アメリカン・クライム

アメリカン・クライム <未> (2007 アメリカ)

AN AMERICAN CRIME

監督: トミー・オヘイヴァー
製作: ケイティ・ルーメル
ジョスリン・ヘイズ・シンプソン
クリスティーン・ヴェイコン
ヘンリー・ウィンタースターン
ケヴィン・チューレン
製作総指揮: パメラ・コフラー
ジョン・ウェルズ
ルース・ヴィターレ
リチャード・ショア
脚本: トミー・オヘイヴァー
アイリーン・ターナー
撮影: バイロン・シャー
プロダクションデ
ザイン: ネイサン・アマンドソン
編集: メリッサ・ケント
音楽: アラン・レイザー

出演: キャサリン・キーナー (ガートルード・バニシェウスキ)
エレン・ペイジ (シルヴィア・ライケンズ)
ヘイリー・マクファーランド (ジェニー・ライケンズ)
ジェイムズ・フランコ (アンディ)
ブラッドリー・ホイットフォード (リロイ・ニュウ)


1965年インディアナ州。
カーニヴァルの巡業で働くライケンズ夫妻は、
子どもを巡業期間預かってくれるところを探していた。
たまたまであったガートルードというシングルマザーが
自分のうちには子どもがたくさんいるので二人ぐらい増えても平気だ、
週20ドル出せば、面倒をみるという、申し出をしてきた。
そんな誘いにたやすく頷いてしまう夫妻。
しかしガートルード家は裕福ではなく、
夫人は喘息もちで常に精神的に不安定な状態。若い元恋人アンディが
始終家に出入りしていて、そのたびに金をせびってくる毎日だった。
そんなある日、ライケンズ夫妻からの送金が遅れてしまう。
それをきっかけに始まった姉、シルヴィアに対するお仕置き。
自分の娘、ポーラーとシルヴィアの仲もギクシャクしていく。
ポーラーはやがてシルヴィアに敵意をもつようになり、母親に嘘をつきはじめる。
その嘘を信じ込み、ガートルードのシルヴィアに対するお仕置きはエスカレートし、
地下室へと監禁するまでになる。そしてそれを見ていた子どもたちは・・。



感想  実際に起こった事件を基に映画化。
事件が起こり、その裁判での証言を基にして過去を振り返っていくというドラマです。
再現フィルムみたいな感じ。

内容は説明したとおり、ものすごく、感じ悪いものです。
これはもう、加害者となった、一家の主、母親が
病んでいるとしかいいようがない。

自分の子供達を可愛がるあまり、自分のしていることの善悪が
わからなくなっている状態です。
子育てでの不満、鬱憤、人生上手くいかないのが
すべて、シルヴィアのせい・・・と勝手に信じ込んでいるみたい。

恐いです。
これが実録だなんて。
でも、虐待というのは、日本でも聞かれるニュースの一つだし、
今や身近な出来事になっているんですよね。


前半はそうでもないのですが
後半がかなりハード。
気分が悪くなるような展開です。

何がイヤかというと、虐待していたのが、この預リ先の女性、ガートルードだけじゃあ
なかったということ。
その子ども、果ては、その友達たちも
なぜか、暴力的な行為に加わっていったということ。

信じられません。これはまるで、いじめの領域。
1人の人間をいたぶることを皆が面白がっている状態なのです。
しかし、驚いたことに
裁判証言でその出来事に触れられると
皆が、なぜ、シルヴィアを、よってたかって、いたぶり始めたのかが
わからないと言い張ります。

母親、ガートルードがいつもやっているから
それは当たり前だと感じでいたのかどうか。


子どもは親の背中をみて育つといいますが、
その親がとんでもない行為をしていても、子どもはそれに気付かないんでしょうか。
小さければ小さいほど、善悪わからないので
当たり前のように受け入れてしまうのでしょうか。
親の役割って大事。

ただ、もう少し大人の子どもたちは、当然、物事の善悪ってわかるはずですよね。
止めようとしなかったのかな。
親の行為を誰も、疑問に感じなかったのかな。皆そろって愚か過ぎないかな。
また、近所の人もみて見ぬ振りでした。
これってどう?
あまりにも、自分主義的なところがないかな。


預けた親も親だし・・・と思うわけです。親の責任でもありますよね。
だって見も知らぬ人だし、普通はしないでしょう。
これは映画的にどうのこうのというより、
内容が内容なので、感想の言いようがない作品です。

ただ、再現フィルムといいましたけれど、
それだけでは、映画的なものにはならないわけで。
ラストにちょっと、映画的な演出を入れています。

非現実的な場面として。

これが結果、より、気持ちをどんよりさせる原因にもなっているわけです。
一瞬、気を持たせておいて(シルヴィア助かったのね・・良かったよね・・)
と思わせておいて
ドカンと・・・落とされました。
最終的な事件の結末を知らなかったものですから
一瞬、良かったね・・・的な方向に話がむくのではと思ったのです。


まったく、救いはない話でした。トホホ・・・・

出演者は結構豪華です。

虐待しまくる
女性はキャサリン・キーナー。これがもう、生活に疲れて
イライラしている感じがたっぷり。
ああなったら、おしまいよね。

エレン・ペイジ・・・彼女が被害者になるシルヴィア。
私はハードキャンディしか見ていないのだけれど
今回の役柄も強烈。ちょっと若い時の大竹しのぶみたいなのよね。
熱演です。

そして、ジェイムズ・フランコ 。若い元恋人役。
でも出番が少なく、彼の魅力はあまりいかされていない感じ。


とくにお勧めはしない内容かな・・・。



アメリカン
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風花病棟  著  帚木蓬生

風花病棟    著  帚木蓬生




感想   医療現場を舞台に10人のドクターと患者さんの
ドラマが描かれます。
前回感想UPした「インターセックス」と同時進行で読みました。



どれもいいお話です。
患者側というより、医師側の視点ですかね。

「かがやく」がとくに良かったです。



かざはな

欲情の作法   著   渡辺淳一

欲情の作法   著   渡辺淳一


異性への近づき方に始まり
恋人獲得までの恋愛指南書。



感想   「鈍感力」に続いてのベストセラーの作品。
売れて・・・いますよね?これ。
鈍感力もそうですが、タイムリーな話題を、次から次へと、企画しておりますね。
不倫小説の方は、女性読者も多いと思いますけれど、
こういったハウツウ本、それも明らかに男性読者対象だと
女性は読まないのかな。
いや~~、読んでも嫌悪感持ってしまう人の方が多いかな。
そんなこと、感じました。
医学的な用語使用で、ダイレクトな表現多いんですよね。
私はそういう部分を嫌だな~~という感じず、
(作者はいつもこんな感じだし・・・・と思うから)
客観的に読み進めてしまうのですけれど、ダメな人にはダメでしょう・・・。



しかし、こういった本を手にする男性陣はどういったこと考えるのでしょうか。
参考になると本気で思うのでしょうか。
この本のとおりにして、成功した・・・という、実践版をリアルな形で
見てみたいですね。
すべて、作者の経験に基くことと、医学的な観点からみたことが
書かれているようですが、それが、実際、今の若者男性に当てはまるのかどうかが
知りたいです。
なにせ、年代もかなり違いますし・・・。
それとも、所詮男は、時代が変わっても
同じような生き物っていうことなのですかね。
男性じゃあないのでわかりません。


まず、冒頭で
作者は、男性諸君自分の「精子を見てみよ」、と提言します。すごいです・・・。
そんなこと、普通の人が自宅でしていたらキモイですが・・笑
精子は、そもそも、その多くが、卵子にたどり着くことなく滅亡する・・・
だからこそ、男子は「振られて当たり前」と、言い張ります。
恐れることなく、女性にアタックすべきである・・・という、結論は
たしかに、現代の草食男子にむけての、力強い、励ましにも聞こえるでしょう。

引き続き、1人の女性を追うのでなく、2人も3人も、同時に追いかけるべし・・・と
伝えます。
一兎(と)追うのでなく、三兎(と)、四兎を追うべきと、いつのまにか
女は兎状態・・・・笑
男主体の作品ですからしょうがないにしても、追われた方がたまらないですね。。
二股も三股もかけられているようでね。

また、「愛は巧言令色から始まる」・・と、とにかく、女性を褒め称えることをよしと
しています。
女性は褒められれば、いい気分になると・・・・。

しかし、その言葉の中に隠された下心を見抜こうとする女性だっているわけです。
そんなに馬鹿じゃあないよネ・・・女性も。

その他、衣服の部分にまでその、助言はいき、
こういうものを女性は身につけるべきと・・・・言い張ります。
これはもう、作者の趣味も入り込んでいるのではないかと思いますが・・・
それとも、世の男性は同じ意見だということでしょうか。


恋愛の達人的な要素を
見せながら、トクトクと女性をゲットするまでを指南していきます。

今度は女性主人公で誰が指南書お願いします・・・笑

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まるまれアルマジロ!   著  安東みきえ

まるまれアルマジロ!   著  安東みきえ
 卵からはじまる5つの話


「オケラのお月見」「オオカミの大きなかんちがい」「ハゲタカの星」「まるまれアルマジロ!」「心配性のコウノトリ」、5作品が収録された短編集。


感想   安東さんという名前にピン!と来なくても「頭のうちどころが悪かった熊の話」の作者
といえば、あ~~~と思う方もいらっしゃるかも。
残念ながら有名なそちらの方は未読。
同じ時期の「夕暮れのマグノリア」は読んでいるのですが。

というわけで安東さんの新作がこれ。「頭の~」と同様、こちらも動物寓話です。


挿絵も可愛らしく(「頭のうちどころ~」と同じく絵も、下和田サチヨさん)
児童書のイメージではありますが、
子ども以上にオトナの方の方が、心に響いてくるようなお話であろうかと思います。

副題どおり、すべて卵から始まる物語ばかり。そして主人公はすべて動物たち。
オケラ、オオカミ、ハゲタカ、マルマジロ、コウノトリ・・・。
馴染みのあるものもあれば、意外な主人公もいたり・・・。

どれも面白かったのですが、とくに、3話目の、「ハゲタカの星」
最後の「心配症のコウノトリ」がよかったです。
この2作は、少し関連性もあるかな。


「幸せっていうのは、まずは生まれることじゃあねえでしょうか。それがなけりゃはじまらんの
ですから」  (ページ171、「心配性のコウノトリ」より)

素敵な本ですよ。
どんな状況下でも、生まれてきたその世界こそが自分にとって一番の場所だということ。
物語の奥深さをしみじみと考えてみたくなる本です。



アルマジロ


セブンティーン・アゲイン

セブンティーン・アゲイン (2009 アメリカ)

17 AGAIN


監督: バー・スティアーズ
製作: アダム・シャンクマン
ジェニファー・ギブゴット
製作総指揮: トビー・エメリッヒ
マーク・カウフマン
キース・ゴールドバーグ
ジェイソン・バレット
脚本: ジェイソン・フィラルディ
撮影: ティム・サーステッド
プロダクションデ
ザイン: ギャレス・ストーヴァー
衣装デザイン: パメラ・ウィザーズ=チルトン
編集: パドレイク・マッキンリー
音楽: ロルフ・ケント
音楽監修: バック・デイモン
出演: ザック・エフロン マイク・オドネル
レスリー・マン スカーレット・オドネル
トーマス・レノン ネッド・ゴールド
ミシェル・トラクテンバーグ マギー・オドネル
スターリング・ナイト アレックス・オドネル
メロラ・ハーディン ジェーン校長
マシュー・ペリー マイク・オドネル(大人)
タイラー・スティールマン
アリソン・ミラー
ハンター・パリッシュ
ブライアン・ドイル=マーレイ
ジム・ガフィガン
ローナ・スコット
ニコール・サリヴァン
マーガレット・チョー
ラリー・ポインデクスター


1989年、17歳の高校生マイク・オドネル。
彼は学園を代表するバスケットボールの選手。
プロスカウトがかかったバレーボールの試合最中、
当然の恋人スカーレットの告白。
妊娠・・・★迷わず、バスケを諦め、彼女との人生を選択したマイク。
しかしその20年後。
出世にも見放され、妻との間もギクシャク、子どもたちにも相手にされていないマイク。
挙句の果てには離婚を持ち出されてしまう。
そんなある時、彼は、不思議な出来事に巻き込まれ、
肉体だけが17歳に戻ってしまう。
初めは驚いたマイクだが、この状況を利用して高校生活を再びエンジョイし
人生をやり直そうと考える。
親友ネッドの助けを借りて、なんとか高校に入り込んだのだが・・・。



感想   「ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー」のザック・エフロン主演映画★
結局、観にいってしまいました・・・笑
来日して宣伝もしていたしな~、頑張っている姿に、お姉さんは、いや、おばさん・・うん?
は応援しちゃいますもの・・・。
 

ということで、5人様での貸切鑑賞・・・トホホ。前の席はおじいさんだったが
ファンか~~笑

物語は、若返りもの。体は過去に戻ったけれど、
まわりの状況はそのまま。若返った姿で、違った立場で、今の自分の状況を
見つめなおすといった展開。
似たようなお話、たぶん、いくつもあるかな・・・。
最終的な、落ち着き先も、想像できる範囲内ではあったけれども、
それでも意外と面白く、良かったです。
押さえるところは押さえていて、展開もスピーディ。
脇のキャラも、いい味出しているし、コメディ色あるとはいえ、
下品な笑いにはなっていなかったのが好印象。
シモネタもほとんどなく、笑いといっても、マニアックな感じ。
主人公の友人がオタクキャラというのもあるのだろうけれど、
ロード・オブ・リングとか、スターウォーズとか、トップガンのケニーロギンズの歌とか
映画関連をパロッたネタが多いのも面白かったです。分かる人には分かるようなネタ。


人生うまくいかないのは
あのとき(17歳どき)恋人との結婚を選んだからだとウジウジ思っていた主人公。
いつまでもあの時、こうしていたら・・・・みたいなこと
言われ続けていたら、妻には愛想つかされるのは目にみえていますよね。

たしかに、17歳で結婚というのは、早すぎるかも。
でもお互い様だし。マイクだけじゃなく、妻のスカーレットだって、いろんな面で
我慢してきたこといっぱいあるんじゃないの?

20年もたつと、若いときの激しい恋愛感情って
なくなちゃうかもしれないけれど、
別れるまで心がばらばらになっているのはやはり悲しいよね。
一体、何がこの20年あったのよ・・・
37歳のマイクはマシュー・ペリー で
17歳のマイクはザック・エフロン。
このあまりにも違いすぎる容貌の変化・・・・・・笑
思わず、笑いの声もあがるんだけど、これはよほど、グ~~タラしていた
20年だったと推測するしかないよね。


高校に入り込んだマイクは、自分の子どもたちの新たな一面を
次々に発見し始めます。
娘は、バスケ部の頭空っぽの肉体だけの男に熱を上げているし
息子はその姉の彼氏に、常にいじめられている毎日。
どうにかして、子どもたちの状況を改善したいと
悪戦苦闘し始めるマイクの姿に、親の心を見たね~~。若返って、青春を謳歌することばかり
考えるのではなく、ちゃんと子どもたちのことを考えるあたり
素敵です。

妻のせいで自分の人生はダメになった・・・
そんな思いがいつしか消えていくマイク。
あのときの、結婚の選択は間違っていなかったのか・・・。


自分にとっての家族はどんなに大切なものか。
立場をかえてみたことで、いろんなことに気付かされるマイク。

いいお話だよ~~。

最後の離婚の裁判で、
17歳のマイクが読み上げる、マイク本人(37)の手紙。
だけどこれ、本当は即興で考えたマイク自身の気持ちそのもの。

いや~~~泣かされます。
ザックもここは演技的にも力入れたところだといっていたようだけど
一番の見所では。


冒頭のバスケの試合が同じくラストにも行われて。
同じようなシチュエーションが繰り返されるのも、なかなか良くできた展開。


たぶん、これは
アイドル映画ということになるんだろうけれど、ザックファンでなくても充分楽しめる
作品だと思います。結構良かったもの。
ザックの映画だからといって、遠慮したら損かも。

恋人に振られ悩む娘にマイクが語りかける言葉の数々も本当に素敵でした。
若者には、ストレートに響いてくるんじゃないのかな。
どんなにつらくても、頑張ろう★って気持ちになりそう。

また、中高年層がみてもそれはそれで楽しめるはず。
若いときの、新鮮な気持ちを大切にって思う気になるもの。



正直、映画の冒頭は意味なく、ザックは上半身裸でバスケ。(引き締まった肉体にポッ★)
そのあと、突然チアリーダーと一緒に激しく踊りだす・・・と
ハイスクール・ミュージカルを思い起こさせる感じで、どうよ~~~と不安感があったのだけど、
うまく物語りに乗っていけて一安心。
↑はファンサービスというところでしょうね。
面白かったです。


sebunshi.jpg

コリオレイナス情報

レイフ・ファインズ初監督作「コリオレイナス」の
情報を入手・・。

eiga.com より。


<シェイクスピア後期の悲劇「コリオレイナス」の映画化作品に、ウィリアム・ハートとバネッサ・レッドグレーブという2人のオスカー俳優の出演が決まったと、米バラエティ誌が報じた。>

楽しみですね。
バネッサ・レッドグレーブといえば、先日、
彼女の長女、ナターシャ・リチャードソンが不慮の事故でなくなったばかり。
レイフも、お葬式に出席していたとか・・。
若く、素敵な方なのに残念です。


引き続き・・・ニュースによると。

<「コリオレイナス」は、その誇り高さ、尊大さゆえに身を滅ぼすことになるローマの将軍コリオレイナスを主人公にしたシェイクスピア最後の悲劇。ファインズがタイトルロールを演じる。それ以外の配役は発表されていないが、コリオレイナスに大きな影響を及ぼす野心的な母ボラムニアをレッドグレーブが、コリオレイナスの宿敵オーフィディアスをハートが演じるものと見られる。また、「ER 緊急救命室」などに出演しているジェシカ・チャステインの出演も決まった。>

だそうです★

頑張って~~~~♪

ロウドクシャレイフ

↑画像は全然関係なく・・・笑・・・「朗読者」のものです。
横顔が良いですね・・・


ところで・・・「愛を読むひと」の前売りの特典、ブックを手に入れました・・・♪
カメラが今無いので見せられませんが、なかなか良いね。
中に写真があってね・・・
余韻に浸れそうです。

で・・この少年が成長してレイフになるってことなのよね。
写真だけの印象ですが
似ている?似ていない感じじゃない?・・・笑

近況報告

ネタもないので近況報告♪

連休明けから、バタバタしていてちっとも更新できずちょっと
焦り気味・・・。
なんとかこのムードを崩さなくてはと思うものの
肝心の映画を観る余裕なく・・。

出かけの用事が多いので
うまく時間が作れないんですよね。
お家でビデオというのも、余裕がないとできないし・・・。

まず、今年も学校の役員なので、懇親会打ち合わせ等で、
出かけが多い・・・。
塾関係のホローが結構大変。
子の迎えが多い・・・
まるでタクシー運転手
弁当が多い・・・
なんかね・・・・、いろいろあってね・・

最近、ふけたな・・・と感じるこの頃・・

皆さまのところにも訪問できず心苦しいです。

今月はこんな感じですが、元気でいますので
引き続き遊んでくださいな・・・。


ところで・・・ザック来日ですね。
新作映画は、公開短そうな予感・・・笑
気晴らしに見に行こうか・・・でも、1800だと考えるし・・・。
天使と悪魔も始まって・・・・あ~~~~ユアン★

それより、なにより、「朗読者」の前売りを買わなくては。
特典もらえるかな・・。


あ~~~~、今月一本は観たい・・・。

今日はダヴィンチ・コードの日だ・・



ではでは・・・・・また。

インターセックス   著 帚木 蓬生 

インターセックス   著  帚木 蓬生


贅沢な施設に高度な医療技術をもつ医師たちが集まるサンビーチ病院。
院長は岸川卓也。
ある医療裁判の法廷で、泌尿婦人科医の秋野翔子は岸川に出会う。
証言台での岸川の知識の豊かさに興味を覚えた翔子は
声をかけ、知り合いとなる。
その縁でサンビーチ病院で働くことになった翔子。
そこでは、性同一性障害やインターセックスの患者たちなどに
様々な最先端医療が行われていた。





感想   とても興味深い本でした。
現代医療の問題について、色々思うことありました。
今現代、どこまで、生殖の医療が進んでいるのかはわかりませんが、
近い将来ありゆるかも・・・と思わせるものがありました。
いままで、普通にお産して子どもを産んでという経過をたどってきたのですが、
世の中にはそうでない事例は沢山あるわけですよね。
いろんなケースがあり、子どもを産むという行為についても
いろんな考えがあります。
体外受精や、臓器移植、中絶の有無・・・、ダウン症について。
そして、ここでは、最大の問題として、インターセックスが取り上げられます。

インターセックスとは、(本文 309ページによると)

文字どおり男性と女性の中間に位置するさまざまな性を意味します。
人間の性は原始の時代から、男と女の二つに分類されてきました。宗教の世界でもこの二分法は
変わらず、旧約聖書ではアダムとイヴから人間の歴史が始まっています。
しかし、男と女に二分する方法は、全くの観念的なもので、自然界の現実を反映していないのです。



私は、こういう方がいるということを普段意識したことがなかったので
正直、ガツンときました。
物語の中では、患者さんの告白場面も用意されていて
かなりリアルな内容も描かれています。

知るということが大切・・・。初めてそう感じたかな。
実際、世の中、それで悩んでいる人もいるわけですよね。
性同一障害とはまた別のもの。
初めてのことばかりで、衝撃的でした。


女医の秋野先生の主張としては、早くから、手術、手術の生活にするのではなく
あるがままの姿で育てさせて、ある程度年齢がいって、性別を選択したいと本人が
主張したらそうしてあげるべき。またそのままでも良いというならそれもありだと。
二分するのではなく、男、女のまえに、人という意識を持てば良いと。
なるほど・・・。
こういった意識を皆が持てば、患者本人も生活しやすくはなりますよね。
ただ実際には、なかなか理解を得られない世の中ではないかなとは
感じました。でも、時間がかかってもいいから
↑のような意識をもつ世の中になって欲しい。
それにはまず、知ることが大事だと思います。
また同時に
そういった子を持つ親の姿も描かれていましたが、
それはそれは、読んでいて、いたたまれなくなってしまう感じでしたね。
もちろん、当の本人が一番大変だろうとは
思うのですが、そういった事実をつきつけられる親というのもつらいものは
ありますよね。
とくに、産むのは女性なので、いろいろ言われるでしょうね。
自分だったらどうだったろう・・・・。
この秋野先生は、心のケアーを大切にしているようで
先生の言うことに従っていれば恐くないというような
信頼感、安心感はありました。


女医、秋野翔子の↑の考えと違ったものをもっているのが院長の岸川です。
彼は、インターセックスの患者には早くからどちらかの性別を決めてあげるべきだと。
2人はお互い異なった主義ではありますけれど、
反発することなく、それぞれの考え方を尊重しているという風でした。
この岸川の作り上げた病院サンビーチというのがまた凄いです。

病院の職員をもてなす行事も、
クルージングやお花見など、豪華、豪華。
食事も豪華、入院するまでの過程も豪華。
素晴らしいです。

途中、学会でドイツフランクフルトへ出かけ。
その描写もリアルで、読み応えありです。

このふたりにまつわる医療ドラマの他に
翔子の親友の死についての謎が加わり、
後半ややサスペンス風になります。


最後にその謎が一気に解き明かされますが、
そこは、いそいでまとめたかな。。。。とちょっと感じたかな。
とくに追い詰められた岸川の結末は
あっけないようにも思いました。
(ネタバレ・・・・とくに、武藤直子の子どもの親については
え~~そうだったのと、かなり驚き)

これは、サスペンスでみるというより、現代医療の問題を
知るための本と考えたほうが満足感はあるかなと思います。


アマゾンの感想をちらりと見てきたのですが
この本は『エンブリオ』の続編ということですね・・・
この岸川さんにかかわることはそれを読んでみるとわかるみたい・・・
早速読んでみたいと思います。


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グラン・トリノ

グラン・トリノ (2008  アメリカ)

GRAN TORINO

監督: クリント・イーストウッド
製作: クリント・イーストウッド
ロバート・ロレンツ
ビル・ガーバー
製作総指揮: ジェネット・カーン
ティム・ムーア
ブルース・バーマン
原案: デヴィッド・ジョハンソン
ニック・シェンク
脚本: ニック・シェンク
撮影: トム・スターン
プロダクションデ
ザイン: ジェームズ・J・ムラカミ
衣装デザイン: デボラ・ホッパー
編集: ジョエル・コックス
ゲイリー・D・ローチ
音楽: カイル・イーストウッド
マイケル・スティーヴンス
出演: クリント・イーストウッド ウォルト・コワルスキー
ビー・ヴァン タオ・ロー
アーニー・ハー スー・ロー
クリストファー・カーリー ヤノビッチ神父
コリー・ハードリクト デューク
ブライアン・ヘイリー ミッチ・コワルスキー
ブライアン・ホウ スティーブ・コワルスキー
ジェラルディン・ヒューズ カレン・コワルスキー
ドリーマ・ウォーカー アシュリー・コワルスキー
ジョン・キャロル・リンチ
スコット・リーヴス
ブルック・チア・タオ


フォードの工場を引退し、今は1人暮らしの孤独な老人ウォルト・コワルスキー。
自宅には愛車のグラン・トリノと、愛犬がいるのみ。
そんな彼の住まいの隣に住むのがアジア人の家族。
普段は交流がなく、いい感情をもっていなかったのだが
彼のグラントリノを盗む出そうとしたのが、隣の少年、タオだったことから
急速に接近。やがてタオが罪滅ぼしにと、自宅の手伝いを申しでる。



感想   「チェンジリング」は見逃してしまったのでこれはどうしてもチェックしたかった一本。
賞がらみの作品ではなかったゆえ、わりと地味に宣伝&公開されているような気がしたけれど
いやいや・・・なんのなんの。
イーストウッド作という知名度は大きいですね。劇場はいっぱいでした。
それも年配男性観客多し・・・でした。
私、イーストウッド出演作って、実はあまり見ていないんです。
マディソン郡~以降からボチボチ見始めたというくらいで・
若い頃の、ダーティーハリーあたりは、ちょっと興味がなくってね・・(ごめんね)
スルーしておりました。
だから、年取った頃の、演技しか知らないのよね。

この作品で、俳優最後?みたいなことをどこかでみたのですが
そうですか・・・最後ですか・・・とちょっとせつない気分。監督業に専念なんですね。
でもお年を知ってビックリ。79歳なの★ね。
じゃあ、無理して欲しくはないな・・・という気持ちもわいてきたりします。

それにしても、あの長い手足・・・に、スマートなお体。おなかなんか出ていないのよね。
タバコを吸う姿とか、ビール飲む姿も絵になる!!
渋いな・・。


映画は、登場人物も少なく、お話もわかりやすいのでとても観やすかったです。
「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」を観ているので
同じようにドヨヨ~~ン路線だったらどうしようという不安があったのですが
そうでなくて、ほっ★
衝撃的なラストとなりますが、それによって気分が滅入るってことにはなりませんでした。
彼の生き方を考えば、あの選択はありだろうな・・・と感じだからです。
納得できるラストでした。
また、この作品、
意外とユ-モアー溢れる作品でもあるんですよね。
これは驚きでした。
イーストウッド が私たちを笑わせる作りしているんですもの。


さて、映画の内容にもっと踏み込んで。

主人公はウォルト・コワルスキー 。このコワルスキーという名前からして
こわい・・・です・・笑
とっても頑固で融通の利かないおじいちゃん。
若い頃、朝鮮戦争に参戦して勲章をもらっている英雄でもあるのですが、
そのときの出来事をいまだ心の傷として引きずっている様子です。
愛妻家だったようですが、今は妻もなくなり1人暮らし。
息子は二人いるのですが、どうも、うまくいっていないみたいですね。
古きよき時代を愛し、現代のちゃらちゃらした、若者たちの態度を
苦々しく思っています。毒舌もイヤミも平気でいうストレートな人間。
正義感があるので、曲がったことが嫌い・・・。

そんな主人公の隣に住むのがアジア系移民のモン族の一家。

コワルスキーは人種差別発言バシバシしていて、この隣に住む、民族のことも
初め疎ましく思っていたんです。
でも、タオのお姉ちゃんスーと出会い、まず、その頭のよさ、回転の速さに惹かれ
そのうち、おとなしめの、タオのいいところにも気付き始めて
段々とこの一家と交流を深めていくのです。
それってやっぱり、根底に寂しさ~~ていうものもあったのかな・・・って
今思えば感じます。
だって、彼の身内って、彼のこと真に心配しているようには思えない人ばかりだったから。
年寄りに向かって、老人ホームみたいなところを勧めたり?するのって
残酷だな・・・・って思うんですよね。
家がいいに決まっているだろ!!って、怒りたくなりましたよ。
このコワルスキーいや、ウォルトの方がいいね。
ウォルトの孤独さをみていると
私たちまわりの、孤独な老人たちをも思い出されて
すごっくしんみりしちゃいました。
一番印象だったのがね、お医者さんにいって、検査の結果をもらってきたときかな。
不安になって(だろうと・・・思う)、息子に彼が電話するんですよね。
きっと、絶対、不安だったんだろうと思うの。
普段、強がってばかりいるのに、ここでのシーンの彼、とっても、頼りなさそうに見えたんです。
だからそこで、早くも・・・・涙。
それなのに、それなのに、あの息子の、そっけない応対はなんなんでしょうね。

年取るってこういう現実なの?って、あ~~たまらないですね。

でも、この映画では
赤の他人でも本当に理解しあえたら、友人関係にもなれるし、
家族以上の関係になることも出来るんだな・・・ということを反対に感じることができたのだから
それは良かったかも。ウォルト、1人じゃあないよって★うれしくなりました。


個人的にはあの神父さんの存在や
床屋のおじさんの存在が好きでした。
一方はウォルトに、いつも温かい手を差し伸べようとしていて、1人の人間として魅力的に感じられたし、もう一方の床屋さんも、毒舌だったけれど、長年培われている絆の深さを感じることが
できましたから。



グラン・トリノ・・・年代ものの車でしたね。男の人って、車には憧れをもつようですよね。
こういう部分は男にしかわからないところもあるのかな。
あの車の行方も、結果、ああなって、本当良かったです。
存在としてなくなってしまうという結果にならなくって、良かったわ。



男の生き方の美学を感じさせられるような作品でした。
なかなか、ああはかっこよく、出来ないでしょうね。

彼の俳優人生と重ねてしまいました。
終りよし・・・・ですね。

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