ハッピー・エンディング

ハッピー・エンディング  (2005  アメリカ)

監督 ドン・ルース

トム・アーノルド (フランク)
ジェシー・ブラッドフォード (ニッキー)
ボビー・カナヴェイル (ハビエル)
スティーブ・クーガン (チャーリー)
ローラ・ダーン (バム)
リサ・クードロー (メイミー)
マギー・ギレンホール (ジュード)

17歳の時に親の再婚で姉弟になったメイミー(リサ・クードロー)とチャーリー(スティーヴ・クーガン)。
年頃の彼らはなんと肉体関係を持ち、
メイミーは妊娠。密かに子どもを産み、その子は里子として出される。
それから20年。
ある日、メイミーはニック(ジェシー・ブラッドフォード)という青年から、親子の再会のドキュメンタリー映画を撮りたいと迫られる。
どうやら、彼女が子どもを産んだことを知っているようだ。
メイミーはそのことを恋人であるマッサージ師のハビエル(ボビー・カナヴェイル)に相談する。
一方、その子の父親でもあるチャーリー。今はゲイになっており、ギル(デイヴィッド・サトクリフ)というパートナーと暮らしている。
彼にも抱えている問題があった。
ギルの親友のレズビアンのカップルのパム(ローラ・ダン)とダイアン(サラ・クラーク)の息子が、日に日にギルにそっくりになってきたのだ。その子はギルの子どもじゃあなかろうか?精子を提供したのか?
疑問がわくチャーリー。
チャーリーの店で働くオーティス。
チャーリーに憧れている。オーティス(ジェイソン・リッター)はお金持ちの息子でもあるのだが、バンド活動をしているのだ。
ときどき、チャーリーのレストランでバンドの演奏をさせてもらっている。
彼のバンドのボーカルに誘われたジュード(マギー・ギレンホール)。
彼女はオーティスがゲイである事を知りつつ、彼を誘惑する。
さらに、自宅に行ったときに出会ったオーティスの父であるフランク(トム・アーノルド)にも惹かれ、彼も誘惑する。
彼らの行く末は・・。


感想   マギー・ギレンホールが出演している!!という
単純な動機で観ました。
結構好きなの・・彼女。
この映画は彼女が主役というわけではありませんでした。
群像劇。それぞれに見せ場があって、
出演者も少しづつ繋がっているという・・
最近よく見かけるパターンです。
もともと・・こういう構成は好きなんですけれど
今回のこの映画。
アメリカの社会を象徴しているような
人間関係ばかりなので、日本人の自分としては
あまり入り込んでいけるものではありませんでした。
具体的に言えば、 同性愛、略奪愛、養子縁組・・・等々。
愛の形態はどんなカタチでもわりと容認するタイプ
ですが、この映画のように、ちょっとコメディタッチで
描かれるのが、私はあまり好みじゃあないんですよ。
もちろん、コメディーの裏にはほろ苦い展開もあったのですけれど
やはり受け入れ難かったです。真面目に観ちゃったからかな・・

さらに、映像以外の補足として・・くどくどしい状況説明の
字幕が入るのですよ。(まあ・・これは見てもらえてばわかりますが)
それがはっきりいって、邪魔・・笑
わずらわしいです。

 マギー・ギレンホールは息子と父親、両方誘惑してしまう
奔放な女性役だったんですけれど、
嫌味に感じられないのが不思議。
彼女の持ち味なのかな。
ただ、安易に中絶するシーンがあるのが個人的には嫌。

一番の収穫はマギーが
ビリー・ジョエルの“素顔のままで”を歌うシーンを
観ることができたこと。
オネスティも歌っていたかな。
ハスキーボイスで色っぽかったです。

spej_4848_140.jpg

スポンサーサイト

オスカーとルシンダ 

オスカーとルシンダ (1997  アメリカ・オースト・ラリア)

OSCAR AND LUCINDA


監督: ジリアン・アームストロング
製作: ロビン・ダルトン
ティモシー・ホワイト
原作: ピーター・ケアリー
脚本: ローラ・ジョーンズ
撮影: ジェフリー・シンプソン
音楽: トーマス・ニューマン
 
出演   レイフ・ファインズ(オスカー)
ケイト・ブランシェット (ルシンダ)
シアラン・ハインズ
トム・ウィルキンソン
リチャード・ロクスバーグ
ジョセフィン・バーンズ


ブッカー賞を受賞した、ピーター・ケリーの原作を完全映画化。
ビクトリア朝時代、英国で牧師の息子として生まれた
オスカーは幼い頃母親を亡くす。
やがて父親と異なる宗派に改宗したオスカーは、
オックスフォードに進学、そこで出会った友人から
ギャンブルの面白さを教えられ取り付かれてしまう。
一方オーストラリアで生まれたルシンダは、
母親が死んだことから、その莫大な財産を相続し、
シドニーに大きなガラス工場を作って実業家として成功していた。
彼女もまた仕事の仲間との付き合いでギャンブルを
覚え、その魅力に嵌っていた。
そんな2人は、オスカーが牧師としてオーストラリアに
赴任する船の中で偶然出会う。お互いギャンブルが好きとわかり
意気投合する・・。
お互いに惹かれるものを感じながら、オスカーはルシンダには
別に好きな人がいると思い込み、その心を伝えられないでいた。
やがて、二人は、オーストラリアの奥地にガラスの教会を無事に運ぶという賭けに挑戦するが……。


感想  観ました!!観ました!!
レイフ好き・・といいながら
この作品だけは見逃していた私。
これを観ずして、レイフを語ることができるのか・・・という
感じですよ。
行きつけのビデオ屋にこの作品最近、入ったみたいなのですよ。
今まで聞いてもない!!って言われていたから、とっても
うれしかったですわ。


ほとんど、予備知識なしの鑑賞。
(ギャンブラー同士というキーワードだけは知っていましたけど)
予想に反してのキャラ性格に驚きでした。
だって、ギャンブラーでしょ。
勝気なイメージを想像していたのですが
まったくの逆。レイフ演じるオスカーは実にひ弱で、繊細、
信じ深い、敬虔なクリスチャン・牧師なのですよ。
幼い頃から水恐怖症で、大人になってからも
船に乗ったりすることですら、臆病になってしまう彼。
どちらかというと、変わり者という印象に思われますが
これは女性の立場から言わせてもらえば
ほっておけなくなるタイプ=母性本能くすぐるタイプに
当てはまり・・もうたまらないです。
純粋無垢・・・まるで赤ん坊が、そのまま・・
大人になってしまったような彼。
その笑顔が・・・眩しすぎてクラクラしてしまいます。
今から10年近く前の作品ですから
当然演じている彼も若いので余計、そう感じるのか・・
とにかく、寄り添ってあげたいと思わせる人物。
ギャンブルというと、
正直、いいイメージを持っていなかった私。
現実にまったく賭け事はやらないので、それに嵌るという
感覚がわからないでいたところがあります。
でも、彼らがギャンブルに嵌るのは
単にお金が欲しい・・・という感覚とは違うのですよね。
一瞬の運にすべてをかけるという
行為によって、自分自身の心が解放されるようです。
それは彼らが歩んできた人生そのものに関係があるのかも
しれませんよね。普通の人の感覚とはまた違った
ものをもつ2人。
当然惹かれあうのも時間の問題。
しかし・・2人・・肝心なことを言葉にして
言い出さないところがあるのがまだもどかしい・・・。


オスカーは信仰心の厚い人なので
ギャンブルに嵌り込む自分を最初は堕落していると
感じるのですが、次第に自分の中で信仰と
賭け事のバランスを
うまく処理できるようになってくるのです。
信仰も、神という存在が確かである
ということを前提としたものであるのだから・・
それはある意味賭け的な要素をもっている事柄である・・・。
人生さえも賭けである・・。
ならば、神はカード、馬券などに
金銭をかける・・そんな些細なことに
お怒りなどしないであろう・・。
賭けは神聖な行為でもあるのだ・・・
そう自分の中で納得し、賭け事に嵌り続けるのです。
といっても、罪悪感は完全には振り払えてはいなかったのでしょうね。
それは父親に反しての人生を歩んでいくことへの
罪悪感にもつながっているのだと思います。


人生そのものだって、・・・終始賭けで決まっていく・・という
考え方は、充分理解はできますけれどね・・。

そんな彼らが最後に行き着いたのはガラスの教会を
運ぶこと。

オーストラリアの川を下るガラスの教会。

本当に・・本当の・・・全部がガラスなんですよ。
信じられません。
ガラスの教会を想像してみてください。
それだけで、神々しいものを感じますよね。


映像で観る美しさ・・・。


最後は正直意外でした。


あの声が耳に焼き付いて
眠れなくなりました。
苦しかっただろうな・・・・って。

自分の祖先について
知りたいという思い。
聞いてみれば、こんな不思議な話が隠されていたなんて・・。
物語はオスカーの曾孫の語りで
進んでいくのです。

オスカーとルシンダ・・。
個性的な2人がいたからこそ、
ナレーターである今の自分がいる・・・。
彼らの生き方に思いよせ、自分もその血が流れていることに
どんな思いを感じたのでしょうか・・。

作品中で印象に残ったオスカーとルシンダの「床拭きゲーム」

雇っていた女中が出て行き
自分たちが掃除するしかない状況に追い込まれるのですが
まったくといって悲壮感がないのです。

むしろ、微笑ましい・・。

こんな優しい彼との掃除だったら

わが家もピカピカ・・だ・・・笑


全編にわたって不思議な雰囲気が漂う作品です。
正直ガラスの教会を作ることに
2人が賭けをする行為について
モヤモヤした思いも感じられます。
つまりどうしてそうなるのか・・よくわからない自分が
います。
またラストについても、
モヤモヤが・・・
なぜ、そうならなければならなかったのかと
考えるとつらい気分になるのです。


でも、今まで知らなかったレイフの一面を
知ることができて
とっても得した気分です。

観てよかったわ・・。
oscarandlucinda.jpg

親睦会

学校の親睦会がありました。

今回はお茶を飲みながらの

クリスマスバージョンのプリザーブドフラワーを使った


フラワーアレンジ講習会も同時開催しました。


今年のクラス委員の方に

フラワーアレンジを教えてくださる

方がいらっしゃったのですよ。


小さいものですが

かえって可愛い~~~♪

制作費800円です。

普通はそんな値段ではできないのですって・・。

もっと大きいな物だとお高くなるそう・・・。

  「プリザーブドフラワーとは?」
「ブリザードフラワー」や「ブリザーブドフラワー」と呼ばれていることもあるようですが、正式には、「プリザーブドフラワー」です。
プリザーブドフラワーの語源は、プリザーブ(preserve)「保存する」という意味の英語からきており、生花にオーガニック系の染料を吸わせ、特殊な加工を施すことでナチュラルな姿や風合い、鮮やかな花色を長期間にわたって保つ加工花のことです。
造花やドライフラワーとは異なり、色鮮やかな美しさとしなやかな風合いを持ちあわせています。水やりの必要がなく、置き場所などにご注意すれば、数年間は美しい状態のまま楽しめるそう




   携帯なので写りは悪いわ~~~

061128_0842~001.jpg

しずかな日々   著  椰月 美智子

しずかな日々 椰月 美智子


小学校5年の枝田。あだ名はえだいち。
母親と2人暮らし。
自分の殻に閉じこもりがちだった
彼がはじめて心を開いたのが
友達の押野だった。押野はお調子ものだが友達思いの
いいやつだった。彼と仲良くなったえだいちは
放課後は必ず3丁目の空き地へ行った。
野球をするためだ。そこで出会う新たな友達。
やがて母親の仕事の関係で
えだいちはおじいさんと2人暮らしをすることになり・・。
少年時代のひと夏の思い出。
それは誰の心にもある愛しい想い出・・



感想   とっても素敵な作品でした。
同じ作者の「十二歳」がよかったので
続いてこの作品に手を出したのですが
私はこちらの作品の方がさらに好きです。
おじいちゃんと主人公の関係や、友達押野との関係に
憧れを感じたのかしら。
舞台が学校だけじゃあないのもよかったです。
是非多くの人に読んでいただきたいです。
児童書ですが
大人の鑑賞にも充分値する作品だと思います。
私は児童書が好きなので
大人小説の合間に
色々読むのですが、大人になるとこの手の作品は見逃してしまいがちですよね。
でも大人こそ、こういった作品は読んで欲しいです。
子どもの感性とは違ったものを感じ取ることが
できると思いますよ。
とくにこの作品は
最終ページがとてもいいです。
思わず・・・うるうるきてしまいましたね。
とくに劇的な展開が
待ち受けているわけではありません。
涙流すほどの悲しい場面が用意されているわけでも
ないのです。
題名のとおり・・・「しずかな日々」なのです。
でもそれでもたまらなくなる気持ちはなんなんでしょう。
この作品で描かれる・・都会生活では感じられない
のどかな日々。

そんな日々を送ってきた
えだいちがたまらなく愛おしいな~~~~。

自分の思い出と重なって
思わず、色んな思いが脳裏をかすめました。

おじいさんという存在にも私は弱いのかも・・。
もちろん、おばあちゃんも。
思い入れが強いな~~~。

この作品には
悪人は1人も出てきません。嫌な大人もいません。
皆温かい目で、主人公のえだいちをはじめ
子どもたちを見守っています。
自然な姿で・・・。

今・・・心を痛めるような話題が多い世の中。
痛みを背負った子どもがなんと多いことか。

でもこんな風に温かい眼差しを向ける親友や
仲間がいる世界がうらやましいです。

そして、それは絵空事ではないと信じたいです。
誰もがそういう風な子ども時代を送ることができるはずだと
信じたいな・・・。


こういった良質の作品をみつけてしまうと
とってもうれしい気分になりますわ。
img_20061020T182421593.jpg




 椰月 さんの作品はあともう一つ読んだのですが
近々UPします~~

電車バトン

終日暖気の武田さんから
バトンをいただきました。
その名も・・電車バトン・・。

え・・何?・・このバトン・・・。
何が電車なの・・・という期待&不安を感じながらの
出発で~~す・・ゴー♪


私の回答する・・【 】・・指定は
レイフ・ファインズです。(皆さんそれぞれ指定が違うみたい・・)
ハ~~イ了解・・。



★電車待ちの列に【レイフ 】を発見!どうしますか?

 どうしよう・・・笑  (ドキドキ)
 でも順番は守らないとね~~
 そうだ・・ドアが開いた瞬間が勝負よ・・。
 ものすごい勢いで彼の背後に迫っていき、強引に隣に座るよう
 努力あるのみ(ゼイゼイ・・・)
 

★【レイフ 】がとなりの席に!どうしますか?

 あら・・・。努力せずとも隣ね。
 まずは素直にうれしい~~。ラッキー~~超ハッピー♪(と、中学生 かい・・私)
 とはいうものの、緊張で体が固まります。
 なるべく、邪魔にならないように、体は極力動かさないように。
 そう・・空気のような存在で・・笑


★【レイフ 】が寝てしまいました。どうしますか?

  あら~お疲れなのね。
  やはり、よい機会なので・・笑
  寝顔を横目で(いや・・見上げるのか・・)観ます。
  う~~ん、間近だと、迫力あるだろうな・・・・笑
 
  
★爆睡中の【レイフ 】。
突然あなたに寄りかかってきました! どうしますか?

  当然、肩を貸してあげる・・といいたいのですが
  小さいもので・・(150半ば・・笑)
  体全体で必死で支えてあげようと思います・・
  だって反対側に傾かれちゃったら・・くやしいもの・


★もう直ぐあなたの降りる駅。まだ【レイフ 】は眠っています。どうしますか?

  もちろん・・そのまま・・・
  どうせ大した用事で外出はしていないだろうし・・・笑
 
★終着駅に到着しても起きない【レイフ 】。
どうしますか?

  迷いながらもやっぱり起こします。
  目覚めてはじめての声、顔が自分であって欲しいから・・ウフフ


★やっとお目覚めの【レイフ 】。
ちょっと寝ぼけている様子。どうしますか?

  軽く微笑み、おはようございます~
  と・・あ・・・英語で言わなくっちゃ・・・笑


★平謝りの【レイフ 】。
お詫びに何でもしてくれるって!どうしますか?
 
  「いえ・・・そんなとんでもないですわ」と
   控え目な態度をみせながらも、
  「でも・せかっくなので、お食事でもご一緒に・・」
   としっかり要望を出す・・笑  だって、これで何も進展
   なければ、この出会いはなんだったのよ・・・!!
  「 そのあとお時間があればお散歩でも。」
   ずうずうしいって・・・

こんな感じで・・gp030485.jpg

  




★もう直ぐ【レイフ 】とお別れです。
最後に【レイフ 】に一言

  「お仕事頑張ってください。握手もいいですか・・・」
  さらに、メルアド渡します。
  なにかあれば連絡ください・・。
  (なにがあるというんだ・・・・笑)



映画館に行く時はいつも電車利用。
いつも空いている時間ばかりなので
隣に人がいないことも多いかな・・。
たまに混雑した時間の電車利用となっても
眠った相手に肩は貸さないよ・・自分。
だって・・重いし・・・知らない人だし・・イヤだな・・・・あは==



楽しかったです。
まずは、どんな出会いがあるかわからないので語学勉強しなくてはね。

ルールに反しますが
バトンはご自由にお持ちくださいな。
【人物】については・・あなたの大好きな彼で・・どうぞ~~♪

***** コピペ用 **************

ルール 

1.指定された【人物】について回答する。
2.バトンを回す人が【人物】を指定する。

*電車待ちの列に【 】を発見!どうしますか?
*【 】がとなりの席に!どうしますか?
*【 】が寝てしまいました。どうしますか?
*爆睡中の【 】。突然あなたに寄りかかってきました! どうしますか?
*もう直ぐあなたの降りる駅。まだ【 】は眠っています。どうしますか?
*終着駅に到着しても起きない【 】。どうしますか?
*やっとお目覚めの【 】。ちょっと寝ぼけている様子。どうしますか?
*平謝りの【 】。お詫びに何でもしてくれるって!どうしますか?
*もう直ぐ【 】とお別れです。最後に【 】に一言


十二歳     著  椰月美智子

十二歳     著  椰月美智子

家の机のカギがかかる2番目の引き出しには、直人先生の
写真が入っている。
眠っている直人先生をこっそりと盗み撮りしたのだ・・・

十二歳の少女の卒業までの日々を
丁寧な心理描写で綴った作品。


第42回講談社児童文学新人賞受賞作品.




感想   十二歳。6年生。
女の子。
大人の世界にちっぴり足を踏み入れ
ていてもまだまだ子ども・・・。
そんな微妙年齢。
主人公の彼女は決して優等生ではありません。
どこにでもいる子
読んでいる読者と同じ・・もう1人の自分・・・かも。

大人になって読んだ方が
実はよくわかる部分もあったりします。

友達関係・・
先生への思い・・
父親へのかかわり方(妙なところが似ている関係・・・)
あ・・こんなこと考えたことあったな・・と
懐かしい気持ちも沸いてきました。

ただ、現実の十二歳にとってはどう感じるのかな。
ここまで色々考えることができる
子ばかりじゃあないと思います・・。
もちろん、共感覚える子もいるとは思いますが
それはかなり繊細な子だと思うな・・・。


これは娘に読ませましたが
後半はちょっと難しいといっておりました。

第6章「人間離れ」のところです。

説明してよ・・・といったって・・
これは難しい・・

自分が自分でないみたいな状態って
経験しないとわからないし・・
まだそういう感覚を味わうことがないあなたは
幸せな世界にいるってことなのかもしれないよね・・・
といってあげましたが、
余計わからなくなったかも・・。

ノートの片隅にメッセージを書く主人公。

「もう1人の私。
今・・なにしていますか・・」


なんだか面白い・・
子どもって面白い・・・
そんな発想・・私もしていた時期あったんじゃないかな。

遠い昔・・
思い出したいな・・・あの頃。


この本のあとがきで作者はこう述べます。


「十二歳かそこいらのときって、毎日のように、どうしようもないはずかしい失敗や、カバも驚くような大発見や、
生まれて初めて感じる新鮮な気持ちなんかを、ものすごい勢いで体験しちゃっているわけです。だけど当の本人は、
毎日が忙しくって、とてもそんなことにかまってはいられないわけです。(一日や一週間がおそろしく長いのに、
一瞬一瞬が忙しいなんて、ほんとうに不思議な時期です。)
 で、そういった失敗や発見や感情なんかに、ようやく気づいたり思い当たったりするのは、たいていの場合、
大人になってからです。(大人っていうのは、一瞬一瞬がやたらとのんびりしているくせに、一日や一週間っていうのは、
ひどく短いものなのです。)
 年を(多少)重ねてから初めて、あのとき見過ごしてしまった感情や気持ちなんかを、言葉に表せるんだと思います。・・以下省略



昔子どもだったすべての大人へ・・
たまには思いだして見ませんか・・。


未来は夢に満ちていたあの頃・・。
j_book42.gif




続けて椰月さんの作品読みます・・・

もしも、私があなただったら   著  白石一文

もしも、私があなただったら   著  白石一文


東京の勤め先を退職し、地元福岡に戻って6年。
藤川啓吾・49歳は、博多であまり流行っていない
バーを経営している。
ある日、サラリーマン時代の同期だった
神代富士夫の妻・美奈・43歳から突然電話がかかってくる。
「いま、空港にいるのですが、ちょっと内密なご相談が・・・」
啓吾はホテルの一室で、美奈と久しぶりに
再会し、彼女の要件を聞き始めるのだが・・。


感想   久々の白石作品です。
前回読んだのは「私という運命について」でした・・。
いつもなんだかんだといいながら
新作は必ずチェックする白石作品・・・笑
あの哲学的で理屈っぽい描写が好きなんですよね・・・。
「生きること・・」について深く追求できるそんな作風が
いいのよね・・・。


今回は中年男女の恋愛物語です。
男はバツイチだけれど、女は結婚しているということで(別居状態だが・・)ある種、不倫的なお話ですね。
私・・・こういうお話はわりと好きな方なのですが
今回のこのお話の展開には
う~~んと思うところが多く、乗り切れなかったという
のが正直なところ。
なにが一番嫌かといえば・・・
この女性かな・・・笑
一線を退いた主人公藤川啓吾のキャラは
毎度毎度のことなので(だいたいがエリート社員で仕事一筋なんだよね・・)とくになんとも思いませんでしたが
彼の元に押しかける美奈・43歳の態度にカチンときてしまいましたよ。
女性の私が言うのですから
男性はもっとかと思いますが、いや・・こんな女性の方が
魅力的と思えてしまうのでしょうか。

自分勝手な行動。
突然、「あなたの子どもをつくらせて・・」
なんて言われて
「はいはい・・」なんて言えませんよね。

最初の言動からして不信感をもってしまった私は
最後までこの彼女が啓吾をどれほど思っていたのだろうかと
いう疑問があって、本心を見極めることができませんでした。

一方の啓吾さん。腰痛もちというのがお年を感じさせて
いいですね。終始、彼女に押し切られ、振り回わされていた
気もしますが、それでいいと自分の中で納得しているのですから
他人がとやかくいうことはないですよね。
やっぱり・・・寄り添っていく人がいて欲しいですものね・・
ただ彼女の方は1人でも大丈夫だと思うけどな~~


彼女は自分の行動を理屈こねて正当化する・・・

これに反発を覚えながら読んでいる自分はいるけれど
逆にここまで相手を言いくるめるだけの力量が
ある彼女をどこかで感心してしまう自分もいるのです。
そういう・・・嫌なキャラだけど・・やはりそのパワーに
ひきつけられてしまう・・という矛盾した気持ちを
もつことができる不思議な作品を味わいたくって
彼の作品を読み続けるのかな・・。



私たち女は心と身体で生きる。
だけど、あなたたち男は目と頭だけで生きようとする。

うん!!そういう感覚ありますよ・・
ここは共感。

「もしも私があなただったら・・
もしも私があなただったらこんな私のことを置いていったり
絶対にしない」


男と女・・
お互いの身になってみれば
わかりあうこともあるはず・・
でも・・そうは思っていてもなかなか素直にそんな
気持ちにはなれないときも多いはず・・。
こういったセリフ・・普通・・いえないよね・・
思っていてもいえないかも・・。

啓吾の友人が
言った言葉・・啓吾の友人・神代富士夫=美奈の夫にも
実は愛人がいるのです。
その愛人とのかかわりに対して主人公の啓吾が
問いかけます。
「彼女と心が通い合っているか・・・」

「そんなこと誰にもわかるわけないだろう。
彼女の心は彼女だけのもので俺にはやっぱり全然見えないよ」

この物語で一番心に残ったのは
実はこのセリフ。

心が通い合う状態はベターだと思うけれど
それは相手をよく知りえないと難しい・・
そういう意味では実に素直に自分の心うちを
さらけ出したセリフだと思いますよ。


主人公の啓吾と美奈は心が通い合っていると感じています。
久しぶりの出会いで・・・そんな短い時間で・・。
にわかに信じがたい部分もあるけれど、
少なくても啓吾がそう感じているのならば、
この出会いを最後の恋と認識してもいいんじゃあないのかな・・って
思いました。でも本当は心配なんだけれどね。
彼の見定めが・・。


いつもながら・・料理に関しての薀蓄は
さすがです。おいしそうなんだよね。
そしていつもながらエッチ描写はリアルです。
舞台は博多。作者の出身地でもあります。
私は訪れたことはないのですが、知っている方においては
馴染みの場所もいくつか出てくるのではないでしょうか。


啓吾が勤めていた会社に関する
描写は、巷を騒がせている事件とダブル部分を
感じさせます。
語る内容は私みたいな会社人間じゃない
人にとっては難しかったけどね。

また新作も出ているようなので
次も読みます~~~~♪33492494.jpg

ソウ3

ソウ3  (2006  アメリカ)

SAW III

監督: ダーレン・リン・バウズマン
製作: マーク・バーグ
オーレン・クールズ
グレッグ・ホフマン
製作総指揮: ジェームズ・ワン
リー・ワネル
ピーター・ブロック
ダニエル・ジェイソン・ヘフナー
ステイシー・テストロ
ジェイソン・コンスタンティン
原案: ジェームズ・ワン
リー・ワネル
脚本: リー・ワネル
撮影: デヴィッド・A・アームストロング
プロダクションデザイン: デヴィッド・ハックル
衣装デザイン: アレックス・カヴァナー
編集: ケヴィン・グルタート
音楽: チャーリー・クロウザー
 
出演: トビン・ベル (ジグソウ)
ショウニー・スミス (アマンダ)
アンガス・マクファーデン (ジェフ)
バハー・スーメク (リン・デンロン医師)
ディナ・メイヤー (ケリー)
J・ラローズ (トロイ)
デブラ・リン・マッケイブ ( ダニカ)
バリー・フラットマン (ハルディン判事)
エムポー・クワホー (ティム )
キム・ロバーツ
コスタス・マンディロア
ベッツィ・ラッセル
アラン・ヴァン・スプラング
ドニー・ウォールバーグ エリック・マシューズ

暗闇で目覚めたエリック。
彼は拘束状態。右足を犠牲にし必死で脱出試みるが・・・その後は・・。
一方別の場所で新たに起こった爆死事件。
女刑事
ケリーは、爆死の犠牲者がエリック自身かと思ったが
そうではなく・・安堵する。
しかし、この爆死は生々しい・・。本当にジグゾウの仕業なのか・・。
場面は変わり、ベットで別れ話をする男女。
女は女医のリン。
彼女はその後拉致され、”ジグソウ”の元に連れていかれる。
ジグゾウの片腕となったアマンダの仕業だ。
ジグゾウ・・はゲームをしようと誘う。
それは、ある男に仕掛けたゲームが終わるまで、ジグソウを延命させるということ。ジグソウの心臓が止まれば、リンの首に巻かれた爆弾も爆発するという。驚くリン。
その頃・・・舞台は食肉工場。
地下室で一人の男が目を覚ます。
彼はひき逃げで息子を失ったジェフ。
彼にも新たなゲームが仕掛けられる。
扉を開けるごとに、ひき逃げ事件の関係者3人が
おぞましい姿で現れる・・。ひき逃げを目撃しながら法廷で証言しなかった女・・犯人に軽い罰しか与えなかった判事・・・愛する息子をひき殺した男・・・。彼らの命を救えるのはジェフのみだと知るのだが・・。



感想  気持ち悪いので画像はなしです。
SAWの1作目は本当、面白かったですね。
もともとグロイホラーはあまり好きじゃない私。
1はグロイ部分はあったけれど、
それ以上に、緊迫した心理合戦が見応えあったので
自分にしては珍しく嵌れた作品でした。
2作目も・・・なぜか、劇場へ。
人数が増えて、1に比べるとな~~~と思う部分は
あるものの・・・こちらもラスト・・そうきたか・・・
みたいな意外性を感じたので、ほどほど楽しめました。
で・・・もういいかな・・・と思ったのですが
行ってしまったの自分。バカ・・バカ・・・笑
やっぱり、筋金入りのホラーファンじゃないと正視できない
と思えるようなシーンが一杯。1、2ではしっかり
観ることができたけれど、今回は・・
私・・・目を背けてしまう箇所がいくつかありましたわ。
え~~と、冒頭の爆死部分と・・後半のジグゾウ手術部分・・
さらに追いうちをかけるような・・ラストの人体ぐちゃぐちゃ・・ひねりシーンね・・笑
でも目を背けていても耳があるとダメね・。
ドリルの音とか歯車の音とか
リアルに聞こえてくるんだもの。
前2作とも劇場で観ているので
今回も劇場へという不純な動機だったけれど、別にいかなくても良かったかもな・・・・・・笑  でも何か面白いことが待ち受けているんじゃないかなっていう思いも少しあったりして・・。
この3作目だけは近場で上映があったのは何故?
ヒットしそうだからなのかな~~?
前2作は遠くの劇場でしか公開していなかったのに。
遠方だったら観にいかなかったと思うけどね・・。


1、2を観ていないと
理解できない部分があったと思います。
1の舞台裏?や2のその後など、
私たちが知りたかったことをきちんと辻褄を合わせて
説明してくれたのはよかったけれど、どうなのかな・・・
これって好みが分かれるかも。
私はそんなに丁寧に説明してくれなくても
謎が謎のままでもいいと思うんですけれどね。

また・・ジグゾウの過去・・愛しの女性も
ちらりと見せてくれて、人間らしい・・(もともと人間だけれど)
一面を知ることができるのが、新たな収穫かな。
まあ、別に過去を知りたくはないけど・・・・・笑


途中、嫉妬などどいう恋愛につきものの
感情が見え隠れして、意外な展開に驚きも覚えたり
しました。(恋愛というより親子愛の延長線上かな・・アマンダとジグゾウは・・)
なんだか、ジグゾウって・・若かりし時は
意外ともてた?・・と思えるふしもあり。

最後の展開はあまりな・・・。
インパクトとしては薄い気がします・・。

今回は”罪を犯した人を赦せるか・復讐心は消え去るか・・
人は変わっていけるのか・・・”
ということがジグゾウのゲームのポイントだったと思うけれど
この映画を観て冷静にそんなこと
考えられませんわ。
ただただ観終わったあとの
印象は
気持ち悪いわ・・・という思いしかわいて来ないのですよ。



何気に映ったジグゾウ人形制作風景・・。
ジグゾウがお人形のメイキャップをしておりましたわ。
手先も器用♪



追記・・全身麻酔もせずにあの手術?
しかも、目覚めは早い・・。やっぱり人間離れしているよ・・・笑

ソウ/SAW   

レディースデイでSAW3を観てきました。


1の感想はこちらにのせていなかったので
UPします~~
公開時の感想です。
ちなみに2の感想はこちら
http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/index.php?q=%A5%BD%A5%A6%A3%B2





ソウ/SAW   (2004  アメリカ)   

監督  ジェームズ・ワン 
  出  ケアリー・エルウェズ(ドクター・ローレンス)
     ダニー・グローヴァー(タップ刑事)
     リー・ワネル(アダム)
     モニカー・ポッター(アリソン・ゴードン)
目覚めると浴槽の中。
あたりりを見回すと、そこは白く広い浴室。自分の足は鎖に繋がれている。
名前はアダム。もう一人対角線上に同じような人物がいる。名前はローレンス・ゴードン。
それぞれのズボンのポケットにはカセットテープが。アダムにはお前は死ぬと・・・、ローレンスにはアダムを殺せと
指示が伝えられた。時間は6時まで。ゲームは始まった・・・。


感想   サンダンス映画祭で、話題になった作品です。R-15指定。
ストレスを感じる作品という前評判どおり、かなり疲労感をもたらした作品でした。
それはたぶん、この鎖に繋がれた2人の人物たちと同じような心境でこの物語の行方を
追っていたからだと思います。
この2人はどうしてここに連れてこられたか、これからどうなるのかは
全く分かりません。観客も同じような気持ちでハラハラして見守ります。
想像のつかない恐怖というものほど、恐いものはありませんよね。
物語は、フラッシュバックを効果的に使いながら、
監禁される前の二人の行動を、徐々に明らかにしていきます。
ここで語られるのが、少し前から起こっていた猟奇殺人。これは犯人自らが手を下しません。
精神的に被害者を追い詰め、生きるか死ぬかの究極の選択を迫るという悪趣味な方法なのです。
ゴードン医師は、この連続殺人の犯人が自分たちを監禁したと、察するのですが・・・・。
キューブとセブンの雰囲気があるといわれるこの映画。
どちらかというとセブンのほうが強いです。
刑事は2人組で一方は黒人。同じですね。犯人の目星が途中でつき、アジトに乗り込む展開も同じ。
さらには追いかけるシーンも似ていましたね。
もうひとつ、フィンチャーの作品で「ゲーム」。これにも似ている部分が。
ゲームでは確かピエロの人形を使っていましたが、この作品では、腹話術の人形。 
お互い不気味さが漂っていてとても効果がありました。
もちろん、似ているといっても、少しだけ。ストーリーは全く別物で、なかなかよく出来たつくりになっていたと思います。
冷静に考えるとう~ん・・・?と思うところがあるのですが、最初から最後まで途切れることなく続く緊張感と、
ストーリー運びのうまさに圧倒されて、観た直後には恐らく、何の疑問も感じさせないでしょう。
これはさすがであると思います・
撮影日数18日間の作品だとか。若い監督の才能を感じさせる映画ですね。
残酷な場面も沢山ある一方、個人的には、あの犯人の登場シーン(仮面を被っている)におかしさも感じてしまった
私。いや~さすがに笑うことはできませんでしたよ。
映画館全体が、張り詰めた雰囲気だったですからね。
犯人は意外な人物です。そうきたか~~~~これには気づかなかったな笑
忍耐です・・・まさに(観ればわかります)
予備知識なく是非どうぞ。
以下軽くネタバレ

ゴードン医師の選択にはあせりましたね。これか・・・・これがあの印象深いチラシのことなんだ・・・。
これは家族愛にほかなりませんよね。見せかけだけの家族かと思っていましたが、すごい情ですね。
いや~これも犯人の言わんとすることなんですかね。窮地に陥らなければ、そのありがたさはわからない。
家族のありがたさも身にしみて分かったということですか。
メッセージ性のある犯人ほど、計画は周到で残酷極まりないものが多いですよね。
犯人の三輪車姿がとても印象的な映画でした。こぐの難しいんだけどね・・・笑

君のいた永遠(とき)

君のいた永遠(とき)  (1999  香港)

原題・・心動

監督  シルヴィア・チャン
製作  ジョン・チャン,ソロン・ソ
脚本  シルヴィア・チャン,キャサリン・クワン
撮影  リー・ピンビン
音楽  ケイ・ファン
出演  金城武,  ジジ・リョン,
   カレン・モク,エイレン・チン,
   ウィリアム・ソー,シルヴィア・チャン

977年、香港。
17歳の高校生シューヤウは、コンサート会場で
ミュージシャンを目指す青年ホークァンと出会う。
お互いが気になる2人はやがて親密になり
付き合い始める。
しかし、それぞれの家庭環境や
彼女の親友チャンリーとの関係が邪魔をして
2人の関係は微妙に・・。
一旦は離れ離れになった2人だが
再び出会うチャンスが訪れる。


感想  「ウィンター・ソング」を観にいったら
この作品が無性に見たくなりました。
そいうえば、BSでもこの間放映されていたような・・。
なぜか、ちゃんとビデオを持っているので
再見~~。

こちらは20年にわたる男女のお話。
映画監督の女性が語る映画の脚本の内容と
過去の自分の恋愛がオーバーラップしていく構成。

こちらは純粋な恋愛劇です。
ベタでも展開でもあるし(とくに若かりし日の2人の
恋愛過程が・・・今時ではないかも・・・ピュアなのよん)
偶然の出会いが多い気もするけれど、
なぜか、自分の思いと重なる部分が多くあって
好きな作品になっているんですよ・
このときの金城さん素敵だしね。


皆さん若いよ・・・・

一番好きなシーンはこれ

こちら。tempting_heart1.jpg




一度壊れた関係は
けっして元には戻らないのですよね。


あの頃が愛おしい~~~~

う~~~ん、せつないお話です・・・泣


ウィンター・ソング

ウィンター・ソング (2005  香港)
PERHAPS LOVE
如果・愛


監督: ピーター・チャン
製作: アンドレ・モーガン
ピーター・チャン
撮影: ピーター・パウ
編集: ヴェンダース・リー
コン・チールン
音楽: ピーター・カム
レオン・コー
 
出演: 金城武 林見東(リン・ジェントン)
ジョウ・シュン 孫納(スン・ナー)
ジャッキー・チュン 聶文(ニエ・ウェン)
チ・ジニ 天使


ミュージカル映画の撮影がスタートした。
ヒロインは孫納(スン・ナー)。相手役は香港から呼ばれた林見東(リン・ジェントン)
2人は10年前北京で出会っていた。
貧しいながらも夢に向かって励ましあっていた2人。
そして恋人同士でもあった2人。
だが、孫納(スン・ナー)は、夢のために彼を捨てていたのだ。
10年ぶりの再会。
孫納(スン・ナー)は過去を封印し、そ知らぬふりをするが
林見東(リン・ジェントン) はそんな彼女にいまだ変わらぬ熱い思いを送る・・。
ミュージカル映画の内容とだぶりながら
2人の関係は徐々に変化していく・・・。


感想  ピーター・チャン監督の
久々の新作です。
彼の「ラブソング」は素敵な作品でしたよね・・。

さて、今回のこの作品、
好みが分かれる作品ですね。
予備知識がない人にとっては、その展開に
驚きを覚えるかもしれません。

ミュージカル・・・です。
始まるとすぐに歌いだしますよ・・・笑
これに、嵌れないとまずはダメでしょうね・・・。

話の内容は、劇中劇を挟んで(これがミュージカルですね)
過去と現在が入り組んだ構成になっていますが
複雑にはなっていなかったと思います。
わかりやすいかな・・・。

ただ、映画の宣伝イメージとはちょっと違う気がしましたね。
せつない純愛というよりは愛憎の物語ですよ・・・笑
お話を観る限りけして綺麗ごとで済まされるような
ものではないと思いますが
それを修羅場にならないように
抑えに抑え、実に綺麗に仕上げて
おりました。映像以上に
感情のほうも落ち着くところに落ち着かせて
いるのでまったく醜くくなっておりません。
美しいって罪だわ・・。


この物語を一歩引いた目で観ているのが
語りである天使のチ・ジニ。ここは非現実的なの。
彼が、私たち観客をこの恋愛の世界に
招待してくれるという形でもあります。
存在する人の数だけ、様々な物語が
あるんですよね・・。

金城さんとジョウ・シュンの
恋愛オンリーだと思っていたら
途中からミュージカル映画の監督である
ジャッキー・チュン 扮する 聶文(ニエ・ウェン)
も絡んでいき、いつのまにか三角関係のラブストーリー。
さらに後半は
このジャッキー・チュンが見せ場だ・・!!と思えるような
展開が待ち受けていて
主役が誰か戸惑うことになります。
なにしろ、この監督&ミュージカル映画においての
サーカス団長役の彼の
存在感が凄いんですよね。
金城さんやや霞んでしまうのではないかな・・と
思いましたよ。
たしかに、苦悩の金城さん見所でしたが
このジャッキー・チュンの哀愁帯びた歌声は強烈です。
即座に引きつけられてしまいますね・・。
容姿は好みじゃあないけれど、歌にやれれた・・という
感じ・・・笑 (オペラ座の怪人を思い起こさせます・・・)
監督なのに俳優以上に演技も歌もうまいなんて
なんてこったい・・・笑

基本的に
ミュージカル映画は好き。
ただ中国語でのミュージカルは初めてだったこともあって
言葉に慣れるまで(耳がね・・・)ちょっと時間はかかりました。
もちろん、慣れてからは全然OKだったけどね。
シーン・シーンがどこかで見たことがあるような
ものを感じたのは気にせいかしら。
前述のオペラ座~もそうだったけれど、一番感じたのは
ムーラン・ルージュ。漂っている雰囲気が
似ていたわ・・・。
ちなみに、あちらの公式サイトhttp://www.perhapslovemovie.com/

なんとブルーカーテンですよ!!
ムーラン~はレッド・カーテンだったよね。

その他にも傘のシーンでは(雨のシーンが多かったな・・)
シェルブールの雨傘を思い出し、天使&サーカスでは
ベルリン・天使の詩を思い出し、主役2人の北京でのシーンでは
エターナル・サンシャインを思い浮かべ(氷に寝そべるシーンあり)
なんだか馴染みの映画のポイントポイントをもらったかな・・
?という感もあるにはあったけれど、
でも、それもまた楽し・・!と思って
観ておりました。



それにしてもこの3人の心の軌跡には
思うこと多かったです。
どのかたもそれぞれにね。

もともと金城君目当てで観たところがあるので
同じ女性だけれど、主人公の女性には
ちょっとね・・・・と思うところはありましたね。
私は夢も大事だけど愛は失いたくないもの~~~~。
北京での出会いからして
「シャワー貸してもらったなら、黙って帰るなよ!!」と
あまり良い印象持っていなかったのですが・・笑
終始、振り回され気味な金城君にちょっといらいら・・・。
優しいのはいいけれど、もうちょっとガツン!!といってあげなよ
・・・と何度思ったことか。
男が出世のために女を捨てるというのはよくあるけれど、
今はその逆なのね・・・と時代の流れを感じたりも
しましたね。

10年ぶり出会った2人。
いまだ彼女を思って、苦しんでいる金城君。
眠れないほどって・・あなた・・そんなに彼女が忘れられなかったか・・・。いや、いや・・考えてみたら当然かも。
あんな別れ方をされたら
トラウマになってしまうに違いないよね。
吹っ切れないのは、いじいじした性格もあるけれど・・笑
言い変えれば繊細で傷つきやすいともいえるはず。
きっと、彼女にとりつかれて10年間他の人との恋愛はできなかったに違いないよ。可哀想だよ・・金城君よ。
(いや~~~ひどいのよ・・ひどすぎる。北京での別れ。
彼女がおいていった手紙の一文は強烈ですよ・思いやりの
かけらもないね・・・・)

一方の監督さん。
あなたも犠牲者じゃないの。
彼女の踏み台とされていたところもあるんじゃない?
俺って一体、彼女にとってどういう存在だったのかって
自問自答するのも当然。
こちらも哀れだね・・・。


ということは結局、2人の男を惑わした
彼女が一番曲者。
 「自分が一番可愛いのよ・・」って
なんて残酷なセリフなの?
だったら、誰とも寄り添って
生きていくことなんてできないじゃないのよ!!

彼女の心も、何度も揺れていたけれど、
本心はなんだか不明だわ。
女の涙ほど、不確かな物はないからね・・・と同じ女性として
言ってみる・・・笑

男はロマンチストで女は現実的とよく言われるけれど
それを象徴的に表わしている物語でもあったような気がします。

金城君は
パソで恨みつらみを打ったり、
満たされない思いを水中で爆発させたりと
やや危ない行動をしていたけれど、
美男子だからゆえ、切ないね・・と思わせます。
だって彼じゃなければ、
しつこすぎるんじゃないの?っていう思いに
変わってきてしまうのではないかな。(すでにこの時点で
そう思う人もいるかもしれないけどね)


お話的にはいい風に思えない彼女だけれど
演じるジョウ・シュン のかもし出す雰囲気は
いいですね。
彼女の作品色々観てきたけれど、
二面性をもつ役柄を演じるとピカイチじゃない?
ミステリアスな雰囲気。小顔な彼女。
実年齢より若くみえますよね。
泣けばそれだけ男がほっておけなくなるタイプです。・・と思います・・。


金城君の
後ろからの抱きしめスタイルを
観ることができて感激。
忘れていたけれど「君がいたとき」でも同じシーンがあったよね。
バックは弱い・・・・笑


劇中のミュージカルで好きなシーンは
2人の逃避行場面。妖しい雰囲気がたまらなかったわ。

といいわけで、
色々言ってはおりますが
私・・・結構、
好きな作品でありましたよ。
恋愛映画はやっぱり好物です。

あ・・彼女の歯軋りはとっても気になったけれど
それは私だけですね。好きになれば、なんだって
OKになるんですよね・・・。いいな~~~。
323331view004.jpg

ふたりの人魚

これは「ウィンター・ソング」の前日に火曜日ね(14日)に
観ました。だから、最近の感想ですよ。
なかなか興味深い作品でしたわ。
二役のジョウ・シュンはやっぱり素敵。
だから早く・・ウィンター・ソングの感想を
書きなさいって!!!笑





ふたりの人魚 (2000  中国 ドイツ 日本)


監督: ロウ・イエ
製作: ナイ・アン
フィリップ・ボバー
脚本: ロウ・イエ
撮影: ウォン・ユー
 
出演: ジョウ・シュン (メイメイ・ムーダン)
ジア・ホンシュン
ナイ・アン
ヤオ・アンリェン


2000年ロッテルダム国際映画祭のグランプリ受賞作。


上海でビデオの出張撮影の仕事をしている男。
ある日、依頼された撮影先で
水槽の中で人魚の姿で踊るダンサーのメイメイに
出会い、ひと目ぼれする。
ふたりはつきあい始めるが、彼女は行き先も言わずにいなくなったりと
謎めいた行動が多かった。
そんなある日、彼女のことを
自分の恋人のムーダンだと言い張る男が現れる・・。



感想   
 
「愛しているなら私を探して」
「私がいなくなったらマーダーのように探す?」
「死ぬまで?」
「嘘つき」
「そんなの物語でしかありえない」


とっても不思議なお話です。
愛って儚いもの・・まるで夢のごとく
・・そんなことを感じました。
ビデオ撮影を仕事としている男の視点で物語りは
語られますが、この男の姿は一切画面には出てきません。
男はメイメイとの関係を語っていくうちに
別の物語を引きあいにだします。
もうひとつの物語。
それがバイク便の男=マーダーと
依頼先で荷物として頼まれる少女ムーダン。
マーダーの仕事はこの少女を運ぶということ。
少女の父親が女性と逢引するときだけ、邪魔な少女を
おばさんの家まで運んでいくのです。
髪を2つの結ってリュックを背負った素朴な少女ムーダン。
ちょっとぶっきら棒で可愛げはないけれど、
家族愛に満たされていないゆえ、誰かの愛情を欲しがっているよう・・。だからマーダーに兄のような父親のような気持ちで
愛情を求めるのは当然なのかもしれないですよね。

そんな2人でも幸せな日々は続かない・・。
マーダーが、闇の仕事に手を染めてしまうことで
ムーダンを失うことに・・。
「今度会うときは私は人魚になるわ・・」
そういって、ムーダンはマーダーの元からいなくなってしまいます。


マーダ-は
ムーダンを失った後も彼女を懸命に探します。
どこかにいるんだ・・・彼女は・・。

そんなある日、
ムーダンに似た女性・・メイメイと出会うのです。

メイメイとムーダンは容姿こそ似ていますが
性格はまったく別。
メイメイには、妖艶な魅力があります。
大人の女性です。

この物語のナレーション=男とメイメイの間に
このマーダーが入り込み、
三角関係のような図式となり、物語は絡み合う愛の物語へと
展開していきます。


そもそも男の語る
マーダーとムーダンの物語は現実的な物語だったのか・・。
架空の物語なのか・・・。
最初はわからないでいたところもありました。
曖昧な話し方でもありましたからね。
ですから、メイメイとムーダンは同じ女性なのか・・
どうなのか・・途中まで迷う部分がありました。
後半からはようやくはっきりしたものが見えてきたのですが
それでもどこか現実感が薄れるような不思議な雰囲気が
漂っていましたね。

マーダーは長髪より
短髪のほうが断然素敵です。
渋いです。ちょっと原田美枝子の旦那さんのような雰囲気(顔は似ていないよ)
メイメイが人魚になるときの
着替えの様子が隠し撮りをしているような・・
覗き見されているような映像で映し出されますが
なぜか、ゾクゾクしてきます。
女性が変化しているときは、なんともいえない魅力がありますよね。

メイメイはマーダーの語る物語を
どのように聞き入っていたのでしょうか。
物語の主人公に自分を重ねていたのでしょうか。
2人の男性の間で揺れ動いていたのでしょうか。
愛しているからこそ懸命に探し出そうとする男の姿に
なにか感じるものがあったのでしょうか。
自分をどのくらい愛しているのか・・
常に疑ってしまうのは、恋人同士の常であり
また自分を思ってくれる度合いが強いほど
心はそちらに揺れるものでしょうね。
ナレーションの男は、どのくらいメイメイを愛していたのでしょうか。
フィルターだけの彼女しか観ていないで
本当の彼女の心を観ようとはしたいなかったのかも・・。
だからメイメイは、男を確かめるべく
姿を消したのでは・・。


 「永遠のものなどないのだ・・・・」

 愛ってせつない・・・・




mo0635.jpg

ハリウッド☆ホンコン  

続いてもう一本。
これは癖のある作品ですから
好みが分かれるかな。
私は面白く観ることができましたよ。
感想は以前のものです。
自分でチェックしながら
忘れている部分も多いな・・・って気づきましたけどね。


ハリウッド☆ホンコン  (2001  フランス・香港・日本)  

監督  フルーツ・チャン  
 出  ジョウ・シュン(トントン・ホンホン)
    グレン・チン(チュウ)
    ホウ・サイマン(ミン)
    サイ(レオン・ツィービン)
    チンピラ、ウォン(ウォン・ユーナン)

解体寸前の香港の下町。
焼き豚屋を営む父と息子3人家族。彼らの前に一人上海娘が現れた。
皆がその神秘的な美しさに惹かれるのだが、彼女には大きな秘密が隠されていた。


感想    ビターな御伽噺という宣伝文句。
ちょっとメルヘン的なものを期待しがちですが、
冒頭から出てくる人は、デブ、デブ、デブ・・・・・。それにブタまで加わるので、豪華ですよ。笑
ブタを切り開いて、調理する場面・・・、目を覆いたくなることもあったのですが、お仕事なんだからと割り切って考えれば
平気に観ることができるかな。でもブタ君可哀想ね~。
あ・・・・もっともっと、悲惨な状態になってしまう人間も描かれているんだったわ。
犯罪だよね、これっていうシーンが、あったのよ。
この間観た「ほえる犬は噛まない」の犬を食するなんて、甘い、甘いわよね。
こっちは、・・・・・・・しちゃうんだよ。これは、笑えない、笑えないのよ・・・。
映画は、上海娘ジョウ・シュンを巡る騒動が中心かな。
彼女は、色んな男に色気を振りまきます。誘うんですよね。そして簡単にエッチしちゃうの。焼き豚屋の近所に住む
チンピラのウォンも、まんまとひっかかります。ただ、その後の代償がひどくて、男たちは困ったことに巻き込まれるのです。
「きれいな女性にはとげがある・・・」とはよく言うけれど、その通りで、かなりひどい娘なんですよ。
でも、自分の住まいでもあるハリウッド地域にある高層マンションで、涙流している場面をみると、
彼女にも彼女なりの訳があって、ひどい行いをしているのかな・・・なんて考えてしまいます。
彼女の生い立ちは不明ですが、きっと不幸だったんだろうな~。
夢をかなえたいという気持ちは、わからなくはないけれど、こういった手段しかないのは悲しいです。
そして、チンピラ、ウォンの商売は、出会い系サイトを管理するもの。現代的な問題が、見え隠れしているのも、
悲しかったですね。グロイ場面と同時に、エッチ場面も割と多いので、子供にはお薦めできませんね。
焼き豚の炎の中に映し出される、エッチシーンはめちゃめちゃいやらしかった・・・・笑
でも、安心して観る事ができるシーンもあるのですよ。ブランコシーンと、旗振りシーン。
これはほのぼのしていて、好きでした。
肉体的に痛い映画がダメな人にはきつい映画かもしれません。
また、真面目に観ようとすると怒りたくもなるかもしれません。 ので、ここは・・・頭をやわらかくして観る事をお薦めします。
それでも、好みは分かれるでしょう。
私は、香港のざわざわした町の雰囲気が身近に感じ取れて、案外、楽しく鑑賞できました。
現実的な中に、ちょっと非現実な世界も入り込んでいて、そのミスマッチ感が面白かったです。
焼き豚をあんなにみせつけられたことって、今までなかったからね。新鮮、新鮮。
最後のオチも、すっきりまとめてあって、良かったわ。ニヤリとしてしまいましたよ。
あ・・・でも可哀想なんだよね・・本当わ。笑hh.jpg

小さな中国のお針子

昨日のレディース・デイ・・・「ウィンター・ソング」観てきました♪
純愛映画というイメージが漂っているけれど、
結構生々しいお話でありましたわ・・・。
色々思うところあり・・・笑
感想はのちほど。金城さんは素敵だったけれど
ノーチェックだった・・あのミュージカルの監督&サーカス団長
さんの歌声に痺れてしまいましたよ。存在感もあったしね・・


とりあえず・・・
主演の女優さん・・ジョウ・シュンの作品をいくつか取り上げます。
感想は以前のものです。
意外と観ているジョウ・シュン。
小悪魔的な魅力があるんですよね。
はじめて見たのは「花の影」だったけれど、記憶は薄いです。
花の影・・ではレスリーばかり観ていたからね・

お~~~と横道・・・だ・・・。
中国のお針子の感想~~~~~だよね。



小さな中国のお針子  (2002  フランス) 

監督  ダイ・シージエ 
出  ジョウ・シュン    チュン・コン(ルオ)
              リィウ・イエ(マー)

1971年、文化大革命の嵐が吹き荒れる中国で、医者を親に持つ17歳のマーと18歳のルオは、反革命分子の子として再教育
のため山奥深くに送り込まれた。 厳しい労働に明け暮れるなか、彼らは村で唯一の美しいお針子の娘に恋をする…。 


感想   フランスに住む中国人の監督ダイ・シージエが書いたベストセラー小説を自らが映画化。
中国が舞台の映画です。
文化大革命の時代を描いた作品では「シュウシュウの季節」もあります。あれはかなり悲惨な話でしたが
こちらはそんな感じはありませんでした。文化大革命がどうのこうのというより、それを背景とした、
青春時代の淡い恋物語というストーリーが主になっている映画でした。
青年2人が送り込まれた山奥は、本当に文明からはかけ離れたところです。
村人は素朴。文字が読めない人ばかりで、古い慣わしも生き続けています。しかし、大自然は素晴らしいものです。
まさに水墨画の中に入り込んでしまったかのような世界が広がっています。
そんな環境の中で過酷な労働を強いられる若者たち。唯一、村一番の美しい女性、お針子との会話は心の拠り所と
なるのです。彼らは無教養な彼女に文学を語ります。彼女を自分の手で変えてみようという気持ちもあったのでしょう。
男にとって、無垢な女性を、自分好みの女性に変えること(色んな意味で)こそ、この上もない喜びではないでしょうか。
それは独りよがりの気もするけれど、男性特有の願望でもありますよね。
しかし、彼女は、彼らが思った以上にフランス文学、バルザックに心惹かれてしまい、とうとう予期しない
決断をしてしまうのです。
女性のもつ行動力って、男性には信じられないくらいのものがありますよね。やはり未知の世界を覗いてしまった彼女にとって
後戻りするのは、つらいことだったのでしょうかね。何も知らなければ、山奥で平凡な生活を送り、
それなりに満足いく人生を送ったかもしれません。知らないことが幸せということもあるでしょう。
その後の彼女の生活が見えてこないので彼女の決断が良かったのかどうかはわかりません。
ルオもマーもその後、社会的地位の高い存在にいます。それゆえ、彼女がどういう人生を送ったのかとても知りたかったです。
フランス文学の影響力の高さを暗黙のうちに語っていますので、観る人にとっては、意見の分かれるところで
しょうね。フランス文学って素晴らしい・・・て言っているわけですものね。
大自然で奏でるバイオリンの音色は美しかったです。中国のお針子・・・名前はありません。それだけ、2人にとっては
思い出の中の少女でしかないのでしょうね。一つ気になったところ。妊娠の部分ね。もっと考えなよ・・・てね(笑)
お針子・・・ものすごく純朴かと思っていたけれど、そうでもなかったですね(笑)それにしても柳の鞭打ち、あれには驚きました


美しい映像と美しいお針子・・・。
青春時代の甘くて苦い思い出。
きっと観た人の心に何かが残るはずだと思いますよ。
ohariko.jpg

近況報告

9日、木曜日・・
インターナショナル・キルトウィークに
行ってきました。
詳細はこちら→http://viq.com/iqw/06-Y/shou.html
横浜です。
今年はオープンと同時に入ったのですが
すごい人・・・人・・・人・・・。

あまり製作もしていないのに、毎年このイベントには行ってしまう私。
だって色々なお店があって
観ても選んでも楽しいんだもの♪

今回は、
ポーチ製作のキットを買ってしまいました。
できるのか・・自分・・笑

このイベントは土曜日・・11日までですね。
お近く方は是非・・。


ところで・・・気がつけば11月半ば。
そろそろ映画館通いもオシマイかも・・泣。
なにかと忙しくなりますよね・・・。
今日・・予定していた「ゆれる」も
野暮用があって断念。
う~~~ん、残念だわ。


あとどのくらいビデオ鑑賞できるかわかりませんが
ボチボチやっていこうと思います。

本はまだまだ読めるわね・・・。
日記もまだまだ書けそうね・・・。
よし・・よし・・・・

ヘヴンリー・ブルー  著  村山由佳

ヘヴンリー・ブルー   著  村山由佳



「天使の卵」
「天使の梯子」のサイドストーリー。
梯子の主人公夏姫の視点で
2つの物語の経過が語られます・・。



感想  「天使の卵」「天使の梯子」を読んだのなら
読んでみてもいいかなという作品ですね。
とくにこれだけが・・どうのという感想は
ありませんが・・。
恋愛における痛み、苦しみ、喜びが
さらにリアルに描かれているので
女性向けだと思います。

2つの作品の中で使われた
印象的なセリフに補足がかかっているような状態。
あのセリフの裏にはこんな心情が
隠されているのね・・・という思いも
感じますが
私はそこまで丁寧にしてもらわなくても
想像できる楽しさも残しておいた方が
いいんじゃないの・・・な~~んて
思ってしまいました。

確かに切ないことは切ないけれど
さすがに3作も読むと
トーンダウンします。

文章は簡潔で短いので
さらりと読めますね。
31760999.jpg

福音の少年  著  あさのあつこ

福音の少年   著  あさのあつこ



小さな地方都市で起きた、アパート全焼の火事。
同級生の少女が、焼死体で発見される。
事件をさぐる秋庭。
そしてその少女の同級生の男友達。



感想   有名なバッテリーも読んだことがないのに
たまたま目に止まったあさのあつこ作品。
表紙の絵からどんなにロマンチックなお話かしらと
想像を膨らませておりました。
わ~~~、暗いのね・・このお話。

火災事件にまつわる
謎。
ミステリータッチかと思われる出だしですが
読み進めていくうちに
これは少年&少女たちの心の闇に迫っていく
作品なのだということがわかってきました。
が・・・
どうも私には、誰に対しても感情移入できず。
またこの心の闇についても
どうにも理解できないところがありました。
青少年たち・・そんなに複雑な心境で日々
送っているのかしら・・。
正直、私には納得できないことばかりです。
火災で亡くなった少女
には恋人がいました。
その恋人が明帆。
また少女には恋人とは別の幼馴染・陽もいました。
陽はこの火災で両親も亡くしています。
この男2人は
少女を巡って恋敵とか・・そんな単純なものではないのです。
それぞれの心に抱えているものを
理解しあえる間柄・
だからといって、親友ではないといいはる2人。
ジャーナリスト秋庭
の存在は最初のみであとはそれほどのことはありません。
サスペンスを期待していると
裏切られるし(謎解きというか犯人は一応名前が
あがってくるのですが、どうも唐突過ぎて
納得できない部分が大いにあり・・)
青春小説としてよむと
私には面白いとは思えない展開。
やっぱり・・このテンポについていけなかったのかしら。
少年達の心のつぶやきも・・・なぜか私の心には
響いてこないものばかり。
私の理解不足なのでしょう・・・・・。
ちょっと期待はずれでした。

  69a7b5da-s.jpg



ちなみに小説に出てくる少女の姿は表紙の
ようではありませんね・・笑

優しい子よ   著・・大崎善生

優しい子よ    著  大崎 善生

「優しい子よ」、「故郷」他、全4編からなる短編集。




感想   大崎さんの作品は恋愛小説を2作しか読んでいなかった
のですが、短編はもっと素敵よ・・という声を
聞き、早速読んでみました。

全4編から構成される作品集。
なかでも表題作である
「優しい子よ」は涙無しでは
読めないような・・そんな作品でした。

これを無感情のまま
読むことは、普通人間としてはできないんじゃないかな・・と
思います。少年の文章が
無垢であればあるほど、
涙腺刺激されます。
これが小説でなく、実体験に基づいている
ということが、より、感情移入しやすくしているのではないかな
と思います。作者と奥様との関係が
どんなものかも感じることができ、小説では味わえなかった
作者の内面に触れることができたのも良かったです。

作者の人柄が
そのまま、文章にでてくる作品でしたものね。



続いて、「故郷」・・・という
作者と仕事上の関係があったプロデューサー
の晩年についての
短編があるのですが
そちらもよかったです。


この本は生と死が隣合わさったような
構成になっていますが、
自分でも色々考えることができて
大変有意義な時間を過ごせたような気がします。

彼の描く、死と生の物語が
とても気に入っているということだと思います。

教えてくださった真紅さん
ありがとうございました。

P.S・・・新刊「タペストリーホワイト」・・表紙も
素敵ですよね。早く読みたいな~~♪
31736496.jpg

ダウン・イン・ザ・バレー

ダウン・イン・ザ・バレー (2005  アメリカ)

DOWN IN THE VALLEY

監督: デヴィッド・ジェイコブソン
製作: デヴィッド・ジェイコブソン
スタヴロス・マージョス
ビル・ミリオーレ
エドワード・ノートン
アダム・ローゼンフェルト
ホリー・ウィーアズマ
製作総指揮: サム・ナザリアン
脚本: デヴィッド・ジェイコブソン
撮影: エンリケ・シャディアック
プロダクションデザイン: フランコ=ジャコモ・カルボーネ
衣装デザイン: ジャクリーン・ウェスト
編集: エドワード・ハリソン
リンジー・クリングマン
音楽: ピーター・サレット
 
出演: エドワード・ノートン ( ハーレン)
エヴァン・レイチェル・ウッド ( トーブ )
デヴィッド・モース ( ウェイド )
ブルース・ダーン ( チャーリー )
ロリー・カルキン ( ロニー)
アーテル・カヤルー
エレン・バースティン

ロサンゼルス郊外の住宅地、サンフェルナンド・バレー。
17歳の少女トーブは、ある日、ガソリンスタンドで
働いているカウボーイ気取りの風変わりな店員と知り合い
恋に落ちる。
彼の名はハーレン。
厳格な刑務官の父ウェイドは、2人の中を認めようとは
せず、日頃から父親に反発していたトーブは、ますますこの恋に
嵌っていく。
トーブには内気な13歳の弟ロニーがいるのだが、
弟とハーレンは気が合う様だった・・。
しかし、ハーレンの振る舞いは、
次第に異様なものに変化していく・・。


感想   やっぱり・・・普通の恋愛映画じゃなかったのね・・笑
そりゃ・・そうよね、ノートンだものね・・・。
過去作品には個性的な役柄が色々あるしね・・
ただ、尋常でない行動に振り回されるという図式なら
前に見た「Jの悲劇 」の方が私は面白かったような
気がします。
もうすこし、これか~~~!!・・・というインパクトが
欲しかったように思います。淡々としすぎていたからかな・・。
それが恐いというのもあるけれど、
今回の作品に関してはもっとピリピリとする刺激が
欲しかったです・・・笑


時代錯誤の服装・・・。
街中で馬に乗り、カウボーイハットをかぶり、
ガンマン気取りのハーレン。
なんだか、つかみどころのない人物でしたね。
一見、気の優しい好人物にみえるけれど、
一般的なものの見方&考え方が
出来ない人物でしたよね。
はっきりとわかる異常者とはまた違うんですよね。
一応、言っていることが納得できるときもあるからね・・
自己中心的で自己陶酔型。虚言癖もあり、
自己顕示が強そう・・・。
これは性格的に多少歪んでいるところもあると
考えればいいのかな。
自分1人で過ごしていれば何も問題はないのだろうけれど、
周囲と交わるにつれ、性格的にこれ・・ですから
色々と問題が生じてくるんでしょうね・・。
社会生活不適合なタイプ。
困ったものです。
でも、こういった人・・・いますよね・・意外と・・・

でも、こういった人物を一瞬でも信じてしまうところ&
救ってあげたいとどこかで思うところに
自分の甘さがあるのだと思います・・・笑
気をつけなくては・・


今回この物語では
ハーレンを好きになってしまう
トーブを演じていたエヴァン・レイチェル・ウッドちゃんが
とっても可愛かったです♪

お父さんとしてはアレじゃ当然・・心配ですね。
お色気もムンムンだったから、悪い虫がつきそうでしたものね。
思春期ど真ん中の彼女が
当然父親に反発するのはわかるけれど、(このデヴィッド・モース
扮する父親がね・・みるからに独善的で傲慢だったからね・・・)
やっぱり親は親だから言うこと素直に聞かなくてはね・・。

娘の男選びはまだまだ甘いってこと。
親はなんだかんだいっても人生経験あるのだから
男の本質きちんと把握しているのよね。

これからの、親子関係に期待です。
この男のことをきっかっけに
お父さんも、娘に好かれる人物になっていくと
思いますよ。

それにしても
弟のロニー。
結果、いいように振り回されてしまって可哀想。
今後トラウマにならなければいいけれどね。
downinthevalley_fc02.jpg

down.png

いい男バトン

悠雅的生活
悠雅さんから素敵なバトンをいただきました。

その名も・・・いい男バトン・・。

私・・・そんなにいい男知らないわ・・・と思いながら
記憶を紐解きながら回答しました。


え~~~こんな趣味と言わず、
みてくださればうれしいです。




1】いい男に絶対必要だと思われる条件は?

人をひきつけるオーラがあること。
どんな表情をしていても
すべて絵になり
美しいとまで感じさせるものをもっていること。
笑顔が素敵なのは当たり前だけど
ちょっと崩れたときでも・・笑・・
目を釘付けにするものがあるんだな・・。

20051031_4.jpg

淋しい姿をしているものなら、なおさら・・。

996TEP_Ralph_Fiennes_113.jpg


男泣きも美しい・・。

【2】いい男に似合うしぐさ、持たせたい小道具はありますか?


物思いにふけっている姿・・・。困惑の表情。
小道具はね・・
帽子、ステッキ、タバコ、お酒・・かな・・・?
あと制服・・


実は私が一番憧れるのは
後ろからの抱きしめられる図式なのですがいまだ遭遇せず・・笑
たぶん、これやられた折には・・失神しますね。
顔が見えなくても。手とか胸板の厚さを自分の背に感じるでしょ。
あ・・・男・・・今こんな表情しているんじゃない?と
想像するのって贅沢。


【3】男性の体の部分で好きなところはどこですか?

手とか背中とか・・・。

【4】ごく普通の人がいい男に見える瞬間はありますか?
   それはどんなときですか?

予期せぬ行動をしたとき・・。
おお~~~と思います・・笑



【5】いい男だと思う人を好きなだけ挙げてください。


レイフが一番は変わりませんが・・、
その他色々とね・・。
今後
そんな風に思っていなかったのに
突如浮上してくるかたもいますので
増えると思います。単純なので観た映画に影響されるからね


【6】上に挙げたいい男にハマッて‘こんなことをした’
   ‘自分はこんな風に変わった’というエピソードがあれば
   教えてください。

変わりつつある日々・・・笑





【7】もっと知名度が高くてもいいはず!といういい男がいたら教えてください。

頑張れ・・・ライアン・フィリップ・・・笑
最近ちょっとプックリしたけれど、
昔はいい男だったのよ。72070.jpg


奥さんの知名度に比べるとイマイチだよね。(別れてないよね・・?)
応援の意味をこめて~~~


【8】フィクションの人物に恋をしたことはありますか?
   その経験がある方は、誰に恋をしましたか?

キャンディ・キャンディのテリー・・富山敬の声も好き。
はいからさんが通るの少尉♪


【9】いい男とふたりきりになれます。
   誰と、どんなシチュエイションがよいですか?

こんな感じで・・gardener.jpg




【10】自分のまわりの人を全部いい男でかためられます。
    誰をどんな立場の人に選びますか?

祖父・・・・・イアン・マッケラン
父・・・・・・・ショーン・コネリー
        ポール・ニューマンもいいな~~
いとこ・・・・・・・ユアン・マクレガー
弟・・・・・・・・・・・・・ヒース・レジャー
おじ・・ロバート・レッド・フォード(年取ったよね・・・泣)
息子1・・・ディエゴ・ルナ
息子2・・・マイケル・ピット 
息子3・・・エミール・ハッシュ
息子4・・・ジョナサン・ジャクソン
年上の恋人1・・レイフ・ファインズ(すべてを求める・・笑)
年上の恋人2・・エド・ハリス(包容力を求める・・笑)
年上の恋人3・・ダニエル・デイ・ルイス(浮気するだろうな・・
とにかく、 自由にやってもらう・笑。耐えられない軽さ・・・の世界よ)
初恋の人・・・ジュリアン・サンズ(昔は本当よかった・・・泣)
隣人1・・・ジョナサン・リス=マイヤーズ(時々、歌ってもらう)
隣人2・・・ルパート・エヴェレット(悩みを相談しに行く・・恋愛には絶対発展はしないだろう・・・)
隣人3・・ロバート・カーライル(荒れた1人暮らし生活をしているので時々ご飯を作ってあげる・・・)
友達・・・・・ヒュー・グランド
会社の直属上司・・ジェレミー・アイアンズ
会社の隣の課の上司・・ジェームス・スペイダー(笑)
バーのマスター(会社帰りに飲む・・笑)・・・スティーブン・レイ
居酒屋の主人(会社帰りに飲む・・またか・・笑)・・チェ・ミンシク
ダンス教室の先生・・・リチャード・ギア
かかりつけのお医者様・・ライナス・ローチ


自分の年齢を考えての選択になってしまった
のが悲しい・・。多少辻褄が合わないのは、イメージ先行ということで
勘弁・・。



【11】次に廻す方は?
 どうぞご自由にお持ちください~~


回答していただける方は
下の問いをコピーしてお使いくださいね。
ちなみに(10)は色々アレンジしていいですよ。
夫も是非加えてくださいね・・・笑




【1】いい男に絶対必要だと思われる条件は?
【2】いい男に似合うしぐさ、持たせたい小道具はありますか?
【3】男性の体の部分で好きなところはどこですか?
【4】ごく普通の人がいい男に見える瞬間はありますか?それはどんなときですか?
【5】いい男だと思う人を好きなだけ挙げてください。
【6】上に挙げたいい男にハマッて‘こんなことをした’’自分はこんな風に変わった’ というエピソードがあれば教えてください。
【7】もっと知名度が高くてもいいはず!といういい男がいたら教えてください。
【8】フィクションの人物に恋をしたことはありますか?その経験がある方は、誰に恋をしましたか?
【9】いい男とふたりきりになれます。誰と、どんなシチュエイションがよいですか?
【10】自分のまわりの人を全部いい男でかためられます。誰をどんな立場の人に選びますか?
【11】次に廻す方は?


欲望

欲望   (2005)


監督: 篠原哲雄
製作: 鈴木光
プロデューサー: 原田文宏
企画: 鈴木光
原作: 小池真理子 『欲望』(新潮社刊)
脚本: 大森寿美男
川崎いづみ
撮影: 上野彰吾
美術: 小澤秀高
編集: 田中慎二
音楽: 池頼広
主題歌: 布袋寅泰
照明: 赤津淳一
録音: 阿部茂
助監督: 谷口正晃
 
出演: 板谷由夏 ( 青田類子 )
村上淳 (秋葉正巳)
高岡早紀 ( 袴田阿佐緒 )
利重剛 (水野克利 )
大森南朋 ( 能勢五郎 )
中村方隆
内田春菊
水木薫
筒井康隆
中村久美
吉田日出子
津川雅彦 (袴田亮介)

小池真理子の「欲望」の映画化。
妻子ある男性、能勢と関係を続ける
図書館司書の類子。
彼女はある日、中学時代の親友・阿佐緒と偶然再会する。
阿佐緒は、年の離れた精神科医と結婚したという。
その結婚披露パーティに招かれた類子は、
そこで中学の同級生・秋葉正巳と再会する。
中学時代から、正巳に恋心を感じていた類子。
だが、正巳には、類子だけが知るある秘密があった・・。



感想   原作を読んでからず~~~と観たかった映画。
探してやっと見つけました。

原作ものはどうしても
比較されますよね。
まして、原作に思い入れがあれば、なおさらです。
「疾走」のときもそうでしたからね。
ですから、どっちがいいといえば、やっぱり私は原作がいいと
思いますけれど、
でもそれを切り離してみたとしたら今回この作品は
小説の持つ雰囲気を上手に映像で表わしていて
いい感じに仕上がっていたんじゃないかな・・と
思っています。まず、あれだけ、裸体が多いのにも
かかわらず、いやらしさを感じなかった点。
テーマを明確にうちだしていて、
それぞれの苦しみがこちらに伝わってきた点。
セリフに関して、小説的な言い回しが多かった点。
主人公の語りが聞きやすかった点。
まあ・・小説の雰囲気をあまり壊さないでいたのではないかな。

これをきっかけに原作の方にも興味を持ってくれれば
いいのではと思います。

ただ、私は原作を読んでから観たので
映画で描かれていない色んな背景を知っていた分、
すんなり映像を理解できたところがあったけれど、
初めて観る人にとっては
どうなのかな。それぞれの行動一つ一つに
多少の疑問を感じたりするのではないのかな・・と
思いました。

袴田も阿佐緒ももっと小説の方が
個性的に描かれていて、近寄りがたいイメージだったけれど、
映画ではあっさり気味だったので、
こんな人身近にいるかも・・・と思わせて
くれるんじゃあないのかな。
小説の中での阿佐緒なんて実際いたら、目だってしょうがないと
思いますもの。これは、正巳にいえることなんだけどね。


小説の中の登場人物たちのイメージと
俳優さんのイメージが、合致しないところは
多少ありましたけれど・・(のちほど書きます・・)
それはもうしょうがないと諦めます・・・笑
そもそも、この小説の人物自体、
生身の人間であらわすのにはなかなか難しいと
思うしね。純文学の世界を映像化した努力を私は
かいたいと思っていますよ。

主役の類子役の板谷由夏がとってもいいです。
彼女に関してはイメージどおり。
知的ですし、一見、クールに見えるけれど、
心の中では熱いものがあふれているという
感じがとっても良かったわ。こういう女性が好き。

ここまで演じてくれてありがとうという
気持ちで一杯。

で・・・正巳ね。
これは・・・一番違うと思いましたよ・・・・・・笑
実は映画ではこの正巳に一番注目していました。
なんたって美青年ですからね・・。
村上淳って実は初めてなんですが
どうも私のイメージとは違いました。

あの・・しゃべりかたと、
もみ上げが・・ちょっと・・う~~~~ん。
演技うまい方なんでしょうか。
私は、う~~~ん。
裸体になったときに背中?お尻の上?あたりの
タトゥーは、やっぱり、気になります。


といいながらも、
最後の海のシーンでは、
こみ上げてくるものがあって、しょうがなかったです。

これで、自分的にはこの映画に満足したのです。
ってやっぱりストーリーが好きなのかもね。


映画としてはいいんじゃない?かな・・・


で・・・・大森さん。
能勢さん役だと知っていたので、心の準備はしていたけれど、
ほとんど裸で、やっぱり、どうしましょう状態・・・笑
これでは大森さん、単なる情事の相手だけの
存在で(もちろん、小説がそうなのだからしょうがないけど)
可哀想と思ってしまいましたよ。演技も大変でしょうに。
廊下で類子とすれ違う場面があるのですが
軽くお辞儀なんかして・・そんなさりがない仕草の方が
素敵でした。
絡みシーンはいやだった・・・・笑
大森さんじゃあなくてもよかったんじゃないのかな・・。
冒頭あのままでグレープフルーツ(だよね・・)向かい合って
食べていましたよね。ビックリしましたよ。
そんなカップルあまりいないかも・・・笑


そういえば、ラブシーンというか、裸のシーンは立ち姿が
多かったように感じます。たしかにカラダのラインははっきり
見えるので、観ていて、絵になりますね。
美しいですし・・。

まあ・・・好みが分かれる作品でも
あるのかな・・と思います。
真面目に観て欲しいけどね。
big051115_1.jpg

上海の伯爵夫人

上海の伯爵夫人  (2005 イギリス・アメリカ・ドイツ・中国)

THE WHITE COUNTESS


監督: ジェームズ・アイヴォリー
製作: イスマイル・マーチャント
製作総指揮: アンドレ・モーガン
脚本: カズオ・イシグロ
撮影: クリストファー・ドイル
プロダクションデザイン: アンドリュー・サンダース
衣装デザイン: ジョン・ブライト
編集: ジョン・デヴィッド・アレン
音楽: リチャード・ロビンズ
 
出演: レイフ・ファインズ ( ジャクソン)
ナターシャ・リチャードソン ( ソフィア )
ヴァネッサ・レッドグレーヴ (叔母サラ)
真田広之 (マツダ)
リン・レッドグレーヴ ( オルガ )
アラン・コーデュナー ( サミュエル)
マデリーン・ダリー (カティア)
マデリーン・ポッター (グルーシェンカ)
イン・ダ
リー・ペイス
リョン・ワン
ジョン・ウッド

1936年、上海。
ロシアから亡命してきた伯爵夫人ソフィアは、
一家の家計を支えるためにクラブでホステスとして働いている。
そこに客としてきていたのが盲目の元外交官のジャクソン。
ジャクソンが暴漢に襲われるのをさっし、
機転をきかせて助けたことが2人の出会いとなる。
政治の世界からはなれたジャクソンは、ある夢を持っていた。
夢のバー“白い伯爵夫人”をオープンさせること。
想像している伯爵夫人が、まさしくソフィアだったと感じた
彼は、ソフィアに自分の店の華となってくれるよう頼み込む。
そんな中、ジャクソンは謎の日本人、マツダとも友情を深めていく…。


感想   長らく公開を待っていた
この作品、
早々と鑑賞してきました。

大人のための映画ですよ。まあ・・なんて優雅で気品があり
慎ましさに溢れる映画なんでしょう。
とっても気に入りました。
主演俳優目当てではありますが、
それを抜きにしても、私は好きな部類の作品ですわ。


時代に翻弄される男女の恋愛劇なのですが、
劇的な展開はあまりありません。(あえていえば、後半は盛り上がるが・・)
わりと淡々・・・。
宣伝ポスターが
激しいキスシーンを取り上げているので、濃厚な世界を
想像しがちですが(実は私もそんな感じでした)
抑えに抑えた感情表現。
そのキスシーンだって、暗がりであっという間の
出来事だし、相手は、その後なだめすかしていたようにも感じるし
ロマンチック~~♪というものを感じ取るような
雰囲気ではありませんでした。


むしろ、直接的な描写より、
見つめあう眼差しとか、
手と手が触れ合う瞬間とか、
顔をなでる仕草とか・・
交わされる言葉の中などに、
それぞれが持っている
相手への
静かな情熱を感じ取ることができ、
私・・思わず、ぞくぞくしてしまいましたよ。


ふっ・・・(ため息)・・・官能の世界に入っております・

なにもいちゃつくだけが、恋愛ではないのよね・・・
ガバッとバッシと絡みに絡み合うのが
愛でもありません(なんていう表現だろう・・・笑)


友人関係を貫こうとする2人。
レイフ演じるジャクソンは、
つらい過去を背負っている分、恋愛に関しても
臆病な部分があるのでしょうね。
現実の世界で生きことをどこか恐がり、
それゆえ、夢のバー実現に自分の全てをかけようとする・・。

一方のナターシャ・リチャードソン演じる
ソフィア。
彼女もまた、背負っているものが大きすぎるゆえ、
自分の感情を押し殺してしまうところがあるのかもしれませんね。
女であるまえに、娘の母であり、
一族を支える柱でもあるのだから・・・
そう簡単には愛に突っ走ることなどできないのでしょう・・


主従関係さらには・・友情という言葉が2人には
都合よかったのでしょう。

だから、肝心なことはなかなか話さない・・・


その2人の関係を縦軸としたら横軸となるのが
真田さん扮する「マツダ」
彼はジャクソンの友人となる人物。
男同士の信頼関係。

ジャクソンの夢に力を貸し、彼の人柄、情熱に共感を得て
色々な助言を与えていく・・・


実は・・マツダには、もっと大きな野望があり、
そのためにジャクソンに近づいたということもあるのだけれど、
もちろん、それ以上にジャクソンを人間的に
好きだったに違いないと思っております。
だから悪人という感じには
なりませんでした。
彼は彼で使命があり、自分の生き方を貫いていったのではないかな
と思います。


むしろ、ソフィアの家族の方に、
私は怒り爆発。
なんですか・・・あれ・・・。
もう最初から、口ばかりうるさいくせに、プライドばかり高くて
いけ好かないわ・・・と思っていましたが、
後半のソフィアに対する態度には、頭に来たわ・・・・。


子を思う母の気持ち・・・
泣かされましたよ。


政治的な混乱を見せる
上海の街がとても魅力的に描かれています。
映像的にもとても美しいです。
撮影はドイルですし・・・さすがです。

ジャクソンのバーで開かれる
歌や踊りの数々も
不思議なムードに溢れていて、魅惑的ですよ。


栄枯盛衰・・・
栄えているものはいずれ滅びますよね・・。
でも、時代を超えて変わらないのは
愛だけ。
夢の世界を生きるのはいいけれど、
いつかは、それは去ってしまうもの・・・なのだから
そのときのためにも、変わらない、大切な何かは
しっかり確保しておくべきですよ。

ジャクソンは、
これから、
現実の世界をしっかり生きていって欲しいな~~


レイフ素敵♪
今回カフェでくつろぐ時は白の背広。
バーでは黒のタキシード。
あと、派手なジャケットも着ていたけれどあれは似合わなかったな。
盲目という役は今回初めてなのでは・・。
なんど手をさしのべてあげたいと思ったか。
とくにクライマックスでは、あの混雑の中
港を目指したでしょ?
危なっかしくて、ハラハラしちゃったわ。

一方のナターシャ・リチャードソン。私、あまりよく知らなかったわ
この方。他の作品見ているのだけれど、記憶になくって・・
ごめんなさいね。でも元伯爵夫人だけあって
貫禄や気品は感じられて素敵でしたわ。愁いを帯びる表情も
良かったです。彼女が娘をもつ母親という設定だったので
とっても共感できました。
子のためなら、
なんでもするよね・・・。
グリーンのドレス&帽子やオレンヂのスーツ&帽子
バーで働くようになってからの白のドレスなどなど・・
衣装も素敵で目の保養になりましたわ。
325270view002.jpg




ポイントは手・・ですよ。
みてくださいよ♪・あ~~~~いいな・・。

002.jpg

記憶の棘

記憶の棘  (2004  アメリカ)

BIRTH


監督: ジョナサン・グレイザー
製作: リジー・ガワー
ニック・モリス
ジャン=ルイ・ピエール
製作総指揮: ザヴィエル・マーチャンド
マーク・オーデスキー
ケリー・オレント
脚本: ジョナサン・グレイザー
ジャン=クロード・カリエール
マイロ・アディカ
撮影: ハリス・サヴィデス
プロダクションデザイン: ケヴィン・トンプソン
衣装デザイン: ジョン・ダン
編集: サム・スニード
クラウス・ウェーリッシュ
音楽: アレクサンドル・デプラ
 
出演: ニコール・キッドマン ( アナ)
キャメロン・ブライト ( ショーン少年)
ダニー・ヒューストン( ジョゼフ )
ローレン・バコール ( エレノア )
アリソン・エリオット ( ローラ )
アーリス・ハワード ( ボブ )
アン・ヘッシュ (クララ)
ピーター・ストーメア ( クリフォード )
テッド・レヴィン ( コンテ )
カーラ・セイモア (コンテ夫人)
マイロ・アディカ (ジミー)

10年前に最愛の夫ショーンを突然の心臓発作で失った美しい未亡人アナ。しかし、彼女は、最近、
新しい恋人ジョゼフのプロポーズをようやく受け入れる決心をする。
ある日、母エレノアの誕生日の席に突然見知らぬ10歳ぐらいの少年が現われる。
彼はアナに自分は夫のショーンだと言い出すのだった。
アナは最初は信じていなかったのだが、
ショーンしか知らないはずの秘密を語る少年に、本当に夫の生まれ変わりではないのか、と思うようになっていく・・。


感想   賛否両論な作品だそうです。
まあ・・当然かなと思うような
内容展開。
でも私。。これ好きでしたよ。
色々なことに想像を膨らませることができるので
面白いと思いましたね。

きっとこの映画は生まれ変わりかそうでないか・・・という
だけのものではないと
思いますね。愛の深さの意味なども考えてみたくなったわ。

今回ネタバレ
でいきます。
未見の人はごめんなさい。

私・・・輪廻転生の作品が個人的には好きです。
ケネス・ブラナーの「愛と死の間で」
これ知っている方いるかしら。
ずばり生まれ変わりの話なんですけれど
サスペンスも絡めてあって面白い作品だったんですよ。
機会があれば感想紹介したいと思っています。
ということで・・私、
今作も
もちろん、そうである・・=生まれ変わりであるという
ということを前提として
みておりました。
だけど、これ終り方を観る限り
そのどちらにも結論をだしていないように思えますね。
どちらでもとれるということ。
これは観た人にゆだねるという形でしょうね。
どちらに転んでも
物語は、面白く解釈できると思います。


私は、途中考えがゆらぐことがありましたが
あの手紙の件&アン・ヘッシュとの浮気
という展開にね・・。
やはり・・・迷いながらも
悶々とした思いを感じながらも
やっぱり少年は生まれ変わりであったんじゃあないのかな
という思いでいっぱいになりました。

私は、アナを愛していた旦那さんは存在したと
思っているんですよ。たとえ、浮気はしていたのが事実でもね。
もう一度生まれ変わってきたと
いうのは、妻への愛でしかないと思うの。
もちろん、アナ自身の強い思いがそうさせたのかも
しれないよね。
浮気をしていたという事実は、正直こたえました。
綺麗な物語が
一気に泥沼に入り込んだようで、
どうしてこんな設定なのって恨む気持ちもあったんですよ。
でもこう考えたの。
アン・ヘッシュの言葉がすべてではないのかもしれないって。
生前の夫がでてこないから
どこまで真実かはわからない・・。
いや、浮気は本当だとしましょう。
このアン・ヘッシュに気持ちがいっていたとしても、
生まれ変わった彼は、アナだけを思っていた彼であったと
考えればいいだけのことじゃあないのかな?て。
夫を愛しているアナの思いが
以前の夫を甦らせたと考えればいいだけ・・・
逆にそう考えると
この物語って奥が深いのね・・って思うのよね。
だって、年月がたつと変わってしまう現実的な夫婦愛より
純な思いだけをもって生まれ変わってくる相手との報われない
愛の世界というもののほうが、より美しく思えるのだから。
そこに永遠を感じるのだから・・。
皮肉にも感じるわ。
アナは変わらず愛情を捧げていたけれど、夫の愛は
途中で違った方向にいってしまったのかも
しれないよね。だからこそ、純な愛を与えることができた
夫のままもう一度帰ってきたのかも。
罪悪感を償うべく、アナを愛していたときの夫で帰ってきたのよ。
だから、その浮気=罪が表面化するとなると、
生まれ変わった夫が気づくことになると、
自分は身を引くことにする・・・う~~~深い愛じゃない?


アナが少年が嘘をついていたと
理解し、すぐさまもとの恋人に謝り、関係の修復を迫るシーン。
ちょっと観れば、アナの変わり身の早さに
憤りを感じるけれど、
これもよくよく考えてみたの。
裏切られた思いが強いからこそ、
自分を変えたいという思いが強いからこそ、
過去を封印したい思いが強いからこその
行動だったんじゃないのかな。
理解できなくもないよ・・・って
思えてくる自分がいるわ。

色んな意見があって当然。
かりに、少年の言動は年上の女性に感じる愛情ゆえの
ものだったと理解しても
別のせつない思いが沸いてくるし、それはそれで
不思議な映画にもなりますよね。


ただ、どちらにしても
ベットシーンやお風呂の場面は
ドキドキしたわ。

また、音楽会でのアナのアップシーン。
感情が高まってどうしようもないというのが
表情から見て取れて
どっぷり、感情移入してしまいました。
泣けたよ・・。


あの少年は最初、
わ~~~好みの顔じゃないな・・笑
と思えたけれど、見慣れると愛おしくも感じるわ。
なんといっても目がね・・いいよね。
ただ、もうちょっと痩せた方がいいと思うわ・・笑

325267view004.jpg

アイリス

お友達がこの作品を観るということで
感想をこちらにもってきました。
テレビ放映・・先日あったのですね。
私はBSは観ることができないけれど、
これはビデオ持っているから・・いいわ・・♪


アイリス    (2001   英)

 
監督   リチャード・エアー   
出   ジュディ・デンチ   
    ジム・ブロードベント
    ケイト・ウィンスレット

実在した作家アイリス・マードックとその夫ジョン・ベイリーの夫婦愛の物語。
アイリスとジョンが出会ったのは1950年代のオックスフォード。男性関係も豊富で利発的な女性アイリスに
あこがれるオクテのジョン。アイリスはジョンの純粋さにひかれて、彼と結婚。歳月は流れ、アイリスはいまでは作家
として高く評価されている。そんな妻を誇らしげに思うジョン。だが、ある日、アイリスは自分の記憶が曖昧に
なりつつあることに不安を感じだす。病院でくだされた病名はアルツハイマー。現実を受け止めて前向きに生きよう
とする2人だが、病状は悪くなる一方だった。


感想     夫のジョン・ベイリーの「アイリスとの別れ」が原作になっているそうです。
過去と現代が巧みに交差されていますけど、
混乱することなく観ることができました。
演じる役者は若い時と年老いたときで、
それぞれ違っているわけですが、
とっても似ているの。
だから違和感を感じません。すごいです。
水中を裸で泳ぐシーンと自転車で走るシーンが印象的
でした。
どちらも、生命の輝きが感じられるような場面。
それゆえ、その場面を見てから、老いた場面に移ると現実の厳しさをひしひしと感じて胸が痛くなるわ。
とくに裸で水中を泳ぐシーンは、若い時と病気になってからと、2つのシーンがあります。
童心に戻って
楽しく過ごすことができる水中。若いときは自由奔放な彼女の性質をあらわしているようだけど、年老いてからは
本当に赤ちゃんのような気分で泳いでるわけで、せつなかったです。
生まれる前に逆行していくアイリス。
母親の羊水のなかで漂っているようにも思えますね。
この物語で特筆すべきは夫ジョンの存在。
出会った時の彼は頼りない感じ。アイリスの男性遍歴を告白されても彼女を受け入れる懐の広さ。
「あなたが私を一番知っている」というアイリスの言葉は、ジョンにとってはなんとすてきな愛の告白に思えたことでしょう。
どんな状況でも変わらぬ愛を相手にそそぐことができるのはすばらしいことだと思いますけれど
現実には難しいときもでてくるわけじゃない?
大変よね・・。
そういう、相手を若かりし時、
たくさんの男性から選び出すことができたアイリスは幸せな女性だと
思います。
一生懸命に看護するジョンだけどくじけそうになることもいっぱいあるの。
それは当然だよね。
 過去を思い出して、なにもわからなくなっているアイリスに、怒りをぶつけてしまうジョン。自分1人で、病気の彼女
をささえていくのは、そうとうのストレスがあったに違いないはず。
ジョンの気持ちが痛いほどわかるぶん、いたたまれなかったわ。
「I Love You」はラブ・ストーリーではよく使われる
けれど、この映画での使われ方って
言葉の本質をつかんでいるようで、とっても心に響きました。
ジム・ブロードベントはムーラン・ルージュのイメージとは違って老け役を迫真の演技でおこなっていました。
 ほかの共演者も演技派ばかりなので、見応えがある作品に仕上がっています。
 ケイトは出産後にもかかわらず、体当たりの演技で、将来楽しみな女優さんですわ。
夫婦で観る事をお薦めする映画です。
自分にも当てはまることかもしれないしね。
だからこそ、余計興味をもって観ることができました。
涙がでた映画でもあったけど、満足感に浸ることができた映画
でした。

プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク