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X-MEN2

X-MEN2 (2003  アメリカ)




監督: ブライアン・シンガー
製作: ローレン・シュラー・ドナー
ラルフ・ウィンター
製作総指揮: アヴィ・アラッド
トム・デサント
スタン・リー
ケヴィン・フェイグ
原作: スタン・リー
原案: デヴィッド・ヘイター
ザック・ペン
脚本: マイケル・ドハティ
ダニエル・P・ハリス
ブライアン・シンガー
撮影: ニュートン・トーマス・サイジェル
編集: ジョン・オットマン
エリオット・グレアム
音楽: ジョン・オットマン
出演: パトリック・スチュワート チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)
ヒュー・ジャックマン ローガン(ウルヴァリン)
イアン・マッケラン エリック・レーンシャー(マグニートー)
ハリー・ベリー オロロ・マンロー(ストーム)
ファムケ・ヤンセン ジーン・グレイ
ジェームズ・マースデン スコット・サマーズ(サイクロプス)
レベッカ・ローミン=ステイモス レイブン・ダークホルム(ミスティーク)
アラン・カミング カート・ワグナー(ナイトクロウラー)
アーロン・スタンフォード ジョン・アラダイス(パイロ)
アンナ・パキン マリー・ダンキャント(ローグ)
ブルース・デイヴィソン ケリー上院議員
ブライアン・コックス ウィリアム・ストライカー
ケリー・フー デスストライク
ショーン・アシュモア ボビー・ドレイク(アイスマン)
ケイティ・スチュアート キティ・プライド(シャドウキャット)
ピーター・ウィングフィールド ライマン
コナー・ウィドウズ
コッター・スミス
ロジャー・R・クロス
タイ・オルソン
スティーヴ・ベーシック
ジェームズ・カーク



第2弾。
ミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。
人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののく。
ミュータントへの生体実験を噂される元陸軍司令官で大富豪のストライカーは
ミュータントを抹殺することを企てていた。




感想


地上波で放映されていたものを今頃鑑賞。
このシリーズは、今年初めて映画館で観て
只今順番通りに鑑賞しているところ。
でも地上波放映をひたすら待つ・・・・身なのでこのあとの作品は一体いつになるでしょう…笑


1より、面白かったわ。
今回は監獄に入っていた
マグニートーがプロフェッサーXのチームに協力するという意外な展開が
興味深かったのよね。
人間がミュータントたちの力を恐れ、
彼らを敵とみなしていく。
いくら、プロフェッサーXたちが人間たちと共存しようと試みても
肝心の人間たちが彼らの声に耳を貸さなかったら
何にもならないものね。

確かに、人と違う力をもった人たちがいるというのは
底知れぬ恐怖を感じるとは思うよ。
映画の中でも
家族の一人がミュータントの力をもっていると知って
偏見の目をもつようになり
結果、警察にミュータントの存在を知らせるというエピソードがあったけれど
そういうのって本当に悲しいよね。
身内に売られちゃうってことなんだものね。

親子だったら最後まで子供を愛して欲しかったわ。
どんな力をもっていてもね。


ローガンの秘密もちょっとだけ明らかになって・・
でもまだまだ消化不良だな…笑



今回の敵となる
元陸軍司令官で大富豪のストライカー。
この人の息子の変わり果てた姿が痛々しかったよ。
彼の息子はミュータントで
以前プロフェッサーXのところにいたんだよね。
でも家族は息子の力を認めることができなくって・・
挙句に息子をあんな姿に改造・・・。



マグニートーの
イアン・マッケランはやっぱり、威厳があるね・・
立ち姿がかっこいいよ。
じいさんだけど・・・・。素敵よ。


ミスティークは今回大活躍だよね。
やっぱり、どんな人間にでも変身できてしまうのは
いろいろと便利。
一番実用てきなんじゃあないのかな・・・。
色っぽい女性に変身して
男を誘惑するところもあったけれど・・・
これって、容姿によって男はよろめくという典型的な事例だよね。
エピソードゼロで、
本当の姿を見せることを恐れていたミスティークのことをふと
思い出してしまったよ。


で・・・今回
まったく予備知識もなかったから
ジーン・グレイがああなることに
心底驚いてしまった・・・
あ~~ん、 スコットが可哀そう。
ジーン、ジーンってくっついていたからね。


こういう仲間の死っていうのがこれからもあるの?どうなの?


また続き楽しみにしています。
いつ見れるかな~~


あ・アラン・カミングの
ナイトクロウラーも楽しかったよ。信心深いところがあって魅力的なキャラ。
いろんな能力があるんだね・・・・

MAD探偵 7人の容疑者

MAD探偵 7人の容疑者 (2007)

MAD DETECTIVE
神探


監督: ジョニー・トー
ワイ・カーファイ
製作: ジョニー・トー
ワイ・カーファイ
脚本: オー・キンイー
ワイ・カーファイ
撮影: チェン・チュウキョン
トー・フンモ
音楽: ザヴィエル・ジャモー
フレッド・アヴリル
出演: ラウ・チンワン 元刑事バン(チャン・クワイバン)
ラム・カートン コウ・チーワイ刑事
ケリー・リン バンの幻の妻、元妻チャン・メイワー刑事
アンディ・オン ホー・カーアン刑事
チョン・シウファイ
ラム・シュー
エディ・コー
フローラ・チャン
ジョー・クーク
リー・クォックルン


ジョニー・トー&ワイ・カーファイ監督コンビ作。
西九龍署・刑事課の刑事ホーは
ある事件を捜査協力してもらうために
元刑事のバンの元を訪れる。
彼は特殊な能力を持っていたが
その能力のために、警察をクビになっていたのだ。
事件は・・・
1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が使われた連続殺人事件の捜査だ。
ホーと共に捜査に乗り出したバンは、
ウォン刑事の相棒だったコウ刑事に疑いの目を向ける・・・




感想


ジョニー・トー&ワイ・カーファイ監督コンビ・・・とパッケージにありましたけど、
全然知らない。
過去作品観たら、それもそのはず、未見ばかりだった・・・笑
香港映画、最近では進んで観ていないからしょうがないよね
そんな私が今回選んだのは、パッケージが気になったから。
なんでも、こちら、2007年作だけど今年になってからの劇場公開作。
2007、第64回ヴェネツィア国際映画祭では、コンペティション部門で上映されているし
2007年の第20回東京国際映画祭では日本でも、上映されていたとのこと。
観ている人はきっと観ているんだろうね~~



主演はラウ・チンワン。「忘れえぬ想い」を観ているのでお顔は馴染がありました。
映画の雰囲気は
とっても奇妙・・・・・・・・・笑
難しい映画じゃあないんだけれど、ややっこしい表現方法をしているので
最初は内容に驚くかもしれないと感じました・・・・。
軽くあらすじでも読んでおいた方がいいのかも。



まず、冒頭、
ラウ・チンワン扮する、刑事バンが包丁片手で、
天井からぶら下がったブタをえい~~、や~~と、めった刺ししている・・・
さらに、トランクに自分が入るから階段から落としてくれと言い始める・・
やがて、退官する上司に自分の耳を切ってプレゼントしている・・・


この3つのエピソードを観ただけでは
大丈夫ですか…この人?本当、主役ですか?と心配になっちゃう。


実はこの奇妙な行動の裏には
彼自身のもつ、特殊な能力が隠されているの。



彼は・・
事件現場と同じ状況に自分を置くことで
真犯人を突き止める特殊な能力を持っているわけ。
霊能力者のような人が
亡くなった人の声に耳を傾けるために
自分の体を提供して、まるで、別人が乗り移ったかのようになるシチュエーションになるのを
みたことあるじゃない?
ああいう感じなのかな。

またもう一つの能力として
人間の多面的な人格が形として実際に見えてしまうっていうこと。
実際には他の人には目の前に一人しか見えないのに
彼には、2人や3人と・・複数の人間として見えているわけ。


例えば、見た目は愛想がよくっていい人そうに見える人でも
心が腹黒くてアクドイことを考えているという人がいるとするじゃない?
そうすると彼には、あくどさをもった別キャラの人が背後に潜んでいる風に
見えてくるわけよ。

この特殊な能力のおかげで警察は首になったけど
ある刑事の依頼で某事件を捜査しはじめるというのが
この映画のメインのお話。

事件は
1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が殺人事件に使われたことで
犯人および、ウォン刑事の行方を捜すというもの。
失踪当時、ウォン刑事と相棒だったのが
コウ刑事。

事情を聴くためにコウ刑事に会うと
バン刑事の目には
とんでもないものが見えてしまうの。


コウ刑事のまわりに、7人の人間がいる……笑(いや・・・驚・・の表現の方が正しいか)
つまり、
コウ刑事は非常に複雑な人物である・・彼の中には中に様々な人格が潜んでおり
それが7つもある・・・・・ってことらしいの。
人格って言っても
よく他の映画で見かける、まったく自分が意識していないのにまるっきり別人になってしまうような
特殊なものとは違った感じ。
人間はみんな多面性があると思うけど
ここでは、コウの悪の心が強かったてことかな。
自分が悪いことをしているっていうことは当然意識はしていると思うよ。
ただし映画では七種類全ての性質を紹介してはくれないの・・。
せいぜい、2つ、3つぐらいだったかな。
悪知恵が働きそうな、女性のキャラと、大食いで小心者そうなキャラと、暴力的なキャラと
そんなのがいたような・・・・。


事件そのものの犯人はコウであるのは最初からわかるので
あとは証拠固めをするだけ。

二人は
ウォン刑事の
失踪現場、森にやってきて
現場検証。
バン元刑事は最初言ったように
現場に自分をおくことによって、事件の真相を読むことができるという(霊能力者みたい)
能力があるので
捜査は難しくはないんですよね。


ただ、
この能力は、バン元刑事しか、持っていないということが結構やっかい。
傍から見たら
バン元刑事の行動は尋常なものではないからね~
真実を言っていたとしても
信じられなくなってくる。


その典型的なエピソードが奥さんの件。
バン元刑事は自分を心配する奥さんが傍にいる思っている。
実際自分には見えているし、映像でも出てくる。
しかし、ホー刑事には見えない。
つまり、奥さんの存在は、バン元刑事しか見えない存在であるわけ。
さらに、物語が進んでくると、実際にこの奥さんと思われる人が
ホー刑事の前に現れるわけ。
実はこの人は、元奥さんで、精神的におかしくなったと夫に愛想をつかし
別れてしまっているという存在。
バン刑事だけに見えている奥さんというのは
この現実にいる元奥さんが枝分かれして、優しくなったバージョンのもう一人の
幻奥さんだったわけね。

すみません・・・ややっこしいね。

ホー刑事はこの奥さんのことがあってから
やっぱりこの人は
皆が言うように
気がおかしいだけなのかもしれないと思うようになり
当初、事件を依頼したときの
心境とは、かわり、当然、バン元刑事を観る目も変わってきてしまうのよ。


そうなると、
事件の真相どころではないよね。
相手を信じられなくなっているから。


そして、ホー刑事の心境変化に伴い、
バン元刑事にも、今まで普通の青年だったホー刑事の背後に
もう一人の人間が見え始めるの。
怯えた臆病な少年の姿ね。




さ~~~
どうなるの?

真犯人コウ刑事の
悪の姿は暴かれるの~~


あとは観てのお楽しみ。
ややっこしいのでうまく
文章で説明できなかったかも。
映画観ても
ややこしいよ。


銃撃戦はちゃんとあります。
ラストは
角度ピッタシの銃の構えシーンで
絵になるお姿。

ホー刑事の
変化にも注目。



あ~~~唯一気になったのが
なぜ7人も使ったの?
どうしたって多すぎ。
見えるのはいいけど、
7人もいたら、絵的に笑えてしまう・・・
だってタクシーの中でさえ、
バックに7人乗せてしまうんだよ。
妙な感じよ。

あと耳をプレゼントするところね。
ゴッホをイメージしたと解説に
あったけれど、
観た限りでは
唐突なので違和感あり。
いろんな声を聞きたくないからってことかな。

それ以後
つけ耳しているのよね。



いろんな意味で
不思議な映画。

リメイクあるのかな。

maddotanntei.jpg

Letter ~レター~

Letter ~レター~(2007)

UFO


監督: イム・テウ
出演: コン・ユ
イ・セウン



妹はUFOに連れて行かれたと信じている青年キジンと
ラジオの構成作家セヒ。
セヒはラジオ局にとどくキジンの手紙に興味をもち
文通を始める。



感想


2004年のTV作品。
70分ほどの短い作品ですね。

え~~~、コン・ユ目当てです…笑

意外とファンタジックな作品でビックリ。
突っ込みなんて、いれられませ~~ん。
主人公たちが皆純粋な気持ちばかりなので
ちゃんと見てあげないとね。

そんなに昔ではないのに
設定はかなり古い感じ。
ラジオに手紙を投稿・・・って懐かしくない?


UFOに妹を連れ去られたと思っている青年と
恋人に捨てられた思っている女性との
交流話。

すぐさま恋愛っていう形にならないのが良かったかな。


ラストは奇跡が起きてなるほど・・・という結末に←まさにファンタジー♪
でも夢見たいものね。

実は、妹って、UFOにさらわれたのではなかったのですよ。
真実は・・・・・・とわかったとき。
いや==悲しかった

キジンが大切にしているサボテン。
可愛いよね
そんな純粋な青年を演じている彼がもっと可愛いけど・・笑


手紙の内容だけで
会ったこともない2人が連絡を取り合う→結局会うってことはなく、
お互いの顔はわからない。
夢があるわ・・
ラストは
その後をいろいろ想像できるような感じで後味もよろしいし。
きっとこの出会いが
何かに発展していくかも・・・と思わせる。



大切なものを失った人にとって
その悲しみが癒えるには時間がかかるけれど、
新しい出会いがそれを癒してくれるはず・・・・・。
そんな作品でした。


若返るな・・・・自分・・笑




reta^^





X-メン

X-メン (2000  アメリカ)


X-MEN


監督: ブライアン・シンガー
製作: ローレン・シュラー・ドナー
ラルフ・ウィンター
製作総指揮: アヴィ・アラッド
トム・デサント
リチャード・ドナー
スタン・リー
原案: トム・デサント
ブライアン・シンガー
脚本: デヴィッド・ヘイター
撮影: トム・サイジェル
編集: スティーヴン・ローゼンブラム
音楽: マイケル・ケイメン
出演: ヒュー・ジャックマン ローガン(ウルヴァリン)
パトリック・スチュワート プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)
イアン・マッケラン マグニートー
ファムケ・ヤンセン ジーン・グレイ
ジェームズ・マースデン スコット(サイクロプス)
タイラー・メイン セイバートゥース
アンナ・パキン マリー(ローグ)
ハリー・ベリー ストーム
レベッカ・ローミン=ステイモス ミスティーク
ブルース・デイヴィソン ケリー上院議員
レイ・パーク トード
ショーン・アシュモア ボビー(アイスマン)
マシュー・シャープ ヘンリー・ガイリッツチ



突然変異の集団であるミュータント。
彼らは周囲の人間たちから迫害されていた。
エリック・レーンシャー(イアン・マッケラン)は
そんな社会に復讐しようと企てている。
一方、チャールズ・エグゼビア教授(パトリック・スチュワート)は
ミュータント養成所をつくり、
スコット・サマーズ(ジェームズ・マースデン)、
ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)、オロロ・マンロー(ハル・ベリー)を育て
「X-MEN」という集団を結成。
人間との共存をはかり、エリックらが企てている計画を
阻止するために、戦っていた。
そんな中、
ローガン(ヒュー・ジャックマン)と
ローグ(アンナ・パキン マリー)という2人のミュータントと出会う。




感想


「ファーストジェレネーション」を観てから地上波で放映されていてこの第一作を観ました。

お話もわかりやすかったですし、
いろいろなミュータントがでてきて、様々な能力を発揮しながら戦うということで
刺激を感じながら鑑賞できたのですが
お話の深みとしては、やっぱりファートの方があったと思うし、
総合的に観ても、ファースとの方が断然面白いかな・・・と思います。
悪役、ケビンさんの功績もあるかもしれませんが。
ミュータントである苦悩や葛藤は、一作目よりは、ファース方がより感じられたと思っています。
もちろん、一作目のローグも悩んではいたけれど、
ミュータントの学校に入るという救いの手段があるということがわかってしまったから
それほど、悲しいかな・・・とは感じられなかったのですよね。


ウルヴァリンもいろいろあるようだけれど(過去)
なにせ、結論は出ていないので(過去に何があったのか・・・)
一作目観ただけではどうしても、物足りないのよね。
これはその後のシリーズでわかるということなんでしょうね?

ファーストではいろんな疑問にすべての、答えがあるという構成なので
もやもや感が観た後感じられないんだけれど、
一作目では、そのままもやもや感が継続するままになるので
そのぶん、マイナスになってしまうんだと思うわ。

まあ・・・それは一作目の宿命でもあるんだけどね。


考えてみたらバットマンも、昔のシリーズ物から入っていなくて
「バットマン・ビギンズ」観て、初めて、
これは面白い・・・と感じたわけだし。



どうしても1作めで、あれもこれもと詰め込むことはできず、
人物の紹介&戦いという単純構成にはなってしまうよね。


でも、人間をミュータントにするっていう発想はなかなかどうして意外だったわ。
あんな風に人間もミュータントにすることができるのね。
でも結局適応できないで
死んじゃうけど。


ウルヴァリンの無鉄砲な性格にはハラハラするし
サイクロプスと、ジーン・グレイのカップルは
気になるしと
自然と二作目も観たくなるという作りなのかもしれませんね。


個人的には
あの舌がべろべろする人・・・・
が気になりました(あ・・容姿ではなく、能力的なものとしてね・・笑。便利かなって思って・・)




ekkusumenn.jpg

π

π   (1997  アメリカ)



監督: ダーレン・アロノフスキー
製作: エリック・ワトソン
原案: ダーレン・アロノフスキー
ショーン・ガレット
エリック・ワトソン
脚本: ダーレン・アロノフスキー
撮影: マシュー・リバティーク
美術監督: マシュー・マラッフィー
編集: オレン・サーチ
作曲: クリント・マンセル
音楽監督: スーZ
出演: ショーン・ガレット  (マックス)
マーク・マーゴリス  (ソル)
スティーヴン・パールマン   (ラビ)
ベン・シェンクマン   (レニー・マイヤー)
サミア・ショアイブ  (デヴィ)
アジャイ・ナイデゥ ファロック
パメラ・ハート

マックス・コーエン(ショーン・ガレット)は天才的な数学能力をもつ男。
彼は1人数字の研究を続けていた。
そんな時、マックスは
世の中の出来事はすべて数式で解決できる
という考えにこだわるようになる。
同時に、マックスはユダヤ教のカバラ主義者、
レニー(ベン・シェンクマン)という男と知り合う。
彼は、モーセ五書が「神から送られた数の暗号」という説を聞く。
マックスはこの話から、何か新しいひらめきを得ようとする。
マックスには、同じ数学仲間で友人のソル(マーク・マーゴリス)という存在がいた。
ソルは以前「π」の研究をしていたのだが、突然、その研究をやめてしまった
という経緯がある。
ソルはマックスに数字にのめりこむな、と忠告する。
しかし、マックスはどんどん自分の研究にのめり込んでいき・・・
次第に妄想をみるようになっていった。




感想   1998年のサンダンス映画祭において最優秀監督賞を受賞した作品。
サンダンス映画祭には個性的な作品が多いので注目しています。
ただ、たまに、ついていけない作品もあったり・・。
それがこれ・・・笑


ダーレン・アロノフスキーは今年の第65回ヴェネツィア国際映画祭において、
最新作『The Wrestler』(主演:ミッキー・ローク)が
金獅子賞を受賞しましたよね。
公開は未定ですけど、いづれまた話題になると思いますので
ここらで監督作すべて制覇しようということで、この作品に挑戦したわけです。

ちなみに、2000年・・『レクイエム・フォー・ドリーム』
2006年・・・『ファウンテン 永遠につづく愛』ですね。
そして原点「π」。

他の2作以上・・・・にこの「π」は凄いです。


正直、内容はよくわかりません・・・・笑
もともと数字&数学のお話ですから
もっとわかりやすくしてもいいのに・・・と思うのですが
すべて主役の彼の頭の中で進行していくようなお話です。


そもそもπの謎もわかりません。


クリスマンセルの曲は良かったですけど。


数学に弱いもので
凡人の私には良さがわかりません。


薬のシーンはこの次の作品、レクイエム~~につながるものを
感じました。
ちなみにモノクロ映画です。


色んな意味で最新作は楽しみです
ミッキー・ロークどんな演技をしているのでしょうか。
知りたいような知りたくないような・・・
不安です。

pai.jpg

unknown アンノウン

unknown アンノウン (2006   アメリカ  )

UNKNOWN


監督: サイモン・ブランド
製作: ダービー・パーカー
リック・ラッシュブルック
ジョン・S・シュワルツ
製作総指揮: ランドルフ・デ・ラーノ
タマラ・デ・ラーノ
フレデリック・レヴィ
アリール・ヴェネツィアーノ
セドリック・ジャンソン
脚本: マシュー・ウェイニー
撮影: スティーヴ・イェドリン
プロダクションデザイン: クリス・ジョーンズ
衣装デザイン: ジェーン・アンダーソン
編集: ポール・トレホ
ルイス・カルバリャール
音楽: アンジェロ・ミィリ
出演: ジェームズ・カヴィーゼル
グレッグ・キニア
ブリジット・モイナハン
ジョー・パントリアーノ
バリー・ペッパー
ジェレミー・シスト
ピーター・ストーメア

廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。
彼らは記憶を失っていた。
やがて彼らのうちの2人が誘拐された人質で、
残る3人が誘拐犯であることが判明する
5人は疑心暗鬼のまま、協力して脱出を試みる。
真実は一体・・・。


感想   出だしの部分からして、これ「ソウ」に
似ている~~~と思った私。
あとでいくつか感想覗いてみたら
そういった意見がちらほら・・・あるようで・・
やっぱりね!!って思ったわ。
フラッシュバックで過去が甦っていくところなんかソックリだものね。
でも、グロイ部分はまったくないからね・・・。
心臓には優しい映画だと思うわ・・・・笑


廃棄工場に閉じ込められた5人のうち
3人が誘拐犯で2人が被害者であるということはすぐさま
わかります。(記憶を失っているものの、冒頭でかかってきた
電話&その場の状況から推測できたのですね・・・・)

だからといって、
ず~~と、疑心暗鬼になってその場で言い争いをしている場合では
ないのです。
なによりも先決なのは
ここ(廃棄工場)から抜け出さなくてはならないこと・・・。
なぜなら仲間の誘拐犯が戻っ
てきてしまうからですね・・・。
また、ガスも吸っているわけですし(これが記憶喪失の原因・・・♪)早くに医者にもかからなくてはならないということも
あるでしょうね。

だから、
相手を疑いながらも
同じ目的(脱出)に向かって突き進むという
成り行きになっていくのです。

記憶を失う前は敵味方の関係だったのに
今では、協力し合う関係になっているわけですからね。
どこかしら妙な成り行きですよね。


お互いの言い争いを聞きながら
皆、どこか自分は悪者ではない・・・という
主張をしているように感じられて
人間って面白いな。。。。って気がしましたね。
「俺はやっぱり犯人のような気がする・・・!!」なんて
言い出す人誰もいないものね・・・・笑


閉じ込められた男の中で
ジェームズ・カヴィーゼル
グレッグ・キニア
バリー・ペッパー
ここらあたりが私の知っている人たちだし、
メジャー感もあるので
きっと重要な役割を担っているはずでしょう・・・と推理できますね・・

ただ、私の中ではグレッグ・キニアはコメディ系のイメージが
あるので、この手の(サスペンス系)の作品に出演していると
なぜか違和感。見慣れないせいでしょうね・・・・笑
それに彼って、脇役なことが多いので
やっぱり、ジェームズかバリーが、一番妖しいかな・・・・



といことで真相は・・・確かめてくださいね。
色々推測しながら観ると楽しいです。



あまり緊張感はなかったけれど、
(このまま、廃棄工場にとどまれば、死ぬぞ~~という差し迫った
ものが感じられない・・
そのうち誘拐犯の仲間が戻ってくればすべてはっきりするのだから
無理することないのではという思いも湧き上がる・・・・
さらに、皆の記憶も断片的だが戻りつつあるような感じだから
そのまま様子をみていてもいいんじゃないかとさえ、・思う自分も
いる・・・・笑)

でも、一致団結して事を推しすすめていく
涙ぐましい努力には
応援したくなる気持ちもありました。
また男の友情?(ジェームズ・カヴィーゼルと バリー・ペッパーね)
があらわれる兆しもあったりして、
そこそこ楽しめる作品でありました。


なにより85分という短さが良いです・・・笑



軽くネタバレになってしまうかも・・・・・・



これって、最後の最後にどんでん返しが
あるんですね。
そうか・・・コレで終りかと思ったら
最後におお===真実はそうだったのかって
ことが明らかになるの。

おお====と書いたけれど
そんなに驚きなことでもなく
そうだったのね・・・・・・・という感覚で
しか受け取れないものだったのですけどね。
こんなオチでもあるんだぞ・・・どうだ、面白いだろう・・・という下心がちょっと見えてしまうような感じがしたから。

だって、オチが説明的すぎたような気がして
伏線も無く突然でしょ?
あれじゃあ、何でもありになってしまいそうでね・・。



そうやって考えていくと
「ユージュアル・サスペクツ」のラストは
唸らせるものだったわね・・・と今さらながら
感じますね



20071114112529.jpg

DEAN・ディーン  

DEAN・ディーン  (2001  アメリカ)
原題「JAMES DEAN」


「ジェームズ・ディーン物語」という邦題で
BS放映もあったみたい・・。

監督:マーク・ライデル

出演:ジェームズ・フランコ
マイケル・モリアーティ
ヴァレンティナ・チェルヴィ
エンリコ・コラントーニ
エドワード・ハーマン
ジョアンヌ・リンヴィル
ジョン・プレシェット
バリー・プリマス


感想   題名どおりジョームズ・ディーンの
幼少そして俳優としての出発からその生涯を閉じるまでの
人生をドラマ化したものです。
TV用映画です。

主役のジェームズ・ディーンには
ジェームズ・フランコ。
この演技でゴールデングローブ賞TV映画・ミニシリーズ映画部門最優秀主演男優賞を受賞したそうです。
まさに、この作品が今の活躍の出発点でも
ありますね。

TV用ということで、
短めの作りになっていますが、
ジェームズ・ディーンの演技に対する思いや、父親との葛藤
恋人ピア・アンジェリとの悲恋など、主だったエピソードは
盛り込まれておりました。

私は、ジャイアンツだけは未見なのですが
エデンの東&理由なき反抗は、鑑賞済み。
好きな映画なので、ちゃんとビデオ録画もして保存しております。

スクリーンでの彼のことは
多少知っているつもり。
だから・・・この作品の中で
上の3本の撮影シーンが出てきたことに
とっても感激してしまいましたわ。
あのシーン、このシーン・・・そうそう!!覚えているわと
懐かしむ気持ち。
大好きなエデンの東においての観覧車の場面は
本当、そっくりでしたわ。

撮影している時の彼のしゃべり方、&仕草は、
私が知る限りでは似ていますね。
フランコ自身、よく研究したんでしょうね。


TV用なので時間も短いし
最後の父親との和解は唐突に感じましたが
見てよかったと思える一本。

ジョームズ・ディーンはあまりにも有名で
映画ファンで名前を知らない人はいないと思うけれど
彼のプライベートに関することは
知らない人もいるかもしれません。
そういう私も
恋愛の件だけは知っていたけれど、家族のことに関しては
初めて知った次第。

こんな複雑な家庭環境だったのね・・・と
せつなくなる思いを何度も感じました。
エデンの東を見る目もまた
変わってきそう・・。


彼の乗っているクルマは
やっぱりカッコイイ・・。

時代が移り変わっても
語り継がれるだけの価値がある
映画俳優でありますね。




JAMESDEAN.jpg

about love アバウト・ラブ/関於愛

about love アバウト・ラブ/関於愛(クワァンユーアイ)
   (2004  日本・中国)

ABOUT LOVE



監督: 下山天 「tokyo」
イー・ツーイェン 「taipei」
チャン・イーパイ 「shanghai」
プロデューサー: 牛山拓二
脚本: 長津晴子 「tokyo」
山村裕二 「tokyo」
イー・ツーイェン 「taipei」
シェン・ウェイ 「shanghai」
撮影: 中山光一 「tokyo」
チェン・シャン 「taipei」
ヤン・タオ 「shanghai」
美術: 柘植万知 「tokyo」
音楽: 土井宏紀 「tokyo」
 
出演: 伊東美咲 「tokyo」
チェン・ボーリン 「tokyo」
市川由衣 「tokyo」
大杉漣 「tokyo」
加瀬亮 「taipei」
メイビス・ファン 「taipei」
塚本高史 「shanghai」
リー・シャオルー 「shanghai」


 東京・台北・上海を
舞台とするオムニバスのラブ・ストーリー。

「ToKyo /ニイハオ」
   漫画家を目指す台北からの留学生ヤオ。
恋人から一方的に別れを告げられ
落ち込む画家の美智子。
東京、渋谷の街で美智子の一目ぼれした
ヤオは、一枚のマンガを彼女の仕事場の窓に
貼ることを思いつく。

「台北編/シェイシェイ」

恋人に振られ眠れぬ夜を過ごす、
アスー。1人本棚を作成しているのだが
作業は困難。
知り合ったばかりの日本人の鉄ちゃんを呼び出す。
アスーのことが気になる鉄ちゃんは
早速部屋に駆けつけるが・・。

「上海編/ツァイツェン」

大学受験勉強中のユン。
彼女の家は雑貨店。
その2階に、下宿する日本人留学生の修平がやってきた。
彼には恋人がいる様子。でも彼の事が気になるユン。
ある日、ユンは修平の恋人からの小包を見つける。
中の葉書を見て
修平は動揺する・・。
その手紙には何が書いてあったの?
気になるユンは、修平が破り捨てた手紙を張り合わせ
なにげなく、言葉の意味を聞き出そうとする・・。


感想   仲良くしていただいている正しい映画の見方を考える
村民の会

REIさんから、地味映画として紹介していただいた
一本です。
ありがとう~~~REIさん♪

言葉も暮らしてきた環境も違う
男女がそれぞれに出会い・・・心の交流をはかる
物語。
気持ちが温かくなるようなそんなお話ばかりでした。

舞台は東京・台北・上海の大都市。
お話はそれぞれ別々ですが
前のお話に出てくる関係者が次のお話に出てくる・・という
連鎖的な構成になっていました。

東京編・・

チェン・ボーリン、久々に観ました。
ぐっと大人っぽくなっていましたね。
伊藤美咲は画家役で、描き出す絵がとても素敵でした。
偶然の出会いから始まる恋。
都会の真ん中って、意外とこういった出来事ってあるかも
しれませんね・・。ただし、お互いが惹かれるかどうかは
別だけど・・笑
チェン・ボーリンの描くパラパラ漫画というのが
素朴でいい感じでした。なぜか、懐かしい気分。
渋谷の町を自転車で疾走する彼の姿は
印象的。頑張れ若者!!笑
美咲ちゃんより、
彼のほうをじっくり観てしまいました・・・・・・
成長を見守る姉・・(母?)のような心境からだと思います。
それにやっぱり男のほうが・・・・目の保養になります・・笑


チェン・ボーリン↓
tokyo_p.jpg



彼の「藍色夏恋」は好きな作品なのでまた紹介しますね。
彼を気に入った方は絶対チェックの作品ですよ。

 台北編・・

主人公は、恋人と別れたアスー(メイビス・ファン)と
鉄ちゃん(加瀬亮)。
このお話・・面白かったです。
監督さんは「藍色夏恋」の方なんですね。
舞台も台北といっても、異国的なものは
あまり感じられませんでしたが、
言葉のやり取りの中で
国の違いをひしひし感じました。
でも言葉じゃあないんだよね・・・コミュニケーションは
心と心の問題だよね。
このお話は会話の面白さ・・。
言葉が通じなくて、いい争いする様もユニークだったし、
突然踊りだすという茶目っ気も
自分は好みでした。
ラストのバイク場面は「天使の涙」の金城さんを思い出して
しまいました。似てたな・・。
加瀬涼さんは、ちょろちょろ色んな作品で見かけますが
存在感あって、やっぱりうまいな・・・。
今後も注目。

加瀬さん(右のバイクの彼・・左は塚本さん)


aboutlove_fc07.jpg



  上海編

このパートのお話は
誰でもが経験したことのある片思いの気持ち。
それが彼女の仕草や言葉の端はしに
見え隠れするのが手に取るように
わかるので、作品中の中でせつなさ度が一番高かったです。
彼女が暮らす雑貨屋さんのお店が雰囲気あって
良かったですね。
手紙や赤い自転車、透き通ったコップなど、
小道具もなかなかお洒落でした。
でも赤い自転車って目立つよね・・・笑
髪型変えた彼女の理由に
気づかないなんて
ちょっとダメダメ・・。男の人って鈍いんだな・・・笑
ユン演じるリー・シャオルー は「シュウシュウの季節」の
彼女。この作品も紹介しちゃおうかな・・・。
でも暗いんですよね(どんより)
お相手の塚本君は
軽すぎ・・って気もしないでもない・・・笑
「結婚できない男」(ドラマ)を見たばかりで
そのイメージが強すぎるせいかなと思います・
しゃべり方が、好みではないかも・。

色んなお話が入り込んでいて
楽しめました。
恋に国境はないのよね・・。
私も恋したいわ

Jの悲劇

Jの悲劇 (2004 イギリス)

ENDURING LOVE

監督 ロジャー・ミッシェル
製作 ケヴィン・ローダー
製作総指揮: フランソワ・イヴェルネル
キャメロン・マクラッケン
ダンカン・リード
テッサ・ロス
原作: イアン・マキューアン 『愛の続き』(新潮社刊)
脚本: ジョー・ペンホール

 
出演: ダニエル・クレイグ ( ジョー )
サマンサ・モートン (クレア )
リス・エヴァンス (ジェッド)
ビル・ナイ ( ロビン)
スーザン・リンチ ( レイチェル)
ジャスティン・サリンジャー (フランク)
ヘレン・マックロリー
アンドリュー・リンカーン


ブッカー賞作家イアン・マキューアンの世界的ベストセラー『愛の続き』を「ノッティングヒルの恋人」のロジャー・ミッシェル監督が映画化。

彫刻家の恋人クレアと草原でピクニックを楽しむ
大学教授のジョー。そこへ
真っ赤な気球が落下してくる。
ジョーとともに居合わせた数人の男たちが気球を抑えようと
ロープにしがみつく。一瞬、とらえたかに思えた気球だったが
安堵もつかのま、突風が吹き、再び気球が上昇。
ジョーと2人の男はすぐさま手を放したが
ひとりだけロープにつかまったまま空高く運ばれてしまった。
結局、男は墜落死。
事故から数日、いまだショックを感じているジョーのもとに
事故の現場で出会ったジェッドという男から電話が入った。




感想  面白かったです。こういった心理劇は
見ているこちらも追い詰められていく気がするので、
たまらないです・・・・笑
いやいや・・笑い事ではないですよね。
実に恐かったです。
私、このジェッドという男、
なにか企みがあって大学教授のジョーに近づいたのに
違いないと思っていました。
冒頭の気球事故・・(これが映像的に非常にインパクトあるのですよ。
うららかな午後。緑の草原は果てしなく広がり、
空は青く澄み渡り、気分のいいことこの上もない。そんな状況でいる
2人の背後に急に現れる真っ赤な気球・・まさかこんなところに突然!!こんな強大なものが現れるなんて!!!と観ているこちらは
ビックリ・・それも音もなく静かに静かに現れるんだもの)
この気球事故について、脅しにかかってきたのだと思っていました。
誰が始めに気球から手を離したか・・・
そのことで問い詰めにきたに違いないと・・・。

死んでしまったのは妻も子もいる医師。
草原脇の道をクルマで走っていて事故を目撃し
クルマを止めて手助けするために走り寄ってきたわけなんです。
どうもこのクルマには同乗者がいたらしく・・
私が推測するには、ジェッドとこの医師・・なんらかの
関係があったに違いない・・だからこそ、恨みがあってジョーの元を訪れたんだろう・・復讐か・・・??・・とふんでいました(探偵か・・私は・・・笑)


しかし・・・これがまったく違うんだもの・・まいったな~~・
ある種の行動を起こすには
なんらかの理由があるわけだと当然思うわけです。
大抵、納得できるものだと思うでしょ?
でもこのジェッドがジョーに付きまとう理由がね・・・
納得できないものだったんだもの・・・・。
ジョーじゃなくたって、私だって
叫びたくなってしまいますよ。
「オイオイ・・嘘だろ・・本気で言ってる?」ってね。


「あの気球事故は僕らを結びつけるために神が仕組んだことなんだ」


え?   え?   何?  結びつけるっていったい・・


ジェッドはジョーに愛を感じているの・・・?

ほんのわずか、一緒の時間を過ごしただけなのに・・。

相手をその気にすることなんてしていたっけ?
出あったのってあの気球のときだけだよね・・


とまあ、観ていながら、ジョーが気の毒でね。
こんな勘違い(ジェッドはね、ジョーが本当は自分を愛しているんだけれど、自分の気持ちに嘘をついているんだと思い込んでいるのよ・・
どうよ。。それ・・)
で、付きまとわれたら、そりゃ、どうにかなちゃいますよ。

事の顛末は
映画を観てのお楽しみ・・。



最後の最後まで観て、背筋が寒くなってしまいましたよ。


恋人はサマンサ・モートン。
できれば、ジョーの気持ちを察し、もっと親身になって
ほしかった気もします。
そりゃ、ジョーの接し方をみると、
愛想つかしたくなる気持ちもわかるけれど、
それだけ彼の置かれた状況は
深刻だったということ。恋人ならば・・・と期待をするのも
間違っていないと思うんですよね。

お友達にビル・ナイが出ていました。
面白いこといっていなかったです・・笑
普通人でした・・・。意外・・・

インテリのジョーにとっては人を愛するっていう
ことを本気で考えたことはなかったのかもしれないけれど、
こういった尋常では考えられない愛を一方的に向けられてしまって
逆にシンプルな愛の大切さを身にしみて
感じたのかもしれませんよね。
ジョーが赤ちゃんをあやすシーンが
印象的でした。

ストーカーはリス・エヴァンス 。
終始穏やかな口調がかえって恐かったです。
諭すように話しかける姿も不気味。
窓の外にたたずんでいて御覧なさい・・ぞ~~~~~笑
たまに笑いかける姿も・・・ぞ~~~~~~~。

年齢不詳のダニエル・クレイグ・・・笑
ふけ顔に思えますが若いの?
出演作いくつか観ていますけれど、
脇役の場合イマイチ印象が薄いんですよね。
今回のように主役ならば、でずっぱりなので顔忘れることもないのですが・・・。
新ボンドいかがでしょうか。

ところで、この映画で重要なカーテンの開け閉め。
合図になるんですよね~~~。

日常の些細な行動を
監視されていて、相手のいいように理解されていたら
それこそ恐いことはないですよね。

どこに災難が転がっているか
わからないと思うと、毎日がドキドキものです。

ストーカーには気をつけたいですよね。
nphixctpbi.jpg

M:i:III 

M:i:III (2006)

( アメリカ)
監督 J・J・エイブラムス
製作: トム・クルーズ 
ポーラ・ワグナー 
 
出演: トム・クルーズ ( イーサン・ハント)
フィリップ・シーモア・ホフマン ( オーウェン・デイヴィアン)
ヴィング・レイムス ( ルーサー)
マギー・Q ( ゼーン)
ジョナサン・リス=マイヤーズ ( デクラン)
ミシェル・モナハン ( ジュリア)
ローレンス・フィッシュバーン ( ブラッセル)
ケリー・ラッセル ( リンジー)
ビリー・クラダップ 
エディ・マーサン 
バハー・スーメク 

感想  あまりアクション映画は観ないのですけど、
たまたま時間があったので行ってきました。
これか・・サイレントヒルで迷ったのだけど、
夏休み前、カツ!!を入れるなら爽快な映画の方が
いいよね・・・笑・・とこちらを選択。

前作、1、2はともにお家での鑑賞でしたので
初の大画面でのミッション・・です。
面白かったですよ。
主役はトムさんですからどんなことがあってもいなくなる・・って
ことはないでしょ・・?
つまり不死身。
それがわかっているから、どんな過酷なミッションでも
安心しても観ていられます。
敵に囲まれようとも・・、拳銃で頭を撃たれようとも
心臓が止まろうが・・え・・!!・・・私たちの
もとへトムは帰ってくるのですよね。
これぞ、ヒーローありきのの王道物語。
でも今回はちょびっと・・・・人間らしく(いやもともと・・人間か・・)悩んだりもします。
愛する人と結婚して一般人と同様に
生活したいと考えているからですね。
裏のお仕事を愛する人に隠しているんですよね・・。
どうしよう・・本当のことがいえない・・・
でも信じて欲しいんだ!!!
って、いうシナリオはどこかで聞いたことがあるような・・。
スーパーマンもバットマンもスパイダーマンもみんな
そんな風なこといっていたような・・。
でもトムは一応超能力も無い普通の人間・・・笑(シツコイ・・)


という背景がある中で
仲間の救出のため、現場復帰を果たします。

ベルリンでの救出劇。
バチカンでの敵の拘束。
上海でのラビットフッド獲得作戦。
どこも見せ場だったと思うけれど、
私が
好きなのは
バチカン!!かな。

あの段取りの良さに、頭が下がる思いです。
私も日々あの、フットワークの軽さで手際よく
行動すれば、物事がスムーズに片付くのではと思いましたわ。
あやかりたい・・。
変装の手順・・・なるほど・・。
ああやって作成されるんですね。これはとっても面白かったわ。
ただ単純な疑問として、トムが小太りの男には変装できるけど
お痩せちゃんとか、または、非常に大きな人物への変装だと
やっぱり困難極めるんだろうね。顔はともかく体型まで
似せるのって難しいのではないかなって・・・感じました。
チーム中紅一点のゼーン。バチカンでの魅惑の
ドレスはなんでしょ・・。
素敵ですね・・。露出多くて・・・・笑
アレじゃあ・・目立ってしょうがないじゃん、と思いますが
男性じゃあなくても見所になるところかも。ちなみに
乗っていたクルマもかっこよかったですよね。

お話は「24」のような雰囲気だったわ。場面展開が
早いところと、組織の中に裏切り者がいて、
トムがはめられる・・・っていう流れがね・・。
ただ、妻の存在があるから、ところどころ甘いムードも
流れていたけど。

最後がちょっと、あれ・・・って思うところかしら。
意外とあっさり犯人がやられちゃうからね。
ただ、妻の職業が医者だとか、トムが教官だったとか、
2人の共通の想い出の場所の湖の名前とか・・、
前半でのエピソードが、後半での伏線につながっていたのは
ひねりを入れた構成でもあったのかな・・・って感じました。



上海での、トムの疾走シーン。
走り姿が、綺麗ね。あらためて感じましたわ。
それにしても、サングラスをかけたトムをみると
いまだトップガンを思い出してしまう・・私です。
変わっていないよね・・。
映画「カクテル」を思い起こすようなパーティーシーンも
あって、楽しかったです。

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