スイートリトルライズ
スイートリトルライズ (2010 日本)
監督: 矢崎仁司
製作: 葉山正人
プロデューサー: 宮崎大
田辺順子
エグゼクティブプ
ロデューサー: 泉英次
原作: 江國香織
脚本: 狗飼恭子
撮影: 石井勲
美術: 高橋泰代
衣裳: 市井まゆ
編集: 奥原好幸
音楽: 妹尾武
音楽プロデューサ
ー: 桑波田景信
音響効果: 齋藤昌利
主題歌: スガシカオ
『雨あがりの朝に』
スクリプター: 目黒亜希子
ヘアメイク: 細川昌子
照明: 大坂章夫
装飾: 山内康裕
録音: 岩倉雅之
助監督: 塩入秀吾
出演: 中谷美紀 岩本瑠璃子
大森南朋 岩本聡
池脇千鶴 三浦しほ
小林十市 津川春夫
大島優子 岩本文
安藤サクラ 美也子
黒川芽以 藤井登美子
風見章子 君枝
江國香織の同名小説の映画化。
テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡。
結婚して3年。
幸せな結婚生活が続いているように思える。
そんな時、
ベアを譲ってほしいと懇願する青年・春夫が現われ、瑠璃子は心惹かれていく。
一方聡も、大学の後輩しほと関係をもってしまうが。
感想
「人は守りたいものに嘘をつくの。
あるいは守ろうとするものに」
この間のいい夫婦の日(11月22日)
夫婦長く続くことは隠し事をしないというのが
ベストテンに入っていたわ。
でも、黙っていた方が良いと思えることも生活の中ではいろいろあるので
嘘も必要な時ってあるかもしれないよね。
もちろん、たわいのない内容で。それはそれで良い(嘘も良いかも)と思うの。
しかし、浮気を隠すという嘘は、やっぱり、ダメ。
そもそも、
嘘をつく前にまずはそういう状況を作らないことだよね。
だから
瑠璃子が言うこの「守りたいものに嘘をつく」というのは
ちょっとカチンときてしまうわ。
嘘の内容は、愛人との情事なわけでしょ?
守りたいもの→本当にその守りたいものを愛しているの?って
問いかけたかったわ。
愛しているのに、他の男と簡単に関係を結ぶのかって!!
心の空洞を埋めるために
愛人を利用しているとしか思えないもの。
いわゆるダブル不倫の話なんだけれど、
みていて
イライラしてしまうのは
この夫婦が
お互いの不倫相手を
本当に好きで付き合っているようには思えないから。
不倫するなら
全てをなげうって・・・という燃えるような形なら
また違った思いが湧いてくるけどね。
妻の元へ、
夫の元へ戻るのが前提なんだから。
抱き合うこともせず
腕の中に入る、入れるという奇妙なコミュニケーションをとる2人に
どこか痛々しさを感じてしまうのはなぜなんだろうね。
2人でいても
お互い孤独なんだろうね。
好きで結婚という流れできた2人なのに
なぜこういう家庭しか作れないのだろうね。
これが現代的というなら悲しいな~~
周囲がみな、仲が良いというけれど
お互いの領域には入り込まず、一定の距離をもって、暮らしていく生活に
幸せということばが当てはまるのかな。
お部屋に置かれている
ティディーベアが仲良く寄り添っている姿が映し出されるたびに
悲しくなってしまったよ・・・
さてさて、このお話。
原作の持つ雰囲気そのままに映画化されていたので
原作本感想同様、まったく、共感もてませんでした・・・・笑
ただただ、
大森さんと不倫関係に陥る、サークルの後輩池脇千鶴 がうらやましく・・・笑
それにしても池脇さん、ちょっと太りました?気のせいかな。
かなり積極的に迫っていたので
大森さん扮する聡も、あれじゃあ・・・落ちてしまうよね。
奥さんの瑠璃子さんを
「あの人は現実感のない人だから」とか言っていた彼だけれど。
たしかに
瑠璃子さんは、生活臭がない方だよね。
とってもオシャレに生活していて、まるで雑誌や映画(まあ・・・映画なんだけれど・・笑)で
紹介されるような世界。
洗濯する場面もなく
掃除する場面もなく、
もちろん、ゴミ捨て場面もなし。
窓を綺麗に拭いて
ベランダでタバコを優雅にふかし、
朝のコーピーを沸かし、
ティディベアを素敵に作り、
夫の好きな卵料理を作る・・
大声でどなりあったり
けなしたり・・・
もっと血が通うような生活をしてみなさいよ・・・とカツいれたくなるわ・・
そういう夫婦・・・
波立ちはいくらかあっても
結局、関係は壊れないで維持していくんだろうな・・・。
夫婦ってなんだろうね・・・と考えたくなる映画だったわ。

監督: 矢崎仁司
製作: 葉山正人
プロデューサー: 宮崎大
田辺順子
エグゼクティブプ
ロデューサー: 泉英次
原作: 江國香織
脚本: 狗飼恭子
撮影: 石井勲
美術: 高橋泰代
衣裳: 市井まゆ
編集: 奥原好幸
音楽: 妹尾武
音楽プロデューサ
ー: 桑波田景信
音響効果: 齋藤昌利
主題歌: スガシカオ
『雨あがりの朝に』
スクリプター: 目黒亜希子
ヘアメイク: 細川昌子
照明: 大坂章夫
装飾: 山内康裕
録音: 岩倉雅之
助監督: 塩入秀吾
出演: 中谷美紀 岩本瑠璃子
大森南朋 岩本聡
池脇千鶴 三浦しほ
小林十市 津川春夫
大島優子 岩本文
安藤サクラ 美也子
黒川芽以 藤井登美子
風見章子 君枝
江國香織の同名小説の映画化。
テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡。
結婚して3年。
幸せな結婚生活が続いているように思える。
そんな時、
ベアを譲ってほしいと懇願する青年・春夫が現われ、瑠璃子は心惹かれていく。
一方聡も、大学の後輩しほと関係をもってしまうが。
感想
「人は守りたいものに嘘をつくの。
あるいは守ろうとするものに」
この間のいい夫婦の日(11月22日)
夫婦長く続くことは隠し事をしないというのが
ベストテンに入っていたわ。
でも、黙っていた方が良いと思えることも生活の中ではいろいろあるので
嘘も必要な時ってあるかもしれないよね。
もちろん、たわいのない内容で。それはそれで良い(嘘も良いかも)と思うの。
しかし、浮気を隠すという嘘は、やっぱり、ダメ。
そもそも、
嘘をつく前にまずはそういう状況を作らないことだよね。
だから
瑠璃子が言うこの「守りたいものに嘘をつく」というのは
ちょっとカチンときてしまうわ。
嘘の内容は、愛人との情事なわけでしょ?
守りたいもの→本当にその守りたいものを愛しているの?って
問いかけたかったわ。
愛しているのに、他の男と簡単に関係を結ぶのかって!!
心の空洞を埋めるために
愛人を利用しているとしか思えないもの。
いわゆるダブル不倫の話なんだけれど、
みていて
イライラしてしまうのは
この夫婦が
お互いの不倫相手を
本当に好きで付き合っているようには思えないから。
不倫するなら
全てをなげうって・・・という燃えるような形なら
また違った思いが湧いてくるけどね。
妻の元へ、
夫の元へ戻るのが前提なんだから。
抱き合うこともせず
腕の中に入る、入れるという奇妙なコミュニケーションをとる2人に
どこか痛々しさを感じてしまうのはなぜなんだろうね。
2人でいても
お互い孤独なんだろうね。
好きで結婚という流れできた2人なのに
なぜこういう家庭しか作れないのだろうね。
これが現代的というなら悲しいな~~
周囲がみな、仲が良いというけれど
お互いの領域には入り込まず、一定の距離をもって、暮らしていく生活に
幸せということばが当てはまるのかな。
お部屋に置かれている
ティディーベアが仲良く寄り添っている姿が映し出されるたびに
悲しくなってしまったよ・・・
さてさて、このお話。
原作の持つ雰囲気そのままに映画化されていたので
原作本感想同様、まったく、共感もてませんでした・・・・笑
ただただ、
大森さんと不倫関係に陥る、サークルの後輩池脇千鶴 がうらやましく・・・笑
それにしても池脇さん、ちょっと太りました?気のせいかな。
かなり積極的に迫っていたので
大森さん扮する聡も、あれじゃあ・・・落ちてしまうよね。
奥さんの瑠璃子さんを
「あの人は現実感のない人だから」とか言っていた彼だけれど。
たしかに
瑠璃子さんは、生活臭がない方だよね。
とってもオシャレに生活していて、まるで雑誌や映画(まあ・・・映画なんだけれど・・笑)で
紹介されるような世界。
洗濯する場面もなく
掃除する場面もなく、
もちろん、ゴミ捨て場面もなし。
窓を綺麗に拭いて
ベランダでタバコを優雅にふかし、
朝のコーピーを沸かし、
ティディベアを素敵に作り、
夫の好きな卵料理を作る・・
大声でどなりあったり
けなしたり・・・
もっと血が通うような生活をしてみなさいよ・・・とカツいれたくなるわ・・
そういう夫婦・・・
波立ちはいくらかあっても
結局、関係は壊れないで維持していくんだろうな・・・。
夫婦ってなんだろうね・・・と考えたくなる映画だったわ。

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