ナイトクローラー 

ナイトクローラー (2014 アメリカ)
NIGHTCRAWLER

監督: ダン・ギルロイ
製作: ジェニファー・フォックス
トニー・ギルロイ
ミシェル・リトヴァク
ジェイク・ギレンホール
デヴィッド・ランカスター
製作総指揮: ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
ベッツィー・ダンバリー
脚本: ダン・ギルロイ
撮影: ロバート・エルスウィット
プロダクションデ
ザイン: ケヴィン・カヴァナー
衣装デザイン: エイミー・ウェストコット
編集: ジョン・ギルロイ
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演: ジェイク・ギレンホール ルイス・ブルーム
レネ・ルッソ ニーナ・ロミナ
リズ・アーメッド リック
ビル・パクストン ジョー・ロダー
アン・キューザック
ケヴィン・ラーム
エリック・ラング
ジョニー・コイン
マイケル・ハイアット
マイケル・パパジョン

 ロサンゼルスに暮らす孤独な中年男ルイス・ブルーム。野心はあるものの定職にも就かず、コソ泥をしてはその日暮らしのしがない日々。そんなある日、偶然遭遇した事故現場で、ビデオカメラ片手に夢中で撮影する男たちを目撃する。彼らはニュース映像専門のパパラッチ、通称“ナイトクローラー”。事件、事故の現場にいち早く駆けつけ、誰よりもショッキングな映像をカメラに収め、それをテレビ局に高く売りつけるのを生業とする連中だ。そんなことが商売になると知り、さっそくビデオカメラと無線傍受器を手に入れると、見よう見まねでナイトクローラーとしての活動を開始するルイスだったが…。
(allcinemaより)


感想

ナイトクローラーとは、報道スクープ専門のパパラッチのこと。→画像を探すと違う彼が出るけど…笑
この映画は、公開前から、ジェイクの演技がすごい・・・ということを聞いていたので
楽しみにしていました。今回、久々、チネチッタまで頑張りました
主人公は
ルイス・ブルーム。
コソ泥をして生活費を稼いでいる、しょうもない男なんですけど、
自己アピール能力は長けている感じで、言葉一つ一つについつい引き込まれてしまうものを感じます。
そんな男のサクセスストーリーの映画ですが
成功してよかったね・・・なんて褒め言葉をおくるつもりはさらさらなく
むしろ、どうしてお前は生き残れるんだ・・・と、ちょっとムカッとする感じの作品。
どっちかというと
不愉快な気分にさせられるそんな映画であります。
じゃあ、この男がものすごい極悪非道だから、腹立たしいのかと思えば
そうではないのですよね。
大きな犯罪はもしかしたら、やっていないのかもしれないし。→いや、盗みはしているから犯罪には手を染めてはいるね。
悪い奴と言ったら悪い奴か
彼は
無意識のうちに、
非常識なことをし、その結果、不幸な人も出る・・・といった感じなんですよね。
彼は、一般的な感覚では到底、なしえない行動を
いとも簡単に成し遂げてしまうそういう人。
ふつうは、常識人ならそんな行動をしないでしょ?っていうことだけど
最初からコソ泥行為を悪と思っていない人なんだから
この人の常識はまた全然違ったものなんでしょうね。

まったく悪びれた様子もないのに、物事が彼にとって良い方向に進んでいくことって
なんだか、むかむかってきちゃうけど
世の中には、そうい人もいることはいますものね~~

彼は
仕事ができるという部類の人間にどんどん成長していくの。
はたから見て
こういう人の仕事のもっていきかた、うまいな・・・・とは思いますよ。

写真ネタを売り込む時、
部下を採用するとき
どちらのときも、話術が光ります。
これ、もって生まれた能力ですね。
ネットの講座で交渉力を学んだみたいですが、あんなに孤独なさみしい部屋に一人すみながら
世渡りを上手にしていってしまうところは、すごいな・・・って思います。

自分は勤勉で物覚えが早い
自分のことをこれだけアピールできる人はそうそういませんよね。

ネタを買い取る女性にも
仕事面だけでなく
プライベートでも
俺の言うとおりにしろ
みたいな場面があり、
変に、いやらしいシーンになるのかな・・・・と思いましたけど…笑
結局、そんなシーンはみせない・・。あったけど、うつさないだけよね。
全体的には、淡々としていて彼の仕事ぶりを追っていくというクールなスタンスの映画で
それもまた
魅力的な感じに映りました。


ラストの
カー追跡、銃撃戦
部下の死・・
ここまでの流れがとくに緊張感あるれていて見ごたえありました。

彼中心の映画だけれど
彼の仕事は
そういう刺激的な報道、写真をみたがる
第三者がいての存在だから
いろいろ複雑な気分にもなりますよね。
不愉快だけど
そういうものを求めているのは私たちかもって考えるから・・・・。

ジェイクあっての作品かな
絶対
この一本で、彼の演技の評価が高まったと思うわ~~

なにせ、怖いというか
気持ち悪いよね、雰囲気…笑

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嘆きのピエタ

嘆きのピエタ(2012)  韓国)

PIETA


監督:
キム・ギドク
脚本:
キム・ギドク
撮影:
チョ・ヨンジク
音楽:
パク・イニョン
出演:
チョ・ミンス
(チャン・ミソン)
イ・ジョンジン
(イ・ガンド)
ウ・ギホン
(フンチョル)
カン・ウンジン
(ミョンジャ)
クォン・セイン
(ギターの男)
チョ・ジェリョン
(テスン)

 2012年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。
天涯孤独に生きてきたイ・ガンド。
彼は利息を払えない債務者に対して
重傷を負わせ、その保険金で借金を返済させる取り立て屋。
ある日、彼の前に
母親を名乗るミソンという女が現れた。


感想

冒頭から借金取りの非情な手段が出てきたので
これは、目を覆わなくてはいけないか・・・とビクビクしたものの
生々しいシーンまでには至っていなかったので、ちょっと安心。
ただ、あの機械音や、悲鳴は心臓によくないですわ・・・・泣

債務者に同情もせず、
悪魔のような取り立てをする主人公。
金が払えなければ、障害者にさせて保険金・・・。
相手を生殺しにするのもなんとも思わず・・
そこに息子を思う母の姿をみても、取り乱すこともなく行動する主人公。


まさに悪魔のごとき人物に描かれる主人公。
天涯孤独で愛を知らない男。
だからこんな非人間的なことが、いとも簡単にできるのか・・


そんな男の前に、自分を捨てたという母親が現れるのよね~~

ミステリー風に描かれる物語に
目が離すことができなかったです。
この女性は本当に母親なの?
母親の愛に触れて改心する男の話なの?

いやいや・・それだけではなかった・・・・驚
私の想像を超えたストーリー展開。
終盤からは、言葉もでない状態でした。
余韻もかなりあり・・・
思わずう~~んと唸ってしまう感じ。
そうきたか・・・。

ネタバレ。

寓話的な物語として考えるべきなのかな・・・
題名から受けるイメージも考えると
観るものは、この映画からいろいろなものを受け取ることができそうですよね。

母親は・・・本当の母親ではなく
主人公ガンドによって、自殺に追いやられた男の母親。
つまり復讐のために、ガンドに近づいたのだ。
しかし、ただ相手を殺すだけでは物足りない。
愛を知らないガンドに、母親を与えるという行為によって
愛を植え付け、さらに、母親がいなくてはダメだというところまで気持ちをもっていかせたところで
プツンと断ち切る・・・。
母親であるミソンの死を、ガンドの前で示すのだ。
そこで感じる
「大切なものを失うことへの深い悲しみ」


おお~~~~なんという、非情な復讐手段であろう・・・・。
それを知ると
ミソンが、編んでいるセータの存在も
植えた木の存在も、意味をもったものと感じるわ・・。

でもなりより
衝撃なのは
ミソンの心境変化。
息子を失った悲しみと憎しみの中での
行動だと思っていたのに、彼女が今まさに死のうとしている瞬間に
復讐する相手、ガンドに、いいようのない感情をもっているんだということ。
「可哀そうな、ガンド」といった、ミソンのその心内を思うと複雑な心境。


憎しみで近づいた相手に
親としての感情を再び、蘇らせてしまうなんて
なんてせつないことなんだろう。


母親はだからこそ偉大なんだろうね。
憎しみの中でも感じる、慈しみの心に
人間の奥深い、感情の世界を感じずにはいられなかったです。

ラストも
近頃みたこともないほどの
静かで、美しい光景に感じますね。
罪の浄化・・・

あ~~~すばらしい作品でした。

今度は劇場で観たいなと思うものの
「メビウス」は
かなりきつそうですね・・・。

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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ  

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ  (2009  イギリス・カナダ)


NOWHERE BOY


監督: サム・テイラー=ウッド
製作: ロバート・バーンスタイン
ダグラス・レイ
ケヴィン・ローダー
製作総指揮: マーク・ウーリー
テッサ・ロス
クリストファー・モル
ジョン・ダイアモンド
ティム・ハスラム
原作: ジュリア・ベアード
脚本: マット・グリーンハルシュ
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデ
ザイン: アリス・ノーミントン
衣装デザイン: ジュリアン・デイ
編集: リサ・ガニング
音楽: ウィル・グレゴリー
アリソン・ゴールドフラップ
音楽監修: イアン・ニール
出演: アーロン・ジョンソン ジョン・レノン
アンヌ=マリー・ダフ ジュリア・レノン
クリスティン・スコット・トーマス ミミ・スミス
デヴィッド・スレルフォール ジョージ伯父さん
デヴィッド・モリッシー ボビー
トーマス・ブローディ・サングスター ポール・マッカートニー
サム・ベル ジョージ・ハリスン
オフィリア・ラヴィボンド
ポール・リッター



1950年代半ばのイギリス、リバプール。
伯母夫婦のもとで育てられていたジョン・レノン。
ある日
伯父ジョージが突然死去。
葬式の日に、実の母ジュリアを発見するジョン。
実の母が近くに住んでいることを知り、交流を持ち始めるが・・・




感想

ビートルズにはあまり思い入れがある方ではないので
その点では、他の人より楽しみ方として、損しているのかな・・・と思いました。
いろいろな背景や知識を知っていれば
実際はこうだったとか・・・
いや違うとか・・・
もっと膨らみのある感想も述べられたかもしれないからね・・・・。



でも、ビートルズ詳しくないものでも
この映画は
青春映画として完成度が高いので
充分満足して観ることができました。


2人の母親との間で苦悩する主人公。
共感できるんだよね~~~
思春期の子供にとっては当然の反応だと思うことが多かったです。
(母が2人もいるってわかれば戸惑うものね)
でもそれだけなら、普通の映画と同じように感じるんだけど
この映画では
そんな息子に接する親、2人の母親の
立場もところどころで
わかるな・・・・という部分があったのよね。
これは親になっている自分だから余計そう感じるのかもしれないけれど。
普通なら子供を捨ててしまった母親の方には、いい感情持たなかったりするんだけれど
この映画の母親では、そう感じなかったのが不思議。


この2人の母親は姉妹。
ジョンを生んだ母親は
若かりしころは夫がいても他の男性と軽々しく関係もっちゃうような・・・そんな女性なんだけれど、
憎めない魅力があったんだよね。
無邪気で明るくって音楽の才能もあって・・・
そういう部分を彼が受け継いだのね…と思うと
血は争えないんだな・・・としみじみ思ってしまうんだよね
一方で厳格であるもう一人の母親。
こちらは、危なっかしいジョンを一生懸命、見守ろうとしている。
時には疎まれたりもしていたけれど
この母親の存在もまたジョンには影響力大であったと思うんだよね。
確実に言えることは
2人とも彼を充分愛していたってこと。

良い話だったよ。


ラストはちょっと悲しい場面があってビックリしてしまうんだけれど、
気持ちよい終わり方で締めくくっているので
後味はとっても良いです。


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主演のアーロン・ジョンソンは
新作「アンナ・カレーニナ」に出演だよね。キラーのお相手。
私はこのジョンレノン映画がアーロンお初かな。
ちなみに、結婚後、妻の旧姓を合わせて法律上の名前をアーロン・テイラー=ジョンソンとしたそうな。
奥さんはこの映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の監督さんで
23歳の年齢差。まあ・・・これは書いとかないとね、うらやましいから・・・・笑


名前のない少年、脚のない少女

名前のない少年、脚のない少女  (2009   ブラジル・フランス)


OS FAMOSOS E OS DUENDES DA MORTE
THE FAMOUS AND THE DEAD


監督: エズミール・フィーリョ
製作: サラ・シルヴェイラ
マリア・イオネスク
脚本: エズミール・フィーリョ
イズマエル・カネッペレ
撮影: マウロ・ピニェイロ・Jr
音楽: ネロ・ヨハン
出演: エンリケ・ラレー “ミスター・タンブリンマン”
イズマエル・カネッペレ ジュリアン
トゥアネ・エジェルス “ジングル・ジャングル”
サムエル・ヘジナット ジエゴ
アウレア・バチスタ 少年の母


ブラジル南部の小さな田舎町。
母親と2人で暮らす16歳の少年。
居場所がない彼は
インターネットの中に安らぎを見出している。
やがて彼はネットで写真を投稿をしている
神秘的な少女“ジングル・ジャングル”の存在を知り・・・



感想


新作2本続けて観ました。一週間まえぐらいかな。
この作品とあわせて観たのがスーパーエイト(そのうち感想UP)
あちらが分かり易いぶん、余計この映画はつらかった・・・


わからない・・・・・!!
映画続けて観ているから、多少疲れてはいたけど・・
それでもわからない・・・


今思いだして感想書いているけど、余計わからなくなっている・・・・笑


今回
何の予備知識もないまま(ちらしも、予告知らず)鑑賞に臨んでしまったのが響いたのかもしれない・・・
いや、予備知識はあまり入れない方が新鮮な気分で観ることができるので
絶対いいに違いないんだけど
この映画に関してはね・・・・どうかな・・


この映画を鑑賞に選んだのは
DVDのパッケージと映画の題名から。

すっごくそそられる感じだったから。
ね・・・いいでしょ?
脚のない少女って意味深でしょ?
実際脚はあるけど・・。


岩井俊二っぽい、少年少女の淡い恋愛映画だと思っていたけどちょっと違ったわ。



前半はとくに話がつかめないと思うわ・・・

現実と幻想が入り乱れているので。
説明的な部分も
極端に少ないので
ついていけないところもあります。


思春期はそれでなくても不安定だからね・・・
その感情の波に
他人がのるのは難しい・・・まして、結構年いっている自分だし・・・笑



ネットと繋がる
孤独な少年という、設定は現代ならでは。
さらにこの映画、ブラジル映画なんですよね。
アートを感じさせる映像であるので、意外!!と思わせます。



全然内容に踏み込まず、すみません。
もっと明確なレビューも存在するので深く知りたい人はそちらを・・・
なにより
関心があれば是非自分の目で確かめてみてください。
一筋縄ではいかないかもしれませんが・・・


ジングル・ジャングルの
ネット上の写真は魅力的ですし、
物語で印象的に流れる
ボブ・ディランの「ミスター・タンブリンマン」も耳に優しいです。
少年のハンドルネームでもあるタンブリンマン。



自分の若い頃を思い出してみてみるのもよいかもしれませんね。



↓ちなみに写真の男の人は少年ではありません。


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ニュームーン/トワイライト・サーガ  

ニュームーン/トワイライト・サーガ  (2009  アメリカ)


THE TWILIGHT SAGA: NEW MOON
NEW MOON


監督: クリス・ワイツ
製作: マーク・モーガン
グレッグ・ムーラディアン
ウィク・ゴッドフリー
原作: ステファニー・メイヤー
脚本: メリッサ・ローゼンバーグ
撮影: ハビエル・アギーレサロベ
プロダクションデ
ザイン: デヴィッド・ブリスビン
美術: キャサリン・イルチャ
衣装デザイン: ティッシュ・モナハン
編集: ピーター・ランバート
音楽: アレクサンドル・デスプラ
舞台装置: レスリー・ビール
出演: クリステン・スチュワート ベラ・スワン
ロバート・パティンソン エドワード・カレン
テイラー・ロートナー ジェイコブ・ブラック
ダコタ・ファニング ジェーン
アシュリー・グリーン アリス・カレン
ニッキー・リード ロザリー・ヘイル
ジャクソン・ラスボーン ジャスパー・ヘイル
ケラン・ラッツ エメット・カレン
ピーター・ファシネリ カーライル・カレン
エリザベス・リーサー エズミ・カレン
エディ・ガテギ ローラン
ラシェル・ルフェーブル ヴィクトリア
マイケル・シーン アロ
ジェイミー・キャンベル・バウアー カイウス
クリストファー・ハイアーダール マーカス
キャメロン・ブライト アレック
チャスク・スペンサー サム・ウーレイ
アレックス・メラズ ポール
ブロンソン・ペルティエ ジャレッド
キオワ・ゴードン エンブリー・コール
ギル・バーミンガム ビリー・ブラック
アナ・ケンドリック ジェシカ・スタンリー


“トワイライト・シリーズ”の第2弾。
18歳の誕生日を迎えてしまったベラは憂鬱だった。
永遠に17歳のままでいる恋人のヴァンパイア、エドワードより年上になってしまうからだ。
そんなある日、エドワードの家族から誕生祝いの招待をうける。
しかし、その席でベラは指を切ってしまい、
それをみた、エドワードの家族は彼女に襲いかかる。
エドワードたちカレン一家はベラのことを考え、町を去ることに。
エドワード自身からも別れを告げられベラは落ち込むのだが。





感想   

青春ラブロマンス・・・笑、のトライライトシリーズの第2弾。
今回はエドワードが不在(最初と最後にちょっこと出てくる感じ)で代わりといってはなんですが
新たな人物クローズUPで、物語は大きく展開していきます。


130分の長編。
ちょっと長いな・・という気もしました。
ただ、物語展開としては
こういう方向性になるのね(意外だわ・・・)とわかり始めるので
興味は惹かれます。


今回は、笑いの部分が少なかったのは
早々に、エドワードが退散してしまったからでしょうか。
寂しいです・・・とは思いませんよ・・・。
映画は前半から
主人公のベラちゃんが恋人エドワードが去ったことで
かなりやつれまくりますし、
行動も、はちゃっめちゃになっていくので
ジメジメした暗~~い雰囲気が漂います。


もともと明るい方ではないベラちゃんは
ますます暗くなるので
なんだか、観ている方も、大きなため息をついてしまいそう・・・・。

でも・・・そこに
新たに助っ人が・・・・!!


新たなに主人公に絡んでくる人物として、幼馴染のジェイコブが現れるんです(1作でも出てきたけどね)
このジェイコブ・・・・思いははたからみても見え見え。
ベラちゃん大好きオーラがでています。

男らしくてなかなか素敵です。
なぜか、途中から髪を切り短髪に。
そして、なぜかしら、上半身裸に・・・・笑
ここはファンら嬉しい限りということなのかしら・・。

なぜに裸が多いかというと、
それもそのはず、ジェイコブの正体は、○○○男だったんですよね!!
(いや、洋服着ていたって変身の妨げにはならないでしょう・・・)


ベラちゃんの言う
年をとることの恐れ・・・
そうよね・・・エドワードは永遠に17歳のままなんだものね。
考えれば考えるほど
状況は最悪。

2人の幸せの道はやっぱり、同じように、
ヴァンパイアになって、永遠の命を得ることなのか・・・
難しいよね。

それで愛は永遠のなのかな・・・って思ったり。
だって一生、そのまんまの若さなんだよ・・・・。
気持ちの部分で永遠ってありえるのかな・・。


ジェイコブの急な変身は見どころ。
おお~~~と思ってしまうから。
意外と大きな○○○○になるのね。
迫力ありました。



ヴァンパイアのアリスと
妙に仲良しだったのが意外でした。
前作でそんなに仲良かったっけ?気に入ったのかなベラのこと。



イタリアへの、
死を求めてのエドワードの旅。
一番盛り上がるところなんだろうけれど、
私的には、あまり興味深くなかったかな。


とにかく、長いという印象があるのは
メリハリがないからかも。

パッ、パッいうはげしい場面展開で
いろいろ考える間もなく、勢いのみで進めていった方が
より面白く感じられたんじゃあないのかなと思いました。



個人的に・・・ジェイコブは
彼女を支えて偉いね。
振り回されるジェイコブが不憫でした。



べラの周りには
もっといろいろな男がいるだろうに・・・
なぜに気になる男性たちは皆、
普通じゃあないの・・・・笑


ヴァンパイアの次は
○○○○男だなんて、
ビックリです。

ニュームーンサーガンe





ナルニア国物語   第一章  ライオンと魔女

ナルニア国物語    第一章  ライオンと魔女 (2005 アメリカ)


THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE

監督: アンドリュー・アダムソン
製作: マーク・ジョンソン
製作総指揮: アンドリュー・アダムソン
ペリー・ムーア
フィリップ・ステュアー
原作: C・S・ルイス
脚本: アンドリュー・アダムソン
クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
アン・ピーコック
撮影: ドナルド・マカルパイン
クリーチャーデザ
イン: ハワード・バーガー
視覚効果スーパー
バイザー: ディーン・ライト
特殊メイク: ハワード・バーガー
プロダクションデ
ザイン: ロジャー・フォード
衣装デザイン: アイシス・マッセンデン
編集: シム・エヴァン=ジョーンズ
ジム・メイ
音楽: ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
クリエイティブス
ーパーバイザー: リチャード・テイラー
出演: ウィリアム・モーズリー ピーター・ペベンシー
アナ・ポップルウェル スーザン・ペベンシー
スキャンダー・ケインズ エドマンド・ペベンシー
ジョージー・ヘンリー ルーシー・ペベンシー
ティルダ・スウィントン 白い魔女
ジェームズ・マカヴォイ タムナスさん
ジム・ブロードベント カーク教授
声の出演: リーアム・ニーソン アスラン
ルパート・エヴェレット キツネ



第二次世界大戦下のイギリスが舞台。
戦争を避け、カーク教授に預けられる4人の子供たち。
長男ピーター 長女スーザン 次男エドマンド 次女ルーシィ。
ある日、ルーシーが衣装箪笥に入り込むと、一面雪に覆われた世界が広がっていた。
その世界はかつては偉大な王「アスラン」が作った国。
しかし今は「白い魔女」によって寒い冬の世界になっていた。


感想    地上波放映されたのを観ました。
今頃です・・・笑。すでにブームも過ぎているでしょうか・・・笑
なぜか、この手のファンタジーものは後に後にと回ってしまいます。
あのロード・オブ・ザ・リングも、全部、観るのに何年かかったことか・・・。
それもすべて、テレビでだなんて。ファンには怒られますね・・・。
有名なパイレーツ・オブ・カリビアンも、きちんと観たことがないのですよ。
映画ファンとはいえませんね。ああ・・ハリーポッターだけは前作以外は観ているけど★


ということでナルニア。
あ~~これが噂の長男ピーター君なんですね。
あ~~これが噂の石野陽子似の長女。
誘惑にかられて兄弟を裏切ってしまう弟君。・・・子どもならば致し方ないと・・・納得できます。
末娘ちゃんは、可愛い顔立ちとは思わないけど、観ていると、愛おしくなる
キャラで好き。

そして、タムナスさんの、ジェームズ・マカヴォイ 。
観たかったのよ。彼の演技。耳も鼻も強烈だったけれど、
素敵な泣き顔に、あらまあ~~そんなお顔しないでとニタニタしてしまったわ。

長い映画でしたけれど、面白かったですよ。
それだけの感想かい↑・・笑



タンスの中には、秘密の世界があったなんて。
何て空想力膨らむ内容なの!!
子どもと楽しむには最適かも。残酷なシーンもないし、しゃべる動物達も愛らしいです。

それと、この映画だけで充分完結しているので
消化不詳にならないのがいいです。


ではちょこっと真面目なお話。


ナルニア国物語は、20世紀を代表する英国作家C・S・ルイスの著作。
全7巻からなるファンタジー。
第1章「ライオンと魔女」で
原作者のC・S・ルイスはクリスチャン作家だそうで
ナルニアの民を救うためにアスランが石舞台で殺されていくのは
キリストの「犠牲の愛」、「身代わりの死」を意味しているようです。
映画「パッション」のイエスと同じ。
あの毛をかられるシーンは痛々しくて観ていられなかったです。
アスランが、地震とともに復活するのも↑を考えると納得できますよね。
聖書の世界に置き換えて観るのも
興味深いですね。
ちなみに、うちは子どもがキリスト教主義の学校なので
子の方が聖書については詳しいです。色々教えてもらっています。
↑の本はすでに読んでいるみたいで、やはり定番なんでしょうね・・。
外国の映画は聖書が絡んだものも多いので知識はあった方が
より楽しめるかもしれませんね・・。




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ナイロビの蜂 

ナイロビの蜂  (2006年 イギリス)

監督  フェルナンド・メイレレス
出   レイフ・ファインズ(ジャスティン)
レイチェル・ワイズ(テッサ)
    ダニー・ヒューストン(サンディ・ウッドロウ)
    ビル・ナイ(サー・バーナード・ぺレグリン)
    ピート・ポスルスウェイト(ロービア)

製作:サイモン・チャニング=ウィリアムズ
脚本:ジェフリー・ケイン
原作:ジョン・ル・カレ
音楽:アルベルト・イグレシアス


原作はジョン・ル・カレの『ナイロビの蜂』。
情熱的な若妻テッサと、植物を愛する穏やかな
外交官の夫ジャスティン。
2人は 結婚し夫の駐在先のナイロビで暮らしていた。仕事で旅立つ
妻を2日前に見送ったばかりのジャスティンの元に
妻の死の知らせが届く。
妻の死に疑問をもったジャスティンは、
真相を独自に調べ始める。
そして、アフリカで横行する薬物実験、
官僚と大手製薬会社との癒着にたどり着く・・。
テッサの想いを引き継ぐジャスティンだが・・。


感想  レイフファン必見の映画です。
賞を受賞したのはレイチェルですが、私は、レイフも
かなり・・良かったと思います。
むしろ、レイチェルより良かったのではと・・・笑
私はずいぶん前に原作を読みました。
これに彼が主演するとわかってすぐ手を出したのです。
詳細は忘れてしまっていたのですが、主だったストーリーは把握していたということで、いわゆる予備知識ありの状態でした。
ですから、え・・・甘いラブ・ストーリーじゃあないの~
こんなに社会的な要素が含まれていたの~~というような
意外だった的な・・感想は持ちませんでした。
原作どおり・・・だと・・笑
(巷の宣伝によるとロマンス色が強い感じですけど、ちょっと違いますよね。)
原作はスローテンポの展開なので読むのが、苦痛でしたので、
映画のような早いスピードで進んでくれた方が私にはかえって
ありがたかったです。本を読んだ限り
ラブ・ロマンス的なものに関しては感情移入しにくかったように記憶しています。でも、映画では、
生身の人間が演じているでしょ。心の動きが、表情、行動で
リアルに伝わってくるんですよね。
ですから、夫婦のあり方というものが
強く感じ取れましたね。

さて・・この物語は
一つのジャンルには当てはまらない作品です。
ラブと(夫婦愛の再確認?)と社会派サスペンス。
2つの観点から感想書きますね。


社会派ということで。
ナイロビの現状が描き出されます。
医療も満足に受けられない人々。
貧しい生活を送っている人々たちを、利用しようとする
権力者たち・・。
どんな状況下で生きていようとも与えられた命の
重さに違いはありません。
いとも簡単に捨て去ってもいい命など
どこにもないのです。
でも・・・だからといって、そういう現状を見て見ぬふりするのが
多くの人たち。なぜなら、どこかで、なにをしても
変わることなど何もないと考えるからかもしれません。それは
映画、冒頭の外交官ジャスティンも同様だったでしょう。
でも、ジャスティンは変わっていきます。
彼を動かしたのは、妻への死が原因で、愛を知ることによって
彼は人としてとっても魅力的な人物になっていったと思うのです。
事なかれ主義から、自分の信念を貫くほどの熱い人物に
なっていったこと・・。映画後半、飛行機に子どもを乗せようと
する試みもその表れであるでしょう。
でも、ことはそんな簡単には収拾しないのが、現実。
ここらへんはちょっと複雑な思いも感じなくはなかったですね・・・。

映画を観ながら自分達も、何か得るものが、あったはず。
何かできることから始めようという精神をもつようになれたの
ならば、そういった意味において
この作品は非常に価値あるものだと思うのです。

さて・・次に夫婦愛・・。
語らせると長いよ・・・笑
ジャスティンを動かしたのは、まさに妻への思いからに
違いありません。

この夫婦・・私たち一般人の夫婦関係とは
また異質であると思えるところもあります。

夫婦関係があまり描かれていない分、
妻の夫への愛がわかりにくいとも
思います。(映画においては夫の心の動きの方が明確・・
だからそちらの方が断然感情移入できますね・・レイフだし・・。)

彼らの結びつきをみると、ジャスティンは、テッサの押せ押せムードに巻き込まれて、強引に結婚させられてしまったという様子が伺えますよね。愛人でも妻でもいいから連れてって・・というプロポーズは
どうかと思えますしね・・。好きといえば・・ってね・・笑

ジャスティンにしてみれば、嫌いじゃあないけれど、まさか、こんなに早く結婚を考えるとは・・と思っていたんじゃないの?映画を観る限りはテッサは、ジャスティンを自分の信念を貫くための手段として
考えていたように思われます。

これが、そもそもこの夫婦の、結婚にいたるまでの過程で
納得いかない点を感じる部分ではあるでしょう。

「あなたといると安心するの」
というテッサのいう安心とは
仕事ができる環境ということのように感じられます。

テッサにとっての、夫というのは
一般的のそれとは大きく違うように感じます。

雨の降る中・・遅くまで仕事をしてきた妻を
1人膝を抱えて待ている夫。身重の妻の体を案じての夫なのに
妻は「待っていなくても・・いいのに・・・」
なんて。そりゃ・・・夫・・レイフは可哀想・・。

でも、テッサは別に悪気はなかったのかも。
それがテッサの夫に対する愛情。自分のために夫が
つらい思い・・苦痛を感じているのをすまなく感じるのが
テッサなのです。

だから、夫を守るために真実をいわなかったというのは
テッサなりの愛です。テッサは弱くないのです。
限りなく強い・・。強すぎてかえってジャスティンには理解の出来ない存在でもあったのですよね。

私は、普通人だから、そんな大きな愛はなく、
あなた・・助けて・・・と告白しちゃうタイプですかね。

つまり、テッサは、女性的な要素を持ちながら
精神は男性的なように感じますね。

夫の・・妻の人生に干渉しないという考え方と
妻の・・・肝心なことは何一つ夫には伝えない・・・という・・
考え方。

すべてを分かち合ってこその夫婦・・・という私の考えとは
違う夫婦像です。
それはやはり気にはかかります。
2人がどんなにか信頼しあい
愛し合っていたというものには感じられなかったからね。
でもそれが逆に後半の展開にいきてきたと思うのです。
後半・・・彼の愛再確認もしくは、真実の愛に到達する過程には
やっぱりうるうるしてきたのです。
ジャスティンはテッサ=自分の愛した人はどんな人かということを
知る中で、新たな愛を見つけ出していったといっていいでしょう。
それは真実の愛です。
そうね・・倦怠期の夫、もしくは妻が、お互いの伴侶の
新たな面を発見し、再び愛を確認するような心境よね・・
あ・・倦怠期ではありませんが・・・笑


2人が出発した時点では(結婚・・当初)
心底わかりあっていたとはいえない・・・
結婚してもやはりお互いの心の中にまでは
入っていかない夫婦だったのだから、やはりわかりあっていたとは
いえない・・・どこか溝があったのでは・・。

でも、その溝を妻の死をきかっけとして
埋めていったのではないかと・・・。
夫のほうが歩み寄ったという形ですが。

テッサの自分への愛は、大きかった。

彼女のもつ愛は、アフリカの民にたいして与えていた
愛と同じようなものだったような気がします。
比べちゃ・・悪いけれど、
彼女の夫への愛はアフリカの民と同じくらいに強かったん
じゃあないかな。人類愛みたいな感じ。
だから、普通人の夫婦の愛とはちょっと違うような・・。
彼女の愛が大きかったという表現は、そういった意味で使われていた
ような気がしますよ。

彼女なりの愛なので
私の夫への感情とは違うような気はするけれど。




地の果てで、やっと君に帰る。



ラストは、物哀しいものではあるけれど、
彼にとっては幸せな選択であったのかもしれませんね。

汗でにじんだTシャツ姿のレイフがとても素敵でした。
小汚くても魅力的。むしろそのほうがいい・・

あ・・・映像について。
回想を多くし、残酷な面は直接的にはみせず、
なにより、現場のリアル感を出すような演出でした。
ラブもサスペンスもバランスよく組み込まれていて
よく出来ていたんじゃあないかな・・。
前作の方が、力強さというものが感じられたけれど
これは原作ありの作品なので、これはこれでよかったと思っています。


ところで、思想の違う夫婦の姿といえば、
私は「追憶」を思い出すのですが、似ていませんか。
活動的な妻に対して何事も穏便に済まそうとする夫。
結局のところ妻の生き方を理解しがたい夫は、
妻と別れる決断をしてしまいます。愛していても、
生活できないということはあるものです。

でも、レイフ扮するジャスティンは
自分を変えていくんです。
そこがいいな・・・。でも愛する人はもういないというのも
むなしいですが・・。

この物語は彼なしでは成立しなかったのではないでしょうか。
ってそこまで言っていいのか・・笑



夫婦とはやはり相手の世界に入り込むことだと。
そういう意味では私はテッサへも
同じ思いを要求しますね。

死んじゃったけれどね。
彼女もまたジャスティンを思いやるべきでは・・。

やはり隠すのは
どうかと思うよね。

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ニュー・ワールド 

ニュー・ワールド (2005) (アメリカ)
  
監督  テレンス・マリック 

音楽: ジェームズ・ホーナー
 
出演: コリン・ファレル ( ジョン・スミス)
クオリアンカ・キルヒャー ( ポカホンタス )
クリストファー・プラマー ( ニュー・ポート船長)
クリスチャン・ベイル ( ジョン・ロルフ)
オーガスト・シェレンバーグ ( ポウハタン )
ウェス・ステューディ ( オペチャンカノフ)
デヴィッド・シューリス ( ウィングフィールド)
ノア・テイラー 
ベン・チャップリン
ジョナサン・プライス 


アニメ「ポカホンタス」などでお馴染みの有名なアメリカの建国神話の実写版。
17世紀初頭。イギリスの冒険家ジョン・スミスを乗せた
船が長い航海の末に北アメリカのヴァージニア近辺に辿り着く。
そこにはすでに先住民たちが、一つの社会を形成していた。
ニューポート船長は、反乱罪に問われていたジョン・スミスを解放する。船長は彼の能力を見込んで、先住民との交渉役を任せる。
しかし、スミスは先住民に捕えられてしまう。
あとすこしで処刑という彼を救ったのは
王の末娘ポカホンタスだった。やがて2人は、
言葉を立場を超え愛し合うようになるのだが・・。


感想  テレンス・マリック作品ということで
是非とも映画館で・・・と思っていた一本です。
私は、彼の作品では「天国の日々」をいう作品を観ております。
リチャード・ギア主演ということで(その頃好きでした・・笑)
観たわけですが、彼の演技以上にその映像の美しさに
魅力させられました。でもビデオだったんですよね・・・泣。
ですから今度観る時は大画面でと誓った記憶が・・・。
それから数十年・・・笑  シン・レッド・ラインは
見逃しているので結局これが劇場初体験となりました。

いやいや・・・期待通りの映像美。心が洗われるような気持ちでした。素晴らしかったですね。雲の動きや風の囁き、草木のざわめき
水の流れ・・・。まるで自分が描かれている自然の中にトリップしてしまった気分でした。
でも、やっぱり、これは好みが分かれる作品だわね・・・と
感じました。テレンス・マリックの世界そのもの・・・って感じなので浸れるか否かで好みは真っ二つでしょうね。
ラブロマンスといっても派手な展開が用意されているわけでもなく
実に淡々。いや、内容を語れば、非常にドラマチックな
ストーリーなのだけれど、見せ方が地味というか何というか・・。
恋人同士の甘い会話があるわけでもなく、恋愛映画につきものの・・小道具が上手にいかされているわけでもなく
普通の恋愛映画とは一線をはずしておりますね。
お話が風景に溶け込んでしまっっているという感じ・・。

前半は、コリン・ファレル扮する ジョン・スミスが
新大陸に上陸し、先住民の娘と出会って交流をもつまでの
話。
スミスの心情告白的なナレーションで、物語が進行していきますが
実にまったり・・・です。
説明的な描写もあまりないので、お話のつながりがややわかりづらかったりもします。
随所で出てくるポカホンタスの姿。仲間達とのたわむれる様、
体全体で表現される独特の会話、指の、手の動きに表れる
躍動感と生命力の輝き・・・。
彼女がとても魅力的です。王の娘は100人いるとか・・。
(すごい・・笑)その中でも一番のお気に入りがこのポカホンタスということで彼女が常にカメラの中心を占めているのは当然のことかも
しれません。でも彼女以外の娘はよくわからなかったな・・笑

捕らわれのスミスの命を助けたのがポカホンタス。
それが2人を近づけるきかっけにもなるんですね。
言葉も通じず、文化も違う2人。
お互いに、自分にとっては未知の存在でもあるわけで、そういうところから、興味を持ち始めていったところがあるといえるでしょうね。
スミスにとってはポカホンタスの、あの天真爛漫で純粋、無垢な
部分が、一番の魅力になったのではないかな。
小さなコミュニティーで、嫉妬も疑いも策略も、陰謀も
汚れたもの何もない世界で、自然のままで生活してきた
女性でしょ。航海で苦労している彼にしてみれば、
癒しの存在だったんじゃあないかな。彼に言葉を習う時・・の彼女の瞳は実にキラキラしていて素敵でしたわ。
太陽・・・風・・・唇・・・。一言、一言を、確認しながら
繰り返す彼女・・・。スミスによって、彼女は新しい自分を
見出していったんですよね。
と解釈しましたけれど、文学的なセリフと詩的な映像なので
この解釈は当然私だけでもの・・・笑
2人の恋の始まりはどう解釈してもいいってことだと考えています。
だからこそ、人によっては退屈する前半でしょう・・。

後半はスミスが立ち去ったあと・・ポカホンタス中心の物語。
ナレーションも彼女に変わります。
何故、スミスが立ち去ってしまったのか。
どれほどの葛藤があったのか・・・彼女への思いは
そんな簡単に消えてしまうものか・・・こういった
部分の詳しい説明はほとんどなく(イギリスの国王の命令だと
いっても・・、意外と簡単に決めてしまったように感じる・・)・・・・スミス・・・立ち去ってしまうのですよ・確かに物足りないのですが、
もともと2人の関係が夢物語的な世界での出来事で現実性に
乏しかったので、スミスとの別れも具体的でドロドロしたものでなく
こういったさりげなく・・・気づいたらいなくなっていた・・みたいな
方が雰囲気が壊れなくていいのかもしれませんね。

失意の中のポカホンタス。そんな彼女に興味をもつ
クリスチャン・ベイル ( ジョン・ロルフ)。
彼女の、悲しい瞳に惹かれたということなんですよね。
自分も妻子を亡くしているというので、同じ痛みを感じたんじゃあないかな。コリンとベイルのキャラの違いは彼らが惹かれた彼女の
状況にも関係しますよね。一方は明るい素直な彼女の姿で
一方は悲しみ満ちた沈んだ彼女の姿でしたからね。
しかし、このベイルの役どころはおいしいね・・笑
彼女が自分を愛していなくとも俺は一緒になりたい・・・というんですよ。つまり、大きな愛で包み込んでやるよ・・・って
いうことでしょ。ちょっとクラクラしちゃいそうだったよ・
この包容力の大きさに・・・笑。
ここで、ベイルのナレーションも入ります。
つまに、セリフが少ない分、
登場人物3人の心情告白的なナレーションが補足していくという
構成です。
それが詩的な文章なんだな・・・。


ラブロマンスというよりは、1人の女性の成長記、もしくは生き様って感じもしました。身を焦がすような愛から、穏やかな
愛までを一気に知りえて立ち去っていった人生なんですよね。
愛した記憶と、愛された記憶を持つことができたなんて実に
幸せな人生ですよね。
そしてニュー・ワールドは、
スミスにもポカホンタスにもあったということですよね。
それぞれがお互いの世界を新しいものとして感じたのだから。

ラストでのスミスとの再会。
一本の大きな木がでてきますよね。そこは非常にインパクト
ありました。お庭なのか・・・な。そのシーンだけは強烈でしたわ。

ポカホンタスの物語は全然知らなかったので、
私は結構楽しみながら、鑑賞できましたよ。
彼女が終盤
お母様・・って語りかける部分があるのですが
それもウルウルきちゃいましたもの。
自分が母になって初めて
自分の親の気持ちが手に取るようにわかるようになったというんでしょ。いい話じゃないですか・・・笑

なんだか、あんまり評判がよくないけれど、
私はこの癒された映像と、
素敵なロマンスを堪能できて幸せでしたよ。よくある話って聞けば
そうかもしれませんけれど、私はこの手の話に弱い・・です。
そうそう、こんなところで、泣くのか・・・という
ただの風景の描写のところでも私泣いていたものね・・。

コリン・・・今回、ひげも生えていたので、マユとひげで
タブル~~~濃さ!!。でも、彼の悲しそうな
顔はあのマユあっての効果だと思うんですよね。
そういう意味ではただ暑苦しかったというだけでも
ないかも・・・・笑 良かったですよ。
彼は結局、彼女を選ばなかったわけだけれど、(捨てたともいう?)
あまり憎たらしく感じなかったかな・。あ・・彼の肉体・・
鍛えていて素敵でしたね。でもファンじゃないし、どちらかというと
↓ベイルの方がいいかな・。

ベイル・・・やっぱり。ガリガリ痩せない方が断然いいと思います・・笑

ジェームズ・ホーナー ・・・いいね・・。
2人の絡みに使われた曲が好きでした。


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