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スマイルコレクター

スマイルコレクター   (2007  フランス)


LA CHAMBRE DES MORTS
MELODY'S SMILE
CHAMBER OF DEATH[加]
ROOM OF DEATH[米]


監督: アルフレッド・ロット
製作: シャルル・ガッソ
製作総指揮: ジャック・アンスタン
原作: フランク・ティリエ
『死者の部屋』(新潮文庫刊)
脚本: アルフレッド・ロット
撮影: ジェローム・アルメーラ
美術: ジャン=ピエール・フイエ
衣装デザイン: オリヴィエ・ベリオ
編集: マリリーヌ・モンティウ
音楽: ナサニエル・メカリー
出演: メラニー・ロラン
エリック・カラヴァカ
ジル・ルルーシュ
ジョナサン・ザッカイ
セリーヌ・サレット
ナタリー・リシャール
ステファーヌ・ジョベール
アントワーヌ・オッペンハイム
アレクサンドル・カリエール
ファニー・コタンソン


失業中のヴィゴとシルヴァンは、
ある夜、見知らぬ男をはねてしまう。
その男はバックに、200万ユーロの大金をもっていた。
金に目がくらんだ彼らは、死体を始末し、そのまま金をねこばば。
しかし、新たな事実が判明。その男は、誘拐された娘のために、身代金を運んでいた
途中だったのだ。
誘拐された娘、・・それは、このひき逃げ事件の翌朝、死体となって発見される。
その少女は、80年代に流行した、アナベル人形と同じドレスが着せられ、
口元はほのかに微笑んでいるように細工されていた。
犯人のプロファイリングに長けているリューシー巡査長(メラニー・ロラン)が
この事件の捜査にかり出されるが・・・・。




感想  タラちゃん監督・ブラッド・ピット主演の話題作(11月公開かな)
「イングロリアス・バスターズ」にも出演しているメラニー・ロラン主演の未公開作品。
長ったらしい形容詞つけたのは、
DVDのパッケージにも同じようなことが書いてあったから。
パッケージはちょっと、異様な感じがして好きじゃあないんだけれど、
主演のメラニー・ロランは美人で素敵。

↓これがパッケージね。
実はこれ映画でも重要な一場面でもある映像。
映画観てから、このパッケージみると、気持ちが悪くなるんだよね・・。


sumairiu2.jpg

メラニーロラン、ファンならチェックしてみて・・・といいたい作品。
もちろん、内容も未公開ながらも、そんなに悪くはないと思います。

フランス版「羊たちの沈黙」という感じなので
その方面(ややグロ系)が苦手な人はペケかな。


原作はフランスで数々の賞を受賞したベストセラー「死者の部屋」。


冒頭に、登場するとあるシーンは
これから始まる物語に一見、なんの関係もないのではと思われるのですが
実はこれが、大いにメイン物語の伏線になっているんです。

メインの物語は少女誘拐事件。
犯人は、殺された少女にアナベル人形と同じドレスを着せ
さらに、微笑みを作らせるという奇異な行動をとっていた・・・。

まずは、この妙な行為にどんな意味があるのかがポイント。


さらに、誘拐事件に絡んで、もう一つ、その身代金を奪った二人の男の物語が
繰り広げられるんです。この二人の末路にも注目。
実は、かなり悲惨な目にあってしまうんですよね。
まあ、自業自得だと言われればしょうがないのですが
二人のうち、一人は、やめようと・・・一度は拒否しているわけです。
なのに、もう一人が強引に・・どうせわからないんだから、もらちゃえ・・・!!と
言いくるめたんですよ。
やめとけば・・・良かったのに・・・・・・泣。


この二つの事件のつながりを見つけ出し、
犯人をジワジワ・・追い詰めるのが女刑事のリューシー。
実は、彼女、未婚ですが、双子のママであります。
捜査の時は、ママに子どものお守りを頼んでいくんですね。(この子どもが
まだベビーちゃんたちで非常に可愛いの)
実生活は、かなり個性的ですよね・・・笑
子どもの父親は不明・・・・・。そもそも産んだこともしらないみたいだったな・・・。
しかし、ちゃんと、同僚刑事に、恋人と思われるような、気持ちが通った
人がいる様子。
私生活は子持ちと言えども、順調なのです・・。

そんな状態ですが、お仕事の能力はきちんと発揮。
他の誰よりも洞察力は抜群で、犯人像を明かしていきます。


で・・・それだけですか・・・と思うでしょ?


それが違うんですよね。

このお話の一番の見所は・・・彼女の過去。
それがどう絡んでいくのか。
冒頭の場面と、
さらに途中で挟み込まれる、彼女の幼少期の記憶。
さらに、それは、ラストの場面で、意外な・・・結果をもたらすのです。

そうだったのか・・・・・と・・・。


まあ、ネタバレはこのくらいで、あとはみて楽しんでください。

ただし、最初にも書きましたけど、気持ち悪いシーンもありますので注意。
それは、剥製・・・なんですよ。動物を剥製するシーンがあるのです。
これはなかなか厳しいものがあります(←つまり、グロイということ)

さらに、誘拐され殺されるのが、少女と言うことで見ていて、いい気分がしないこと。
あと、え~~~どうしてあの人たちも・・・と思う人が亡くなってしまうこと。
サスペンスだからしょうがないんどすけれどね。


幼少期のトラウマが人生を変える・・・
そういうお話でしたけど、よくよく考えると、せつないお話でもあるんですよね。
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「愛」という言葉を口にできなかった二人のために

ここ最近読んだ本をまとめて2冊紹介。



ともに面白そう・・・・と図書館からゲットしてきたものです。


まずは、
タイトル作。

★「愛」という言葉を口にできなかった二人のために」    著   沢木耕太郎

映画関連のエッセイ集は大好き。
どういう風に書き手は理解しているのか、やっぱり気になってしまいますよね。
映画評論家の感想よりも、逆に、その分野専門ではない方の感想の方が
面白かったりします。
今回は沢木耕太郎さんの本。
今まで彼個人の本は読んだことがありませんでしたけれど、
題材が映画だとやはり興味深く読めます。もちろん、文章もわかりやすかったし
彼の感想も共感もてるものが多くて
楽しい時間を過ごせました。


『暮らしの手帖』連載を単行本化。32編の映画が紹介されています。

知っている作品あり、未見の作品ありと様々でしたが
詳細な状況説明で、内容はよくわかります。(かなりネタバレされています・・笑)



まず、愛という言葉を~の章。
ここでは

ブロークバック・マウンテン
ローマの休日
或る夜の出来事
紙屋悦子の青春・・(これだけ未見)

があげられていました。それぞれ題名のように語られなかった愛ゆえの
物語ですが、思えば、そういう映画、多いですよね。
その言葉を口にしないことで
そのときの思いは永遠に輝き、残るというのも複雑です。
口に出した途端に甘美な記憶は失われることになるとも、書かれていましたが
なるほどごもっとも。

・・・・・・成就しなかった「愛」は色褪せることなく、むしろ年を経るごとに鮮やかにすらなっていく・・・・・


痛い映画ほど心に残るのは
自分もあの時こうしていれば・・という後悔があるからか・・・。


続いての章では「光の旅人」
これは、どちらかというとマイナーな作品だと思うけれど
個人的には好きなので
ちょっとうれしく感じていました。

地味な作品もメジャー作品もありで読んでいてワクワク感が途切れなかったのも
良かったです。評論で満足せずに、やっぱり映画をどんどん観なきゃ・・・と思いましたよ★






sawakikoutarou.jpg




続いてこれ、

★金原瑞人監修による、12歳からの読書案内

読書案内


これはシリーズとして確か過去に2冊でていると思うのだけど
今回は、2000年以降発売された本という条件で
セレクトしています。

執筆者は金原さんが一番の年長者であとは職業も年齢も
バラバラ。大学生までいるそうです。
バラエティーにとんでいるセレクトで
子どもに~~~というよりも個人的には大人の私が読もうかと
思っております・・・・笑

YA作品中心ですが絵本もあります。
もちろん、私がすでに読んでいる本もありました。

魚住さんの「ピンクの神様」や
椰月さんの「しずかな日々」は私も大賛成。12歳で是非読んで欲しいですね。


伊坂さんの作品や有川さんの「図書館戦争」もあげてありましたね。
旬ですものね。

桜庭さんの「私の男」が紹介されていたのはビックリ。
中学生で読んでみたかったとありましたけど(金原さんセレクト)
中学生の読み物としては刺激的では・・・。

同じく、重松さんの「疾走」も、12歳では過激でしょう・・・某所が。
まあ、色々な本があり
読みたいものも沢山出てきたので私の参考書として活用させてもらいます。


少女     著  湊  かなえ

少女     著  湊  かなえ


高2の夏休み前。
由紀と敦子は転入生の紫織と友達になった。
最近2人だけの関係がぎくしゃくしていたので3人での友達関係を
築き上げたのだ。しかし
心の中で常に由紀は敦子の・・敦子は由紀の、マイナス面を
煩わしく感じていた。
そんなとき、紫織から、彼女がかつて、親友の自殺を目にしたという
話を聞く。
人が死ぬ瞬間を見てみたい・・・。2人はそんな思いにとらわれ
夏休み中に敦子は老人ホームのボランティアを
由紀は子どもや年寄りの本の読み聞かせをする小鳩会の活動を
それぞれはじめたのだが。


感想     デビュー作、「告白」が大ブームになった湊さんの2作目。
「告白」は予約が多すぎてとても無理。
2作目であるこちらの方を先に読むことにしました。


ミステリー小説でした。
それもかなり後味悪い・・・・泣。

正直、あまり好きではないです。

少女・・・という思春期ものが題材と言うこともあるのかもしれません。

基本的に10代のお話はもっと気持ちの良いものがいいと思っています。
もちろん、終始、気持ちのいい話であって欲しいとは思いませんよ。

妬みがあったり、
嫉妬があったり
いじめがあったり、
仲たがいがあったり・・・
10代の、10代でしか感じとることのできない、モヤモヤというものを
書いた小説は当然あるうだろうし、むしろ、そちらの方が自然な形だと思っています。
私も、そうだった・・・とか、共感も覚えるから。


でも、ここにいる登場人物たちは
私の知る、少女・・・というイメージからあまりにもかけ離れている・・・・。
途中までは、友達関係で悩んでいる普通の子だと思える
部分もあったのだけれど、結局のところ、ああいうラストを読んでしまうと
本質的には、何もわかっていない子達なんだな・・・という結論に至るわけ。
幻滅。

これほど、登場人物すべてに
嫌悪感を感じるのも珍しいな・・・と思いました。
好きじゃないとか、好みじゃないとか、イライラするとか・・いろんな表現で
今まで読んできた小説の中の人物達を評価したことは
あるけれど、今回は不快な人物たちといういい方かな。
それも、この小説ってほとんど全員なんですよね。


でも冷静に考えて、常識的に考えて本当にこんな悪意のかたまりみたいな
ひとばかりいるの?って疑問です。
そういう悪意にみちた登場人物たちというのが
この方のカラーなんですか。ということは「告白」もそんな感じで
後味悪いってことですか。イヤだな・・・

まず、人が死ぬ瞬間がみたいという、衝撃的な言葉。
普通、人の死なんか間近に見てみたいとは思いませんよね。
逆にいうと、人を殺したいという発想につながるような
過激な発想でもありますよね。
でも、何故そうしたいんだろう・・・
皆が知らないものを知っているという紫織がもつ
優越感に興味を覚え、自分も同じものを得たいと思ったからなのか。
でも、それってどういう意味があるの?
そんなこと考えて、それがこの小説で明らかになっていくのかと期待もしたのですが
結局のところ、話は、ミステリータッチで展開されるだけ。
完全に私の思っている方向性とは違っていたというのに
ちょっとガッカリ感。


もちろん、ミステリーとしてよめば
面白いんだろうと思います。(こういうものを面白いとはいいたくないけど)

でも、
いくらボケて、独裁者のような振る舞いをしている
おばあちゃんが憎いと思っても、殺したいとまで、血の繋がった人を思えるのだろうか。

痴漢をして家族を不幸にしてしまった父親を
殺そうとまでする子どもって、どうなのか。

平気で援助交際をしたり、盗作をする教師。
変態行為を高校生達に要求するおじさん。
友達ぶっていても、状況が悪くなるとシカトする女子高生。



因果応報、地獄に落ろ。

この何度か出てくる言葉どおり、
そういう話なんですよね。



由紀と敦子の一人称の語りが
冒頭から交互に出てきます。
が、語り口が同じ雰囲気なので
どっちがどっちかは区別が付きづらいです。
自分で整理してまとめあげれば、育ってきた家庭環境や彼女らの過去の
違いははっきりとするのですが、読んでいる最中にすぐに確認できないというのは
どうでしょう。
読みが甘いのか・・



つながり感は完璧で
妙にぴたりとあってしまうパズルのような作品です。
それが逆に、いかにもつくった・・・っていう感じをもたらしているのかもね。


しょうじょ

身の上話    著   佐藤正午

身の上話    著   佐藤正午



物語は語り手の妻、ミチルの身の上話から始まる。
23歳の古川ミチル・・彼女は「土手の柳は風まかせ」みたいなところがある
あぶなっかしい女性。
田舎町で書店勤務。付き合っている男性は2歳年上、上林久太郎。
しかし書店に出入りする東京の大手出版社、社員、豊増一樹という男とも
交際をし始める。いわゆる二股である。
その事実を打ち明けていたのは同僚の初山さんのみ。
ある日、ミチルは書店の昼休みに、仕事場を抜けて歯医者に行こうとしていた。
実は出張に来ている豊増さんが東京に帰るということで密かに空港まで見送ろうという
企みもあったのである。
そんなこととは知らずに、同僚の立石さんと沢田主任は、ついでに・・・ということで
サマージャンボ宝くじのお使いを彼女に頼んできた。
空港との間を往復するシャトルバスのバスターミナル場で早速宝くじを買い
豊増を、快く見送ってあげようと思ったミチルだが・・・。
豊増の、ほんの一言から、ミチルの気がかわり、一緒にバスへ。そしてそのまま
羽田行きの飛行機に便乗。彼女は東京へと旅立ってしまう・・・
ミチルの波乱の人生がそこから始まる・・・




感想     佐藤さんの新作。
「5」・「アンダーリポート」と読んできましたが、
今回の新作は、他の2作よりも、読みやすい作品であると思います。
佐藤さんの作品を初めて読む方でも
絶対面白く感じるはずです。
話のテンポが速く、予想もしない状況に物語が進んでいくので
ページを読む手が押さえられませんね。
もう、先が知りたくて知りたくて、たまらなくなるような内容なんですよね。
「ジャンプ」のような失踪ものではありますが、
描かれている世界は違っております。


ジャンルわけとしては難しいところでしょうか。
恋人を追って東京へというと、アバンチュール的な恋愛話を想像しがちですが
そんな甘い世界ではありません。
何気なく、描かれている出来事があとあとになって大きな出来事へと発展していくのです。
まず、宝くじ。
ただのお使いごとだからと、思ってはいけません。
購入時に枚数を間違えてしまった・・・・ちっぽけな出来事だと読み飛ばしてはいけません。
すべてに意味があるのです。

東京でお金に困ってきたミチルを救ったのは
この宝くじです。
なんと、2億円の当りくじだと判明・・
2億ですよ、2億・・・★
それから物語は思ってもみない方向に転がりだします。
ここで、高額当選者だけがもらうことのできる
本というのが紹介されます。
「その日から読む本」です。
知る人ぞ知る本なんだそうです。こんな本あるんですね。興味深かったです。




東京でのミチルは、豊増さんだけを頼っていたわけではありません。
所詮奥さんのいる身の豊増さんなので、全面的に頼るわけにはいかないのです。
とりあえず、幼なじみで東京にいる竹井輝夫とアポをとり、同居人として
転がり込みます。そして竹井君の恋人、高倉さんと、新に知り合いにもなるのです。


登場人物は皆、
個性的な分、読みながら、読み手の中で、生き生きと姿を現してきます。
細かな部分でいえば、現実味を伴わない
行動をする人物もいたり(フライパンで●●ってちょっとコメディぽいよね)、
出来事もあったりするわけですが
そういった部分が気にならなくなるほど、起こりゆる状況ののインパクトが
大きいのです。

唯一いい人だと思えるのは初山さんだけでしょうか。
とんでもない行動を起こすミチルを、最後まで
見守っているのですから。
もちろん、このミチルは、共感もてる子ではありません。
むしろ反発でしょうね。
優柔不断な生き方、仕事や恋人ついての甘さも、正直いら・・ときます。
しかし、
それでも事の成り行きが知りたくて、そんなミチルの行く末を、もういいや~~~~と
放り出すことはできなかったのです。


そして、一番気になるのは
実はミチルの身の上を語る・・・あなた。
そう、語り手である、あなた・・・なのです。
冒頭の感じから、ミチルの夫であるのはすぐ推測できます。

しかし、待てど暮らせどなかなか、このミチルの夫となる人物はなかなか登場しません。
もしかして、すでに登場してきた人物が夫であるのか・・・そういう企みのある
小説かと思うのですが、
そうではないのです。
最後に、ようやく、登場なのです。
でも、じゃあ、この夫は何故ミチルのことを語る必要があるのでしょう・・・


誰に向かってミチルの身の上話をするのでしょう。
そして、この身の上話の
意味するところは・・



最後の最後で、う~ん、なるほどと納得。

ちなみに、ミステリーでもありますが、
本格ミステリーではありませんので、そういう方面の期待はしない方がいいかと。


心憎い小説だったな・・と思わずにはいられない印象をもつと思います。
それと、濃縮の小説です。中身は濃いです。


楽しんでくださいね。そうそう、ところどころで
あと一日という意味合いの時に、「今日いちんち・・」という表記をしていました。
一日の意味を強調しているんでしょうか。こうひらがなで書かれると
しっかり目に焼きつきますよね。

minouebanashi.jpg


↑表紙は後ろ姿のミチルを連想させる女の子。
でもちゃんと裏表紙には、真正面の姿です。
これも面白いです。

ブロークン

ブロークン   (2008  イギリス・フランス)


THE BROKEN
THE BRφKEN


監督: ショーン・エリス
製作: レーヌ・バウセガー
ショーン・エリス
製作総指揮: フランク・ショロ
脚本: ショーン・エリス
撮影: アンガス・ハドソン
プロダクションデ
ザイン: モーガン・ケネディ
衣装デザイン: ヴィッキー・ラッセル
編集: スコット・トーマス
音楽: ガイ・ファーレイ
出演: レナ・ヘディ ジーナ
リチャード・ジェンキンス ジーナの父
ミシェル・ダンカン ケイト
メルヴィル・プポー ステファン
アシエル・ニューマン ダニエル


舞台はロンドン。
X線技師のジーナは恋人ステファンもおり、仕事も順調。
ある日、父の誕生日に家族皆で過ごしていたところ
突然、部屋にあった大鏡が割れる。
「鏡が割れると7年間不幸が続く」という迷信を口にしながら
片づけに入るがそのあと、実際、奇妙な出来事が起こり始める。
ジーナが、自分と同じ車に乗る自分と
そっくりな女性を見かけたのだ。
あとをつけ、部屋に入るジーナ。
自分とそっくりな部屋に驚きを隠せない。
そんな不安定の気持ちだからか、車の運転中、事故にあってしまうジーナ。
前後の記憶も薄れがち。退院して再び恋人ステファンに会うものの
彼が別人であると感じ始める。



感想   「フローズン・タイム」の ショーン・エリス監督の長編第2作目。
前回の「フローズン~」は音楽・映像は好みだったけれど、
内容が、ちょっとね~~という感想でした。
今回はどうなんでしょう・・・。期待&不安での鑑賞です。

冒頭はエドガー・アラン・ポーの小説の一部が引用。
これ、何気に読んでいたので
深い意味まではわからなかったけれど、
観終わった後、読み返すと意味ありげなものなんでしょうね。(再見しなかったので不明)


宣伝コピーは
“シンメトリー・サスペンス”。この、シンメトリーという意味が
まったくわからなかったので、観終わった後調べてみたら
「対称性(たいしょうせい)」とのこと。
確かに鏡は対称性を表すものだしね。



自動車事故も、まるで芸術品のような綺麗な映像。
でも、そう何度もみたくはない、あのシーン。(事故はいや)

薄暗い雰囲気といい、
何が起こっているのかわかりそうで、わからないモヤモヤ感。

しかし、なぜか、中盤まで、ちょっと眠かったです。
どうしてなのかしら。

主役の女性も、整った顔立ちだし、恋人は
美形のメルヴィル・プポーだから、目の保養にはなるんだけれど
物語が大きく動くという、変化ね・・・それが中盤までは特にないので
思わず、ボ~~と意識が飛んでしまいました
(ちょっと睡眠不足もあったけどね)



それでも、話が、ポイント、ポイント、これは押さえておきましょう・・・という
ところだけは、意識が戻るから不思議。

ジーナ同様、私も、恋人ステファンの変わり様には一緒になって気づいたわ。
顔が怖いぞ・・・・。


鏡に何か隠されている・・・
割れた後に周りの人間の様子に変化があるということが、わかってくるので
当然、このような見解になっていきますよね。

「もう一つの自分が鏡の中から出てきた・・・・」って。


う~~ん、似たような話、どこかで聞いたことあるかもしれないな・・・。
そもそも、鏡→もう一人の自分というと
実際、あちらがわの世界が本当にあるんじゃないかと錯覚しそうだものね。
もしくは、あったらいいな~~という思いも感じていたりして。


じゃあ、もう一人の自分が出てきて
こちら側の世界の人のかわりに生活して
どういう意味があるんだろうという疑問は当然、湧いてくるかな。
結局、そういう疑問、最後まで解決しなかったけれど。

徐々に人が入れ替わっていくんだろうね・・・という予想はできるんだけれどね。


宇宙人侵略だとか、はっきりしてくれたら
逆にすっきり感でてくると思うけれど、
そういう作品はすでにあるよね・・・。


でも、これって、どういうふうに
決着つけるんだろう・・。
終盤からは、ジーナに追っても迫ってきたので(もう一人の自分・・・)
目の離せない展開になり、さすがに、意識は戻ってしっかり鑑賞。


そして、おお~~~そういう結末ですか。
いや、これ、そんなに悪くないです。
面白いじゃないですか。


それで、彼らの目的は・・・って
やっぱり気になるのですがそれ以上、知るのも怖い気がしてやめときます。



あの電車内のおばあさんは、
人を、見極めることができたってことでしょうかね。
こいつは違う・・・とか、ひとりで、呟いていましたものね。

ということは、このジーナ以外の人たちもすでに、
入れ替わっているということなんでしょうね。
誰がどこまで変わっているのか。
弟の恋人は、やられていましたよね。
しかも、残忍な手口。ここだけは意外にも流血多しで
ビビってしまいました。


「鏡が割れると7年間不幸が続く」この、言葉、怖いですよね。
実際、家族団らん中、あんな大きな鏡が、突然割れたら
それだけで、気分はどんより。その後の食事は楽しくないよね。


メルヴィル・プポーの死に顔が。。痛々しかったです。



ぶろーくん

奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~

奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~<未> (2007 イギリス・オーストラリア)

DEATH DEFYING ACTS

監督: ジリアン・アームストロング
製作: クリス・カーリング
マリアン・マックゴワン
製作総指揮: ダン・ルポヴィッツ
マーシャ・ナサティア
カーク・ダミコ
脚本: トニー・グリゾーニ
ブライアン・ウォード
撮影: ハリス・ザンバーラウコス
プロダクションデ
ザイン: ジェマ・ジャクソン
衣装デザイン: スザンナ・バクストン
編集: ニコラス・ボーマン
音楽: チェザリー・スカビスゼウスキー
出演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ガイ・ピアース
ティモシー・スポール
シアーシャ・ローナン
ラルフ・ライアック

奇術師フーディーニは、母の最期の言葉を
言い当てたものに、賞金を与えると宣言。
イカサマ霊能者メアリーと娘ベンジーがそれに挑戦するが
やがてメアリーとフーディーニは恋に落ちてしまう。



感想   久々のガイ様とお相手はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ 。
ガイ様は筋肉モリモリのお身体で
キャサリンは、別の意味で、モリモリした肉体を披露してくれました。
ちょっと、肝っ玉母さんを地でいく体形になってきたよね・・彼女。
ガイ様の髪は妙だね・・・・って思いながら
でもあの脱出技にはほれぼれ。

奇術師フーディーニっていう方は全然知らなかったので
この映画を見たあと検索の旅に。
母親の死後、霊媒師との接触も、実際いろいろあったみたいなのね。
実に興味深いことです。
またあの死因、
ファンの方にこぶしでなぐられて、具合が悪くなって(やがて死にいたる)いたみたいだけど、
いろいろな謎があるみたいですね。
いや~個人的に、この方の映画を別角度からまた観てみたいですね。

じゃあ、この映画は何?ということになるけど、
これは、伝記映画にプラス、ラブストーリーが組み込まれている作品ですね。
もちろん、恋愛部分は
オリジナルでしょうね。

ガイ様扮するフーディーニは母親の死に目にあえなかったことで
心に深い悲しみをもっていたみたい。
彼が、*母親の最後の言葉を探り当てたものに賞金を*という申し出を
するのも
どこかで、死んだ母親に、接触したいという思いがあったんでしょうね。
霊媒者そのものを疑っているみたいだけど
信じてもいたかったのかな・・。


そんな彼がメアリーに惹かれていく・・
メアリーは、母親の若いころに似ていたという事実が途中で発覚するわけですけど。
え~~~、やっぱり母親がここで絡んでいるのね?って
ガイ様見る目がちょっと引いた自分です。
でもやっぱり、男性って母親が理想になるのかな・・・。好きな女性も母つながりか。



2人の踊り場面は見どころ。
できれば、ず~~とみていたいくらいでした。
タンゴも華麗に踊ってくれて、たち振る舞いが綺麗な男女は絵になりますね。


マネージャー、シュガーマンがいい味出していました。演じるのはティモシー・スポール。
最近この方みると、ハリポタ思い出すから
いけないんだけどね。
悪いやつだという印象が強いの。
でもこの映画では、そんなに悪いやつでもなくって良かったわ。



それと、「つぐない」のシアーシャ・ローナン が娘役で登場。
う~~ん、素敵です。
まだ若いのよね。でもあの声といい
(ナレーターで物語をひっぱります)
スッとした綺麗な顔立ち。
聡明な感じもするし、神秘的な感じもするし、好みの子だわ。



メアリーの霊を呼ぶショーは、冒頭で出てくるけど、
それはもう、実に胡散臭いです・・・・笑。
妙な音楽に、いかにも…的なセリフの数々。
絶対怪しいよね・・・・・って思うな。
でも、あの華麗な衣装は目をひきつけてしまいますね。


恋愛部分ではもうちょっとキュンとなるものが欲しかったのですが
それでも、全体に漂う幻想的な雰囲気が魅力的。
水の中の脱出シーンすら、幻のようです。


監督さんは「オスカーとルシンダ」も手がけた方なのね。
なるほど~~。




妖しい幻想・・の副題通り
その世界観を堪能しました★

majutushi.jpg

ダイアナの選択

ダイアナの選択   (2008  アメリカ)


THE LIFE BEFORE HER EYES

監督: ヴァディム・パールマン
製作: ヴァディム・パールマン
エイメ・ペロンネ
アンソニー・カタガス
製作総指揮: トッド・ワグナー
マーク・キューバン
マーク・バタン
原作: ローラ・カジシュキー
『春に葬られた光』(ソニーマガジンズ刊)
脚本: エミール・スターン
撮影: パヴェル・エデルマン
プロダクションデ
ザイン: マイア・ジェイヴァン
衣装デザイン: ハラ・バーメット
編集: デヴィッド・バクスター
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演: ユマ・サーマン ダイアナ・マクフィー
エヴァン・レイチェル・ウッド ダイアナ・マクフィー(高校時代)
エヴァ・アムリ モーリーン
オスカー・アイザック マーカス
ガブリエル・ブレナン
ブレット・カレン
ジャック・ギルピン
モリー・プライス
ナタリー・ポールディング


高校生のダイアナは学校生活に不満を感じ
目的もないまま、好き放題に生活していた。
そんな彼女は些細なことがきっかけで、品行方正なモーリーンと仲良くなる。
対照的な二人だったが、お互いにないものを吸収しあい、友情を深めていった。
しかし、ある日、学校で銃乱射事件に巻き込まれる。
それから15年後
ダイアナは優しい夫と可愛い娘と暮らしているが事件のトラウマから抜け出すことが
できずにいた。


感想    原作は公開時に読んだので展開は当然知ってるのだけれど
こちら
http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/blog-category-98.html
やっぱり、どう映画化しているのかが観たくて鑑賞。


伏線もよく張られていて、
一度結末を知ってからも、また見返して観たくなる作品ですね。


オチだけみるとよくあるパターンであると思うよね。

でも主人公が思春期の女の子ということで
私的には
好きな映画の部類に入ります。とくに女の子にはお勧めです。


私は、思春期の女の子の心情が描かれている映画って
こういうサスペンス的な展開でなくとも好きだから。

不安定で
いつも迷っていて
現状に満足できない年頃って誰でもあると思うから、
このダイアナが
どこか、共感できる人物ではあったんだよね。

生活態度は、不良なんだけれど、モーリーンと付き合うように
なってから、違った自分を徐々に見つけていったような気がしたのよね。
真面目なモーリーンから、いろいろなこと
吸収していって・・・。

ダイアナにはダイアナの
未来があったのだから・・・・
そう思いながら見返すと
ラストの場面はつらさがこみあげてくるのよね。



最後の哲学教授の講演内容・・・良心について・・・も
ず~~んと心に深くしみこんだし、
ダイアナの娘エマが眠れないときに読んであげた
本も、印象的だったかな。


また、色鮮やかなお花シーンや
昆虫のシーン、深夜の2人の会話シーン、
プールでの泳ぎシーンなど
映像がどれも美しかったのも良かったです。


その美しさが、余計、せつなさを感じさせるんですよね。


10代のダイアナを演じた
エヴァン・レイチェル・ウッドは・・・相変わらず美しい・・・・。
役も良かったよね。こういう役がまたうまいし・・。

対する、モーリーン役の、エヴァ・アムリは、スーザン・サランドンの娘ということで
そればかりが頭によぎっていました。
事前に知らなくっても、似ているって思うかも・・・。



邦題は、ダイアナの選択・・・。

で、原題が、THE LIFE BEFORE HER EYES
これを知ってしまうと、ちょっと、内容がわかってしまうかもしれない・・。


そして
原作は、 『春に葬られた光』。
これはなかなか、きれいな響きですね。


オチを知らないで観るのがやっぱり一番最適です。

そして、原作も合わせて読むといいかもしれません・・。
原作と同じエピソードもありますが
映画独自のものもあり。
原作は最後まで、夢見がちな雰囲気が漂っていました。



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黄金の猿    著  鹿島田 真希

黄金の猿    著  鹿島田 真希



黄金の猿・・・三部作を含む
他、2編をあわせた短編集。


感想  やっぱり、難しかった・・・・。
長編「ゼロの王国」はわからないまでも、意外に嵌って
読めたのだけれど、こちらは、サクサクと読むのにはしんどいものがありました。
きちんと理解できたのは
最初の一話のみ・・笑。

「もう出て行こう」・・・作者の実生活が垣間見られるお話のようで
興味深く読むことができました。

「ブルーノート」

そして、
「ハネムーン」
「緑色のホテル」
「二人の庭園」
の’黄金の猿’三部作。


黄金の猿とは・・・ホテルにあるバーのこと。
そこを舞台に
三つのストーリーが語られます。
お話としては
男と女のことですが・・・・・
よくわかりません。



夜中になると歌い出す女、黒いドレスの女、精神を病んでいる女、
兄と妹・・・いろんな登場人物がおりますが、
すみません・・・・・よくわかりません。
一体何を言わんとしているのか。
その世界観が・・・・。

黄金の猿


「女の庭」では芥川賞候補になった鹿島田さん←次これ読む予定(懲りない・・・)
性的な表現もかなり独特ですし、
なかなか入り込めない世界ですね・・・笑



鹿島田真希さんの経歴・・『ウィキペディア(Wikipedia)』より

(ちょっと省略)

東京都出身。高校時代にドストエフスキーなどのロシア文学に傾倒。作品世界への興味から教会に通うようになり、17歳のときに日本ハリストス正教会で受洗し正教会信徒となる。
白百合女子大学文学部ではフランス文学科に進みプルーストなどを読む。
「二匹」で第35回文藝賞受賞しデビュー。
2003年に日本正教会の聖職者(結婚当時伝教師、結婚後に輔祭)の男性と結婚。
2004年、『白バラ四姉妹殺人事件』で第17回三島由紀夫賞候補、
2005年、『六〇〇〇度の愛』で第18回三島由紀夫賞受賞。
2006年、「ナンバーワン・コンストラクション」で第135回芥川賞候補。
2007年、『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞受賞。
2009年、「女の庭」で第140回芥川賞候補。

イン・ザ・カット

イン・ザ・カット   (2003)
IN THE CUT


監督: ジェーン・カンピオン
製作: ニコール・キッドマン
ローリー・パーカー
製作総指揮: エフィー・ブラウン
フランソワ・イヴェルネル
原作: スザンナ・ムーア
『イン・ザ・カット』(ハヤカワ文庫刊)
脚本: スザンナ・ムーア
ジェーン・カンピオン
撮影: ディオン・ビーブ
音楽: ヒルマル・オルン・ヒルマルソン
出演: メグ・ライアン フラニー
マーク・ラファロ マロイ
ジェニファー・ジェイソン・リー ポーリーン
ケヴィン・ベーコン ジョン・グラハム
ニック・ダミチ ロドリゲス
シャーリーフ・パグ コーネリアス

脚本も担当したスザンナ・ムーアの
同名小説を映画化。
ニューヨークの大学で文学を教えるフラニー。
彼女は孤独で閉鎖的な生き方をしていた。
他人とは一定の距離を置き心を開かなかった彼女だが
唯一妹には素直な胸のうちを打ち明けていた。
そんなある日、
フラニーは猟奇的な事件に巻き込まれ、事件を担当とする刑事と
関係を持つようになる。



感想   カンピオンの新作「Bright Star」を密かに期待している私。
実在の英国詩人ジョン・キーツの悲恋物語ということを聞いているので
内容は安心して観れるものではないでしょうか・・ねえ。


というのも、ピアノ・レッスン以降の作品は
どうもう~~んという感じばかり。
この、イン・ザ・カットもね・・・・世間ではかなりの言われ方をしていたようだけど、
実際観てみて、
なるほど~~~と頷いてしまった次第。

ピアノ・レッスンに通じるような主人公ではあるものの、
その描き方がサスペンスを交えている分、
魅力的には思えず。
メグ・ライアンということもあるのかな。
そりゃあ、彼女のラブコメの映画を沢山観ている人にとっては
この変わりようはある意味、ショクではあるし、
観たくはなかったと思わなくもないけど。
違うキャラに挑戦といって何も、こんな感じまで身を落とさなくとも・・・と
思ってしまう・・。



冒頭のケセラ、セラ♪で始まるシーンや
途中のセピア色の世界など
ところどころ、映像的に素敵だな・・・と思える部分もあったのだけれど
反対に暗くて、暗くて
何しているのか、分からないシーンが多すぎ。
加えて、内容自体が面白くないのは致命的。
犯人も意外性を狙ったということなのか・・・・
それにしても、唐突な締めくくり。

またケヴィン・ベーコンの意味するところも不明。


フラニーは、街を歩きながら言葉集めをしているようだけれど、
だからなんなんだろう・・・・
寂しくて孤独な女性という象徴なんだろうか・・・
あまり意味はわからず。
彼女のキャラ自体に
共感ができず、ただの暗めの女性にしか思えなく・・・。
過去に何かあったの?わからないよ・・・

ラファロはひげ生やして登場。
誰だかわからず・・・・・笑
刑事と事件関係者がすぐに関係持ってしまうのもなんだかね・・・。
尋問ですぐに家に通すのかい・・。


ホーリー・スモークは
もっと意味不明だったので
それよりは、まだね・・・・。


新作はそれでも見たいな・・・・。


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あとの祭り 親友はいますか     著   渡辺  淳一

あとの祭り 親友はいますか     著   渡辺  淳一


「週刊新潮」に連載中のエッセイ「あとの祭り」を
まとめたもの。


表題作は、エッセイの一つ。
あとは、旅行記、日々のニュース、医療事故などについて
のお話。

風のように・・・のエッセイも読んでいたので
新刊が出ると必ず読んでしまいます。

個人的にはいつも面白く読んでいます。
作家らしい考え方だな・・・といつも思っていますけど。

同姓同名の名前の方のお店に行った・・という話なんか
印象的だったかな。
また、60歳になったら、遡って年を数えるということ。そこから一歳ずつ引いて数えていくとか。
だから自分は今、45歳だとか。
これも面白い話だったな・・。

年をとっても積極的に生きているのはなによりです。
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