スマイルコレクター
スマイルコレクター (2007 フランス)
LA CHAMBRE DES MORTS
MELODY'S SMILE
CHAMBER OF DEATH[加]
ROOM OF DEATH[米]
監督: アルフレッド・ロット
製作: シャルル・ガッソ
製作総指揮: ジャック・アンスタン
原作: フランク・ティリエ
『死者の部屋』(新潮文庫刊)
脚本: アルフレッド・ロット
撮影: ジェローム・アルメーラ
美術: ジャン=ピエール・フイエ
衣装デザイン: オリヴィエ・ベリオ
編集: マリリーヌ・モンティウ
音楽: ナサニエル・メカリー
出演: メラニー・ロラン
エリック・カラヴァカ
ジル・ルルーシュ
ジョナサン・ザッカイ
セリーヌ・サレット
ナタリー・リシャール
ステファーヌ・ジョベール
アントワーヌ・オッペンハイム
アレクサンドル・カリエール
ファニー・コタンソン
失業中のヴィゴとシルヴァンは、
ある夜、見知らぬ男をはねてしまう。
その男はバックに、200万ユーロの大金をもっていた。
金に目がくらんだ彼らは、死体を始末し、そのまま金をねこばば。
しかし、新たな事実が判明。その男は、誘拐された娘のために、身代金を運んでいた
途中だったのだ。
誘拐された娘、・・それは、このひき逃げ事件の翌朝、死体となって発見される。
その少女は、80年代に流行した、アナベル人形と同じドレスが着せられ、
口元はほのかに微笑んでいるように細工されていた。
犯人のプロファイリングに長けているリューシー巡査長(メラニー・ロラン)が
この事件の捜査にかり出されるが・・・・。
感想 タラちゃん監督・ブラッド・ピット主演の話題作(11月公開かな)
「イングロリアス・バスターズ」にも出演しているメラニー・ロラン主演の未公開作品。
長ったらしい形容詞つけたのは、
DVDのパッケージにも同じようなことが書いてあったから。
パッケージはちょっと、異様な感じがして好きじゃあないんだけれど、
主演のメラニー・ロランは美人で素敵。
↓これがパッケージね。
実はこれ映画でも重要な一場面でもある映像。
映画観てから、このパッケージみると、気持ちが悪くなるんだよね・・。

メラニーロラン、ファンならチェックしてみて・・・といいたい作品。
もちろん、内容も未公開ながらも、そんなに悪くはないと思います。
フランス版「羊たちの沈黙」という感じなので
その方面(ややグロ系)が苦手な人はペケかな。
原作はフランスで数々の賞を受賞したベストセラー「死者の部屋」。
冒頭に、登場するとあるシーンは
これから始まる物語に一見、なんの関係もないのではと思われるのですが
実はこれが、大いにメイン物語の伏線になっているんです。
メインの物語は少女誘拐事件。
犯人は、殺された少女にアナベル人形と同じドレスを着せ
さらに、微笑みを作らせるという奇異な行動をとっていた・・・。
まずは、この妙な行為にどんな意味があるのかがポイント。
さらに、誘拐事件に絡んで、もう一つ、その身代金を奪った二人の男の物語が
繰り広げられるんです。この二人の末路にも注目。
実は、かなり悲惨な目にあってしまうんですよね。
まあ、自業自得だと言われればしょうがないのですが
二人のうち、一人は、やめようと・・・一度は拒否しているわけです。
なのに、もう一人が強引に・・どうせわからないんだから、もらちゃえ・・・!!と
言いくるめたんですよ。
やめとけば・・・良かったのに・・・・・・泣。
この二つの事件のつながりを見つけ出し、
犯人をジワジワ・・追い詰めるのが女刑事のリューシー。
実は、彼女、未婚ですが、双子のママであります。
捜査の時は、ママに子どものお守りを頼んでいくんですね。(この子どもが
まだベビーちゃんたちで非常に可愛いの)
実生活は、かなり個性的ですよね・・・笑
子どもの父親は不明・・・・・。そもそも産んだこともしらないみたいだったな・・・。
しかし、ちゃんと、同僚刑事に、恋人と思われるような、気持ちが通った
人がいる様子。
私生活は子持ちと言えども、順調なのです・・。
そんな状態ですが、お仕事の能力はきちんと発揮。
他の誰よりも洞察力は抜群で、犯人像を明かしていきます。
で・・・それだけですか・・・と思うでしょ?
それが違うんですよね。
このお話の一番の見所は・・・彼女の過去。
それがどう絡んでいくのか。
冒頭の場面と、
さらに途中で挟み込まれる、彼女の幼少期の記憶。
さらに、それは、ラストの場面で、意外な・・・結果をもたらすのです。
そうだったのか・・・・・と・・・。
まあ、ネタバレはこのくらいで、あとはみて楽しんでください。
ただし、最初にも書きましたけど、気持ち悪いシーンもありますので注意。
それは、剥製・・・なんですよ。動物を剥製するシーンがあるのです。
これはなかなか厳しいものがあります(←つまり、グロイということ)
さらに、誘拐され殺されるのが、少女と言うことで見ていて、いい気分がしないこと。
あと、え~~~どうしてあの人たちも・・・と思う人が亡くなってしまうこと。
サスペンスだからしょうがないんどすけれどね。
幼少期のトラウマが人生を変える・・・
そういうお話でしたけど、よくよく考えると、せつないお話でもあるんですよね。
LA CHAMBRE DES MORTS
MELODY'S SMILE
CHAMBER OF DEATH[加]
ROOM OF DEATH[米]
監督: アルフレッド・ロット
製作: シャルル・ガッソ
製作総指揮: ジャック・アンスタン
原作: フランク・ティリエ
『死者の部屋』(新潮文庫刊)
脚本: アルフレッド・ロット
撮影: ジェローム・アルメーラ
美術: ジャン=ピエール・フイエ
衣装デザイン: オリヴィエ・ベリオ
編集: マリリーヌ・モンティウ
音楽: ナサニエル・メカリー
出演: メラニー・ロラン
エリック・カラヴァカ
ジル・ルルーシュ
ジョナサン・ザッカイ
セリーヌ・サレット
ナタリー・リシャール
ステファーヌ・ジョベール
アントワーヌ・オッペンハイム
アレクサンドル・カリエール
ファニー・コタンソン
失業中のヴィゴとシルヴァンは、
ある夜、見知らぬ男をはねてしまう。
その男はバックに、200万ユーロの大金をもっていた。
金に目がくらんだ彼らは、死体を始末し、そのまま金をねこばば。
しかし、新たな事実が判明。その男は、誘拐された娘のために、身代金を運んでいた
途中だったのだ。
誘拐された娘、・・それは、このひき逃げ事件の翌朝、死体となって発見される。
その少女は、80年代に流行した、アナベル人形と同じドレスが着せられ、
口元はほのかに微笑んでいるように細工されていた。
犯人のプロファイリングに長けているリューシー巡査長(メラニー・ロラン)が
この事件の捜査にかり出されるが・・・・。
感想 タラちゃん監督・ブラッド・ピット主演の話題作(11月公開かな)
「イングロリアス・バスターズ」にも出演しているメラニー・ロラン主演の未公開作品。
長ったらしい形容詞つけたのは、
DVDのパッケージにも同じようなことが書いてあったから。
パッケージはちょっと、異様な感じがして好きじゃあないんだけれど、
主演のメラニー・ロランは美人で素敵。
↓これがパッケージね。
実はこれ映画でも重要な一場面でもある映像。
映画観てから、このパッケージみると、気持ちが悪くなるんだよね・・。

メラニーロラン、ファンならチェックしてみて・・・といいたい作品。
もちろん、内容も未公開ながらも、そんなに悪くはないと思います。
フランス版「羊たちの沈黙」という感じなので
その方面(ややグロ系)が苦手な人はペケかな。
原作はフランスで数々の賞を受賞したベストセラー「死者の部屋」。
冒頭に、登場するとあるシーンは
これから始まる物語に一見、なんの関係もないのではと思われるのですが
実はこれが、大いにメイン物語の伏線になっているんです。
メインの物語は少女誘拐事件。
犯人は、殺された少女にアナベル人形と同じドレスを着せ
さらに、微笑みを作らせるという奇異な行動をとっていた・・・。
まずは、この妙な行為にどんな意味があるのかがポイント。
さらに、誘拐事件に絡んで、もう一つ、その身代金を奪った二人の男の物語が
繰り広げられるんです。この二人の末路にも注目。
実は、かなり悲惨な目にあってしまうんですよね。
まあ、自業自得だと言われればしょうがないのですが
二人のうち、一人は、やめようと・・・一度は拒否しているわけです。
なのに、もう一人が強引に・・どうせわからないんだから、もらちゃえ・・・!!と
言いくるめたんですよ。
やめとけば・・・良かったのに・・・・・・泣。
この二つの事件のつながりを見つけ出し、
犯人をジワジワ・・追い詰めるのが女刑事のリューシー。
実は、彼女、未婚ですが、双子のママであります。
捜査の時は、ママに子どものお守りを頼んでいくんですね。(この子どもが
まだベビーちゃんたちで非常に可愛いの)
実生活は、かなり個性的ですよね・・・笑
子どもの父親は不明・・・・・。そもそも産んだこともしらないみたいだったな・・・。
しかし、ちゃんと、同僚刑事に、恋人と思われるような、気持ちが通った
人がいる様子。
私生活は子持ちと言えども、順調なのです・・。
そんな状態ですが、お仕事の能力はきちんと発揮。
他の誰よりも洞察力は抜群で、犯人像を明かしていきます。
で・・・それだけですか・・・と思うでしょ?
それが違うんですよね。
このお話の一番の見所は・・・彼女の過去。
それがどう絡んでいくのか。
冒頭の場面と、
さらに途中で挟み込まれる、彼女の幼少期の記憶。
さらに、それは、ラストの場面で、意外な・・・結果をもたらすのです。
そうだったのか・・・・・と・・・。
まあ、ネタバレはこのくらいで、あとはみて楽しんでください。
ただし、最初にも書きましたけど、気持ち悪いシーンもありますので注意。
それは、剥製・・・なんですよ。動物を剥製するシーンがあるのです。
これはなかなか厳しいものがあります(←つまり、グロイということ)
さらに、誘拐され殺されるのが、少女と言うことで見ていて、いい気分がしないこと。
あと、え~~~どうしてあの人たちも・・・と思う人が亡くなってしまうこと。
サスペンスだからしょうがないんどすけれどね。
幼少期のトラウマが人生を変える・・・
そういうお話でしたけど、よくよく考えると、せつないお話でもあるんですよね。
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