ミルク

ミルク ( 2008  アメリカ )

MILK

監督: ガス・ヴァン・サント
製作: ダン・ジンクス
ブルース・コーエン
製作総指揮: ダスティン・ランス・ブラック
マイケル・ロンドン
ブルーナ・パパンドレア
バーバラ・ホール
ウィリアム・ホーバーグ
脚本: ダスティン・ランス・ブラック
撮影: ハリス・サヴィデス
プロダクションデ
ザイン: ビル・グルーム
衣装デザイン: ダニー・グリッカー
編集: エリオット・グレアム
音楽: ダニー・エルフマン
出演: ショーン・ペン ハーヴィー・ミルク
ジェームズ・フランコ スコット・スミス
ジョシュ・ブローリン ダン・ホワイト
エミール・ハーシュ クリーヴ・ジョーンズ
ディエゴ・ルナ ジャック・リラ
アリソン・ピル アン・クローネンバーグ
ルーカス・グラビール ダニー・ニコレッタ
ヴィクター・ガーバー モスコーニ市長
デニス・オヘア ジョン・ブリッグス
ジョセフ・クロス ディック・パビック
ハワード・ローゼンマン デヴィッド・グッドスタイン
ブランドン・ボイス ジム・リヴァルド
ケルヴィン・ユー マイケル・ウォン
スティーヴン・スピネラ リック・ストークス
ジェフ・クーンズ アート・アグノス
テッド・ジャン・ロバーツ デニス・ペロン
 


1972年。
ハーヴィー・ミルクは、年下の青年スコット・スミスと出会い、恋に落ちる。
そしてニューヨークからサンフランシスコに移住し、“カストロ地区”でカメラ店を開く。
ミルクはやがて、同性愛者をはじめとした社会的弱者のために
政治活動を活発にしはじめる。
何度か選挙には落ちたが、ついには市政執行委員に。
様々な活動をしていくが・・・。
ミルクの人生最後の8年間を描いた作品。





感想   話題作ですがすっかり鑑賞が遅くなってしまいました。

アカデミー主演男優賞→ショーンペンでしたが
それも納得の作品です。

確かにどうみても、ゲイ。最初からその雰囲気がほとばしっておりました。
手振りとか話し方とかね。
もちろん、他の俳優さんも、ほとんど、ゲイという設定なので
同様に、熱演だったと思います。
皆さん、普段の作品で見る雰囲気はそこには全くなかったもの。
いや~~、俳優さんって皆、すごいです。
同時にこんな魅力的な俳優陣を揃えた監督に感謝です。

ハーヴィー・ミルクの波乱に富んだ半生を、
ドキメンタリータッチで描いた伝記映画。
ドラマチックな演出はなく、どちらかというと、事実を淡々と描いていったのね・・・という
印象です。
が、そもそも、こういう政治家がいたということ、
どのような活動を行っていったのか・ということを
まったく知らない私にとっては
とっても勉強になったし、
どういう展開で死を迎えるのかという部分も興味深いといったら変だけれど
見届けたいという思いもあったので(冒頭で最終的に暗殺されちゃうんだな・・・ということがわかっているから)
最後まで興味失せることなく、鑑賞できました。


この映画、最後に登場人物たちのその後が、字幕紹介されるんですよね。
写真とともに・・

いや~~~似ていますね。みなさん、髪形とかそっくり!!

実は、物語以上に楽しみだったのが
出演者の豪華さでした。
皆、ゲイ役ですが、それぞれに味を出していてビックリ。
素晴らしいです・・・

エミール・ハーシュ、
ジェームズ・フランコ
ディエゴ・ルナ


う~~ん、どの方も良いな~~~。

甘え上手なディエゴ・ルナは、可愛らしさで一押しだったし
いつも応援しているエミール・ハーシュ君のクルクルパーマと大きな眼鏡にはあなた誰?状態だったし、
とにもかくにも、かっこよすぎるジェームズ・フランコは見ているだけで
幸せな気分になってしまった次第です。
(ジェームズ・フランコはディーンが一番好きなんだけれど、それに並ぶ感じ)

なんとも不純な見方ですが、そんな魅力的な脇に囲まれている
ハーヴィー・ミルク自身が
人をひきつけるだけの魅力があるということにも繋がるんですよね。


政治活動以外では
20歳以上離れた恋人の スコット・スミスとの関係
や、新しい恋人、ジャックとの関係なども、興味深かったのですが
そこはわりとあっさり・・・。

スコットとの関係は離れたあとも良い関係が続いたようで、
その人間的なつながり方は、うらやましかったです。

ミルクはスコットと出会い、新たな道を歩きはじめますよね。
けっして、若くはない年での選択。
でも、それでも、これだけの業績を残すことができ、
後世に語られるまでの人物になっていったということ。


ミルクの人生は私達にいろんな意味での勇気もくれたと思うのです。
いくつになっても挑戦できるってこと。

もちろん、、マイノリティーのために闘った姿勢も
感服しています。当時のゲイに対する社会の扱い方は
不条理極まりないものだということがよくわかります。
キリストの教えが根底にあるとしても、
やっぱり、納得いかないこばかりではないか・・・とみている私達も
思いますよね。
今では多少、理解は得られてきたとは思うものの、
それでもゲイに限らず、
差別的な要素って、社会から完全になくなっていないような気もします。
いじめにしろ・・・そうですよね。
そんな自分たちの身近な問題にまで考えをおよばせながら
映画を鑑賞しました。


それにしても、ああいう結果は寂しいですね。
暗殺する理由も、あまりにも個人的な感情のようで
モヤモヤ感が漂います。そんなことで、人を殺すなんてね。
それも仲間内でね・・・・泣。


恐れていたことが現実になってしまったミルクの気持を考えると
いたたまれないな。






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僕がいない場所

僕がいない場所  (2005  ポーランド)


JESTEM
I AM


監督: ドロタ・ケンジェルザヴスカ
製作: アルツール・ラインハルト
脚本: ドロタ・ケンジェルザヴスカ
撮影: アルツール・ラインハルト
編集: ドロタ・ケンジェルザヴスカ
アルツール・ラインハルト
音楽: マイケル・ナイマン
出演: ピョトル・ヤギェルスキ クンデル
アグニェシカ・ナゴジツカ クレツズカ
バジア・シュカルバ クレツズカの姉
エディタ・ユゴフスカ クンデルの母
パヴェウ・ヴィルチャック クレツズカの父


 詩人を夢見る、孤児院に預けられている少年クンデル。
彼はやがて孤児院を抜け出し母親の元へ。
しかし、母親は町の男たちと自由奔放な生活。クンデルを愛そうとはしない。
やがて、クンデルは、一人で生きていくことを決意し
町はずれの川べりに捨てられた艀舟で生活をはじめる。



感想   

DVDを待ち望んでいた作品で、やっとみる事ができました。
私は音楽・・・から映画を探すこともするのですが、この作品もそういう流れから。
マイケル・ナイマンが曲を提供しているんですよね。
(ちなみに、マン・オン・ワイヤーもいずれみます・・・)

あらすじ・・そのままの
なんとも、心が苦しくなるせつない、映画ですが、
とっても良かったです。


最初の15分くらいで、もう泣き出していました・・・。
母親の回想シーンが出てくるんですよね。
ウルウルでした。


日本でいう「誰も知らない」に通じるものがあるかな・・・。


もう、このクンデル少年が不憫で不憫でしかたがないのです。
自分が母親だから、親の目線でこの子を追っていました。
母親は自分が自由奔放な生活をしたいがために
彼を孤児院に預けたのかしら?
孤児院って親がいても預けられるの?そこらへんの背景は詳しく描かれていないのですが
クンデル少年はやがて、母恋しさで、この孤児院を出てしまうんですよね。
でも・・・
母は、この少年が会いに来ても迷惑そう。
男といちゃ、いちゃ。
「誰かに愛されたい、寂しいの」という母親の気持ちはまったくもってわかりません。
異性に愛される前に、自分の子を愛せと・・・・訴えたくなります。

ふしだらな母親を見て、クンデル少年はショックだったろうな・・・・。
自分の母親が男とベタベタしている所なんて、子どもとしてはみたくないもの。
母親に、かみついたりして反抗的な態度をとるんだけれど、
心の中では恋しい気持ちは変わらないの。
好きなのよ・・・母親が。そんな母親でも愛して欲しいのよ。嫌いになれないのよね。
上目づかいで、恋しそうにみる少年が
愛おしくてたまらなかったわ。


やがて、少年は一人で生きていこうと決心。


こんな小さいの・・・に。
でも彼は自分なりに、一生懸命生活していこうとするの。
空き缶を集めて売って、お金を作ったり。
レストランで食事してもきちんとお金を払ったり。
人に親に捨てられたって思われたくないんだよね。
だから、誰にも何もいわれないように、自分なりに
しっかり生きていこうとしているんだよね。
健気な・・・泣。


そんなとき、川べりの船の近くに住んでいる裕福なお家の姉妹と出会うの。
そして特に、妹の方、クレツズカと知り合いに。



上の方の女の子はとっても美人。(いや~~~本当に美人よ。儚げな感じで)
どうも下の子は劣等感を持っている様子。
この子、お酒も飲んでしまって、一体いくつなのよ・・・という感じ。
でも無邪気な姿に、少年も心を開いていくの。
どこか拠り所としていくのよね。


少年の夢は、詩人のなること・・・。
少女にその夢を語る姿には、他の少年と変わらない。厳しい家庭状況があるなんて感じさせないの。
未来を夢見ている姿はキラキラしているの。


そんな2人の心の交流はいつまでも続かなくって。



台詞が多いわけでなく、
語られない部分も多い映画ですが、少年と少女の
微妙な心の揺れはきちんと描かれており
見所は充分。


映像は、セピア調で、どこか物悲しいです。
マイケル・ナイマンの曲調がまた合うんですよね。


子役は素人とか。
自然な姿が余計涙誘います。

最後の言葉も印象的。
僕は僕だよ・・・


子どもは愛して、育てなくては・・・。



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スイートリトルライズ    著   江國香織

スイートリトルライズ    著   江國香織


結婚3年目の聡と瑠璃子。
2人はお互いけんかもせず、見た目仲が良い夫婦。
でもそれぞれが別の人と恋をし始め、
次第に小さな嘘が多くなっていく。






感想    江國香織さんの作品は
「冷静と情熱のあいだ」を読んだかな。特に、沢山読んでいるわけではないのですが
今回なぜ↑の本を読んだかというと・・・



じゃじゃ~~ん。
もうすぐ映画化になるから。


ちなみに

[監督]矢崎仁司
[脚本]狗飼恭子
[原作]江國香織
[出演]中谷美紀 、大森南朋、池脇千鶴、小林十市、大島優子、安藤サクラ、黒川芽以、風見章子



矢崎監督というのも興味惹かれますが
なにより、大森さんが主人公というのが、うれしいところ・・・・笑
主役の聡です。
ラブシーンも当然あるのよね。
年下の恋人は池脇ちゃんよ。
設定としては
25歳で結婚3年目の主人公。というと今は28.
ちょっと大森さんだと年いっている感じですが、
そこは原作と離れて考えてみましょう・・・。


本読みながら、配役を当てはめながら
楽しみました。



でもお話としては、理解できない限り。
不倫がいけないという以前の問題。
この夫婦のあり方・・・

食事終ると、自室に閉じこもりゲームをする夫、聡。
妻、瑠璃子は、そんな夫に携帯電話で連絡するのよね・・・。
3年目でそんな夫婦って。
聡は家庭内で挨拶もできないような男だし。(朝の挨拶もしたことないんだって・・)


小説で
妻、瑠璃子が言う台詞
「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに」
が表題にも繋がっているわけ。


守りたいものが必ずしも愛しているものに繋がっていかないんだよね。
愛人には嘘はつけない。
でも夫には嘘がつける・・・


夫婦のスキー旅行で
ともに愛人と接触を図ろうとする・・・
なんだか、解せないな。
それでいて、お互い、自分達の生活スタイルを
崩そうとはしない・・・。



印象的な台詞も多いのですが
なにせ現実感が漂ってこないのよね。
実際、こんな行動はできないでしょう・・・と思いましたし、
こんな夫婦存在するの?と思ってしまうところあります。
ティディベア作家というのもまわりにいない存在ですしね。


誰かに感情移入するってことができなかったので
あまり入り込んで読むことはできず
ただただ小説の美しい世界をさまよっただけでした。
でも、映画になると
また別かも。
大森さんだし・・・笑

本では描かれていない夫婦の結末はどうなるのか知りたいところです。どうまとめあげているのかな。





ところで、
辻さんの「サヨナライツカ」も同じような時期に映画化されましたよね。
これも不倫映画だけれど。
こちらの原作は、好きだったけれど、結局映画館にはいかず。
ミポリンの演技どうだったのかな~~~。


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そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります     著  川上未映子

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります     著  川上未映子



2003年から2006年にかけて
川上未映子さんの(「未映子の純粋非性批判」http://www.mieko.jp)
ブログに書かれた文章をまとめた本。





感想   今回文庫化になったものを読みました。


川上さん初めてです。今や映画の方でも賞をとり、
長編小説も話題となっており、注目の作者さんですよね。


この↑の作品は
小説を書く前の作品ということで、スタート時期をみるには
非常に興味深い作品だと思います。



まず、何度もいいますが、初めてなんです・・私
この文体、驚きましたね。
正直、慣れるまで時間がかかりました。一文が非常に長く
修飾語が多彩。
多少、意味不明な独自の言葉もあり。
詩的な表現もあり。
プラス、
関西弁です。
今まで、関西弁のエッセイ集も読んだことがなかったもので
いろんな意味で初体験要素ぎっしりでした。


しかし、慣れるまで時間はかかったものの、
次第にその世界に没頭・・・。
リズムカルな文章でもあるので
楽しんで読んでいくことができました。
もちろん、ちょっと理解できていない部分(表現方法において)もありましたけれど・・・笑


そうか、この人はこういう感性の持ち主なのねと思うと
パ~~~と霧が晴れていくような気持ちになっていくんですよね。


エッセイを読むとその人柄というのは明確にわかりますよね。
少なくとも
自分の傍にはいないような感じのお方。

感じ方においてそうそうと共感もてることももあったけれど、
そうなんだ・・・そういう感じ方ね、とあらためて
感心することも多かったです。
感性が鋭いんでしょうね。



130編ほど、お話があったかな。
どれも一編短いのです。


色々印象に残ったお話があったのでいくつかあげときます。

「キャロルとナンシー」

「私はゴッホにゆうたりたい」

「たかがサボテン、けれども私のサボコは」

「大島弓子を読めないで今まで生きてきた」

「黄金の雨の中おしっこを漏らす大人」



サボテンのお話は、川上さんが大切にして育てているサボテン、サボコについて、のことです。
うちもサボテン、大事に育てていた時期があるんですよね。
妙に可愛いんです。
話しかけたくもなるんですよね。
残念ながら、うちのサボテンも、さようなら~~してしまいましたが。


ゴッホに関するお話は、なんといっても語りかける文章が素敵です。ゴッホも
これだけ親身に思われて幸せだろうかと。

最後の黄金~~~は
妙な題ですが、親のけんかにまつわるお話です。
そこには、ジャッキーチェンの映画も絡みとして出てくるのですが、
あまりの内容の凄まじさに
インパクト大でしたね。



他の作品もリクエスト出していますが
早く小説が読んでみたいわ~~~と
思わせる本でした。

そらあたま

アバター

アバター(2009  アメリカ)
AVATAR

監督: ジェームズ・キャメロン
製作: ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
製作総指揮: コリン・ウィルソン
レータ・カログリディス
脚本: ジェームズ・キャメロン
撮影: マウロ・フィオーレ
プロダクションデ
ザイン: リック・カーター
ロバート・ストロンバーグ
衣装デザイン: デボラ・スコット
編集: スティーヴン・リフキン
ジョン・ルフーア
ジェームズ・キャメロン
音楽: ジェームズ・ホーナー
シニア視覚効果監
修: ジョー・レッテリ
出演: サム・ワーシントン ジェイク・サリー
ゾーイ・サルダナ ネイティリ
シガーニー・ウィーヴァー グレース・オーガスティン
スティーヴン・ラング マイルズ・クオリッチ大佐
ミシェル・ロドリゲス トゥルーディ・チャコン
ジョヴァンニ・リビシ パーカー・セルフリッジ
ジョエル・デヴィッド・ムーア ノーム・スペルマン
CCH・パウンダー モアト
ウェス・ステューディ エイトゥカン
ラズ・アロンソ ツーテイ


元海兵隊員のジェイク。
戦争で負傷して車椅子の身。
死んだ兄の代わりの惑星パンドラへ。
そこで“アバター・プロジェクト”に参加することになる。
地球人はパンドラにある、希少な鉱物を採掘することを目的とし
そのために先住民ナヴィと親密になり情報を聞き出すことをジェイクに求めた。
しかし、ジェイクは、ナヴィ族と交流を図る中で
ネイティリと恋愛関係になる。またナヴィたちとの信頼関係も得る。
それを知った、軍の人々は武力をもって支配しようとするが・・・。








感想   今年初めての劇場映画、アバターにしました★

この映画、3Dで観てこそ、より一層価値があるのではないかな・・・と思うものの、普通に
字幕版で鑑賞しました。
理由はメガネがいやだから…・笑

そのうち機会があれば、3Dも経験したいです・


公開開始からかなりたっていましたがやはり人気はありますね。
噂に聞いていましたが、やっぱり、某アニメ映画を思い起こさせるシーンは
たくさん。
でも、それはそれとして。似ているな~~と思う程度で、この作品の評価を落とすような部分でも
ないかなと思います。
あの先住民たちのキャラはも細かい部分まで丁寧に作ってあって
面白いなと素直に思えましたから。ちゃんと彼ら特有の言語で話し、するんですね・・・。

大画面で見る迫力ある映像はそれだけで充分魅力的でした。3Dでなくとも楽しかったです。
万人向けの非常にわかりやすい内容は
見やすい要因の一つになりました。

まあ、自分としては
ラブロマンスの部分の安易さがう~~んと思わずにはいられなかったし、
後半の戦いのすごさに、もう勘弁と思ったところもありましたが・・・・笑


ああいう状況で、すぐに恋に落ちるというのがね~~~。
結局、あのネイティリでしたっけ?あの子としか、アバターになってから、接していないじゃないですか。
それじゃあ、女性を選べといっても、あの子しかいないような・・・と
一人で苦笑いしてしまいましたけど。

でも、あのナヴィ達の怒った時の、カッ~~~~という表情とか、
戦いのときのメイクとか・・・あと、お祈りの様子とか・・・
細かい部分でホホ~~~凄いね・・・と思えて、時に感心しながら見ておりました。


アバターにリンクする状態も見せ所ですよね。
リアル世界に戻っている間はアバターちゃんは眠っているんですね。
合間に食事したりして・・・。
あっちも、こっちもだったら、かなりの疲労感ですよね。



ジェイクがグレースたちと離れ、森で動物達と追いかけっこするシーン。
私ならすぐに追いつかれてお陀仏です・・・笑
ドキドキしました。
また、大きな鳥に乗って自由に大空を跳ぶ回るシーン。
あんな暴れ鳥を自分の物にして、さぞや気持ちがいいでしょうね。
私も経験したいです。
世界観変わりますよね~~



戦闘シーンは派手派手。
爆撃、銃撃で人がバタバタ死んでいきました。
ちょっと嫌な気分。
前半でネイティリが動物達の死をみて、死は悲しい・・・といって
命の大切さを説いていたような気がしたので
無意味な争いはしない民俗かと思っていました。
自分の居場所を守るためには、犠牲が出てもかまわないという展開になってしまいましたが
それもちょっとね。あまりにも、死にすぎじゃあないでしょうかね・・・・。

また、地球人側の大佐の執念深さが、強烈。
いくらなんでも、とうに死んでいるでしょう・・・
いや~~あれだけの強靭さがあったからこそ、今まで修羅場を乗り越えてきたのかと
思えば納得なんでしょうか。逆にわらってしまうほどの強さでした。


ミシェル・ロドリゲスはいつもこういう強い役柄なんだけれど(そういう路線しか見ていないの)
ピッタシなのよね。最後のメイク顔が印象的。
でも死んじゃったのよね・・・・う~~ん残念。


ラストは、ハッピーエンドということですよね。恋愛においては。
ジェイクの選択はわかるわ~~
地球の生活では明るい未来が描けなかったんだろうね・・・
今は自由な体になったわけだし。


さ~~て、これが賞に入るのかな・・・
いろんな意味で楽しみですよね。



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痛いほどきみが好きなのに

痛いほどきみが好きなのに  (2006   アメリカ)

THE HOTTEST STATE


監督: イーサン・ホーク
製作: アレクシス・アレクザニアン
木藤幸江
原作: イーサン・ホーク
『痛いほどきみが好きなのに』(ソニーマガジンズ刊)
脚本: イーサン・ホーク
撮影: クリス・ノアー
プロダクションデ
ザイン: リック・バトラー
衣装デザイン: キャサリン・マリー・トーマス
音楽: ジェシー・ハリス
出演: マーク・ウェバー ウィリアム
カタリーナ・サンディノ・モレノ サラ
ソニア・ブラガ ミセス・ガルシア
ジェシー・ハリス デイヴ
イーサン・ホーク ヴィンス
ローラ・リニー ジェシー
ミシェル・ウィリアムズ サマンサ
フランク・ホエーリー
リン・コーエン
アレクサンドラ・ダダリオ


イーサン・ホークの自伝的小説を
自らが脚本&監督した作品。

舞台はニューヨーク。
俳優の卵、ウィリアムはある日、行きつけのバーでミュージシャン志望の女性
サラと出会う。
一気に燃え上がる二人。
ウィリアムは幼少期の父親の存在がトラウマにあり、
サラは辛い失恋の記憶を引きずっていたが、
恋をしている最中では何の障害にもならなかった。
しかし、ウィリアムがサラをメキシコ旅行に誘った、その後・・・・。
二人の関係は急速に変化する。


感想  

イーサンホークの自伝的な恋愛映画ということで
主役の彼は、イーサンそのものね・・・と想像しながらの鑑賞になってしまうのは
当然ですよね。
色々あったのね・・・イーサン・・・泣。
ただし、20代の恋愛なので、主役はマーク・ウェバーというお方。
イーサンに雰囲気的に似ているとは思わなかったけれど・・・・笑
特に文句言うことなしに・・鑑賞できました。


内容は、題名どおり。
原題だとちょっと意味がわかりづらいのですが、邦題はとってもストレートですよね。
失恋映画です。
冒頭で、主役のウィリアムが失った恋を回想していくという
構成なので、最初から結末はみえています。

好きだった女に振られた・・・

でも、ものすご~~く好きだった・・・・
いつまでも一緒にこのままでいられると思ったのに・・
なぜ突然・・

どうしても諦めきれない・・
未練たらしく、いつまでもつきまとって、機嫌とったり、謝ったり。

自分が惨めだと分かっているけれど、どうしようもなくこの気持ちを抑えることができない。


そんな辛い映画。
男性側の思いのみを淡々と描いているので、
この男性に感情移入できるかどうかによって、感想も変わってくるかと思います。

彼女がなぜ彼を
遠ざけるようになったのか。
これははっきりと理由も明かされていません。
想像はできなくはないけれど、その片鱗もまったくみせないので、
映画では突然と感じます。


ラブラブなメキシコ旅行から帰ってきて、
4週間ぐらいだったかな・・・、二人の間に会わない期間があるのです(男の方に仕事があった模様)
男は、久しぶりの再会に胸を躍らせて
彼女の元へ。
でも、ちょっと間があいただけなのに、彼女の方がひどくトーンダウンしているの。

「私は自立したい」
「あなたと距離をおきたい」

そう、つぶやく彼女。


男には何が起こったかさっぱりわからない。
言ってくれた方が
マシだったのに。

結婚まで語り合ったのに・・。


彼女は彼女なりに思うことがあったのだと推測。
過去の失恋の思い出は相当彼女の心にトラウマとして残っていた模様。
大学生の時大好き彼がいて、同棲までしていたのに
結局、浮気をされていた。
でも好きでたまらなかったゆえ、裏切られたとわかったあとも
彼の傍にしばらく寄りそってしまった・・・
そのため、結果大学を辞めるという手段をとらなければ
この恋に終止符を打てなかったということ・・。



彼女は、ウィリアム の思いが、恐かったのかもしれないよね。
愛し合っていた二人でもいつかは別れが来るということを知っていたのだと思うな。
いつまでも同じ強さで相手を思い続けることができないということもわかっていたのかもしれないよね。
熱が高いほど、あとは冷めるのが速いのだから。


ウィリアムには、俳優という目指す夢がある・・
もちろん、彼女にもミュージシャンという夢がある。
でも、彼の気持ちに答えれば答えるほど、
自分の夢が遠ざかってしまう不安があったのかも。
そして、もし彼が、昔の彼のように自分を裏切ることがあったとしたら、
また私には何もなくなってしまう世界が残ってしまうんだということを
より強く感じていたんでしょうね。


映画を観る限りは、彼女はわがままだと感じる部分もあります。彼女の心情が
描かれる箇所がほとんどないからね~~
別れ方にしても、やはり唐突感があるんですよ。
でも、納得いく、説明をしたら、彼は引き下がってくれたのか?
そもそも、彼女にとっても納得いく説明なんてできなかったのかもしれないよね。


たぶん、この彼女の恋の閉め方といい、彼の恋の引きずり方といい、
お互い未熟だからこそ、起こりえてしまったことなのかも。


一旦、彼を遠ざけたあとに、一回家に呼んで
絵をプレゼントした彼女。
あの部分はちょっと、理解できないな・・・と思えたけれど(彼の気持ちを考えたら残酷だと思えるから)
そういう、不安定な気持ちも含めて
やっぱり、若いから?・・・・笑


ウィリアム は母親にも、この恋の苦しみを語るんです。
まだまだ子どもなんだな・・・・。
そして遠い昔、別れた父親の元へも。

父親は、幼い頃に別れ、今は別の人と再婚、幸せな家庭を築いているんですよね。


彼は、父親が大好きだったんだろうね。
母親もちろん。
でも、父親は自分を見捨ててしまっていた。
だから、愛しているものに、裏切られるショックが人一番強かったのだと思うわ。
そして相手に与える愛情も、もうひつこいくらいに・・・熱い物だったんだと思う。


心に残る古傷もある・・・といっていた、彼の父親=この父親はイーサンが演じているんですよね。


痛い思いは誰でもがもっているけど、
それを乗越えて
前に進もう・・・
そういう前向きな映画でしたが、
失恋した経験のある身にとっては
せつなくなってしまう、身につまされる映画でもありました。

本当、なぜ人に気持ちって
変わってしまうんでしょうね



音楽はジェシー・ハリス
音楽もとっても良かったです。
ラストの字幕読んでいてウルウルでした・・・




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ボチボチと

皆さま、お久しぶりです。

無事終了しました。


詳細は書けませんが・・・・笑・・
第一志望校に合格しました★


長かったです・・・・・・泣。
色々ありましたが・・・・それも書けませんが・・・笑・・
とりあえず、私のサポートは終わりましたので
これからは
自分の好きなことを、いろいろやっていきたいかな…(今でもやっているけど)
と思っています。


今回も試験待ち時間に読書もし、
感想UPの材料はあるのですが、ボチボチの更新になります。
映画はさすがに、全然見ていないな~~

やっぱり劇場鑑賞→インフルエンザという恐れがあったから
セーブしなくてはいけなかったし・・・。
勉強している人がいるのに、のんきにテレビは見れないのよね・・・。


まだ、手続き&説明会など
残っていますが、
とりあえず、送迎がなくなったのが一番うれしいです・・・★


で・・・今、流行っている映画って何?
アカデミーはどうなるの。。。
わずか、1か月でも情報から遠ざかると
全然わからないものですね・・・。




ネットも更新していない日々が続いていると
元の状態に立て直すのに時間がかかったり・・


まあ、相変わらずにボチボチで
復活するとしますか・・・




ではでは、またよろしくお願いします。

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みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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