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Dear フランキー

Dear フランキー

(2004  イギリス)

監督  ショーナ・オーバック
出演  ジェラルド・バトラー(ストレンジャー・代理パパ)
    エミリー・モーティマー(リジー)
    ジャック・マケルホーン(フランキー)

耳に障害をもつフランキーは、母親とおばあちゃんの3人暮らし。
頻繁に引越しをくりかえしている生活だった。
彼には世界中を船で旅する父親がいた。私書箱あてに定期的に手紙を
送るフランキー。父親は彼に航海の様子をお土産の切手を同封して
送ってくるのが常だった。パパの航海進路を地図にメモしながら
まだ見ぬ父に思いを馳せるフランキー。
そんなある日、父親が乗っている船がフランキーの住む町の港に寄港
することがわかる・・。


感想  公開終了日に鑑賞しました。すでに都会では公開も終っている
作品ですが、この映画、大スクリーンで鑑賞できて本当によかったです。想像していた以上に感動させられてしまいましたね。
いい作品です。
物語のつくりはとてもシンプルです。
舞台はスコットランドの南西部。グラスゴー近い海辺の町です。
田舎町といったらいいんでしょうか。素朴さの漂う町並みです。
海を見下ろせる格好のビューポイントがあり、石投げを
思いっきりできる場所が身近にあります。潮の香りが漂ってくる町は
それだけで生活感があり、同時に素朴さと温かさに満ち溢れているような感じがしますね。
そんな町に住み始めた母子の前に
1人の男性が現れます。フランキーのパパと名乗りますが本当は
ママ、リジ-が頼んだストレンジャー(素性の知れない方)の代理パパです。そう・・・手紙のパパは存在せず、長年、ママであるリジーがパパのふりをして文筆していたのですよね。
ここで・・・私は、少しばかり、うむ・・・・と思ったのですよ。
私も子を持つ母の身。そんなその場限りの嘘をついてこの先どうしようとおもっているのかな・・・・・と、この母親に批判的なものを
感じたのです。父恋しいという子どもの気持ちは充分わかりますが、
いつまでも父親の存在をあいまいにしておくのは、罪ではないかとも思ったのです。
思いが募れば募るほど・・・・真実を知った時に傷は大きくなるに
違いないでしょ。その思いは、リジーのママ(おばあちゃんね)も
同じだったようで娘リジーに「まだそんなこと(手紙を送ること)を
やっているんだい、いいかげんに辞めなさい」と戒めます。
でも、私はこの物語をみていくのにしたがって、この嘘は
他人には計り知れないほどの意味をもっていたことに気づくことに
なったのです。彼女がそうしていた・・理由・・・。それは子どもの
障害にも関係があるのですが・・・。(以下核心に触れるので省略)
 彼女のエゴであったかもしれないけれど、そうするしかなかった彼女の気持ちが痛いほどわかり、胸がつぶれるほどでした。
始めてしまった以上、簡単には辞められないことだったのかもしれませんね。だって、手紙によって見えてくることが沢山あるんですもの。
とくに男の子。やっぱり、同姓である父親にだけしか話さないこともあるだろうし、手紙だからこそ、本音をぶつけてくることもあるんですよね。手紙がもう一つのフランキーの心うちだ気づいてしまったとき、
母親としては辞められなくなってしまったんでしょうね。

よく、子どものためには母親はなんでもする・・・といいますよね。
一見理不尽なことにみえても、この母親にとっては、それが子どもを
守るためには必要不可欠なことだったと思います。

さて・・・そこでストレンジャーです。彼はリジーの友達
マリーが紹介してくれた人ですが、まったく素性がわかりません。
朴訥で、大丈夫なの・・・と一見思わせる方なのですが、
フランキーに会うと、そんな心配はなんのその。しっかりパパの役割を
担ってくれました。少しも不自然さを感じないで・・・。
リジーは、事前にフランキーとパパの手紙を彼に見せていたんですよ。
ストレンジャーは、ビジネスだと割り切れば、そんな手紙読まなくたっていいんですよ。でも彼は・・・きちんと読んで、フランキーの手紙にあった接し方をきちんと考えておいたんですよね。
そこには、彼の物事に対する対する誠実さを感じたのです。
うれしかったですね。その思いやりの心に・・。

人を思いやるってこういうことかな・・って思いました。
子どもを思いやること、相手を思いやること・・。
そういう気持ちが男女間にしろ、親子間にしろ、人と人を結びつける上での大切な事柄なんだろうな・・・って思いました。

登場人物それぞれの心情も丁寧に描いておりました。
最後にちょっとしたサプライズが・・・。
そうだったのねと・・・・・・・・泣。

子どもは親の知らないところでどんどん成長しているんですよね。
守っていたようで、結局守られているということは
私達の生活の中でも思い当たることがあるはずですよね。
結局、人は1人でないから生きていけるんだなって思います。
愛してくれる人がいる幸せと、愛している人がいる幸せ。

親子の絆の素晴らしさを押しつけがましくなく、自然な描写で
感じさせてくれた・・・そういう映画だったと思います。
もちろん、新たな恋の予感もほどよくにおわせて。
そこらへんのさじ加減が絶妙でした。

フランキーのお友達のリッキーとカトリオーナ。
今時の子どもの性格をあらわしていて、すごっくよかったです。
同級生の女の子、カトリオーナ・・・必ずあんな風にオマセナ子いるんですよね。頭はよくって優等生。面倒見がよく、
フランキーみたいな子をぐいぐい引っ張っていってくれるの。
また友達の口がちょっと悪いリッキー・・笑。一見いじわる?って思えるけれど根はいいやつだって思わせるでしょ。そこがいいんだよね。
だって、フランキーのことからかってはいるけれど、約束はきちんと守るし、これからは、いい友達に絶対なっていくと思いますね。
この子どもらのバランスがよい!!!


この作品は、ジェラルド・バトラー目当てで見た方も多いかな。
今回は顔がみえます・・・笑
怪人のように、自己主張が激しい役ではなかったのですが、
無口な中に熱いものをたぎらせている・・そんな感じのする
人でしたね。大きな手と、男らしい声が印象的でした。
目元も優しげでしたね。

でもなんといっても、この物語はフランキー少年です。
可愛かったです。
表情の豊かさにやられてしまいました。私だって、こんな子が
いたら、絶対守ってやりたいとおもうはずです。
利口だし、素直だったしね。
唯一声をだした
シーンがありました。・・・・泣きましたね・・。


絶対お薦め。今年観た中ではたぶん、上位です・・・28_1.jpg

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ブックバトン  &  ムービーバトン

いつも遊びにきてくださるポルカさんから
バトンを受け取りました。
ブックバトンとムービーバトンです。
ブックバトンは、たぶん、この間答えたものと同じようですね。
若干違う部分もあるようなので、補足として
書き足しておきます。前に書いた記事はこちら・http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/index.php?q=%A5%CE%A5%D9%A5%EB%A5%D0%A5%C8%A5%F3

1.The number of books I have(持っている本の冊数)
   
  50冊くらい   
 
2.Book reading right now (今読んでいる本)
  
 読む予定です・・
   エミリー・・・嶽本野ばら
   草にすわる・・白石一文

3.The last book I bought (最後に買った本)
   ライフ・オブ・デビッドゲイル

4. Five novelists(or writers) I read a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5人の作家、または小説家)


 作家ですか・・。
 最近は、色々読んでいるので・・・難しいのですが、
 印象深いという方ということであげておきますね。


宮沢賢治・・・描かれる世界が好きですね。オーソドックスですが、
       注文の多い料理店とか、やまなしが、好きですね。
       セロー弾きもわすれちゃあいけないね。

安房直子・・・こちらも童話作家さんですね。小道具の使い方が
       上手なんですよね。夢見がちな気分になるので
       今でも時々読みますね。
       
渡辺淳一・・読んでいるというと、
      色々言われそうですが、・・笑
      実はほとんど手をつけています。
      不倫小説で有名ですが、医療もの、エッセイものには
      お薦めできる面白い作品があると思います。
      映画にまつわるエッセイとか、源氏物語に関するエッセイ
      などは、勉強になりますね・・。

太宰治・・・定番なんですけれど、やっぱり人間失格。
      これ読んでいない人は
ないんじゃないの・・っていうくらい有名ですよね。
      私・・小学生の頃から本を読むのが好きでして、
      夏目漱石とか、芥川龍之介とか、
      名前が知れた作家さんの作品はだいたい読みましたね。
      その中でも、太宰の
      この小説は・・・強烈だったな・・・・。
       
     
小池真理子・・・恋愛ものもいいですが、推理ものにも
        傑作が多いですよね。
        沢山は読んでいないので、これからもっと読みたいな
        と思わせる作家さんです。多分・・・好きな作風
        いうことであげておきます。


5. Five books  I read a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5冊の本)

   よく読むというより、思い入れがある作品ということで
   選びました。前回のバトンと同じですので、今回は
   コメントをつけます・・・笑


二十歳の原点・・・高野悦子 ・・・
   20歳鉄道自殺した高野さんの日記ですね。
   当時自殺をしたかたの文章を読むということが自分の中では
   衝撃的な出来事でした。そういった行為をして
   しまった方の精神構造を知ってみたいという
   欲求が強かったんでしょうね。

誘惑者・・・・・高橋たか子・・・
   学生のときレポートを書いた作品なんですよ。
   だから・・思い入れがあるんですよね。
   一応国文科・・・笑

ノルウェイの森・・・村上春樹 ・・・
   発売当時・・大人気の作品でしたね。
   緑と赤の表紙がとっても綺麗だったのが印象的。
   今も大切にしています。

銀河鉄道の夜・・・宮沢賢治・・・・
   童話といえども奥が深い作品ですよね。
   死後の世界って、こういう世界なの・・・?と
   子供心に色々考えましたね。
  
          
サヨナライツカ・・・辻 仁成・・・ 自分と共通する部分が
                     あったからかな・・。

                   
6Two people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す2名)

  募集中です。・・・笑



続いて・ムービーバトン。

1. Total number of Movies I Own (所有している映画の本数)
 ビデオを合わせると50本ぐらいかな。

2. The Last DVD I Bought Was (最後に買ったDVD)
 28日に購入予定があるのでそれを書いてしまいますね。
エターナル・サンシャインです。

3.  Movie That I Went To Last Time (最後に観にいった映画)
 シン・シティです。

4.Five Movies That I Watch A Lot, Or That Mean A Lot To Me (よく観る、または特別な思い入れのある5本)

(1)眺めのいい部屋
コスチュームものは好き。ロマですよ。
イタリア・・行ってみたいな。草原いってみたいな・・。
キスシーン最高だよ・・・笑


(2)恋しくて
若い時みて、キュンとなった想い出が。
今もキュンとなるんだな・・・これが・・・笑

(3)ことの終り
レイフの中ではこれがすき。音楽も好き。
雨の中のキスシーンが気に入っているのよね。


(4)ゴット・ファーザー
男・・・・男・・・男・・・・の世界。


(5) ムーラン・ルージュ
この世界にどっぷり入り込んだら、ストレス解消しそう・・・。
ユアンのタンゴシーンが好きなのよね。



5. Two people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す2名)
 答えてみたいという方がおりましたら、声かけてね。

ミセス・シンデレラ  &  恋の時間

ミセス・シンデレラ・・・始まりましたね。うれしい~~。
たしかそのうち不機嫌なジーンも再放送始まると思いますが、
2作に共通するのは、内野さんが出演していること・・・です。

で・・久しぶりに観るシンデレラ・・。
懐かしいな・・。昔観た時よりもさらに、感情移入しやすくなっているようで怖いです・・・笑
専業主婦が主役になっているとやっぱり自分に置き換えてみてしまうところがあるんですよね。
恋がしたい・・・とかそういうことでなく・・(少しあるかな・・笑)
日常の些細なことに、うなずくことが多くなっていると思うんですよね。

このドラマの主人公・・義理のお母さんと同居、子どもができないで悩んでいる・・と・・かなりストレスのたまるような生活をしている女性なんですよね。
内野さんは音楽家さんなんですけれど、その方と出会い、
恋が始まる・・ていうお話。不倫っていえば、そうだけれど・・・笑
彼女の夫がね・・・マザコンだし、思いやりがない人だし・・
はては女いるしでね・・・。
彼女が不倫をするっていっても同情できる部分もあるんですよね。
この彼女がどんな恋をするか。。シンデレラのような世界って
どんなの?というところが見所になっているドラマだと
思うんです。

そんな前置きは別にして、繊細な役どころの内野さんを
堪能すればよいドラマですね。
あ・・・それにしても、この夫と親・・・嫌だね・・・・。




恋の時間・・・・これは今期に新しく始まったドラマ。
このドラマは、キャリアウーマンと専業主婦の姉妹、それぞれの
恋模様がメインのドラマ。
ここでも、専業主婦の妹・・大塚寧々さんの方に感情移入してしまいそうな気がします。
夫はあまり悪い印象がなかったけどね。
大塚寧々さんともしかして恋になるの・・・?と思われるのが
大森さん。おお~~~~いいね。私は声が好きですよ。
どうも彼も、サラリーマンではなく、芸術方面のお仕事の
ようです。


現実に、そんな出会いはなかなか少ないと思いますけれど・・・、
夢見るのはいいかな・・・って思いますね・・笑

音楽家との出会いってどこにあるのかな・・・・♪

テレビ東京 showbiz

日曜の夜は映画情報番組をみます。
全米トップテンもあるので、新作映画を
チェックするには好都合な番組です。

その中でも気になった作品。
4位でしたか、
ヒストリー・オブ・バイオレンス(原題)

クローネンバークの新作です。
なにが気になったかって。

エド様が出演しておりました。
主演はヴィゴですが、
エド様・・・今回はお顔が・・・泣

この手の映画はあまり情報がないほうが楽しめますよね。
来年の公開を首を長くしてまっております。

クローネンバーク作品といったら、何を思い浮かべますか。
私もそんなに観ている方ではないのですが
唯一劇場で観たのは、
スパイダー。これは愛しのレイフ様が出演しているので
夜の回の上映にもかかわらず、レッツ・ゴーしてしまいました。
早々と上映が終っってしまったわりと地味な作品ですが、
私は好きだな・・・笑

あとは・・デッド・ゾーン・戦慄の絆あたりが好き。
って、結構、好みの作品が多いのかじら。
でも、クラッシュはいまだ観ていないし・・。

ということで・・↑の作品公開・・期待しております♪

バガー・ヴァンスの伝説

バガー・ヴァンスの伝説
(2000年  アメリカ)

監督 ロバート・レッドフォード
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ 、カレン・テンコフ
原作 スティーヴン・プレスフィールド
脚本 ジェレミー・レヴェン
音楽 レイチェル・ポートマン
出   ウィル・スミス 、マット・デイモン 、シャーリーズ・セロン 、ブルース・マッギル 、ジョエル・グレッチ


1931年、南部ジョージア州サヴァンナ。
天才ゴルファーと期待された青年ジュナ。
しかし、第一次世界大戦に参戦したことから運命が変わる。
戦場で受けたショックからゴルフを捨て、今は酒に溺れる毎日を送っていたのだ。そこへ、名ゴルファーとの対決の話がもちあがる。
そんな頃、バガー・ヴァンスと名乗る謎の男がジュナのキャディーを申し出てくる……。

感想  レッドフォード監督作品。彼らしい真面目な作品だと
思いました。雄大なゴルフ場の風景、時折入り込む空の風景。
ゴルフボールが飛ぶ瞬間。映像はとってもきれいで、心が
洗われる様な気持ちになりますね。
世界恐慌あとのアメリカという時代背景も個人的には好みです。
人々が夢と希望を追い求めていた時代ですよね。
ただ、内容は、思っていたより、地味。
あっさりとしていますね。
伝説・・と大きく題名が出ていますが、そこまでのものは
感じられませんでした。そもそも、バガー・ヴァンスが題名に使われているので彼が主人公と思うのですが、活躍は目立ったほどでも
なく、ゴルファー、マットの方が話の中心になっております。
マット、イコール、バガーではないのですよね。
かつての英雄であったマットを、失意の底から引き出してくれる
人物として、バガー・・すなわちウィル・スミスが存在
するのです。影の人物、救いの人物ということですかね。

この2人の人物の他に、少年が絡んできます。この少年が
あまり可愛らしくなくってね・・笑  とっちゃん坊やみたいです。
ふけ顔・・・。
物語はこの少年が年をとり、過去を回想するカタチで
進められるのです。物語のナレーション的役割を担っています。
少年は、バガーとジュナの関係を傍で観ていた人間だったんですね。

ということで、どうも物語の組み立て方がイマイチのような気がしますね。主人公が誰だかわかりにくく、どこに話の中心をおくかが定まっていない分、どのエピソードも深みがないように感じられるのです。
ジュナには、恋人もいます。(セロンですが)その当たりの
絡みも、イマイチなんですよね。

ウィル・スミスの存在は、謎に包まれています。
ふらり・・と現れ、簡単にジュナのキャディーとおさまってしまいます。どうやら・・・彼の存在は、現実味のない人物に感じられますね。
背後関係が不明ですからね。
ジュナの救世主的な存在としてだけ描かれるのです。
ある意味・・ファンタジーともとれますね。
風の又三郎のような・・・・。

メインは、3人で争うゴルフトーナメントだと思うのですが、
ゴルフという競技が、派手さを感じないのか・・盛り上がりに
かけるんですよね。確かにホールイン・ワンになったときは
歓声もあがりますが、
競馬や、ボクシング、はたまた野球は、勝敗が目に見えて
わかり、ドラマチックさを感じるのですが、
ゴルフは動きが少ない分、どうも盛り上がりにかけるような気がします。
私が馴染みがないスポーツだからかもしれませんが。


他のゴルファー2人はなかなか見所があったと思うのですが、
ジュナ演じるマットが、優秀なゴルファーにはちょっと見えなかったな。
ウィル・スミスのスウィングはとっても決まっていたけどね。

マットの精神的サポートの役目をしていたということで、
派手な活躍がなかったのも見るほうにとっては、少々残念です。
音楽は相変わらず、良かったですけどね。レッドフォード作品の
音楽と映像は好みなんですよね。
baggervance0.jpg

みかん狩りに行ってきました

みかん狩りにいってきました。
ちょっとすっぱかったです。
食べ放題で、お土産つきでした。
渡された袋に、10くらい入れられるんですよね。
とうぶん・・・デザートはみかんです・・笑DSC03498jpg.jpg

ダークシティ

ダークシティ  (1998 アメリカ)

監督:アレックス・プロヤス
出演者:ルーファス・シーウェル( ジョン・マードック)
ウィリアム・ハート(バムステッド警部)
キーファー・サザーランド(シュレーバー博士)
ジェニファー コネリー( エマ)、リチャード オブライエン


黒いコートの一団.
滅びゆく種族である彼らは“魂"を得るべく、
人間である住民を連れて来て、日々新たな記憶を“刷り込み"して
実験している。
しかし、マードックだけは、自分達の思うようにいかない。
おまけに彼は、チューンという超能力をもつようにまで
なってしまった。
進入者たちとマードックの戦いが始まる。



感想  バスタブで目覚める男。始まりはソウ・・を連想させる
雰囲気です。サスペンス映画のにおいはしますが、
これはSF。冒頭で、かなりの説明をしてくれるので、
親切なつくりとなっています。
今の自分の記憶は自分のものでなく・・全部作られたもの・・。
こういった記憶を巡る物語って、やっぱり面白いです。
たぶん、突っ込みどころはたくさんあると思うんですよね。
なぜ、主人公だけが超能力をもてたのか・・とか、
主人公と同一化することで、この宇宙人たちのそもそもの目的は
達成できるのか・・それでいいのか・・・、記憶を変えられた人間
たちは、なんの混乱もなく生活できるのか・・とか。
主人公の起こした殺人事件はいったいどう片づくのか・・・
考えたらきりがありませんけど。
すべて、最後の超能力合戦ですっきりさせるというのもどうかとは
思うんでけど・・・でも、惹きつけられてしまう魅力がある
映画でした。前半の不安を感じさせるような音楽も
よいですよね。

主人公のマードック役のルーファス。すごい目力・・。
濃いですね・・・・。
ストレンジャー・・・宇宙人集団。いいですね。
足も手もきちんとしていて・・笑
ちびもいたし・・。集会しているシーン
は、視覚的に好きでしたね。非常に妖しい・・・笑

記憶を挿入するときの・・・機械は・・先端がドリルみたいに
なっていて・・それをブチュ~~と頭に刺すんですけど。
それは・・・気持ち悪かったですね。

最後キーファーが主人公に、記憶を植え込むところ・・
洗脳ぽいシーンがあるのですけど、あれが結構、ツボに
はまりました。


ウィリアム・ハート・・SFにもよく出ているのね。
私・・アルタード・ステーツも面白く観ることが
できたから。彼のSF作品には期待しているのよね。
今回は最後が哀れでね・・。渋く決めていた分
残念に思いました。

ジェニファー・コネリーが、映画の中で最初に歌っていた
あの歌・・・なんだっけ。良かったな。
エンドロールでも流れるんですけど・・・なんだろう。
聞いたことあるんだけどな。

この映画のキーファー・最高だよ・・笑
博士・・人類を裏切っていたかと思ったんですけれど
本当はいいやつだったんですよね。
正義の味方よりこういった危うい役のほうが好だな・・笑

意外と面白い作品だと思いましたが、見る人選ぶかな。
私もガラスを割ってキスして欲しいな・・笑


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テイキング・ライブス

テイキング・ライブス

(2004  アメリカ)

監督:D.J.カルーソー
出  アンジェリーナ・ジョリー(イリアナ・スコット捜査官)
イーサン・ホーク ( コスタ)
キーファー・サザーランド (ハート)
ジーナ・ローランズ( アッシャー夫人)
オリヴィエ・マルティネス(パーケット )
チェッキー・カリョ ( レクレア)
ジャン=ユーグ・アングラード( デュバル)

サイコキラーと女性プロファイラーの心理戦を描いた、A・ジョリー主演によるクライムサスペンス。


感想  テイキング・ライブス・・・他人の人生を乗っ取ってしまう
ことだそうです。
サイコサスペンスというと羊たちの沈黙とかセブンとか・・傑作が
ありますよね。どちらも好きな映画ですけど。
それらに及ぶ作品には、これはならなかったね・・・という感想です。
傑作を作り出すというのは難しいのですね。

これほどの豪華出演者・・・なかなか実現できないのでは
ないでしょうか。この映画を観る目的は、この豪華出演者を
堪能するため・・・です。結局・・A・ジョリーと、イーサンの
映画にしかなっておりませんでしたけどね。

冒頭の雰囲気は結構好きでした。
セブンを意識していたところありませんか。
でもセブンは最後まで犯人がわからないでしょ。
この映画は・・・すぐわかってしまいます。
これがまず致命的。
どうしたって・・観るからに妖しいでしょ・彼・・笑
犯人がわかっていても、面白い作品はいくつかあるけれど、
この映画の場合・・・それ以上・・興味深い展開が
ないのですからつまらないのですよね。

他人の人生をのっとってしまうというアイデア自体は
面白いと思うんです。でも、どうやって、今まで生きてきたか
ということがストーリーの中で少しも、触れていないので
嘘ごとにしか感じられないのですよね。
のっとられた人間だって、今まで他人とかかわって生活してきている
わけですから、それらを全部ひっくるめて騙し続けるって言うのには
無理があるわけでしょう。それも1人ならともかく、何人も
やど狩り状態で住み替えているっていうのも、信じがたいことですよね。
それに関して、説得力ある説明があればいいのですが、
ぜんぜんないの。
ここはやっぱり疑問を感じるところですよね。

先にラストについて書いてしまうのもなんですが・・
どうにも・・この結末が面白くない・・・笑
今までボロを出さないで生きてきた犯人なのに
あんな行動するかな・・。
彼女を本当に愛しているから・・か?
母親に関してと同じ歪んだ感情が、あると推測したからか。
でも・・そんなに簡単にあの手の策略に引かかってしまうのは
サイコな犯人としては安易すぎないかと思います。
おとりだって・・そこに気づかなきゃ・・・犯人。
話の流れを観ている限りA・ジョリーが
あんなおちぶれた姿になるとは思えなかったですよ。
たとえ、おちぶれても・・・絶対・・あんな姿にはならないはずだと
思うんですよね。だって、殺人犯の**だよ。
女としてのプライドが許せないよね・・・普通。
あれがもし本当だとしたら、逆に怒っていたかもしれないよ。
でも、あの騙し・・かなりの根気がいることですよね。
女の執念を感じたことは確かですけどね・・・。


で・・・最初の方に戻して・・。
A・ジョリーは、プロに徹した女性ということですよね。
確かに・・食事している時まで、グロイ死体を見るというのは
並みの神経とは思えないです。
そういうキャラは実に頼もしかったです。
できれば・・その技というか、カンを最大限に生かして
いい働きをして欲しかったですね。
あんな簡単にね・・・
恋愛に走るって・・どうよ・・・。

上司のチェッキー・カリョ がね・・
「君は訓練中にいくつもの誘いがあったけど、のらなかっただろ・
だから事件関係者と恋に落ちるなんて考えるのはよせ。
判断をあやまるような女性ではないと思っているよ・・」
こんな感じのことを言っていたでしょ。
訓練しているなら・・・なぜ、安易な方向に走ってしまうんでしょうね。
もっとプロ意識持たないと・・・ダメ。ダメ。
偉そうなこと言ってわりには、一番・・・ダメな
捜査官なんですもの・・。情けないです・・・

映画・・・途中で恋愛劇になっていくんですよね。
なぜ・・・・泣。
この恋愛・・すごくエロかったんですけど・・・わお~。
サスペンス云々は吹っ飛んでしまいそうでした。
イーサン・・興奮しすぎ・・笑


アングラードとチェッキー・カリョ って、ニキータのメンバーですよ。
もっと活躍して欲しかったと思ったのは私だけでは
ないはず。とくにアングラードに関しては途中でね・・
あんなカタチって・・そりゃ・・・ないですよね。

そうそう・・この映画にもキーファ出てきますが、
24のジャックそのものに見えてしまうのは何故?
私的には・・・イーサンを壁に寄りかかりながら・・呼び出すところがいい感じ・・・。指がね・・パラパラ・・動いて、
いやはや・・・魅力的・・笑
でも、追っかけられていても・・どこかで、いや・・コイツは
正義の味方で、皆を騙しているのに違いないと思ってしまう
私って24の引きずりすぎ?
完全にイカレタ状態で鑑賞している自分に気づいた次第です。

映画館まで観にいくまではないかなと思える作品でした。
が、映画中、驚かし場面が2,3あるのですよ。
これは劇場の方が迫力があるかもな・・・って思いました。
劇場で観たかたはいかがでしたか・・。

この映画・・DVDの特典についていたNG集が
とても興味深くてね。それを見ることができただけでも
良かったですわ。
みんな楽しそうに演技しているんですよね・・。
そういう風景見ることができて、それだけでうれしくなりました。
どういう感想・・よ。

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フォーン・ブース

フォーン・ブース (2003 アメリカ)

監督:ジョエル・シューマカー
出演:コリン・ファレル、フォレスト・ウィテカー、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ


マンハッタン、タイムズスクエア。自称一流のパブリシスト
スチュ(コリン・ファレル)は軽薄で傲慢な性格。
今日も朝から携帯電話片手に慌しく動き回っている。
街角にある1台の電話ボックス(フォーン・ブース)に入った
ことから運命が変わる・・。


感想  80分ちょっとの短い映画。
舞台は電話ボックスオンリーで、ほとんど会話でみせるという
カタチでした。コリンの出ずっぱりの芝居は、
興味深く見ることができましたよ。もしかして・・きちんと
彼を見たのは今回はじめてかも。素肌の涙以来・・・(一応出ている)
最初は強気でいた彼が・・・・・だんだん気弱になっていく姿が
こちらにもずんずん・・伝わってくるようで・・面白かったですよ。
結局・・・あれ・・犯人って、性格悪の方を戒めるような
意味でこういったことを起こしたってことですかね。
ということは、捻じ曲がった考え方だけど正義の味方でもあるわけですか。汚れきった世の中を正す・・・という意味でね・・。
快楽殺人というだけではなかったのですね。
いや~~~、もっと救いようのない犯人像かと思っていました。
でも彼の悪と言うのが・・奥さんの他に別の女に
気が向いていた・・・というだけなら、ちょっと可哀想かも。
別に愛人関係を、結んでいたわけではなかったし・・。
指輪はずして電話するとか、携帯からかけなくて公衆電話使う
なんて、恐妻家に違いないですよ。たいした男ではない・・笑
どうせなら・・・犯人。。もっとリサーチして、人物を選定しても
良かったのにって・・。いや~、都会の真ん中、誰にでも
災いがおこりゆるという、警告でもありなら、こういうどこにでも
いそうな人のほうがいいのかな・・。

電話は相手がわからないんだものね。私達は気軽に、出てしまうけれど
実はそこに恐怖が潜んでいるって言うことも大いにありますよね。
その応対で逆恨みされる世の中でもありますしね。

最後は軽くひねり・・がありましたね。
実はこの映画・・・犯人はほどんど声で登場しているのですが・・。
見る前から・・・この声の主・・知っておりました。
それが目的で・・見たわけですから。
いや~~、ファンならすぐにわかってしまうかもしれませんね。
やっぱり、特徴ありますよね・・・あの声。
でも、あの声・・・・好きだわ・・・笑

アイデア勝負の映画だと思いますけど・・
まあまあってとこかな・・・。
色々情報得てからの鑑賞でしたから・・・・。

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24サードシーズン

24 シーズンⅢ

 フジで、深夜放送されていた24、のⅢシーズン。
すでに、レンタル屋さんには並んでいるので、
観た方も多いとは思いますが、レンタルするまでにはいかない・・
私にとっては、こういうテレビ放映はありがたいです。
ⅡもⅠもテレビ観賞なので、フジには、感謝しております。

さて・・・ここ数日、24の毎日でした。
なにせ、一日2話~3話ですから、頑張ってみないと
いけないのですよね。その分、最後まで鑑賞できたときは
喜びとともに虚脱感もおそってきました・・笑

今回は、細菌テロ。怖いですね。
目に見えないものの恐怖というのも・・・。
いかにもこれからの世、ありえますよね。


以下・・ネタバレ。
息もつかせない展開はシリーズⅢでも健在。
あの人は・・この人は・・・登場するのだろうかという期待に
答えるべく・・・しっかり見所をつくってくれましたね。
ニーナもシェリーも出演していた・・・それはうれしいことでは
ありました。だって、この2人の悪女が出てこないと、迫力に
かけるんだもの。
しかし。。。ほとんどの人物が今回死んでしまいましたね。
なんだか・・・淋しいな。
トニーは、最後捕まってしまったようだけれど、
Ⅳには登場するのかな。登場するなら・・どんなカタチなんだろう。
楽しみです。

いつも、ジャックの心配の種になるキム。
今回は、CTUで勤務しておりました。パパのコネですね。
手元におきたいという気持ちはわかるけれど、CTUは危険でしょ。
だって裏切り者が多すぎるもの・・・笑
娘可愛さ・・・が今回も目だっていましたね。
トニーが、ミシェルを助けたいという気持ちもジャックなら
わかってくれるかな・・・と思いましたが、
任務遂行のためには、そんなことはできん・・・ということ
なんですね。でも、自分の娘がおとりになるというと、
ものすごく怒るじゃん。他の人が、最愛の人を守ろうという気持ちだってくんであげてもいいんじゃあないのかな・・・と思いました。
ヤッパリ・・・ジャックは非情だよね。

シャペルの件にしてもどうよ・・。
私・・あれは、カモフラージュだとず~~と思っていたんですよ。
殺したと見せかけて、引き渡したとか。
一定時間だけ死亡にみせかける薬かなにか・・(そんなものあるのか)
飲んで眠らされたとか・・。
でも、シャペル・・本当に死んじゃったんですね。
なんか・・あまりにも浮かばれないというか・・・なんというか。
かわいそう過ぎる・・。

そういえば・・・・・ガイルだってね。
スパイのふりをしてみんなを騙していたのも作戦のうちだなんて。
いかにも妖しかったから・・てっきり・・裏切り者かと
思いましたよ。
最後は・・・ウィルスにやられちゃたしね。
一生懸命に頑張ったのに・・・彼も可哀想過ぎる・・。

ミシェル・・ウィルスにかかっているのか・・・心配したけれど、
本当良かった・・無事で。でもあの状況で、1人ぴんぴんしているっていうのも無理があるかな・・・とは思いますね。
でもトニーの奥さんだし・・・彼の悲しい顔は見たくは
なかったから・・・これでよし・・笑


チェイス・・・頑張ったよ・・彼も。
最後・・何?  手・・・どうするのよ。?え~~~嘘・・・。
ジャック・・やめてよ・・・・。
苦渋の選択でしたよね.   彼・・このままCTUで現場捜査に
携わるのは危険だもの。キムとの幸せを考えれば
内務勤務は正解かもしれませんよね。
物語の前半ではジャックに殺されても仕方がない状況に
追い込まれていましたよね。
ジャックは、味方を危険にさらしてまでも、任務遂行するからね・・。
危険な男だ・・・・

大統領・・今回は弟の不倫の尻拭いという、ちまちました
お話に振り回されましたね。
だから・・・最初から弟を辞めさせておけば・・・よいものを・・
いや・・・シェリーを呼んだのが間違いのもとかな。
これで。。。大統領の地位は終りなのかしら。
残念だわ・・。

見所も一杯詰まったドラマでした。
でも、あまりにも起こった出来事が多いので・・・
整理できないうちに・・忘れていきそうな気もします・・・笑

Ⅳは1年後の放映でしょうか。
またの機会を楽しみにしています・・。




白線流し  ~夢見る頃を過ぎても~

白線流し

 先週の金曜日・・白線流しの最終章・・が放映されましたね。
実は私・・白線流しのファンです。
舞台になる松本市・・・の風景と、出演者たちにほれ込んでいましてね結構・・シリーズを楽しみにしておりました。
かれこれ・・10年ですからね。
最初の方はリアルタイムで観る事ができなかったのですが、
再放送でクリアー。
きちんと内容・・把握しているドラマなんですよ。
フジでは・・・これと、北の国からが、
時間を追った・・ドラマとしてあげられますよね。
ドラマの内容が、現実と同じような時間で流れていくドラマというのは
見る人にとっては興味深いものですよね。
出演者たちも当然歳をとっていくわけですし・・・・。
とてもリアルに感じることができるからです。

さて・・・今回の白線流し。
出演者は・・長瀬智也(渉) 酒井美紀(園子)
 京野ことみ・ 柏原 崇・ 馬渕英里何・ 中村 竜
 遊井亮子・

が、メインです。
私は。。柏原 君と酒井美紀ちゃんが好きなの。
ラブレターという映画でも共演しているんですが、個人的には
お似合いカップルだと思っているのです。ドラマでは
長瀬君がお相手なんですけどね。

今回の内容・・
 <園子たちが松本北高校を卒業してから8年。
渉は海外青年協力隊で知り合った美里と結婚して2年たっている。
美里の叔父夫婦が営む製材所で働くため・・岐阜県に。
子供はいないが幸せであった。しかし、最近、美里の体の調子が
おかしい・・。
渉と別れを告げた園子。
母校・松本北高校の教員として3年の副担任をしている。
教え子である若いカップルの起こしたバイク事故に頭を悩ませている。

まどかは一児の母となった。警察官として働く慎司と1歳になる息子
慎吾と暮らしている。しかし、子育てと看護師の仕事の両立で
イライラの毎日。

優介は東京で弁護士。
茅乃はスタイリストとして活躍する・・。
冬美は、ホテルでウェートレス。
同棲中の士郎が失業している態度に腹をたてている。

そんな中、想い出の天文台閉鎖の話が持ち上がる。
久々の再会を企画するのだが・・結局集まったのは、園子と優介だけ。
2人は急接近する・・。

感想
 全体的に、早い展開だったように思います。
教え子のエピソードまで入れたことで、いっぱい、いっぱいに
なってしまったように思います。
やはりメインは園子と渉の関係でしょ。結果的には
答えを明確にしていなかったけれど・・
感じのいい終わり方ではありました。
それぞれの夢に向かって再スタートをきるという幕切れは
心地いいものですよね。
美里さんの扱いは・・・ちょっと可可哀想な気もしましたけど。
あと、優介についても同様。
園子は優介にひどいよね・・・と思ったのは私だけでは
ないはずだけどな・・・笑
それでも友達でいられる・・この仲間は偉いと思いますよ。

もっともっとみていたかったけれど、これで終りなんですね。
最後のプラネタリウムのシーンで、過去の名場面の回想シーンが
盛り込まれるのですが・・
そこが一番良かったです。

青春っていいな・・・。
スピッツの歌も爽やかでいいな。
未見のかたは、是非、最初からどうぞ・・。
園子のセーラー服が、可愛いのよね・・。

ビフォア・サンセット

ビフォア・サンセット  (2004  アメリカ)

監督:リチャード・リンクレイター  
出  イーサン・ホーク
   ジュリー・デルピー  

ユーロトレインの車内での出会い。
そしてウィーンでの一夜。
恋人までの距離から9年。ジェシーとセリーヌは、
パリで再会する。 
過ごせる時間は彼がNY行きの飛行機に向かうまでの85分。

感想  前作に続けて観ました。
前作のファンの人には待ち遠しかったでしょうね。
なにせ、映画と同じ時間が流れているんですものね。
そういう意味では私は損かも。
だって、ウィーンで別れてからの半年後の再会があったのか・・
なかったのか・・・すぐに結果がわかってしまうんですものね。
9年前に観た人はきっと、自分の中で物語を組み立てていたかも
しれないのに・・・。う~~ん、悔しい。

久しぶりの再会はジェシーの出版記者会見。
過去に素敵な想い出をもっている2人。
別れの時約束した半年後の再会を果たせないまま9年の月日が流れ、二人は遂にパリで再会する・・・という話ですが、
これといって、大きな展開があるわけでもありません。
ただ会ってお話するだけ・・。

久しぶりにあったのに、つい昨日までお話していたかのように
流暢な会話をする2人。この年月を経ても変わらない2人に
まずうれしくなってしまいますよね。
2本続けてみたわけですけれど、実は・・・年代的にも近い
こちらの2人のほうが共感しやすかったです。
もちろん、前作も素敵な恋の姿を見せてもらえたので、
良かったですけどね。甘い気持ちも甦ってきたし。
でも今回の状況は甘いだけではないでしょ。
色んな経験を積んできているっていう
重みを感じるんですよね。
イーサンは結婚したみたいだけれど、
ギクシャクしているようだし・・・セリーヌは恋人はいるけれど、
あまりあっていないようだし・・。
この2人・・9年たってもお互い気持ちはあの頃のまま・・というのが
わかってくるんだけれど、前半はお互いに気持ちを
探り合うような会話。
再会の場所にいったの・・・?いかなかったの・・・?という
感じ・・。
そのうち、真実も見えてきて・・・。

セリーヌがクルマの中で、本音吐き出すところが
なんともいえなかったな・・。
イーサンが彼女を手放したくないという思いにかられて、
別れを引き伸ばす姿も・・なんだかせつないな・・。
挙句の果てはお部屋まできちゃったし・・。


最後の最後まで・・別れを惜しんでいたけれど・・。
これからどうなるのかしら・・・・。
彼女の素敵な歌を聞かせてもらえて、イーサンも決意が鈍るよね。
飛行機の時間が迫っているのに・・・どうするのよ・・・。
続編はいつかな・・。
どこで出会うのかな・・・・。

私・・・・久々に会った2人が、めでたしめでたし・・風に
結ばれました・・っていうストーリー展開にならなくて良かったと思いますよ。。
前作と同じように・・・観客にゆだねるカタチこれが一番いいかも。

いつまでもいい関係が続いて欲しいと願っている・・
ただそれだけかな・・・。だから結ばれなくてもそれはそれでよいかとも思っていますね・・・


これはこの映画を越えてしまうんですけれど・・
素敵な想い出を共有している人と、久々に出会うという
シチュエーション・・・いいですよね。
ちょっと自分のことに置き換えてしまいました。
それは・・秘密・・・笑

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離〈ディスタンス)

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離〈ディスタンス〉

(1995年アメリカ)

監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター 、キム・クリザン
出演者:イーサン・ホーク 、ジュリー・デルピー 、エルニ・マンゴールド 、ドミニク・カステル

ベルリン映画祭(1995年)第45回 監督賞(リチャード・リンクレイター)

ウィーンで列車を降りて、14時間だけ恋人になろう・・
2人だけのロマンチックな時間

感想  やっと鑑賞できました。
色んな方の感想が良かったので観るのを楽しみにしていた
一本です。もちろん、続編とあわせての鑑賞でした・・。
列車の中で偶然であったジェシーとセリーヌ。
意気投合した2人は、途中下車してウィーンの町を歩き回ります。
人生、恋愛についてお互いに語り合いながら・・。

アメリカ映画なんですね。ヨーロッパの映画のような気がしました。
こんなに会話だけで埋め尽くされた作品も珍しいのでは・・。
本当に会話だけですので、多少好みが分かれるかもしれませね。
私はこういった作品は嫌いじゃあないので、全然OK.
会話の内容が安っぽかったりするのでは、
興味がもてないのですが、この2人の会話ってとっても知性的
なんですもの。
会話の中に、その人の物の見方考え方が
リアルに表れているんですよね。
ああ・・私だったらその意見に賛成だとか、そう思うなら
私ならこう思うわ・・って、観ている私も参加したくなるくらいの
素敵な会話でしたね。でも私が話したら、ああはうまく
いかないかも・・笑
私は・・初対面の人に、じゃんじゃかおしゃべりするっていうのが
ちょっと苦手なので、ある意味憧れでもありますね。

それにしても次から次へと
よく言葉が出てくるな・・・って感心してしまいましたよ。


恋愛している中でね・・・・ただ見つめるだけで、相手の
本心がわかるとか、仕草、素振りで、いいたいことが理解できるとか・・・そういう段階にたどり着くまでには、
ある程度の時間がかかるわけでしょう。
知り合ったばかりは、・・・やっぱり、会話なんですよね。
だってお互いわからないものね・・

ロマンチックなシーンの多い映画で、ウン年前に観ていれば
絶対・・憧れるなって思いました。
今でも少し思いますけれど・・もうね・・・笑

個人的に好きなのは喫茶店のシーン。
お互いお友達に電話をするっていう設定で各々の心境を告白する
ところなんですけれどね・・・。
この間接的な表現がなんともいえませんよね。
セリーヌは男の口調でお話しているし・・・。笑ってしまうけれど
非常に素敵な場面よね。
もう一つね・・
別れの近くなった2人・・早朝の街を歩いていると、
地下のお部屋の窓から音楽が聞こえてくるシーン。
バッハ・・のゴルトベルクですよね。
そのときの2人の反応が、これも素敵でね。。
こうやって、スッと、洒落た行動を起こせる2人に、
嫉妬さえ感じてしまいました。

最後2人はどうなるのかな・・・
これから先は秘密・・っていう感じで、観る人にゆだねて
いましたね。それもまた・・いいものですよね。

ところで・・観覧車の中のキスシーン。イーサンのしたいけど・・・どうしようかな・・と戸惑っている感じが可愛かったです・・笑
対する彼女は「キスしたいの・・」なんて言っちゃっているし。。
最初、列車内で読んでいた本も、イーサンは、クラウス・キンスキー
の自伝で、ミーハーぽい印象だったけれど、彼女はバタイユの
「マドモアゼル・エドワルダ」・・なんだか難しそう・・。
フランス女性の方がややリードしているかしら・・って気もしました。
あ~~私にも誰か詩を作って欲しいです・・・笑

復讐者に憐れみを

復讐者に憐れみを  (2002  韓国)

監督 パク・チャヌク
出  ソン・ガンホ
   シン・ハギュン
   ペ・ドゥナ 、イム・ジウン 、イ・デヨン


聞くことも話すこともできないリュ(シン・ハギュン)は、
腎臓病の姉(イム・ジウン)のために臓器密売組織に、
全財産と腎臓を提供するが、結局、騙されてしまう。
彼は恋人のヨンミ(ペ・ドゥナ)と会社社長の娘の誘拐の計画を立てる。

感想  復讐三部作”の第一章。この後『オールド・ボーイ』、
そして「親切なクムジャさん」と続くそうです。

私・・オールド・ボーイは好きな作品なのです。
残酷でも理不尽でも・・あのテンポのよいストーリー展開と、音楽
の効果、インテリア等・・ツボに嵌った作品でした。

ですから・・この作品を観てみたのです。
が・・期待していたものとは違ったかな。

復讐っていう意味では同じでしたけれど。
受け入れがたい部分がどうしてもあったもので・・。
善悪の意味とか・・・復讐の無意味さとか・・・、社会に根付いている
悪(臓器移植集団・・・ね)とか、考えるべきものはあるのだろうけれど、なにせ、映像に耐えられませんね・・・。
オールド~とどこが違うんだ・・といわれちゃうと困るのですが、
あちらはどこか、リアリティーな部分がないように感じたのですが・・
こちらは、色んな意味でリアル。
「シン・シティ」のあとにこの映画鑑賞って言うのも
どうかと思いますが・・・・笑。

以下・・・ネタバレ・・。

子どものシーンがありますよね。
まず、アレがダメ。火葬で骨が解けるシーンなんて、耐えられない
ですね。

妙な笑いが入りますよね。あれがダメ。浮いているんですもの。
笑をとろうという姿勢丸出しで・・・あ・・・ダメ。違和感ありあり。

復讐場面が具体的過ぎます。
かかとが。。パックリ。・。開いちゃうとか。
ペ・ドゥナの拷問も、耐えられないですね・・。趣味の悪さを
感じます。
そうかといえば・・あの大胆ラブシーン。なぜに...
?これも必要性の意味があるのかと疑問です。

テンポがゆったりなんですよね。セリフも少ないし。
これもダメ。。

聴覚障害の彼はお姉さんを救うために、誘拐をしますよね。
このお姉さんとの関係が・・・オールドと重なって・・・なんだか意味深。オールドのときには、気にはならなかったのですが、
この作品でも設定として使っているとわかったとき・・・
なんだか嫌な気分になりました。こういう設定が好き・・ってことですかね・・う~~~ん・・。


浅い見かたしかできなかったのかもしれませんが
イマイチだったかな・・・・。
好みでなくてもそれなりに面白く見ることのできる作品はいっぱいあるのですが、これは、はっきりダメでした・・・・泣
あ・・聴覚障害の彼・・市川染五郎に似ていましたね。
評価高い人もいるんですよね、この映画。だから人の感想って
面白いですよね。感じかた人それぞれで・・・。
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テーマ : 韓国映画
ジャンル : 映画

サーティーン  あの頃欲しかった愛のこと

サーティーン  あの頃欲しかった愛のこと

(2003  アメリカ・イギリス)

監督  キャサリン・ハードウィック 
脚本: キャサリン・ハードウィック 
    ニッキー・リード 
 
出  ホリー・ハンター(メラニー・フリーランド)
    エヴァン・レイチェル・ウッド(トレイシー・フリーランド )
ニッキー・リード ( イーヴィ )
   ジェレミー・シスト(ブレイディ)
   ブラディ・コーベット(メイソン・フリーランド)
   デボラ・カーラ・アンガー ( ブルック)
   キップ・パルデュー( ルーク)
    サラ・クラーク ( バーディー)

13歳のトレイシーは、シングルマザーの母メラニー、兄メイソンとの三人暮らしをしていた。
学校で一番ホットな少女イーヴィに憧れ、彼女のようになりたいと
願いはじめたことから、次第に様子が変わってきた。
イーヴィのファッションを真似、盗んだ大金で彼女と一緒に
ショッピングをしたことから、急接近。行動を常にするようになる。


感想  13歳で脚本、14歳で主演、15歳で新人賞受賞という、ニッキー・リード。中学生が脚本ね・・・ということでチェックしてみた
作品です。ちなみにサンダンス映画祭では監督賞に輝いたそうです。

大人の階段を登っていく過程では親への反発は当然
あるわけ。従順でい続ける子どもってかえって怖いものだと
思います。
でも、極端に生活パターンが変わっていくのにはなんらかの
原因があると思うのです。アメリカ版積み木崩し・・・みたいな
展開でしたが、親には暴力をふるってはいなかったかな。

家庭環境が複雑というのは大きな要因になると思うけれど、
そういう状況だからこそ、親は子どもの心をしっかり捕らえていかないといけないと思います。やっぱり最終的には親の責任でしょう。・・
偉そうなこというけれど・・・うちはこれからですからね。
こういう映画を肝に銘じて、子育てしていかなくては
いけないかな・・・って思いました。

トレイシーは、学校で一番イケテイル女の子、イーヴィに
憧れを感じます。家庭では、ママと仲良しの普通の子っていう印象だったんですけれど、彼女と付き合うことで生活態度が一変してくるのです。素敵なファッションや行動に憧れを持つっていうのは
思春期の子にはよくあることかな。
特に女の子って、友達と同じようなものを持ちたいとか、
目立った格好をしたいっていう意識が強いような気もしますし。
仲間はずれを極端に嫌うって言うのも女の子独特ですよね。
群れたがる・・・というのもよく聞きますよね。
あと、特定の友達にべったり・・というのも
まさに、女だからこそ・・・・・って感じ。

こうやって見ていくと、友達選びって、重要な気がしますね。
近くにいる人の影響力は大きいということですよね。
どんな状況でも私は染まらないわ・・・っていう意志の強い子なら
平気だろうけれど、流されやすい子ってダメなのかな。

それにしても、アメリカの女の子・・道それてしまった女の子達の
ファッションって過激ですよね。舌ピアスとかおへそピアスとか・・。
13歳でもうやってしまうんですからね。
それから、ドラック、飲酒、セックス・・と
定番になっていくんですね。
日本人も気をつけなくては・・・。

ホリー・ハンター、綺麗なママさんでしたよ。若いな・・・って
思いました。
娘と姉妹みたいでした。後半の演技は熱演でしたよ。
自分なりに一生懸命やっていたみたいだけれど、肝心なところで
娘の心・・考えてやれなかったんだな・・。
でも最後には、娘を守ってあげられるのは自分だけしかいないという
ことに気づいたみたいで、とても後味のよい終り方だったと
思います。
でも親同士の責任のなすりあいは見ていて気持のいいものでは
なかったし、女友達との別れもちょっとむなしさを感じたかな。
一体・・・なんだったんだろうね・・2人の関係って。
友情はなかったの・・・ってね。

あ・・この映画24のニーナが出てきました。
ビックリ~~~~

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

シン・シティ

シン・シティ

(2005  アメリカ)

監督  ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー
    クエンティン・タランティーノ

出  ブルース・ウィリス(ハーティガン)
   ミッキー・ローク ( マーヴ)
   クライヴ・オーウェン(ドワイト)
   ジェシカ・アルバ( ナンシー)
ベニチオ・デル・トロ(ジャッキー・ボーイ)
イライジャ・ウッド(ケビン)
ブリタニー・マーフィ(シェリー)
デヴォン青木(ミホ)
ジョシュ・ハートネット(ザ・マン)
ロザリオ・ドーソン(ゲイル)
マイケル・クラーク・ダンカン( マヌート)
ニック・スタール 
(ロアーク・ジュニア/イエロー・バスタード
カーラ・グギーノ ( ルシール)
マイケル・マドセン (ボブ)
ジェイミー・キング(ゴールディ/ウェンディ)
アレクシス・ブレーデル(ベッキー)
ルトガー・ハウアー( ロアーク枢機卿)
パワーズ・ブース( ロアーク上院議員)


犯罪以外は何もない“罪の街=シン・シティ”。
その町で3人の男たちが愛するもののために
闘いをはじめる。
屈強な肉体と醜い傷をもつ前科者マーヴは一夜を共にした
娼婦ゴールディの仇をとるため。
殺人罪から逃れるため、自らの過去と顔を捨てたドワイトは昔の
恋人で娼婦のボスであるゲイルのため。
凶悪な幼女連続殺人犯を追って、引退の夜を迎えたハーディガン刑事は
助けた少女ナンシーの命と引き換えに無実の罪で刑務所へ。
8年後再び、最愛のナンシーに危険がおよぶと知り、
彼女を助けるべく悪へと立ち向かう・・
それぞれの男たちの運命は・・


感想  アメコミの映画化だそうです。
もうちょっとソフトな映画かと思っていたのですが、
ずいぶんとグロイ世界が展開されていて、正直驚きましたね・・笑
ハードボイルドは好きですけれど、これ・・ホラーと見間違うほど
目を覆いたくなるところがいっぱいありましたからね。
でもモノクロでしたし・・(部分部分、ポイントカラーとして
色がついていましたけれど)、気持ち悪いところも多少なりとも
カバーできたかな・・・て思います。
好みの作品ではないけれど・・笑・・
出演者がなにせ豪華でしょ・・。
やっぱり観にいってしまうんですよね。

ストーリーはオムニバスで3つ。一つのパートの中にさりげなく
他のパートのお話にかかわる人物が登場していて、
すべてに関連があるようなつくりになっています。
パルプ・フィクションのような感じね。
コミックが元なのでどれも誇張されているし、
内容については、殺し・・殺し連続なので、気分の良いものでは
なかったですね。
どちらかというと男性向けかなって気もします。
男たちは、ひたすら渋くかっこよく、
女たちは、ものすごくセクシー。
娼婦軍団なんて、すごい格好ばかりでしたからね。
あんなので町をうろつかれると落ち着かないだろうね。

まず、エピソード1。ブルース・ウィリスのパート。
1となっているけれど、最初が導入部で最後にお話の決着(8年後の彼)を持ってくるという形になっています。
お話的には一番ロマを感じる作りじゃあないかな。
おじさんと少女の純愛ものとしてつくられていたから。
ウィリスにとってはなんともおいしい役でしょ・・笑
彼のお相手はジェシカ・アルバ。
あの腰のくねりが最高ですよ。まね・・・できないですよ。


エピソード2はミッキーロークのパート。
実は彼の顔を確認するのもこの映画の目的でもありました。なんたって
ひさしぶりだもの・・
ちょっとあの顔じゃあわからなかったけど・・笑
ブルース・ウィリスとクライヴ・オーウェンと同じ扱いに
なっているなんて驚きでしたよ。あの体も彼のものなんですよね。
ものすごい体つきで、素晴らしいな。ゴリラになっていました
けれど。歩く姿が動物的なんですもの。
ここのパートでの見所は、イライジャ・ウッドかな。
セリフもないし、これまた顔もよくわからないのですけれどね、
今までのイメージを覆すようなキャラでしたね。
いい人じゃあなかったです。
いつもいい人のイメージしかなかったから・・・驚き。
でもね・・・なんか彼を観るたび、思わず笑いがこみ上げてくるのは
何故でしょうか。あんな姿になってしまったのに・・・なぜ・・かな?
あ・・ハリー・ポッター少し入っていませんでしたか・・笑

エピソード3はクライヴ・オーウェンのパート。
ブリタニーがベニチオとクライヴ、両方に声をかけられるのだけれど
これはなんだかな・・。ブリタニーは色つきの方が似合うんじゃあないのかな。あとあの声がこの世界には合わないよな気がしました。
どうもコメディーになっちゃいそうで違和感。
ここでは、ベニチオとミオ役のデヴォン青木がユニークでしたね。
ユニークって表現、わかってもらえるかしらね。
滑稽に感じるんですよね。やっていることは、悲惨の一言ですけれどね。あ・・クライヴのスニーカだけが赤くなっているんですけれど、
妙に目をひきましたね。

そうそう、妖しいニック・スタールも確認してみてくださいね。
彼はブルースのパートに出てくるんですけれど、
彼の異常さもイライジャにひけをとらないと思うんですよね。
パンフにも出ていた黄色の顔の男ですけどね。
いやいや・・・唐突に出てきて最初誰かわからなかったですよ。
なんであんな顔なのかなと思ったら、
そうか・・・そういうことか・・・って。
おなかも出ていてね・・醜かった・・・・・。




豪華な出演者の演技を観ることができただけでも良かったかなという
感想ですね。内容は好みじゃあなかったけれど・・・(前にも言ったね・・笑)

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

恋愛バトン

気まま日記のてるみさんから恋愛バトンというものを
受け取りました。
色々あるんですね・・・笑

1.初恋はいつ?
  5年生かな・・
   頭がよくって、面白い人。
   クラスの人気者っていうよくあるパターンですね。

2.今まで付き合った人数は?
   内緒・・笑
   だってみんな見ているんだもの

3.好きな人とデートしたい場所は?
   イチョウ並木の下を歩きたい・・
   夜景を見ながら語りたい・・
   そんな感じかな・・

4.一緒に見たい映画は?
   スポコンとか、アクションとか・・すっきりするやつかな。
   
5.好きな人に言われて嬉しかった言葉は?
   え~~なんだろ。
   さりげない言葉が意外とうれしかったかも。
   言葉で素敵なこと言われても、くすぐったくなるし・・
   嘘だろ・・こいつ・・って思うタチだから・・笑

6.好きな人はいますか?
   レイフ♪

7.こういう人は無理。
   誠実ではない人。

8 浮気は許せる?
   いいよ・・別に・・笑

9 同棲したい?
   暮らしてみなければわからないってことあるからそういう選択も
   ありかな・・って思う。
   でも私はしないし、身内だったら反対。

10あなたが愛を感じる行動は?
 寒い時に手を握ってくれるとか・・
   熱があるときに手を当ててくれるとか
   日常のささいな行動でいいんですよね・
     
  
11愛と恋の違い。
恋はパステル・カラーで愛は原色の世界って感じ。  
   愛のほうがやはり濃いのよね。  

12.一番長く続いた恋愛は?
   夫ということで・・11年か・・

13.付き合いたい有名人は?
   レイフ・・。エスコートされてダンスしたい・・笑

14.一生愛せなくなるor一生愛されなくなる、どっちを選ぶ?
   愛されたい方ね・・・女性ですし・・受身パターンで。
   でも愛せなくなるのも人間として淋しいし。。
   人生つまらないじゃない?

15.バトンを回す5人。
    希望者募ります・・笑

今は・・・24シリーズⅢ

先週から映画は2本観たのですが
どうも感想UPするパワーが今・・少なくなってきているんですよね。
要は・・やるきがない・・笑

てなわけで・・人様のサイトをボ~~と遊びに行って
帰ってくる毎日です・・・笑

ところで・・関東では24シリーズⅢの放送が始まりましたね。

観ています・・・笑 一日2話ですよね。
その日のうちに観るのがこれまた大変でね・・・。
でも半ば、義務のように、頑張ってみています。

毎度忙しそうな皆さんで・・。
私ももっとあくせくしなくてはいけないかな・・と
思ったりしています。
久々のトニー・・・・良いわ。
今回キムの彼氏も登場ね。個性的な面々で、楽しみです。
プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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