アイデンティティー

昨日のアイデンティティー 
観ましたか。

面白かったですよね。

劇場でも観たのですが
また観てしまいました。

↓前の劇場公開時の感想ですが、再見してみたら
新たにわかったこともありました。
同じ映画でも、観た状況が違うと
感想も違ってきますよね・・。




アイデンティティー   (2003  アメリカ) 


監督  ジェームズ・マンゴールド  
出  ジョン・キューザック(エド)
   レイ・リオッタ(ロード) 
   アマンダ・ピート(パリス)
   ジョン・ホークス(ラリー)
   アルフレッド・モーリナ(医師)
   クレア・デュバル(ジニー)
   ジョン・マッギンリー(ジョージ)
   ウィリアム・リー・スコット(ルー)
   ジェイク・ビュシー(ロバート)
   プルイット・テイラー・ヴィンス(マルコム)
   レベッカ・デモーネイ(カロライン)

精神科医マリックは診察時のテープを聴いていた。彼が担当しているのは死刑が確定している連続殺人犯。
一方、場面は変わって、一軒のモーテル。外は記録的な雨が降り続いている・行き場を失った10人の男女がこの場所に集まってきている。
夫婦とその子供。女優と運転手。娼婦。カップル。囚人と刑事。・・・そのうち、その中の人が一人又一人と、死んで行く。犯人は?
どんな目的で・・・。謎は深まるばかり。最後に待ちうけているのは?


感想  ごく限られた空間で起こる、ミステリー。でもそれは物語の1つの要素であって、本当のストーリーではないのです。



(以下、ネタバレしています)
この映画は冒頭で、謎の一部が明かされています。その手の映画を観ている人にとっては、どういう趣旨の内容か、だいたい
検討がつくと思います。私も精神科医と犯人の会話を聞いたとき、ピ~ンときました。でも、その後に展開される物語が
非常に興味深くできているので、冒頭の一件を時には忘れてしまいそうになります。
神経がモーテル事件の犯人探しに向けられて、肝心の根底にあるストーリーを見えなくしている所が、面白いですよね。
注意深く観ていくと、ラストに繋がる伏線が沢山散りばめられていると思います。
元刑事のエド。彼が病気休暇で刑事の職から離れている・・・というくだりで、何となく彼に怪しい雰囲気を感じてきましたね。
後、事故にあった夫婦の子供・・・・かなり最初からキーポイントになるって思っていましたよ。だいたい、一番考えられない人物が
物語の鍵を握っていますからね。もちろん、なんとなく・・・・という感じで明確な答えは最後まで自分の中では出せなかったけれど。
刑事ロードの謎はまったく気がつかなかったですね。登場人物すべてに謎があるから興味ぶかいんですよね。

元刑事エドが、クルマの中に置いていた本も気になったし、モーテルの部屋番号も意味があるのかな。9が回転して6になるのも
意味があるのかな・・・・とすごく考えました(笑)。
それにしてもモーテルでの最初のシーン。行きつもどりつ、の映像でしたね。ちょっと過去に戻るの。ああいう見せ方のうまさが
すごいところですよね。最後の最後は・・・・やっぱりね、という感想だったかな。こういう人って、永久に心休まらないんですよね。
根底にある人格って、変えられないのかもね。
そして、そして幼年期の出来事ってやっぱり重要だよね。ところで、この映画,題名とポスターがかなり答えを出していませんか。
わかっていても構成が素晴らしく良かったから、ひきつけられたんだと思います。 満足度の高い作品でした。
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いつもの朝に   著  今邑 彩

いつもの朝に    著  今邑 彩


頭もよく、スポーツ万能、人望も厚い兄・・日向桐人。
怠け者で、チビでにきび面、落ちこぼれの弟・・日向優太。
彼らの父親は、他人を助けることで命を失っていた・・。
母親はクリスチャンで画家でもある。
そんな家族に突然襲い掛かった出生の秘密。
忌まわしい過去の出来事が次第に明らかになっていく・・。




感想   
 いや~久々に自分の中ではヒットの作品です。
ホラー・ミステリーというジャンルで紹介されているようですが
私は、ヒューマンものとして認識しております。
家族の絆・・とは、何かをあらためて考えさせられました。

母息子の関係・・
兄と弟の関係・・
それぞれ濃厚な世界が広がっておりました。

ラスト・・は思わず、目頭が熱くなりましたよ。
素直に感動しましたよ・・。

この作品については一切ネタバレしないことにしました。
とにかく、
読んでみてください。

ぶ厚い本ですが、読みやすいので
どんどん読み進んでいくことができます。

正直、中盤から
かなりおどろおどろしい過去の事件が
発覚するので、読み進めていくのに
不安を感じるところがありました。
この先、醜い展開になっていくのではないだろうか・・。


それほど、強烈な出来事なのですよ。

描写があまりグロイ感じではないので
読んでいて不快感はないのですが
なんとも、やりきれない思いはよぎります。


でも、実にいい方向・・というか
思ってもいない方向に、物語は展開していくのです。

エデンの東・・ってご存知ですか。
優秀な兄とその兄に引け目を感じる弟。
それを連想させるような物語の流れ・・。

いくつかの映画の話題も、この本には出てくるので
(兄の桐人はジョニー・デップ好き)
映画好きの方にも、楽しめところありますよ。


この小説には
キリスト・・・神・・・という言葉がキーワードのように
出てきます。
母親は牧師の子として生まれたのでクリスチャンという設定です。


作品が、宗教的な世界がどうのこうのと・・・難しいことを述べているわけではありません。
でも、どこか目に見えないもの・・
尊いものの存在を意識しないではいられません。
世の中には自分の意識を超えた力というものが働いている
のではないでしょうか・・
そう思えるときもあります。
神秘的なものの力をこの作品から感じ取れますね・・。

グイグイ引き込まれるストーリーです。
すべての人の心に響くものがあると思います。
単なるミステリーでは終っていません。



私は
三浦綾子さんのあの名作を思い浮かべました。


本のあとがきにある
作者の言葉も・・あわせて読むといいですね。
この作品をどう考えているのかよくわかります。


遺伝と環境・・・。
罪は遺伝するのか・・


真っ白なテーブルクロスを汚さないように
生きることのつらさ・・
わかりますね・・。
優秀な子どもこそ、その傾向がありますよね。
完璧な人生などないのに・・。



重いテーマも隠されている
そんな作品でした。


↓表紙絵が気に入っています。
物語の内容をうまく表現した絵ですよね・・。

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ドリームガールズ

ドリームガールズ  (2006  アメリカ)

DREAMGIRLS


監督: ビル・コンドン
製作: ローレンス・マーク
製作総指揮: パトリシア・ウィッチャー
原作: トム・アイン
脚本: ビル・コンドン
撮影: トビアス・シュリッスラー
プロダクションデザイン: ジョン・マイヤー
衣装デザイン: シャレン・デイヴィス
編集: ヴァージニア・カッツ
振付: ファティマ・ロビンソン
作詞: トム・アイン
音楽: ヘンリー・クリーガー
音楽スーパーバイザー: ランディ・スペンドラヴ
マット・サリヴァン
 
出演: ジェイミー・フォックス ( カーティス・テイラーJr. )
ビヨンセ・ノウルズ( ディーナ・ジョーンズ )
エディ・マーフィ ( ジェームス・“サンダー”・アーリー )
ジェニファー・ハドソン ( エフィー・ホワイト )
アニカ・ノニ・ローズ (ローレル・ロビンソン)
ダニー・グローヴァー ( マーティー・マディソン )
キース・ロビンソン ( C.C.ホワイト)
シャロン・リール ( ミシェル・モリス )
ヒントン・バトル ( ウェイン )
ジョン・リスゴー ( ジェリー・ハリス )
ロバート・チッチーニ ( ニッキー・カッサーロ )

1962年、デトロイト。
エフィー、ローレル、ディーナの3人は
ドリーメッツという名前でオーディションを繰り返していた。
あるオーディションでその才能の素晴らしさを知った
中古車販売会社のカーティスは、ショーの主催者に裏金を渡し、
彼女らが優勝できないように企む。落ちた彼女達を自分が
マネジメントしようと考えたのだ。
カーティスは、以前から受け持っていた男性歌手ジェームス・アーリーのバック・コーラスに彼女らを抜擢させる。
しだいに、彼女らはジェームス以上に注目を浴びるように
なる。やがて、カーティスは彼女らにドリームガールズと
命名し、独立したグループとしてデビューさせるのだが
それには一つ条件があった。メインボーカルを変えること・・・。



感想  思ったより良かったです。実は観る前はあまり
期待していなかったのですよ。内容想像できちゃうかな・・って
感じで。ドリームガールズって題名だしね。
成功ものかな・・・・って。
でも意外と内容濃いじゃない?それぞれの人生がとても
ドラマチックに描かれているじゃない?
何より、衣装&歌が想像以上に豪華でパワフルじゃない?
という印象を受け、大満足して鑑賞を終えました。
やっぱり、ミュージカル映画は、映画館に限ります。

実は先日、お家で「レント」を観たのですが
あまりノレなかったのですよ。(感想書いていませんけど・・・笑)
基本的にミュージカル映画大好きなのに何故・・とず~~と考えていて、この映画を観て
やっとわかりましたよ。映画館じゃないとダメなんだって・・・笑
思い起こせば、ミュージカル映画は全部映画館鑑賞だったものね。
大画面の威力って凄いわ・・。


ということで本題に・・。

この映画の主役ってとくに誰っていうわけでもなかったような。
題名はドリームガールズだけれど、この映画に登場してくる
男も女もすべてが皆、夢を追い求め、成功し
挫折を味わうような人生でしたよね。
個人的には、マネージメントをかってでたジェイミー・フォックスの
存在が一番面白く感じましたが(だって彼が皆の人生を変えた
張本人だし・・・。私・・彼の生き方&
ものの考え方も否定できないと思うのですよね・・・・)
強烈な印象を残したという点ではエフィー役のジェニファー・ハドソンでしょうね。
あのパワフルな歌い方。
目立ちましたよね。見せ場も結構多かったですしね・・。
感情移入も女性なら一番しやすかったと思いますね。


だって、今までメインボーカルで歌っていたのに、
ビジュアル的な面で、一気に格下げされてしまうんですよ・・。
これが、売るための手段だとしても、
すんなり引き下がれないですよね・・
才能があるのに、私の容姿に問題があるの?って食いついてしまう
彼女に気持ちは痛いほどわかりましたわ。

だから、彼女が問題児扱いされるのを観て、
不憫に思えてきましたもの.
言いたいこと言っているだけなんだからいいじゃない?って。

メンバーをはずされるとわかった瞬間。
ジェイミー・フォックスに捨てないで・・・って
訴えかける場面がありますよね・・
あれは凄かったですね・・・笑
不憫だとは思いましたけれど、ちょっと恐かったです・・。
気持ちはわかりますけど・・・あんなに押していったら
相手はひくと思います。逆効果ですよね・・・。
一般的に・・・笑
これ、話言葉じゃなく、歌で心情歌いあげるから余計、観ている人が
おお~~~~ってなるのだと思います。
心のうちを表現するとああいった情熱的な歌い方になるのでしょうね。
女性ってやっぱり執念の生き物ですよね。



ドリームガールズは成功し、一気にスター街道を駆け上がっていきます。どんどん綺麗になる彼女達(メンバーは一人、新たに加入です)

ここでビヨンセの美しさに磨きがかかるのですが・・。
私・・・ビヨンセってよく知らなくって、初めて観ました。
美人ですね。


歌では
ワンナイトオンリーが良かったです。
2バージョンありましたけれど、
エフィーの歌が良かったわ。
私・・・くらいのかしら・・・・笑
ああいう風なしっとり系好みです。




ラストの幕切れも実に
わかりやすくていいですね~~~~気持ちがいいですよね。
なんだか・・・キャンディーズの解散シーン思い出しました・
古い!!

冒頭からすでにあの3人の
歌い方は大人の色気に溢れていましたよね。
人間って
磨けば、どんどん美しくなっていくのね。
変化の過程がとっても、面白かったですわ。
自分も磨けばああなるかな・・・。なりたいわ~~~笑




きちんと、男一人に女一人が職場内で(仲間内・・)で見つかり
カップルになる図式なので、わかりやすくていいですね・・。

ダニー・グローヴァーはソウ以来です。お久しぶりです。
もっとお久しぶりなのがエディー・マフィ。
彼らしい役でしたね。

極上のエンターテイメントだと思います。
映画館で観たほうが絶対いいですよ♪


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メイド・イン・ホンコン

メイド・イン・ホンコン (1997  香港)

香港製造
MADE IN HONG KONG


監督: フルーツ・チャン
製作総指揮: アンディ・ラウ
脚本: フルーツ・チャン
撮影: オー・シンプイ
ラム・ワーチュン
美術: マ・カークワン
音楽: ラム・ワーチュン
 
出演: サム・リー (チャウ )
ネイキー・イム ( ペン )
ウェンバース・リー ( ロン )
チャン・ターイェ ( チャン )
エミィ・タン ( サン )


1997年、中国返還を目前に控えた香港。
母と二人で低所得者用アパートに住む少年チャウ。
弟分で少し頭の足りないロンと一緒に
借金の取り立ての手伝いをしている。
ある日、チャウは、取り立て先の家で、病に侵された
少女ペンと出会い、恋をする。
やがて、彼女の為に何かできないかと考え・・・
チャウはある決心をする・・。



感想  お友達に勧められた一本。
みみこさんなら大丈夫だと・・・笑・・そんな紹介文でした。
大丈夫・・って何が?っていいますと
ちょっとグロイシーンがあるから。
でも・・・映画好きの方はきっと大丈夫ですよ。
美しいグロさですから・・・笑

フルーツ・チャン監督作は「ハリウッド★ホンコン」に続いて2作目。
↑の表題作は、香港返還三部作といわれる中の一本です。

わずか5人のスタッフで始められた低予算の作品だそう。
もちろん、出演者も素人ばかり。その後、主役のサム・リーは
スター街道まっしぐらみたいですが、私はまったく知らない
方でした。
ちょとね・・永瀬正敏に似ている感じです。
サングラスかけた姿や細っこい体つきがね。



低予算でも、こんなパワーのある魅力的な作品が作れるのですね。
ウォン・カーウァイの作品をはじめて見た時と同じように
強烈なインパクトを感じる映像でしたわ。


若者3人はともに
低所得者で、けっして楽な暮らしぶりではありません。
家庭的にも不遇。
厳しい現実が彼らにはまとわり付いているけれど、
それでも、10代の若者達。
今ある時を、懸命に生きようとしています。
恋をしたり、友情を確かめ合ったり・・。
暴力にあける毎日でも、彼らにとってはそれが生き甲斐の一つになっているのです。そうしなければ、生きていけないから・・。
何か正しいか・・何が間違っているかわからないけれど、
ただ、今自分がしなければいけないことを
情熱こめて行うだけ。

大人は皆勝手で、都合のいいことばかり・・。

もがきながらも、自分たちの生きる道を探し出す
3人。
決して、褒められることはしていない彼ら。
悪の道で生きている彼ら。
でも彼らの生きる場所はそこでしかないのだからしょうがない。
あがいてもあがいてもけっして、それ以上、上には昇れないのだから。


ある日、ロンは
ある女の子の飛び降り自殺に出くわしてしまいます。
そのとき、彼女が残した遺書は2通。それを拾い仲間の2人に見せます。
血染めの遺書です。
それが、チャウの心に強いインパクトを与えます。
夜な夜な夢に出てくるのです。
取り付かれているのでしょうか。
チャウは夢に彼女が出るたびに、夢精してしまいます。
不思議ですね・・。
死にとりつかれているのに、体の反応は恐怖ではなく
性的なのですから。

その手紙に導かれるように
3人の運命は変化していきます。
まるでその3人に死への誘いをかけているようです。


少女が死の原因になったのは恋愛沙汰な模様。
その手紙のあて先の学校の先生を訪れても
先生は黙って引きちぎるだけ。
少女の気持ちなどまるで理解していなかったようです。
迷惑だというような・・。
ちらちらと舞い散る
手紙の欠片はまるで花びらのよう。
残酷なまでに美しかったです。

ファンタジックな少女の自殺シーンですが
グロイといえばグロイ。
何度も出てきて
血が流れます。
彼女の死の瞬間に、広がる青い空。
残酷な現実です。

少女の墓を訪れて
その高台で叫ぶ3人。
そして、チャウとベンは愛を確かめあう・・。


青春を駆け抜けていった3人。
痛ましく悲しい物語ですが
見終わった後、悲壮感には包まれません。

なぜか、青春の輝きのうらやましさを感じます。

香港返還直前の物語。
若者はこんなにエネルギッシュに生きてきたんだな~~と
思い、そんな若者が居た香港の街&人が
返還後どう変化するのか・・したのか・・も
気になってしまう物語です。


音楽がスタイリッシュで好きでした。
DVDについていた
香港版の予告編
とっても良かったです。
一度チェックしてみてくださいね。


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キリング・ミー・ソフトリー

キリング・ミー・ソフトリー   (2001  アメリカ)

KILLING ME SOFTLY


監督: チェン・カイコー
製作: リンダ・マイルズ
マイケル・チニック
ジョー・メジャック
製作総指揮: アイヴァン・ライトマン
ダニエル・ゴールドバーグ
原作: ニッキ・フレンチ (角川書店刊『優しく殺して』)
脚本: カラ・リンドストロム
撮影: マイケル・コールター
プロダクションデザイン: ジェマ・ジャクソン
 
出演: ヘザー・グレアム ( アリス )
ジョセフ・ファインズ ( アダム )
ナターシャ・マケルホーン ( デボラ )
イアン・ハート ( ダニエル )
キカ・マーカム



ロンドン。
アリス(へザー・グラハム)は、アメリカ人。
彼女はキャリアウーマン。仕事は順調。恋人とも同棲し
幸せな生活を送っていた。
ある朝アリスは出勤途中の交差点で
ある男と出会う。
気になった彼女は男が消えた本屋を覗き、
彼と再会。そのまま・・タクシーに乗り込み
関係を結ぶ。
彼に嵌ってしまったアリスは恋人とも別れ
すぐさま結婚へといきつくのだが、
彼には秘密が沢山あったのだ・・。



感想   深夜放送枠で観ました。
色々噂は聞いていたので、流してもよかったのですが
いい機会なので一度はこの目で観ておこうかと・・笑。

普通にお家で楽しむにはいいかもと思える出来でしたね。
映画館でお金まで払ってみなくてもいいかな・・って
感じでしょうか。
でも主演2人のファンならOKかも。ヘザー・グレアムは
惜しげもなくそのカラダみせてくれますし、
ジョセフ・ファインズも怪しい魅力プンプンでしたからね。

官能映画としてみれば、
ちょこちょこエッチっぽい描写があったので
楽しめると思いますが(私はイマイチだったけれど・・
もっと凄いかと思っていたし・・・)
サスペンスとしては凡庸。

珍しく私でも犯人が途中でよめました。

いや~~~当たってよかった。
誰でも・・わかるって?
そうかも・・。

しかし・・・信号待ちしていて
目と目があった程度で
関係結んでしまうとは凄い・・・テクニックです。
ジョセフ~~~熱視線攻撃です。


あ・・レイフの弟でしたね。

でも、濃い・濃い・・・なあ・・・。


とにかく、出会ってから関係結ぶまでが
早い・・早い・・。
ヘザーと付き合っている恋人と
ジョセフって明らかに
タイプが違いますよね。
やっぱり、ヘザー、ジョセフのあの迫り方に
参ったのかな。
カラダ・・かな・・・。
でもあまりにも動物的で
ちょっと恐くない?
いかにも・・・危ない臭いが漂っているではないですか。
すぐに慣れ親しんでいる恋人を捨てて新しい男に
走ってしまうヘザーの気がしれません。
仕事はできるかどうかわからないけれど、
どうもこの時点では愚かな女にしか見えませんね。


やがて、
結婚してから、脅迫めいたファックスが届きます。
アダムはレイプ魔だと・・



疑いますね・・・笑
だって、日常の迫り方も、過激で濃厚ですし、
いかにも、何か隠していそうなまなざしじゃあないですか。
目が純粋じゃないよ・・・笑


ヘザーは夫の本当の姿ってどうなの?
と疑問を感じ、夫の過去を探り始めるのです。


犯人側の
屈折した心の部分が
皆無だったので、面白みにかけました。
ただ、言葉で、動機を語られても
そうなの~~~と思うしかないしね。


山男という設定も
どういう意味があるのかわからなかったです。

これは最後のシーンに結びついているのでしょうか。
やはり山男は危険?
それじゃあ・・あまりにも可哀想ですよね。

監督・チェン・カイコーなのね。
驚いた~~~★


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うつせみ

うつせみ  (2004  韓国)

3-IRON

監督: キム・ギドク
製作: キム・ギドク
脚本: キム・ギドク
撮影: チャン・ソンベク
音楽: スルヴィアン
 
出演: イ・スンヨン ( ソナ )
ジェヒ ( テソク )
クォン・ヒョコ

第61回ヴェネチア国際映画祭では監督賞をはじめ全4部門を受賞。

留守宅に侵入してはシャワーを浴びたり食事をしたり洗濯したり
という行為を繰り返すテソク。
ある時、空き家だと思い込んで忍び込んだ豪邸で
顔にアザをおっている女性ソナと出会う。
ソナが、夫からの執拗な暴力と束縛を受けながらの生活しているのを
知ったテソクは夫にゴルフボールを打ちつけ
彼女をバイクの後ろに乗せ連れ去ってしまう・・。



感想  長く待ちましたがやっと鑑賞できました。
ギドク監督の世界は
やっぱり独特でいいですね。
常識を逸脱した世界なのに、観ている人の
心を揺り動かすものがきちんと用意されているのは
さすがです。

留守宅に忍び込んでそこを自分の生活空間としてしまうテソク。
当たり前のように、そんな生活を繰り返す彼
一体この男は何の目的にこんな日常を
過ごすのか・・・。

他人の生活空間に入り込んで
何の楽しみがあるのか・・

そんな疑問も繰り返される彼の行動を見ているうちに
いつしか消えてしまうほどでした。

悪びれることもなく、おびえることもなく・・
好きなように振舞っている彼を見ていると
次第に、誰にも迷惑をかけているわけではないので
いいのではないかという気になってくるのです。
それよりも彼が見つからないか・・・どうか
彼の身を案じるような気持ちで一杯に
なってきます。

そんな彼が出会うのが
暴力で痛めつけられている人妻ソナ。
ソナと夫との間にはどんな結びつきがあったのかは
一切語られていませんでしたが、
感情のない眼差しか夫に向けない彼女を見ていると
愛はすでになくなってしまっているに違いないと
感じます。そもそも愛が初めからあったのかどうかさえも
怪しいです。
そこにいるのはただ、人間という仮面をかぶった
ソナ。
心はどこか遠くに置き忘れてしまったようです。


二人が出会い、
逃避行
さらに今まで一人での楽しみだった留守宅訪問が
二人での行為へと変化していきます。
男の世界に女が入り込んでしまったのです。
別の言い方ですと、女が自分の存在価値を見出すために
男の世界に入り込んでいったともいえるのかな。
この別々の世界に生きてきた2人が
どちらかの世界に入り込む形態がよくこの監督の作品には
あるな~~って感じました。
サマリアも、悪い女も悪い男も・・
相手の世界に入り込んで、初めて理解しあえる関係に
なってきたのではなかったでしょうか。

常識離れした行動をする彼は
後半さらに摩訶不思議なことを考えだします。
刑務所に送り込まれてから
自分の姿を消し去ってしまうような修行?を
し始めるのです。
自分自身を消し去るのには
目的があるのでしょうか・・。
愛する人の元へたどり着くには
もはや存在自体消し去らなくてはいけないのでしょうか・・
それともテソクの肉体はどこかで存在しなくなって
しまったのでしょうか・・。

ここから次第に
幻想的な物語展開になっていくようでした。

もともと、彼がどこからきて、どういう過去があるのかは
まったく語られず、
劇中でも何一つ言葉を発することもなかった彼。

暴力攻めされている人妻の
空虚な心が生み出した
愛する誰かなのでしょうか・・なんてことさせ、考えてしまいます。
そう考えることさえもできる流れなのです。

この世は夢か現実か・・・という言葉どおり
どこまでが現実的なお話かもわからず、
観る人の判断で解釈も変わってくる物語


寓話的なお話ですね。



言葉以上に
分かり合えるものは
この世の中に
あるのかもしれません。

ソナとテソクの結びつきは言葉を超えた世界に
あったのですから・・。

映画の中で主役2人の男女は言葉を話しません。
厳密に言えば、ソナは最後の一言、二言だけは
声を出しましたが・・。


言葉を沢山交わせばすべてわかりえると思ったら
そうではないのですね。
彼ら2人が忍び込む家での住人たちも
それぞれパートナーや恋人などがいましたが
どれも薄ペらな人間関係しか
築いていなかったように感じます。

でもソナとテソクは違います。
魂と魂の触れ合いが
愛を育んでいったのですよね。

なんて崇高な愛の形でしょう。

ユーモラスな行動も入り込んでいても
素直に笑えない部分でした。
なんていうか・・とっても純粋で痛いから・・。


ラストのショット。
何ともいえませんね。

夫には失礼な話ではありますが、
あのシーン(3人の・・・)を見たとき
思わずゾクゾクとしましたね。

深い・・深い・・・愛の世界を見た気がします

見える人には見えるのです・・ね。
愛するものが・・

なんだかふと、
どこかに
私を見守ってくれる誰かがいるのかもしれないと思えてきましたよ。
洗濯上手な彼でしょうか・・。
信じればそのものの存在があるのでは
ないかなって・・。
両手を広げて
つかまえてみたくなりますね。
自分を守ってくれる誰かを・・


ソナが刑務所にいるテソクとかつて時を過ごした
古い家を再び訪れるシーンがありますが、
そこがとても良かったですね。
気持ちが一杯溢れていて・・。
そっと彼女が横たわる長いす・・。
彼を思い浮かべて安堵し、目を閉じる彼女。
彼との一体感を味わっているようかに思えました。
なんという官能的なシーンでしょう。

そんな彼女の訪問を黙って受け入れる
この古い家の管理人?の男女も
人の情に溢れていて、いいな~~と思った次第です。

使われている音楽も
雰囲気があって、いいわ~~。
やっぱりこの先の作品も楽しみだわ・・と
思えてきました。
またがんばって鑑賞しよ~~と。
次は弓だよね・・。


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近況報告

ちょっと呟きです・・。

今の時期、学校で話題になるのは
役員決め。
皆さんの学校ではどういう基準で選出していますか・・。

うちは各学年から、一人以上・・
PTAの組織団体に
送り込むよう選出されます。
つまり、6学年あるので、各学年1名だとすれば
計6名・・。学年によっては2名、3名出るところも
あります。
その各学年から集まった中で

会長1・副会長(1名以上)・書記(1名以上)・会計(1名以上)
会計監査(1名以上)
決めるのです。

これは集まった中で話し合いによって
会長を決めるわけです。
会計なら・・書記なら・・・いいわ・・・と
思って学年から出ても、もしかしたら会長という
重い役を引き当ててしまうかもしれないという
恐怖があるので、なかなか簡単には学年代表として
出てくれないのですよね。


選出にも一苦労。

選出に関しては
その年のクラス役員のかた3名が(広報・校外・クラス)
電話勧誘です。
「いかがですか・・・・」(なんて優しい口調ではない・・笑)
という具合に誘いかけるのですが
なかなか
「いいです・・」という方はいません。


理由としては色々ありますよね。
フルで仕事をしている方
介護をしている方
病気持ちの方
人には言えない家庭事情の方・・
どの理由なら断る理由として成り立つのか・・
誰にも
決められないと思います。


難しいですね・・・。

一人の子どもに一回が
決まりごとのようになっている現状。
しかし、フルの仕事の人は
現実的には引き受けてもらえません。
無理でしょう。

とりあえず、
私は一回クリアー。

あともう一人いるので
在学中なんらかの役を受け入れなくてはなりません。

ああ~~~~
毎年・・毎年・・
憂鬱です。


闇の底       著   薬丸岳

闇の底     著  薬丸岳


幼女殺害事件のたびに、性犯罪の前歴者が
首なし死体となって発見される・・・
犯人は死刑執行人サンソンと名乗る男・・。
犯人の目的は何か・・。


感想    少女が犠牲になる痛ましい事件。
読んでいてあまり気分がいいものではありませんが、
ミステリーということでどうしても先が知りたくなります。
一気に読むことができました。
犯人として最終的に姿を現す人物。
意外だと思うかどうか・・・。察しがついた方もいるのでは
ないでしょうか・・。私はまったく・・・わかりませんでしたわ。
・そうきたか・・・って!!驚きを感じました。

犯人がわかった時点で
やはり気になるのは動機です。
猟奇的な殺人ですからね。
彼を駆り立てたものが何なのか・・・。
考えてしまいますね。


性犯罪の再犯率は高いと言われます。
更生とは何なのか・・・。
贖罪とは・・・。

重いテーマだと思いました。


犯罪をなくすべく方法は
一体あるのかどうか・・。


自分の中にもサンソンはいます・・・
といった長瀬刑事の言葉は
想像以上にガツンときました。



「天使のナイフ」はこれ以上に評価が高いので
予約して読みたいです。



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レディー・ゴー  著  桂 望実

レディー,ゴー  著  桂 望実

自分のことを好きになれない
派遣会社勤務の南玲奈.
ある日、No.1キャバクラ嬢の美香にスカウトされる。



感想   

桂さんの作品、2作目に挑戦です。
面白かったです。
前回読んだ、Run.Run.Runの主人公は
個人的には好きになれないタイプ(自信過剰でした・・笑)
でしたが今回は女性、それも、自分に自信をもてないタイプの子でしたので身近に感じやすく
最後まで気持ちよく読むことができました。
こういう地味目の女性が主人公というと
ついつい応援したくなってしまうのですよね。

お話は実にわかりやすい、サクセスストーリー。
ちょっと出来すぎというところもありますが
読んでいる間は少しも気にならず、
楽しい時間を過ごすことができました。
頑張る主人公にその成果が出るのは
実にうれしいことでもありますよね。

サクセスストーリーといってもこの主人公・・
玲奈ちゃんは最初は将来に関して夢というものがありません。
夢自体を探しているという状態。

派遣会社に勤めていても資格があったわけではないので
バリバリの仕事人間でもありません。
仕事に生き甲斐を感じてはいないわけですよね。

将来の目標はもなく、ただその日を気ままに暮らしている
と言う感じでした。
好きな相手にも一方的に別れ話を告げられる始末。


自分って一体なんなの?って疑問を感じるのも
当然かもしれませんよね。

さらに追い討ちをかけるように派遣先の仕事もくクビになっってしまう彼女。
働かなくては生活できないところまできてしまいます。

そんな時、偶然、同級生の姉・麻生泉に、
「キャバクラで一緒に働かない?」と誘われるのです。

え!キャバクラ・・。
私も同時に驚きました。
派遣から一気にキャバクラですよ。

いくらお金に困っていたからといってキャバクラとは・・。
そういう、考えを自分が持ってしまうところは
どこかキャバクラに、怪しげな雰囲気を感じてしまったからでしょうね。

でもそれっって、大間違い!!
少なくとも、この物語におけるキャバクラのイメージは
私が感じていたものとは違いました。
実際はダークな部分やドロドロした人間関係があるのだと
思われますが、そういうところは最低限度に抑えられていて
あくまでも、キャバクラにおいての仕事のあり方、
自分磨きその方法に、時間を割いているようでした。
だから・・キャバクラ嬢の成功物語として
すんなり受け入れられるところがありました。


どんな仕事もプロとしての誇りがあるのですよね。
だから皆さん一生懸命。
お店において成績を順に発表されるというのも
刺激の一つになるのでしょう。
だからといって
お客取りのために色気だけで迫っていいわけではありません。

やっぱり、そこは女性ならではの細かい気配り。
努力しなければ、結果は得られないのです。

お客様に居心地のよい時間を過ごしてもらうのには
どんな話題を用意するばいいのか。。。
相手を知らなくては相手を喜ばすことはできない・・。
メールも手紙もただ形式だけで送ってはいけないのです。
気持ちをこめて送らなければ・・。
お相手が、自分と話をしたい・・・
癒される時間を過ごしたい・・と思うような
存在でなければ・・


そのためには自分を磨く・・・ 磨く・・磨く・・・
顔立ちが美人かどうかは関係なく
いかに自分の魅力を引き出すメーク&衣装を身に着けるか・・


いや~~~参考になること沢山ありましたね。(いや・・
キャバクラ嬢になるわけではないのですよ・・笑)


玲奈(お店での名はみなみちゃん・・)には彼女を応援してくれる仲間がいます。
この世界に誘ってくれた美香さん(お店名では美香さん。
本名は泉さんのことね)

そういえば、こんなことを言っていました。

 ありがとう・・ごめんなさいをその日何回言ったか
書き出してみるの。
誰にどのようにいったかも。
やってみると、ありがとうっていう言葉を言っていないことに
気づくわ。言っているつもりになっていることが多いの。
心の中で感謝していても口に出していなかったりする。
意識して言うようにしてみるとね・・・
人間関係がちょっとずつよくなっていく感じがあるのよ・・

   (↑内容簡潔にしました)

これもなるほど~~~~
見習いたいわ。
日々の人間関係円滑にするためには必要なことですよね。



そして、スタイリストのオカマのケイさん。
彼女・・彼・・もなくてはならない人物ですよね。
彼がいなかったら
みなみは
順調に成長していかなかったもの。
人を勇気付ける嘘は必要。
ケイの前向きな生き方は、読者にもパワーを与えてくれるみたいです。


馴染みない世界だからこそ
覗いてみたいという好奇心がわいてしまう・・・キャバクラ・

でも
基本的には他の仕事と変わりないということ。
何でも一流になるには大変なのよね。


爽やかな作品に仕上がっているので
後味非常にいいです。

羽田さんと恋愛沙汰にならなくて良かったわ
それだと安易だものね。
それにしても彼の裏の顔がとっても気になりますね~~~笑
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隠された記憶

隠された記憶  (2005  フランス・オーストラリア・ドイツ
               イタリア)
CACHE
HIDDEN


監督: ミヒャエル・ハネケ
製作: ファイト・ハイドゥシュカ
製作総指揮: マルガレート・メネゴス
ミヒャエル・カッツ
脚本: ミヒャエル・ハネケ
撮影: クリスチャン・ベルジェ
プロダクションデザイン: エマニュエル・ド・ショヴィニ
クリストフ・カンター
衣装デザイン: リジー・クリストル
編集: ミシェル・ハドゥスー
ナディン・ミュズ
 
出演: ダニエル・オートゥイユ ( ジョルジュ)
ジュリエット・ビノシュ (アン )
モーリス・ベニシュー (マジッド )
アニー・ジラルド (ジョルジュの母 )
ベルナール・ル・コク ( ジョルジュの上司 )
ワリッド・アフキ (マジッドの息子)
レスター・マクドンスキ ( ピエロ )
ダニエル・デュヴァル ( ピエール )
ナタリー・リシャール ( マチルド )
ドゥニ・ポダリデス
カロリーヌ・バエル

テレビ局の人気キャスター、ジョルジュは
妻アンと息子のピエロと幸せな日々を送っていた。
ある日、彼のもとに送り主不明のビデオテープが届く。
ジョルジュの家をただ監視するかのような映像。
さらに、絵や電話など、生活を脅かすような
行動・・・。犯人は?目的は?
そんな中、ジョルジュは、少年時代のある記憶を思い出していた。
犯人は彼ではないか・・。



感想   「ファニーゲーム」「ピアニスト」のミヒャエル・ハネケ監督のサスペンス・ドラマ。
面白かったです。
ファニーゲームがあまりにも気分が悪かった作品だったので
今回、それ以上だったらどうしようと思いましたが
気分は悪くなかったので一安心・・笑
でも謎が謎を呼ぶ展開で、
今回も、他の作品とは一線を引いた彼らしい作風だったと
思います。

わかりやすい映画ではないので、
すっきりしたい人にはお勧めできないものだと思います。
モンモンとしますもの。
正直、私もよくわからないところ多かったです・・・・笑
最近、事の成り行きを丁寧に説明してくれる作品は多いし、
犯人も、しっかり登場して、納得できる結果を用意してくれますからね。見慣れてしまっていると、余計、この手の作品が
何?何?っていうことになるのだと思います。


私は、はなから、犯人探しは放棄してしまいましたよ。
そういう映画じゃないような気がしていましたし、
たぶん、私の頭では到達できないかもしれないと
思っていました・・笑
メッセージ性を感じ取ればいいのかな・・なんて
その段階で満足してしまいました。
監督のインタビューも観ましたけれど、
真相に結びつくような明確なものは答えていなかったように
思います。
観る人が解釈、感じてほしいと・・。
久しぶりの、課題ありの・・映画ですね。
謎については詳細に述べているブログの方もいらっしゃるので
すでにそちらを参考にしています。
なるほど~な・・という意見が多く、
それも面白かったです。


人間の罪をどのようにして描くか・・。

監督は↑こうおっしゃっておりました。

自分が犯した罪といっても、罪という意識を抱かなければ
それはただの思い出=記憶でしかありません。
自分が相手を傷つけていたかどうかなんて・・・
そんなこと覚えていないでしょ・・。
与えられた人の心の傷のほうが断然、大きいに決まっています。


だから、こういったビデオ事件がなければ、
社会的な地位もあり、ハイソな生活をしているジョルジュが
アルジェリア人のマジッドに偶然出合ったとしても
何も思い出すことはなかったでしょう。
でもマジッドは違います。
テレビで偶然映っていた彼=ジョルジュを観て
彼と気づき、わけもなく、吐きたくなったというのですからね。

マジッドについての幼少時の記憶は
オトナの今になっても、大きな傷として残っているのです。
反対に、ジョルジュの記憶は、奥底に眠ってしまっている・・
彼の人生において、大した記憶ではないからなのでしょう。


これはなんだかいじめの図式と似ているような・・
そんなこと考えてしまいました。


後進国と先進国の違い。
人種差別。

深いテーマ、いえ、見方を変えれば、私たち身近でも、通用する
ことですよね。見下した態度、傲慢さ・・
格差社会が助長されつつある日本でも、考えなくてはいけないことかも。


ところで、今回まったくの予備知識なしだったもので
冒頭から、戸惑ってしまいましたよ。
テレビが壊れているのかと思いましたもの。
音声がなかなかでてこなくて・・・・笑
また、音楽が一切使われていませんでしたので、
並々ならぬ緊張感・・・笑
もう・・疲れました。
驚くようなシーンがいくつかあるというのも
あとから知ったのですが
思い起こせば・・・なるほど。(私、意外とシレ~~として
観てしまう方・・・)
確かにマジッドに関しては、う~~ん、驚くといえば
驚きますが、あまりにも早かったので・・
なんだ!!・・なんだ!!という反応で、声だして驚くほどでも
なかったです。でもちょっと寒い思いがしました・・・笑
それよりも
最初の方に出てくる・・
仲間内での会話シーン。70歳くらいの老女が語ったという
犬の話・・。あれが一番驚きましたね。
余興で使えないでしょうか・・・笑


ワ~~~~ン♪

ところで
ファニーゲームのリメイク、
マイケル・ピットが出演とか。
彼だったら家に招き入れちゃうかもな・・・。
危ない・・。



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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
            (2005  アメリカ・フランス)

LOS TRES ENTIERROS DE MELQUIADES ESTRADA
THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA
LES TROIS ENTERREMENTS DE MELCHIADES ESTRADA

監督: トミー・リー・ジョーンズ
製作: マイケル・フィッツジェラルド
トミー・リー・ジョーンズ
製作総指揮: リュック・ベッソン
ピエール=アンジェ・ル・ポーガム
脚本: ギジェルモ・アリアガ
撮影: クリス・メンゲス
プロダクションデザイン: メリディス・ボズウェル
衣装デザイン: キャスリーン・キアッタ
編集: ロベルト・シルヴィ
音楽: マルコ・ベルトラミ
 
出演: トミー・リー・ジョーンズ ( ピート・パーキンズ )
バリー・ペッパー ( マイク・ノートン )
ドワイト・ヨアカム ( ベルモント )
ジャニュアリー・ジョーンズ ( ルーアン)
メリッサ・レオ (レイチェル )
フリオ・セサール・セディージョ ( メルキアデス・エストラーダ )
バネッサ・バウチェ ( マリアナ)
レヴォン・ヘルム ( 盲目の老人 )
メル・ロドリゲス
セシリア・スアレス


 
アメリカ・テキサス州、メキシコとの国境沿い。
メキシコ人カウボーイで不法入国者であるメルキアデス・エストラーダダの死体が発見される。同じカウボーイ仲間のピートは彼と親しく付き合っていた。
悲しみに暮れるピート。
ビートは彼と交わした「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」という約束を思い出す。すでに埋葬されている死体を掘り起こし
ヒメネス目指して旅立つビート。
同行者は新任の国境警備隊員マイク。
彼がメルキアデス殺しの犯人なのだ。マイクへの
怒りを感じるビートが拉致同然で連れ出し、強制的に
同行させたのだ。
故郷ヒメネスへと旅立つ2人に待ち受けるものは・・。



感想   「アモーレス・ペロス」「21グラム」を手掛けたギジェルモ・アリアガの脚本だそうです。
知らなかったです。言われてみれば、時間軸を操作しているところなど
似ていますね。
監督は、主演も兼ねているトミー・リー・ジョーンズ。
最近、宇宙人(某缶コーヒーCMね)役ばかり見ていて、その印象が強いのですが、今回は男気溢れる初老のカーボーイ。
渋いです。演技もあわせてその才能に惚れちゃいました。


2006年ベストにあげている方が多かったこの作品。
今頃の鑑賞になりました。

力作、秀作ですね。
男の孤独や、友情・・そして贖罪について・・
色々と考えさせられる映画でしたわ。
もちろん、男の美学やロマンもを感じましたわ。
けっして女には真似できないもの。ある意味、うらやましかったです。



前半は時間軸を多少いじっておりますが、
複雑ではないので、流れがつかめないということはなかったです。
あまり複雑だとその方に気をとられてしまって、内容理解が
怠ってしまいますからね。
後半は、親友メルキアデス・エストラーダを埋葬する旅となり
一種のロードムービーとなります。

不法入国者メルキアデス・エストラーダとビートの友情関係がいいですね。
男同士の友情って、女性とはやっぱり違うのですよね。
彼と一緒に女遊びをしたり、馬を譲ってもらったり・・・
何気ない日常の一コマに見えるけれど、
お互いの信頼関係を築いてきたんでしょうね・。
彼の死を知り、心の中では非常に痛みを感じているだろう
ビート。
でもそんな悲しみを心の中に隠し、彼のためにできることを
したいと考えるビート。
ビートの男の美学と言うか、そんなものに触れると
なぜか感動しますね。


カフェの女性2人の存在も印象的でしたね。
ルーアンとレイチェルは同じカフェで顔をあわすうちに、お互いの
内情を語るのですが、結局同じような道はたどらない・・。
結局、女性達は自分の世界をしっかりもっているので
感化されないのですね。
誰かのために何かをするという
発想にはならない・・。一人は、長く付き合っている夫との関係は
壊さずに、奔放な生活。でもルーアンはマイクが犯人とわかり
居なくなってしまうと、さっさとこの街に見切りをつけてしまう。
なんだか・・女性達って割り切りと言うか
潔いと言うか・・・。
現実的とでもいうのですかね。

でも男たちは違いますよね。
永遠に夢を見続ける・・。メルキアデス・エストラーダも
ビートも幸せな家庭を夢見ていたのですよね。
・・お互いに孤独だったのでしょうね。
だから、寄り添っていて居心地が良かったのではないかな。


メルキアデス・エストラーダ・・・いい味だしていましたね。
死体となって運ばれる様は、少し面白かったです。
段々と腐敗していって本当は痛ましく思うのだけれど
なぜか可笑しかったわ・・。
火をつけられたり、不凍液吸わされたりね・・


マイクは、度量が狭い男ですよね。
保安官という権力にしがみついているだけの男。
奥さんをはじめ、他人の痛みを理解できない男なんですよね。
人情がないの・・。
彼が変わっていく過程もこの物語の見所でしたけれど、
かなりの過激な方法でしたね。
そうまでしなければ、人って変化しないのかも・・
いや・・マイクだからこそ、・・この方法しかないのでしょう。
手錠はめられ、裸足で歩かされ・・挙句の果ては蛇にかまれる・・
首に縄を巻きつけられていたかな・・。
痛々しかったですね。


愛しているのはあなただけ・・
ボブは亭主なのよ・・
ベルモントとは違うのよ・・


そういったのに・・・・。

旅の途中、酒場でのシーン。
結婚の申し込みを断られたビート。
バックに流れる別れの曲。
せつないね・・・。
女って・・本当に残酷よね・・。男って・・本当に・・
純粋ですよね。
男はロマンの生き物だと痛感。

マイクはビートとの旅で、色々なことを学びます。
過ちとはいえど、人を殺してしまったのは事実。
一人の人間を殺めたということは、その人生、未来を
奪ってしまったということ。
その重み。見ているこちら側も充分感じ取ることが
できましたよ。


メルキアデス・エストラーダの墓で一人座り込む
ビート。男の哀愁を感じます。
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この映画での最後のセリフは
マイクの言葉でした。
温かい言葉でしたね。
その言葉は観ている私たちの心に残りますね。
余韻・・・引きずる・・いい映画でした。

黄色い目の魚    著  佐藤 多佳子

黄色い目の魚    著  佐藤 多佳子



サッカー少年で絵が得意な木島悟。
家族とうまくやっていけず、叔父の通ちゃんのアトリエに入り浸っている絵の好きな村田みのり。
高校生2人の青春物語。



感想    別々の短編が入った作品集かと思っていましたが
すべて繋がりのあるものでした。
少年、少女の成長記録のようなもの。
後半はとくに恋愛小説の雰囲気でした。

★ りんごの顔
  5年生の木島悟が主人公。実の父親テッセイに、突然会うこと・・。テッセイは画家ではないが絵がとても好きだった。
やがて、テッセイの部屋に行き、なんとなく
それぞれがりんごの絵を描くことになって・・・

  この短編で初めて出てくる木島悟。
中盤の短編、「サブ・キーパー」までこの木島語りのお話は
出てきません。同一人物なんですよね。
小学生の時から木島悟は、感受性豊かで
少し、トゲトゲしているのですね。音沙汰なかった父と出会うのだから素直に物事考えられないところもありますよね。
自分の父親の色々な面を知ってしまうのは
うれしいような悲しいような複雑な心境でしょうね。
ラスト・・
寂しい気持ちになりましたわ・・。
この木島、
高校生になったらサッカーを愛する、普通の少年に成長しているでは
ありませんか・・。
すねなくって良かった・・。


★ 黄色い目の魚

村田みのりが主人公。
彼女は漫画家&イラストレーターの叔父の通ちゃんが大好き。
みのりが描いた黄色い目の魚というクレヨン画を元に
『サンカク』という魚のキャラクターを作ったのだ。


この黄色の目の魚・・・っていうクレヨン画、観たいわ。
もちろん、通ちゃんの描くマンガにも
興味ありますね。

中学生になったみのりは、
むかついてばかり・・。そういえば、私も
むかついていたことあったっけ・・・と懐かしい気持ちに。
でも、さすがにみのりほどひどくはないかな。

ちょっとみのり、トゲトゲしすぎだもの。
すべてにおいて反発したいお年頃ってあるかもしれないけれど、
そういう部分では共感できますけれど、
自分は友達だけは傷つけないように
していたような気がしますわ。

美和子にだって
もう少し、優しくしてあげてもいいかなって思っていましたよ。
人を傷つけたときの痛みを知ることによって
自分も成長、するのかな。


★ からっぽのバスタブ
 
 通ちゃんが、「Mのこと」という連載を始める・
高校生になったみのりが新しく知り合いになったのは須賀さん。
Mのこと・・というマンガはからっぽのバスタブに何時間も入り込んでいたみのりの体験を元にしているのだ・・。



 美和子は引っ越してしまったのね。
文通しているって書いてあったけれど、やっぱり、途中で終ったのかしら。
その後、登場してこないようですね。女の友情は難しい・・。
でもみのり・・成長したわ。
美和子に近況報告する中で、自分の気持ちを整理し
客観的に物事を見ることができるようになったのね。
ところで・・自分がモデルの漫画があったら
ちょっと複雑な気分。
やっぱり、自分の想い出は人には知らせたくないもの・・。

ここに、絵が得意の木島が登場・♪

★ サブ・キーパー
 サッカー部では、ゴールキーパーの木島。
彼のお話・・。

★ 彼のモチーフ

みのりの語り。
木島との絵をめぐるエピソード。


『ハーフ・タイム』というカフェの似鳥ちゃん登場・・♪
こういう女性・・・好きじゃあないわ・・笑
でも必ず
誰の人生の中にも
存在する・・・笑

次の章で木島がとった行動は・・・いかんよ・・やっぱり・・・。
似鳥ちゃん・・・あんた何を考えているのか・・。
妙な名前のとおり、行動も妙だよ。理解できない・・。
彼女はオトナの女性だけれど、オトナの女性が全部
こういうキャラではないよね・・。でも16歳の女の子から観ると
全部。。。って思ってしまうのかもしれないな・・。

★ ファザー・コンプレックス

妹の玲美が家出。相手はネットで知り合った、
離婚歴のある子持ち男。


玲美がファザー・コンプレックス
っていうのはわかるわ。。
父性を求めて年上の男性に惹かれるのよね。
玲美が幼少の頃からどんな思いを持って生活しきたのかは
よくわからないけれど、
家族には話せない心の悩みも多かったんじゃあないのかな・・


★ オセロ・ゲーム    ★ 七里ヶ浜

 このあたりから
お互いの恋愛感情が溢れ出てきて読み応えあり。
自分自身の遥か昔の記憶とオーバーラップして
甘酸っぱい気持ちで一杯になりました。

子どもでもなく大人でもない
微妙な時間を
過ごしているんですよね。

人を好きになるってことは自分が変わってくることなんだよね。
嫌いが減って好きが増えてくる・・・・・
みのりがどんどん変わっていく・・。
世界が広がっていく・・
ああ・・いいねいい!!・・・笑

恋をしよう・・・そう思える小説ですよね・・。


やっぱり、後半の方が
心情が細かく描かれているので感情移入しやすいですね。


舞台は鎌倉。馴染みがあるので
入り込みやすかったです。sakana1.jpg

一億百万光年先に住むウサギ   著  那須田  淳

一億百万光年先に住むウサギ    著  那須田  淳



感想  「理論社のYA!シリーズ」の広告で知ったこのお話。
表紙のゾーヴァの絵と舞台が湘南というところに惹かれました。
ちなみに ミヒャエル・ゾーヴァ

  1945年ドイツ、ベルリン生まれ。ベルリン芸術大学を卒業後、美術教師を経て画家に。1995年、現代を的確に諷刺した画家に与えられるオラフ・グルブランソン賞受賞。
フランス映画『アメリ』では、主人公の部屋に飾ってある絵やテーブルランプなどをデザインしています。
絵はこちら・・http://www.1101.com/sowa/2006-02-03.html


著者の那須田さんという方は初めて。
ドイツにお住まいだとか。他の作品も読んで観たいです。



さて↑の作品。
物語の雰囲気にどれだけ浸れるかで
好みが分かれると思います。

私はどっぷり入り込めて好きな本でした。
ファンタジー色が多少あるので、出てくるキャラが皆
現実離れしたところはあります。

主人公を含め
登場してくる人物達が
皆トゲトゲしていないところがいいです。
仲間意識も強く、どこか温かい感じがしますね。
全体的に流れる時間が緩やかです。
ファンタジー的な要素の入れ込みは
そんなに多くないのですが、その入れ込み方が
うまいのですよね。
(ときどき描かれるウサギがキュート)

ミステリー的な要素もあるのですが、ハラハラ・ドキドキ感は
なく全体的なトーンは穏やか。
ゆったりとした時間の流れが、舞台になる鎌倉の街の
合います!!いいです。
そもそも描かれる街が好きなので
入り込みやすかったのかもしれません。


引退した大学教授の足立先生が語る
恋樹の話。(ココからファンタジックですね・・)

恋樹とは・・北ドイツのオイティーン湖畔のドーダウアーの森にある
樫の木で、今や恋の成就を願う若者達の聖地。

この樹の洞であるカップルの愛の書簡を交換したところ
やがてそのカップルは結ばれたという・・。
それを聞きつけ、この木の洞には
多くの手紙が投げ込まれ、やがて村が樫の木にポストをかけて
専用の住所まで作ったそうだ・・。
そんな言い伝えから始まるこの物語。


足立先生はドイツ文学の教授でこんな伝説を近所の少女達に
したそうです。すると、
少女達は
自分たちの住んでいる街にある古木に手紙を出したいと
いいます・・。

先生は成り行きから少女達の恋の手紙を読み、その答えを書く、
恋の相談役になってしまったのです。

先生はまるでウサギ仙人のよう・・・・・
遠い宇宙の彼方一億百万光年先から舞い落ちてきて
桜の古木に住みついた聖なるウサギのお使い仙人なのだという少女達・・

  ↑なんて素敵な話でしょう。
確かに夢心地の話ですが、聞き入ってしまいますね。
それを信じる少女達の存在もいいですね。
 
  例えば「人はどうして恋をするのでしょう」という少女の
  手紙に足立先生はこう答えます。

  「恋は一つの燃えるような衝動であって愛は暖かな温もりみたいな
  一つの状態であろう。人を好きになるのに理屈などないのだと思   う・・・」

先生!! さすがに教授です・・笑

そんな先生の家族関係も絡めて
物語りは進んでいきます。



中学3年の主人公翔太は隣の家である便利やサスケ堂で
週に一度バイトをしています。
冒頭に出てきた足立先生の恋相談での手紙の代筆もその一つでした。

翔太の家は腰越商店街通りから一つわきに入ったせまい路地にあるコーヒー専門店の喫茶店。
家族は以前、横浜に居たのですが
パパがオーケストラでの仕事を(トランペット吹き)
解雇されたため、急遽ママが働くことに。
調理師免許を持っていたママは知り合いにこちらの店を紹介されて
初めはオーナーとともに仕事をしていたのですが、
そのうち住み込みマダムとして働くようになったのです。

結局、家族全員でアムゼル亭で暮らすことに。
パパは皿洗いを手伝う程度で、あとは家事全般を担うという
ことになってしまいます・・。


主人公、翔太のまわりにいる人々が
個性的で面白かったです。

大学教授の足立先生を初め、サスケ堂の店主佐助さんと奥さんのジャーナリストの久美さん。
歯医者の陽子さん。
翔太の喫茶店で流れる曲は
ドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」
ヒッチコックの映画「知りすぎていた男」で有名な曲ですね。
読んでいる自分も
翔太の喫茶店に入り浸っている気になります。


ストーリーは先代マスターと奥さんとの話。足立さんの息子
俊彦さんの娘で、足立さんの孫でもあるハーフのマリーの
盗難事件。
ケイの出生の秘密や、佐助さんの過去、翔太の恋の行方(マリーとケイ
両方からアプローチされる・・)
などなど・・・、色々絡めてあります。
読み応えはありますね。


この物語には素敵なお店とおいしそうなお料理がいくつか
紹介されます。
こういうお店はありそうですよね・・

まず佐助さんが紹介してくれる汁粉屋さん。
おばあちゃんが経営しています。
アンティークショップみたいですごく雰囲気があるお店。
灯油式の大きな達磨ストーブが
たかれていて、やかんがその上にのっているお店って
いいですよね・・。どこか懐かしく温かさを感じます。

そこで食べる餅入りの汁粉。

ここでもレトロな音楽が流れるんですよね。


そして、先代マスターが作ってくれるチキンサンド。
 僕のチキンサンドはうまいぞ~~~
というマスター・


おいしそう★

    トーストしたパンにマーガリン・マヨネーズを塗り
    ちぎったレタスとバジルに鶏肉を載せ、もう一度マヨネーズ
    をかけ、パンを合わせる。それを半分に切って、さらに
    盛り付ける。

早速自分でも作りたい★




 ケセラセラ~~~♪
 なるようになるのよ♪

音楽を聴きながら美味しいコーヒーを飲みながら
こういう物語を読んでみるのもいいかもしれません。

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  ちなみに
今・・佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」を読んでいますが
こちらも舞台が鎌倉なのですね。偶然~~
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みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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