チーズと塩と豆    著  角田光代  他

チーズと塩と豆    著  角田光代  他





紀行番組「プレミアム8」に登場する4人の女性作家が、
それぞれヨーロッパの食を求めて旅をする。
そして、その土地を舞台に書く短編小説アンソロジー。
小説は、ドラマ化され、番組に挿入される。
角田光代はバスク地方(スペイン)、
井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、
森絵都はブルターニュ地方(フランス)
江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)。




感想


これは、テレビも一緒になってみていたら
より良かったでしょうね。(ちょっと後悔だけれど、BSだから結局観ることはできなかったわ)
舞台が外国なので素敵な食事や
風景は、イメージとしてはなかなか頭には浮かんでこないのですよね。
それでも映画で得たヨーロッパ地域の知識を
きっとこんな感じなんだろうね・・・と想像力を懸命に働かせて頭に描きました。




「神さまの庭」

最後の時間の記憶が幸福な食事の光景じゃ、なぜ、いけない?

どんなときだって、食事は楽しんでいただきたい・・・。
社会に出て
いろいろ経験してこそ、両親の思いが分かってくるのだと思うわ。

ちゃんとご飯は食べよう・・・うん・・・そうよね☆



「理由」     井上荒野


ミネストローネ。

好きな人がもう治らないかもしれない病にかかっている・・
つらい話だったわ。




「ブレノワール」    森 絵都

絶交中の母親が危篤。
という知らせを受け、ジャンは数年ぶりに母のもとへ。


ブルターニュのしょっぱいクレープ・・食べてみたいですね。
この話が一番好き。
最後はきっとこうなるだろうな・・・と予想がついたけれど、
ウルウルきてしまいました。
母は偉大だったわ。




「アレンテージョ」   江國香織

同性愛の2人。
この話のの感覚は自分には合わなかったかも。


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女ともだち      著  角田光代、井上荒野、唯野未歩子、栗田有起、川上弘美

女ともだち      


著  角田光代、井上荒野、唯野未歩子、栗田有起、川上弘美



女ともだちをテーマに
5人の女性作家たちが書き下ろしたアンソロジー。

共通の部分は派遣社員であるということ・・・・。



感想


★ 海まであとどのくらい?・・・角田 光代

同じ会社で働いていた私たち。
5年ぶりに皆と再会。
成功したのりちゃんのお家で,思い出すのはあの頃。
のりちゃんの駆け落ちを支援する作戦会議・・・そんなことで盛り上がっていた当時・・・。


★ 野江さんと蒟蒻・・・・・井上 荒野


妊娠した彼女と僕はもうすぐ結婚する。
そんなぼくと彼女のアパートにやってきた職場の女性。
ぼくが好きな蒟蒻を料理してくれるという。
一体どうして。



★ 握られたくて・・・・唯野 未歩子

30歳を前にしたわたし。
友だちの紹介で男の子を紹介してもらうことに。
場所は、東京湾での夜釣り・・


★ その角を左に曲がって・・・栗田 有起

ひとみさんはいつも怪我をしている。
それも体の左側だ。


★ エイコちゃんのしっぽ・・・・川上 弘美

同僚のエイコさんは
私にこういった。
「短いしっぽがあるんだ、わたし」



どれも短い作品なのであっという間に読むことができます。
短い分、物足りなさはありますが
それぞれの作者の持ち味がいかされているようで、
そこは面白いかな・・・と思います。

まだ読んだことのない作家さんに出会うこともできるのは
アンソロジーの楽しさでもありますよね。




最初の角田さんの作品は
身近に感じたかな・・・。
派遣の経験はないけれど、女の子同士で職場で盛り上がる日々が
どこか懐かしく感じました。

一番印象的だったのは
井上さん作品です。



どうして・・・わざわざ家まで来たの?
彼女はどういうつもりなの?
と不思議感漂うお話なんですが、
こんにゃくの調理方法のインンパクトが大きくって
後を引く作品です。




読み終わった途端、
蒟蒻料理を作ってみようかな・・・・と思うようになるほど・・・笑


onnna otomodachi

Teen Age

Teen Age



10代の女性たちを七人の女性作家が描く
アンソロジー。


神様のタクシー  角田光代
狐フェスティバル 瀬尾まいこ
春休みの乱    藤野千夜
イモリのしっぽ  椰月 美智子
ハバナとピアノ、光の尾  野中ともそ
inside      島本理生
一実ちゃんのこと 川上弘美





感想  今・・活躍している作家さんたちが10代の少女をメインに
お話を描いています。
短いお話ばかりなので
知っている名前の方はもちろん、そうでない方は
これを機会にチェックしてみるのもいいと思います。
作風がそれぞれ違っていますからね。
好みを探してみるきかっけになると思います。

好きだったのは

神様のタクシー  角田光代

女子ばかりの世界って経験がないので
  新鮮に感じました。たしか角田さんは某女子中高一貫校出身
  ですよね。 こんな経験あるのかな・・。

狐フェスティバル 瀬尾まいこ
   
  一番、面白かったです。
  田舎と都会の違いって、そうそう!!こういうところよね・・
  と共感できました。主人公達の微妙な関係が、
  読んでいて心地よかったです。

イモリのしっぽ  椰月 美智子

  ここ最近読んでいる椰月さんの作品。
  生物部というクラブを描いているのが、マニアックで
  いいわ・・。スイミーというお話が引用されていたのが
  興味深かったです。スイミーは子どもの教科書にも
  載っているんだよね。

inside      島本理生

  島本さんの作品はナラタージュしか読んだことが
  ないけれど・・。
  やっぱり、恋愛部分の描写は瑞々しいな・・。
   

今回は簡単な感想で・・・笑


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