いたりして
そんな楽しみもありました。


ジャンルはサスペンスも絡んだヒューマンストーリー。
素材はネット、SNSです。

いや~~~、これ、こうやってネットしている
我々に、
ある種の警鐘を促すような内容になっているので、観ていて、心痛い思いを
ずいぶん感じちゃいました。
つながりたいですか・・・・ってキャッチコピーきくと、とっても、複雑。
リアルではもちろん生活充実しているけど
誰かとどこかでつながりたいという願望はあるので、こういう内容は
身近に感じます。


ネットを巡る事件、事故・・・などの
3つのエピソードが交差していき
最後は1つの行為に集結していく・・・。
群像劇になっています⇒「クラッシュ」のような感じ。

この事件、事故は
どこかで聞いたことがあるようなものばかり。(なりすましのチャットでの自殺は、仰天ニュースで似たようなのを観たわ
(あと遠隔操作で個人情報を抜き取るというのも、あるある・・・・って感じ)
既成感あるエピソードだと、それをどう扱うかによって作品の真価が問われちゃうところだけど(下手するとB級になっちゃう)、この作品は本当に上手にそれらのエピソードをいかし
最終的には
それぞれの人間の奥底にある、悲しみ、孤独、苦しみを
丁寧に救いあげていたように感じて、私的には高評価。
とくに、ラストに向かっての物語の流れは
ちょっと、体が震えちゃう感じだったわ。

おお~~~、こうなるのか・・・・・ってね・・・。


具体的なエピソードは。
1つ目・・・幼い子供を失って以来すれ違いが続いている夫婦。
奥さんはさみしさを埋めるために、同じ悲しみをもつ人とチャットを始める・・。しかし
そのチャットルームから個人情報が漏えいし、クレジットカードの情報が盗まれる・・・
夫はアレキサンダー・スカルスガイド・・・・⇒ ステラン・スカルスガルド の息子さんだ♪

2つ目は・・・なりすましであることを知らずに、チャットで知り合った
彼女に、自分のみだらな写真を送ってしまう孤独な少年⇒そのことが原因で自殺未遂を起こす
真相を暴くために必死になる父親。


3つ目は・・・ネットを使った児童ポルノの実態を暴くために、取材に頑張るTVレポーターのお姉さん。
あえて、会員になって、働いている少年とコンタクトをとる。
しかし、少年は次第にTVレポーターの彼女に好意を感じ始めるんだな~~~~あ。


この3つの事件が
どうからんでいくのかは
観てのお楽しみってところ。

ちなみに、怪しげな児童ポルノの集団の一味として働いていた少年カイルを演じていたのは
マックス・シエリオット。
ボディーハントやクロエに出ていたイケメンちゃんでした。
ここでも・・・イケメンぶり発揮・♪


ネットは
相手も分からず
簡単に人と繋がることができ、
その気軽さゆえ
本音を言いやすかったりして
自分が精神的に楽になりやすい部分もあるんだけれど、
その一方で何か大事なものを見失っていないか、自分の行為そのものが
誰かを傷つけていないか・・・ときどき、ちょっと、立ち止まって考えてみることも
大事だよね。
少年を自殺に追いやってしまった
加害者の子がつぶやく
「そんなつもりじゃあなかった・・・」っていうことば。むなしく感じたよ。
自分たちは遊びのつもりでも
振り回されている身にとっては
深い傷になっているんだからね、いじめと同じだよね。


後味は
あまりよくないので
もう一度見よう・・・という気持ちにはならないけど、
でも、観て良かったと思える一本。



余談だけど
自殺未遂する少年は
シガーロスが好きなのよね。(私も好き)
彼が口ずさむ曲、ラララ~~~ってメロディ、劇中では歌詞なしで流れるんだけど
いかにも、シガーロス好きの子が作りそうなメロディー。
印象的に劇中で使われています。
さらに、エンドロールに
流れるのは
シガーロスのヨンシーの
「トルネード」ですよね。
ソロアルバム、欲しくなりますよん。

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ドライヴ

ドライヴ  (2011  アメリカ)
DRIVE





監督:
ニコラス・ウィンディング・レフン
製作:
マーク・プラット
アダム・シーゲル
ジジ・プリッツカー
ミシェル・リトヴァク
ジョン・パレルモ
製作総指揮:
デヴィッド・ランカスター
ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
ビル・リシャック
リンダ・マクドナフ
ジェフリー・ストット
ピーター・シュレッセル
原作:
ジェイムズ・サリス
脚本:
ホセイン・アミニ
撮影:
ニュートン・トーマス・サイジェル
プロダクションデザイン:
ベス・マイクル
衣装デザイン:
エリン・ベナッチ
編集:
マット・ニューマン
音楽:
クリフ・マルティネス
出演:
ライアン・ゴズリング(ドライバー)
キャリー・マリガン(アイリーン)
ブライアン・クランストン(シャノン)
クリスティナ・ヘンドリックス(ブランチ)
ロン・パールマン(ニーノ)
オスカー・アイザック(スタンダード)
アルバート・ブルックス(バーニー・ローズ)


 ジェイムズ・サリスのクライム・ノベルを映画化。
自動車修理工場で働く孤独で寡黙な男。
スタントマンの仕事や闇の仕事⇒強盗の手助けのための運転・・・などもし、
日常過ごしていた。
そんなある日
同じアパートに暮らす人妻アイリーンと交流をもつ。
彼女の夫スタンダードは服役中で、今は幼い息子との2人暮らし。
そのうち
スタンダードが出所。
しかし、スタンダードは服役中に多額の借金を背負ってしまい、
強盗を強要されていた。
男は妻子のためにスタンダードの強盗計画を手助けするのだが。





感想


今頃ですが鑑賞。
新作「オンリー・ゴット」が公開中なので
万が一鑑賞することになったらいけないと思い(だが、ゴズちゃんも好き嫌い分かれるって言っていたし
暴力が凄そうなので、たぶん・・・ない…笑)前作のこれをチェック。



ライアン・ゴズリング、カッコイイというのは聞いていたけど
本当でした・・・・笑


無口だけどやることはやる・・・
実行力は抜群・・・って素敵よね☆

5分は待つけどそれ以上は待たないとか
好きな女性を守るためには
自己を犠牲にしても・・・・・・・なんて
やっぱり
女からみて、憧れを感じるんじゃあないのかな。


普通好きになった女がいて
それの旦那が(刑務所帰り)ヤバイ仕事に巻き込まれるかもと知った時
俺は知らね~~~ってなる男の方が多かったりするよね。
そもそも、その旦那とはものすごく親しいわけでもないしさ。

逆に
そんな面倒くさい旦那から
女を奪って逃げるっていう方法だってあったかもしれないじゃん。
女はちょっとこのドライバーに気がある感じだったし。
しかし、
そこまで卑怯なことはしない、このドライバー。

好きな女が大切にしている旦那だし、さらに男の子の父親でもあるから
彼ら家族のために一肌脱ごうなんて
涙もの。
お人よしって言われても仕方ない感じじゃない。

そうやって、女の幸せを祈るような
控えめな態度が
観た人の女心をまたくすぐるんだと思うのよね。


それに
普段暗い感じなのに
時折、ふとほほ笑んだりするさまが
母性本能刺激するしね。
本来、優しいんだろうな・・・・って思うし。


だけど
このドライバー
もう一つの顔がある・・・
銃は持たないといっていたから、争い事は苦手かな・・と思いきや
すごい暴力性・・・・笑


エレベーター内の
スローモーションキスシーンに続く
あの、頭ぐちゃぐちゃに踏みつける暴力性には
彼女じゃなくても大きくひくよね・・・・・笑

あんな甘いキスができる素敵な男だけど
一方であんな残忍なことも・・・。
そのギャップもまた魅力なのか・・・。
私はちょっと怖い感じがしちゃった。
素敵だけど、怖い感じ。
謎が多いし、
もし一緒に暮らして、万が一
相手を怒らせたらと思うと・・・ぞ~~~~~笑
些細な喧嘩もできないかも・・・
いや、好きな女ならいつでも優しいかな。


終盤
最後の一人を追いつめるドライバー。
スタントの仕事で使っていた
かぶりもの、みにつけていたけど
あのかぶり物
ものすごく怖い・・・

UPになった時しみじみ見たらゾゾゾ==と
しちゃったわ。
妙に顔がリアルなのよね


黒幕に
裏切られ(そもそも金を返したら、お前を逃がすなんて嘘くさい)
グサ・・・とさされるドライバー。
あの黒幕の行為は、ドライバーも薄々感じていただろうね。
こいつとは、簡単には
話しつかないだろうって・・。
だから
好きな女への電話で
もう戻ってこないっていう旨を伝えておいたんだよね。
もしかしたら死ぬかも知れないだろうって。



瀕死の重傷を負ったドライバーだけど
あの映画の終わり方だと
なんとか、生き延びて
他の町へ向かう・・・って流れだよね。
そこで何が待ち受けるかわからないけど。
そのまま平穏な生活が送れるか分からないけど。

一匹オオカミは幸せな家庭には程遠く
結局
一匹のままあてもなく、流れていくっていう・・・幕引きでした。


男受けもいい映画なのかもしれませんね。

ピンクの
クレジット文字が
オシャレ。


ハンドルさばきの上手い男って
ポイントはあがりますよね。

ところで
やはり気になるのは
あの爪楊枝とサソリの刺繍のジャンバー。
あのセンスは
あまり頂けないかな。
私はピッシーとした感じが好きなので。
軽い感じがするし、どうにも、人間として器の小さい感じに見えない?
まあ、服装は本人の趣味なので
お任せしますが・・・・笑


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