ジャスト・マリッジ

ジャスト・マリッジ

(2003  アメリカ)
監督 ショーン・レビィ
脚本 サム・ハーパー
出演 アシュトン・カッチャー ブリタニー・マーフィ
    クリスチャン・ケイン デビッド・モスコウ

富豪の娘サラとラジオのDJトムは、急接近して即結婚。
ハネムーンにむかった2人だが、そのハネムーン先で次々と事件が起ってしまい、けんか別れをしてしまう・・。

感想  アシュトン・カッチャー目当てで観てみました。
別にファンでも、気に入ったというわけでもないですが、
バタフライ・エフェクトのシリアス演技以外のものも
チェックしたくなったから。

映画は、非常にわかりやすい内容で、頭を使いたくない時には
いいんじゃないかなと思わせるものでした。映画館では
みないけれど、ビデオでは見てもいいかなという程度の
話だわね。
結末は、想像通り。あれで、別れては何にもなりませんよね。
結婚した途端に「こんなはずでは~」と思うのは
ほとんどの既婚者が経験するはず。
結婚は忍耐でしょ。相手を認め受け入れる寛容さでしょ・・笑

富豪の娘っていうのも大変よね。家の違いって
現実的には大きな問題だと思うからね。
あんなに娘の相手を、バカにしていたブリタニー・マーフィ
のパパが、ラスト簡単に、2人の仲を認めちゃうのは、どうかと思ったけれど、これは、深く考えないコメディー映画だからこれで
いいのですよね。

ハネムーン先のドタバタが楽しかったです。
2人のリアクションの大きさと顔の表情の豊かさが見所かな。
パリ・ベニスの風景も美しかった・・・。
2人が乗る黄色のクルマ。なんっていうのかな~~。
あれ、可愛らしかったですわ。
あと、ワンコが出てくるのですが、とっても不細工。
これチェックよ。
アシュトンは上半身裸姿あり・・。体・・筋肉質なのよね。
これが魅力か・・・笑
鼻血はここでも出ていましたわ。(あ・・アシュトンは鼻ぶつけて
鼻血が出たもよう・・。ブリちゃんは興奮して出していた・・笑
飛行機内では同じ姿だったわ)
 
観たよ報告として、感想UPはしますが、
俳優に興味がなければ、たぶん、レンタルしなかった作品だと
思います・・ハイ・・笑p_03.jpg

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クローサー

クローサー

(2004 アメリカ)
監督  マイク・ニコルズ
出   ジュリア・ロバーツ(フォトグラファー・アンナ)
    ジュード・ロウ(小説家・ダン)
    ナタリー・ポートマン(ストリッパー・アリス)
    クライブ・オーウェン(医師・ラリー)

ロンドンを舞台にした4人の男女が繰り広げる恋愛劇。
小説家ダンは、ストリッパ-のアリスに一目ぼれして同棲中。
でも、写真家のアンナにも心を惹かれる。
医師のラリーは、チャット相手のアンナと水族館で会う約束をする・・。しかし、アンナはチャット相手ではなかった。
ダンが、名前をかたって、勝手に出会うように仕向けたのだ。
その出会いがきっかけで、ラリーとアンナは結婚。
 月日が流れ・・・。
アリスはダンと関係を持ってしまっていた。

感想  舞台劇をそのまま映画化したようですね。
ですから、物語も会話が中心。
意外と月日が流れているのですが、それも、すべて
会話の中で察してくいださいな~~~といったような描き方。
頭の中で、ああもう夫婦になったのね・・・とか
あれから時間がこんなにたったのね・・・とか、イチイチ
整理しながら観なくてはいけない映画でした。
恋愛の過程は省略なんですよね。気づいていたら、もう
恋に落ちていた・・・・笑
どうやってそれぞれ2人が恋に落ちたかということを期待したらいけませんね。そこらへんはちょっと物足りない気もします。
あれよあれよの間に、組合せカップルが
変わっていくんですよ。
この変わり身の早さ(いや・・時間がかかっているのだろうけれど、途中が省略されて即結果になっている分、・そういう印象をもってしまうのよね・・・)に、私としては、分からない部分が多かったです。なんでそういう行動とるのかな・・って。
関係が復活したり・・・再度壊れたり・・・。
恋愛はゲームというから、行き先が見えないところが面白い
と思うけれど、この物語の行き先って、全部
この4人のうちのどれかでしょ。
世の中、この4人しか男女がいるわけではないのだから、私だったら、裏切られたら、もうそれ以上、同じ相手に留まりたくは
ないわね・・。
追いたくもないし・・・・・・笑


映画は、恋に落ちた男女が、どうなっていくか・・・。
嫉妬、嘘・・・そこから発展する別れが中心となっていました。
かなり、過激でドロドロの~~~世界です。
たぶん、恋愛経験が多い人の方が、このお話の・・とくに
男女の本音の部分に面白みを感じるのだと思うんですよね。
私はどうかな~~~。何かしら思い当たる
ところもあるにはあるかも・・・(微妙・・・)

恋人の心の移ろいを感じてとってしまうストリッパー
アリス。どうすることもできない姿が、いじらしいわね。
ストリッパー役だったけれど、いやらしさは感じなかったわ。
なんだか一生懸命お仕事していて、偉いわ・・という印象よ。
今までのナタリー・ポートマンを考えると、イメージの違いに
驚いた方多かったはず。
彼女の、キャラが、一番まともな感じがしましたね。
愛に対しての一途なところが、共感得やすいと思いますわ。
ダン・・。この男ね~~。
自分が浮気したことを、いとも平然と告白し、嘘はつきたくないと逆に開き直るの・・。きいた相手はそりゃ~~傷つくよね。
そんなことお構いなしよ。だって自分が一番大切なんだもの。
それにしても相手が、自分以外の男性と関係をもったことに
かなりこだわりを感じ、俺を裏切るとは何たる女だ・・・と
怒りわめく・姿は見ていて見苦しいよ。・。
自分のことは棚に上げて
相手の行動を非難するとは・・・身勝手極まりない。
やだね~~~~。
でもさ・・・こういうタイプって実はよくいるかも。
アンナ・・・。2人の男に言い寄られる役で、
すでにバツイチ経験の女性。それが・・ジュリア・ロバーツか・・・・、違うだろ・・っていう気もしないでもないが・・・。しっとり感漂う大人の女性の雰囲気をかもし出そうとしていたようだけれど、限界を感じとってしまったのは私だけ。
やっぱり、あの目、口・・パーツの大きさに、違和感覚える
私には、素敵な女性というイメージが湧かないのよね。
けだるい雰囲気か・・・、いや、過去の恋で
エネルギー使い果たしているって感じだね。
そんな彼女が、なになに・・・ラリーと結婚しながらもダンと付き合っていたということ・・よね。
即決断しなかったのは、恋に慎重になっていたから・・。
ヘ~~~聞こえはいいけれど、私には、言い寄られる過程を楽しんでいたとしか思えなったし、さらには男2人天秤にかけている状態に、快感を覚えていたとしか感じられなかったわ。
その後の展開を見ていくと、後先を考えない尻軽女のイメージが。「別れるために寝たのよ~~~」。体で済むなら簡単だ・・。
 理解に苦しむタイプだったわね。 
しかし、ラリーとのけんかは見所だったわね。
過激だけれどね、きっと誰も見ていないときの夫婦の(恋人でも同じかな)会話ってこのくらいスリリングな世界だと思うわ(以下・・自粛・・笑)

ラリーね。いや~、ルー・ル-って(ルー大柴ね)聞いていたけれど、本当だったわ・・笑。あのいやらしそうになったときの
目の大きさといい、にやけた口元といい・・・・。
ゴメン・・今回はダメかも・・・笑。嵌りに嵌っていたね・・。
性的になんだかしつこそう・・・って感じ・・・笑。
アニマル入っていたよね。
プライド高くて、失ったものは、どんな手を使っても取り戻すっていう、ちょっと傲慢なキャラ。こんな医者なら、パスよって
思うけれど、観ている分には実に面白いキャラだったわ。

会話や音楽は洒落ていたけれど、引っ付いたり
離れたりして、なにやっているんだろうっていう印象の方が
強かった・・・映画でしたね。ストーリー的には
面白いと思える話ではなかったです。
ただ、こうやって、感想を場面場面を思い出しながら書いていると、あら~~、ずいぶんと言いたいことが出てくる映画じゃない?どれもキャラについてだけだったけどね。

しかし、学ぶことは沢山あるよ。
男なんて結局、多かれ少なかれ、エッチなものだってね。
え、違うか・・・笑。
相手の本質を見極めるのは、とても難しいことだってことよね。
なるべく、薄っぺらな人間とは恋をしたくないけれど、
それには経験が必要なのかもしれませんね。
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ワン・ナイト・スタンド

ワン・ナイト・スタンド

(1997  アメリカ)
監督・脚本・音楽  マイク・フィギス
出   ナスターシャ・キンスキー(カレン)
    ウェズリー・スナイプス(マックス)
    カイル・マクラクラン
    ロバート・ダウニー・ジュニア
    ジュリアン・サンズ

L.A.でCMディレクターとして活躍しているマックス(ウェズリー・スナイプス)。ニューヨーク出張中に、エイズに感染して
いる友人で、舞台俳優のチャーリー(ロバート・ダウニーJr.)と再会を果たした。死を意識しながらも元気そうな彼。
そしてニューヨーク滞在中、カレン(ナスターシャ・キンスキー)という女性と一夜だけ関係をもってしまう。
それから一年後。再び、入院中のチャーリーを見舞いにいく。
そこには彼の兄の妻であるカレンもいたのである。

感想  リービング・ラスベガスのマイク・フィギス監督作品。
リービング~の後の作品でもありますね。
前作同様音楽も手がけているようで、雰囲気は
ほとんど同じです。ジャズあり、クラッシックありと、素敵な
選曲だと思います。
 ニューヨークで生活している人々の姿をリアルに感じとることができますよ。
 ただ、観終ってみれば、なんだ~こんな話かという
ことになってしまうの。つまらないんですよね・・・笑
 前作は死と恋愛が重くつながりを持っていた作品で
観終わった後に、心に響くものがあったんですけれど、
今回はそういうものはないのよね。
今回も、恋愛の他に死にいくものの存在を描いているのだけれど、その2つの結びつきが薄いの。
ロバート・ジュニアの演技がものすごく良かっただけに、
残念だわ。人生は、オレンジだ・・・だっけ?とロバートが
言うんですよ。これは、悔いなく生きようよ・・といって
いるみたいですけれど、それが、ウェズリーの心をどう
変化させたのか、そこのところを甘い恋愛劇だけに留まらず
違った形でみせて欲しかったな。

 前半は、マックス(ウェズリー)がナスターシャ・キンスキーと恋に落ちるまで。かなり丁寧に描いていたようでここは面白かったですよ。あと夫婦喧嘩の場面が、結構リアルで
面白かったですね。
そのあと・・・後半からはいただけないのよね。
何をいいたいかがまったくわからなくなって、最終的には
あのラストでしょ。
思わず、なによこれ~~~。・・それでいいんかいな・・・って突っ込みもいれたくなる始末。 
エッチシーンも、ここは別にいらないんじゃあないのって
思うところがあったしね。
サンズ・・・お医者様の役で出てきますね。一応確認~~笑
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スライディング・ドア

スライディング・ドア

(1997  アメリカ・イギリス)
監督  ピーター・ホーウィット
出   グウィネス・バルトロウ(ヘレン)
    ジョン・リンチ(浮気する恋人ジェリー)
    ジョン・ハーナー(電車で知り合う恋人・ジェームズ)
 
ヘレン(グウィネス・パルトロウ)は広告代理店勤務。
恋人の作家志望のジェリー(ジョン・リンチ)と
同棲している最中。ある日の朝、会社に遅刻して出勤し
それが原因でクビになってしまう。
そのあと、駅に向かった彼女は電車に乗ろうとするが・・
扉は閉まってしまう。しかし、その時から彼女に2つの
運命が開き始める。
もし電車に間に合っていたら・・・・
ヘレンの二つの物語がはじまる・・。


感想  もしもあの時、こうなっていたらで始まる物語。
一度は考えてみたくなることですよね。面白かったですね。
展開する物語は特別に目新しいものではなかったけれど、
見せ方が楽しかったです。
2パターンある場合、順序良く、それぞれの人生を見せていくっていう方法もあるけれど、この場合、同時進行。
それぞれの違った人生が、色々な場面で、クロス・・、
ニアミスしているところが、興味深かったです。
こうやって、神様のようにまるで上から見下ろしているような
感覚で物語を見ていくのって、不思議な気分になりますよ。
運命のいたずらで人の人生って、変化していくものなんだなってあらためて感じますね。
考えるときりがないですよね。もしも・・・・って。
過去を振り返ることになるばかりだから、考えないように
したいけど、どうしても前向きに生きることが出来ないでいる場合は、やっぱり過去の選択やら、行動やらに答えを求めようとするよね・人間って。 たとえそれが叶えられないことでも。

映画は、電車に乗れた場合と乗れなかった場合の2つのパターン。
前者では、恋人の浮気を知ってしまうのですけれど、新しい
出会いもあるのです。電車でたまたま隣に座った男性。
最初、なんておしゃべりな男・・笑と、思ったのですけれど
これがグウィネスの相手になろうとは・・・・。想像していませんでしたわ。相手役としては地味ですね。髪もやや後退していたし。でも恋人の方だって、決してイケメンではないんですよね。
彼女だけが、どうしても目立ってしまうというのは
言い過ぎではないかも。
後者は、恋人の浮気を知ることもないので、前と変わらず
生活する主人公の人生ね。でも仕事はくびになったので、
サンドイッチの配達なんかして、地味な生活を送っていきます・・ 
2つの人生の違いは恋人との関係だけでなく、
仕事面についても、差があるんです。一方は自立して輝いていくようで、もう一方は、自分を変えることのできない、視野の
狭い女性のままでいる・・・・。
だからといって、後者が不幸せな人生とはいえなくて、
どっちをとっても、可もあり不可もありというところになっています。そして、両方ともシビアな結末が用意される・・・
 
電車に乗れなかったというのが、もともとのスタートだったことを考えると、乗れたほうが、もしも~~~の仮定の人生になっているということなんだろうけれど、それが、単なる
想像だけで終らなくて、ちゃんとラストに繋がっていくところが
良かったかなって思いますね。
ただ、浮気する恋人も、新しい恋人も、ちょっとずるいなっていうところもあって、どうして彼女はそんなタイプの
男性ばかり好きになるのだろうなって思ったりもしました。
男性に振り回されすぎなところもあるかな。それを
言ったら厳しいかな・・笑

この映画はグウィネスのファッションも魅力ですし、
セリフもなかなか粋なものが多くて、好みでしたわ。
彼女の細さにはビックリでしたけれどね。
ショートの髪よりは私はロングが好き。
おさげの彼女なんておちゃめで可愛かったですね。

モンティ・パイソンを引き合い出したセリフは、あまりピンと
こなくて残念でしたが、他にも、結構使えるような
面白いセリフが沢山あって、楽しめた一本でしたね。
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バタフライ・エフェクト・・・・追記

前回「バタフライ・エフェクト」についての感想を書いたのですが、ちょっと関連して書きたいことが出てきたので
新規記事でUPです。

この感想を書上げで、やっぱり気になったのは、観た人の感想。
いや~~~、皆さん、評価高いのね。ビックリ~~笑

色々な感想を読んで、なるほど~~そう思っているのね
と感心してしまうところがありましたね。
ただ、自分の感想は変えないな~~~笑
どうしてそう思ったのが検証してみたくなった私。
再度、前回の感想を読み直し・・・。
自分の感想を読むと映画の内容が悲惨だから~
て書いてありますね。でも、振り返ってみれば
悲惨な映画は沢山観ているはず。矛盾しているぞ・・と
私の中でしばし疑問が・・・。
 オールド・ボーイにしろ、ソウにしろ・・・かなりグロイし
悲惨な展開でも、面白かったと表現している私にしては
これはおかしい・・・!!だって、オールドなんて、DVD購入するほど嵌ったし、ソウだって、足が引きちぎれたって
くいついてみていた女だよ~~~笑
なんで、好みの映画じゃあないって書いたんだろう・・。


そして検証結果。
それはね・・・・前回の感想にもある、<期待していた>
というところにあるの。私、このお話(バタフライ・エフェクト)に、非常にロマンチックなテイストを求めていたんだと
思うの。 絶対そうであって欲しい・・、こうあるべきだ・・
という強い思い込みがあったのだと思うの。
もともと、予告編で引かれた作品なんですよ。オアシスのアノ曲と、
すれ違いの映像ね・・・。絶対、感動があると思ったのよ
(もちろん、このラストに感動して涙流した人も多いとは
思いますけどね)
でも・・・なんだか思っていたのと違ったストーリー内容。
彼女と彼が、思いっきり惹かれあっていたという、強烈な
エピソードがなかったように思えたのよね。
彼女の耳を塞いだ時にドキドキしたとか・・・映画館でキスをしたとか・・・引っ越す時に必ず
君を迎えに来るってメモを残したとか・・・、それなりに2人の関係を象徴するようなエピソードがあったにはあったけれど、
それが、私の心にはロマンチックなものとしては響いてこなかったのだと思うの。   迎えにいくといいながら、すでに
そのことを忘れて実行しなかった彼に、一途な思いがあったのとは思えなかったのよね。バーであった女といちゃいちゃしていたしね。(迎えに行くっていうことは、記憶欠如で忘れていたんじゃあないよね?そうなのかな?)

そういう風に、ラブストーリーとして強く観ようとする自分が
いたのよね。もし、2人の結びつきがより濃厚だったなら
ラストの選択によりいっそうせつなさを感じ、涙まで流したかもしれないのよね。

この映画の面白さって、ゲーム感覚に似た面白さであるよね? リセットすれば、やり直しができる・・。
・・あっちの人生がうまくいかなかった・・じゃあアノ場面を
いじればいいんだってね。
人を殺してしまった・・・あ・・それはやはりまずい。。じゃあ、その場面に戻って、直そうか・・・。そういういとも簡単なことができてしまうという発想が生まれるっていうのは、
まさに、ゲームが流行している時代ならではだと思いますわ。
もちろん、主人公はゲーム感覚でなんて思っておらず、必死の思いでやっている行動なんだけれど、観ている感覚としては・・・ゲームと同じ面白さを感じているはずだと思うよ。

リセットされるたびに、どんな人生が待ち受けているのか
観客は期待しますよね。そしてそれが繰り返されるたびに、
不幸の度合いに注目してくるはずです・・。
そういう部分がなんだかイヤだったのかもしれないな~~
自分が・・・。
 何回かリセットされる中、・・・郵便受けから、子どもを守ろうとして駆け寄る主人公場面があるでしょ。
その瞬間・・・どういう人生が待ち受けているのか・・
たいていの人が予想できたはず。アノ当たりから、どうも
繰り返されるパターンに、不愉快さも感じてきたのだと思うのよね。こういうものを望んでいなかったという
強い反発があったわ~~~。
まあ・・・・そんな難しいこと考えてみる人は
いないので・・・・ほとんどの人は、楽しめるんでしょうね。

ところで、アメリカ公開版とラストが違うって言う
話を聞きますよね。
実は私・・・このラスト、情報として得てしまいました。
知りたい人は調べてくださいね。たぶん、触れている人もいるはずです。
結論としては、日本版の方が好きです。
あちらの結末は・・・どうもイヤだな~~。ああいう結論が
非常に不快に思いましたね。まあ・・・どうでもいいことですけどね。

バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト

を観ました。
(2005  アメリカ)
監督  脚本  エリック・ブレス&J・マッキー・グラバー
出   アシュトン・カッチャー(エヴァン)
    エイミー・スマート(ケイリー)
    エルデン・ヘンソン(レニー)
    ウィリアム・リー・スコット(トミー)
    エリック・ストルツ(ジョージ)(ケイリーの父)

エヴァンは少年時代から記憶が時折、途切れてしまうため
医者から日記をつけるように言われていた。
大学生になったエヴァン。最近記憶が途切れないと安心していた
彼は、バーで出会った女友達と過去の日記を読んでいる時
タイムスリップした状況に陥る。過去を知りたい思いにかられた
彼は初恋の人・・ケイリーに会い、幼少の頃に起きた地下室の
出来事についての記憶を尋ねる・・。忌まわしい記憶なのか・・
そのことを尋ねたことでケイリーは、落ち込み、自殺をしてしまう・・最愛の人を亡くしたのはじぶんのせいだと感じたエヴァンは彼女を救うべく、過去に遡り、出来事を変えようとするのだった・・・。

感想  タイムスリップものですが、ジャンルわけとしてはどうなんでしょうね。ラブストーリーだけでなく、サスペンスや、ホラー的要素(結構生々しいシーンあり)も少しずつ入っていたという感じです。私タイムスリップものってどちらかというと好きなんですよね。バック・トゥ~やら、タイム・アフター・タイムやら・・あとオーロラの彼方になんかもあったかな。
かなり観ている方。でもこの映画って、いままでとはまた
違った雰囲気の映画ですね。かなり悲惨な映画だったな~~

宣伝でもっともせつない結末ということを聞いていましたので
かなり期待していました。しっとりとした感動系ラブストーリーを想像していたんですよね。だいぶ違った・・・笑
う~ん、よく出来ていると思いますけれど、私の
好みの映画じゃあないなっていうのが正直な感想。
ジェットコースタームービーで、深くことを突き詰めなく、
勢いで観る映画だと思います。辻褄が合わないことは当然
あると思いますけれど、こういう映画は追求しないほうが
いいんですよね。
 好みじゃないっといったのは・・・登場人物のキャラ設定が
気分を害するものばかりだったし、展開していく話も
悲惨なものばかりだったから。愛する人のためといっても
これじゃあ・・単なる独りよがりだしね。
幼児に性的虐待(だと思う)する父親とか
サド的趣味をもった少年、ひきこもりぎみのオタク少年、
肺病の母親、娼婦に陥った少女などなど。
内容を説明することなく、出てきた人物を羅列するだけで、かなり暗~~くなるでしょ?笑
もちろん、展開していく話だって、キャラ以上に強烈なものばかり。感動系ラブストーリーを期待していた私にとっては
ビックリ~~ビックリ~~の連続。
人の不幸を面白くは思えなかったね。
真面目くさって考えなければ、いいんだけれど、
考えちゃったもの。
 あらすじにも書いたように愛する彼女を幸せにすべく、何度も過去へ遡り、人生の分かれ道となる出来事をいい方向になるように直していくのですが、結果、いい未来が生まれているとは
限らない・・。
むしろ、過去を直せば直すほど、誰かが不幸のなってしまって
どうにもこうにも・・・。。
 誰かの運命を変えることは、その人にかかわるすべての人の
運命を変えるっていうことになるんですよね。
皆が幸せになることは、難しいですよね。

このタイムトラベルものの小道具は日記。
日記を見れば過去へ行くことができるのです。
終盤では、アルバムやビデオでも実行できるということになるんですけどね。パンフでも引用されていたのが、「ある日どこかで」。この映画が大好きな私としては、同じにして欲しくなかったけど・・・笑。
 
同じ人物が過去を変えることでどう変化して登場してくるのか
それを探し出す楽しみはあるでしょうね。
脇の人物まで細かくチェクすれば新たな発見もあったのかも
しれませんね。

 アシュトンって、世界でもっとも美しい50人のトップページを飾るほど人気の人なんですってね。知らなかった・・・笑
とくに、素敵とも思わなかったのですが・・・。
この映画ではね・変態オヤジとして出演していたエリック・ストルツのほう、注目しちゃいましたよ。
私の好きな映画(恋しくて)に出ていた人なのに・・・泣。
アシュトンだけでなく、この映画の出演者の男性陣、
マッチョな人が多かったな・・。刑務所のカルロスだって、同居人の彼だって、皆筋肉質(あ・・後者は太っていただけか・・)
だったもの。

 冒頭・・脅かし場面が多くて、結構ドキドキしちゃっいました・・・・それにしても鼻血多すぎ~~~笑。butterflyeffect.jpg

フィオナが恋していた頃

フィオナが恋していた頃

(1998  アメリカ)

監督・脚本 ポール・クイン
撮影  デクラン・クイン
出   アイダン・クイン
    ジェムズ・カーン
    スティーブン・レイ(牧師)
シカゴの高校教師のキアラン・ジョンソンは、
寝たきりの母フィオナの過去を知るべく、
甥のジャックを連れてフィオナの故郷である
アイルランドの村を訪れる。そこで、占い師のおばあさんに
1939年に寄宿学校から村へ戻ってきたフィオナと、農夫のキアラン・オデイの話を聴かされる。悲しい恋物語の
始まりだった・・。

感想
   クイン三兄弟が製作にかかわっている作品です。
彼らが自分の母親から聴いた悲しいアイルランドの恋物語を
映画化したようです。 かなり個人的な思いのある映画
なんでしょうね。
正直・・・悲しいお話すぎてビックリしました。
なにもそこまで・・悲惨にしなくてもと思いましたが。
これじゃ・・、キアラン・オデイの人生って一体・・と
不憫でたまりませんね。
いわゆる・・・悲恋物語でお涙頂戴なのですが、それはそれで
別にいいと思います。素直に涙を流せばいいのですから。
そういうストレートな作り方があってもいいとは思いますが、
この映画の場合、散漫な部分が気になりますし、
多少の掘り下げ不足なところもありましたね。

韓国映画のラブストーリと似ていますね。
自分(ジェムズ・カーン扮する教師ね)の親の恋を知るという設定は良いとして、自分以外に甥も登場させます。
これはどうかと・・。
話が広がりすぎ。きっと、昔の恋と比較して
現代的な恋を取り入れようとするために若い甥を登場されたものと思いますが、そんなことしなくていいのに・・・。
甥にとっても、祖父、祖母の話なんでしょうが、どうも
この甥は昔話に興味ないみたいでしたし、聴いたところで何も
変わっていなかったように思いましたもの。
女友達が出来てヘラヘラしていただけだったような・・。
甥の恋も、アイルランドで知り合いになった2人組の
片方と安易にくっつけたみたいなものなんですよ。
どういう経緯で仲良くなったのかはまったくもって謎。
こんなとってつけのエピソードはいりませんね。
また、ジェムズ・カーンが自分の親の過去を知りたくなるきっかけとなったのが、若い2人(フィオナとその彼・父と母ですね)が映っている写真。
この写真は、実は、当時付き合っていた2人の前に唐突に現れた、飛行機乗りのジャーナリストがとった写真なのですよ。
このジャーナリスト役が、ちょい出演のジョン・キューザック
どうも彼が謎でね・・・笑。ただ、写真を撮るために、
なぜ、彼が必要だったのかも多いに疑問です。これ、いらんでしょ・・笑

 主人公の父親・・キアランは、施設で育って、養父の下で
地味に暮らしている人なんですよね。そして、占いと信仰を重んじる古い土地に住んでいる人なんです。
一方の母親・・・フィオナは、因習に縛られているこの村が嫌で、信仰も熱心でない進歩的な娘なんです。
この2人は、年齢さもあるようだし、身分違いもあるみたい・・・・いわゆるロミオとジュリエット状態なのです。
2人がうまくいかなかった原因はやっぱり、この土地に根付く、古い考え方であるのだと思うのですが、
どうも、そういうこと=風習に馴染みがない自分にとっては
理解しがたい世界でしたね。
いちゃいちゃするのが、信仰的に反する
ことだったのかな。結婚前に関係を結んだのが、そんなに
大事だったのかな。もちろん、そういう時代で、普通の恋愛が
しにくかったと言われれば、それまでですが、
逆に、そういうハンディーがあるからこそ、若い2人には
もっと前向きに情熱的に恋を貫いて欲しかったのですよね。
そう簡単にいかなかったのかな。
キアランのほうは、どうみても、いい年齢なんだから、あんなに周りに対してビクビク下手にでなくてもいいんじゃないのかなって思ったんですよね。おとなしすぎ。
信仰に逆らえないという感覚が私にはわかりずらかったですね。
だって、恋しているのなら、もっとがむしゃらに立ち向かっていったっていいんじゃないの?養父に出て行けといわれたぐらいで
あんな決断下すなんて、ちょっと男としては
情けないな~~と思ってしまいましたよ。
かわいそうというより、線が細すぎなんじゃあないのって
思うのよね。
そういう悲恋話を聞いて、ジェムズ・カーンや、甥は
どう変化したのかといえば、甥は別に変わっていなかったぞ・・笑(あ・・何度も言っているね・・私)
ジェムズ・カーンについても、父親に対する親しみのようなものは感じたみたいだったけれど、それが自分のこれからの生き方にどう影響するかっていうことについては描かれていないしね・・
そういうお話がありました・・・かわいそうだね・・・
それで終りというのなら、あまりにも寂しくないかな。

アイルランドの風景とか、ダンスシーンとか、
印象的な場面は多かったし、若い2人が愛を語る場面では
ウルウルしてくる部分もあったにはあったけれど、
全体の出来からすると、合格点は出せないよね。
スティーブン・レイが神父さんには驚いたけどね。
髪の毛も綺麗に分けていて、今回はこざっぱり・・笑
していたな。
気がつけば、アイダン・クインとスティーブン・レイは
前に観たイン・ドリームスのメンバーですね。

アイダン・クインについては,もう一本作品を見ているので
近いうちにUPしますね。私の中では彼は、地味な存在なんだよね・・。
原題はTHIS IS MY FATHER。
これも地味だね~~~笑  邦題の勝利ともいうべき作品ですね。
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雨上がりの駅で

雨上がりの駅で

 (1996  イタリア)
監督  ピーター・デル・モンテ
出   ミシェル・ピコリ(コジモ)
    アーシア・アルジェント(コラ)

コラは、気ままなその日暮らしをしている19歳の少女。
ある日、アルバイト先の女性から、少々認知症の疑いがある
父親コジモの尾行をして欲しいと依頼される。
コラはコジモの様子を詳細に電話連絡して教えていたが、
ある日、コジモは列車に飛び乗って、遠方に出かけてしまう・・。迷いながら追いかけるコラ・・・。
旅の途中、実の兄をはじめ、色々な人物と係わり合いをもつよいうになるコラ。やがて、コジモと話す機会を得るようになり、旅の連れとなっていく・・。

 感想・・主演の彼女の方・・アーシア・アルジェントは
映画監督のダリオ・アルジェントの娘さんです。
独特の雰囲気があるんですよ。意外と気に入っている女優さんなんですけどね。
もう1人の主演は名優ピコリさんです。
 地味ですね・・この映画。
老人と少女のロードムービーで、少女は老人と接することで
新たな自分を見つけ出していくというのが、テーマです。
観た人の感想が大きく分かれる作品のような気がします。
 悪くはないと思います。
むしろ好きなタイプの作品。
主演2人は、それぞれの役をとても魅力的に演じていたと
思います。特に、自分の生き方を見つけ出せないでもがいている
コラという少女は、演じる上では難しかったのでは。
 彼女の変化がこの物語での一番の見所だと思うのですよ。
だから彼女の気持ち、生き方、戸惑いに多いに共感できたのなら
この物語は面白く感じると思うのですが、私は、わからないところがいくつかあったのですよ。だから手放しには良かったと
いえないお話だったかな。
 彼女は、気ままに楽しく暮らしている子。
恋人?男友達?も何人かいるみたいだけれど、他人に心をさらけ出して付き合うことをしないようで、いつもぎすぎすしてしまうみたいね。自分の心の中にバリアーを張って、それ以上、他人に
踏み込んでもらいたくないというところがあるのね。
女友達とはさすがに、けんかまではいかないけれど、それでも
親友というほどの関係は築けないでいるみたい・・。
だから、彼女のことを理解し、大事にしようとする人はけして現れないの。
心は孤独なのね。
そんな彼女が老人と出会う・・・。この老人は、軽い認知症を
患っていて、放浪癖があるのだけれど、彼女のことは興味をもってくれて、旅の道連れとして認めてくれるのね。
たぶん・・それは彼女にとってうれしいことだったと思うの。老人の世話をやくことで、相手が自分自身を
必要としていることを確認できるからね。
 そんな彼女は旅の途中で、兄と出会うのだけど、
どうも過去になにかあるよう・・・。母親は自殺?したのかな・・・?兄とはなぜ、別れて暮らしているのかな?
ローマで1人で暮らすまでにはどういった経緯があったのかな?とそこで疑問を感じるわけ・・。背後関係を探る必要もない物語もあるけれど、この作品では、なぜか、気になってしまったのね。意味ありげに兄が出てくるからだと思うの。
後半、彼女が突飛な行動にでるのを、イマイチ理解できないのは
彼女のキャラが自分の中で完璧に理解できていないからだと
思うのよね。 
 そこをクリアーできれば、かなり満足のいく作品に
なったのにな~と思うと残念ですね。
 
老人のエピソードも、ムクドリを連れて誰かに会いに行くために
列車に飛び乗ったということまではわかるけれど、
その後が、尻切れトンボのようになってしまっているしね。
それは本当のことなのか・・・たわごとなのか・・・。
もし本当のことなら、どういう想い出の為にそこまで
思い込んで行動したのか・・・もうちょっと説明してくれても
良かったのにな~~~って思いましたね。

ラストが、ものすごくいいのですよ・・・この映画。
だから、余計、物足りなさが目についてしまったのだと
思います。そのことに目も向けないで、ただ、2人だけの
関係を追っていけたのなら・・人によっては満足を得る作品なのかもしれないな~~~って思いました。
イタリアを駆け回るロードムービーなのですが、
映像は、明るく綺麗というものではなかったかな。
もの悲しさを感じる映像でした・・・。あ・・・でも
老人の放浪場面はコミカルさを漂わせてはいましたけれど・・・
どうも微妙だな・・。

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アマデウス  ディレクターズカット版~私の好きな映画

アマデウス  ディレクターズカット版

を観ました。
今回、図書館ビデオで鑑賞。
DVDでみればいいものを・・・笑
タダだし・・・しょうがないよね。
しかし、DVDだと特典も豊富だったろうに・・・。
実はノーマルな状態でのアマデウスのほうは、DVDとしてもています。昔に購入したので、一つのDVDをひっくり返して
前編、後編としてみるのです。

 どの部分が追加されたか気になっていたのですが、
観る機会を失っていて。
やっと今頃チェックすることができました。

追加されたのは、モーツァルトを宮廷の音楽教師にさせるべくコンスタンツェが、サリエリに頼み込むシーン。
サリエリは、かわりに何か報酬が欲しいと、彼女に
部屋に来るように誘いをかけます。

妻が夫を献身的に支えようとする姿が見て取れ、
このことがあったゆえ、彼女はサリエリを嫌いになっていったということがよくわかるようになります。。

だから、後半、病に倒れたモーツァルトの傍にいたサリエリに
対してあんなにも冷たく接するんだなと、納得できるようになります。

しかし、ノーマル版でも、私は、まわりがいうほど、不自然さを感じていないのですよね。
もちろん、カットされた部分を見ることができたということは
良かったとは思いますが、そうでなくても、(カットされた映画でも)充分、素晴らしい映画だと
思っていますからね。
 自ら、凡庸なるものの頂点にいるというサリエリ。
彼の思いは、ほとんどの人が理解できるはず。
 だって天才なんて、ほんの一握りの人しかいないはずだから。

サリエリの悲劇は、彼が、素晴らしい音楽とはどういうものか
見極める能力があったこと。
彼は、モーツァルトを最大の敵だと思っていると同時に最大の理解者だったんですよね。
 素晴らしい音楽を残したいと願ってもそれを思うようにカタチにできないジレンマは、彼の中で相当の苦しみであったに
ちがいないですよね。
 頼れるものは、神。
でもその神は彼を見放そうとしている。
努力もせず、人格的にも優れていないと思われる若者に
才能を与え、自分には、その才能をうらやましがることしか
させてくれない・・・。


 才能に相応しい人物だったら、サリエリだってあんなにも
憎しみの炎をもやしはしなかっただろうに・・・。
 とても興味深いキャラで、いつ観ても感情移入してしまいます。あなたに気持ちはよくわかるよ~~~て。

また、モーツァルトのように、自分の才能を一切に疑わず、
自分は選ばれしものだと常に思える自信も、これまた、凄いものだと感心してしまいます。
 
フィガロも最後のレクイエムも、何度聞いてもいいな~~。
衣装、美術も最高でしょう。

冒頭にインパクトあるシーンから、魅力され、いつも一気に
観てしまいます。
仮面舞踏会のシーンも楽しげで、とても好きなんだ~~
お父さんの仮面は、怖いけどね。

名作です。何年経っても、きっと色あせないでしょうね。
そしてアノ笑いも。独特だったものね。
忘れられないですよ・・。
映画ファンなら、絶対押さえておきたい一本だと思います。

オアシス

オアシス

を観ました。かなり前からお薦めされていた映画。
旧作におちるまで待っていたのですが、その後も行く度に
レンタル中でやっと鑑賞することができたという作品です。
長かった・・・泣

(2002 韓国)
監督  イ・チャンドン
出   ソル・ギョング(ジョンドゥ)
    ムン・ソリ(コンジュ)

ひき逃げで男性を死なせてしまったジョンドゥ。
やっと、刑務所から出てきたのだが、家族は彼を迷惑がるだけ。
ある日ジョンドゥは、被害者の家を訪ねる。
息子夫婦は脳性麻痺の妹コンジュを残し、大きな家へ引っ越してしまうようだ。コンジュに興味を持ったジョンドゥは、
別の日、花束を持って再び彼女を訪ねる。
思わず、彼女を襲ってしまうジョンドゥ。
しかし、コンジュは彼に電話をかける
「どうして花束をくれたの?」
それがきかっけで、ジョンドゥとコンジュはデートを重ねるようになる。


感想  社会からのはみ出しものと脳性麻痺の女性との
ラブストーリーです。けして、お涙頂戴の物語になっておらず、
きちんと厳しい現実を私達にみせつけてくれます。
彼女、彼を取り巻く人々の対応も、しかりです。
 私にしてみれば、彼等を取り巻く人々の立場に
一番近いですよね。そりゃ~、なんで理解してあげないのかなと
単純に思いますが、いざ、彼ら、彼女らの家族、知人になった場合、どれほどの理解が自分にできるかと考えた場合不安を感じます。
コンジュの兄夫婦。妹を利用して、大きな家に住んでいたり、アパートの隣人に世話を頼み、自分達は、都合のよいときにしか、訪れない・・・。
 打算的な生き方をしていると思いますが、かといって、まったくの人でなしでないですよね。その程度しかかかわることができない・・・したくないという現実でしょう。
 彼女の内面にまで迫っていこうとはしない・・。
それは、どうせこういう妹だから・・・こうであろうという
自分達独自の解釈が出来上がってしまっているからだと
思います。
ジョンドゥの家族。あなたが帰ってきて迷惑だとはっきり言われる場面もあるとおり、家族は皆、快く思っていませんよね。
しかし、彼の行動、言動を観る限り、それは当然だなと
思えます。傍で見ていても、彼の家族は苦労のし通しだと
思うからです。冷たいようですが、どう贔屓目にみても
彼の行動には、問題を感じるからです。
 初めて彼ら2人が会ったのは、事件を起こしたジョンドゥが
被害者の家族であるコンジュを訪れたことから。
そして花束をもって再訪問。
私は、この時のジョンドゥの行動が、どうしても不快に感じてね。話が進みながらも、どこかでひかかっていました。
 コンジュが、そのことをあまりこだわっていなく、むしろ
花束をもってきてくれたわけのほうを重視しているのですが
それも不思議でね。疑問でした。こんなヤツのどこがいいのかとさえ・・。でももしかして、これは私が、ジョンドゥを
偏見の目で観ているからなのかな?それにしてもあの行為は
許せなくないかな?
 私は、彼をジョンドゥの家族同様、お荷物的存在として理解していたところがあります。
その人のもつ良さを見出すのって、理屈でわかっていても難しいですよね。  一般的な人間は皆神様みたいに
慈悲深く、すべてを受け入れるほどの心をもってはいないんですもの。常識はずれたことをしでかしたり、自分の価値観ととてつもなくかけ離れていたりした場合、やはり、自分と一線を引いて考えてみたりしませんか。

コンジュに対してはどうでしょう。
やはり、障害の大変さの方を重視してしまい、彼女の内面まで見通してやることができないかもしれません。
逆に理解しようと変に力を入れてしまい、いらぬお世話を
してしまうような気がします。
これもまた、難しいことです。
 この2人が惹かれあったのは、私が考えていた疑問、
不安をお互いが一切感じなかったことにあるのだと思います。
 今まで、お互いとも真剣に自分達の声に耳をかしてくれる人が
いなかったのではないでしょうか。
だから、2人だけの世界に、新鮮さを感じ、居心地のよさも
感じ、一緒にいつまでも行動したいと願う心が
生まれていったのだと思います。

 彼は彼女と付き合う中で少しずつ変わってきたのだと思います。だからといって、世間一般で通じるような人になったというわけではありません。
ただ、彼女の嫌がることをしない、彼女ののぞむことをしてあげる・・・そういったことに関してだけ、
全力を傾ける人間になっていったのだと思います。
これこそが、愛のなせる技なのかもしれません。

2人がデートしているときに、時々、夢のシーンが挿入されます。そこにいるコンジュは普通の女の子。
ふざけあっやり、踊ったり、と可愛らしい姿が映し出されるのです。それは願望。心の姿。
コンジュは、1人で部屋にいるときも手鏡の光で遊び、
夢の世界を創造していたことから、デートしていても、
すぐに、その世界を作り出せるのですよね。
彼女にとっては、夢を描くことは喜びであり、幸せでも
あるのです。

ラスト近く、衝撃的な出来事が2人を待ち受けています。
観ていてつらかったです。真実を彼はしゃべりませんでしたね。
そんなことになんの意味もないと思ったのかもしれません。。
大事なのは彼女のことだけ。ただ、残される彼女が心配なだけ。
夜また・・怖い思いをしないかな・・
自分が守ってあげられなくて、彼女は大丈夫かな・・・ということの方が彼にとっては一番考えるべきことだった・・
この映画で一番、心を揺さぶられるシーンでしたね。

 涙はでませんでした。
ず~と見入ってしまったという感じです。
純愛ってなんでしょうね。この2人に待ち受けている現実が
わかる分、ただ、ハッピーになれるね・・と喜んでもいられない自分がいましたね。
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Last Days

映画の感想もたまっているのですが、
連休中なので、のんびりと更新していきます。
今日は、マイケル・ピットの新作「Last Days 」の
予告編を発見したのでお知らせ。

↓どうでしょう。興味そそられますね。

http://www.mk2.com/last_days/

この作品はカンヌのコンペティション部門ノミネート作品
でもあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000008-flix-ent

プロフェシー

プロフェシー

を観ました。先日の地上波放送分です。

監督  マーク・ベリントン
出   リチャード・ギア
    ローラ・リネイ
ワシントン・ポスト紙のクライン(リチャード・ギア)は、
新しい家を妻と決め、喜びいさんで帰宅する途中クルマの
事故にあう。運転していたのは妻だ。
「あれを見た?」という言葉とともに、妻はやがて
息を引き取る。2年後、クラインはクルマを運転途中
一瞬のうちにポイントプレザントまで、来ていた。
訪れた家の主につきまとうストーカーに間違われる。その町の
警官コニーは、ここ何日間か不可解な現象が起きているという。
クラインは、その現象が妻の見たものと繋がるのかと
思い、そこに留まって、謎を解明しようとするのだが。


感想   超常現象を扱った作品です。
実際に起こった出来事とか・・。
サスペンスというよりは、オカルト的な部分を感じました。
前々から、観た人の感想が芳しくなく、謎が謎のままなんだよ~~とまでは、聞いていたので、よ~~~し、見極めてあげよと
意気込んでいたのですが、無駄でした・・笑
謎でした・・・・。笑   というか、超常現象を扱った
作品なので、解明されてはやっぱり、まずいんじゃないの?という結論にいきつきましたわ。
主演はギア。最初、妻とクローゼットの中で、いちゃいちゃする
シーンがあるのですが・・・、あれ~~いつもの路線か?と
一瞬錯覚をしました。でもその後は、終始、困惑顔の
ギア様だったので、ホッ。ローラ・リネイ(リニーともいうのかな)とも、ロマンス一歩手前の関係であったのは、
安心。ここでまた、ラブシーンにでもなったらどうしようかと
思いました。ローラとは真実の行方以来の、共演ですよね。
今回は警官役。相変わらず、知的で聡明な感じがしますよね。
ステキだわ。
 妻が見たものはなにか・・・。訪れた町は妻がみたものと
関係があるのか。
全編、灰色がかった場面・・・。どんよりした中に、神経を
逆立てる不気味な効果音だけが響きます。
こういう映像は、テーマにそっており、魅力的だとは
思いますが、お話の繋がりがよくわからないのが難点かな。
答えが用意されていない分、あれとあれのつながりはどうなのかな・・・と終始疑問が残ります。
 で・・・とりあえず、ちら見せで、正体がわかります。
モスマン・・・だとか。
で・・・一体何よ・・・笑
 声も聞こえて、姿も、ボ~~ト見えたのですが、
だから一体なんだったのか・・・という最終局面までは
いっておりません。
そういう話です・・・・・泣。

しかし、逃れられない運命というのは怖い・・・。
予知される運命というのも怖い・・。
モスマンは予知する物体、人なのか、死神のような
存在なのか。
最後の橋の事故は、見ているだけでも恐ろしかったですね。
映画と関係なく、こういった、突然の事故で運命が変わるという映像は、精神的にあまり心地よくないですね。
「目覚めよ、37番」これが最後のオチなのかな。
でもこれじゃあ・・モスマンって、どういうものかますます
わからなくなりますよね・・。

お家で観たので、色々思うところはあっても、
どうせタダだし・・と思い、怒りまでは沸いてきませんでした。
ちなみに、超常現象は、結構興味がありますね。
宇宙人はいるのか・・・とか、特番でやっていると
すぐ観てしまう人ですし・・。
世の中には謎が多いですからね・・・。2002-101.jpg

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