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今年もわずか・・そして今後は・・・

皆さんこんにちは~

クリスマスも終りまして、
今年も残すところわずかに
なってしまいましたね。


そろそろ映画のベストを出したいな~~とか
思いますが、きっと思うだけで・・・放置になるでしょう・・・笑



子どもの冬休みがはじまり、
時間ができるかなと思いきや
結構雑務におわれ、更新どころでもなかったりもします
(といいながらこの時間にのんきに書いているが・・・・)

子は・追い込みで
お正月はありません・・多分。。一日だけ・・泣。

これから
親としてさらに子のほうに
専念したいと思いますので

しばらく更新を休止・・・いや・・・・笑・・・のんびりか・・・・
させていただこうと思います。2月頃まで・・・


色々なことが片付きしだい
ペースをもとに戻していくつもりでおります。


今年一年、こんなしょぼいブログを訪れ
コメントしてくださった方、
また読んでくださったかた方・・・
本当にありがとうございました。


楽しい時間を皆様と過ごせて、
今年もまた充実したよい年であったな・・・としみじみ
感じております。

映画って本当に素敵ですよね~~
本の世界も魅力的ですし☆


色々な人と色々な情報を交換しあい、
それが刺激にもなっておりました・・


だからやっぱりやめられないよね・・・笑


また来年もよろしくお願いします。

皆様すべてに素敵なことが訪れますように・・・・
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HVARF HEIM

前にも記事にしましたが

結局

自分のために・・・
shiga-.jpg

購入・・・。


Sigur Ros 2年ぶりの新作。

2枚組み。

HVARF
 未発表曲3曲と既存曲の別アレンジを収録。
HEIM
 既存曲のアコースティックアレンジ。


とっても良いです・・・・♪

スワンソング   著  大崎善生

スワンソング   著  大崎善生


25歳の主人公良ちゃんと由香は交際も3年。
同じ職場の同僚同士。
結婚も考える中だ。
そこにアルバイトで入ってきた21歳の由布子。
良ちゃんの心は揺れる・・




感想   暗いです。すご~~~く。
これは女性と男性とでは感想が違ってくるのではないかな・・・
女性としては
結構・・意見あり!!の状態ではありますね・・話の流れに・・・。
そもそも
私は、男性主人公に共感もてないお話って
意外に好んで読む傾向にありがちなんです。
男性が書く恋愛劇って好きなんですよ。
自己陶酔型である男性主人公が登場した場合、それに反発を感じながら読み進めていくのが
実は快感だったりします・・・笑

だからこの小説も好きか嫌いかといったら、話的には
あまり好きじゃないものではありますが、
描かれる文章においての死のとらえ方とかに
共感もてる部分も確かにあるので(それは大崎さんの一連の作品において
共通すること)読まなかった方がよかったな~~とマイナス的な
感じはまったくしませんでした。


この3人の関係はよくあるもの。
だけど、その後始末というか・・
終りの部分はきっちりしてあげない男=良ちゃんに
すべての原因があるように思います。

優しすぎる男というのはある意味・・・すごく残酷でもあるんですよね。


由香と別れる理由も
わからないとか・・・ごまかさないで、好きな人ができたとはっきりいってあげればいいのに。
たとえそういう気持ちじゃあなくても(好きな人が出来たということ・・・)理由は漠然としたままだと相手が納得できないのは当然だと思うよ。
それをね

「理由なんかないさ。もしかしたらそれが唯一の理由かもしれない」
なんて気障なこと言われたら・・
ふざけないでよ・・・といってしまいそうだな・・・笑
はっきりいって、そんな男ならこだわらないでこっちらかさっさと別れてしまうと
思うのよね・・・。

はっきり別れを切り出してくれれば
そのときはショックでも女性は立ち直りが早いから
絶対大丈夫なんだって!!・・・笑

この物語のように由香はものすごく引きずって、仕事も手が付かず
私生活も乱れに乱れるって
そんな女性って実際いるのかしら。仕事バリバリな女性なのに
男一人のために身をほろぼすなんて、女側からみたら信じられません。
そんなに女って弱くないような気がするし.

ちょっとひねた見方で申し訳ないけど、
男がね、これほど(身を滅ぼすほど・・)俺を好きになってくれる
女だったと言いたい→自慢・うぬぼれにさえ、とらえることができそうで
嫌だわ~~~笑


またアルバイトの女性由布子。
これが結婚前まで清い関係でいたいという・・・・いまどき
珍しい女性・・・。
良ちゃんは由香とは結構セックスもしていた中なのに
そんな初々しい由布子を前に自分を抑えることができるのかい・・・笑
と心配をもしたのですが、繊細で純朴な優しい彼女だからこそ
守ってあげたいという意識が強くなったみたいです・・・良ちゃん。
由布子もまた由香同様、精神的なバランスを崩していくのですが
これも良ちゃんのせいで・・・あります・・。

後半は
どんなに由布子が自分を思ってくれていたかということが
わかりますが
これもどこか「俺って2人にここまで思われていたんだよ・・・」という
自慢に聞こえる・・そんな私(ひねた見方ですかね)
絶対・・由布子みたいな女性もいないって!!
結婚して子を産んでまで
別れた彼を思う・・・それはそれでありかと思うけれど
もっとさばさばしているような気がする・・・割りきっているってこと。

まあ・・・あれだけ自分の面倒をみてくれたから
思いが深いっていうのはあるけれど、もとはといえば良ちゃんが
原因なわけだし、当然の行動でもあるよね。

そして由布子の子につけたその名前が・・・
・う~~~ん。
う~~~ん。
理解できないな。


「別れるということはこの3年間の付き合いを否定すること。
私を否定すること。そして良ちゃん自身の生き方を否定することなのよ。」

由香さん↑のように言っておりましたけれど、
でも当然なのだからそうだよ・・・って言えばいい・・・良ちゃん。
綺麗ごとの別れなんてないんだから・・・。

コインランドリーでであった
少女との会話の中で
出てくるアルマジェミア。

ポルトガル語で双子の魂。

ブラジルの言い伝えで
「人間は生まれる前は
男女が一対。双子の男女だったはずが生まれるときに
離れ離れになってしまう。
人は一生のうちの多くの時間を費やしてその双子の片割れを探すの
上手く巡りあえば双子の魂は合体する。
それが完全な恋」


こんな話を交わすのだけど、いい話だったわ・・。
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ の映画のよう・・・・。


結構登場人物たちに対してはひどいこといっておりますが
こうやって、素敵なエピソードが入り込んでいるので
大崎さんの本は今後もやっぱり読んでしまう・・・・・でしょう。
できれば明るい話がいいですけどね。

スワンソング

こわれゆく世界の中で

こわれゆく世界の中で  (2006  イギリス・アメリカ)

BREAKING AND ENTERING


監督: アンソニー・ミンゲラ
製作: シドニー・ポラック
アンソニー・ミンゲラ
ティモシー・ブリックネル
製作総指揮: ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
コリン・ヴェインズ
脚本: アンソニー・ミンゲラ
撮影: ブノワ・ドゥローム
プロダクションデザイン: アレックス・マクダウェル
衣装デザイン: ナタリー・ウォード
編集: リサ・ガニング
音楽: ガブリエル・ヤレド

;
出演: ジュード・ロウ  ( ウィル)
ジュリエット・ビノシュ  (アミラ)
ロビン・ライト・ペン   (リヴ)
マーティン・フリーマン  (サンディ)
レイ・ウィンストン   (ブルーノ刑事 )
ヴェラ・ファーミガ   (オアーナ)
ラフィ・ガヴロン ミロ (ミルサド)
ポピー・ロジャース ビー
マーク・ベントン
ジュリエット・スティーヴンソン
キャロライン・チケジー
ラド・ラザール


 ロンドンのキングス・クロス。
建築家のウィルは、この地区で、都市再開発の巨大プロジェクトを行っていた。
プライベートでは心のバランスを崩している娘と恋人のリヴ、
3人と暮らしていた。娘はリヴの連れ子である。
そんな時、彼のオフィスが窃盗の被害に遭う。
自ら夜のオフィスを見張り始めたウィルは、やがてオフィスに侵入しようとしていた少年を発見。
少年を追跡し、彼が母親アミラと暮らしていることがわかる。
そしてアミラに心惹かれていくウィル。


感想   「イングリッシュ・ペイシェント」「コールド マウンテン」のアンソニー・ミンゲラ監督作。  今回は現代劇ということで、
わりと入りやすい作品であったように思いますが、
話の展開にはどうかな・・・・と思うところもいくつかありました。

単なる不倫劇にはとどまらず
多様なテーマが隠されていて、それはそれで見所であったと思いますが、
やはり、2人の女性の間での揺れ動くウィルという男性がどうも・・・笑
ジュードでなければ、もっとひどいこと言っているかもしれません・・

とにかく、素直な感想として
ビノシュがなんだか可哀想・・・。
女として、幸せになって欲しいと真に思ってしまいました。
戦時中の苦労経験し、ロンドンでの生活は
けっして裕福ではない彼女。

それなのに、子は悪い仲間とつるんで、使いぱっしりのようなことばかりして
親の心子知らず状態。
でもだからといって、根が悪い子どもでもなく
親といるときは良好な関係を保つことができるのです。
親思いなのね。

一方のウィルと同棲生活を続けているリヴ。
精神的に不安定な娘をかかえて
いつもイライラしているように思える・・・・。

対照的な2組の親子。
裕福さにおいても対照的。
ビノシュのほうが前向きで元気がいいので傍に居ても気が安らぐのに比べて
リヴ=ロビン・ライト・ペンは
精神的な余裕がないから傍に居て息苦しい・・・・
観ている誰もがそう感じるのだから
ウィルが心惑わすのも
当然だと思われます。
ここは理解できる・・・

事務所の夜の見張りの最中に
娼婦に誘われても
心なびかなかったウィル。
でもビノシュとは出あった途端
心ときめかせてしまっているの。
やっぱり彼は落ち着くところが欲しかったんだよ・・・
ウィルの家庭には自分の居場所がなかったですものね。
確かにリヴのかかえている悩みは大きいし、
ぎすぎすもしたくなる状況でしょう。
でも、いつも思いつめた感じで自分から事を悪い方にと考えているような感じ。
ウィルはそんな家庭じゃあ安らぎを感じなかったのでしょう。




健気で、一途で控えめで・・・
それでいてどんなことで動じないような強さを感じるビノシュ。
ピッタシの役柄ですね。


現代向き合っている女性と別のタイプの女性に惹かれるのは
男としたらしょうがないのかもしれない・・。


でも・・・後半に展開にはやはりどうよ・・・と思わずには
いられません。
ビノシュは、ウィルに好意を感じていたに違いないのに、
でもベッドに入るときに証拠として写真撮影をしなくてはならないという心理状態。
これ以上悲しいことはないですよね・・。
この男=ウィルは自分の息子の犯罪を暴く人かもしれない・・・
いざという時のために、保険が欲しいと思ってあの行為(写真撮影)にのぞんだわけでしょ。

女としては悲しい決断。
好きな人と素直に愛し合えないなんて・・
恋愛の最中でも息子のことを思うなんて・・



(それにしてもラブシーンは非常に綺麗に撮れていて、ジュード素敵と
思わせる映像ばかり・・・・笑)


ウィルは結局、
ビノシュの息子を助けるべく嘘を重ねるわけですけれど。

最初はリヴに本当のことをいうことになるから(浮気がばれる・・・傷つける)
躊躇していたでしょ?

あれずる~~~いと思ったわ。
なんだ・・・・結局、ビノシュのことはあまり真剣じゃあ
なかったのね・・・・・。

そりゃ・・・長年付き合っている女性の方が情が深いとは
思うけれどそれでも、一瞬でも愛した女性には
誠意をつくしてあげようよ・・・・。


ラストはそうなるのね・・・・・という流れで
ここは人によっては
意見分かれるのではないかなと思える作品ではありました。

でも男のこういう心理状況
同性なら理解しやすいのでしょうね。



こわれゆく

靴に恋する人魚

靴に恋する人魚  (2005  台湾)

THE SHOE FAIRY

監督: ロビン・リー
脚本: ロビン・リー
撮影: チン・ディンチャン
音楽: ダニー・リャン
ナレーション: アンディ・ラウ
出演: ビビアン・スー  ( ドド)
ダンカン・チョウ    (スマイリー)
タン・ナ   (魔女)
チュウ・ユェシン   (ジャック社長)
ラン・ウェンピン   (ビッグ・キャット)


 生まれつき足が不自由な少女、ドド。
彼女は両親に絵本を読んでもらうのが大好きだ。
そんな彼女は、「人魚姫」の話に自分を重ねてしまう。
自分の足が治ったら、声を取られてしまうのだろうか・・・。
やがてドドは手術を受け、無事歩けるように。
声も取られていない!!。
月日が流れ大人になったドド。
今では靴を買うのが大好きな女性となった。
そしてある歯医者で運命の王子様スマイリーと出逢う・・。




感想   靴をモチーフにした映画っていくつかあるみたいですよね。
でもそのどれもが未見。だから初めての靴映画・・笑

面白かったです。「アメリ」のような映画です。
とってもカラフルでラブリーな世界☆
乙女心くすぐります。
いいですね・・・。

童話を引用したお話展開も
興味深かったです。
人魚姫・・マッチ売りの少女・・

前半は
素敵な王子様との出会い・・

幸せいっぱいな様子がまったりと流れていきます。

この歯医者さんのスマイリーとドドカップルが
愛らしいのよね。

純なカップルでときどきボケをかますような感じで・・・笑

スマイリーがドドの寝顔をいつまでも見ていたいから
黙って寝かしておくとかね・・・。顔に日差しが入るから
自分が帽子をかぶって、ふせいであげたりね・・・。
なんて、心優しい王子様・・♪


ドドのプレゼントを、大きく上下に振ってしまう王子様も
笑いがとれていいわ~~。軽めのコメディ。
プレゼントの中身はケーキだから
当然ごちゃごちゃ・・・笑


本当、おままごとをしているようなカップルのように感じるのだけれど
愛情でしっかり2人はつながっているの・



そして訪れる悲劇。


え~~~そんな・・・って思いました・・私。
こんな幸せな状況を何故、壊すような展開にするの?って。


でもこれがこの映画の主題なのね。
本当の幸せに気付くのは、
不幸になってからなのかもしれないよね・・。
王子様と出合っただけではハッピーじゃあないのよ・・・



ビターな御伽噺ではあるけれど、
終始明るい映像なので気持ちがどんよりすることはありません。

個人的には
途中で挿入される歌があまり好きではなかったこと。
スマイリーが目が見えなくなってしまうのではないかという
エピソードが、ちょっと不幸を強調しすぎに感じたこと・・。
(結局目は見えるので思わせぶりというのもなんだか・・・・・・・・・)

また、教訓的なお話ということが
あまりにもわかりやすいところが・・・いかにも・・・っていう気もしたり。
これだけ遊んだ映像なのでもっと
後半の流れに工夫が欲しかった・・・。
悲劇→乗越える・・・・が
定番すぎるような気もする・・・・。
また話には関係ないのですがあまりにも優しすぎる旦那さんってかえって恐いです・・・笑

なんて贅沢なこと言っていますが
やっぱり、カラフルな映像は充分魅力的です。

気になる点もカバーしておりました


自分が可愛らしい女性だと思う方~~
可愛らしさにあこがれる方
是非・・・笑


ちなみにナレーションは アンディ・ラウ です。おお~~~~~笑





こいするにんぎょ2
kutunikoisuruningyo.jpg

ラブ・ファクトリー

ラブ・ファクトリー<未> ;(2002  イギリス フランス)

THE ONE AND ONLY


監督: サイモン・セラン・ジョーンズ
製作: レスリー・ウドウィン
製作総指揮: スザンネ・ビア
フランソワ・イヴェルネル
キャメロン・マクラッケン
ディディエ・サポー
脚本: スザンネ・ビア
ピーター・フラナリー
撮影: レミ・アデファラシン
音楽: ガブリエル・ヤーレ
出演: ジャスティン・ワデル
リチャード・ロクスバーグ
ジョナサン・ケイク
パッツィ・ケンジット
マイケル・ホジソン



感想   脚本が スザンネ・ビアとうことで鑑賞。こちらはリメイク版ですが。
今までの重めの作品とは異なった軽めのコメディ。
ちょっと、あけっぴろげの会話が多いのですが、
嫌悪感までにはいたりません。

2組のカップルとプラス一組の男女が繰り広げる
ドタバタな感じのラブストーリ。
一組はイタリア人サッカー選手のソニーまたの名を(アンドレア)とそのイギリス人妻スティービー。
もう一組は不妊に悩むニールとジェニー。
またプラス一組とはセックス依存症気味の「スープ男とスープ女」というやりまくりのカップル。

強引すぎるラストではありましたがハッピーエンドなのでよし!!としております。
妊娠中なのに、思いっきり走り回って
無理がありそう・・・だったけど・・笑



無口な里子のキャラも魅力的でした。



なにより、
リチャード・ロクスバーグ がいい人・・・笑
無精子症なんだけど・・。

なにか企んでいるんじゃないかな・・・って
思わせるところも持ち合わせている彼・・・。目がね・・鋭いよね。

どっちを演じても(正義も悪も)魅力的に感じるけれど
できればこういう普通の役をもっとみてみたい・・・。
わりと世間では悪役のイメージ。


里子と別れを惜しむ時の場所・・に立つ
大きな銅像?が印象的だったな・・。

ラブ・アクチュアリーをパクったような
邦題はなんとかして欲しかったです。



lovefactory.jpg

大停電の夜に

大停電の夜に   (2005)

UNTIL THE LIGHTS COME BACK

監督: 源孝志
プロデューサー: 荒木美也子
エグゼクティブプロデューサー: 椎名保
脚本: 相沢友子
源孝志
撮影監督: 永田鉄男
美術監督: 都築雄二
音楽: 菊地成孔
VFXスーパーバイザー: 石井教雄
照明: 和田雄二
録音: 深田晃
出演: 豊川悦司   (木戸晋一)
田口トモロヲ   (佐伯遼太郎)
原田知世   (佐伯静江)
吉川晃司   (大鳥銀次)
寺島しのぶ   (杉田礼子)
井川遥   (草野美寿々)
阿部力   (李冬冬)
本郷奏多   (田沢翔太)
香椎由宇   (梶原麻衣子)
田畑智子   (叶のぞみ)
淡島千景   (国東小夜子 )
宇津井健   ( 国東義一)


12月24日、クリスマス・イブの夜を迎えたばかりの東京。
突然街からすべての光が一瞬にして消えてしまった。
かつての恋を待ち続けるバーのマスターと向かいのキャンドル・ショップの女店主。
妻と愛人の間で揺れるサラリーマン。
昔の恋人のことを思い出す主婦。
エレベーターに閉じ込められた中国人のベルボーイとOL。
地下鉄の中の元ヤクザと妊婦。
天体望遠鏡を覗く少年と病の少女。
妻の過去の秘密を聞かされる夫。
12人の男女の物語が展開する。



感想   クリスマスも近いのでこの映画をレンタル。

いくつかのお話が繰り広げられる群像劇。
どこかで人間関係がつながっているという定番の展開です。

一つ一つのお話はどちらかといったら地味目かな。
恋人達の甘い語らいのようなエピ・・・じゃないです。

人生の辛苦を知り尽くした大人のためのお話だったかな・・
わりと暗め・・・・笑

停電の夜ということで
静かな雰囲気が全面に漂っております。
東京というと殺伐とした感じが漂い個人主義的な人間が多い
印象ですが、温かい人のつながりは健在している・・・
と思わせる話の流れが素敵でした。

出産のために力貸してくれる人々や
病院で会っただけで一緒に飲もうと声をかけてくれる人とか・・
皆温かいよね・・・。

少年と病気の少女の話は
とくになくても・・・と思ったり、
全部が全部必要だったエピソードだったかなと疑問は
残るものの・・


なにより、
キャンドルが揺らめくジャズバーの雰囲気と
トヨエツの渋いマスター姿に
しびれまくり・・・笑

幻想的ででいいムード
キャンドルショップの田端さんもいい感じ。
「あなたに幸せが訪れますように・・」なんて声かけしてもらいたい・・。


知世ちゃん夫婦は・・あれどうなんでしょう・・
夫とうまく今後いくんでしょうか。
あまりかみ合っていない夫婦のように感じましたが。

トヨエツと
知世ちゃんはどちらも好きなので
観ることができてよかったな~~~~

あ・・吉川さんもいいやつだったね・・・笑

ある愛の風景

ある愛の風景  (2004  デンマーク)
BRODRE
BROTHERS


監督: スザンネ・ビア
製作: シセ・グラム・ヨルゲンセン
製作総指揮: ペーター・オルベック・イェンセン
原案: スザンネ・ビア
アナス・トーマス・イェンセン
脚本: アナス・トーマス・イェンセン
撮影: モーテン・ソーボー
編集: ペニッラ・ベック・クリステンセン
音楽: ヨハン・セーデルクヴィスト
出演: コニー・ニールセン  ( サラ )
ウルリク・トムセン   (ミカエル)
ニコライ・リー・コス   (ヤニック)
ベント・マイディング
ソビョーリ・ホーフェルツ
パウ・ヘンリクセン
ローラ・ブロ
ニルス・オルセン
サラ・ユール・ヴェアナー
レベッカ・ログストロープ・ソルトー
ラース・ヒョーツォイ
ラース・ランゼ


両親からも妻からも信頼をもたれる優秀な兄ミカエル。
一方弟ヤニックの方は、家族から孤立した存在。定職もなく刑務所帰り。
何をやっても兄にかなわず、厄介者とされていた。

兄・ミカエルは家庭人としても完璧で美しい妻(コニー・ニールセン)と可愛い2人の娘を何よりも愛していた。一家は幸福そのものだったのである。
しかし、ミカエルは軍人のため、アフガニスタンへ派遣されることとなる・・・
そして知らされる戦死・・。
打ちひしがれた家族の心の支えになったのは
ミカエルの弟ヤニックだった・・・
ようやく、平穏な暮らしを取り戻したかにみえた矢先、
死んだはずのミカエルが帰還することとなる・・・。
襲撃されたヘリコプターから奇跡的に助かり
捕虜となっていたのだ。



  
感想  シネカノン有楽町二丁目での鑑賞。こじんまりとした劇場でした・・・。
この作品、2005年、デンマーク・アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得。
ハリウッドではリメイク企画も進行しているそうです。

「アフター・ウェディング」の続いてのスサンネ・ビア監督作ですが、
作品自体は2004年作。今頃の上映なのですね。


今までの作品同様
突然起きた不幸な出来事により、運命を狂わせてしまう人々たちの物語です。
今回は戦争が大きな要因。

愛している・・・何があろうとも。
人生はいつだって矛盾にみちているけど、この愛は変わらない・・。


映画の中でも流れるこの言葉。
語るのは簡単でも、実行に移すのは難しい・・・。
何があろうとも・・・・・・ということが、自分達の想像を超えた出来事だった場合、
乗越えることは簡単なことではないからですよ・・
今回、あらためてそう感じたかな・・・。

私たちだっていつ、この映画の主人公達の運命になりゆるかもしれない・・。
戦争という出来事ではなくとも・・・他の要因で・・・。

心の繊細な動きを、目や肌のUPの多様で
今回も豊かに表現してくれました。

運命に流されていく人々の日常を淡々と描いていくわけですけれど、
共感もてる場面が多いため、退屈することなく
鑑賞できました。
私は女性なのでやっぱり残された奥さんに気持ちを重ねてみたような気がします。


淡々とした・・・と表現しましたけれど
大きく物語が動く場面が2つほどあります。
一つは中盤・・・捕虜となった夫の身に起きる・・・事件。
そして後半・・・別人になって帰還した夫が起こす・・・事件。


どれも物語のキーポイントです。
ハ!!!と目を見張るような出来事ですね。
中盤の出来事は・・・私なら・・どうする?と自分に答えをも求めるのも
きついでしょう。
あれは・・・しょうがない・・・といえるのかどうか・・・・・。
そんなレベルのものではないのですよね・・・
究極の選択?あまりにも酷です。
夫ミカエルの行動を責めるほど、人間はできてはいないのです。
戦争とはなんて残酷な・・・・・

そして後半の夫。正直恐かったです。夫のしでかす・・行為も。
家族として、妻として、私なら、この夫を、どこかで見限ってしまうかもしれない・・
理由がわからない状態で受け止められることはできない・・。
その理由をききだすまでの、熱意を持ち続ける自信はないかもしれない・・・。
耐えられないかもしれない・・・
早い段階で、心休まる場所を追い求めてしまうかもしれない・・・・

そんなことを考えましたよ。


完璧な人生を送ってきたミカエルだからこそ、
心に留めておくには重すぎたのでしょう。
吐き出さなくては・・・どこかにぶつけなくては・・・自分がおかしくなってしまう・・・

なにがなんだかわからない状態で接している妻・サラの
苦しさは相当なものだったと思います。耐える妻がしのびない・・・。


映画を観るまえは、
その予告編の印象から「ひまわり」みたいなラブロマンス的な映画を
想像していたのですが、そちらの路線は少なく、
思った以上に重く、苦しい映画でした。
まさに、夫婦の愛情の深さを再確認するための物語でしたよね。
原題ではブラザーということで兄弟間のありかたを描いているように思えますが
どちらかというと夫婦愛のほうが、印象的に感じられたような気がします。

もちろん、兄と弟の関係も興味惹かれるものでしたよ。
優秀な兄と出来の悪い弟っていう図式は定番といえば定番ですが・・・・。
「エデンの東」から・・・そのテーマは描かれてきていますものね・・・・。

兄弟関係については、もうすこし、深く切り込んでもらってもよかったかな・・とも
思います。

弟のヤニックは、やんちゃな感じだけれど、心根は優しいのですよ。
そんな弟の優しさに、ついつい心を寄せてしまう
サラの気持ちはわかるわ・・・。
ヤニックも、本当はサラに対して色々思うところがあったのだろうと感じますけれど
寸止めのところで、心にブレーキかけていたに違いないですよね。
サラよりも、ヤニックのほうが思いは強いのではと思われたけど・・・。
兄にためにもサラにためにも、自分の立場をわきまえたって感じです。
あまり詳細には描かれてけれど、全体の印象から
そう感じました。



夫は、自分の捕虜中に起きた出来事を妻サラに告白
できずにいましたよね。それって、夫としての
プライドがそうさせたのかな・・・
妻に泣き言はいえんとか・・。自分の無様な様はみせられないとか・・・。
もちろん、妻だからといって簡単に告白できる事柄ではないけれど・・・。
でも、妻サラは、弟ヤニックと何かあったか?
とミカエルに責められた時、「キスはしたわ・・・」といったでしょう。
あれって凄いな~~~と思いましたね。そこまでいえるかな・・・
より勘ぐられると思って黙っていたりするものでしょう?
あれって、やっぱり、夫への愛に自信があったと思うのよね。
そう思うと、女の方が、度胸というか、強さを感じさせるわ・・
そういう風にところどころ、
女性監督ならではの演出を感じさせるところが、さすがね・・・・と感じました。

さらに詳しく書くとね・・・、
妻サラがワイシャツにアイロンかけながら、いなくなった夫を思い出すっていうところとか・・・
息子の戦死がわかったとき、母親がレコードの整理をするところなども印象的。
たしか、レコードのジャケと中身が違っていたじゃない?それを直していたよね。
そういう風に一見、なんの変哲もないことに意味があったりするんですよね。
傍で見ていたらなんで・・・ということがあの母親にとっては大きな意味が
あったのでしょう。毎度毎度、
人間の心情の移ろいを細かい部分まで丁寧に描いているところがお気に入りです。



ちなみに・・・「アフター・ウェディング」の方が個人的には
評価が高いです・・・・。
邦題は、ベルイマンの「ある結婚の風景」(未見ですが・・・笑)と似た感じがして
どうかな・・・・って思いましたけど・・・。

ainofuukei.jpg

プリンセス・アンド・ウォリアー

プリンセス・アンド・ウォリアー ; (2000 ドイツ)


DER KRIEGER UND DIE KAISERIN
THE PRINCESS AND THE WARRIOR[米]
THE WARRIOR AND THE EMPRESS


監督: トム・ティクヴァ
製作: シュテファン・アルント
脚本: トム・ティクヴァ
撮影: フランク・グリーベ
音楽: ラインホルト・ハイル
トム・ティクヴァ

出演: フランカ・ポテンテ
ベンノ・フユルマン
ヨアヒム・クロール
ラルス・ルドルフ
メルキオール・ベスロン
ルドガー・ピストール
ジョニー・クリメック


 
シシーは精神病院に勤める看護婦。
ある日、町に外出したときに交通事故にあう。
その現場で命を救ってくれたのがボド。
彼を忘れられないシシーは居場所を探し始める。
やっと出会えた彼だが、冷たい態度。
しかしその後、ふたりは再び再会する。


感想  トム・ティクヴァ 監督の未公開作品。

こちらの作品は「ヘヴン」に路線が似ております。
運命で結ばれた2人・・・
逃避行・・・・

男性のボドのほうは犯罪者です。

DVDジャンルでは、サスペンスの部類に置かれていましたし
パッケージもなんだか、どんな話か想像つかない感じに仕上がっておりますが
これはラブストーリーとみてもよいかも。


この題名も
ちょっと・・・内容を誤解しやす気もしますね。
プリンセスとあるので、コスチューム物を連想してしまいます(私だけ?笑)


たぶん、シシーがプリンセスということでしょう。
彼女は精神病棟で生まれているということから
ここで育ったということです。
外界を知らないお姫様。
精神科の患者さんたちにとってはアイドル的な存在で
頼りにもされていますが、自分自身は本当の自由を求めているところがあります。

私の居場所はここではない・・

いつか王子様が私を連れ出してくれるのよ・・・・と思っているに違いないのです。


そんな彼女が運命の出会いをする・・・

ああいう劇的な場面に遭遇してしまったら、絶対この人だ・・・・と
思うはずです。私だってきっと・・・・笑
あのボドの適切な処置にはため息ものです。素晴らしい男だ・・・。

ボドに心を惹かれたシシー。
やっとのことでボド探し出したのですが、彼は冷たい・・

なぜ?

それは・・彼には心を閉ざしてしまった出来事があるからなんです。
自分の犯した罪を、許せない自分がいる・・
だから誰も自分の心の中に寄せ付けないようにしているの。

そんな彼にますます惹かれるシシー。
彼の孤独を私なら理解できる・・・私だって孤独な日々を過ごしてきたのだから・・・。


ボドの過去の出来事とは何であるのか?
シシーの出生、母に関する秘密とは何か?

サスペンス(ああ・・だからサスペンスにジャンルわけするのね・・・今頃納得)
的な要素を交えて
物語は展開します。

甘い2人のラブシーンなどはありません。
恋する・・というより
お互いがお互いを必要としはじめている・・・まだ
その段階ですね。
美しい映像の中で2人が、次第に近づいていくのを
この目で観ることができるのです。

どんな運命であっても自分で切り開こうとする
シシーの強さも魅力的ですし、
男らしさの中に見え隠れする繊細な部分のあるボド(イケメンさんです。
ちょっとトキオの松岡昌宏・・似)もいいですね・・・
男の涙は・・・美しいです・・。


そしてなんとボドのお兄さんは
「暗い日曜日」の彼女とお風呂に入ちゃうレストランのオーナーラズロ・・・笑です。
う~~ん、こちらも素敵。


ラストはちょっとファンタジックな感じ。
新しい出発を予感させます。

大人のための
映画ですかね・・。

「ヘヴン」をお好きな人は是非。


とくに、水中のシーンが印象的でしたよ。
purinnsesu.jpg

マリアの受難 

マリアの受難  ;(1993 ドイツ)

DIE TODLICHE MARIA
DEADLY MARIA



監督: トム・ティクヴァ
製作: シュテファン・アルント
トム・ティクヴァ
原案: トム・ティクヴァ
脚本: トム・ティクヴァ
クリスティアーヌ・ヴォス
撮影: フランク・グリーベ
音楽: クラウス・ガーターニヒ
トム・ティクヴァ
;
出演: ニナ・ペトリ
カーチャ・シュトゥット
ヨーゼフ・ビアビヒラー
ペーター・フランケ
ヨアヒム・クロール



夫、そして寝たきりの実父と一緒に暮らすマリア。
息苦しい単調な毎日ばかりだ。
ある朝、電話が鳴る。向いの住人からである。
彼は自分のことを窓の外からいつもみていた人だ。
彼と話をしてみよう・・・彼の部屋へと向かうマリアだが・・・・。


感想  トム・ティクヴァ監督のデビュー作。
「パフューム ある人殺しの物語」の公開にあわせて
上映されたようですが、あまり観た方はいないかも・・・。
たしかレイトでしたよね。
トム・ティクヴァ監督作は、「ラン・ローラ・ラン」」「ウィンタースリーパー」「ヘヴン」「パフューム ある人殺しの物語」・・と今のところ、全部観ましたので
ここまでいったら制覇ということで、レンタル。
ちなみにもう一本未公開作品も観ましたのでそのうちにUPの予定です。


まったく予備知識なしでの鑑賞。
DVDパッケージの写真が興味そそられますね・・。
悩ましい感じで・・・・。
マリアという名前とこのパッケージから若い女性を想像するのですが
全然違うのです。これにはビックリ。
中年の・・・・生活に疲れた感じの一人の女性が主役です。

けっして、手放しで面白い!!という話ではなく、
また万人にお勧めできる作品ではないけれど
この閉塞感あふれる映像はたまらない・・・・・
シュールで奇妙です。


家庭の主婦としてはいや~~~~なお話。


時計の秒針といったノイズ音が響き渡る場面が多く
全体に流れる張り詰めた空気に
息苦しさも感じます。




母親の死とひきかえに生まれたマリア。
父親はマリアを男で一つで育てるが
屈折してしまったのか、あまり子に愛情をもっているとはおもえない・・
親子というより服従関係でなりたっている・・・。
当然、思春期時のマリアの心の変化などもわかってもらえるわけでなく・・

初潮・・初めてのキス・・・
彼女の中で女が芽生えてもそれを許される
状況ではなかった・・・毎日。


やがて父親が病で倒れると
その看病に徹することになる・・・


ある日父親から宣言される結婚。


お前はこいつと一緒になれ・・・。それは父親の友達だった男。


それから、ず~~~とこの生活。
夫との間に愛情なんて何もない・・・。

家にはいまだ寝たきりの実父。
毎日その世話・・・。
お風呂に入れたり下の世話もあり・・・・
素直に介護にもしたがわず、
八つ当たりさえもされる始末。


家庭に閉じ困られたマリア
彼女を孤独の世界から連れ出してくれるのは
あの男?

自分のことを見続けている一人の男性。
彼は私に似ている・・・。

彼女は自分と同じように収集が趣味の男。
マリアの趣味は
昆虫集めであるが・・(これが凄い・・・・・)


彼と接することで自分の抑圧された気持が解放されるのを
感じる・・・


今までのマリアの心の支えは
小さい頃におばさんにもらった人形(これが妙・・・・)

心の友になっている人形に、心のうちを明かすように
毎日手紙を書くのが日課だった。

彼女の思いがそこに表れれていたのである。


そして、彼女は過去の手紙を読み返す
機会をえる・・・


甦る過去・・・・。



そしてマリアは・・・

マリアは~~~~


あ~~~~~~

お~~~~


○○したの・・・・よ・☆


一皮向けた・・・って感じですが、この描写はね・・驚きです。


そしてラストも印象的・・。


パフュームの主人公の最後や・・・

ウィンタースリーパーのラストショット・・

にも


通じるような・・・
終り方です



パフューム路線に似たものを感じますのでそちらがお好きだった人は
是非。

くれぐれも甘いラブストーリとは思わないように・・・笑

maria.jpg

12月~クリスマスに向けて

12月ですね・・・。

クリスマスにむけて街のイルミネーションも素敵です。

お家でもクリスマスの飾りをしたり
気分は盛り上がるばかり・・・

わが家のクリスマス風景もご紹介できればいいのですが、

ちょっとね~~~~笑

人にみせられるものではなく・・・・。

で、

今日はクリスマスに可愛い小物たちを紹介・・

お友達のサイト、tsurubaraさんのところが

パッチのショップを開きました。

こちら→http://www.fcv.ne.jp/~rambling-rose/shop-top.htm

よかったら覗いてみてくださいね・・。

クリスマスむけの

小物もいくつかあります。


ちなみに映画の感想も沢山ありますので

色々と楽しめるはずです。

私もなにか・・・

おお~~~~~というものを

UPしてみたいです・・・

(ってなにもない・・・・笑)



明日はたぶん

今年最後の映画鑑賞に行ってきます・・・・☆

最後はこの映画・・・・って決めていたのですよ・・・。

あ・・・ソ○4じゃあないです・・


楽しみ~~~~~
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