ラースと、その彼女

ラースと、その彼女 (2007  アメリカ)


LARS AND THE REAL GIRL


監督: クレイグ・ギレスピー
製作: ジョン・キャメロン
サラ・オーブリー
シドニー・キンメル
製作総指揮: ウィリアム・ホーバーグ
ブルース・トール
ピーター・バーグ
脚本: ナンシー・オリヴァー
撮影: アダム・キンメル
プロダクションデ
ザイン: アーヴ・グルーウォル
衣装デザイン: キルストン・マン
編集: タティアナ・S・リーゲル
音楽: デヴィッド・トーン
音楽監修: スプリング・アスパーズ
出演: ライアン・ゴズリング ラース・リンドストロム
エミリー・モーティマー カリン
ポール・シュナイダー ガス
ケリ・ガーナー マーゴ
パトリシア・クラークソン ダグマー・バーマン医師
R・D・レイド
ナンシー・ビーティ
ダグ・レノックス
ジョー・ボスティック
リズ・ゴードン
ニッキー・グァダーニ
カレン・ロビンソン


小さな田舎町。
心優しい青年ラ-ス。
ある日彼の兄夫婦のもとにラースが彼女を紹介しに来た。
しかし驚いたことにその彼女は・・・
リアルドールだった。







感想


新作のドライブが気になるところですよね。
それにしてもここ数年のライアン・ゴズリングの活躍は凄いよね。
こんなにメジャーになってくるとは。
マイケル・ピットもドラマばかりじゃなく映画にも出てよね。



で・・・この映画。
あらすじ聞くと、え???と思ってしまうけど、
意外とソフトな心温まる作品に仕上がっていて
ちょっと驚いてしまったわ。


ファンタジー的な部分もあると思うけど。
実際にこういう方がいて
周りの人が理解し、見守ってくれるのは、難しいからね。


お兄さんの奥さん
兄嫁さん・・ね。
彼女の存在が良かったわね。義理の弟のこと一生懸命に気遣っていたよね。
エミリー・モーティマーって素敵。



クスリとするところも多くてね・・・。
弟が連れてきた彼女がリアルドールだとわかったときの
兄の反応なんかを見ていると
笑っちゃあいけないんだけど、どうしてもにやけてしまう自分がいたよ。


それにしても、
この田舎町の医者ね。女性だったけど、彼女の対応は
素晴らしかったな。
ちゃんと彼の闇を感じ取っていて
彼の思い、妄想・・をきちんと受け止めていたよね。
否定するのは簡単だけど、それではラースを救い出すことはできないじゃない?
町の人々も
同じように、彼を受け入れているのよね。
人と違う行動をした人を攻めて排除するのでなく
まずは受け入れよう、理解しようという内容の映画であるんだよね。
大事なこと教わったような気になるよ。


そんな小難しいことを考えなくとも
今までにないタイプの映画で結構楽しめると思うので
自由な心で見るとよいかな。

最後にラースに心寄せる女性との会話も魅力的だったわ。

それにしても
ビアンカ(人形ね)、今にもしゃべりだしそうな雰囲気だったよ。


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境遇   著  湊  かなえ

境遇   著  湊  かなえ



共に孤児院育ち
実の親を知らない、晴美と陽子。
その後県会議員の長男高倉正紀と結婚した陽子。
あるとき、ボランティア活動で本読みをしていた陽子の描いた
絵本が話題になる。
陽子の描いた絵本は『あおぞらリボン』
実はこの話は、晴美の語った青いリボンのエピソードをもとにし、陽子が一人息子のために
作ったものだった。

そんなある日
息子裕太が誘拐される。
動揺した陽子は
親友であり今は新聞記者である晴美に相談するが。


感想

ずいぶん前に予約した本がようやく手元に。
さらりと読めます。
ドラマ化を前提とした書き下ろしということで、
まさにドラマにピッタシ・・・・笑

湊さんということで、もっとドロドロかと思いましたが
わかりやすいし、意外なオチもなく
あっさりかな・・・・。
ちょっと残念。

いろいろあったけど、
いい話に落ち着いてしまうんだよね。
絆は途切れなかった・・・・
親友は永遠に。。ということで。

う~~ん、イマイチかな。
求めていたものと違うから。



そのあと、2月に録画したTVも鑑賞。
内容知っていても面白い作品はあるけれど
これは内容知っていると、なんだかな・・・・で終わってしまう。
配役としては
りょうは・・・ありでしょ・・・・笑
「名前を忘れた女神たち」の再来のよう。
もっともっと嫉妬深く、うらみつらみでも、よかったのに・・・。



本の方には
青いしおりひもが2本。
内容に絡めてあるのよね・・・


絵本のあおぞらリボン、だっけ?
そちらの方は興味深いよ。



赤い運命だっけ?
立場が逆なヤツ。
ああいうの思い出してしまったよ
話は全然違うけど・・・・・笑



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横道世之介     著  吉田修一

横道世之介    著   吉田修一



地方から上京してきた世之介の大学生活。




感想



お友達のサイトでよかったわ~の感想を聞いていたので早速私も借りてきました。
この本が出たての頃、評判になっていたのは知っていたけど
タイミング逃してしまってこの時期になってしまってしまいました。

大学生活を東京で始める世之助君が主人公。
地方から出てきて一人暮らしをするわけですね。
時代設定が80年代だというのがやっぱりうれしいところ。
これはこの時期に学生していた人の方が入り込みやすいのではと思います。
ということで・・・・私はどんぴしゃ・・・なので
すぐに物語の世界に入り
どっぷりつ浸かりました。面白かったですね・・・
私は、一人暮らしはしたことはなく
自宅通学ではありましたが、
学生時代はうんうん・・・こんな感じだったよな・・・と楽しかったです。
ただ私は、女子の学校だったもので、
授業中は当然女性だけ。クラス内、友達に男性がいなかったので
この物語のようなユニークな人々に会えなかったのがちょっと違うかな。
でも、ありがちなんですけど・・・・笑
他大学サークルに潜り込み、一応あの時代の流行ったいろんなことは・・・経験できたので
まさに青春謳歌していました。
スキーとかテニスとか、ビリヤードなんかもあったな。
合コンもあったし・・
あ・・私の80年代じゃあないよね、語るのは。
この物語って、こんな風に楽しい学生時代がつづられていくのかな・・・と思っていたら
あるとき、急に現代の世界が入って来るのです。
あのとき、世之助君って子がいたよね…と、懐かしく思う面々が。
読み手としては
学生時代の彼らが今、こんな生活送っているのね・・・と妙にしんみりした気分になりますし、
じゃあ、当の世之助君って今どんな生活しているんだろう、
きっとこの先、世之助君の現代パートも出てくるのよねと期待すらしてしまうんですよね。
でもでも・・
ことはそんな単純なことではすまされず。
衝撃的な事実を知ることになるんです。




若いころの生き生きとした彼を知っているからこそ
彼のその後を知るときには
大きな衝撃を覚えます。
悲しいというより、
なぜなんだろう・・・どうして・・という疑問さえ。
いい人なのに、どうして神様はいじわるなんだろうというやるせなさを感じてしまいます。



いい人って言いますけど
決して絵にかいたような真面目な人って言うわけじゃあないんですよ。
素朴で純粋なの。
自分に正直。
もちろん、人には優しい・・・
ずるいこと考えてもばれちゃうような人よ。
断れないのよね・・無理しちゃう。
そんな若い頃の彼がいとおしかったです。


母親の気持ちがよくわかるわ・・・



映画化ということで
楽しみにしています。


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ちょっとお話

またまた雑談で・・・。


☆14日。大森さんご結婚されたのね。不意打ちでした・・・・笑
小栗君の影に隠れてさらりと報道されていましたが
そうか…結婚か。
18も下って、やっぱり凄いな。22で結婚するのね。
ともかくおめでとう・・・・
一方、その小栗ちゃん。
お相手の山田優ちゃんの会見うれしそうだったな。
みているこっちも、うれしくなっちゃうよね。
こちらもおめでとう・・・☆


☆レイフ新作・・結局スルーになってしまいました・・・泣
渋谷か有楽町の劇場だったし
2週間の限られた期間。なんとか予定調整していきたいと、思っていましたが
やっぱり無理でした・・トホホ。
劇場行き帰りで、上映時間分かかちゃうので、時間余裕があるときじゃないと・・・。
残念でしたが、DVDを待ちましょう・・・。
みた方いるのかな・・・



☆お家に新しいオーブンがきました。
わ~~い、うれしいな。
今までのは、テーブルがぐるぐる回るやつ。
小型なので、オーブンでお菓子とか上手に作れませんでした。
家族も増えているのに、いまだこの手のタイプを使っているなんて
うちぐらいでは。17年も使っていたのよね。
でも・・・そろそろということで
今回大きなサイズを購入。
これがもう・・・便利。
おお~~回らないよお皿が・・・・♪と感動ものです・・・・笑
石釜や、ヘルシオやビストロなどなど・・いろいろ研究した結果
ヘルシーシェフにしました♪
赤いのだよ。
早速、お菓子をいろいろ・・
パウンドや、クッキーや、マカロンなど。
子供が頑張りました☆
ちょうどホワイデーだものね。
パンフのメニューにもいろいろ挑戦中です。
楽しいわ~~



☆昨日、大腸内視鏡受けました。
人生初体験。
予定が決まってからず~~と、ネットの体験談などを読み
自分の中で強い気持ちは持っていたのですが~~~
予想以上に、辛い検査でした・・・トホホ。
前日の下剤も悲惨。2リットルも飲むんだよ。
途中嘔吐・・・ぐえ~~ん、気持ち悪いよ・・・状態。
検査自体も想像絶するような痛さ。
痛くないっていう人もいるじゃん。なぜ私はこんなに痛いの・・・・
もうたまらないほどの痛さなのよ。
痛いなら言ってください~~って言われたけど
もう言われなくったて言いますよ。
痛い痛い・・・・・いたたたたた・・・でした…笑
終わってみればホッとしたものの、
あんなに痛いなら、これから二の足踏んでしまいそうだな。
まあ・・・結果、何事もなかったのでやって良かったのですが・・。



そんなこんなで、今日は
本や映画の感想書いている気分でなく
なんとなくこんな文をつづってみました。




明日は
TVでよく紹介されている
テラスモール湘南に
子供と行ってみます。
目新しいものあるかな・・・




ではでは・・。、
次回はまた
通常の感想に戻りましょうかね・・・



幻影の星    著  白石 一文

幻影の星    著  白石 一文



奇妙な体験をした2人の男女のお話。

(あらすじは感想にも・・)



感想  




 震災後に書かれた作品。当初は自然をテーマにした作品を・・・と思っていたそうですが
震災を経験し、そのテーマで書くことをやめてしまったとか。
<「自然との親和性」どころじゃなかった。>といっておりました(インタビュー読みました)

その結果、被災地にご本人が行き、そこで感じたことをそのまま小説にということで
こういった作品が仕上がったそうです。

1月に観た園監督の映画もそうですが、
今だから発信したい・・・・という思いが書き手&作り手にはあるのかもしれませんね。



で・・・小説ですが、初読みだとやはり厳しいかも。
こういう作品書く人だからとわかっていれば、素直に受け止められる(理解できるとはまた別)
かもしれませんが、そうでないと、なんなの・・・・と、投げ出してしまいそうになるかも
しれませんね。

結局のところ、ストーリーとしては、面白い・・・という話ではないと思うし。
冒頭に、SFチックな事件が起こり、その件をめぐっていろいろ話は繋がっていくけど
最終的に、その謎が解明されていき、すっきりするという風にはなっていないのよね。
もちろん、過去作品読んでいれば
単なるミステリーで終わるわけはないだろうなと察しがつくので
まあ・・・こんな感じでもありでしょ・・・・と納得できるけどね。




物語だけど
物語ではないような・・・そういう小説。

作者の感じていることを、そのまま、主人公がかわりに語っているという・・・そういう世界観。
そして、語っていることが、正直、小難しい。
平易な言葉で表現されているものの、読み手が、考えて、突き詰めていこうとすると
ちょっと、苦しくなるような感じ。
哲学的な語りが・・・これもみよがしに、沢山。あと引用文献等も多し。
でも、個人的にはそういう部分は好きなので
私はついていきました・・・・・★

今回の主人公はエリートではなく
専門学校卒で某会社に引き抜かれ、東京で契約社員からの出発。母親は若い男性と結婚しているので
故郷(長崎)へはあまり帰っていない。
付き合っている人は会社の同僚。彼女は結婚経験があるのだが、セックス恐怖症とかで、正式なセックスは
していない関係(妙な感じ…笑)
そんな彼の元にある日、母親から電話がある。
彼の名前の入ったバーバリーの青いコートが届けられたと。
地元に帰ってきているのかと・・・。
彼は最近帰っていないのに、なぜ自分のコートが長崎にあるのか。
第一、その青いコートは今手元にあるのに・・・・???。もう一人の自分がいるのか


一方、諫早で会社員をしながら夜はスナックで働く女性も登場し、同じような経験をする。
携帯電話がある場所でみつかるのである。本物とコピーの2つの携帯が手元にある。
どうして・・・・。
この女性は、ある社長と不倫関係にもある。またこの社長が変態で、まあ・・いろいろ彼女に迫る…笑。
(どうしてこう、白石さんの作品は、いわゆる、正統派でない性描写になるのか、そこのところは
いまだ、解せないな・・・女性的にはうん?)

最終、同じような奇妙な体験をした2人は再会しあうという話の流れになっています。


さて、引用文献多しの部分ですが。
よく作者の作品にはそういったもの出てくるんですが毎回
私は、調べたりするんですよね。
そういった本があるのか・・映像があるのか・・・ってね。
今回も「世界平和はナマコとともに」という東工大の本川達雄さんの作品が引き合いに出されていたので
調べてみました。面白そうです・・・・ね。

また、隕石の話。NHKスペシャルで巨大隕石が追突した映像とかね。
たしかに、こういうものみると、感じるものがいろいろ出てくると思うな・・・。


梅枝母智夫の「どうせ絶滅の星」という文章も面白かったので、食い入るように読んでしまったしね・
(これは架空でしょう・・ふざけた名前だし・・・・笑)
他にも、
いろいろ理屈っぽいことが書かれていてやっぱり、
好みがわかれるかな・・・というところ。


死ぬことの意味・・
生きることの意味。
そういうこと沢山読みますと気が滅入ることもあります。
159~60ページあたりで、死について延々と語ってあり
そこの部分は複雑な心境で読みました。
<死こそがすべてなのだ。人は生きて生きて生きるのでなく、
死んで死んで死ぬ。人は生きることを運命づけられた存在ではなく、死ぬことを運命づけられた存在なのだ。>
(159)

<時間の罠にかかった僕たちは、生を言祝ぐあまり、死の偉大さ、死の真実の意味、死の底深さや美しさをすっかり忘れてしまっている。死という永遠こそが束の間の生を約束してくれていること、死こそが生の
母体であることを僕たちはいつの間にか見失ってしまっているのだ。>

思わず考え込んでしまうでしょ?いろいろ思い巡らせるのは私だけか・・・・笑
こういうところは落ち込むようなことでなく
本来のありようを知り
逆に、生の意味を考えさせるのではないか・・・そういう風に思いました。


<時間の存在さえ否定できれば僕たちは死によって
また生まれる前の世界へ帰ることができるのだ・・・>
(95)

この箇所も印象的でしたね。

この小説のキーワードは、イリュージョン。
現実って自分が思っているものがすべてだとは限らないかも・・・とさえ
思えてきてしまいますね。
今が幻影なら、どこかでまた死んだ人がいる世界があるのかもしれないとか・・・
ルルドも
再び登場したし・・・・。
まあ・・・哲学的なことは
答えの出ないものですからね。どう考えても良いということで。



毎度毎度、白石作品ではそうやって、考え抜いているので
今回も興味深かったです。





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誰かにみられている

誰かに見られてる  (1987  アメリカ)


SOMEONE TO WATCH OVER ME


監督: リドリー・スコット
製作: リドリー・スコット
脚本: ハワード・フランクリン
撮影: スティーヴン・ポスター
音楽: マイケル・ケイメン
出演: トム・ベレンジャー(キーガン刑事 )
ミミ・ロジャース (クレア)
ロレイン・ブラッコ
ジェリー・オーバック
ジョン・ルビンスタイン
アンドレアス・カツーラス
トニー・ディベネデット
ジェームズ・E・モリアーティ
マーク・モーゼス
ダニエル・ヒュー=ケリー
ハーレイ・クロス


 友人が殺されるのを目撃した令嬢クレア。
彼女を護衛することになったキーガン刑事。
2人の間にはしだいに恋愛感情が芽生える。



感想


前回、ボディーガードの話をしましたが、これもそういえば、そんな感じの映画だったな・・・と
思い出したのでUP.今年になってからTVで放映されていましたよね。もちろん、再見しました。

リドリー・スコットって、
大作のイメージがあるけど、実はこんな地味系ラブストーリーも作っていたんですよね。
サスペンスが絡んでいるけど
要は不倫ラブストーリー。
奥さんがいるので、ややっこしくなっているし、普通は手放しで
こういう恋愛応援するわけにはいかないけど・・・奥さん、愛人どちら側の気持ちもわかるし
変にドロドロしていないので、意外と気分よく見ることができます。
でもやっぱりこのケースで私は奥さん派♪
映画の雰囲気が大人★・・・
我慢しきれないトム・ベレンジャーが、可愛くもあります・・・・笑
余裕の発言な自分・・・・笑
生活を共にしてきた所帯じみた妻と…反して美しく優雅な上流階級女性。
すべてにおいて違いすぎるので、トムさんがなびいてしまうのも致し方ないかな・・・と
思えてしまいます。うちの主人じゃあないのでとやかくいいません・・・・笑
でも奥さんの味方だよ
・・・普通の感覚では
とんでもない、おじさんだよ!!ってことですね。
仕事相手に惚れるなんて・・。
おじさん側から見れば、多少は夢をみさせてよ・・・・・ということになるんでしょうか。

しかし、奥さんは強いですね。
旦那さんの気持ちがあちらになびいていると知っていても
最終受け入れるんですから。
でも耐えている姿がいじらしくって・・・涙しちゃいました。
苦労を共にしてきた奥さんに辛い思いをさせるなんて、ダメな男だよ。
美しいとか、金持ちとか・・・(あ、あのネクタイ選びのセンスのなさは残念だけど)
そういうもので比べてしまったら奥さん可哀想。
だって、トムさん自体だって
金持ちで洗練されているわけじゃあないじゃん。それを省いて
奥さんが魅力ない・・・なんて思っちゃあダメだよ。
それにあの令嬢だって暮らしてみれば、それほどいい女っじゃないかもしれないじゃん。
ずるいね・・・男って。



他人の芝生はよく見える・・・ということ。
身近にいるといろいろ気づかないことあるんですよね。
なんだかんだいっても、自分をよく知っている奥さんを大事にしましょう・・・・ということです。



この映画はストーリー以上に
音楽やお部屋のインテリアや、街の風景などが
オシャレで印象深いです。

始まりは、スティングの歌う“Someone to Watch over Me
雰囲気がモロにいいです。

誰かに守られたいっていうのは
女性の願望であるものね・・・
最近は強い女性が多いけどね。

この当時のトム・ベレンジャーは
いい男ですね。
今もがんばっているよね。
ちなみに愛人の方は
ミミ・ロジャース。
もう一人のトムちゃんの、元奥さんですね。もはや知っている人は少ないか。


昔の映画はやっぱり懐かしいし、面白いね。
そういえば、ブレードランナーの続編あるのかな。
プロメテウスがまず先か
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すべて真夜中の恋人たち   著   川上未映子  

すべて真夜中の恋人たち   著   川上未映子 



 34歳、フリーの校閲者入江冬子。
人づきあいが苦手な彼女。
趣味は真夜中のまちを散歩すること。
仕事上では出版社社員の石川聖と交流有。彼女は冬子とはタイプの違う女性。
ある日冬子は、カルチャーセンターで初老の男性と知り合う・・





感想



少し前に読んだのですが感想書き忘れていたので簡単に。
もう一本エッセイも読んだのですがそちらも面白かったな。

「ヘブン」よりは、どんより感はないものの、やはりせつない恋愛話なので
心は痛くなります。お互い惹かれあいはするものの、それ以上にはならなかった2人を
いたわってあげたい・・・。
年の離れた男女ということで
別、川上さんの「セ ン セ イ の 鞄」を思い起こさせるけど、あちらはハッピーだったものね。



なぜ、お酒を飲むまで主人公が孤独にさいなまれているのか、
なぜ、彼、三束さんは嘘をつかなけらばならなかったのか・・・
思いめぐらせることは多いです。
こんな風に終わらないで
もっといい2人の関係があったのではないか…築けなかったのか
そんな思いを感じました。

三束さんと冬子さんの
光に関する会話が素敵でした。
言葉一つ一つを丁寧に拾い上げて会話しているような気がして・・・
一つも無駄な言葉がないみたいで。



冬子と、石川聖の最後のバトルは凄まじかったです・・・
女同士だと強烈になるのね。
聖が
「涙にしろ精液にしろ、たかだかティースプーン一杯か二杯ぐらいの量の液体を体からだすことが
なんでこんなに大変でこんなに重要なんだと思う」という語り。
読み返してみるととっても強烈です。
女性ならではの視点だよな・・・と思ったりしましたが。
しかし、こういった言葉をだせる女性、尊敬さえしてしまいます・・・




失った人への
切ない思いが
淡々とした言葉で描かれていていつのまにか、自分も遠い昔の苦い想い出を
思い返してしまいそうなそんな気分でした。
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みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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