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善き人   

善き人  (2008   イギリス・フランス)

GOOD


監督: ヴィセンテ・アモリン
製作: ミリアム・シーガル
セーラ・ブート
ケヴィン・ローダー
ダン・ルポヴィッツ
ビリー・ディートリッヒ
製作総指揮: ダニエル・ダジャーニ
サイモン・フォーセット
ピーター・ハムデン
スティーヴン・ヘイズ
原作戯曲: C・P・テイラー
脚本: ジョン・ラサール
撮影: アンドリュー・ダン
プロダクションデ
ザイン: アンドリュー・ロウズ
編集: ジョン・ウィルソン
音楽: サイモン・レイシー
出演: ヴィゴ・モーテンセン ジョン・ハルダー
ジェイソン・アイザックス モーリス
ジョディ・ウィッテカー アン
スティーヴン・マッキントッシュ フレディ
マーク・ストロング ボウラー
ジェマ・ジョーンズ ハルダーの妻
アナスタシア・ヒル ヘレン



英国の劇作家、C・P・テイラーの舞台劇を映画化。
1930年代、ナチス台頭のドイツ。
ベルリンの大学で文学を教えるジョン・ハルダー。
ある日、安楽死をテーマにした彼の小説がヒトラーに気に入られる。
政治から一線を置いていた彼だったが
しぶしぶ入党することに。
しかしジョンには、モーリスというユダヤ人の親友がいたのだ。
モーリスに激しくなじられるジョン。
やがて、ユダヤ人弾圧が激しくなり
モーリスからパリへの国外脱出を頼まれるのだが。








感想


ナチスもの。
この題材ではいろんな映画が作られていますけどどれも見ごたえのあるものばかり。
それだけ、この題材は語られる要素が多いってことなんでしょうね。
この映画は
派手さはないけど
しっかりとしたメッセージが伝わってきていて、なかなかの良作でした。


前半は主人公の淡々とした日常ばかりで若干退屈ですが
物語は後半から大きく動き出します。
この後半のために、前半の主人公の日常が必要だったのですよね。
どういうキャラなのかよくわかる・・・



この主人公・・・文学を愛し、政治とは一線を置いていた人物。
生活環境は多少、ゴタゴタを抱えている方ですかね。
自分の母親と妻、子供も2人にいる彼。
その母親と妻との関係はしっくりしていない。
記憶障害がありそうな母親の面倒は息子のこの大学教授がしている様子。
妻は、そんな母親の面倒は放置していて神経的にだいぶまいっている感じ。
すぐピアノを弾きだして、困難な状況から逃げ出してしまうような女性ですよ。
ノイローゼ気味でしょうね。
お料理なんかも、できないみたい・・・
大学教授のこのジョンが作っていました。
これじゃあ、誰が観たって
家庭的にはストレス感じる日々だなと思います。
息子だからか
一生懸命、母親の面倒をみるジョンがいたわしい・・・
私としてみれば、奥さん、旦那さま愛しているなら
もう少し家庭のことやってあげてよ・・・と言いたくなります。
そんな状態の中、
若い教え子に迫られてしまうんですね。

夜、自宅に若い女性をあげるのには驚きました。
自分一人じゃなく、妻がいる家だと知ってさらに驚き・・・
なんて大胆。
教え子だからと言って女なのに・・・。
違う見方をすれば、それだけ周りの状況に無頓着ともいえます。
事の重大さがあまりわかっておらず、きっと教え子だからいいだろう…程度の
感覚じゃないのかな・・・と推測されますね~~
でも奥さんにとってみれば、嫌だろうな・・・。
だって寝静まったあとですよ。訪れる女性も女性だけどね。



結局、その教え子とは・・・・できてしまうんです❤
家庭人で一生懸命家族に尽くしているように見えたジョンですが
結局女のもとに走ってしまう。
そして妻と別居、母親を一人暮らしさせ、
この教え子を新しい妻として迎えてしまいます。
でもそんな彼が憎めなかったな・・・。
ひどい人だと思うものの、
しょうがないのかな…彼にしてみればと思えてしまう。
完璧で人物的にも模範の塊のような、大学教授ではなかったというのが
かえて、人間臭い感じがして良かったのかも。
ただの男なんだなって思えてね、
身近に感じるところはありました。





そんな彼に
ナチスが近づくのです。
昔書いた本がヒトラーに気にいられたと・・・・。

彼のその小説というのは
安楽死をあつかったもの。
大学教授という、学があるものに、論文を書かせ、
ナチスは、安楽死させることに意味を持たせようとしていた・・・
大学教授に意見を求めることで
自分たちの行為に
裏付けをもたせようとしたのでしょうか。

こうやってナチスと関わってしまった彼は
入党→出世という道を進んでいくのです。
彼が本来、強く望んでいたわけでもないのに。
私生活同様流れに任せていたら・・・
そうなってしまったということなんでしょう。

このジョンは
悪い人ではない・・・
でも、素晴らしい人でもない・・・
ただただ、平凡な男。
当時の多くのドイツ市民がそうだった・・・
そう言いたいような。
彼は特別でなく
よくある市民の一人であったのでしょう。


出世もし安泰な彼でしたが
考えるべき問題が出てきます。
彼には入党前から・・
(教授になる前)軍隊にいた時からの友人
モーリスという男がいたのです。
その彼は・・ユダヤ人でした。


ユダヤ人に対してナチが何かするなど
これっぽっちも・・・想像もしていなかったジョン。
そこまで事が大きくなるとは想像もしていなかった・・・
でも、事態は悪化・・・。
ある事件がきかっけで
ナチスはユダヤ人弾圧に向かっていくのです。



モーリスの立場が危うくなっていく中、
彼から国外脱出を頼まれます。
地位はあるものの、
そこまで(国外の切符を手に入れる)の権力はない彼は
すんなりモーリスの申し入れを受け入れません。それでも
なんとか・・・
頑張ってみるジョン。
案の定、うまくことは運びません。
ジョンは小心者なんでしょうね。
もっと世渡りがうまく、口も達者なら、モーリスの頼みは
どうにかできたのでは・・・と思ってしまいます。
(だって、最後はどうにかできたんだもの)
結局、
最初の時点では、楽観的にものを観ていた感じもします。
モーリスに関しても、身の危険が、及んでいるんだという・・・
危機感なんて、これぽっちも感じていなかったんじゃあないのかな。
だから、あまり一生懸命でなかった・・・
これがのちに後悔することにつながるんだよね。


そして・・・
悲劇的なラストへと流れていきます。



ここで奥さんが(あの愛人から妻になった教え子ね)
重要なカギになるのですが、
奥さんのとった行為も
わからなくはないですね。
関わりたくなかった・・・
夫を助けたかった・・・
面倒は避けたい・・・
まあ・・・そういった気持からかと。
あの状況で責めるのも酷かなと思います。
そもそもジョンが早い段階で
段取りしてあげたら良かったんだしね。



そして・・・印象的なラストの映像は是非この目で。
余韻を感じさせ
素晴らしい・・・

聞こえてくる音楽・・
これは今まで
ジョンが
幻聴として何回か聞いていたものです。


事の重大さに
気づいとき・・・
大事なものは
もはや戻ってこないと改めて感じとるのです。


悲しいな・・・この現実が。



GOOD  03



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マンマ・ミーア

マンマ・ミーア! (2008  イギリス・アメリカ)


MAMMA MIA!


監督: フィリダ・ロイド
製作: ジュディ・クレイマー
ゲイリー・ゴーツマン
製作総指揮: ベニー・アンダーソン
ビョルン・ウルヴァース
リタ・ウィルソン
トム・ハンクス
マーク・ハッファム
脚本: キャサリン・ジョンソン
撮影: ハリス・ザンバーラウコス
プロダクションデ
ザイン: マリア・ジャーコヴィク
衣装デザイン: アン・ロス
編集: レスリー・ウォーカー
振付: アンソニー・ヴァン・ラースト
音楽: ベニー・アンダーソン
ビョルン・ウルヴァース
音楽監督: マーティン・ロウ
音楽監修: ベッキー・ベンサム
出演: メリル・ストリープ ドナ
アマンダ・セイフライド ソフィ
ピアース・ブロスナン サム
コリン・ファース ハリー
ステラン・スカルスガルド ビル
ドミニク・クーパー スカイ
ジュリー・ウォルターズ ロージー
クリスティーン・バランスキー ターニャ





 ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。
ホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、
結婚式を明日に控えていた。
そんな彼女は
“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という思いから
母親の日記を読み、
父親であろう3人の男性に手紙を出してしまう。
3人とは・・
建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビル。
招待を受けた3人は早速島を訪れるが・・・。
ドナに内緒だから大変なことに。





感想


今頃
マンマミーア。

ミュージカル好きなのでこれも楽しく鑑賞できました。

アバは、聞いた曲もあるかも・・程度なので思い入れは少ないですが
皆が楽しそうに歌っている姿は
それだけでウキウキしちゃいますよね。
ちなみに
昔滝沢君と深キョンのドラマの主題歌がアバでした。
その印象もいまだあるかな・・・・。


さて映画の内容は
花嫁が
結婚式に
パパだと思われる男性3人を呼んでしまったことによる
ドタバタ~~というものです。
これって、
冷静に考えれば
なんてことよ~~~とすごい問題になりそうですよね。
父親が3人の中のどれかわからないなんて
娘の気持ちとしては嫌だな・・と思いますがこの彼女はそうでないみたい。
ママ…もてたのね・・ですまされる問題かい・・と
思ってしまうけど・・・。
笑って済ませられるおおらかさが、
この映画の魅力でもあるのかなって思うことにします。


でもどうする?
この3人のどれか・・って言ったら?
誰がいいかな・・・・笑
迷っちゃうよね。
やっぱり、昔っからのイメージを知っているものとしては
コリン・ファースは良いよな・・・と思っちゃう。
でも、 ステラン・スカルスガルドも今回明るくっていい感じ。
あ・・コリンは実はっていうオチがあったよね。


それにしても
メリルいいな・・・もてて。


娘の存在より
パワーあるこの女性3人(お友達含む)に恐れを感じてしまいました。
すごいな…おばさまたち。



ちょうど
この映画観ていたときに
健康診断の結果がきて
気持ちがダークになっていたから
発散できた感じです。
このおばさんたちは
私より年上なのに
こ~んなに元気なんだよ、
いいな~~うらやましい
腰が痛いとか
お腹が痛いとか
疲れたとか・・・
弱音なんか吐かないんだろうな・・・
歌って、楽しそうだし。
私も気持ち前向きになろうかな、
年取っても
素敵な彼ができているみたいだし・・・。
恋にも積極的じゃない?
トランポリンみたいに跳ね上がっちゃってさ。
いいな・・・・この年でこの元気。


と、
メンタルの治療になるような映画でした・・・・笑



落ち込んだときにもみるといいかもね。
能天気すぎると思ったらダメだよね・・・。

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KOTOKO

KOTOKO   (2011   日本)


監督: 塚本晋也
製作: 塚本晋也
企画: Cocco
塚本晋也
原案: Cocco
脚本: 塚本晋也
撮影: 塚本晋也
美術: Cocco
編集: 塚本晋也
音楽: Cocco
出演: Cocco 琴子
塚本晋也 田中



 都会で幼い息子の大二郎と2人暮らしの琴子。
彼女には世界が二つにみえた。
しかし、歌っているときだけはひとつに見える。
彼女と大二郎の生活はうまくはいかなかった。
幼児虐待を疑われ
大二郎は、沖縄に暮らす姉のもとへ。
そんなある日、彼女の歌に魅了された小説家・田中が現れる・・・


感想


塚本監督作品は、「六月の蛇」「ヴィタール」に続いての3本目。
題材によってはたまに手に取ってみたくなります。
でもやっぱり・・・きつい描写は多し。


今回は
精神を病んでいる母親ということで
正直、観ている最中、息苦しいことこの上ありませんでした。
私も子を持つ親としての、子育ての悩みというものはありましたが
この映画の主人公の場合は
ちょっと普通の苦しさとは違うので
一般論として当てはめるのはどうかな・・・という印象です。


彼女は子供を愛している・・・
世の中の悪から懸命に子供を守ろうとしている・・・
そういう心理はわかるものの・・・
助けてあげることが無理かもしれないと
どこかで、諦める自分がいる・・・。
彼女の精神の崩壊を止めてあげることは
ああ・・・自分では無理だろうな・・・・・・って思ってしまう。
彼女の中に入っていくのは無理かもしれない・・・。
リストカットを繰り返し
流れる血の赤さと痛みを感じることで
生きているという実感を感じとるKOTOKO(この描写は多く、生々しいので
きつい)
正直怖かったです。理解してあげたいと思うものの
怖さも同時に感じてしまう自分。
同じ子供をもつ母親としてなんとかしてあげたいという思いはあるけど、
そのハードルの高さに恐れを感じてしまう。
壊れていく彼女を見ることしかできないはがゆさを感じて
すっごく息苦しい時間を最後まで過ごしていました。


途中彼女の歌声に魅力されて
求婚までする男・・・・田中が現れます。
良かった・・・
ああ・・・救世主なるものになるんだ・・・
と、思いきや
やっぱりそうではなく・・・。


田中に対する彼女の暴力は凄まじく、
これもまた、目を覆うばかりです。ぼこぼこです。
それを受け入れる田中の
心中を思うと、複雑。
どんな人にもどこかにその人を理解しようとする誰かはいるんだ・・・・。
田中が有名な作家というのは妙な気分です・・・・笑


その田中が
KOTOKOが子供、大二郎と一緒に暮らすとわかったときから
突然姿が消えます。
この世で悪と善が両方見えると困惑していたKOTOKOが
田中のおかげで、心の平静さを取り戻し、平穏な世界を取り戻したかの
ようにみえたのに・・・・。
なぜ消えたのか、田中は。
もしかしたら
この田中も、彼女の中の幻影の一つであり、回復の兆しの過程の中で彼女が生み出していた存在で
あったのではないのか。


田中がいなくなって大二郎との生活が再び始まる。
でも残念なことに
大二郎との生活に
やはり・・・彼女の精神は耐えられなかった・・
元に戻るKOTOKO。そしてもっと症状はひどくなり・・・。



あのまま・・・大二郎が
いなくなってしまったらと恐ろしい結末も考えましたが
そうではないことに安心しました。

数年後の大二郎との再びの再会。
別れ際、
一旦いなくなったかと思うと
再びバイバイと手を差しだす大二郎。
昔、子供のころ、
沖縄の実家に預けた彼に会いに来ていたKOTOKO。
彼女も別れ際、同じな仕草で大二郎に接していました。
ああ・・・・
子供はあのときの母親を覚えていたんだ・・・
彼にとっては
どんな状態の母でも
母であることをいまだに受け入れているんだ・・・
そう思うと
すこしばかり嬉しい気持ちになりました。



↑のような感想は観た後すこし時間がたって冷静さをもつようになってから
書きました.
観ている最中はもう・・・・それはそれは強烈過ぎて感想どころではありませんでした。
母親経験者である人がみるにはつらい話ばかりですし、
あまりいろんなことを考える余裕がないんですよね。
ただ・・ただ・・・
企画、原案もされた
Coccoさんの演技というか、もはや、ドキュメント?か・・とおもえるくらいの
迫真の演技に圧倒されたという鑑賞時間でありました。
歌手としての彼女もあまり知りませんですし
彼女自身の背景もよく知りませんが
観る者を圧倒させる存在感がありました。
田中演じる
塚本さんの「大丈夫だから」という、言葉が、とても印象的。
この作品も震災前後の作品だそうですが、
世の中苦しんでいる人すべてが、
誰かに、大丈夫だからと大きな懐で包みこまれたら
きっと少しだけでも生きやすくなるんだろうな・・・と思いました。


作品中で歌のシーンがありますが
これも見どころ。
思わず聞き入ってしまいます。
その歌声に・・・。


予告編で見られますが
彼女が
子供を抱きながらフライパンを使って料理する姿・・・
凄かった・・・ただその一言。

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死命   著   薬丸  岳

死命   著   薬丸  岳


三十代にして財を築いた榊信一。
自身がスキルス胃がんに冒されたことを知り、今まで抑えていた
殺人願望を開花させる。
その榊をおう刑事の蒼井。
彼もまた余命少ない病に冒されていた。
蒼井とコンビを組む若手刑事・矢部、
榊の恋人の山口澄乃。
それぞれがいろんな思いをもちながら
事件にかかわっていく。




感想



一気に読めます。

事件は無差別女性殺人。
犯人はわかっています。
物語は
犯人・・、
彼を愛する女・・・
犯人を追う刑事・・と
そのベテラン刑事と組むことになる若者刑事。
それぞれの視点で
進行していくことになります。



犯人がわかっているので、その謎ときを楽しむことはできません。
が・・・興味わくと言えば
なぜ、その犯人がそういう行為に走ってしまうのか⇒動機付けの点。
それと
犯人と追う刑事が
ともに、余命少ない状態だということです。




殺人鬼、榊と
幼いころから知り合いで
大学時代には恋人だった山口澄乃。
彼女は恋人である耳に障害がある榊信一に情事の際
首を絞められるという体験をさせられる。
どうやら、榊には人には言えない過去があるのだ・・・。
しかし、澄乃はそんな榊を恐れ、実家に帰って結婚をしてしまった・・・。
やがて離婚して再び榊と再会した彼女・・・


というような存在の澄乃だが
彼女が再び傍にいるのに
人を殺すという欲望を抑えることができない
榊はとんでもないと思いました。

なぜそんな思いを抱くのかは
いわゆる動機ですが
後半で明らかになります。


両親からの
虐待です。
悲惨なのは
とくに母親の性的虐待。
気持ち悪かった・・・
実際
そんな性的虐待ってあるのかな・・・
母親と息子の関係において・・・あるかな・・・。
動機付けとしては
もう少し同情の余地のあるような
ものを感じたかったです。
可哀そうな過去だと思うけど
そんなことあるかな…と思える事例だったので
引いてしまいました。




刑事の蒼井。
娘と、息子がいるが妻はすでに亡くなっています。
死に目にも会わずに仕事一筋だった彼に
子供たちの視線は冷たい。
だが、そんな彼に胃がんが再発。
あらためて、死への恐怖も感じ
自分はどう残された日々を送るか考え初め
結果、犯人逮捕に執念を燃やす。



若い刑事の矢部は
刑事という仕事に使命など感じていなかったが・・・
先輩刑事、蒼井と組むことで
彼自身が仕事や家族(親)に対して
成長した考えをもつようになる。




このお話で
面白かったのは
犯人の動機よりも
死とはどういうものか・・・
死んだらどうなるか・・・という哲学的なことを
刑事の蒼井によって
語らせているところかな…と思います。
誰でもが
感じるその感情の揺れを描いていたように思います。
そして
犯罪者もまた
死ぬ瞬間、
迷いや恐れの気持ちを感じて
あらためて
自分の罪に向き合うことができるのかなって思いました


連載時のタイトルは
「死にゆく者の祈り」だそう。
改題されたんですね。


shimei   yakumaruIPL

パーフェクト・ストレンジャー

パーフェクト・ストレンジャー (2007  アメリカ)


PERFECT STRANGER


監督: ジェームズ・フォーリー
製作: エレイン・ゴールドスミス=トーマス
製作総指揮: ロナルド・M・ボズマン
チャールズ・ニューワース
デボラ・シンドラー
原案: ジョン・ボーケンキャンプ
脚本: トッド・コマーニキ
撮影: アナスタス・N・ミコス
プロダクションデ
ザイン: ビル・グルーム
衣装デザイン: レネー・アーリック・カルファス
編集: クリストファー・テレフセン
音楽: アントニオ・ピント
出演: ハル・ベリー ロウィーナ
ブルース・ウィリス ハリソン・ヒル
ジョヴァンニ・リビシ マイルズ
ゲイリー・ドゥーダン キャメロン
クレア・ルイス
リチャード・ポートナウ
ニッキー・エイコックス
フロレンシア・ロザーノ
ハイジ・クラム
ポーラ・ミランダ
タマラ・フェルドマン
ジェイソン・アントゥーン
キャスリーン・チャルファント
ダニエラ・ヴァン・グラース



女性記者のロウィーナは、ある時、幼なじみのグレースが殺された事件の調査に乗り出す。
グレースが、出会い系サイトで知り合った大物経済人のハリソン・ヒルと不倫関係にあったことから、
ヒルに疑いの目を向け、その会社に潜入。
知り合いの、マイルズの協力で捜査を始めるが・・





感想


昨日TVで流れていたので録画で鑑賞
映画ファンとしては
この
<ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない>
この手のコピーには弱い・・・・笑


まあ・・・こう↑言ってしまうのが、逆にネタバレになり
面白さも半減するんだろうけどね。


それにしても、ハル・ベリーは美しいわ。
スタイルも良いし。
記者にしておくのがおしい。
潜入で
ブルース・ウィリスの会社に忍び込んでいたが
あんなに美しかったら
社長の彼が手を出さないのがおかしいくらいだよね・・・。


その ブルース・ウィリス だが
女たらしだった・・・・笑
なんだか、彼でなくても良かった役だと思うし、
見せ場という見せ場もなかったから
かえって可哀そうだったわ。

いやらしい感じは・・・あったけど・・・・笑
具体的にどうのというシーンはなかったけど
影でやっていそうな雰囲気はあったと思うよ。


一番の注目はジョヴァンニ・リビシ演じる マイルズじゃあないかな。
彼女に気はあったんだよね
でも、相手にしてもらっていない感じ。
いいように使われている彼は可哀そうでもあるよ

でも・・・・変態チック・・だった・・・・笑
あのパソコン部屋は
やっぱり発見したら引いてしまうわ・・・・
友達としては一線をおきたいと思うよ。


人にはそれぞれ秘密があるのはしょうがないと思うけど。
みつからないようにしようよ・・・


犯人は誰か
社長のブルース・ウィリスも妖しい
その奥さん
また秘書も妖しいか

いや・・やっぱりジョヴァンニ・リビシか。

って、妖しい人を沢山散りばめてはいたけど、
衝撃とか
意外性と言えば
もうこの人しかいないでしょう・・・とすぐわかっちゃうかも。


ラストの真犯人を
言葉だけで説明させていたのは残念。
唐突に真相が暴露された感じで
あまり驚きはなかったわ。


それよりも最後に窓辺に立っていた人は誰?
また観られていたってこと?
亡霊みたいで
逆に怖かったわ


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プロメテウス

プロメテウス (2012  アメリカ)


PROMETHEUS

監督: リドリー・スコット
製作: リドリー・スコット
デヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
製作総指揮: マイケル・コスティガン
マーク・ハッファム
マイケル・エレンバーグ
デイモン・リンデロフ
脚本: ジョン・スペイツ
デイモン・リンデロフ
撮影: ダリウス・ウォルスキー
プロダクションデ
ザイン: アーサー・マックス
衣装デザイン: ジャンティ・イェーツ
編集: ピエトロ・スカリア
音楽: マルク・ストライテンフェルト
出演: ノオミ・ラパス エリザベス・ショウ
マイケル・ファスベンダー デヴィッド
シャーリーズ・セロン メレディス・ヴィッカーズ
イドリス・エルバ ヤネック
ガイ・ピアース ピーター・ウェイランド
ローガン・マーシャル=グリーン チャーリー・ホロウェイ
ショーン・ハリス ファイフィールド
レイフ・スポール ミルバーン
イーモン・エリオット チャンス
ベネディクト・ウォン ラヴェル
ケイト・ディッキー フォード
パトリック・ウィルソン




科学者のエリザベス・ショウは世界各地の古代遺跡からメッセージなるものを発見する。
何か意味があるのか・・・。地球外生命体の存在を確かめるべく
ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り込む彼女。仲間のチャーリー・ホロウェイ も
一緒だ。
2093年、長い人工冬眠から目覚めたエリザベスの前についに目的の惑星が・・・
彼女は他の乗組員と共に調査を開始する





感想


<人類は どこから 来たのか。
人類最大の謎、それは《人類の起源》>

実に壮大なキャッチコピー・・・・・笑


リドリー・スコットの作品ということぐらいで予告編も観ずに
鑑賞したので意外な内容に驚いたけれど、
面白かったです。
ただ、↑のキャッチコピーは、言いすぎかな。
映画の中でもそんなニュアンスの話はしていたけど、
結局のところ、
エイリアン誕生話ってことじゃない?
まあ・・・・・・、あの冒頭の白塗りお兄さん?おじさん・・か・・・笑
の行動を考えれば、人類の起源はもしかして・・・なんて
いろいろ想像も広がるけど
そんな哲学的なこと要求しているような作品にも思えなかったしなあ。
観終わった感想としては
エイリアンに繋がる内容か・・という印象の方が断然強いのよね。


エイリアンシリーズと言えば
すっごく有名だよね。
今まで、きちんと丁寧に観たことはないけど、
(よくTVで放映されるよね)
だいたい内容は知っている・・・
だから、この映画で
乗組員が一人また一人・・・とやられていったり、
エイリアンの子供を妊娠したり・・という
内容展開には
正直、目新しさが全然感じないわ・・・と思っていたの。
でも、大画面と言うのは凄いね~~~
既成感ある内容でも
あの迫力には痺れます。
それだけでポイントあがりました!!
TVでしか味わったことのないエイリアンが
大画面で
ぐわ~~~と、ぬめぬめと・・・
ピュシュ~~~~ーと・・・・・笑
いろんなバージョンで飛び出してきたのは迫力満点で、
やっぱり面白かったと言えちゃいますね。
別にエイリアン好きではないけど…笑



実はかなりの突っ込みどころもありました。
でも、
それもまた
面白さに繋がったかな・・・なんて、思っています。


まず乗組員、調査するために降り立った惑星から
早々と2名、先に帰ろうと言い、
他の乗組員たちと別れます。
そしたら、結局道に迷っているの…→とろい。
さらに、嵐に巻き込まれ、その調査場所の洞窟で過ごせと言われる。
悲しい2人。

やがて妙な蛇の様なエイリアン?に遭遇。
「大丈夫、これはメスだ」
「こっちこいよ~~」みたいな、馴れ馴れしい接し方をしていたら・・・→結局襲われやられてしまう・・・
バカだね・・・。得体の知れない生き物に、なんで、たやすく手を出すのよ~~~。


一方、嵐に遭遇した他の乗組員は
早々と、宇宙船に戻る。でも、これまた、トロトロして
あれ~~~、持ち帰った荷物が落ちた・・なんて鈍いことをしている
エリザベス・ショウ博士、嵐に巻き込まれ、生死の境に。
このときの映像の迫力は凄かったわ。
まさに、自分まで嵐に巻き込まれているかのよう・・・・

そんな彼女を
助けるチャーリー・ホロウェイ博士(恋仲)。
男だね。
もちろんアンドロイドのデヴィッド(ロボット系のマイケル・ファスベンダーもなかなか素敵よ)
が協力して助かる2人。


そんな男気があるチャーリー・ホロウェイ博士。
でも感染しちゃうの。
目の中からにょろにょろ~~でてきて・・・・わ~~~。
これは気持ちが悪かった。
どうもこの感染にはデヴィッドが絡んでいるみたいだがその真意は不明。

で・・・その感染が
私にはショック・・・
死んでしまうんかい・・・・泣
いや~~~
いや~~~。


エリザベス・ショウじゃなくても、泣いたよ、心の中で。
自ら自滅なんて、泣かせる・・・・。



愛する男を失った
エリザベス・ショウ。
これを演じているのがノオミ・ラパス
ドラゴン・タトゥーの女の本家の方なんだけど
実は観ていないのでお初。
しかし、ドラゴンとイメージが全然違うね。(写真観る限り)メイクの違いか。


このエリザベスが
エイリアンシリーズでいうところの
シガニー的な役割なんだけど、
女の力強さとしては、シガニーの方が魅力があるね。
シガニー、目力もあったからね。

でも頑張っていた。
とくに出産。
あ・・・またツッコミが。
10日前に例の感染彼氏と関係持ったのに
すでに3カ月→早い・・・


さらに、絶対おろすといって聞かない彼女。
自分で
手術機械に入り
手早く取り出す。
このシーンもかなり凄い。
機械そのものも画期的で凄いんだけど
処理が実にアバウトでね・・・・笑
ぴ~~~とお腹切り開いて
ズバッと・・・子供(エイリアンね)取り出していたよ。いとも簡単に。
そのあとも、痛い痛いと言いながら、休むことなく、活動していた
エリザベス。
体力的にはシガニーに負けないか・・・・笑




ところでガイサマ
どこにいるのかと
ずっと考えていました。
まさかな・・・と思っていたけど
確信が持てなかったので再度自宅で調べたら・・
ああ~~~やっぱり、あの方でしたか。
あれじゃあ、誰だかわからないじゃん。



もう一人
エリザベスの
父親がパトリック・ウィルソン だって
わかったひといます?
私、すぐわかちゃった・・・・笑
ちょっとうれしかったわ♪
エボラ熱で死んだって途中でデヴィッドに言われていたから
再現でもう一回出演するのかと思ったら
冒頭のあの夢の中、シーンだけだったのね
残念。


続編があるような終わり方。
あるのかな。
首だけ残ったマイケル・ファスベンダーのままじゃあ
可哀そうなので
なんとかまた素敵なお姿で
出てきてほしいわ。



この
アンドロイドのマイケル・ファスベンダーに関しては
謎も多いので是非知りたいものです。
一番の収穫は
マイケル・ファスベンダーのアンドロイドもいいもんだ・・・・ではないでしょうか。


哲学的な
小難しい映画じゃあなかったので
楽に観ることができました。
でもやっぱり・・・ぬめぬめ系は
いい気分はしないけどね。



prometheuspurome.jpg

最強のふたり

最強のふたり (2011   フランス)


INTOUCHABLES
UNTOUCHABLE



監督: エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
製作: ニコラ・デュヴァル=アダソフスキ
ヤン・ゼヌー
ローラン・ゼトゥンヌ
脚本: エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
撮影: マチュー・ヴァドピエ
編集: ドリアン・リガール=アンスー
音楽: ルドヴィコ・エイナウディ
出演: フランソワ・クリュゼ フィリップ
オマール・シー ドリス
アンヌ・ル・ニ
オドレイ・フルーロ
クロティルド・モレ
アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ
トマ・ソリヴェレ
シリル・マンディ
ドロテ・ブリエール・メリット



実話をもとにした作品。

パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪
フィリップ。
彼の介護人の面接にやってきたのは黒人ドリス。
目的は失業手当をもらうための証明書だったが
フィリップは彼を採用してしまう。
水と油なふたりだが、
しだいに固いきずなで結ばれていく・・



感想


評判通り良い映画でした。
観た後、心が温かくなる感じ。
実話というのが、大きなポイントではありますよね。
映画の最後では、その後2人がどうなったかも紹介され、さらに、本人たちの姿も
映るので、より一層、凄いな・・・と思ってしまうんじゃあないのかな。
凄いって…言い方をしたのは
こういう2人の絆が成立できたっていうのは、貴重なことだと思ったから。
なかなか簡単には成立できないよね。
単純に正反対の性格だから良かったのだとか
介護人であるドリスの、歯に衣着せぬ物言いが良かったのだとか(聞いているとかなり面白い)
そういうことだけではなく、
やっぱり、相性というものがあったんだろうと思いますね・・・
何事も相性って大事よ・・♪
そういう、相性ピッタシの者同士が知り合うことができたということが
素晴らしいと思ったし、なによりも、凄いことだわ・・と感じました。



ところで
日本だとこういう形の作品の場合
どうしても、重苦しくなりがちになるだろうし
笑えるような雰囲気の作品にはしあがらないと思うのよね。
やっぱりお国柄というのもあると思うわ。
映画の中の
ドリスはフィリップに対して、
かなりの、ブラックジョークを連発していくわけだけど・・・
それをフィリップは笑って受け止めている・・・
本音で向かってくる彼に対して
興味深いと思っているんだと思うんだよね。
うわべだけの言葉、態度にうんざりしていたのかもしれないよね。
でも、人によっては
辛辣な言葉を
受け止められない人もいるかもしれないよね。
日本人はどっちかというと
オブラートでの物言いをよしとする傾向にあるから
実際問題、
こういう介護人が現れたら複雑な感じでもあるんじゃあないのかな。
だから日本ではこんなユーモアーをもった作品は出来上がらないんだよね。
それに、介護経験のある人や、身近にそういう人がいる人は、
笑いごとだけでは済まされないきつい問題も沢山知っている分
素直に観ることはできないかもしれないしね。
そう・・
この映画って
介護に関するきつい部分、
つらくなるような部分が、映画の中ではあまり描かれないので
綺麗事すぎる・・・と思うこともちょっとある・・・
でも、そういうことを言いたいわけではなく
あくまでも人間と人間の結びつきの素晴らしさに焦点を当てているっていうことなんだから
素直に
ふたりの関係の素晴らしさに
心を浸らせて鑑賞するべきだよね・・・



この2人の違いで
一番、興味をそそられたのは
音楽の趣味。
かたや、クラッシック、
かたや、ポップス。

フィリップが誕生会の日に
生の素敵な音楽を聞かせても
ドリスには、ピン!!とくるものがないというのが
可笑しかった・・・わ。
彼にとってはヴィバルディーの四季、夏は、単なるコマ―シャルソングや企業の宣伝
ソングでしかないんだよね。

また、2人でオペラを鑑賞するシーンでも大受け。
オペラって、急に歌うのが当たり前だから
それに突っ込みをいれられても・・・・・笑
「木がなんで突然歌うんだ・・・」っていうツッコミもかなりナイス。

どっちかというを、ドリスの感覚が
平凡な庶民の感覚でもあるから、笑っちゃうのかもしれないよね。
言いたくても言えない人がいる中で
ずばりと言ってしまうのが
普段、いろんなしがらみで
言えない人にとって、なんとも心地よいと思ってしまうのかもしれない・・・笑




ドリスが
恋焦がれる秘書のマガリが実は・・・というオチ。
ドリスと、彼の指導役の年配女性の
イヴォンヌとの、やりとりも、なかなかみせてくれます。

また、フィリップが、
心寄せている文通相手との関係も
素敵なサプライズが用意されていて…本当みていて気持ちがよいです。



音楽も
クラッシックからポップスまで
いろんなジャンルが流れ
お話とマッチして素敵でした。


秋にふさわしい作品かな





さいきょうのふたり002

運命のボタン

運命のボタン  (2009  アメリカ)





監督: リチャード・ケリー
製作: ショーン・マッキトリック
リチャード・ケリー
ダン・リン
製作総指揮: スー・ベイドン=パウエル
テッド・フィールド
パリス・カシドコスタス・ラトシス
テリー・ダガス
エドワード・H・ハム・Jr
原作: リチャード・マシスン
脚本: リチャード・ケリー
撮影: スティーヴン・ポスター
プロダクションデ
ザイン: アレクサンダー・ハモンド
衣装デザイン: エイプリル・フェリー
編集: サム・バウアー
音楽: ウィン・バトラー
レジーヌ・シャサーニュ
オーウェン・パレット
出演: キャメロン・ディアス ノーマ・ルイス
ジェームズ・マースデン アーサー・ルイス
フランク・ランジェラ アーリントン・スチュワード
ジェームズ・レブホーン
ホームズ・オズボーン
ジリアン・ジェイコブス
セリア・ウェストン
デボラ・ラッシュ




 リチャード・マシスンが1970年に発表した短編小説の映画化
1976年12月16日、
ある朝、ヴァージニア州郊外に暮らすルイス夫妻宅の玄関のベルが鳴る。
そこには箱だけが・・・。
続いて
顔が欠けた謎の男が訪ねてくる。
男は夫妻に、赤いボタンを押せば2つのことが起きると伝える
1・・どこかで見知らぬ誰かが死ぬ
2・・・現金100万ドルが夫妻のものとなる。

夫婦は悩んだ末
押すのだが・・





 感想



昔から…タダより高いものはないと・・いいますけど、
やっぱり・・・・・。
押しちゃあダメなんだよ。

まして、金のかわりに人が死ぬって?
気持ちが悪いじゃん。


嘘だと思って気楽な気持ちで押したのかもしれないけど。

実際お金がやってきて
ビックリ、慌てちゃったのかもしれないよね。


でもやっぱり・・・胡散臭い男の変な誘いに簡単にのっちゃあ、ダメ!!



ボタンを押すまでにいろいろあるのかな・・と思えばすぐ押しちゃって、
なんだか、拍子抜け。
さらに
そのあとは
全然よくわからなかった・・・
ベットから水がざざざ~~~と流れる辺りは
記憶がないです・・・(寝てたのかも・・・・笑)


妙な方向に物語が流れて行ったので
たぶん、眠くなっちゃったんだろうね・・・・・笑


夫の
ジェームズ・マースデンって
X-MENの人だわ・・と気づき
じゃあ、最後まで見届けようと思って頑張って観たけど・・・。
救われないようなラスト。



子供はいいけど
妻は?
妻、可哀そう。


やっぱり、
別のところで
またボタンが押されていたのね。


興味深い題材だったけど
映画自体は
退屈な部分があり・・・
イマイチハマれなかった。
残念

あの訪ねてきた男
怖すぎ。
現れるたびに
パッと目が覚めたわ



運命のぼたんo0338048010540906533

学生時代にやらなくてもいい20のこと   著  朝井  リョウ

学生生時代にやらなくてもいい20のこと   著  朝井リョウ




初エッセイ集。



感想


面白すぎた・・・・・笑
小難しいことはなにもなし・・。
学生ののり・・そのままで
身近に感じやすかったです。
本当に?な~~んていう話も多々あり。
そもそも、早稲田の方のノリ・・・ってこんな感じじゃないのかと
先入観で思ってしまっているんだけど
実際どうなんでしょう。人それぞれではあるけど、エネルギッシュな方が多いよね
エッセイは
内容書いてしまうと
面白さも半減するので、実際手にとってどうぞ・・・。
気楽な気分で読めるので
非常に楽しかったわ。
作者の、本のイメージとはまた違った一面が見られること間違いなし。



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