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ピアニスト  マキシム

今日の徹子の部屋ご覧になられた方いるかしら。

普段、家にいるときはこの時間は別のテレビを観ていたりするのですが、今日何気なく、徹子・・を。
見たら、すごいイケメンが
出ていたのですよ。誰、誰、誰?
残念ながら、最後の部分しか観れなかったのですが、彼・・・ピアニストだそう。
それもかなり有名・・。知らなかったです。
早速・・・HPに飛んでいってしまいました。
こちら↓
http://www.toshiba-emi.co.jp/maksim/release/index_j.htm

プロフィールをみると、まさに、戦場のピアニストさながらの
人生を歩んできていますよね。驚き。
ここでは音楽も聞けるのですが(試聴もできる)
良かった・・・・♪

CDが欲しいな・・・。
ちなみに顔写真載せておきますねmaksim.jpg


あ・・プロモーションビデオもいい!!!!。
興味のあるかたは是非。
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女王フアナ

女王フアナ

を観ました。

感想  
FANATIC「狂言的・熱狂的」の語源になった女性フアナ。
スペインの歴史については詳しくないので、多少不安ではありましたが、その当時の社会情勢については、ナレーションで初心者でもわかりやすく説明してくれていたので、とても観易かったです。
ただ、ナレーションで簡潔に済ましているという感じなので、もっと奥深く知りたいという人にといっては物足りなく
感じると思います。映画は政治的な要素は少なく、中心に描かれているのは、男女の関係。
そこに興味ある人なら、面白くみることができる映画になっていると思います。
結婚当初は、幸せだったろう2人。しかし、時間が立つにつれ、夫婦間に微妙なズレが生じてくるのです。
夫が女遊びをし始めるのですよね。
女王といえども、一女性。悩みは、一般人と同じという風に描かれていました。
  嫉妬・・嫉妬・・嫉妬・・・です。
それは、現代にも通じる男女間の姿でもありますよね。誰にでも経験があるかと思います。(映画まではいかなくとも・・ね)
 ただ・・狂女と呼ばれるだけあって、当時としては尋常さを通りこしていたのでしょうね。
女のにおいをかいだり、疑いをもった女性の髪を切り落としたりと、かなりエキサイトする行動を起こしているのですが、
狂女・・・というレッテルは可哀想かも。今なら、その程度の行動をする人間はいるかもしれないからね・・・と思ったりもしました。
 実はあまりにも一般人的な悩みで正直驚いた部分もあるのですよ。
国政を任されている夫婦が、その程度というと申し訳ないのですが、愛している、愛していないということで、
すったもんだするということが、どうかしらとも思ってしまったのです。
ああいう地位にいる男の人って、女遊びをするのも珍しいことではないと思っていますし、
それを理解できてこその女王様かな・・・などと勝手に思い込んでおりました。
でも逆にいえば、それだけ、フアナが純粋な女性で、情熱的な恋をしていたからなのですよね。
そして私が、情熱的な恋をしていなかったということになるのでうしょね・・・・すみません・・笑
 ただ、よくよく考えてみれば、彼女は可哀想ですよね。
16歳で、政略結婚のために見も知らない土地にいき、知らない相手と結ばれる・・。
母が恋しかったでしょうし、初恋の相手も恋しかったでしょう。
しかしそれを、忘れてしまうほど、夫となるフェリペがいい男だったのです。これには納得。かなり濃いですが、
ホルモンがムンムンしております。イヤ~~久しぶりに濃厚な男を観ました。
突然のキス・・。あの強引さが、フアナをクラクラにしてしまったのですね。
彼に心をつかまされた彼女にとっては、何よりも、夫の愛だけ一番であり、大切であったのでしょう。
夫の戻る場所は、私しかないのよ。。どんな女と関係していたとしても
私が一番よと余裕でガガ~~ンと構えていたら、あんなに夫は女遊びしなかったかもと思うこともあります。
夫もあんなにも露骨に女の影をちらつかせなくとも、うまくあしらえば良かったのにと思うこともあります。
 結局、2人とも若かったのですよね。
 追えば、追うほど逃げたくなるっていうこともありますよね。
年から年中愛している??なんて聞かれるのも、
聞かれたほうはたまったものじゃあないかも。だから、フアナの愛情には、肩入れできる部分と、しつこさを感じる分、
両方あるのです。女性としては味方をしてあげたいけど、100パーセントではないのよ。重い愛は相手を苦しめることにもなるしね。
もしかしたら激しい恋を経験していない自分は、彼女の一途な気持ちを妬んでいるのかもしれませんけどね~~笑
しかし・・・・フアナの周りの連中はひどいですね。政治的陰謀で、彼女を幽閉してしまうのです。
 肉親からも見放された彼女があまりにも可哀想。ただただ、夫と幸せになりたいだけなのにね。
 女性の愛の強さをみせてもらいました。
たくさんの子供を生んだフアナ。 トイレでの出産にはたまげました。女性は子供を生むと強くなるといいますが、嫁いだ時は
可憐だったフアナがどんどん変貌していう過程は見ものです。主役のピラール・ロペス・デ・アジャラの熱演に拍手ですね。
ゴア賞の最優秀主演女優賞を獲得したそうです。さすがですね。 jl1.jpg

卒業の朝

 卒業の朝

を観ました。

3月といえば、は卒業式ですよね。先日の金八先生でも、感動話が展開されていましたね。ソーラン節を踊ってしまって・・。
この映画も、教育一筋に生きてきた一教師と、問題児が中心になる映画ですが・・・、単純な教育ものになっていないところが
とても好感もてたところです。

アメリカの名門男子校、ベネディクト高で古典を教えるハンダートは、教育に信念と情熱をもって、生徒達を指導していた。
そんなある日、彼のクラスに一人の問題児が転入してくる。
上院議員の息子、セジウィック・ベルである。
ハンダートは進んで彼の指導に力をそそぐのだが・・・。

感想  お薦めされて観ました。主人公のハンダート先生には、ケビン・クライン。はまり役ですね。
そしてハンダート先生に挫折感を味あわせる生徒役はエミール・ハーシュ。噂どおり、若い頃のディカプリオを
思い起こさせます。ちょっとジャック・ブラックも入っていましたね・・・笑。エミール・ハーシュについては、ガール・ネクスト・ドアでも書いていますので、そちらをみてくださいね。
http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/blog-entry-47.html
原作は、イーサン・ケイニンの「宮殿泥棒」です。

古代史を専門とするハンダート先生。生徒達の信頼も厚く、教育者としてはまさに鏡的な存在です。そんな彼と、カリスマ的魅力はあるが、ハメをはずすことも多く、屈折した心の持ち主=いわゆる不良少年ってところかな・・・教え子ベルとの関係。
正直、観る前は熱血教師が、試行錯誤のうえ、不良少年を更生させ、感謝させられる・・・という、定番のストーリーと
理解し、先も見えるかなと思うところがありました・
ところが・・です。これが違ったのです。
途中までは定番ストーリーなのですが、後半からは想像もできない展開になっていたのですよ。
その驚きとともに、この物語の言わんとしていた事の深さが、結構心に重く響きましてね・・・、観た後も、色々と考えさせられました。
学園ものとして軽く見てはいけないのです。どちらかというと、ヒューマンストーリー。教師である主人公の、人間的成長の物語としてしてみてください。教師という
職業枠だけの留まらず、人間としての価値ある生き方ってどういうものだろうという崇高なテーマにまで、行き着いているので、教職を志している人や教師の人以外の方にも、観て欲しい作品ですね。

で・・・どうでしょう。このセジウィック・ベルの考え方。
今の世の中はこういった人が多くなってきているような気もしますからね。
でも何か大切なものを忘れている人たちですよね。
私は、華やかなポジッションに縁がなかったかもしれないけれど、多くの人に慕われるハンダート先生の生き方を
圧倒的に指示します。
ベルのような人生を肯定する人間にはなりたくないと
強く思いましたね。
出世することばかりにとらわれて、大事なことを見落としている人間にはなりたくないな~~。
偉業を成し遂げたとしても、それに見合った人間形成が出来ていない人は
やっぱり不幸だと思うのですよね。そういう人間って、心を分かち合う友人もできないと思いますし、結局、孤独で寂しい人生を送るハメになると思うのですよね。
ベルは親の心、子知らずという感じで、見ていて腹立たしかったですね。
ハンダート先生いわく、「人生で必ず鏡に映る自分を直視せねばならない時がくる。そのとき美徳の欠けらもなく、信念もない
自分の人生を知ることになる」(だっけ?)は、観る人の心を打つ言葉でしたね。
そう・・・この映画に中には、哲学者や、教育者たちのステキな言葉の数々が、ハンダート先生の教えとともに紹介されているのです。
「未熟なものは成長し、無知なものは学ぶが、愚か者は永遠に愚かである」・・・これも、印象的な言葉でしたね。
そういう点にも注目してみるといいかもしれませんね。
ところで・・・・・ハンダート先生ですが、全てにおいて優れた人だというふうには映画の中で描かれていません。
完璧な人間ではなかったのですよ。ベルを指導する上で、大きなミスを犯しています。
 それは彼の情熱が起こしたゆえの行為だったのですが、教師としては犯してはいけないことには、違いないのです。
人間は過ちを犯すこともあろうかと思います。(だってそれが人間だよね。)
でも過ちを認め、反省し、自ら教訓としていかすことができるのなら、その過ちは意味があるものになると
思うのです。
ベルは、その過ちに気づいても、放置したまま。違った方向に進んでしまったのかなと思います。残念だね。
そしてやっぱり、人間形成は親の役目だといったベルの父親に、その罪は大きくあるのではないかなと思いましたね。
色々なことを感じ取れる秀作だと思います。
 緑鮮やかな中に、生徒達の赤のジャッケト。色彩的にも綺麗な映画でした。
かなり厳しい内容にも思えますが、ラストは、気持ちが温かくなるものが用意されていました。後味はとても良かったですよ。 

インソムニア&フォロウィング

先日放映されたインソムニアの感想です。


インソムニア・・
 監督 クリストファー・ノーラン
 出    アル・パチーノ
       ロビン・ウィリアムズ
       ヒラリー・スワンク
ロサンゼルスのベテラン警部ウィル(アル・パチーノ)と
相棒刑事ハップは、猟奇殺人事件の行方を追ってアラスカにやってくる。地元の新人刑事エリー(ヒラリー・スワンク)も捜査に加わる。夜になっても日が沈まない=白夜の中、不眠症に陥る
ウィル。やがて、精神のバランスを崩していく中で、犯人に
つけ込まれてしまう。

感想・・・
 映画の予告がサイコサスペンスぽかったでしょ。
冒頭からつめを切られているだの、髪を洗われているだの、ゴミ袋にいれられているだの・・・という猟奇殺人。どんな犯人探しが待ち受けているのかと思っていたけど、これ・・サスペンス的部分は意外とあっさりでしたね。パチーノ扮する警部が、かなり洞察力に優れていて、犯人に結びつくものをさささ~~と、発見してしまうのです。私達に推理させる余地はまったくありませんでしたね。
でもだからっていって、この映画が面白くないのかというと
そうでもないの。むしろ・・犯人がわかってからが面白かったですね。実はパチーノ警部は、犯人追跡においてミスを犯してしまうのですよ。同僚を誤って死なせてしまうのだけれど、それを隠すことによって犯人につけ込まれてしまうっていうわけ。
そこからが・・・見所。パチーノと犯人ロビン・ウィリアムズとの、心理駆け引きが始まって、意外と飽きさせずにみさせてくれましたね。さらに・・・舞台が百夜のアラスカ。夜も明るいうえに、心にやましいことがあるパチーノはなかなか眠れず、
不眠症に陥ってしまうのですよね。 当然、思考能力も落ちてくるし、自分の行動の善悪も麻痺しちゃうところがあるの。
なにしろ、もともと、疲れ顔のパチーノが
日増しに、憔悴してくるところに、哀れみを感じてね。
目はぎろぎろだったし、口は半開きになってくるんですよね。
マシニストのベールほどではないにしろ、もういい年のパチーノの苦しんでいるお顔をみると、こちらまで、息苦しく感じて
しまいましたよ。   
ロビン・ウィリアムズを追いかけるとき、丸太に飛び乗るシーンがあるのですが、ハラハラドキドキしちゃいました。ああ~落っこちるよ・・寝てないんでしょ・・、アクションは無理だよ・・
と思っていたら案の定、ボチャ~~ンと水中に落ちまして。
ひどく心配しました・・・笑

この映画、パチーノが一番光っていたかな。やっぱり、寝ていないという設定で、彼にどうしても目がいってしまうの。それに
やっぱり、刑事役もよくお似合いなのよね・・パチーノ。
もちろん、初の悪役だっけ・?のロビンも良かったですよ。
根はいい人なのに、ちょっとネジがはずれてしまうと、ああいう
行動を起こしてしまう人間。どこにでもいる中年って感じが
彼にお似合いでした。「ストーカー」でも、犯人役をやっていましたよね。どちらにも共通するのは、心底の悪人ではないのではないか・・っていう思い。どこかに善人顔が見え隠れするんですよね。
ということで・・・最後までわりと楽しめた作品でした。
メメントのノーラン監督ということで、凝ったストーリーを期待すると肩透かしになってしまうけれど、これはこれで、
面白い作品に仕上がっていたと思いますよ。ちなみにリメイク作品だそうですね。



ここで・・・・・・クリストファー・ノーラン監督のデビュー作を紹介します。
ファロウィング。メメントの前の作品です。
これは、メメントを思い起こさせるような設定ですよ。
地味ですが、なかなか良い作品に仕上がっています。
機会があれば是非・・
感想はこちらhttp://www.h4.dion.ne.jp/~oshidori/suirimono.htm#forouingu

わん・にゃんワールド

すでに連休も終ってしまいましたが、今日は遡って
その期間のお出かけ話。
お天気もよく、最高の行楽日和でしたね。

わん・にゃんワールド多摩というところにいってきました。
↓HPね。
http://www.wannyan-tama.com/dogcom.htm

ここには、130匹のワンちゃんと20匹のネコたちが
いるのですよ。可愛いんだ~~~。
ペット連れでもOK。動物好きの人にはたまらないでしょうね。
しつけ教室もありました。
うちは、ちょっと犬、猫が飼えないのですよ。
でも子ども達は、ワンコ大好き。こういう場所で、自分達の思いをぶつけておりました。ふれあいコーナも用意されていて
自由に触ったり、抱き上げたりできるんですよね。
普段接していないと、無性に触りたくなるみたい。
私・・・ワンちゃんのことは詳しくないのですが、種類たくさん
いるのですね・・・。名前の知らないような種類のワンコも
いて、勉強になりましたわ。
そうそう・・・モップみたいな真っ黒なワンコもいましたね。
あれ・・・なんていうのかな・ほとんど掃除道具のよう
だったけどね・・・笑

ドッグレースなるものも鑑賞。ワンコちゃんたちは、速い、
速いよ。どの犬が一番か・・・なんてワイワイいいながら
楽しみました。
また、お散歩コーナなどというものがありまして。
ここでは、好きなワンコを選んで決まった時間内に、自由にお散歩できるのですよ。もちろん・・・お金はかかります。
犬を飼っている人にとっては普通のことだけれど、
変えない人にとっては憧れなのかもね。これは時間の都合で
やらなかったのです。ちょっと残念。
お散歩といえば、とある牧場で、うさぎのお散歩というのを
子どもがやったことがあります。これもお金がかかるのですけど、なんといってもうさぎ・・・ですよ。
言うことを聞かない・・・笑。突然、走り出したり、止まったりで、かなり疲れた記憶があります。やっぱり、お散歩はしつけの
行き届いたワンコのほうがいいですね。

お土産は、犬のぬいぐるみ。家には、たくさんあるのですよ。
それも、名前がそれぞれついているの・・・笑
ゴメンね・・・ぬいぐるみで我慢して・・・と思う
親なのです・・・・。

ジャッキー・チェン

今日から学校が早めの終ります。
給食なし・・・。
といことで、映画館にのんきに行っている場合でもありませんね。映画ネタも少なくなってきますが、ボチボチ
書いていきます。

今回はジャッキー・チェン話。
私が、学生の時から活躍していた方ですよね。
でもいまだに、アクションされるのですから、凄いです。
昔から童顔と思っていたのですが、今も年齢を感じさせない
若若しさ。
といっても、動くジャッキーをここ何年か観ておりません。
ジャッキーの映画を観ていないということですよ。
観始めれば面白いのだと思うのですが、アクション映画って、
基本的にあまり観ないし、観たとしてもハリウッドの話題作の方を先に鑑賞してしまうのですよね。
いかんね・・・。昔は好きだったのに・・。
自分がどんどん成長してきて、映画の好みも変わってきて
しまいましたからね。
香港アクション映画に、物足りなさを感じたりもしてきたので
しょうね。

ところで・・この間「酔拳」やっておりましたね。
懐かしかった・・・。プロジェックトAあたりまでは
よく観ていたな。ユン・ピョウとかサモハン・キン・ポーも
懐かしいよな~~。

懐かしいところで、おうちにある古本を紹介しましょう。
JACKIE-popoOB.jpg


ジャッキー・チェンの自伝ですよ・・・笑
もっているのですよ~~~。
学生時に購入したのですが、わりやすい文章でね・・
サクサク読めます。写真も豊富だしね。
やっぱり・・好きだったんだな~~~
新作の香港国際警察は面白いのでしょうかね。

スキャンダル

スキャンダル

を観ました。
ホワイトデーに放映されていた吹き替え版です。

内容は省略。有名なラクロの「危険な関係」のリメイク
ですね。危険な関係は、何度もリメイクされていますね。
私は、3本みているのですよ。
主役は、ジェラール、マルコヴィッチ、ライアン・・。
時代背景もそれぞれ違いますが、どれも個性的で面白かった
ですよ。
で・・・このヨン様の、スキャンダルですね。

時代背景は18世紀末の朝鮮。
この時代の服装や、調度品などは、見るべきものがありましたね。日本で言うと、源氏物語のような世界。
言葉遣いといい、女の立場といい・・正室や側室の関係・・・、
まったく馴染みがない世界ではないので、違和感なく入って
いくことができました。
手紙を使った策略もすんなり溶け込んでいて、いい感じだったと思いますよ。
ただ、ヨン様が、遊びのつもりだったのに、本気で貞節を守り通している未亡人を愛してしまったということの・・
説得力ある描写が乏しいような気がしました。
つまり心のうちの本音ですよね。あのおひげが邪魔するのが、
本心が読み取れにくかったです。  逆に、たくらみを企てる
ヨン様の仲間の。。え~と、塩沢トキさんみたいな頭の人ね。
彼女の気持ちのほうがよく理解できたかな。本気になった
ヨン様に嫉妬の炎をもやす彼女。恐い~けど、悲しかったね。
この映画では、彼女・・・たぶん、(イ・ミスクさん)の
存在感が良かったです。
貞節を守る・・・チョン・ドヨンさんね。
ああまでして守るのか~と感心しましたよ。
彼女はハッピーエンドの演技しか見たことがないので、こんな
控えめな役もやるのかと驚きました。
で・・・ヨン様は・・。とても似あっていました。
いやらしい感じがして~~。これからも色んな役を演じたほうがいいと思いますね。
やはり・・・ああいう服装ですと、濡れ場のシーンは
いやらしさが倍増しますね。着物と同じような服でしょ。
まくしあげるとか、滑り込ませるとか、ひらりと脱ぎ捨てるっていう感じは・・・お着物風の服装の方が、なまめかしいですね・・ヘヘヘ・・・・。でもカットも多かったのでしょうね。
別に期待していたわけではないのですが、カットが多い作品というのは残念ですね。でもあらたにレンタルするつもりはないので
違いなどを教えてくれるとうれしいです。

あ・・
連絡事項。
みみこは。日曜まで不在します・・・。
コメントよろしければ残してくださいね。後ほど遊びにいきます。では・・。

ロング・エンゲージメント

ロング・エンゲージメント


をレディースデイに観てきました。
わりと空いていましたね。
田舎なので、フランス映画あまりみないのかな。


感想 アメリから3年。同じ監督、主演女優で映画を撮った・・・というふれこみの作品。
私は、あまりアメリにこだわっていないので、この映画に過度な期待をしていませんでした。
でもでも、これは良かった!!個性的な人物、様々な人間関係、綿密に練られたストーリー構成、そして全編に渡って繰り広げあられるレトロ感覚あふれるセピア色の世界。小道具の使い方も逸脱。
赤い手袋、長靴、懐中時計、手紙、そしてM・M・Mの頭文字の意味するもの、アホウドリが意味するもの。
それぞれに味があっていいのですよ。
予告編においてはラブロマンス色が強いのかしらと感じてしまったこの作品。だとしたら、ありきたりだなと思ってしまったと思うのですが、ミステリーの要素の方が多い作品でしたからね。 そこの部分で、非常に楽しめたといえますね。もちろん、アメリの監督ならではの世界観もあってこそだとは思いますけどね。 舞台になるのは、恋人マネクが送り込まれる過酷な戦場とマチルドが住むブルターニュ地方。
前者は、目を覆うような悲惨な場面も容赦なく描かれ、戦争の厳しさ、むごさ、人間の醜さをひしひしと感じさせます。
反対に後者では、穏やかに暮らすマチルド家族とのどかな風景に、何度となく心癒されるのです。
マチルドは、どんな情報でも望みがあるのならば、自ら出向いて真実を追求しようと試みます。そこにあるのは、彼は生きているという一途な思いのみ。 彼のことを大切に思っているのですよね。 彼女は幼少の頃の病気のせいで、足が不自由。だからというわけではないのですが、大人になってもおまじないを信じる 少女のようなところがあります。
「りんごの皮がつながったら、***できる」「車より早く到着できたら、彼は生きて戻ってくる」など、
ちょっとした出来事を運命に結びつけるのです。こういうキャラはアメリを思い浮かべますね。
そしてこのおまじない。女の子なら誰でも一度は、経験したはずです。
好きな人に気持ちを伝えたい・・・なんていうときに、よくやりましたよね。願いがけみたいに。
とても懐かしく、かつ微笑ましく思いました。
冒頭から、ナレーションを使って、人物紹介をするところもアメリと同じ。最初に、死刑宣告受けた5人を次から次へとエピソードも含めて紹介するのですが、ここで名前と顔をすぐに覚えるのは多少困難かとも感じます。小汚い顔ばかりですので、皆似ているんですよね。 が・・・この5人は物語上、重要な人物ばかり。正直、最初は記憶としてあやしかったのですが、物語が進行するに従って、何度も出てきますので、なんとなく、違いがわかってきました。ストーリーの流れも、しっかりと把握できましたよ。
兵士5人意外にも、出演者はたくさん。(人間以外にも犬、猫もでてきますからね。
フランスの作品に出ている人が多いので、なじみは少なかったのですが、それぞれに印象深かったですね。その中でも
○○○。割と皆が知っている方ですよね。そんな彼女が出演していたとは全く知らなかったので驚きました。演じる役も結構大胆で、重要な役でしたものね。
しかし、この彼女にかかわる男2人の関係は不思議な関係でしたわ。出番は少ないのですが郵便配達人の存在も楽しかったです。砂利を蹴散らかして走る姿なんて一度真似したいと思いました。あ・・・必殺仕事人ばりの復讐劇をくりひろげる、マリオン・コティヤールも見逃せませんね。この役は素敵でした。
マチルドのおじさん、おばさんはやさしい人でね。婚約者のことを忘れなさいといってみるものの、捜査にはきちんと理解を
示してくれるんですよね。 お料理も上手で、最後に出てきたケーキなんか・・とってもおいしそうでした。
「あんなたを信じてあげなくってごめんね・・」と泣いたおばさんの姿に、いい人やね・・・と思わず、声だしそうでしたよ。 マチルドのことを「マチ」「マチ」って呼ぶのも、犬の呼び声みたいで、とっても可愛らしかったです。
マネク役のウリエル君は、今回は、繊細で優しい彼・・という役どころ。純粋なだけに心が傷ついてしまった姿が
悲しかったですね。
私はこれ好きですわ。音楽も良かったし、最後は、想像できたものだったけれど、ウルウルきてしまいましたよ。

お薦め~~~。           c3036ab5d329094d3cdea8c354097602_s.jpg

トゥルー・マン・ショー

トゥルーマン・ショー

を観ました。ジム・キャリーの新作も公開間近ということで
旧作のこの作品を観ました。有名なのに、未見だったのですよね。


感想  ジムよりもどちらかというとエド様の演技が観たかったのが大きな理由。
かなりナンセンスなお話ではありますね。
しかし、ふと・・・ありえないといいいきれるのかな・・・とも思ってしまう恐さも感じてしまう作品です。
視聴者かせぎのテレビ世界への警鐘ともとれる内容です。
実際のところ、今、ドラマのネタは限られてしまっていますよね。面白いと思えば、皆が同じ内容に殺到する。オリジナルあふれた世界を展開しようと思えば、こういった大胆な発想が
浮かんでくるも、当然かとも思えます。できるできないかは別にして。
日本だって、夫婦喧嘩や、恋人のいざこざも、隠しカメラでリアルに撮った映像がたまに流れたりしますよね。
傍で見ていて、その現実的な展開に、ワクワクしたり共感したりするのも、事実だと思います。
だからこそ、この物語の展開は、とても興味深く思えたし、ラストに近づけば、近づくほど、なぜか、
胸が熱くなる思いがするのです。
こんなこと・・・ダメだよって。管理された世界でしか生きることの出来ないトゥルーマンが、もの悲しくって、せつなくって
たまりませんでした。
 好きな人とも交際できないのですよね。番組プロデューサーのいのままで都合よく操作されてしまうのは、何事よ・・・とひどく憤慨しました。
彼はいつまでも、好きな人のことを思っているのですよ。雑誌の切り抜きを集めて、似顔絵まで作ったりして。
彼の運命はすべて決められているのです。視聴者の気に入るようなストーリーの中でしか、人生生きられないのですよ。
この物語は、管理社会からの脱出への道のりを描いています。彼が彼の人生を歩むために努力をすること。
レールに沿った人生ではなく、彼自身が考え選び取る人生。
そのためには迫り来るあらしにもまけない強い忍耐と意志も、自然と持ち合わせることができるのですね。
前半は笑いの部分。
後半はかなりシリアスな展開になっています。
笑えるのだけど、それ以上に考えさせられ、感動ももたらせてくれる、非常に良くできた脚本だと思います。
ジムの天真爛漫な姿が後半涙を誘うのですよね。
エド様は、管理する側の番組プロデューサー。彼を見守ることを生き甲斐にしていたぶん、彼が自己主張を始めるあたりからは
ものすごく不安そうでしたね。印象的でした。ローラ・リニーの奥さんもお茶目で可愛らしいですよ。コマーシャルで商品説明するところなんて、かなり可笑しいしね。 ちなみにポール・ジアマッティもでていました。うれしい発見。普段、コメディはあまり観ないのですが、これはコメディという部類わけでは語れない奥深い映画だと思います。とっても良かったです。
D111092164.jpg

ツイステッド

ツイステッド


を観ました。
主人公はアシュレイ扮する敏腕の女捜査官。
関係をもった男達が、次々と殺されていく事件が発生。
犯行時刻の記憶がない彼女は自分が犯人かと疑い始める・・・。
いや、誰かが私を陥れようとしているのか・・・それともやはり私自身なのか・・・というような観ている私たちまで迷ってしまうサスペンス映画です・・。


監督はフィリップ・カウフマン。古くはライト・スタッフ。存在の耐えられない軽さや、ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女など、男女の三角関係を描いた作品には、良作が多いですよね。
その監督さんだから・・・という期待感がものすごくありました。トラウマをもった女刑事。自分は異常なのかと悩む・・・というキャラ設定も、とっても興味惹かれていました。
ですが、観終わった感想としては・・う~~ん、もうちょいかな・・・・というところですね。
こういう映画は犯人探しと殺人に至る背景が見所なのですが、
背景の部分の描写が乏しいですよね。
彼女のトラウマにしてももうちょっと踏み込んで描いてくれたら、もっともっと面白くなっただろうと思います。
そして犯人の動機。これは説得力が欲しかったですね。
なぜ、あそこまでしなくてはならなかったのか・・・。この部分を明確にしてくれないと、ハイ・私が犯人ですよと
言われても、あ・・・そうですか・・としか、返答ができなくなってしまいます。
そこに感情が入り込んでいかないのですよね。
でも、冒頭のサンフランシスコの雰囲気はとても良かったですね。薄暗く、霧がかかった風景には、これから待ち受ける恐ろしいで出来事を予感できて、ワクワクしました。
怪しい人物は数人現れます。彼女を含めて。動機も、それぞれの人物につけようと思えば、つけられるので
どう話が転ぶかは、わかりにくかったですね。
ただ、観終わってみれば、一番妥当・・(笑)かもしれない犯人でした。
自分なりに推測しながら観て見るのも楽しいと思いますね。

男あさりをするジェシカ。ミスター・グッドバーを探して・・・のダイアンかしら・・・あなたと、思ってしまいました。
ああいう行動も、孤独感や、仕事のストレスの延長上からなのかしらね。
精神科医ももっと頑張って彼女の心を引き出してくれたらいいのに。デビッド・・やっぱり地味な役だったわ。
そしてガルシア。どうしたんだよ・・・ガルシア・・・泣。なんだか今回、トホホの役だったよね。
相変わらず、目でものをいっていましたよね。軽く、頷き(数回)ながら、さもわかったような顔をするあなたが、
なんだかやっぱり気になるよ・・・笑。   これ以上、太らないでね。お願い。
アシュレイは今回おばさんぽく見える部分がありました。前回観た「五線譜のラブレター」の印象が強かったからかな。
私は五線~の彼女の方が正直魅力的に思えました。




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ドット・ジ・アイ

ドット・ジ・アイ

を観ました。内容は省略。

感想は。。

ラブロマンスか、サスペンスか・・・。あまり予備知識なく鑑賞したので、この展開はまったく想像つきませんでした。
何かが起こるな・・・という予感は感じるものの、こういうオチになっているとはね・・・・・。
よくよく考えれば、冒頭からすでに伏線は張られていたわけですし、途中からも、違和感ある場面がところどころ
出てきていましたよね。  推測できる範囲でもあるのかしら。ただ、現実的には、ちょっとな・・・・無理でしょって思うこともないわけではないので、途中でわかった人は少ないのでは
ないのかしらと思います。   さらに、ご親切に大どんでん返しもついてくるわけでしょ。
気持ち的には、すっきり映画館をあとにすることはできますが、こうまでひねらなくてもと思ってみたり・・。笑
この中で、一番気になるのは、それぞれの気持ちだよね。
特に、バーナビー。う~~ん、深い気持ちはそこにはないのかしら。あれが本心?って思ってしまう部分がありました。
どこかに良心があったはずではないかなと思いたいのですよ。
いやいや・・・そういった展開の方が、三角関係としてみてみた場合、とっても面白いでしょ。 サスペンス的には、OKかもしれないけれど、やっぱり私は、男女関係のほうに目を向けたいからね。
そもそも事の始まりは、ヘン・ナイト・パーティー。これは結婚の決まった女性が独身最後の夜のパーティで、
会場内で一番セクシーな男とキスをするという、慣わしだそうよ。 どうよ・・・これ?笑   女性が選べるっていうのもなんだか楽しい習慣ですよね。 で・・・お相手がガルシア君に決まるっていうのもこれは納得する人多いでしょ。
キスシーンもかなりの見所になっていましたよね。
昔、キスするとき鼻がぶつからないの~~?という名セリフもありましたが・・・・ぶつからないのですよ・・・笑と、証拠ビデオとして使えそうな、本当に絵になる情熱的なキスでありました。  いいな~~~。
カルメンは、定職につけず、男運も悪く、感情の起伏が激しい女性ですよね。 だからストーリーとして成り立つのだろうけれど、女性としては、もうちょっと学べよ・・・と助言したくなりますわ。   幸い、ガルシア君に出会えたからいいようなものの・
あれが、実直な青年でなかったら、またまた不幸になってしまいますよね。 人の気持ちをもて遊ぶ行為はあんまり好きではないのですが、これは映画だからね・・・。そう映画。だから楽しめたという感想になるかな。
冒頭の音楽は、映画、花様年華でも使われていましたね。
コレ好き・・。彼女の容貌・・・最初と最後でかなり変わったように感じます。         バーナビーもそうか・・・・笑。でも女性の方が、痛み追った分、変化は著しいかも。
ガルシア君を鑑賞したのは映画ではこれで3本目。初めて、スタイルを意識しました。小柄なんだね・・。

あ・・・ジェームス・ダーシーって誰かに似ているよね。
誰だろう・・・・はっきりしないのですごく気になります。
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ガール・ネクスト・ドア・・・・エミール・ハーシュ

ガール・ネクスト・ドア
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「24」シリーズのE・カスバート主演によるラブコメディ。

たぶん、この映画はE・カスバート目当てで観る方のほうが
多いでしょうね。「24」でお顔は浸透していますし、
新たなキャラに興味持つ人がいて当然かと思います。
が・・・・私、エミール・ハーシュ目当てで観ました。
そんな人・・・たぶん、私ぐらいかも。
でも女ですしね・・・やっぱり男性に注目しますよん..

そうそう。。何故エミールかというと、実は「卒業の朝」という映画にでた彼を見た方がデカプリオにちょいと似ていた・・というのですよ(お友達サイトの情報)別にデカプリオのファンではないのですが、彼に似ているのはピット君だけだと思っていたから意外だな・・・と思ってね。
で・・で・・・その映画は内容的にもかなりいいみたいなので
そちらをチェックしたかったのですが、行きつけのビデオ屋にはない~~~泣。とりあえず、こんな軽めの映画で確認してみようかと思った次第です(前置き長~~~)

この映画、エッチ系学園恋愛映画です。
この手の映画は、いつの時代にもかならず作られるのですよね。
近年はアメリカン・パイかな?(って未見なの)
昔ね・・プライベート・スクールとかポーキーズなどを
見たことがあるけど(知っているかな・・・笑)あの頃は若かったからな・・。今、この手の映画を観てついていけるかどうか心配でしたよ。でも意外と大丈夫。若いじゃん・・私。


ストーリーは・・・。主役は生徒会会長の真面目一筋のマシュ。
(エミールね)。大学も決まって、羽目を外したいのだけれど、
真面目な性格が災いして、ダメ。そんな時隣に綺麗なお姉さんが引っ越してきたの、彼女がダニエル(E・カスバート)。
オクテな彼だけれど、なぜか彼女とお付き合いできるように
なるの。でも~~~~実は彼女には秘密が。
なんと・・・AV女優だった・・とまあ。。そういった内容。
好きな相手になんとか普通の生活をして欲しいと悪戦苦闘する
彼が、見ていて愛おしくなるし、自分の殻を破って
どんどん変わっていく彼を見ていると、気持ちがすっきりする部分がありましたね。なにしろ・・彼が純粋だから、思わず応援したくなるのよね(かなり男に肩入れ)
カスバードのほうもね、セクシー場面にも体当たり。
過去を引きづってしまう悩める乙女を好演していましたよ。
うん・・・可愛くて、綺麗で良かったと思いますよ。
彼が惹かれるって言うのも素直に納得できたしね。
もちろん、AV関係のお仕事というなので、下ネタは多いよね。
家族とは見れないだろうけれど、期待するほどの露出は少ない・・・笑)から気軽に楽しめるかも。
初めから、エッチ系青春映画と思えば、あまり不快感もないしドタバタはつきものだと思っているから、気にならなかったわね。ただね・・・・こういうのって、できれば
コンパクトにまとめて欲しい。エピソードは少なめに、わかりやすいほうが楽しめると思うの。そういう点では、長いし、
詰め込みすぎ。一旦。。。ここで話が終るかと思いきや、
また新たな問題が生じるという展開がかなりくどくどしかったですね。プロムのパーティーに、奨学金獲得演説、AVマネージャーの
サギ事件と、どれがメインだか、わからなくなってしまうくらい
盛り込まれているの。単純が一番なのに・・・。
難病の学生をカンパで助けるというエピソードも別に、あってもなくてもいいのではと思いましたけどね。

 出演者を楽しむというならば、いいのかもしれませんけどね。
こういった内容は観る年齢層限られてしまうのが、残念ですよね。まあ・・特にお薦めというわけではありませんが、
気軽に観ることができるので、頭を使いたくない時にはいいかも。あと・・はじけたい人には最適かも・・・。
ところで・・肝心のエミール・ハーシュ君は、うん、
デカプリオに似ているといわれれば似ているけれど、観る角度かな。かなりポッチャリ系。まだどういう方向性で育っていくか
わからない人ですよね。早く・・卒業の朝も見なくっちゃ・・

  やっぱり・・これは男性の感想の方が多いのだろうな。
そうそう・・カスバートちゃん、AV女優で、出ているビデオが可笑しかった・・。空手選手相手だよ・・。メイクもその時は
濃くって、別人みたいだったよ。ワイワイガヤガヤいって観てみたい映画だよね・・・笑
エミール・ハーシュってこんな人↓
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サイドウェイ

サイドウェイ・・・観てきました。

HPでも感想UPしていますが、多少内容をピックアップして
こちらにも載せます。

2004年のアカデミー賞にノミネートされた本作品。
他の作品に比べて地味な印象がありますよね。それは
有名どころの俳優(たぶん、知名度は低いと思われる)
さんが、出演していないからかと思います。しかし、さすが脚色賞を受賞しただけのことはある作品。ストーリーの流れ的には
綺麗にまとまっていたかなと思います。でもまあ・・話の内容については色々思うことありでしたけどね。監督さんはアバウト・シュミットと同じ人。私は、こちらも観ているのですが、
かなりかぶる部分はありますね。  中年男がもつ哀愁さは
ここでも健在です。
さて・・映画は人生においては、負け組みと称されてもしかたがないマイルスと友人ジャックのワインとゴルフの旅が
メイン。ジャックの結婚一週間前をいかに悔いなく過ごすかが
目的になっています。要は、ナンパが主なんですがね。
ジャックのナンパ目的に付き合っていく中で、
マイルスは自分の人生を見つめなおしていくのです。
負の部分をもった中年男に、まだまだ人生捨てたもんじゃあないよということを、あらためて感じ取ってもらうための
映画だったように思います。つまり・・夢と希望の映画でもあるのですよね。ただし、男の人にかなり贔屓目につくられている
映画ですけどね。

ちょっと女性の立場からしてみると、なによ・・・これ・・・って、文句もいいたくもなる展開なんですよ。
マイルスはいいとして、友人ジャックの行動はどうかと。
結婚相手がいるにもかかわらず、独身最後だから、やりまくる・・(という下品ないいかただったな・・・笑)という発想がどうよ・・ねえ。失礼しちゃうわ・・
だってね、相手も遊びだと思っていればいいけれど、ジャックと最初に知り合うステファニーなどは、
かなり好き好き光線発していたからね。  家族も紹介していたから、期待感あったかと思うとちょっと可哀想な気もしましたよ。
大人の男女同士、そういった関係はどこの世界にもあるし、そんなに目くじらたてることでもないのかもしれないけれど、
どうも観ていて気分のいいものではないですね。結婚前の火遊びっていう形は。やっぱり・・・私、女だし。
女性の立場で物をみてしまうからね。
その当事者の友人ジャックですが、これがものすごく性欲が強いのよね。いいけどね・・・別に・笑
自分でも「俳優は本能で生きるものなんだ。
君とは(マイルス)とは正反対なんだよ」と告白するように、女とみると、すぐさま甘い言葉をかけようとするんですよね。
俳優という職業を積極的にアピールしたからといって、こうも簡単に女が釣れてしまうのはどうよ~と疑問も感じてしまいましたよ。
だってぜんぜんかっこよくないじゃない?笑
ジャックの行動が、この映画では笑いを誘う部分でもあるのですから、見所にもなっているとは思いますが、思った以上に
下品だったな・・・・。まあ・・人によって、この作品の好みがわかれるのは、そこの部分についてだろうなと思っています。
ワインと旅行というエレガントな
イメージを想像していたらちょっと驚くかもしれませんね。  私は、ジャックの歩く性欲みたいな設定に
ちょっと引いてしまうところはあったものの・・・・あそこまで描かれるとね、かえって怒るのを通り越して呆れた笑いになるってことをあらたに発見しましたね。ばっかじゃない・・・ジャック!!!、トホホじゃない~ジャックって一人で突っ込んでいましたよ。
ところで、ジャックばかりに話がいってしまいましたが、主人公はマイルスですよね。
彼を引き立たせるためのジャックのキャラなんですよね。
マイルスはこのジャックと正反対の人生思うとおりにならない男。別れた奥さんにも未練たっぷりだし、いじけるわ・・・女を誘う度胸もないやらで、見ていて「はっきりせんかい!!」とこれまた怒鳴りたくなるようなキャラなんですけど、ワインについてだけは
語らせると人より抜きん出ているんですよね。
これって・・・オタクの領域じゃあないのと恐いものも感じたのですが、ワイン好きのマヤは、そんな彼の
人柄に行為をもっている様子なんです。     やはり同じ趣味同士はうまく行きやすいものなんでしょうね。
マイルスとマヤの関係は、途中から、立ち消えてしまってえ・・え・・・どうなっちゃうのよと、やきもきさせるのですが、
ラストは、観ている人が納得いくものにしてくれるので、気分よく鑑賞できますね。ちょと簡単すぎるところはあるけどね。
本当はね、 マイルスとジャックの目的を知ってからの、マヤの心の中の動きが知りたかった気はするのです。
戸惑いの気持ちっていっぱいあったと思うのですよね。そういう女性の気持ちはちょっとおろそかになっているかな。
やはりこの映画は、中年男が主人公だからしょうがないですよね。かなり男に肩入れしている映画でしょう。
男性のほうが受けがいい映画のような気がします。
で・・ ワイン。これはマイルスとジャックの生き方を象徴させる小道具として、効果的な役割を担っています。       マイルスはピノを好んでいるのですが、これはピノというワインの特徴が、自分と重なる部分もあるからなんでしょうね。   可能性を信じて時間をかけて育てる品種で、忍耐強く心を込めて栽培しないといけないみたい。
人間も年をとって、熟された方がいい味ができるということですよね。映画ではワインの種類もたくさんでてくるので
知識があればより楽しめると思います。山梨のワイン工場なら知っているんだけどね・・・笑
ワインに合わせて、レストラン場面もよく描かれるのですが、出てくるお料理も美味しそうなのですよ。
お腹が空いてくる映画ですよね。   ジャズの音楽が心地良かったです。ギター音楽も使われていたのも、ちょっとうれしかったかな。   オープンカーで走り回るシーンも観ているだけで爽快。なぜかドライブをしてみたくなりますね・
映画的にはアバウト・シュミットのほうが癖がなくて好きなのですが、これはこれで、ワイン知識と旅の雰囲気を味わえるという
特典がついているということで、良いのではないでしょうか。
トスカーナの休日も何故か思いおこされる
映画だったわ。サンドラー・オーも出演しているしね。

  ところで、男2人に女2人。ナンパが出会い。
ちょっと愛と青春の旅立ち~を思い出しましたわ。
ワインと人との出会いが主人公を成長させたのならば、
士官学校で特訓され、恋人を作ったザックと同じじゃないかって。まあ、ジャンルは全く違うので比較もなんですが、
図式的には(2対2)珍しくないですし、ロードムービーであることコメディセンスが豊富という点でも、特別抜きん出ていたようにも感じませんでしたが、評価は高い作品なんですよね。
総合的なバランスがいいということなのかな。
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アイ アム サム

先週の金曜日、地上波でアイ アム サムをやっていましたね。
今週になってからやっと観ました。

ショーン・ペンがアカデミー賞にノミネートされたことでも
有名なこの作品。公開時に観た方も多かったことと思います。
私も、観なきゃ~、と思いながら、
なんとなく想像できる内容で、今まで、ずるずると
きてしまいました。
感動作といわれるとおり、泣きのツボをおさえた映画でしたね。
正直、知的障害者=純粋無垢、いい人という
単純なつくりはあまり好きではないのですが、そうはいっても、
この物語りで伝えたいことは、私達が大切にしていきたい
ことばかりなのは事実。
素直に、受け取ってみたいなって思いましたね。

これはね・・・現実的なお話として自分の中に持っていかないほうがいいみたい。あくまでも、ファンタジー的な要素をもった作品と位置づけたほうが、気持ちを楽に出来る部分があるな~~。
だってだって、やっぱり、現実って、そうそう理想的なことばかりで生きてはいけないからね。
この映画・・・・子役のダコタちゃんにしろ、ダイアン・ウィーストにしろ、さらにミシェル・ファイファーにしろ、みんな
いい演技していましたよね。
特にダコタちゃんの演技は、この映画ではダントツ。
役柄としてはね、あまりにも早熟しすぎて、かえって心配になってしまうことも感じましたけどね。
子ども時代は、無邪気であるのが一番。あんまり小さいうちから気配りや、思いやりにあふれすぎていると、その後が心配に
なっちゃいますよね。わがままや残酷さがあるのが子ども
だと思うからね。
暗くなりがちな展開をビートルズの音楽が救ってくれたように
思います。さすがに、テレビ放映だったので、ぼろぼろ泣くというところまではいかなかったのですが(公開から
時間もたっていて、予備知識ができていたからね)、
気持ちが豊かになる映画でしたね。
 これって・・・小さな恋のメロディーと似た部分あるでしょ。
ただ好きだから一緒にいたいという発想。
トロッコの行き先なんか関係ないんだよね。純粋な気持ちが大切
ということなんだよね。
ショーン・ペンの知能指数の低い役柄は、迫真の演技といえるのでしょね。最近、21グラムやミスティック・リバーなどの
恐い感じのショーンを立て続けにみていたのでなんだか新鮮に
映りましたわ。

レイフ・ファインズ&マイケル・ピット・・映画話

今日は雪。
積もりましたね。  お迎えにも行かなくっちゃ~。

ドリーマーズのDVDが届いたので、早速再鑑賞。
特典は興味深かったですね。結構、細かいところまで演技指導
しているのですね。配役選びや、作品にまつわる話も面白かったです。 メインメニューで、ピット君のヘイ・ジョーがすでに
流れるのですね。メインテーマみたい。 ミュージック・ビデオも堪能できたし、購入して良かった☆

レイフ・ファインズの話題も少し。
こちらも好き・・・・なのよね。
昨年は公開作品がほとんどなかったけれど(ギャンブル・プレイにはちょろりと出ていたけどね)今年は期待できるかも。
公開予定作はかなりある模様・・・。
真田さんも出演することになった・・
The White Countess・・・。
監督はジェームズ・アイボリーです。

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The Constant Gardener・・・。
監督はフェルナンド・メイレレス。
原作はジョン・ルカレの「ナイロビの蜂」
妻を殺されたイギリス外交官が事件の全貌を明らかにするという
サスペンスもの。
実はこれ上下巻に分かれていて、昨年末に読んだのですが、
う~~ん、テンポがかなりスローで、私的には、読むのがつらかった小説。ですから・・感想も書いていないし・・笑
結構、テーマが大きかったのですよね。はらはらドキドキを期待していたのですがそんな感じはなかったし。
世の中の仕組みというか、黒い部分を知る・・という重厚な物語だったように感じます。ごめん・・すでに忘れている・・笑
映画になったら、再度読んでみようかと思います。
ちなみに年の離れた殺させてしまう妻はレイチェル・ワイズとか。

もう一本・・。
Chromophobia・・。監督はマーサ・ファインズ。
オネーギン同様、ファインズ一族がかかわる映画みたいですよね。弟ジョセフも出るとか。

さらにさらに・・・・
ブッカー賞受賞作、J.M・クッツエー原作の「恥辱」にも
出演が決まったとか。たぶん。。。
この小説は・・今読んでおります。
面白いですね。
52歳の大学教授が教え子と関係を結んだことから、運命が
変わってきてしまう・・。落ちゆく人生で彷徨う男の
物語だそうです。おお~~~~~、暗いね。
といことで・・・しばらく読書に
集中したいと思います。


話は前後しますが・・・
マイケル・ピット君の最新の映画は
「サラ いつわりの祈り」ですね。ただし、ちょっとした役のような気がします。個人的には、Bモンキーの女優さんが主演みたいなのでそちらの面でも気になりますね。ただし、内容は
ご存知のとおり、かなりタブーぽいですよね。

もう一つ情報。
カート・コバーンの死へのプロローグを描いた映画『Final Days』。ガス・ヴァン・サント監督です。
カート・コーバンはニルヴァーナの元ヴォーカリスト。
主役はマイケル・ピットなんですよね。
コーバンの奥さんはコートニー・ラブなのですが、
映画に中では先ほどのBモンキーの主演彼女が(だから名前を
覚えなさいって・・・笑)演じるそうですよね・・
ああ~~、これもあれも楽しみです。
ではではこの辺で・・。

ケン・ラッセル・・・アルタード・ステーツ 未知への挑戦

アルタード・ステーツ 未知への挑戦

1979年、アメリカ・・。

観ました・・・一応・・笑
これ、どんどん思っていたと違う方向に進んでいく物語
でね・・・笑   映像も、ちょっと安っぽい感じするんだけれど、妙に面白くてね・・・結局最後までみてしまいました。
ケン・ラッセルだしな~ってイヤ~な予感があったのですよ。
実は彼の作品・・って、これが初めてなの。
ゴシックや、ヒューが出ていた、なんとか伝説で、名前は知っていたのだけれど、ちょっとマニア受けしそうな内容だと思っていたので今まで観ようとはしなかったのですよね。
まあ・今後も見ないな~~と思いますけど。
で・・・私の初ラッセル作品がこのSF映画。

ホラーかな・・・と思わせておいて、結局落ち着く先は
夫婦愛の物語でした。なんだかな~、って思う部分はあるけれど
B級映画もたまに観てみると楽しいものです。とくに
古い作品は、時代を感じられていいですよね。
前半にでてくるキリストにまつわる妄想?幻覚が
強烈な印象でね。これは、こんな風に宗教的要素が強い映画
なのかと、勝手に思い込んでいたのですが、途中から
化け物映画になってしまっていましたよ。
あちゃ~~~。主演ウィリアム・ハートだよ。それもデビュー作まさか、猿人化しちゃうとは、想像していなかったのさ。

ラストもものすごいインパクト映像。
ムンクの叫び状態の彼や、透明人間化して、血管浮きまくりの
奥さんとか、光の玉ぐるぐる~~~~しまくって・・
わけわからなかかったけれど、とにかく終ってよかったよ・・
って思えた映画だったよ。

ウィリアム・ハートは学者でね。タンクに浸かり瞑想に
ひたることで、幻覚を見ようとする実験を試みているわけ。
でもそれだけでは物足りなくて、メキシコにいって幻覚きのこ
を使った秘薬を手に入れ、それも使用してしまうの。
2つが合わさった相乗効果で、人類の源まで遡る
幻覚を味うことに成功したのだけれど、それが精神的な範囲だけではおさまらないで、肉体にまで、影響が出てしまうという
わけ。で・・・・猿人化・・・て。
無理やりだろう・・・ていう展開だけど、
このトリップ状態に陥る時の、奇妙な映像がやたらつぼ・。
見た人同士で嵌れるかもしなないと・・一人で
思っているのだけど・・・・そんな人いないかもしれないね・・笑
なんだか真面目に感想書いている自分こそ、
トリップしたほうがいいぞ~~と思ってしまいましたよ・ハイ笑
プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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