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真夏の方程式   著  東野  圭吾

真夏の方程式   著  東野  圭吾



夏休み
伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。
湯川も、その宿に滞在することに。
次の日
その宿の宿泊客が変死体でみつかる・・





感想

読んだのが夏休みなもので、感想も簡単になります。


舞台が美しい海が広がる田舎町なので
のどかな気分になりますし、夏休みに読むのにぴったし。
しかし、そんなのどかな町で大きな事件が起こり
浮かび上がってくる旅館の人々の過去。被害者の過去。



そういう過去だったのか・・・・
そういう人間のつながりだったのか・・


と驚くこと何度も。


しかし
故意ではないにしろ犯罪を起こしてしまった〇〇。
〇〇のために、罪をかばった××。
また、自分が犯罪に加担したことになってしまった△△。

やるせないことばかりだよね・・・。


面白かったです。


ところで今、「白夜行」を再放送で観ていますが
段々、腹立たしくなってきて思わずここに感想を。


↑の作品にも通じることがあるんだけれど、

犯罪者にもそれぞれに過去があり
犯罪するにもそれなりの理由があった・・

そんな物語展開が多いように感じるのですが、
やっぱり、殺されちゃう人は可哀想。


昨日の白夜行で
育ての母親の八千草さんが殺されてしまったときに
その思いが頂点に。


ぶわ~~~と思いました。


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ハタラクオトメ   著  桂  望美

ハタラクオトメ    著  桂  望美


時計メーカーの総務部人事課で働くOL、通称「ごっつぁん」
なぜこんな呼び名かというと。
身長157センチ、体重100キロ、だからだ。
しかし、持ち前の明るさから
上司からも後輩からも慕われている。
ひょんなことから、女性だけのプロジェクトチームのリーダーとなる彼女。
「女目線」での商品開発順調とはいかず・・。



感想


職場での成功物語。
女性のパワーを感じる作品ですね。


素人があつまったこのチーム。
個性豊かな面々のため最初は
まとまりにかけるところもあったのだけど、しだいに
それぞれの能力を発揮していくところが見所だったと思います。

一人では無理でも
みんなで協力すればなんとかなっていくんだよね。


リーダーのごっつぁん。
太目ちゃんだけど、あまり気にしていないみたい。
学生の時にいじめにあっていたけど、
自分ならではの個性として皆にアピールしたら途端に人気ものに。
明るく自分の容姿を受け入れているのっていいよね。



彼女は
お料理が得意。
仕事仲間を自宅に招いちゃったりもします。
食べるのが好きだから
太っちゃうんだよね。でも美味しい料理をすすめられたら
断れないよね。
また食事の時間はコミュニケーションがはかれたりするから
彼女にとっては大事な時間なんだよね。



おばあちゃんとのエピソードも印象的でした。




メーカーの製造部長、通称「筋右衛門」。
さすが職人ですね・・・。
言い分がごもっともでした・・・笑
いい味出していました。

予定調和な流れになっているのですが
会社で働いている女性陣への、応援歌にもなるんじゃないのかな。



ただし、
会社勤めが遠い過去である私にとっては、一気に読むほどはまった小説とまでは
いかなかったかな。
仕事場としての自分のところはあんな感じじゃあなかったし・・・笑(男ばっかりだった・・・)
あだ名で呼べる同僚がいるのって楽しいですよね(実際、そんな呼び名もなく仕事していたな~~~・)





↓の表紙ですが
ちょっと「ちいさなモモちゃん~~」を連想させませんか。
懐かしいな。。モモちゃん。
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花の鎖  著 湊かなえ

花の鎖  著 湊かなえ


主人公は同じ町に住む3人の女性。
梨花は両親をなくし、病気で入院している祖母を抱えている女性。
美雪は新婚で、夫に一所懸命尽くす女性。
そして紗月(さつき)は公民館で水彩画教室の講師をしながら和菓子屋でバイトする女性。
やがて3人の物語は一つの話へとつながる。




感想





面白かったのですが、ややこしかったところもあったかな・・・・笑
整理しながら読んでいくといいと思いました。
湊さんの作品はいつも同じような形式が多く
今回も、数人の語り手が物語を引っ張っていました。


キーワイドになるものがいくつか出てきます。和菓子や絵や花など。
注意して読んでいくと
それらに関して微妙な違和感に気付きます。
それができたら・・・もう!!
勘の良い人なら、この物語の構成の謎に早い段階から気付いてしまうでしょう。


同じ町に住む同年代の女性3人がどう絡んでいくのか。
商店街に住む人々との関わり方にも注目です。


後味は悪くなく
いや~~~な気分にはならないのですが
刺激を求めている人には物足りないかもしれません。


私はややこしさが
最後まで後を引き(人間関係)
イマイチのれませんでした。
あとイニシャルのKの存在。またイニシャル~~って思いました。Nのためにもそうだったような。
いらいらしますね…笑


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インシテミル 7日間のデス・ゲーム

インシテミル 7日間のデス・ゲーム   (2010  日本)




監督: 中田秀夫
製作: ウィリアム・アイアトン
堀義貴
宮崎洋
プロデューサー: 下田淳行
野村敏哉
井上竜太
畠山直人
エグゼクティブプ
ロデューサー: 小岩井宏悦
菅井敦
奥田誠治
COエグゼクティ
ブプロデューサー: 津嶋敬介
菅沼直樹
村上博保
原作: 米澤穂信
『インシテミル』(文藝春秋刊)
脚本: 鈴木智
撮影: 林淳一郎
美術: 斎藤岩男
編集: 高橋信之
音楽: 川井憲次
音響効果: 柴崎憲治
主題歌: May'n
『シンジテミル』
スクリプター: 小山三樹子
照明: 磯野雅宏
整音: 柿澤潔
助監督: 稲葉博文
出演: 藤原竜也 結城理久彦
綾瀬はるか 須和名祥子
石原さとみ 関水美夜
阿部力 大迫雄大
武田真治 岩井荘助
平山あや 橘若菜
石井正則 西野宗広
大野拓朗 真木雪人
片平なぎさ 渕佐和子
北大路欣也 安東吉也



作家・米澤穂信の『インシテミル』の映画化。
 フリーターの青年・結城をはじめ、集まったのは10人の男女。
彼らは、時給11万2千円ものバイトのために
ここ、“暗鬼館”にやって来たのだ。
24時間完全監視の下で生活する彼ら。
数々の取り決めも存在する。
疑いなく皆でおとなしく過ごしていこうと約束するものの
2日目、
参加者のひとりが死体となって発見されてしまい、参加者は恐怖におののく




感想


TV放送されていたものを観ました。
たぶん、カットもあるんだろうね。
それにしてもよくわからないところが多いお話でした。

原作は人気ミステリーものだそうで、
きっともっと面白いんでしょうね(未読です)


監督さんは「リング」の中田さん。怖いのかな・・と思いきや
そんなでもありませんでした。


実際、子どもと一緒に観たけれど、全然平気。
殺人が行われますが、目を覆うほどのこともありませんでした(テレビで放映しているくらいだからね)


出演者は豪華、豪華。
お気に入りの俳優さん・女優さんがいたらチェックしたくなる一本でしょうね。
大物俳優さんも出演しているのにもビックリ。
あとで情報仕入れたら、ホリプロ50周年映画ということで出演者すべてそちらで固めているんですってね。
なるほど・・・・この出演者の豪華さはそこからくるんですね。



こういう密室に閉じこまられた男女の心理劇って、映画でもよく見かけるので
どうしても期待してしまうところはありますよね。
でも実際、この映画では期待ほどの心理劇は繰り広げられなかったような気がしました。
犯人探しのサスペンスって感じかな。


そもそもに決まり事、
探偵を決める、犯人を決める、多数決で物事を決める・・などって
納得いかない、システムですよね。お金が入るってことで得なんでしょうけど
無理にそのシステムに参加しなくても
やっぱりおとなしくしていた方が無難な気がしちゃいます。
たしかに、人が殺され、さらには各部屋に殺しの道具?みたいなものが
入っているとわかると
尋常じゃあいられない気はしますけど。

実際、最初の殺人で
すぐさま、武田真治が犯人に決め付けられたとき、そりゃ・・ないよ・・と思いましたよ。
怪しいと言えば怪しいけど、別に証拠もないわけですし。
探偵になるとお金がはねあがるっていっても
さしたる証拠もないのに犯人にされちゃあたまらないよ。
またその人が犯人って確実でもない場合は
投獄したとしても不安は残るよね。




で・・・続いて
片平なぎさ さんも殺されちゃいますよね。
それもあんなに夜で歩いてはいけないよ・・・と
クギさされているのに、本の続きがみたいばかりに出歩くなんて。

それは誰が殺したかはすぐわかるし・・・(画面に犯人はうつっていた)
その犯人(女ね)の犯行理由が
ただ単に片平なぎさの存在が怖かったというけど、
それで殺人って飛躍過ぎでは。
また夜、片平なぎさが出歩くって
なぜわかったの?機会を狙っていたの?部屋に入れば個室で物音も聞こえないといっていたから
片平さんが出たことなんてわからないはずなのに。




結局、そもそも最初の殺人、石井さんの件は
自己破滅ってことですよね。
自殺ってことでそれもまたお金が入るから
石井さんはそれを選択した。
なぜ石井さん、お金が欲しかったの?死んでまでってどういう理由?


皆が皆
惑わされていって
お互いがお互いを信じられなかったゆえの
結果ということですか。



そして最後のオチは、
綾瀬はるかの存在?
観ただけで
藤原君は臆病ものってわかったのかな。
カットがあるの?


でもDVD借りてまでも観ないだろうし・・・・笑





もっと深い話があるのかと思えば、
そうでもなかったのがガッカリ。


最初に10人それぞれの自己紹介をするものの
さらりとしたものなので
登場人物それぞれのキャラ、人格がよくわからなく
それゆえ、感情移入できないのがつらかったです。


石原さとみのつらさも全然わからないですし。
北大路さんの息子を亡くした悲しみも、あまりピンとこなかったです。
全部嘘くさく感じで。


ネットでこの部屋のことが
放映されていて
それゆえ、数が上がっていくというシステムは
確か映画「ブラックサイト」でもあったような・・。


他人の苦しみを
面白がっている人たちがいるっていう設定が怖かったです。



最後は
藤原竜也が勝ち残って(もう一人もいるけど、賞金もらったのは彼だけだったよね)
お金得ていましたけど
投げちゃいましたね。
治療費だけは得とかないと
参加した意味もないのでは。


映画館まではいかなくても
お家で観るにはいいかも・・・という映画でした。


藤原君カイジも観ているけど
いつも同じ・・・笑
楽しいね、それもまた・・・・笑


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武田慎治
って40なのね。若いな~~

抱きたいカンケイ

抱きたいカンケイ (2011  アメリカ)


NO STRINGS ATTACHED


監督: アイヴァン・ライトマン
製作: アイヴァン・ライトマン
ジョー・メジャック
ジェフリー・クリフォード
製作総指揮: ロジャー・バーンバウム
ゲイリー・バーバー
ジョナサン・グリックマン
ナタリー・ポートマン
トム・ポロック
原案: マイク・サモネック
エリザベス・メリウェザー
脚本: エリザベス・メリウェザー
撮影: ロジェ・ストファーズ
プロダクションデ
ザイン: アイダ・ランダム
衣装デザイン: ジュリー・ワイス
編集: デイナ・E・グローバーマン
音楽: ジョン・デブニー
出演: ナタリー・ポートマン エマ
アシュトン・カッチャー アダム
ケイリー・エルウィズ メツナー医師
ケヴィン・クライン アルヴィン
クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
オリヴィア・サールビー
グレタ・ガーウィグ
レイク・ベル
ミンディ・カリング
タリア・バルサム
オフィリア・ラヴィボンド


 愛を信じないエマは、体だけの関係を友人アダムに提案する。
医者の仕事でいっぱいな彼女は煩わしい関係が嫌だったのだ。
しかしアダムはしだいにエマに感情をもつようになって。
エマもまた嫉妬を感じ、2人の関係は壊れそうになっていく・・・




感想



ここのところ
グロやらエロやら強烈なのが多かったので
このラブコメをチョイス。
主役の2人の爽やかさもあって
気持ちよく観ることができました。
やっぱり、私はこういう世界が落ち着く・・・・笑



ナタリー主演ではあまり軽い作品みたことがなかったような気がします。
ブラックスワンの印象も今年強かったですしね。
だからか、こういう作品の彼女が新鮮にみえて、とても良かったです。


昔、恋人たちの予感という映画がありましたよね。
友達同士から恋人同士に・・・という関係。
今は時代もかわって
体の方が先ですか。
でも、この物語、エマもアダムもまったく知らないもの同士ではなく、
15年前のサマー・キャンプの夜に一度出会っているのでした!!

2人、14歳時ですね。
アダムは両親が離婚して落ち込んでいて
エマはそんなアダムの話をきいて励ます。
でも、アダムの誘いには乗らず(いいよってきた)そのまま、お別れ。


次に出会うのは大学生の時かな。
パーティーですね。
そのとき、アダムは
すでにエマに気のあるそぶりを見せていました。

だから
物語のスタートは、現代ですが、2人は面識はあり状態。
アダムは、テレビ局のアシスタント
エマは医者という現代。再会してひょんなことから、体の関係になり
契約を結ぶ(セックスフレンド契約)という流れになったのですが
根底にはアダムの中には「エマ好き」はあったのだと思っています。


ラブコメなので
脇には面白いキャラが数人。
アダムのパパさんからして変わっていて
アダムの彼女をすぐとっちゃう…笑
ケヴィン・クライン が楽しそうに演じていました。


題材的に、過激な内容に思われがちですがそうでもなく
意外とセリフもソフトな感じでした。
いやらしさがあまりなかったです。
笑いの部分も私の感性にあっていました…笑
下品すぎない・・・
あまりがちゃがちゃした雰囲気になっていなかったのも好みです。


アダムが誰と寝たかわからなくなってそれをいいことに
みんなでだますところとか、
アダムと後半いい雰囲気になった職場の仲間が、
エッチシーンをいちいち実況中継するところなど
クスリ、クスリと笑わせてくれて楽しかったです。



ゲイもあり、女性同士のラブもあり
とアメリカならではのにぎやかさでしたが、
嫌味にかんじなかったです。
アダムが演出しているドラマ?ミュージカルものが
ハイスクールミュージカルをパロった感じで
それもまた、見どころでした。


アシュトン・カッチャーってこういうラブコメ結構出ているようで
皆、同じ雰囲気に感じるのですが
重宝されるにはされるだけの魅力があるってことですよね。
今回の役は、心がある人って・・・・いう設定で
人に対して優しかったです。
ナタリーはお医者様。知的な感じがピッタシでした。
恋に臆病になっていて頑なな感じがよくでていました。




映画の最後にはおまけシーンが沢山ついていて
爽やかな気分で映画を観終わります。



劇場でカップルで観たらそのあと楽しく食事できるだろうな・・


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Strange Circus 奇妙なサーカス

奇妙なサーカス (2005  日本)


監督: 園子温
製作: 中沢敏明
星野晃志
プロデューサー: 富田敏家
佐藤敏宏
企画: 國實瑞惠
脚本: 園子温
撮影: 大塚雄一郎
美術: 大庭勇人
編集: 伊藤潤一
音楽: 園子温
照明: 前田淳
録音: 福田伸
助監督: 天野修敬
出演: 宮崎ますみ 尾沢小百合/三ッ沢妙子
いしだ壱成 田宮雄二
桑名里瑛 尾沢美津子
高橋真唯
不二子
田口トモロヲ 編集長
大口広司 尾沢剛三




 小学生の美津子は実の父親・剛三に
性的暴行を繰り返されていた。
精神が病んでいく美津子。
妻・小百合は、夫と娘の関係に激しい嫉妬覚え、
娘、美津子への虐待を繰り返す。






感想


こういう展開ですか・・・・泣。

やっぱり、エロとグロは満載。
ミステリー仕立てで
夢か現実か・・迷わせるような映像もあり(リンチ作品を思い起こさせるわ)
なかなか面白い構成にはなっていたかと思いますが、
お約束のタブー系の題材がかなり強烈なので(ちなみに、近親相姦・幼児虐待・人体改造・自傷行為・自殺・・
そんな感じですね・・・泣)
今まで観た監督作品の中では一番嫌いな作品となりました・・・・・・・・・笑
生理的に気持ちが悪いんですよね・・・・グロよりエロの方が。
近親相姦がそもそもの話の発端なので
その部分がとにかく耐えがたい感じですかね、女性としては。
こんな生々しい、性的虐待シーンをどうやったって、普通顔では見れないでしょう。
描きますか・・ここまで、といいたくなります。
子役さんも出演していますが、親としてはこういう作品出てほしくないな・・・って思います。



簡単にいえば復讐劇です。

あらすじだけでは
どうもお話が見えてこないのでもうちょっと
具体的に説明すると・・・。





小6の美津子は、変態的な父親から性的暴行を受けている。
さらに父親は、覗き穴をつけたチェロケースに娘や母親を交互に閉じ込め
自分たちのその行為を見せたりもする。(ものすごい変態です)
娘はしだいに、母親と自分が同一化していくのを感じ、精神は壊れていく。
母親は、娘を一人の女性とみなし、嫉妬心をむき出しにし
夫の留守中に娘を虐待しはじめる。
ある日、イヤリングをなくした娘、美津子を母親小百合は責め立てる。
階段の上でもみ合いになり、あげくに美津子は母親を階段下に落としてしまう。
死んでしまう母。
罪悪感に苦しめられる美津子は、死を認めず、母親は自分に宿っていると考え
父親との関係をその後も続行し、いつもどおりに生活していくがそれも耐えられず
やがて校舎から飛び降り、自殺を図るのです。
車いす生活になる美津子。
そんな美津子を放り出し、父親は浮気三昧なのだが・・・。
(ちなみに、娘美津子は、普通のシーンでは子役が演じていますが
父親との絡みになると、宮崎ますみが母親、娘と二役演じます。まあ・・当然ですが)





と、悪趣味な話が延々続くかと思いきや
・・・ここで場面は一転・・。



実はこのお話は
女性作家(こちらも宮崎ますみ演じる、つまり3役ですね)の小説の内容であることが判明。
いしだ壱成、扮する若手編集者、田宮雄二は
この女性作家、三ッ沢妙子の正体を探るべく、彼女に近づきます。
この小説は、三ッ沢妙子の自叙伝で、妙子こそ、美津子そのものではないかと
疑いをかけるのです。



というのが、観ているものの、一般的な解釈となります。



しかし・・・・

実は後半
また違った展開が待ち受けていまして。



いろいろな真実が暴かれていきますが
それもまたどこまでが小説か、現実か、わからない感じで展開されていくのです。



まあ・・・実際、くどくど説明するより
観てもらった方が意味がよ~~くわかると思います。
観る人もいないと思いますが



(以下ネタバレ)



作家が書いた小説は実際に起こっていたことですが
実は作家は美津子ではなく
母親、小百合、自身でした。
つまり、階段から落とされたのは、本当は娘、美津子。母親は娘を死なせてしまった(実際は死んでいない)
罪悪感から、精神がおかしくなって、自分は美津子自身だと思うようになったのでした。

もちろん、美津子は階段から落ちて死んではいません。虐待されていたとわかり施設へ。
しかし、親からのひどい仕打ちから、復讐を企て
さらには女ということも捨ててしまい、人体改造してしまうのです→それが壱成だったのです!!!!
ムムムネが・・・。
中性的でなんだか、気持ち悪い~~雰囲気だな。という登場したとき感じた壱成君の印象は
まさしく、物語の真相のヒントでもありました。


では
夫はどうしたのでしょう。
います、夫もいます、いまだ。
それは世にも恐ろしい姿になっていて。
ボクシングヘレナ・・・(分かる人には分かる)状態でした・・・・驚



まあ・・そうやって最後は血みどろの世界に突入です。
悪趣味極まりないですね。



怪しげなサーカスが作品全体に
不思議な雰囲気を漂わせていました・・・


宮崎さんはエロシーンも多く、体当たりでしたが、ビーバップを知っている世代なので
複雑な心境。
嫌悪感しかわかない(役の上で)夫役の大口さんは「むきだし」にも出ていましたが
すでにお亡くなりになっていらっしゃったんですね。



女優さんの大胆演技&印象深い音楽そしてエログロ・・
もはやこの代名詞はこの監督にとって
きってはきれないものとなってしまいましたね。



「名前のない子犬が私を食べにくる~~名前のない子犬が私を連れていく」
今回はこの歌詞が耳にこびりつきます。
あ・・・

気持ち悪かったです。何度も言いますが、こういう世界はダメですね、私にはまったく合わないわ・・・。
一応観るけど・・・笑




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猿の惑星:創世記(ジェネシス)

猿の惑星:創世記(ジェネシス) (2011   アメリカ)


RISE OF THE PLANET OF THE APES




監督: ルパート・ワイアット
製作: リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
ピーター・チャーニン
ディラン・クラーク
製作総指揮: トーマス・M・ハメル
脚本: リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
撮影: アンドリュー・レスニー
プロダクションデ
ザイン: クロード・パレ
衣装デザイン: レネー・エイプリル
編集: コンラッド・バフ
マーク・ゴールドブラット
音楽: パトリック・ドイル
シニア視覚効果監
修: ジョー・レッテリ
出演: ジェームズ・フランコ ウィル・ロッドマン
フリーダ・ピント キャロライン
ジョン・リスゴー チャールズ・ロッドマン
ブライアン・コックス ジョン・ランドン
トム・フェルトン ドッジ
アンディ・サーキス シーザー
デヴィッド・オイェロウォ
タイラー・ラビーン
ジェイミー・ハリス
デヴィッド・ヒューレット
タイ・オルソン
マディソン・ベル
マケンナ・ジョイ
カリン・コノヴァル
テリー・ノタリー
リチャード・ライディングス





  アメリカ、サンフランシスコ。
製薬会社の研究所でアルツハイマー治療の研究をする
科学者ウィル・ロッドマン。彼の父親もまたアルツハイマーだった。
あるとき、新薬を投与したチンパンジーの知能が驚異的に発達したことを発見したが
その研究発表中、チンパンジーが暴れ出してしまう。
実は妊娠していたのだ。
プロジェクトは中止。
妊娠していたチンパンジーは殺されたが子供は無事。
ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を秘かに引き取ることになってしまう。
シーザーと名付けられたチンパンジーは母親の遺伝を引き継ぎ恐ろしく優秀な脳をもつ
猿へと成長する。
数年後のある日、
ウィルの父を助けようとして隣人とトラブルを起こしまったシーザーは
類人猿保護施設へと送られるが。







感想


あまり期待していなかったのですが面白かったですね。
題名通り、「猿の惑星」シリーズの前章という設定です。
この手の作品では、今年観た、XーMENファースト・ジェネレーションが記憶に新しいところ。
XーMENシリーズの前章として、その後の作品とうまくリンクするように作られており
思わず、ブラボー☆って感激したわけですが
これまた、この猿作品で・・・ブラボー~~~☆を発するとは思ってみなかったです。


「猿の惑星」5作ほど作られているそうですが、私が観ているのは
第1作68年のものだけです。
リアルタイムではないですよ・・・笑
子供の頃、吹き替えで放映されていたTV板を観たのですが、すっごい衝撃でした。
なにせ、今まで映画って美男美女が出てくるものしか観たことがなかったので
こんな(失礼・・・当時はこのお顔が怖かった)猿の顔した人間が
ペラペラしゃべって
さらには、人間狩りしているなんて・・・想像できない世界だったのです。
そしてあのラストだものね。いまだ記憶に残っています。(ちなみに最近TVでも放映されていましたよね)

その1作目に繋がっていくだろうと想像できるのが
この今作、↑猿の惑星:創世記(ジェネシス)。
伏線がうまく張り巡らされているじゃあないですか。
うれしくなってそうきたか!!と思わず手を叩いてしまいましたよ。



この作品については予備知識があまりなかったのも、良い結果を生んだのだと思います。
主役はジェームズフランコで、彼が猿にでもなるかと思っていましたが(バートン作品を連想)
猿自身が主人公だったんですよね。
良かった・・・・笑


このシーザーちゃん。生まれた時はとっても可愛いです。
ミルクを飲む姿なんてキュートでした。
それが年月がたつにつれ、結構大きくなってきて・・・。
確かにあんなに大きくなってしまうと、周りの何も知らない人間たちはちょっと引いてしまいますよね。
力も見るからに強そうに見えるし、怖いな・・・って思います。


知性が高いシーザーなので
成長するにつれ周りの状況をだんだんと理解していきます。
自分の存在がどういうものかってね。
人間が飼っている犬と遭遇した時、自分もペットの一員かとウィルに尋ねたりするのも
自分の扱われ方に不満を感じてきたからですよね。
僕だって人間と同等だ・・・と思っていたのかも(セリフはないのでその目の、仕草から想像)
確かにあんな痛そうな首輪で繋がれていては
利口なシーザーにとっては、屈辱的でもありましょう。
ウィルも本当のことをシーザーに伝えなくてはいけないと思い
彼の出生の秘密を教えたりもしましたが(母親は死んだということ)
そのとき、シーザーはどんな思いでその話に耳を傾けていたのでしょう。


そう・・・この映画ってほとんどしゃべることのない(チンパンジーなので人間の言葉はしゃべらないの。但し
人間の言葉は理解できて、手話も多少できる)
チンバンジー、シーザーに、自然と感情移入してしまう、そんな物語なのです。
主人公の役割を堂々とつとめています。
もちろん、本当のチンパンジーが演技しているのでなく
技術の賜物で、そう見せているのですが(表情は俳優さんのものでそれをCG化しているとか)
本当によくできています。




病気のウィルのお父さんを助けるために、隣人を襲ってしまったシーザー。
彼は施設に送られる羽目になるのですが
その施設はとんでもなくってね。動物を愛情もって、飼育するって感じじゃなく
奴隷のように、扱っていました。可哀そう・・・シーザー。
良く似合うお洋服もそこにいるチンパンジーに脱がされてしまうし、
飼育員のハリポタのマルフォイ…笑、いや、トム・フェルトンに、ひどい言葉を浴びせられて
今までの温室育ちのシーザーにとっては青天の霹靂
でしょう。
あのまずそうなご飯は何よ・・・。それにしてもトム・フェルトンはハリポタに続き、憎まれ役が似合いすぎ。





この施設で徐々にリーダーとしての能力を発揮していく様は見どころ十分。
他のチンパンジーは普通の猿たちなので(そんなに利口ではない)どうやって統制していくかと
思いきや、シーザー、ウィルのところから新薬を盗み、それを活用していくとは
さすがに頭いい!!



仲間の中には、サーカス団にいたオラウータンがいて
その猿は手話ができたのよね。(サーカス団なので人間に訓練されていたのか)
思わずシーザー良かったよ、心通わせる猿がいて!!と友達のように喜んでしまいました。

しかし、洋服脱ぎ捨てたら
どれもみな同じチンパンジーにしか見えないのではないかという疑問も消えるほど
しっかり、一人一人、いや、人猿、人猿、表情や体格が違っていて
これまた判別ができるんですね。まあ、シーザーは目の色が違っていたり
傷があったり、と他の猿とは違った特徴があるのですけどね。


さあ。。。それからは
このチンパンジーたちの大反乱。派手なアクションいっぱい観ることができます。
馬に乗ったチンパンジーも出現☆
自由を求めての、活躍には、観る私は人間側ではあるのですが、応援したくなりますね。


そして
お約束通り、最後には育ての親、ウィルとの
別れが待ち受けています。
思わず涙。まさか、チンパンジーに泣かされるとは。
決別シーンは悲しさと同時に
どこか晴々とした思いを感じさせます。
シーザーのことを考えたらこれがやっぱり一番正しい道だと感じるからかな。



・・・・・・
その後、どう人間が滅びていくのかが
知りたいところではありますが
想像するというだけでも十分な楽しみにもなりますね。


それにしても上映時間
100分ちょいで、無駄を極力省いた作りには好感もてます。
だらけたところが一つもないもの。
華を添える感じで、フリーダ・ピントも良い味だしていました。
ウィルのシーザーに対して扱いに
疑問を投げかけるところなんて
観ているこちらも考えさせられることだったわ。
たしかに科学の進歩のために
何かを利用するというのは一長一短あるのかもしれないよね。




ウィル家の隣人のパイロットのおじさんは
やたら災難に遭遇し
意外と出番が多いなと思っていましたが
最後にこういう風にからんでくるのですね。
確かにそういうストーリーなら
1に続く感じに違和感ないものね・・・・・・・。





ちなみに時間的な関係により
今回は吹き替え。
だから、シーザーが初めて人間の言葉を発する場面は
日本語で。
やめろ~~って・・・笑



考えてみたら、68年の「猿の惑星」時、吹き替えだったし
これはこれで、日本語をしゃべるチンパンジーに久々に遭遇したということで
貴重な経験になりました…笑




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誰でもよかった    著  五十嵐貴久

誰でもよかった    著  五十嵐貴久





渋谷で無差別殺人が起こった
死者11人。犯人はその後、人質をとって立てこもる。
捜査本部は交渉人をつかって説得にあたるが・・




感想


秋葉原の無差別殺人をモチーフにしたお話。
実際に起こった事件そのものはあまりにも衝撃的だったので
いまだ記憶に残っています。
だからなのか、小説前半の事件に関する描写は、読んでいても
生々しくって息苦しくなってしまいますね。
やはり、人が殺される描写は気分悪いです。

読み手としては、この犯人の心の闇にどれだけ迫っていくのか
いや、そういう方向でなければ
被害者側の立場からのお話が展開されるのか
はたまた、復讐劇にでもなるのか・・・
どういう切り口になるのかが、非常に気になるところでした。
しかし、どれもはずれ。

予想外の警察側のそれも、交渉人に焦点をあてたストーリー展開でした。


犯人との交渉が延々と続くなかで
犯人像は徐々に明かされていきます。
この犯人
いらいらしますね。
社会から排除されていた孤独な男というイメージということですが
交渉に関しては言いたいことをしっかり言っているんですよね。
もっと根暗で人との会話なんかできないのかと思っていましたが
警察相手に自己主張はバッチシ。
挙句に
あれだけの人を殺しておきながら
逃げたいという主張も持っている。
ふてぶてしいにもほどがありますよ。
実際、こういう無差別殺人を起こす人が
逃げようとか、助かりたいとか考えるのかな・・・・・・・って思いました。
どうなってもいいや・・・という投げやりの気持ちで犯罪を起こしたのかと思っていましたからね。


どうも犯人像に関して、私が思っていたものを違うなっていうところがありました。


このお話の言いたいことは
ラストにあるのですよね。
この題名に込められた意味。
誰もが犯人側の言葉だと思うのだけど
実は、警察側にこそ、
必要な言葉だったってこと。


ああ・・・そういうことかという、納得する気持ちはあるものの、
衝撃が走るっていうほどではないかな。
それでこの手の事件がなくなるとは思わないし、ああいう犯人が出現しなくなるとも
思わないし・・・。ただ、警察としての対応はしっかり、多くの人に見せつけられたとは
思うけれど・・・。


そもそも
「誰でもよかった」という言葉自体
嫌な響きだよね。


この事件をモチーフにするのなら
重厚なお話を読みたかったな・・・というのが一番の感想でした。


daredemoyokatta.png

悪魔を見た

悪魔を見た (2010  韓国)


I SAW THE DEVIL


上映時間 144分



監督: キム・ジウン
脚本: パク・フンジョン
撮影: イ・モゲ
特殊メイク: クァク・テヨン
美術: チョ・ファソン
衣装: クォン・ユジン
音楽: モグ
出演: イ・ビョンホン スヒョン
チェ・ミンシク ギョンチョル
オ・サナ ジュヨン
チョン・グクァン チャン
チョン・ホジン オ課長
キム・ユンソ セヨン
チェ・ムソン テジュ
キム・インソ セジョン



国家情報員捜査官スヒョンの婚約者ジュヨンが何者かに惨殺された。
後日、バラバラ死体となって発見される彼女。
スヒョンは、ジュヨンの父チャンから情報を得て、
犯人を突き止める。
その男は、ギョンチョル。
スヒョンは見つけた、ギョンチョル
を叩きのめすのみでそのまま逃がしてしまう。
もっともっと残酷になる・・。
追跡用のGPSカプセルを飲み込ませたため、ギョンチョルの行方は必ず判明するのだ。
スヒョンは、野放しにした、ギョンチョルが
新たな凶行に及ぼうとするたびに、制裁をくわえていく。




感想


ミンシク・・・・・・・笑。
すごいね。これ演技だよね、本当に。元に戻る瞬間なんてあるのかな・・・と思ってしまうほど
どっぷりつかっている悪魔の世界。
ミンシクさん好きなんだけど、これ観て、大きな声で彼好きっていうのもはばかれるような・・
そういう雰囲気の映画。


復讐劇っていうのは聞いていたけど、
つかまえては逃がす、逃がす・・・っていういう展開とは驚き。
ある種、拷問映画でもあるよね。
人があの手、この手で、やられているシーンが多いもの。
それにしても
なぜ逃がすのかい!!とちょっと納得がいかないところはあったかな。
だって、苦労してやっとみつけた犯人だよ。
一度捕まえたら、そこで、ねちねち、いたぶっちゃえばいいのに・・・っていう発想になるのは
間違いかな。
彼女のために、彼女と同等の苦しみを・・・という趣旨は理解できるけど逃がすこと
ないじゃんって思っちゃう。また捕まえるのが大変だよね。
次の犯行の前に・・・ということだけれど、
恐怖に遭遇した人たちはたまらないじゃない?
あの看護婦さんもお気の毒・・・。


まあ、逃がすたびに、パワーアップしていくミンシクさんは
観る方としては、楽しみ?になるのだろうけれど、
それにしても
こいつ(失礼、どうしてもこんな呼び方しかできなくなるんだよね)・・・人でなしだ
人間というより野獣。ミンシクさんは、殺し方も残忍だけど(なぜすぐに解体するんだろうね)
レイプもお好きでバンバンやっていました。そのいやらし度は、突きぬけているね・・・・・笑


オレは感情もなにもない・・・って言っていたから、
どんな仕打ちをしても何とも思わないんだろうね。
罪悪感とかさ・・・・。
だから悪魔って言われるんだろうけれどね。


それに比べ、
イ・ビョンホン扮する スヒョンは
そもそも、まっとうな人間だったけれど
恋人をあんなふうに惨殺されたから、悪魔のような行動をとるようになったってことでしょ。
感情を押し殺し
淡々と、ミンシクさんをバシバシ、ボコボコにやっつけていたけれど、
悪魔だ・・、この人も悪魔だ・・・・とは、見た目それほど、思わなかったな。
イ・ビョンホンが悪魔になれるの?っていう思いが観ているこっち側にもあるかも
しれないよね。なにせ、顔も端正だし、容姿、怖いって感じもしないし。
それ以上にミンシクさんがすごくてさ・・・・笑
ああいう演技みてしまうと、彼に対抗できるだけの、恐ろしい人物って実際
いるの?って思ってしまうよ。それほどに、すごい・・・(っていってばかり)


この映画って
残酷場面が評判だったと思うけど、その部分はやっぱりすごかったな。
解体された人体の、その過程は詳細には描かれないけどね、
首がもう、ごろん~~~って半端なくはっきりみえちゃっているからね。
おおおお~~~って驚いてしまうのよね。しかし、よくできている・・。

とくに、最初の彼女の殺害の場面はね。
あんなきれいな人が
あんなひどい目になって
あげくに、首がごろんだよ。
なんかもう・・・それだけで、最初から、くるな~~~~って思ってしまったわ。


でもそれはまだまだ序の口。
何せこの映画、144分もあるんだもの。
う~~ん、ちょっと長いかなって思ってしまったわ。
無駄にだらだらっていう箇所もあったしね。


でも後半は急展開でけっこう手に汗握ってしまったよ。
ミンシクのたくらみ?というか、奥の手には
そうきたか!!!ってハラハラしてしまったものね。
あれじゃあ、イ・ビョンホンもしてやられたって思ってしまうよね。
そもそも、彼が野放しにしていたから
ああいう結果になってしまったわけで
彼がミンシクの底力に気づかったのがいけないのよ。


ミンシクさんの自首場面は強烈だったね。
全身血だらけで
(足にもかなりのダメージうけているのに、意外と平気で立っている、歩いている・・・笑)
クルマからでてきたところは、目を見張ったよ。
足細~~~いね。



ラストは
かなり残酷。
ごろんごろん・・・・は最初と同じ。
またか・・・と思ったけれど、ミンシクさんだし、最後までしっかり見たよ、お顔。
もしかして再生するんじゃあないかと思ったりしたのも
彼だから?絶対死なないと思わせる、何かがあるんだよね。


あ・・・・
残酷シーンがいくつもあるっていうことは知っていたから
ある程度の心構えしていた分、ちょっと大丈夫でした。(劇場じゃあないしね。おうちだと
ある程度平気)
でもね、
GPSカプセルを
取りだした時のトイレシーン。
ああいうのは、意外とダメ。気持ち悪くなっちゃうんだよね。いくら彼のものだったとしてもね・・・笑


ラストの
イ・ビョンホンの姿。
あれがこの物語のすべてを語っているような気がしました★
なんだかむなしいよね。
感情あるからこそ、人間なんだとしみじみと思ったわ。


あくまをみた004
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