光(2017)
製作国 日本
監督: 河瀬直美
プロデューサー: 澤田正道
武部由実子
ラインプロデュー
サー: 齋藤寛朗
脚本: 河瀬直美
撮影: 百々新
美術: 塩川節子
衣装: 渡部祥子
編集: ティナ・バス
ヘアメイク: 南辻光宏
照明: 太田康裕
製作統括: 木下直哉
録音: ロマン・ディムニー
助監督: 近藤有希

出演: 永瀬正敏 中森雅哉
水崎綾女 尾崎美佐子
神野三鈴 智子/時江
小市慢太郎 明俊
早織
大塚千弘
大西信満
堀内正美
白川和子
藤竜也 北林監督/重三


 「殯の森」「あん」の河瀬直美監督が視力を失いつつあるカメラマンと映画の音声ガイドを手がける若い女性との心の触れあいを描いた感動のラブ・ストーリー。音声ガイドの仕事にスポットを当てつつ、視力を失う主人公の葛藤とヒロインの心の成長を美しい映像で綴ってゆく。主演は「あん」に続いての出演となる永瀬正敏と「ユダ」「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」の水崎綾女。共演に藤竜也、神野三鈴、小市慢太郎。
 目が不自由な人のために映像を言葉で伝える音声ガイドという仕事を始めた尾崎美佐子。単調な日々を送っていたある日、弱視の天才カメラマン、中森雅哉と出会う。雅哉の不躾で遠慮のない物言いに反発を覚える美佐子だったが、彼の夕日の写真を見て心動かされる。そんな雅哉との交流が、美佐子の音声ガイドの仕事にも次第に変化をもたらしていく…。

感想

カンヌ関連でよくお名前聞く監督さんですけれど
私、実はいままでみたことなくって。
今回初でした。

重めの話でしたが
いろいろ興味深いところもあり
最後まで惹きつけられました。

映像も音楽もとても美しく素敵でしたね

ただちょっとわかりづらい部分というか
想像にお任せします・・・・的なものが
多くて、もやもや感はありました。

あらすじみるとラブストーリーとなっていますし
私もそれを承知のうえでみていた部分はあったのですが
ラブストーリーとしてみるにはちょっと・・・・と思うことはあります。
二人が恋愛感情どの部分で感じていたのかな・・・・・と。

価値観も違う…年齢も違う・・・
そして相手は病気を患っている・・・
結構ハードルは高いと思います。
双方、違う世界の人がお互いの違いを受け入れ認めあっていくという点では
非常に面白いし、またよくあるパターンだと思いましたが
恋愛となると、やっぱりみる人が納得できるエピとか・・行動とかが
ないとなかなかすんなりとはいかないのではと思いました。

尾崎さんという女性がどのくらいの覚悟で
中森さんをみているのか・・・。

私はラブストーリーにあえて縛られないで
信頼できる同士みたいな関係に最終行きつく・・・でも良かったのかなとも思いましたが・・・。

問題のキスシーンも
う~~ん、びっくりでした
結構唐突なので
怖くないかな・・・。中森さん。

想いはわかるようなわからないような・・・
でも私なら、あの時キスまではしないだろうな…と思いました。
それまで段階もなくて・・・・の行動なので。


個人的には
映画の中で描かれている北林監督の作品。
こちらもひかれましたね・・
重三と奥さんなのかな…海岸でのシーン。

映画は、この北林監督の音声ガイドをどうするかという
話し合いの場面が多いのです。
そして最終的にこの北林監督の作品に試行錯誤でついた・・・音声ガイドが素晴らしく・・
樹木希林さんのナレーションも心にしみわたるのです。
この
「光」の作品は
このラストがあるから
数段レベルUPしているんだろうな・・・と思わせる演出でした。

新作もあるそうなので
今後はチェックリストに加えていきたいと思います
また永瀬さん主演なのよね。
しかし・・・今回の演技良かったわ・・・
あんはみていないのでこれもいつかチェックしたいです
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あゝ、荒野 後篇

あゝ、荒野 後篇(2017)
上映時間 147分
製作国 日本
監督: 岸善幸
製作: 河村光庸
瀬井哲也
四宮隆史
宮崎伸夫
宇野康秀
山本浩
植田実
企画: 河村光庸
エグゼクティブプ
ロデューサー: 石井紹良
堤天心
プロデューサー: 杉田浩光
佐藤順子
ラインプロデュー
サー: 塚村悦郎
共同プロデューサ
ー: 行実良
中村優子
飯田雅裕
原作: 寺山修司
脚本: 港岳彦
岸善幸
撮影: 夏海光造
特殊メイク: 百武朋
美術: 磯見俊裕
徐賢先
衣装: 宮本まさ江
キャスティング: おおずさわこ
音楽: 岩代太郎
主題歌: BRAHMAN
『今夜』
ヘアメイク: 小沼みどり
ボクシング指導: 松浦慎一郎
照明: 高坂俊秀
整音: 小林喬
録音: 森英司
DIT: 鈴木裕

出演: 菅田将暉 沢村新次/新宿新次
ヤン・イクチュン 二木建二/バリカン建二
でんでん 馬場
木村多江 君塚京子
ユースケ・サンタマリア 堀口/片目
木下あかり
モロ師岡
高橋和也
今野杏南
山田裕貴


 「二重生活」の岸善幸監督が寺山修司の同名小説を「溺れるナイフ」の菅田将暉と「息もできない」のヤン・イクチュンを主演に迎え映画化した大作青春ドラマ。劇場公開に際しては前後篇に分けて上映。本作はその後篇。2020年の東京オリンピック後を舞台に、運命的に出会い、それぞれの思いを胸にプロボクサーを目指して突き進む2人の若者の絆と宿命を、彼らを取り巻く人々との人間模様と共に綴る。同時にプロデビューを果たし、ボクサーとして成長していくとともに強い絆で結ばれていく新次とバリカン。やがて新次は因縁の相手・裕二との対戦が決まり、トレーニングにも熱が入る。そんな中、バリカンとの間の思わぬ因縁を知り困惑する。一方バリカンは、自らの心の迷いを吹っ切るべく、新次との決別を決意するが…。
<allcinemaより引用>


感想

後編です。

ボクシング場面も増え
熱くなります。

バリカンは
新次にどういう感情を抱いていたのでしょうか。

今野杏南 が演じていた彼女と
繋がることはできないといった
あの意味は
やっぱり
新次への特別な思いがあったからなんじゃあないのかな・・・・とも
推測。

木下あかり 演じる
彼女が、新次のもとを
去るのは
ボクシングにかける新次の強い思いに
自分の居場所が無いと感じたからなのか。

やはり
後編でも
女は、ただただ通り過ぎる存在だけのようで
主役は男

熱い熱い
男だけの世界が最後まで貫かれていたように思います。


ラスト
死んじゃったのは
バリカン?
お父さん?


決別する前の
3人での海のシーンが
素敵でした

主題歌も大好き。

劇場ではみることできなかった作品だったけれど
お家で観ることでできて良かった
ちょっとDVDが早かったですよね。
劇場公開終わってすぐ・・・・

ビックリでした


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あゝ、荒野 前篇

あゝ、荒野 前篇(2017)
上映時間 157分
製作国 日本
監督: 岸善幸
製作: 河村光庸
瀬井哲也
四宮隆史
宮崎伸夫
宇野康秀
山本浩
植田実
企画: 河村光庸
エグゼクティブプ
ロデューサー: 石井紹良
堤天心
プロデューサー: 杉田浩光
佐藤順子
ラインプロデュー
サー: 塚村悦郎
共同プロデューサ
ー: 行実良
中村優子
飯田雅裕
原作: 寺山修司
『あゝ、荒野』(角川文庫刊)
脚本: 港岳彦
岸善幸
撮影: 夏海光造
特殊メイク: 百武朋
美術: 磯見俊裕
徐賢先
衣装: 宮本まさ江
キャスティング: おおずさわこ
音楽: 岩代太郎
主題歌: BRAHMAN
『今夜』
ヘアメイク: 小沼みどり
ボクシング指導: 松浦慎一郎
照明: 高坂俊秀
整音: 小林喬
録音: 森英司
DIT: 鈴木裕

出演: 菅田将暉 沢村新次/新宿新次
ヤン・イクチュン 二木建二/バリカン建二
でんでん 馬場
木村多江 君塚京子
ユースケ・サンタマリア 堀口/片目
木下あかり
モロ師岡
高橋和也
今野杏南
山田裕貴

 「二重生活」の岸善幸監督が寺山修司の同名小説を「溺れるナイフ」の菅田将暉と「息もできない」のヤン・イクチュンを主演に迎え映画化した大作青春ドラマ。劇場公開に際しては前後篇に分けて上映。本作はその前篇。2020年の東京オリンピック後を舞台に、運命的に出会い、それぞれの思いを胸にプロボクサーを目指して突き進む2人の若者の絆と宿命を、彼らを取り巻く人々との人間模様と共に綴る。
 少年院上がりの新次は裏切り者の裕二に殴りかかり、逆にプロボクサー・デビューを果たした裕二に返り討ちにされてしまう。吃音と赤面対人恐怖症に悩む建二が偶然居合わせ、倒れかかった新次を助け起こす。その一部始終を目撃していた元ボクサーの堀口は、2人を自分の運営する歌舞伎町のジムにスカウトする。こうして新次は自分を捨てた母へのやり場のない怒りと裕二への復讐を胸に、一方の建二は自分を無理やり韓国から連れてきた暴力的な父親に対抗するため、互いに切磋琢磨しながら厳しいトレーニングに打ち込んでいくのだったが…。
(allcinemaより引用)


感想

観たのは、「お嬢さん」の前。
忙しくてなかなか感想書けず(作品の面白さとは関係なし)に今頃。
ちなみに後編もみています。(自分の覚書として、前編、後編で、感想を)⇒後篇いつUPできるかわからないけど。


「息もできない」のヤン・イクチュン・・↑
この映画見ている人はみな知っていたのかもしれないのですが
私、知らなくって。
息もできないと・・イメージ違うって声もきいていたけれど、
私知らなくって・・・・笑

だから、この映画のイメージがこの人のイメージになってしまいました。
良かったわ。
菅田将暉とヤン・イクチュンのダブル主演という形だけれど、
肩入れしたくなるのは、後者のキャラかな。

前半は、2人がボクシングジムで出会って、お互いを意識するまで&彼ら、周辺の人物紹介が
中心。

後半は試合がメインの印象でした。

寺山さんの原作は未読ですが、時代的には60年代の話ですよね
それをちょっと変えての映画化ということですね。
オリンピック後ですから。
近い未来っていうことで、もしかしたら、こんな時代になっているのかもという
怖さも感じました。
冒頭から爆発がありましたし・・・。
介護問題&徴兵制&自殺防止運動・・などなど

若者たちだけの話におさまらず
ずいぶんと社会問題が描かれるな~~という印象でした。
前篇においては
それがちょっと邪魔な印象も感じたかな。唐突に入り込んでくる印象がして。
とくに、自殺防止運動の活動は浮いた感じもしました。
たぶん、これらは後篇にも関係してくるのかしらね。
あと、
未来な世界が舞台でしたが
主人公たちが生活している空間は昭和のにおい、雰囲気でした。
泥臭いです。
男の世界。
女性陣もいろいろと絡みに入るのですが
やっぱり男がメイン。
女性は、ラブシーンが多い印象でした。
ちょっと驚きしましたかね。
菅田君のラブシーンに関しては、ファンはショックも感じるほど、激しかったです。
私は良いですが・・・。
相手役の方は私は、はじめての人でした。
頑張っているな~~という印象。
ずいぶんと、露出も多いので・・・。
逆に有名女優さんはなかなか、演じないのではないかな
と想像です。

前篇で好きなのは
リングネームを考えるところ。
ユースケ面白かった。
バリカンって名前いいな~~

a~~kouya zennpennsuda

彼女がその名を知らない鳥たち

彼女がその名を知らない鳥たち(2017)
上映時間 123分
製作国 日本
監督: 白石和彌
企画・プロデュー
サー: 西口典子
エグゼクティブプ
ロデューサー: 藤本款
プロデューサー: 深瀬和美
山本晃久
原作: 沼田まほかる
『彼女がその名を知らない鳥たち』(幻冬舎刊)
脚本: 浅野妙子
撮影: 灰原隆裕
美術: 今村力
衣裳: 高橋さやか
編集: 加藤ひとみ
音楽: 大間々昂
ヘアメイク: 有路涼子
照明: 舟橋正生
録音: 浦田和治
助監督: 茂木克仁

出演: 蒼井優  北原十和子
阿部サダヲ 佐野陣治
松坂桃李 水島真
村川絵梨 國枝カヨ
赤堀雅秋 刑事・酒田
赤澤ムック 野々山美鈴
中嶋しゅう 國枝
竹野内豊 黒崎俊一

 沼田まほかるの同名ベストセラーを「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督が、主演に蒼井優と阿部サダヲを迎えて映画化した異色の恋愛ミステリー。8年前に別れた男を忘れられず、一緒に暮らす年上の男に嫌悪感を抱きながらも離れられない女と、そんな彼女にどんな仕打ちを受けても一途に慕う男が織りなす歪で醜い愛の行方をミステリー・タッチに綴る。共演は松坂桃李、竹野内豊。
 8年前に別れた男・黒崎のことが忘れられない女・十和子。その淋しさから15歳も年上の男・陣治と仕方なく一緒に暮らしていたが、不潔で下品な陣治に嫌悪感しか抱けなかった。それでも自分で働くこともなく、陣治の少ない稼ぎを当てにする怠惰な日々を送る十和子。ある日、妻子持ちの男・水島と出会い、黒崎の面影を重ねるように彼との情事に溺れていく。そんな中、刑事の突然の訪問を受け、黒崎が行方不明になっていたと知る十和子だったが…。
<allcinemaより引用>


感想

「ユリゴコロ」に続いての沼田さんの作品。
ともに原作は読んでいるので映画はどうしようかな・・・・・と迷っていたのですが
巷の評価が高いので鑑賞しました。


原作と内容はほとんど同じだったような気がするけれど・・(細かい部分は忘れているけれど)
本を読んだときよりも
心に響いてきたかな~~という印象。
やっぱり映像の力って凄いな・・・。


物語の行く末を知っているので
最初から 阿部サダヲ演じる 佐野陣治の
思いに涙してしまった部分ありました。もう登場してすぐに・・・・笑
十和子に文句言われながらも料理作ったりマッサージしている姿に
なんだか、せつなさ覚えてきちゃってね~~

これ、一回観終わてからもう一度見直すると、より一層良さがわかる映画でも
あると思います。

なにより
秀逸なのはラストですよ。
もちろん、原作と同じなんですけれど
あの見せ方はやっぱりずるい・・・というか
心にグサグサきますよ。もちろん俳優さんの演技力あってですが

ああやって過去シーンが走馬灯のように流れてくるような演出になっていると
観ていてせつない・・・
誰だってそう思うはず。

エゴかもしれないけれど、
愛が強ければ強いほど
エゴになるものね・・
そして陣治のあのセリフもね・・・
う~~~ん、原作以上に心に響いてきたかな


ちなみに共感度0%というコピーになっていますけれど
映画ではそれほどの嫌悪感は
主人公2人にわかなかったです。
実は原作での
あまりにもひどい描写の数々で(陣治や十和子のキャラはそりゃあ・・・ひどい、ひどい・・・でした)
免疫ができてしまったのか
実際に画面で見る不潔極まりないという陣治に関しても
それほどでもないのでは・・・と思えていたのでした。
どうしても
阿部サダヲ本来の人の好さそうなイメージが頭に浮かぶのか、憎めなくなるのです

対する十和子もですが
実は原作ではかなり苦手なタイプの方なんですけれど…笑
映画では蒼井優さんが演じていて
イメージなのか(私個人がそう思うのか、やっぱりどこか可愛らしさを感じるので)
どうしても、そんなに嫌な奴には思えず
むしろ、ああいう恋愛しかできない女性という部分で
愛おしくなってしまうところがありました

ちなみに
竹野内さんと
松坂君は
本当にくずそのもので・・・・( ´艸`)
はまっていたね~~という印象
今までのイメージを良い意味で覆していて、いい仕事していますな・・・・という感じです(偉そうに・・・・笑)
正直
原作読んだときは
上記の出演者誰一人想像できなかったわけですけれど
今回この配役をみて
うまくバランスとっていて、とても良かったのではと感じました。

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ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016)
製作国 日本
監督: 三木孝浩
製作: 市川南
エグゼクティブプ
ロデューサー: 山内章弘
プロデューサー: 川田尚広
西野智也
共同製作: 村田嘉邦
弓矢政法
高橋誠
大川ナオ
吉川英作
山本浩
荒波修
企画・プロデュー
ス: 臼井央
春名慶
原作: 七月隆文
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社刊)
脚本: 吉田智子
撮影: 山田康介
視覚効果: 鎌田康介
美術: 花谷秀文
編集: 坂東直哉
音楽: 松谷卓
音楽プロデューサ
ー: 北原京子
主題歌: back number
『ハッピーエンド』
スクリプター: 古保美友紀
スタイリスト: 望月恵
ヘアメイク: ワシダトモキ
照明: 川辺隆之
装飾: 高木理己
録音: 豊田真一
助監督: 清水勇気
プロダクション統
括: 佐藤毅

出演: 福士蒼汰 南山高寿
小松菜奈 福寿愛美
山田裕貴 林
清原果耶 福寿愛美
東出昌大 上山正一
大鷹明良 南山たかもり
宮崎美子 南山えいこ


 同名のベストセラー小説を福士蒼汰と小松菜奈の主演で映画化した青春ファンタジー・ラブストーリー。京都を舞台に、電車で一目ぼれして付き合い始めた相手が抱える思いもよらぬ秘密と、2人の切ない恋の行方を描く。共演は山田裕貴、清原果耶、東出昌大。監督は「陽だまりの彼女」「青空エール」の三木孝浩。
 京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、電車の中で出会った女性・福寿愛美に一目ぼれしてしまう。勇気を出して声をかけると、振り返った彼女の頬はなぜか涙で濡れていた。やがて親友の上山の後押しもあって晴れて交際にこぎつけた高寿。愛美のやたらと涙もろいところを少し不思議に思いながらも、運命と直観した女性と恋人になれた幸せを実感していく高寿だったが…。
<allcinemaより引用>


感想


巷の評価が高いので少々ビックリ。
この作品好きな人はできたらスルーでお願いします


原作がヒットしているというのは聞いていたので映画に興味をもち鑑賞。
原作は未読です。


タイトルは物語がはじまって40分後・・・でした。
なるほど~~ここでか・・・という印象。

まず・・私は嵌れませんでした。
泣くこともなく・・・。
まあ、自分の年齢が年齢なので(笑)この物語の年代の恋愛劇は無理ちゃあ、無理かもしれません。
結構、この手の恋愛ものも観ているほうなので・・・大丈夫かと思ったのですがね~~~え。
この映画の前に、
「愚行録」(興味があれば是非~~)という映画をみておりまして、
めちゃめちゃ、屑な感じの(笑)大学生カップルたちが描かれていたもので
そしてそちらのほうが、感情移入もしてしまったからか、
この物語のキラキラ輝いているような純粋カップルをちょっと斜めな気持ちで観てしまっていたのが
敗因原因だと思われます。

映画は
電車内、ひとめぼれだという男女の出会いから・・・


え~~~ひとめぼれ・・・
⇒声をかける⇒付き合う
久々の、古典的な出会いに、おおお~~~~と
感動を覚えたのではなく、今どきあるんだ・・・・というちょっと引いた感じがありました(笑)
付き合い方も純・・・。
ちゃんから呼び捨ての流れとか
断り入れての行動とか(手をつないでいいとか・・・そういうのね)
今どきの若者としては
もう、純すぎて、逆にええええ~~~~と(笑)
そういう部分がたぶん、中盤からの秘密に結びついて
せつなさがUPというところですが、秘密を知らない身としては、
まあまあまあ・・・なんて、模範的なカップルお付き合いなのという印象

そして中盤の秘密。


そうきましたか・・・・・。
これ、聞いたとき素直に受け入れられますかね。
リアル世界の話とばかり思っていましたがSF、ファンタジー系のお話だったのですね。
ここは、事前に、知っていても良かったかもと思いました。
正直、この段階で、まず世界観がすんなり受け入れられなかったのです。
時間軸が別世界の人間との恋愛?
男の子の未来は、女の子の過去?
昨日の彼女と、彼氏は明日デートする・・・ってそういう意味なのね。
ここ、ものすごく考えすぎるとたぶん、この物語って入り込めなくなると思いました
そして考えてしまいました、私、いろ~~んなこと。普段この子はどこに?とか・・(笑)

まずい・・これでは楽しく鑑賞できないかもしれないと察したので
一旦ここで、仕切り直し。
DVDだったので続き、次の日にみました(先が知りたくなるというストーリーでもなかったので)


ちょっと時間を置いたことにより、
この世界観に多少なりと慣れてきた自分((笑)たぶん、一気に見たら余計、嵌らない可能性が。

ということで、秘密を知ってから後半
じっくり鑑賞しましたが、
起こることを知ってる上で、付き合っていく福寿愛美ちゃんのほうがつらいよな・・・・と
少しばかりの共感をおぼえるまでに感情もっていくことができました(笑)
でもね~~~~。
なんだか、もやもやっとする部分も多くあり
やっぱり嵌れませんでした。
伏線の部分、チョコレートをビーフシチューに入れるとか
ポメラニアン に喜ぶとか
細かい部分で
なるほど・・・・と思えるところはありますが、それだけ。
たぶん、設定を理解した上で2度見ると
お互いの気持ちが理解できるのではないのかな・・・とは思います
(私は二日かけてみたのでそれでOK・・・(笑))

出演者は
ほぼ、福士蒼汰君と
小松菜奈ちゃんオンリーという感じ

友人の 東出昌大君は
え・・大学生なの?(笑)という意外性

小松さんが今回目力を落として(笑)
ゆるふわな感じを漂わせており、とっても可愛らしく感じました
小松さんのプロモーションビデオみたいな・・・

福士君はね、
いつもこんな感じなんだよね
イケメンすぎて…笑
性格がいつも穏やか、優しい、感じで(褒め言葉)
悪く言えば、やわな感じ。ここは好みの問題ね。

設定の世界観に驚いた作品で
そこが強烈過ぎて
ちょっと恋愛部分にはまれなかったという感じでした。

「ベンジャミンバトン」と
「きみが僕を見つけた日」

と似た設定という感想をみましたが
なるほど…そのとおり(私もみていますし)
2作品とも観ている人にとっては、新鮮さはなかったかもしれませんよね。
そもそも、ベンジャミンは
その特異な生涯(生まれたとき年寄りでどんどん若返っていくという設定)
を最初から、説明されているので、その世界観に入り込みやすいの。
そちらは好きでした。
「きみが僕を~~~」は、まあまあだったかな・・笑

子供の時の彼氏や
彼女に出会って、
自分はすでに大人でね
あなたを待っているわ…みたいな感じで
じわ~~~と見つめている設定って
なんだか、怖いというか、ちょっとね・・と思うのは私だけかな…笑

bokuhaarukino ainiikuyonnnn

愚行録

愚行録(2016)
120分
製作国 日本
監督: 石川慶
COエグゼクティ
ブプロデューサー: 吉田多喜男
エグゼクティブプ
ロデューサー: 森昌行
プロデューサー: 加倉井誠人
アソシエイトプロ
デューサー: 川城和実
太田哲夫
福田太一
二宮清隆
ラインプロデュー
サー: 小宮慎二
原作: 貫井徳郎
『愚行録』(創元推理文庫刊)
脚本: 向井康介
美術: 尾関龍生
撮影監督: ピオトル・ニエミイスキ
衣裳: 森口誠治
編集: 石川慶
太田義則
キャスティング: 吉川威史
音響効果: 柴崎憲治
音楽: 大間々昂
音楽プロデューサ
ー: 杉田寿宏
メイク: 那須野詞
照明: 宗賢次郎
装飾: 篠田公史
録音: 久連石由文
助監督: 川口浩史

出演: 妻夫木聡 田中武志
満島ひかり 田中光子
小出恵介 田向浩樹
臼田あさ美 宮村淳子
市川由衣 稲村恵美
松本若菜 夏原友季恵
中村倫也 尾形孝之
眞島秀和 渡辺正人
濱田マリ 橘美紗子
平田満 杉田茂夫



 貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマ。一人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出す。共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。監督は本作が長編デビューとなる石川慶。
 ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て、真相を探るべく取材を開始する。田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重くのしかかっていく田中だったが…。


感想

例の事件によって公開も途中中止になってDVDもどうかなと心配していましたが
無事、レンタルに並ぶことができて良かったです。

貫井さんの作品
ほとんど読んでいるのですが
これだけはなぜか・・未読。
原作もぜひ読みたいところです。⇒貫井さんの奥様は加納さんです♪


面白かったです。
人々の裏の顔がみえて
非常に生々しい人間像を
興味深く観ることができました

俳優さんたちも
実にはまっていました。
小出君の役は、タイミング的に嵌りすぎでした。


主人公は
週刊誌記者の妻夫木君演じる・田中武志。
彼には、ネグレクトで逮捕された妹がいます。
この妹、光子を演じるのが、満島ひかり。
そこを横軸としたら
縦軸が、約1年前に発生した、「田向一家殺人事件」です。
まだ犯人が捕まっていないことから
記者の妻夫木君は、取材に走ります。
関係者の証言を求めていくのです。

関係ない上記、二つの事件が
交わる瞬間はやはり衝撃的です。
その過程で、とある秘密も発覚するので
二重、三重の衝撃に繋がります。

殺人事件の犯人は、一応、観客にはわかります。
一年以上も、つかまらない、証拠も出てこない
というのは、さすがに、変かな~~
人間関係として、浮上してくるでしょ・・・・とは思いますが
この映画の
醍醐味は
やはり人間の多面性ですよ。

インタビューの中で
それぞれが
自分が一番正しいみたいな発言をしていきます。
それは誰でもそういうところはあろうかと・・・。
利己主義を感じさせる人々なんてこの世には沢山。
人は自分に都合の良いように理解しがちだから
同じ出来事でも、自分なりに捻じ曲げて解釈しているところ
ありますよね。


人間って
表面的な部分ではなにもわかりはしない・・
恐ろしいな~~と
しみじみ感じる映画でした。

妻夫木君の人間性も
最初のバス内の席を譲るシーンで
充分感じ取れるのですが
あそこの演出、うまいな~~~と。
対比するように
ラストも同じようなシーンがでてきたのも良かったです。

心を乱すような音楽も
満島ひかりに
まとわりつくような多くの手のシーンも
気持ち悪くて
本当にうまい・・・
後味は
あまりよくないので
多くの人にみてみて・・・とは
薦められない作品ですが、
怖いもの見たさの人にはぜひ~~と言いたいです。

そこにちょっと自分を観ているような気がしたら
危ないですよね…笑


ちなみに
大学生活や
社会人における
男女の付き合いが描かれていますが
ある・・ある・・・ある・・・
だと個人的には
頷いてしまう自分がいます。
本当に社会は怖いです

gukourokutumbuki majima

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)
製作国 日本

監督: 岩井俊二
企画: 小牧次郎
石原隆
プロデューサー: 原田泉
脚本: 岩井俊二
撮影: 金谷宏二
美術: 柘植万知
衣裳: 高橋智加江
編集: 茶圓一郎
音楽: REMEDIOS
照明: 隅田浩行
助監督: 桧垣雄二
行定勲
島田剛

出演: 山崎裕太 ノリミチ
奥菜恵 ナズナ
反田孝幸 ユウスケ
小橋賢児 ジュンイチ
ランディ・ヘブンス カズヒロ
桜木研人 ミノル
石井苗子 ナズナの母
深浦加奈子 ノリミチの母
山崎一 ノリミチの父
田口トモロヲ ユウスケの父
中島陽子 受付の看護婦
麻木久仁子 三浦先生
光石研 同僚の教師
小山励基 マコト
酒井敏也 ヤスさん
こばやしふしまさ おでん屋
蛭子能収 おでん屋の客




 「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二監督が、フジテレビのドラマ枠『ifもしも』のスペシャル版として製作した(1993年8月26日に放映)、打ち上げ花火を巡って繰り広げられる少年少女の夏の一日を、瑞々しくも郷愁あふれるタッチで綴った作品。小学生最後の夏休み。その日は学校の登校日で、夜には花火大会が行われる。プールでは典道と祐介が50mを競おうとしていた。そこに、二学期には転校してしまうなずながやってきた……。“今どき”の少年たちが生き生きと描かれていて、彼らの言動ひとつひとつに逆に10年20年前に少年だった人間は心打たれてしまう。たしかにセンチメンタリズムに過ぎるきらいはあり、そこに抵抗を感じてしまう人もいるであろうが、印象的な挿入歌とともに、なにか抽斗の奥に大切にしまっておきたい気分になるうれしい一作だ。岩井監督は本作でTVドラマでありながら同年の日本映画監督協会新人賞を受賞するという史上初の快挙を果たす。それまで、フジテレビの深夜枠を中心に“知る人ぞ知る”存在だった岩井俊二を一躍日本映画の救世主にまで持ち上げた記念すべき作品。
(allcinemaより引用)

感想

○○○77円旧作セールにて鑑賞

有名な作品なので。
しかしこれもリアルでは鑑賞していなくて
プライベートで忙しい時期だったので映画はあまり見ていなかったかな。

今年はアニメもあるようですけれど
やっぱり実写がよいね。

奥菜恵は
完成されていたね
そしてこの雰囲気そのままで
大人になったという感じ


あの頃はよいな~~
小学校の登校日
懐かしいな~~

いいな~~~

プールは嫌いでした・・笑

キセキ -あの日のソビト

キセキ -あの日のソビト-(2017)
製作国 日本
監督: 兼重淳
製作: 松井智
村松秀信
木下直哉
木原康博
町田晋
市村友一
寺島ヨシキ
牧和男
プロデューサー: 小池賢太郎
アソシエイトプロ
デューサー: 飯田雅裕
千木良卓也
平石明弘
共同プロデューサ
ー: 丸山文成
柳迫成彦
協力プロデューサ
ー: 田口聖
脚本: 斉藤ひろし
撮影: 向後光徳
美術: 布部雅人
衣裳: 下田梨来
編集: 小原聡子
キャスティング: 田端利江
音楽: GReeeeN
音楽プロデューサ
ー: JIN
主題歌: GReeeeN
『ソビト』
スクリプター: 押田智子
ヘアメイク: 知野香那子
照明: 斉藤徹
装飾: 斉藤暁生
録音: 吉田憲義
助監督: 森本晶一
劇伴: 大野宏明

出演: 松坂桃李 ジン
菅田将暉 ヒデ
忽那汐里 理香
平祐奈 結衣
横浜流星 ナビ
成田凌 クニ
杉野遥亮 ソウ
早織 ふみ
奥野瑛太 トシオ
野間口徹 売野
麻生祐未 珠美
小林薫 誠一

 素顔を隠して活動を続ける人気4人組アーティスト、GReeeeNのデビュー秘話を松坂桃李と菅田将暉の主演で映画化した青春ストーリー。共演は忽那汐里、平祐奈、麻生祐未、小林薫。監督は「ちーちゃんは悠久の向こう」「腐女子彼女。」の兼重淳。
 厳格な医師を父に持つ兄弟、ジンとヒデ。兄ジンはメタルバンド“ハイスピード”のボーカルとして活動し、弟ヒデは医大を目指して受験勉強に励んでいた。その後ジンは父の反対を押し切り家を飛び出してバンド活動を続け、一浪したヒデは自らの学力に限界を感じて目標を歯科大に変えてみごと合格する。そんな中、ジンのバンドが解散状態となる一方、ヒデは仲間と共にバンド活動に目覚める。ある日、ヒデからアレンジを頼まれたジンはその才能を確信し、裏方として弟たちの音楽をサポートしていく。そして、いよいよヒデたちのデビューが現実味を帯びてくるのだったが…。

<allcinemaより引用>


感想

出演者に惹かれての鑑賞((´∀`))

桃李君のヘビメタ歌声も菅田君の素直な歌声も
ともに良かったです。
もっとききたかったな。

物語はGReeeeNのデビュー秘話ということで
大筋は想像通りでした。
映画は
いろいろ脚色しているんでしょうね。
彼女との出会いエピソードとか
病院の患者さんのエピソードとか・・・。


個人的には
医大生になってからのグループ結成の
部分や、メンバー一人一人のエピももう少しあってもとは思いましたが。
逆に彼女エピは別になくても・・・・とか(笑)。
ほとんど兄弟&父親の関係メインで構成されていましたね。
時間軸も順番通りなので
非常にわかりやすいというか
逆にいえば、ほとんど先が見えてしまうというか・・・。
ちょっとひねって回想型でもよいかも。


あと医学生時代の勉強と音楽とのバランス&葛藤。
これ
一回やめる
でもやっぱり活動するという
流れになっていましたが
扱いが軽くて。
そんな簡単でもなかったろうに・・・・
いやいや、実際、いろいろあったのではないのかな・・・などと
想像力が働きました。
医学生さんも忙しいですものね。


でも
若いエネルギーが感じられ
やっぱり音楽って良いなと感じさせる一本でした。

kiseki touri

淵に立つ

淵に立つ(2016)
HARMONIUM
上映時間 119分
製作国 日本/フランス
監督: 深田晃司
エグゼクティブプ
ロデューサー: 福嶋更一郎
大山義人
プロデューサー: 新村裕
澤田正道
ラインプロデュー
サー: 南陽
制作プロデューサ
ー: 戸山剛
脚本: 深田晃司
撮影: 根岸憲一
美術: 鈴木健介
編集: 深田晃司
音楽: 小野川浩幸
主題歌: HARUHI
『Lullaby』
サウンドデザイナ
ー: オリヴィエ・ゴワナール
スタイリスト: 村島恵子
ヘアメイク: 菅原美和子
効果: 吉方淳二
照明: 高村智
録音: 吉方淳二
助監督: 山門朔
編集コンサルタン
ト: ジュリア・グレゴリー

出演: 浅野忠信 八坂草太郎
筒井真理子 鈴岡章江
太賀 山上孝司
三浦貴大 設楽篤
篠川桃音 鈴岡蛍
真広佳奈 鈴岡蛍(8年後)
古舘寛治 鈴岡利雄


<allcinemaより引用>
 「歓待」「ほとりの朔子」の深田晃司監督が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した衝撃の家族ドラマ。ごく平凡に見えた家族が、一人の謎めいた男の登場で徐々に秘められた心の闇をあぶり出され、崩壊へと向かっていく悲劇の顛末を、ミステリアスな筆致で不穏かつ緊張感いっぱいに描き出す。出演は家族を翻弄する謎の男に「私の男」「岸辺の旅」の浅野忠信、次第に日常を狂わされていく夫婦に「歓待」の古舘寛治と「リトル・マエストラ」の筒井真理子。
 郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡利雄と妻で敬虔なクリスチャンの章江は、10歳になる娘の蛍と家族3人で平穏な毎日を送っていた。ところがある日、利雄の古い友人の八坂草太郎が現われると、利雄は章江に断りもなく、最近出所したばかりだという彼を雇い入れ、自宅の空き部屋に住まわせてしまう。最初は当惑していた章江も、礼儀正しく、蛍のオルガン練習も手伝ってくれる八坂に次第に好感を抱くようになっていくが…。


感想

どんより~~~。

まったくもって内容知らなかったので余計、こたえました。
サスペンスだったのですね。
それも知らなくもっと柔らかい感じの映画だと思っていました。
そりゃあ、あの浅野さんに
胡散臭さ(非常に礼儀正しく、見た目も優しそう・・・)
は薄々感じていましたけれど。

八坂(浅野さんね)が
河原で一瞬
あん?お前・・・みたいな
暴言を利雄にかけた瞬間、こわ~~~と身震いしました。
やっぱり仮面かぶっていたのか。
あの規則だたしいさまは、刑務所帰りだとは気付くけれど、あんな一瞬で裏の顔がでるなんて。
人間怖い。
そしてもっと怖いのが
利雄が八坂の共犯者だったなんて。
え~~~この寡黙で、なんだかすべてにおいて無頓着な男が
罪を犯していたなんて、それこそ、怖いな・・・・と思いました。

長い間
隠していて、結婚もしたってことでしょう。

苦しくなかったのかな。
でも奥さんが事実を知った時
利雄は、俺は足をもっただけで
殺してはいない・・・なんてしら~~~と話しているから
犯した過去の罪の重さに耐えられないという思いはなかったのかもね。
そうだったら余計怖い人じゃん。
ただ奥さんに真実知られることだけがいやだったってことなんでしょ・・
夫、いやだよ

結婚したとしても
夫のすべてまでは理解できていないし
当然過去まではすべては知らなくて当然だけれど
家族になってから
いろんなことが浮き出てきたら
そりゃあ…怖くて生活できなくなるよね。
前に観たギフトの夫と同じだね


八坂と奥さんの章江さんが
近づいていく過程はものすごいドキドキ。
そうなるな~~~的な雰囲気がぷんぷんしていました。
浅野さんがもう、うまいんだな~~~、奥さん役の筒井さんの色気も。

河原での皆と離れての、2人のラブシーン?は
昼顔もびっくりな展開になるのかもと思わせました。


が・・・そんな簡単な映画ではなかったのですね。

後半の展開には衝撃です。
蛍~~~
8年たってからの
この家族の変化には、なんて言葉をかけてよいやらで。

後半、八坂の息子の太賀、演じる 山上孝司登場してきますが、
大賀さんから漂うあのマイペース感は
真相を知った夫婦にとってはイラっとすること間違いないですよね。
孝司、には罪はないけれど、やっぱり、一緒にはいたくないですよね。
八坂の息子だって知った利雄が
孝司を突然、ビンタしましたけれど、まあ、口より先に手が出る気持ちは
わからなくはないです。
孝司にとっては、理由わからず、とまどうばかりですけれどね。

そういえば、
この映画
ほおをたたくシーンがいくつかでてきましたね。
言い表せないような感情をもつと、自分で自分をたたきたくもなってしまうのかも。

ラスト

実は嫌いなんですよ。

あれじゃあ、救いがないから。
救いってじゃあ、前向きに生きろ…的に描けば納得かっていうわけでもないのですけどね。
あそこまで追い込まなくてもと感じたのですよ。
蛍にとっては、振り回されただけの人生になってしまうではと思えてきちゃって。

章江 はキリスト教徒でしたけれど、
そうならなおさら、短絡的な行動はしてほしくなかったと思います。

殺人とまではいかなくても
人生送るうえで
何らかの罪って、誰しも
もってしまっているかも。
それらを
受け入れて生きるのは簡単ではないけれど、
それでも
あのラストはどうしてもねえ・・。

欲もあり罪もあり
とっても深くて理解しがたい人間が
やっぱり一番怖いです。
神を信じていても
迷わされてしまうんですよ、
その弱さも人間だからなのかな・・・・と。
まあ、突き詰めると自分も生きにくくなってしまいそうでやめます・・・(笑)


浅野さんの白の服からの赤のシャツ・・・・
インパクトありました。
よく分からない人はやっぱり怖いですよ

fuchinitatu gazou

恋人たち

恋人たち(2015)
上映時間 140分
日本
監督: 橋口亮輔
企画・プロデュー
サー: 深田誠剛
製作: 井田寛
上野廣幸
プロデューサー: 小野仁史
平田陽亮
相川智
ラインプロデュー
サー: 橋立聖史
脚本: 橋口亮輔
撮影: 上野彰吾
美術: 安宅紀史
衣裳: 小里幸子
音楽: 明星/Akeboshi
主題歌: 明星/Akeboshi
『Usual life_Special Ver.』
ヘアメイク: 田鍋知佳
照明: 赤津淳一
装飾: 山本直輝
録音: 小川武
助監督: 野尻克己

出演: 篠原篤 篠塚アツシ
成嶋瞳子 高橋瞳子
池田良 四ノ宮
安藤玉恵 吉田晴美
黒田大輔 黒田大輔
山中崇 保健課職員 溝口
内田慈 女子アナ
山中聡 四ノ宮の友人 聡
リリー・フランキー アツシの先輩
木野花 瞳子の姑 敬子
光石研 藤田弘

 「ハッシュ!」「ぐるりのこと。」の橋口亮輔監督が、現代の日本で生きづらさを抱えながらもひたむきに生きている3人の男女を主人公に描く絶望と再生の人間ドラマ。主演は橋口監督が続けているワークショップなどを通して見出されたほぼ無名の俳優、篠原篤、成嶋瞳子、池田良。
 橋梁のコンクリートをハンマーで叩き破損の有無をチェックする橋梁点検の仕事をしながら裁判のために奔走するアツシ。数年前、最愛の妻を通り魔殺人事件で失い、今なおその喪失感と犯人への憎しみから立ち直れずにいる。自分に関心を持たない夫と、ソリが合わない姑と3人暮らしの退屈な毎日を送る主婦、瞳子。ある日、ひとりの中年男とひょんなことから親しくなっていく。同性愛者で、完璧主義のエリート弁護士、四ノ宮。一緒に暮らす恋人がいながらも、秘かに学生時代からの男友だちを想い続けていた。そんな不器用ながらも懸命に日々を生きている3人だったが…。

<allcinema>より

感想

今頃ですが観ました。他の橋口作品は残念ながら未見です。

有名な俳優さんは出演していない分
それがかえってリアルに感じました。
世の中、美男美女ばかりではないですから。
大抵は目だった容姿ではない普通の人。

この映画は、素敵な夢物語ではないので正直きついなと思うことはありました。
現実ってこういうことの方が多いんだよ・・・ということを
ガツンと教えられるという感じ。
この3組のどのケースにも当てはまるわけではないけれど、
普通に生活していても
どうしようもない、やり場のない思いはわいてきたりするし、
なぜ自分だけがという苦悩だって抱えていることもあるので
ここまでの(映画の中の)レベルではなくても
共感覚えることは多々ありました。

三つの物語が
クロスしながら描かれます.。
淡々と
長い映画でしたがひき込まれてしました。

台詞一つ一つは胸に迫ってくるもの多かったです。

三つの物語。
① 通り魔殺人で妻を亡くしてしまった男。裁判のために今なお奔走しているが経済的に苦しい。
② 気の合わない姑、無関心な夫との生活に疲れをみせている主婦。趣味は少女マンガ風のイラスト創作と皇太子妃の追っかけ。
③ 学生時代の男友達に思いを寄せる同性愛者の弁護士。

①主人公は、篠塚アツシ (篠原 篤)
仕事は橋の点検士。
アツシの職場の人が皆良い人でね。
特別何か語るってわけではなく普通に接しているんだけど
その普通さに温かさを感じるんですよね。
滞納している保険料の支払いに役所を訪れるシーン。
ああ~~こういうことあるよな・・・と思いながらみていました。
主人公の彼のむかつく思いは十分わかるわ~~。
そしてそれを、全然理解できない役所の人の立場もわからなくはなかったりしていました。
仕事だしな・・・・。
人間って自分に直接関係ないことには興味ない人は多いだろうし・・・。
それはしかたがないことかもしれないし・・。
全部の人に優しい気持ちになっていたら、自分が壊れてしまうかもしれないしね。
奥さんのお姉さんかな、その方がアツシさんの部屋にきて話しているシーンも印象的。
付き合っている人がいたのに、身内が通り魔に襲われて殺されてしまったら
お付き合いも、結婚もダメになったと嘆いていた場面。
ああ~~世の中ってそういうところあるよね・・・とここでも胸が痛くなりました。
そして、職場の腕が片方ない方の存在も目立っていました。
彼が語ったその一言が忘れられなかったです。
この方はとても良い人。前借する主人公にも冷たくしなくてね~~。
この腕のない方も、相当の人生をきっと歩んできたのでしょう
「世の中にはいい馬鹿
悪い馬鹿
たちの悪い馬鹿がいる
が、あんた(アツシのことね)はいい馬鹿だよと・・・」・・・

泣けた~~~


②生活にくたびれた主婦、高橋瞳子 (成嶋瞳子)
こんな夫いやだ~~
こんな姑いやだ~~~
でも、夕食を一緒に食べているし、目立った喧嘩もしていないから
こういう生活スタイルなんだとあきらめているのかな。
つまらないだろうね。
サランラップをキッチンの壁にはって乾かす姑スタイルに寒気がしました。
ひえ~~
瞳子は昼間は弁当屋のパートにでているんですが
この弁当屋の奥さんと旦那さんの喧嘩場面はすごかったです。
リアルすぎて…こういう夫婦いる・・笑
そして瞳子はついに、気が合う男性と出会います。
弁当屋にきている鶏肉卸業者の男・藤田(光石研)です。
しかし、藤田はスナックに出入りしていて、実はそのスナックのママの愛人でもあるんですね。
ただものではない感じ。
そう、このクラブのママは
変な詐欺商売、<ペットボトル一本で1万円する「美女水」>をすすめてくるし・・・。
藤田も彼女に<養鶏場を買い取って店を始める>話を持ち掛けてくるのです。
つまりこの2人、詐欺師なんですね。
でも主人公、藤田の、素朴で純粋な部分に惹かれたのかな(夫よりはましと思ったのか)
彼に騙されて・・・というストーリーです。

結局のところ、主人公は、夫のもとに戻ります。
いろいろあったけれど、夫との生活にしか居場所がないのですからね。
ただ物語のラストで夫との関係に変化が。
子供のいない夫婦でしたが夫が子供ができても・・・・という発言をするんですよね。
生活が変わる気配。夫の気持ちが全然みえないので、どういう心境でそんなことを言い出したのか
、奥さんの素行の変化に気づき、夫婦関係を見つめなおそうと思い始めたのかなど
ちょっと悶々とすることはあるのですが、まあ、主人公にとっては
生活の変化があることは、良いことだと思えます。
このお話の中では主人公の、行動というか・・・
なんていうか・・・え・・・こんな姿見せちゃっていいいの?恥ずかしいじゃんという描写が
いくつかあって、台詞以前に体当たりの演技に驚きました。藤田と養鶏場を見学したあと、生理的な欲求をすまして
煙草を吸うシーンね。びっくりしでした。無邪気ね。


③弁護士の四ノ宮。

四ノ宮は性格がね、ちょっと悪い感じ。
上から目線で相手に接しているの。
エリートを鼻にかけているんだよね。
でもそんな彼でも強気に出ることができない相手がいるの。
学生時代の親友の聡(山中聡)に好意をもっているんですよね。
親友には自分が同性愛者だとは告白しているし、付き合っている相手(もちろん男性)も
紹介したりしてオープンに自分をみせているんです。
でも本命は親友。だけど親友は同性愛者ではないのできっと思いを伝えると
自分から離れていってしまうと考えたんじゃあないのかな。
それよりも親友のままでいれば一生傍にいられると。
そういう考えが、意外と普段の性格から想像もできないくらい
純粋で、それはそれで主人公がちょっと可哀想にも感じられました。
聡の奥さんにしてみればああいう態度をとるのはわからなくはないけれど。
でも前から知っていたんだから、何も突然関係を断ち切らなくてもね。
奥さん目つき怖かったですね。
ちなみに、四ノ宮のギブスに書いた聡のメッセージの字の綺麗さに驚きました(笑)


どのお話もいろいろな要素を含んでいるのですが
最後にはどこか希望が見えます。
四ノ宮に関してはちょっとわからないのですがそれでも
きっと前を向いて進んではいくのでしょう。
生きていくにはつらくても
それでも進まなくてはいけない
明日はくるのだから・・・。

邦画の力をまた感じた作品の一つでした。
邦画もまだまだすごい。
koibitotachi eiga hougasub1_large
プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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