孤独な嘘
孤独な嘘 (2005 イギリス)
監督: ジュリアン・フェロウズ
製作: スティーヴ・クラーク=ホール
クリスチャン・コルソン
製作総指揮: ポール・スミス
原作: ナイジェル・バルチン
脚本: ジュリアン・フェロウズ
撮影: トニー・ピアース=ロバーツ
音楽: スタニスラス・サイレウィック
出演: トム・ウィルキンソン
エミリー・ワトソン
ハーマイオニー・ノリス
ジョン・ワーナビー
ルパート・エヴェレット
リチェンダ・ケアリー
リンダ・バセット
ジョン・ネヴィル
デヴィッド・ヘアウッド
ジェレミー・チャイルド
上流階級のジェームズは妻のアンと共に
ロンドンを離れ、郊外へ引っ越した。周りの人に溶け込もうとする妻に対してたいした興味も
もたない夫。でもなんとか平穏に暮らしていた。
そんなある時、ジェームズ邸の家政婦の夫が
車に轢かれる。近隣に住むビルという男の車に、怪しいきずを発見したジェームズは
彼を問いただす。
しかし、新たな事実が判明。事件当時その車を運転していたのはアンだったのだ。
そして、ビルとアンには不倫の関係も生じていた。
感想 劇場未公開作品ですが出演者にひかれて観て見ました。
ミステリー・サスペンスとしてみると、ちょっと期待を裏切られる作品かな・・・という印象です。
事件によって浮き彫りになる
夫婦関係&人間模様が重点になる作品でした。
ある意味、重たい作品だったと思います。
ただ時間が85分ということで、描き足りないと思える部分がところどころあるように
感じられ、今一歩という気がしましたね。
展開も早かったですしね・・・・。
この映画、題に嘘・・とあるように
それぞれが嘘をついております。
お互いがお互いを傷つけないためにつく嘘だあるとわかっていても
そうしなければならない人間関係ってやっぱりどこかで
歪んでいたりするんですよね。
この夫婦の関係。
一見仲睦ましそうですが、妻の方は夫に対して思うところが色々ありそうです。
この奥さん、結局不倫をしてしまうのですが
そこにいたる経緯や、何故という明確な理由は説明されておりません。
なぜ、あのビル(ボンボンよ・・・)がいいのか
理解できないところではありますが、とにかく、夫の目を盗んで
ビルという男と逢瀬を重ねているのです。
(ビルの気ままさがいいのかな・・・・♪)
夫の トム・ウィルキンソン はなんていうのか、独善的で
堅苦しそうな印象を感じます(あくまでも印象・・)
奥さんの本音に耳をかさない感じ。
でも、だからといって、不倫していいという流れになっては
いけませんけどね。
ひき逃げ犯をビルだと疑っていた夫でしたが
実は妻、アンだと知り、即座に、対応を変えます。
隣人のビルが犯人の時は攻め立てようとしていたのですが、
身内だとすると手のひらを返したように、守る側にまわるのです。
嘘を突き通せと・・・・。
妻のことを思ってというのもありですが、やはり自分の世間的な立場というのも
一瞬頭をよぎったに違いないですよね。
妻が捕まったら困るのは自分だもの。
妻が不倫をしていたという事実が判明しても
そこにこだわるよりも、事件のもみ消しに走る夫。
う~~ん、この夫の態度はやっぱり問題があるんじゃないのかな・・。
一方、罪の重さに耐えられないなった妻、アンは
事実を家政婦に伝えるのだが・・・・。
意外な反応を家政婦は示すのです。
ここはちょっと引かかるところ。
家政婦は本当にそれでいいと思っていたのでしょうか。
夫を殺した真犯人が名乗り出たというのにあの反応。
かりに、これがビルだとしたら、
ジェームズと同じように攻め立てるに違いなかったでしょう。
<、その罪を誰が背負っているかによって
対応が違ってくる・・・>
夫も然り、家政婦も然りです。
どこか自分に都合のよい風に解釈し始めています。
このまま、嘘を突き通すことで
人間関係がうまく成り立つと信じている。
どこかおかしくないのかな。
嫌悪感を持っている人なら、何かを起こせば、これ見よがしに
も攻め立てるけど好意を示している人ならその罪も攻め立てない。
ひどくご都合主義なものなんだな・・・と思いました。
ラストは、意外な展開。
なぜ、どうしてこんな急に、こんなことに?。
今までのひき逃げ事件にかかわる話から
だいぶ横道にそれたようなエピソード。
こういった男と女の関係が成り立つというのも
長年連れ添った夫婦の年月があってこそのことなんだろうな・・・と
思うような幕切れでしたが
どこか、釈然としないものも感じました。
わかるようなわからないような・・・。
不思議な夫婦関係ではありました。
激やせしていると聞いていた ルパート・エヴェレット
う~~ん、確かに・・・泣。
年取っちゃったな・・・って感じました

監督: ジュリアン・フェロウズ
製作: スティーヴ・クラーク=ホール
クリスチャン・コルソン
製作総指揮: ポール・スミス
原作: ナイジェル・バルチン
脚本: ジュリアン・フェロウズ
撮影: トニー・ピアース=ロバーツ
音楽: スタニスラス・サイレウィック
出演: トム・ウィルキンソン
エミリー・ワトソン
ハーマイオニー・ノリス
ジョン・ワーナビー
ルパート・エヴェレット
リチェンダ・ケアリー
リンダ・バセット
ジョン・ネヴィル
デヴィッド・ヘアウッド
ジェレミー・チャイルド
上流階級のジェームズは妻のアンと共に
ロンドンを離れ、郊外へ引っ越した。周りの人に溶け込もうとする妻に対してたいした興味も
もたない夫。でもなんとか平穏に暮らしていた。
そんなある時、ジェームズ邸の家政婦の夫が
車に轢かれる。近隣に住むビルという男の車に、怪しいきずを発見したジェームズは
彼を問いただす。
しかし、新たな事実が判明。事件当時その車を運転していたのはアンだったのだ。
そして、ビルとアンには不倫の関係も生じていた。
感想 劇場未公開作品ですが出演者にひかれて観て見ました。
ミステリー・サスペンスとしてみると、ちょっと期待を裏切られる作品かな・・・という印象です。
事件によって浮き彫りになる
夫婦関係&人間模様が重点になる作品でした。
ある意味、重たい作品だったと思います。
ただ時間が85分ということで、描き足りないと思える部分がところどころあるように
感じられ、今一歩という気がしましたね。
展開も早かったですしね・・・・。
この映画、題に嘘・・とあるように
それぞれが嘘をついております。
お互いがお互いを傷つけないためにつく嘘だあるとわかっていても
そうしなければならない人間関係ってやっぱりどこかで
歪んでいたりするんですよね。
この夫婦の関係。
一見仲睦ましそうですが、妻の方は夫に対して思うところが色々ありそうです。
この奥さん、結局不倫をしてしまうのですが
そこにいたる経緯や、何故という明確な理由は説明されておりません。
なぜ、あのビル(ボンボンよ・・・)がいいのか
理解できないところではありますが、とにかく、夫の目を盗んで
ビルという男と逢瀬を重ねているのです。
(ビルの気ままさがいいのかな・・・・♪)
夫の トム・ウィルキンソン はなんていうのか、独善的で
堅苦しそうな印象を感じます(あくまでも印象・・)
奥さんの本音に耳をかさない感じ。
でも、だからといって、不倫していいという流れになっては
いけませんけどね。
ひき逃げ犯をビルだと疑っていた夫でしたが
実は妻、アンだと知り、即座に、対応を変えます。
隣人のビルが犯人の時は攻め立てようとしていたのですが、
身内だとすると手のひらを返したように、守る側にまわるのです。
嘘を突き通せと・・・・。
妻のことを思ってというのもありですが、やはり自分の世間的な立場というのも
一瞬頭をよぎったに違いないですよね。
妻が捕まったら困るのは自分だもの。
妻が不倫をしていたという事実が判明しても
そこにこだわるよりも、事件のもみ消しに走る夫。
う~~ん、この夫の態度はやっぱり問題があるんじゃないのかな・・。
一方、罪の重さに耐えられないなった妻、アンは
事実を家政婦に伝えるのだが・・・・。
意外な反応を家政婦は示すのです。
ここはちょっと引かかるところ。
家政婦は本当にそれでいいと思っていたのでしょうか。
夫を殺した真犯人が名乗り出たというのにあの反応。
かりに、これがビルだとしたら、
ジェームズと同じように攻め立てるに違いなかったでしょう。
<、その罪を誰が背負っているかによって
対応が違ってくる・・・>
夫も然り、家政婦も然りです。
どこか自分に都合のよい風に解釈し始めています。
このまま、嘘を突き通すことで
人間関係がうまく成り立つと信じている。
どこかおかしくないのかな。
嫌悪感を持っている人なら、何かを起こせば、これ見よがしに
も攻め立てるけど好意を示している人ならその罪も攻め立てない。
ひどくご都合主義なものなんだな・・・と思いました。
ラストは、意外な展開。
なぜ、どうしてこんな急に、こんなことに?。
今までのひき逃げ事件にかかわる話から
だいぶ横道にそれたようなエピソード。
こういった男と女の関係が成り立つというのも
長年連れ添った夫婦の年月があってこそのことなんだろうな・・・と
思うような幕切れでしたが
どこか、釈然としないものも感じました。
わかるようなわからないような・・・。
不思議な夫婦関係ではありました。
激やせしていると聞いていた ルパート・エヴェレット
う~~ん、確かに・・・泣。
年取っちゃったな・・・って感じました

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