2008'07.18 (Fri)
ゆれる
ゆれる(2006)
監督: 西川美和
製作: 川城和実
重延浩
八木ケ谷昭次
プロデューサー: 熊谷喜一
企画: 是枝裕和
安田匡裕
原案: 西川美和
脚本: 西川美和
撮影: 高瀬比呂志
美術: 三ツ松けいこ
編集: 宮島竜治
音楽: カリフラワーズ
主題歌: カリフラワーズ
『うちに帰ろう』
照明: 小野晃
録音: 白取貢
助監督: 久万真路
出演: オダギリジョー 早川 猛
香川照之 早川 稔
伊武雅刀 早川 勇
新井浩文 岡島洋平
真木よう子 川端智恵子
木村祐一 丸尾明人 検察官
ピエール瀧 船木 警部補
田山涼成
河原さぶ
キタキマユ
田口トモロヲ 裁判官
蟹江敬三 早川 修
自由奔放な生き方で、東京で写真家として成功した弟・猛(タケル)。
一方兄、稔は、実家でガリンスタンドを父と共に経営する実直な男。
猛は、母の一周忌に久々に帰郷。
しかし、父とは相変わらず、折が合わない。
翌日、兄弟はガソリンスタンドで働く幼なじみの智恵子と
一緒に思いでの地である近くの渓谷に足をのばす。
ところが、細い吊り橋で、智恵子が落下。
その場にいたのは兄の稔だった。
その事件をきっかけに、兄弟の仲が微妙に変わり始める
感想 図書館にDVDが入っていたので、早速鑑賞。
ずいぶんと前に本を読み、絶対映画を・・と誓ったのに
そのままで・・・。自分でレンタルしないという億劫さにほとほとあきれる始末ですが
お許しを・・・。
本で読んでいるのでストーリーはほぼ理解。
やっぱり、イメージでしか考えていなかったものを実際、映像としてみる事が
できたことは感激。
主役の2人は、はまり役です。本で読んだ時もそのイメージだったし(配役わかっていたからね)
その点では満足。
映画では正直、語られない部分、描かれない部分も多かったので
(極力、余計なものを省いているように思われる・・それゆえ、想像は広がるが)
本を読んでいることで、助かった部分はありました。
智恵子の心理や、弁護士と父親との兄弟関係など・・
人間関係を再確認するような形で鑑賞できました。
ただ、主役2人ははまり役と思っていたのに比べ
え〜〜〜この人が?と思う人が演じている役もあったので
そこはびっくりでした。そう・・検事役の方かな・・・笑
だから、裁判場面においての、魅力というのは
映像ではいま少し足りないかな・・・と感じる部分はありました。
裁判における緊張感、弁護士&検事のやりとりなどなどに
焦点を絞れば、この映画以上のものって沢山あると思うんですよね。
素人の自分でさえ、証拠調べにおいて、、踏み込んだいって欲しかったと思うし。
手のきずは検証しないのかとかね。
裁判というと、「それでもボクはやっていない・・」
こういうものを見てしまうと正直どうしても比べちゃいますよね。
ただ、この映画って裁判の描き方が問題ではなく
兄弟間の心理的な葛藤が重要で
それを描くための、題材として・・・この事件が存在しているということなんですよね。
そのために、死んでしまう智恵子は可哀想ではあるけれど・・・。
ということで、この兄弟。
弟は、たぶん、確実なものは見ていなく、
その感情の高まりから
ああいう、証言をしてしまったというのでは
ないかな。
見方によればどちらでもとれるけど。
智恵子と自分が寝た夜に
カマをかけるような問いかけをする兄・・
それを知ってしまった弟にとっては
ある種の疑念がわいたのでしょう・・・。
兄は、自分の知っている兄とはまた違った一面があるって。
兄の自分に対する評価も
結構ガツンときていたみたいで・・・
まあ、そのものズバリの言葉ではあったんだろうけど。
弟がオダギリージョーだから
許せるって言うのはあったと思います。
やっぱり、自由奔放に生きていても
彼だからいいんだっていうところあるじゃないですか。
弟がもてるっていうのも納得だし、女がついていってしまうのも
悲しいかな・・・・、しょうがないかな・・・と納得してしまう。
でも、お兄さんの立場になって考えると
納得だけで終らない何かを感じてしまうよね。
なんで俺だけ貧乏くじじゃん・・・・・・・って思うのは当然だと思うし・・。
女性が絡むとさらに・・・・そういう不満って増してくるものね・・
見応えのある心理劇。
やっぱり、評価が高い作品であるのも頷けるなと
納得した次第です。
そういえば・・・細かい演出・・・で色々思うところがあって、
切りかけのトマトなんか見ていると
悲しくなってしまったわ・・・。
智恵子の立場ばかりで考えるのもなんだけど、
好きだった男(弟の方)に久々に再会して、
誘われて・・、寝たのはいいけれど、
男がああも、簡単に帰ってしまうのって、すごく虚しいよね。
やることやったから、バイバイみたいでね。
そのあと、智恵子が死んでからだけど・・・・・・。
弟の方が、シャワー浴びながら、前夜の情事を思い出して、
急に気分が悪くなってしまうというシーンがあったんだけど・・・。
そりゃ・・・昨日まで肌寄せ合っていた人が
次の日、冷たくなってしまうのって、衝撃的なことだと思うけれど、
吐いちゃってね・・・・、なんだか、そういうのって、
う〜〜〜ん、智恵子って一体・・・どういう存在だったのかって
可哀想になってしまいました。

監督: 西川美和
製作: 川城和実
重延浩
八木ケ谷昭次
プロデューサー: 熊谷喜一
企画: 是枝裕和
安田匡裕
原案: 西川美和
脚本: 西川美和
撮影: 高瀬比呂志
美術: 三ツ松けいこ
編集: 宮島竜治
音楽: カリフラワーズ
主題歌: カリフラワーズ
『うちに帰ろう』
照明: 小野晃
録音: 白取貢
助監督: 久万真路
出演: オダギリジョー 早川 猛
香川照之 早川 稔
伊武雅刀 早川 勇
新井浩文 岡島洋平
真木よう子 川端智恵子
木村祐一 丸尾明人 検察官
ピエール瀧 船木 警部補
田山涼成
河原さぶ
キタキマユ
田口トモロヲ 裁判官
蟹江敬三 早川 修
自由奔放な生き方で、東京で写真家として成功した弟・猛(タケル)。
一方兄、稔は、実家でガリンスタンドを父と共に経営する実直な男。
猛は、母の一周忌に久々に帰郷。
しかし、父とは相変わらず、折が合わない。
翌日、兄弟はガソリンスタンドで働く幼なじみの智恵子と
一緒に思いでの地である近くの渓谷に足をのばす。
ところが、細い吊り橋で、智恵子が落下。
その場にいたのは兄の稔だった。
その事件をきっかけに、兄弟の仲が微妙に変わり始める
感想 図書館にDVDが入っていたので、早速鑑賞。
ずいぶんと前に本を読み、絶対映画を・・と誓ったのに
そのままで・・・。自分でレンタルしないという億劫さにほとほとあきれる始末ですが
お許しを・・・。
本で読んでいるのでストーリーはほぼ理解。
やっぱり、イメージでしか考えていなかったものを実際、映像としてみる事が
できたことは感激。
主役の2人は、はまり役です。本で読んだ時もそのイメージだったし(配役わかっていたからね)
その点では満足。
映画では正直、語られない部分、描かれない部分も多かったので
(極力、余計なものを省いているように思われる・・それゆえ、想像は広がるが)
本を読んでいることで、助かった部分はありました。
智恵子の心理や、弁護士と父親との兄弟関係など・・
人間関係を再確認するような形で鑑賞できました。
ただ、主役2人ははまり役と思っていたのに比べ
え〜〜〜この人が?と思う人が演じている役もあったので
そこはびっくりでした。そう・・検事役の方かな・・・笑
だから、裁判場面においての、魅力というのは
映像ではいま少し足りないかな・・・と感じる部分はありました。
裁判における緊張感、弁護士&検事のやりとりなどなどに
焦点を絞れば、この映画以上のものって沢山あると思うんですよね。
素人の自分でさえ、証拠調べにおいて、、踏み込んだいって欲しかったと思うし。
手のきずは検証しないのかとかね。
裁判というと、「それでもボクはやっていない・・」
こういうものを見てしまうと正直どうしても比べちゃいますよね。
ただ、この映画って裁判の描き方が問題ではなく
兄弟間の心理的な葛藤が重要で
それを描くための、題材として・・・この事件が存在しているということなんですよね。
そのために、死んでしまう智恵子は可哀想ではあるけれど・・・。
ということで、この兄弟。
弟は、たぶん、確実なものは見ていなく、
その感情の高まりから
ああいう、証言をしてしまったというのでは
ないかな。
見方によればどちらでもとれるけど。
智恵子と自分が寝た夜に
カマをかけるような問いかけをする兄・・
それを知ってしまった弟にとっては
ある種の疑念がわいたのでしょう・・・。
兄は、自分の知っている兄とはまた違った一面があるって。
兄の自分に対する評価も
結構ガツンときていたみたいで・・・
まあ、そのものズバリの言葉ではあったんだろうけど。
弟がオダギリージョーだから
許せるって言うのはあったと思います。
やっぱり、自由奔放に生きていても
彼だからいいんだっていうところあるじゃないですか。
弟がもてるっていうのも納得だし、女がついていってしまうのも
悲しいかな・・・・、しょうがないかな・・・と納得してしまう。
でも、お兄さんの立場になって考えると
納得だけで終らない何かを感じてしまうよね。
なんで俺だけ貧乏くじじゃん・・・・・・・って思うのは当然だと思うし・・。
女性が絡むとさらに・・・・そういう不満って増してくるものね・・
見応えのある心理劇。
やっぱり、評価が高い作品であるのも頷けるなと
納得した次第です。
そういえば・・・細かい演出・・・で色々思うところがあって、
切りかけのトマトなんか見ていると
悲しくなってしまったわ・・・。
智恵子の立場ばかりで考えるのもなんだけど、
好きだった男(弟の方)に久々に再会して、
誘われて・・、寝たのはいいけれど、
男がああも、簡単に帰ってしまうのって、すごく虚しいよね。
やることやったから、バイバイみたいでね。
そのあと、智恵子が死んでからだけど・・・・・・。
弟の方が、シャワー浴びながら、前夜の情事を思い出して、
急に気分が悪くなってしまうというシーンがあったんだけど・・・。
そりゃ・・・昨日まで肌寄せ合っていた人が
次の日、冷たくなってしまうのって、衝撃的なことだと思うけれど、
吐いちゃってね・・・・、なんだか、そういうのって、
う〜〜〜ん、智恵子って一体・・・どういう存在だったのかって
可哀想になってしまいました。

2008'07.18 (Fri)
ラットマン 著 道尾秀介
ラットマン 著 道尾秀介
姫川亮は30歳.
アマチュアロックバンドのギタリスト。
高校時代の同級生で結成されたバンドは結成14年.
今も活動中。
最近、ドラムが、姫川の恋人、小野木ひかりから
妹の桂に代わる。ひかりとの仲も、最近はよくない。
だから、ひかりが妊娠したとわかったとき、2人とも中絶を望んでいた。
そんななか、バンド練習中のスタジオで
ひかりが事故で亡くなる。それは本当に事故だったのか。
姫川の過去の事件の謎とも絡み合い、事件はあらたな方向へ。
感想 初、道尾作品です。
ミーハーですが、話題作なようでしたので
リクエスト・・・してみました。
冒頭から会話文。
あ・・このあいだ読んだ本と同じ始まり!!と思いましたが(りすん・・ね)
こちらはず〜〜とわかりやすい会話文・・笑。
なにやらホラーテイストに事が流れていくようでしたが
本題はこの会話文の話とは違ったものでした。
この冒頭と最後にあるエレベータ内の会話劇、結構ドキドキしましたね。
この作品、
ミステリー小説でしたが、家族や恋人が絡んできて、人間関係が作り出す
せつなさも感じられ、なかなか読み応えあり、面白かったです。
推理小説って、誰が犯人かわからないのが面白いところ。
この小説は、2転3転して、驚き事が何度もあり
私は、しっかり・・・騙されましたね。
基本的に、ミステリーは、いつも騙されます・・・。
まだまだ読みが浅いのかな・・・笑
錯覚、思い込み・・・
う〜〜〜ん、人生の中ってそういうこと多いですものね。
タイトルの「ラットマン」は、
心理学でつかわれるイラストのようです。
見方によっては人間にも、ネズミにもみえるということ。
本の中にも実際にこのイラストがあるので
見比べてみるといいと思います。
予備知識無しに楽しんでみるのが一番の作品ですね。
主人公の姉と父親について、
色々な妄想をかきたてられ、
嫌な気分にもなったのですが・・・
その思いのまま、読み終わることがなかったのが
よかったです。
真実がね、なんともいえないもので・・・・(お〜〜と、ここまで)
くすんだ心が晴れ渡っていくような、気分を味わうことができました。
姫川亮は30歳.
アマチュアロックバンドのギタリスト。
高校時代の同級生で結成されたバンドは結成14年.
今も活動中。
最近、ドラムが、姫川の恋人、小野木ひかりから
妹の桂に代わる。ひかりとの仲も、最近はよくない。
だから、ひかりが妊娠したとわかったとき、2人とも中絶を望んでいた。
そんななか、バンド練習中のスタジオで
ひかりが事故で亡くなる。それは本当に事故だったのか。
姫川の過去の事件の謎とも絡み合い、事件はあらたな方向へ。
感想 初、道尾作品です。
ミーハーですが、話題作なようでしたので
リクエスト・・・してみました。
冒頭から会話文。
あ・・このあいだ読んだ本と同じ始まり!!と思いましたが(りすん・・ね)
こちらはず〜〜とわかりやすい会話文・・笑。
なにやらホラーテイストに事が流れていくようでしたが
本題はこの会話文の話とは違ったものでした。
この冒頭と最後にあるエレベータ内の会話劇、結構ドキドキしましたね。
この作品、
ミステリー小説でしたが、家族や恋人が絡んできて、人間関係が作り出す
せつなさも感じられ、なかなか読み応えあり、面白かったです。
推理小説って、誰が犯人かわからないのが面白いところ。
この小説は、2転3転して、驚き事が何度もあり
私は、しっかり・・・騙されましたね。
基本的に、ミステリーは、いつも騙されます・・・。
まだまだ読みが浅いのかな・・・笑
錯覚、思い込み・・・
う〜〜〜ん、人生の中ってそういうこと多いですものね。
タイトルの「ラットマン」は、
心理学でつかわれるイラストのようです。
見方によっては人間にも、ネズミにもみえるということ。
本の中にも実際にこのイラストがあるので
見比べてみるといいと思います。
予備知識無しに楽しんでみるのが一番の作品ですね。
主人公の姉と父親について、
色々な妄想をかきたてられ、
嫌な気分にもなったのですが・・・
その思いのまま、読み終わることがなかったのが
よかったです。
真実がね、なんともいえないもので・・・・(お〜〜と、ここまで)
くすんだ心が晴れ渡っていくような、気分を味わうことができました。
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