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52Hzのラヴソング

52Hzのラヴソング(2017)
52 HZ, I LOVE YOU
上映時間 109分
製作国 台湾
公開情報 劇場公開(太秦)
初公開年月 2017/12/16
監督: ウェイ・ダーション
撮影: チン・ディンチャン
作詞: イエン・ユンノン
作曲: リー・ジェンファン
ジェニファー・ジョン・リー

出演: リン・ジョンユー 小安(シャオアン)
ジョン・ジェンイン 小心(シャオシン)
チェン・ミッフィー 蕾蕾(レイレイ)
スミン 大河(ダーハー)
リン・チンタイ 東師傅(ドン師匠)
シンディ・チャオ シャオシンの叔母(阿姨)
リー・チエンナ 美美(メイメイ)
チャン・ロンロン チーチー
アンダーソン・チェン シャオシンの弟
スン・ルイ シャオシンの弟の恋人
ファン・イーチェン バンドのリードボーカル&ギタリスト
マー・ニエンシエン バンドのベーシスト
イン・ウェイミン バンドのドラマー
ミンション バンドのキーボーディスト
田中千絵 レストランのチーフ
マイズ レストランの従業員
シノ・リン レストランの従業員
マー・ルーロン レストランのカップル客



 「海角七号/君想う、国境の南」「セデック・バレ」のウェイ・ダーション監督がバレンタインデーの台北を舞台に、それぞれに淋しさを抱えた年齢も職業も様々な男女が織りなす恋模様を、全編オリジナルのラヴソングで綴る群像ミュージカル・エンタテインメント。人気バンド宇宙人のシャオユー、元棉花糖のシャオチョウはじめ台湾の若手実力派ミュージシャンがメイン・キャストとして多数出演。
 バレンタインデーの台北。花屋には愛に満ち溢れた人々が注文に訪れる。しかし、それを受ける女主人のシャオシンは寂しい独り身。孤独なパン職人のシャオアン。レイレイに片想いの彼は、彼女から恋人に贈られる特製スイーツをつくっていた。やがてバイクで配達回りに向かったシャオアンは、同じく配達中のシャオシンの車と接触事故を起こしてしまう。幸い2人にケガはなかったが、シャオシンの車が動かなくなってしまい、2人はやむなくシャオアンのバイクでそれぞれの配達先を回ることに。一方、能天気に夢を追い続けるミュージシャンの恋人ダーハーを献身的に支え続けてきたレイレイだったが、自分を犠牲にしてきた人生に疑問を感じてしまい…。

<allcinemayより引用>


感想

台湾映画あまり詳しくありません。
過去作、一度見みたことありません。
↑出演者も、まったく知りません。


この映画、ミュージカル映画です。だから借りました。
好きなので。

バレンタインデイの一日に焦点を当てて、様々なカップルたちを描く群像劇です。
そういえば、そんなアメリカ映画、ありましたね。
ミュージカルなので、ほとんど心情表現は歌の歌詞で表されます。
興味ない人には苦痛でしょう。
歌は盛りだくさん。
私は好きなので、純粋に楽しかったです。
台湾のミュージカルって、こんな感じなのね・・・と興味深く鑑賞出来ました。
歌も素敵でした。

カップルは
メインは、付き合いが長いあの2人でしょうか。

花屋の女主人シャオシン&パン職人のシャオアン⇒この2人は偶然の出会いから恋に発展か?という流れ。
ちなみにシャオアンは、レイレイに片想い。
レイレイには、夢を追い続けるミュージシャンの恋人ダーハー⇒長すぎる春に疑問を感じるレイレイ。
このカップルは正直、厳しいんじゃない?って思いましたけど、
しつこいぐらいに、男性が頑張っていたのでなんとか持ち直したという感じ。でも先はどうかな?
あとは、同性カップルのかたが一組。
レイレイが大勢のウェディング プランナーをしていました。
合同結婚式ってあるのね~~

音楽好きな人はぜひ
楽しんでという感じですね

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2重螺旋の恋人

2重螺旋の恋人(2017)
L'AMANT DOUBLE
AMANT DOUBLE
DOUBLE LOVER
上映時間 107分
製作国 フランス
監督: フランソワ・オゾン
製作: エリック・アルトメイヤー
ニコラス・アルトメイヤー
原作: ジョイス・キャロル・オーツ
脚本: フランソワ・オゾン
撮影: マニュ・ダコッセ
プロダクションデ
ザイン: シルヴィー・オリヴィエ
衣装デザイン: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
編集: ロール・ガルデット
音楽: フィリップ・ロンビ

出演: マリーヌ・ヴァクト クロエ
ジェレミー・レニエ ポール/ルイ
ジャクリーン・ビセット クロエの母
ミリアム・ボワイエ ローズ
ドミニク・レイモン 婦人科医
ファニー・サージュ サンドラ


 「8人の女たち」「スイミング・プール」の鬼才フランソワ・オゾン監督が、「17歳」のマリーヌ・ヴァクトを再び主演に起用して贈るエロティック心理サスペンス。優しい精神分析医の男と恋に落ちたヒロインが、対照的な性格の双子の兄弟と出会い、嫌悪を抱きながらも肉体的な欲望に溺れていくさまを、官能的かつミステリアスなタッチでスリリングに描き出す。共演はジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット。
 原因不明の腹痛に悩む25歳のクロエは、婦人科医から身体に問題はないと言われ、紹介された精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。温厚で誠実なポールに話を聞いてもらううち、不思議と痛みが和らいでいくクロエ。いつしかポールと恋に落ち、同棲生活を始める。そんなある日、街でポールそっくりの男を見かけ、やがてその男がポールの双子の兄弟ルイと知る。しかもポールと同じ精神分析医だった。ポールがルイの存在を隠していたことを不審に思い、偽名を使ってルイの診察を受けるクロエ。ポールとは正反対の傲慢で支配的な態度に嫌悪感を抱くクロエだったが…。


<allcinemaより引用>


感想

劇場でのオゾン作品は久々。たぶん「8人の女たち」以来かも。
その後の作品もDVDでもあまりみていなかったので、とっても懐かしい感じがしました。
おお~~フランス映画だわ・・・これ・・・って(笑)

予習の「17歳」で、しっかり目に焼き付けた主人公のマリーヌ・ヴァクト。
相変わらず、スレンダーなお体で、今回は大人の魅力、満載でした。
彼女は、美術館の監視員という職に途中でつくわけですが、
彼女そのものが
まるで美術品にみえることも度々。
もちろん美術館の作品数々も、お話が進むにつれ
気になるものがあって、じっくりみたかったな・・と今では思います。


ジャンル的にはエロチック心理サスペンスと思っていましたが
予想と違って
意外と、生々しく、グロい感じの映像もいくつか見受けられて
これは、プラス、ホラー映画?も入り込んでいるのではないかなとまで感じました。

意味深な映像も多かったです。
隣人のおばあさんとか
飼い猫とか。
剥製の猫や娘の話もなんだか気味悪くありません?
今思えば、特にメインの話に関わってきてはいなかったのですが
何か意味ありげな存在として何回も登場してくるので
もう、雰囲気ホラーですよ・・・これは(笑)

そういう意味では
クローネンバーグっぽい感じですよね。
私の好きな
「戦慄の絆」に雰囲気が似ているんですもの。
産婦人科医&双子&女性の図式はそっくりです。

冒頭
髪を切る女性からの始まり。
髪を短くするのは、環境変化を求めている証拠。
主人公が何を心に抱えているのか、興味津々
しかしそのあと、ほへ~~~という映像もありまして(生々しいのね)
これは結構すごいものもでてくるかも…と思いながらの鑑賞スタートでした(笑)。


主人公クロエ(マリーヌ・ヴァクト)は原因不明の腹痛に悩まされています。
やがて、精神的にも不安定になっていき、精神分析医ポール(ジェレミー・レニエ) のところへ診察に訪れます。
彼は
ものすごく、親身に話を聞いてくれる男性。
ほぼ、聞くだけ~~
まずは、患者さんの抱えている心の闇を吐き出させるという手法でしょうか。
そこで彼女は自分の生い立ちを語ります。
彼女の話は淡々としていますが
ラストでの衝撃的な結末にこのクロエの過去話は関わってくるので
意外と真剣に聞いていた方が良い気がします。

二人は次第に愛し合うように。
ここはやはり唐突にも感じますし(診察だけで愛し合ってしまう)
そもそも患者さんとあんなに簡単に恋愛関係に落ちってしまうのも医者としてのモラルとしてどうよ、ですが
ここは重要ではないので、気にせずですね。
恋に落ち、同棲するという生活スタイルに突入するために、さらりとしているのでしょう。


クロエは同棲しているうちに
ポールについて
疑問を感じていきます。
あの人は一体どんな人なんだろう?
過去は?
まあ、自分はさらけ出しているのに
相手はまったくミステリアスなままなので(それが良いのかもしれないが)
気にはなってきますよね。
女としては。

そんなとき
偶然街でポールとそっくりな人に出会います。
女の人と会っていた・・・・ビックリですね。
そして、気になりますね。

思いたった彼女は、見かけた場所に行き、
ポールとそっくりの同じく精神科医のルイと出会うのです。
話を聞くと双子だそうです。
でもルイは、ポールと違って
傲慢で、威圧的な態度。診察も荒い・・・・(笑)

この設定は双子ではなくても
どこかでみたこともあるような部分で
とりたてて驚くこともないのですが(タイプの違う男性で揺れる女性の図式)
やっぱり、ありふれたことをしても
映像が美しいのですよ。構図的にも。
目の保養になってしまいます。
診療所に向かう螺旋階段も、おしゃれ・・・。

ルイと裸でソファーに座る姿
チラシでも見かけますが、素敵でしょう?
ルイ、変態チックな行為が多いのですが、許せちゃう((笑))
とまで、言いたくなるような世界観ですわ。

ここから
かなり面白い話となっていきます。
ポールとルイの過去にまつわる話で
一人の女性が登場してくるのですね。

サンドラです。

誰?ですよね~~~(笑)

ここからの展開も
ぞくぞくしましたね。
サンドラにまつわる話は自分の目で確認して・・・。

そしていろいろあり・・・
ラストに突入。

そうそう、クロエ
妊娠しちゃいます。
どっちの子でしょう~~

あ・・・ここからはさらに怒涛の展開になりますので
やっぱり劇場へどうぞ・・・と。
そして、エロの話で語り合いましょう^^



以下、
ラストにふれての感想なので未見のひとはごめんなさい。


もしかしたら
クロエも双子なのではということは終盤あたりから
予感はしていました。
双子に関して異様に反応するから。
ただクロエの子宮にあったのが
もう一人の赤ちゃんだったということ。そこはわからなかったので衝撃的でした。
寄生性双生児ってはじめて聞きました。
強い方が弱い方を取り込んでしまったということなんですよね。
そこからの影響で
クロエ自身、精神に異常を感じ
いろんな妄想が広がっていく。
たぶん、ポールは存在したけれど、ルイは存在しない
(いや、どちらでもいいのだけれど)、男性の方は双子ではなかったと推測します。
もちろん、学生時代に付き合っていたサンドラの話も想像上。
SEX自体は彼女の願望が溢れだしての、妄想部分が多々あり。
ああしたい、こうしたいと・・・。
結局、夢オチに近い部分ではありますが、
やっぱり見せ方が上手なので
簡単に片づけられない魅力はものすごくありました。
普通なら現実
非現実ってわかりやすかったりするのですが
この映画
現実と非現実の境目が分かりづらいのが特徴的。
たぶんあえてそう作ってあって、解釈を観た人に委ねるようなそんな感じがしました。
だからいろんな解釈があるはず。
スイミングプールもみたいな?かな。


面白かったな

鏡の使い方も素敵。

もう一回見直したいです
ジャクリーン・ビセットもいましたよ☆

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17歳

17歳(2013)
JEUNE & JOLIE
YOUNG & BEAUTIFUL
上映時間 94分
製作国 フランス
監督: フランソワ・オゾン
製作: エリック・アルトメイヤー
ニコラス・アルトメイヤー
脚本: フランソワ・オゾン
撮影: パスカル・マルティ
美術: カーチャ・ヴィシュコフ
衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
編集: ロール・ガルデット
音楽: フィリップ・ロンビ

出演: マリーヌ・ヴァクト イザベル
ジェラルディーヌ・ペラス シルヴィ
フレデリック・ピエロ パトリック
シャーロット・ランプリング アリス
ヨハン・レイゼン
ファンタン・ラヴァ
ナタリー・リシャール
ロラン・デルベック


 「8人の女たち」「危険なプロット」のフランソワ・オゾン監督が、名門校の生徒として普通の高校生活を送りながら、SNSを通じて売春に手を染める17歳の少女の複雑で謎多き心模様を繊細かつ赤裸々に綴る思春期ドラマ。主演はモデル出身で、一躍期待の若手と注目を集めるフランスの新星、マリーヌ・ヴァクト。
 大人びた表情の中にあどけなさを残す少女イザベルは、名門高校に通う17歳。家族とバカンスやって来たリゾート地でドイツ人青年を相手に初体験を済ませると、パリに戻った後は、SNSで知り合った男たちを相手に身体を売るようになる。そんなある日、売春相手の男がホテルの部屋で腹上死してしまう。慌てて部屋から逃げ出したイザベル。しかし、捜査の手が及んで、ついに売春の事実が家族に発覚する。動揺する母親の問いかけに、何も答えることができないイザベルだったが…。

<allcinemaより引用>


感想

最近オゾン監督作品はご無沙汰ですが
新作はみたいと思っているので(双子に惹かれる)
まずは、主演女優さんのこちら↑観てみました。

思春期の奔放な性・・
こういう題材も最近はあまり観ていなかったなあ・・・ということで
意外と新鮮な感じで鑑賞出来ました(笑)

若さか・・
フ~~~~~という感じです。
無防備で残酷で
いろいろうらやましかったです。親としてはきついですけど。


まず、主演女優のイザベル扮する、マリーヌ・ヴァクト。
醸し出す雰囲気、魅力的ですね。
確か撮影時は10代ではなかったと思いますが
見方によって、いろいろな年代にみえます。
娼婦の時は確かに大人っぽいし、お家や学校では
それなりに、学生さんのようにはみえますね。
まあ、でも大人っぽいかな、こちらの10代よりは。

調べたところ、すでにいまは(27ぐらいか、この当時は23?)
お子さんもいらっしゃるとか。
すごいな~~~。

物語。
主人公のイザベルが、なぜ娼婦になっていったのか、
明確な動機はわからず。想像の範囲。
家庭環境がすべてとはいわないけれど、
母親の恋愛遍歴も影響はあると思うし、実父親が不在で義理父ということもあるのか。
あとは、思春期特有のなんていうのかな・・・
もやもや感?性に対しても、異性に対しても
挑戦してみたくなる年頃?そういう感覚的なものは、自分の10代を思い出して
なんとなくわかるような気もします。
いや、自分も娼婦していたんだよ・・・ということでなく(笑)
例えば、意味もなく死にたくなるとか・・・・そういう、
説明の出来ない行動って、起こしてしまう年頃であるかな・・・・と感じる部分は大いにあるので。
もちろん、思っていて行動しない人はたくさんいるから、全部が全部がそうではないけれど、
やっぱり、自分って何?自分の存在の意味は?って
自己を見つめる年頃だもの、驚きべき行為に走る可能性は大いに、ありますよね。
だから思春期は難しい・・・

で、
イザベル。複数の男性と関係を結んでも、喜怒哀楽が少ない。
性の喜びを感じるのでもなく、お金もらって、豪遊するのでもなく
ただ淡々と、連絡とって、会って、行為して、さようなら…の日々。
だからこそ、他者にはなかなか理解は難しいわけですけれど
それが、生きがいとでもいうような感じで本人、やめられない・・・。

その過程で彼女の客で、何度か出会っている
優しめの年寄りの紳士が
行為中に、死亡。
彼女が娼婦だったということが
家庭にわかってしまうという展開。

映画は、
四季の移り変わりとともに
彼女の変化をみつめていき、
さらに印象的な音楽も挿入されていました。

性描写も多く
ぼかしも大きくいろいろありましたけれど、
意外とうける印象は、あっさり感。
スレンダーな体というのもあるからか
エロチックな感じはしなかったかなあ・・・・

出演者には
シャーロット・ランプリングも。

彼女がまたすごい、存在感。
死亡した高齢紳士の妻として登場するのですが、
ああ~~こういう男性の妻って
彼女みたいな女性だから務まるのねと実感。
妻としての貫禄?

イザベルも
シャーロット・ランプリングとのあの最後の会話で
感じるものいろいろあったんじゃあないのかな。

面白い映画でした。

それにしても、
冒頭のドイツ人初体験相手にしろ
後半の、もしかしてこの人が、イザベルの本命になるの?的な男の子
など、
若い男性の登場はみな、
大した人物ではなかったのが印象的。

やっぱり女性の方が早熟で
若い男性はたじたじになってしまうのかな


新作楽しみ
観に行けますように♪⇒(追記、みた♪)


17sai ozonn



20センチュリー・ウーマン

20センチュリー・ウーマン(2016)
20TH CENTURY WOMEN
上映時間 119分
製作国 アメリカ
監督: マイク・ミルズ
製作: ミーガン・エリソン
アン・ケアリー
ユーリー・ヘンリー
製作総指揮: チェルシー・バーナード
脚本: マイク・ミルズ
撮影: ショーン・ポーター
プロダクションデ
ザイン: クリス・ジョーンズ
衣装デザイン: ジェニファー・ジョンソン
編集: レスリー・ジョーンズ
音楽: ロジャー・ニール
音楽監修: ハワード・パー

出演: アネット・ベニング ドロシア
エル・ファニング ジュリー
グレタ・ガーウィグ アビー
ルーカス・ジェイド・ズマン ジェイミー
ビリー・クラダップ ウィリアム
アリア・ショウカット
ダレル・ブリット=ギブソン
テア・ギル
ローラ・ウィギンス
ナサリー・ラヴ
ワリード・ズエイター
アリソン・エリオット
カーク・ボヴィル

 「サムサッカー」「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描いた半自伝的ドラマ。多感な思春期の少年が、自由奔放なシングルマザーと2人の個性的な女性たちに囲まれて過ごしたひと夏の成長の物語を、ユーモアを織り交ぜ瑞々しいタッチで綴る。主演は母親役にアネット・ベニング、その息子をルーカス・ジェイド・ズマン。共演にグレタ・ガーウィグ、エル・ファニング、ビリー・クラダップ。
 1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシアと母ひとり子ひとりの生活を送る15歳の少年ジェイミー。家には他に、子宮頸がんを患いニューヨークから地元に戻ってきたパンクな写真家アビーと元ヒッピーの便利屋ウィリアムが間借りしていた。さらにジェイミーの2つ上の幼なじみジュリーも夜な夜な彼の部屋にやってきては一緒のベッドで眠っていく。けれども決して体には触らせてくれない。そんな中、反抗期を迎えた息子のことがまるで理解できず、お手上げ状態になってしまったドロシア。そこで彼女は、アビーとジュリーに息子の教育係になってほしいと相談する。こうしてジェイミーは、強烈な個性を持つ3人の女性たちと15歳の特別な夏を過ごすことになるのだったが…。
<allcinemaより引用>


感想

<マイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描いた半自伝的ドラマ>
ということで独特の家庭環境ではありましたが
自分におきかえて、いろいろ思うこともありました。

親はどんな時代でも親なんだな~~~と
子を思う気持ちはいつだって変わらないのだな・・・・と。


15歳少年ジェイミーの母親ドロシア演じるのは
アネット・ベニング。
久々の彼女は、年取ったな~~~と印象はあるものの
素敵な母親役を演じておりました。
母一人子一人で、さらに高齢での出産。
苦労も多かったんだろうな~~~と推測。
でも持ち前の明るさで、乗り切ってきたんだろうな~~~。

家には間借り人もいる。
個性的な面々。

子宮頸がんを患っていた写真家アビー。
便利屋ウィリアム。

彼ら、プラス
幼なじみジュリー。ジュリー演じる エル・ファニング はとっても色っぽい
長い脚が素敵。
あれで何もしないで・・・とはかわいそうなくらい( ´艸`)


3人が、15歳少年ジェイミーの人生に様々な影響を与えていくという
物語。大きな出来事はないけれど
やはり思春期時に出会う人々って
その後の人生に大きな影響をもたらすことは間違いないと・・確信できる物語。
皆そうでしょ?って感じです。

母親ドロシアは
あえて、↑3人に、自分が息子に足りないと思うことを与えてあげてくれ・・・・と
頼み込む
普通は、違った人?父親代わりの人を与えるとか・・・
自分の友達を与えるとかしそうなものだけれど、
この身近な3人を選ぶところがまたこの母親、ドロシアの個性でもあるんだろうな・・・と思います。


最後までみて
ちょっとほろりとしてしまうと思います。
そして観終わった後
なんともいえない、せつなさも味わってしまうのではないかな・

過ぎてしまった日々に対してなのかな。

それぞれ
皆が
その後、新しい人生を歩んでいけたというラストなので
心地よい気持ちも同時に沸いてはきましたけどね。
20seiki sennchuri-who-maann gazoudayo



10 クローバーフィールド・レーン

10 クローバーフィールド・レーン(2016)
10 CLOVERFIELD LANE
製作国 アメリカ
監督: ダン・トラクテンバーグ
製作: J・J・エイブラムス
リンジー・ウェバー
製作総指揮: ブライアン・バーク
ドリュー・ゴダード
マット・リーヴス
原案: ジョシュ・キャンベル
マット・ストゥーケン
脚本: ジョシュ・キャンベル
マット・ストゥーケン
デイミアン・チャゼル
撮影: ジェフ・カッター
プロダクションデ
ザイン: ラムジー・エイヴリー
衣装デザイン: ミーガン・マクラフリン
編集: ステファン・グルーブ
音楽: ベアー・マクレアリー

出演: ジョン・グッドマン ハワード
メアリー・エリザベス・ウィンステッド ミシェル
ジョン・ギャラガー・Jr エメット
ダグラス・M・グリフィン
スザンヌ・クライヤー
声の出演: ブラッドリー・クーパー
スマリー・モンタノ

 2008年の大ヒット・パニック映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」をプロデュースしたJ・J・エイブラムスが、同じ世界観を作品内に取り込むかたちで製作したSFミステリー・サスペンス。事態の全貌を掴めぬまま地下シェルターに閉じ込められ、男2人との共同生活を強いられるハメになったヒロインが辿る驚愕の運命をミステリアスかつサスペンスフルに描く。出演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr。監督は、これが長編デビューの新鋭、ダン・トラクテンバーグ。
 車を運転中に事故を起こした若い女性ミシェル。意識を取り戻した彼女は、見知らぬ地下シェルターの中でベッドに手錠で縛りつけられていた。シェルターには所有者の巨漢男ハワードの他に、腕をケガした若い男エメットもいた。彼女を閉じ込めている理由を、外で恐ろしいことが起きているからと力説するハワード。脚を大ケガしていることもあり、疑いを抱きつつもひとまず彼らと共同生活を送りながら脱出のチャンスをうかがうミシェルだったが…。



感想

2008年のクローバーフィールドは未見
どうもこれは同じような名前ですが続編っていうわけでもないようで・・・。
私は未見ゆえ
比べることなく、単体として余分な知識なく鑑賞できました。

う~~ん微妙。
前半はまあまあ面白くて
後半はちょっと・・・・・だったかな(笑)

前半というより映画の8割ね。
それが、ほとんどが監禁もの、いわゆるミステリーなんですよね。
そして
後半、というか、残り2割ね。
監禁から脱出した後の部分が
SFものになっているという妙なアンバランスさがある作品でした。

監禁場面は怖かったね~~
おのおじさん
頭が狂っているのか?(連れ込んだ理由が奇想天外だったから)
それとも本当なのか?
どっちに転んだら良いのか・・・わからないところがドキドキ感をかもしだしていて
面白かったです。

途中で、彼女が脱出を試みて、窓の近くまで来たら
外からおばあさんが、ものすごい形相で「あけてくれ~~、その中にいれてくれ~~~」っていうシーンがあってね。
あ・・・ここで、この監禁親父の言っていることは本当のことかもしれない可能性が大きくなってきたんだけれど
それにしても
このばあさんが怖い・・・・ぜひみて~~~(笑)

この監禁おやじ・・たまに嘘っぽいこともいっているから、全部が全部本当か分からないの。
娘の写真と言ってみせたのが結局知り合いの娘だったし。
一緒にシェルターにいた
エメットを、結局殺してしまったのだから、異常と言えば異常よね。
少女が好きなおっさんなのかもしれない・・・・。
結局、主人公は
外の世界に出たほうが良いと考え(おやじといるより、ましだと考えたのよね)
このおやじをやっつけて脱出成功。

で・・残り2割の外の世界での出来事ね。
意外と本当だった(笑)

しょぼかったけど・・・(笑)
まあ、おやじさんが言っていたことは全部嘘ではなかったのですがね・・・


まあ、これもみて~~(笑)

話のタネに是非。
そういう映画でした・・・

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007 スペクター

007 スペクター(2015 イギリス  アメリカ)
SPECTRE
上映時間 148分

監督: サム・メンデス
製作: マイケル・G・ウィルソン
バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮: カラム・マクドゥガル
キャラクター創造: イアン・フレミング
原案: ジョン・ローガン
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
脚本: ジョン・ローガン
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ジェズ・バターワース
撮影: ホイテ・ヴァン・ホイテマ
プロダクションデ
ザイン: デニス・ガスナー
衣装デザイン: ジェイニー・ティーマイム
編集: リー・スミス
音楽: トーマス・ニューマン
テーマ曲: モンティ・ノーマン
(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌: サム・スミス
『Writing's On The Wall』

出演: ダニエル・クレイグ ジェームズ・ボンド
クリストフ・ヴァルツ オーベルハウザー
レア・セドゥ マドレーヌ・スワン
ベン・ウィショー Q
ナオミ・ハリス イヴ・マネーペニー
デイヴ・バウティスタ Mr.ヒンクス
アンドリュー・スコット マックス・デンビ
ロリー・キニア タナー
イェスパー・クリステンセン Mr.ホワイト
ステファニー・シグマン エストレラ
モニカ・ベルッチ ルチア・スキアラ
レイフ・ファインズ M


 ダニエル・クレイグ、ボンドの4作目。
シリーズ通算24作目。
(allcinemaよりあらすじ)

 “死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラと大立ち回りを演じたジェームズ・ボンド。後日、MI6の本部に呼び出され、Mから職務停止を言い渡されてしまう。折しもロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI6をMI5に吸収しようと画策していた。表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止めるが…。


感想

夏のトムさんの映画となんとなく設定がかぶる気がしますが(、MI6がなくなるかも・・・という流れ)
やはりボンドキャラはしっかり健在で、
観る者を楽しませてくれました。クルマと女性はお約束★

前作スカイフォールから続く物語となっているので
前作はチェックしておいたほうが良いと思います。
欲を言えば
カジノロワイヤル、慰めの報酬、スカイフォールと、全部かな・・・笑
といいながら慰めだけは未見な私。まあ、2作目は未見でも大丈夫な感じ(と納得している)

今回で
一連の物語に決着がついたってことですね。
ラストも
全て終わって、良かった~~~っていう雰囲気でしたものね。


個人的にはスカイフォールの方がより面白かったけれど
あそこで登場したQや新Mの活躍が
さらに発展した形になるので
見ないとダメ・・でしょう。とくにレイフファンは(笑)
ボンドとの会話も洗練されていました。

ボンドの幼少の謎

悪の組織
スペクターとは?


と、その正体は後半ではっきりしますが、
意外と悪役はあっさり消えてしまったのは残念。
ラストに再び登場はしますけど(生きていた・・・・笑)

スペクターがボンドを拷問するシーンで
頭に針を打ち込むっていうところがありましたけど、
よくわからない行動だったかな~~~あ。
なんか陰険だよね・・・・笑

ボンドは
スペクターにたどり着くまで
世界中を奔走します。

イギリス、
ローマ
オーストリア
モロッコ
メキシコ


それぞれの土地の雰囲気を映像から感じるのも良いですね。
雪景色に砂漠・・・
いろんな場面があって楽しかったです。


ボンドカーは
川に沈み
女性との接触は今回も大いにあり。
すぐ寝ちゃう・・・・笑

メインは レア・セドゥ かな。
モニカはちょびっと
喪服姿は美しい
さらに冒頭にもボンドガールだよね?
これまたもっとちょびっと。
でも冒頭のメキシコの死者の祭りのシーンはかなり印象深ったし
好きなシーンでもあったかな。

長い上映だけど
是非劇場で楽しんでみてくださいな

個人的に
レイフのファンなので
そこはしっかりチェックしていましたが
年とったな・・・私もだけど。
頭がね・・・。

あと後半
ボンドが車で拉致されちゃうんだけど
一緒に乗っていた
Mことレイフが
さっさと逃げてどこかに隠れて様子うかがっていたさまが
ちょっと可笑しかったよ。
助けないで(まあ一人では無理だろうが)
さっさと、逃げたんだね。なんか可愛らしいよ。
あと、内部の嫌な同僚とも
最後の方
ガラスが飛び散りながら戦っていたけど
そこもなんだか危なかっしいアクションで
うん、
アクションはしない方がよいと感じました・・・笑
走りもボンドに比べると
ちょっとおっさん臭いから・・・。

でも、仕事はきちんとする素敵な上司なので
やっぱり好きです☆

レナも
美しく
魅力的でした。

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007 スカイフォール

007 スカイフォール(2012 イギリス・アメリカ)

SKYFALL


監督:
サム・メンデス
製作:
バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮:
カラム・マクドゥガル
キャラクター創造:
イアン・フレミング
脚本:
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ジョン・ローガン
撮影:
ロジャー・ディーキンス
プロダクションデザイン:
デニス・ガスナー
衣装デザイン:
ジェイニー・ティーマイム
編集:
スチュアート・ベアード
音楽:
トーマス・ニューマン
テーマ曲:
モンティ・ノーマン
(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:
アデル
『スカイフォール』
出演:
ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)
ハビエル・バルデム(ラウル・シルヴァ)(ティアゴ・ロドリゲス)
レイフ・ファインズ(ギャレス・マロリー)
ナオミ・ハリス(イヴ)
ベレニス・マーロウ(セヴリン)
アルバート・フィニー(キンケイド)
ベン・ウィショー(Q)
ジュディ・デンチ(M)
ロリー・キニア(タナー)
オーラ・ラパス(パトリス)
ヘレン・マックロリー



 ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの3作目。
007シリーズ誕生50周年記念作。
通算23作目。



 NATOが世界中に送り込んでいるスパイのリストが盗まれる。
MI6のエージェント“007”、ジェームズ・ボンドは、
リストに収録されたハード・ドライブを取り戻すべくMの指示に従い、敵のエージェントを追い詰めるが
味方に狙撃され、重傷を負う。死んだと思われるボンド。
その結果、組織内でのMの立場も危うくなる。
続いてMI6本部が爆破されるという出来事が。
その出来事を受けて、再び、ボンドが姿を現わす。







感想



いや~~良かったね。007シリーズにとくに思い入れもないので
逆に素直に楽しめたみたい。
ボンドはこうあるべきだ・・っていうのも、まったくないしね。
そもそも、007は、ダニエル・クレイグになってから、
続けて見始めたっていうこともあって
昔の作品はよくわからないのよね。クレイグ版は1作目は劇場で、2作目は未見のままだけどそのうち観るよ…笑
今回の3作目は別段、続編でもなさそうなので
新しい方がみても、OKだよね。

ちなみに
今回は出演者が皆、魅力的★
一応、レイフファンと明言しているので
その部分で今回の映画について述べるなら
満足満足でしょう……笑
思った以上に出番もあって
重要な位置にいたことも、うれしかった・・・。
これで、このシリーズにおいての出演は確定されるってことだよね・・・・♪

名前を呼んではいけない・・・あのひと。ほとんど素顔がわからない、某映画に比べて
これはもう・・・、しっかり端正なお顔が
映っているからね。
スーツ姿がお似合いで、う~~ん、こんな上司がいたら
仕事しちゃうよ・・・・と、気持ちもたかぶりましたね。





今回の007。
お約束のボンドガールは控えめ。敵のアジトに連れて行っただけだったね。
からみもほとんどない感じ・・・。
ダニエルになってからは、あんまり、女たらしのボンドっていうイメージはないから
これはこれでよしかな。
クレイグボンド、いつも暗いんだよね・・・。
渋いし・・・・
哀愁あるし・・・・
そこ、好きだけどね


敵はMのかつての部下。
Mの決断で組織から存在を抹消された元エージェントのシルヴァが、復讐心から
MI6&Mに戦いを挑んでくるんだよね。
これを演じているのが
ハビエル・バルデム。
気持ち悪いです・・・・笑
とらえられたガラス張りのおりの中で、歯をはずしたときには(入れ歯だった!!)
ぞぞぞ~~~~としました。
ちょっと、レクター博士、はいっていましたよね。


どっちかというと恐ろしい敵というより、
気持ち悪い敵、
さらに、同情心抱いてしまうようなキャラではなかったかな。
最後の死にざまなんかをみていると、
可哀そうになっちゃいますもの。
もはやあれは、親に見捨てられた子供のような感じで
いわゆるマザコンですものね。

スケールの大きなアクションも
あったけど、
動機の面では、個人的なものが多すぎて、しょぼい感じもしました。


あ・・・
アクションは本当、迫力ありましたよ。
ダニエルっていくつかわからないけど、
トムちんよりは年上でしょう➪ ➪ 間違い、間違い。このあと調べたらトムが50でダニエルが44だったわ。
トムは若く見えるね・・・

冒頭の追いかけっこは
息つく暇もなかったし
上海の幻想的な舞台も良かったです。


アクションと言えば・・
わがレイフ様も
しました!!!笑
ないとおもったらありました!!



聴聞会でしたっけ?
お偉方が皆、言い合っている時、
突然ハビエルが襲撃してきたでしょ?
そしたら
お堅い官僚であるレイフが
銃を撃って、立ち向かったのです!!(昔は陸軍将校という設定だが今は現場は退いていて
事務方・・・)

そのとき
今まで愛想悪かった
ダニエルボンドが、レイフに向かってウインクしていたのよ。
うれしかった・・・
見ている私も。
一緒に戦う同志と感じたのね。
支援してくれてありがとう・・・みたいな。
おお~ここで2人に流れていた不調和が一気に解消された瞬間と見ました。





冒頭から大人の雰囲気で
場面もトルコのイスタンブールから始まって上海、ロンドン、スコットランドと様々。
目の保養になります。


オタクのの匂いのする
ベン・ウィショーのQも、可愛らしかったよね・・・・♪



次回も観たくなる
007でした。古いものと新しいもの
それぞれに味があるよね。
良い部分を残して、時代と共に変わってくのもまた良いよね。
私たちもそれについていきたいです。



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X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011   アメリカ)

X-MEN: FIRST CLASS


監督: マシュー・ヴォーン
製作: ローレン・シュラー・ドナー
サイモン・キンバーグ
グレゴリー・グッドマン
ブライアン・シンガー
製作総指揮: スタン・リー
タルキン・パック
原案: ブライアン・シンガー
脚本: マシュー・ヴォーン
ジェーン・ゴールドマン
撮影: ジョン・マシソン
視覚効果監修: ジョン・ダイクストラ
プロダクションデ
ザイン: クリス・シーガーズ
衣装デザイン: サミー・シェルドン
編集: リー・スミス
エディ・ハミルトン
音楽: ヘンリー・ジャックマン
出演: ジェームズ・マカヴォイ チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)
マイケル・ファスベンダー エリック・レーンシャー(マグニートー)
ケヴィン・ベーコン セバスチャン・ショウ
ローズ・バーン モイラ・マクタガート
ジャニュアリー・ジョーンズ エマ・フロスト
オリヴァー・プラット CIAエージェント
ジェニファー・ローレンス レイブン・ダークホルム(ミスティーク)
ニコラス・ホルト ハンク・マッコイ(ビースト)
ゾーイ・クラヴィッツ エンジェル・サルバドール(エンジェル)
ルーカス・ティル アレックス・サマーズ(ハボック)
ジェイソン・フレミング アザゼル
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ショーン・キャシディ(バンシー)
エディ・ガテギ アルマンド・ムニョス(ダーウィン)
アレックス・ゴンサレス クエステッド(リップタイド)




舞台は1960年代のアメリカ。
後にプロフェッサーXと呼ばれる、X-MENを設立者、青年チャールズ・エグゼビア。
幼い頃に母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリック・レーンシャー、のちのマグニートー。
2人がどうやって出会い
絆を結び、やがて決別していったか・・。

ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を利用して世界征服を企む男セバスチャン
との戦いの中で、2人の運命が徐々に変化していく。



感想


当初はこの映画はスルーのつもりだったのですが(このところ体調がイマイチ)
気晴らしをして気分を➚にした方がかえっていいのではないかと考えなおし、GO~~~。
調子悪くなったらなったときに考えようと決めました。(いいんかい・・・そんなことで・・・自分)

やっぱり、マカヴォイに癒してもらわないとダメだ・・・ということもあるのよね・・・♪

しかし・・・・、問題が。

私はXーMENって、良く知らないの・・・・・笑。今まで何作も作られているのは知っていたけれど
どれもきちんと観たことなくってね・・・・泣。
ヒュー・ジャックマンやハル・ベリー
が出演していたんだよな・・・とか、車いすのおじさん、おじいさんか?
がいたよな~~とか・・
そんな程度レベル。だいたい誰と誰が戦っているのかだって知ってもいない・・・。
もともとのファンには申し訳ないくらいの知識量です。


でもでも・・・そんな自分ですが、結論から言って、意外と楽しめたのよね、これが。
そもそもスタートのお話だしね。
初心者でもOK。
ココ肝心☆

もちろん、過去作全部制覇していた方の方が、楽しみ度合いはかなり上だと思います・・・。
前々から見ている人にとっては、へ~~、こんな事実もあったのね、という驚きが、
沢山ありますからね。そういうのってやっぱり、ワクワク感もあって面白いと思うし。
ただ、初心者としては(私みたいな人)
今回主演の2人、プロフェッサーXとマグニートーの年取った姿の情報が少ない分(禿げ度合いも良く知らないし…笑)より新鮮な気分で鑑賞できたのはうれしい・・。
あわせて、
次に展開を知りたいという気持ちがどうしてもマックスになってくるので
素直に順追ってシリーズに突入できるという利点もあると思うのです。
だから良い鑑賞になりましたよ☆






メインは2人、
プロフェッサーX若かりし名はチャールズ・エグゼビア。
能力は人の心を読んでしまうことみたい。その人の心の悲しみや苦しみも理解できるみたい。
あと、相手の行動をストップさせてしまうこともできるのかな(敵のケビン最後の方で止まっていたし)
演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ
う~~ん、素敵。教授っていうのも品があって彼にお似合い。ちょっと背が低いので立ち姿は
残念なんだけどね。女性に対しての対応が、慣れているのが、なんとも、憎いね~~色男…笑
う~~ん、いいわ~~笑
(ちなみに、じいさんになってからは、パトリック・スチュワート演じています)


マブニート、若かりし名は、エリック、レーンシャー。
重いものもなんでも、持ち上げたりしちゃうの。とくに金属かな。
後半は潜水艦持ち上げていたし。すごいね~~驚
演じるのはマイケル・ファスベンダー。
やや渋め。この方も苦悩している姿が絵になる方。背も高くて(ジェームズ・マカヴォイと並ぶから余計)
存在感あります。
(じいさんになってからはイアン・マッケラン)


この2人、特殊能力を持つという点では同じだけれど
育ってきた環境が違う。

かたや、坊っちゃん、かたや、苦労人。
エリックは、ナチスで囚われの身になり、目の前で母親を殺されるという、ダークな過去を持つのよね。
人間不信になり復讐の鬼になるのは当然。そのときの敵がケヴィン・ベーコン扮する
セバスチャン・ショウ。
この人も特殊能力を持っているの。
エネルギーを蓄えることができるのかな。だから若さを保つことができているようで
見かけ、年とらない感じです。
ケビンっていろいろ演じていますよね。
悪役も多いのよね~~

古くは「スリーパーズ」の看守.
「激流」「コール」・・でも嫌な役。
あ・・・インビジブルの透明人間もあったっけ?
もはや、善人と思うのも難しいかも・・・笑
今回も、お似合いに悪役だったな~~


次に登場は
青い肌の
ミスティーク。変身できちゃう人ね。
シリーズものでは誰でも知っている人でしょ?
しかし私はこの人がそもそもどっちの味方になるのかを知らなくって。
最終、マグニートー側になってしまうわけだけれど、
それまでの過程ではいろいろあるので見ていて、非常に興味深かったわ。
恋心もちらちら感じられて、ちょっとせつない。
ありのままの自分でいること・・・
う~ん、考えさせられるよね。


その他の
ミュータントでは、
科学者のハンク。
足が吸盤みたいになってどこでも貼りついていたわ。
この子が、「シングルマン」「アバウト・ア・ボーイ」のニコラス・ホルトで、
あ~~~イケメンと言われる子なのね。。。という認識はあったけれど、
後半はちょっと妙な感じになってしまうので(細胞増殖でおお~~というお姿に)、あまりイケメンぶりを堪能できなかったのは残念。




他にも、まあ・・羽が生えたお姉ちゃんとか、
環境に適応するお兄ちゃんとか(ケビンに殺されちゃったけど・・悲)
声で、空飛ぶお兄ちゃん(すみません・・表現がしにくいのですが、みてみて~~)
いろいろ能力をもった方々がおりました。
そこら辺はやっぱり見どころの一つでもあるのかな。



キューバ危機という出来事の中に
上手い具合にミュータントをからめ
なるほど~~~と思える物語展開になっているのはやっぱり見事だったと思わずにはいられないかな。



結局、人間のためにと思って頑張ってきた
ミュータントたちが、最後にその人間たちに攻撃を仕掛けられてしまうのは
残念極まりないよね。
エリックが、親友であったチャールズと決別して人間を敵対視するのもわかるような気がします。


きっと善悪と簡単に割り切れないものが、物語に中に組み入れられているところが、
このX-MENシリーズの面白さでもあるんじゃあないのかなと思います。
人と違うことの意味という点でも考えさせられるものね。


重苦しい場面だけでなく、ミュータントたちの訓練場面や、そのミュータントをスカウトする場面など、
ちょっと息抜きができる場面(笑えるの)も用意されていて
バランスもとっても良かった・・。
展開もスピーディーなので、まったく厭きがこないのよね。

ヒュー・ジャックマンのちらり登場にはさすがの、私もわかったわ♪
「24」の大統領護衛官のおじさんが冒頭に出てきたのは驚き・・・。こちらもケビンにすぐ
やられてしまったけどね。


楽しかったので是非・・・大画面でどうぞ・・。


地上波では近々X-MEN放映されるみたいなので、挑戦してみよう・・



あ・・・全然関係ないけれど
歯を抜かれちゃう場面(最初の方でエリックが超能力でやっちゃうんだよね)
あれは勘弁。個人的な事情から直視できなかった・・・・泣

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17歳の肖像 

17歳の肖像   (2009  イギリス)



AN EDUCATION

監督: ロネ・シェルフィグ
製作: フィノラ・ドワイヤー
アマンダ・ポージー
製作総指揮: ジェームズ・D・スターン
ダグラス・E・ハンセン
ウェンディ・ジャフェット
デヴィッド・M・トンプソン
ジェイミー・ローレンソン
ニック・ホーンビィ
原作: リン・バーバー
脚本: ニック・ホーンビィ
撮影: ジョン・デ・ボーマン
プロダクションデ
ザイン: アンドリュー・マッカルパイン
衣装デザイン: オディール・ディックス=ミロー
音楽: ポール・イングリッシュビー
出演: キャリー・マリガン ジェニー
ピーター・サースガード デイヴィッド
ドミニク・クーパー ダニー
ロザムンド・パイク ヘレン
アルフレッド・モリナ ジャック
カーラ・セイモア マージョリー
エマ・トンプソン 校長
オリヴィア・ウィリアムズ スタッブス先生
サリー・ホーキンス セイラ
マシュー・ビアード グラハム
アマンダ・フェアバンク=ハインズ ヘイティ
エリー・ケンドリック ティナ




英国の女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回顧録を基に映画化。
「幸せになるためのイタリア語講座」のロネ・シェルフィグ監督。


16歳の少女ジェニーは、オックスフォード大を目指して勉強中。
そんなある日、土砂降りの雨の中
年の離れた男性デイヴィッドから声をかけられる。
それがきっかけで付き合いだす2人。

デイヴィッドは、彼女をナイトクラブや音楽会といった大人の世界へと導いていくのだが。




感想


公開時に観たかった一本。
年上男性と17歳の少女の恋愛・・・だいたい想像できる内容だろうなと
思いながら臨んだ鑑賞。



想像はほとんど当たり・・・でした…笑


ただ驚いたのは、この年上男性、女の子の家族まで自分の味方に引き入れてしまうんですよね。
普通の親なら
17歳の女の子の彼氏→かなりの年上となると、親の方も身構えてしまうじゃあないのかな。

簡単には許さないで、彼の背景をいろいろ探ってしまうんではないかと思うの。
それなのに、いとも簡単に彼の言っていることを信じてしまうなんて!!


彼が娘をいれようとている有名な大学名を口にしたからっていうのもあるよね。
この女の子の親は
娘にいい大学、いい将来を与えようと一生懸命になっていた様子。
親自身はそれほど、高学歴ではない分、あえて娘をという思いが人一倍強かったんだと思うわ。



そこにつけ込んだのね、彼。


ジェニーがデイヴィッドに惹かれていくのは
わかるような気がするわ。
学校でもかなり優秀な彼女故、大人の世界を求めたくなるのは自然のなりゆきだよね。
頭がいいから、素直にいろんなものを吸収して、自分の中に上手に
溶け込ませていくよね。
うまい具合に、
彼女が求めているものをデイヴィッドがスマートに
どんどん、差し出してくれるんだもの。
タイミングもよし。
そりゃあ、気持ちも❤になってしまうでしょう・・・・笑


年上の魅力を知ってしまうと
同じぐらいの年頃の男の子じゃあ物足りなくなってしまうわけよね。



正直、私が17歳の時はさすがに、あんな年離れた人は考えられなかったな・・・・
20過ぎてからだと年の離れた男性って意識もしたけれど。
高校生のうちは、身近な人から憧れをみつけていたわ。


でも、ジェニーは規律の厳しい女子校だものね。
ちょっと感覚が違ってきているのもあるかな。
もちろん、時代性とか、お国柄っていうのもあるとは思うけれどね。


題名はAN EDUCATION。
教育だよね。



お話の中でも先生の言葉はかなり印象的に残っているもの。



あの学園の教えがやっぱり正しかったっていうことだよね。
校長先生は厳しかったけれど、間違ったこといっていなかったものね。
ジェニーも素直に従っていれば・・・
彼女の才能を認めていた、学校の先生も、同じだよね。
ジェニーにたくさん助言していたじゃない?


それをちゃんと聞いていれば・・・・。


<あの頃に戻っても、
私は私を止めたりしない。>




そうなの?そうなんだ・・。
後悔なしか。

でもね・・・あの男、過去にもいろいろ同じケースで女の子と付き合った経験をあるみたいだったよね。
奥さんが嘆いていたじゃない?
遊びとしか思えないよね。え・・本気?違うよね。奥さんと別れる気なんてないのよね。
だったらなぜ結婚なんて話になるんだ・・・。
ちょっと病気っぽい・・・・。
真剣に好きで奥さんとも別れてというお話なら、別だけれど
真相ばれたあとは、すぐさまいなくなってしまうような男なら
大したことないはず。



あの頃の自分を止めたりしないって・・・・そうなのか。。。
あと、こんな男が初めてなんて・・・過去消したいくらいに私なら思うけれど。
バナナのあのセリフもけ~~~って思ったけど・・・。変じゃん・・笑



↑あ・・・これは、私が親目線でみているからかな。
だって、学生時代は間違いなく、す~~~と、育って欲しいと思うじゃん!!
本人にしてみれば
ああいう出来事があったから今の自分があるという風に考えちゃうかもね。
そりゃあ、なんでもそういうことになるんだけどね。
良い経験をしたんだと思うと
後悔もなしと言えるか・・・・。
実際に経験しないと学ばないこともあるからね・・・・。



そういえば、
ラスト、勉強しなおして無事希望大学にも
入り新しい恋人ができたことがちらりと・・・・あったけれど。


その恋人には
「パリは初めて」というらしいよ☆


デイヴィッドとすでにパリ旅行しているにも関わらず・・
そりゃ、言えないよね…笑
でもそうやって、新しい彼氏に、普通に嘘つける、女性の姿が
怖いような気もしたわ。


さすがに女は、いろんな経験すればするほど強くなるわ。




主役の彼女の変わりようがやっぱり魅力的。
冒頭のタイトルバックもオシャレだったわ。
内容的には普通ではあったけれど、
主役の彼女が可愛かったから許すって感じです。

あ・・ピーター・サースガードも、もちろん、グ~★。
相変わらず、裏に何かある・・・・っていう役なんだよね。


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(500)日のサマー 

500)日のサマー (2009  アメリカ)

(500) DAYS OF SUMMER


監督: マーク・ウェブ
製作: マーク・ウォーターズ
ジェエシカ・タッキンスキー
メイソン・ノヴィック
スティーヴン・J・ウルフ
脚本: スコット・ノイスタッター
マイケル・H・ウェバー
撮影: エリック・スティールバーグ
プロダクションデ
ザイン: ローラ・フォックス
衣装デザイン: ホープ・ハナフィン
編集: アラン・エドワード・ベル
音楽: マイケル・ダナ
ロブ・シモンセン
音楽監修: アンドレア・フォン・フォースター
ナレーター: リチャード・マゴナグル
出演: ジョセフ・ゴードン=レヴィット トム・ハンセン
ゾーイ・デシャネル サマー・フィン
ジェフリー・エアンド マッケンジー
マシュー・グレイ・ガブラー ポール
クロエ・グレース・モレッツ レイチェル・ハンセン
クラーク・グレッグ ヴァンス
レイチェル・ボストン アリソン
ミンカ・ケリー オータム
パトリシア・ベルチャー ミリー
イアン・リード・ケスラー
オリヴィア・ハワード・バッグ
イヴェット・ニコール・ブラウン



サマーとの恋愛、500日の日々。




感想  


ブログのお友達に、主役の彼レヴィット君のファンが多く、
この作品良かったよ~~という声を聞いていたので、早速鑑賞。
「インセプション」の好演も記憶に新しいところで、
違った一面も見てみたいな・・・というのもありました。




面白かったです。
遊び心いっぱいの映像で、楽しく、ちょっとせつない思いで鑑賞しました。

いろいろあったけれど、結局元のさやに戻る・・・な~~んて
いう男女のお話も多いけれど、
これは冒頭でも説明されている通り、恋物語でないお話・・・つまり、結ばれない男女のお話なのです。


トムとサマー。
トムは運命の恋を信じ、サマーがその運命だと確信。初めて会ったときからサマーにぞっこん。
サマーの方は、自分を見失うような恋をしない、現実的な女性。
恋人は作らない主義。


明らかに、トムの方が、恋愛ベクトルが上回っているという感じ。
恋愛って同じ度合いで思いが生じているかというと・・・そうじゃあないのよね。
やっぱり、上、下があると思うの。
また時期によって、その強弱が逆転したりしてね・・・。
サマーはトムと付き合っていても、友達という言葉を強調していたから
彼のことをどういう位置づけで考えていたかはわからない感じだよね。



でも普通、キスもして、ベットで戯れて、家具ルームでいちゃいちゃして・・・という流れを
観る限り、やっぱり、サマーだって、盛り上がっているときは、相手に対しての
気持ちはあったのだと思うのよね。あれを友達の関係で片付けられちゃったら
付き合っている男はたまらないと思うよ.


恋愛ベクトルの大きさが違うかも知れないけれど、やっぱり恋はしていたんじゃないかと
思うわ。
それが永遠に続くかどうか・・・はそりゃ・・・・わからないし、
失敗に終わるケースも多々とあるし。
恋愛の結果は、続くか、終わるかの2つしかないのだから
そう考えると、この2人の場合も、そうなってしまったのを、誰がいけないとか、
誰が悪かったとかはいえないよね。
ただこの映画は、男性目線だから、どうしても、女性にはぶんが悪いよね。
私もこれ観た限りでは、トムの方に同情してしまうもの。
レヴィット君目当てで見たらなおさら~~だよね。


映画はあくまでも、男目線の映画ということで
心情も男の、それが前面にあふれているの。


彼女の態度で一喜一憂しているトムの様子が、表情でもわかるし、
映像でもわかるの。
気持ちの高ぶり、喪失感・・・そうそう・・・わかるわ…と
共感できるような演出。
女性の私からみてもそうなのだから・・・
男性ならどうなの?
絶対、入り込んでしまうよね。好きな女の子がいて、結果フラレタ経験がある人なら
なおさらね~~~笑



付き合いだしてからの日々を
いじくりまわしてみせているので、順番どおり・・というわけではないものの、
それほど、ごちゃごちゃした感じにはなっていなかったように思うわ。
終わった恋愛を思い起こせば、
実際、ばらばらな感じで出来事が思いだされるっていうことよくあるものね。


なんか・・・自分のことのように思える…笑


冒頭で
ベンチに腰掛けるトムとサマーがいて、
彼女の薬指には指輪。

てっきり・・・ハッピーなラストを予想させるようなシチュエーションだけど、
これが違うのよね。


ラストにまたこのシーンがでてきて、
ああ・・・こういう設定だったのね・・・と気づくわけだけど。

サマーがなぜ、トムを選ばなかったかを語るんだよね。
トムがなぜ、自分じゃあだめだったのかと。




そのときのサマーの言葉が印象的だったな。
トムに感じた感情とは違うものを結婚相手に感じたというようなことを言っていたけどね。

男性陣には絶対納得できない言葉だと思うわ…笑
そんなわかりづらい言葉で片付けてしまう女というものを絶対理解できないと思ったかも・・・・。
でも、それって、もしかしたら
本当に正直な気持ちかもしれないよね。

結婚相手には
ビビビ===というものを感じたというしかないだろうし。



サマーって女の私から見てみると
そんなに可愛い女っとも、美人な子とも思えないのよね。ファッションは可愛かったけれど
なんかね・・・・っていう感じで。
映画でも言っていたけれど、平均並みの子。
でも昔からサマー効果を引き出しているというのだから
男の気をひくようなものをもっている子なんでしょうね。
(同性から見てたいした子じゃないのに、
意外と異性からもてる子っているような気がするわ)



私はもてるのよ!!というのを充分意識して生活しているような気がするから
時々鼻持ちならないものを感じてしまうのよね。
トムの気持ちを振り回しているように、当然思えるし。



でもね・・・最後の方の
映画「卒業」みて泣いている姿や、
中盤かな、トムに激怒されてシュンとした姿みながら、


もしかしたら
弱い部分もあるのかも彼女・・・・と思ったりもしたわ。

彼女、ああいう我侭な自分をガツンとしかって
もっとグイグイ引っ張っていってくれる人を求めていて
それを少しはトムにも期待していたところあったのかもってね。


ちょっとトム弱いから・・・笑



草食系の彼が肉食系に変わってくれたらという期待はなかったかな?
そこまでの気持ちはないか・・・・・。


でも友だちの結婚パーティーでは一緒に踊っていたりしたし
サマー側からの心情中心にしてもう一つお話つくったら
違った解釈が生まれてくるような物語よね・・



とはいうものの、結果
それぞれに新しい出会いを迎えたということで
この二人の出会い&別れも意味あったといえるんじゃあないのかな。






そうやって皆
成長していくんだよね。


ああ・・なぜかものすごく誰かを好きになりたいな~~~
と感じてしまう・・・・・笑





サマーr_sub11





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