また、同じ夢を見ていた   著  住野  よる

また、同じ夢を見ていた   著  住野  よる



友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。

amazonnの紹介文より


感想

初作家さんに挑戦。
デビュー作は、ベストセラーとなった「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」ですね。
その次の作品がこれ。ちなみに、デビュー作は未読です。

主人公は
小柳奈ノ花ちゃん。
賢い小学生だけど、友達はいないの。
両親は共働き。
でも淋しくはない。
彼女には学校以外に友達がいるから。
外出時は何時も傍にいる猫。
リストカットを繰り返す女子高生。
アバズレと罵られる女性。
そして老婆ね。

奈ノ花ちゃんの口癖は
人生は~~~なようなもの。

これが結構、面白いたとえで、なるほどな~~~とうなずいてしまう

例えば

人生とは素晴らしい映画みたいなものよ⇒お菓子があれば一人でも十分楽しめるから
人生はプリンみたいなもの⇒甘いところだけで美味しいのに苦いところをありがたがる人もいる。
人生ってかき氷みたいなもの⇒たくさん好きな味があるのにすべてを食べることはできない

とまあ、文中、たくさん出てきます。

小学生としては、ちょっと理屈っぽいので、人によって可愛いと思うのか
鼻につくと思うのか、意見もでるかもしれないけど、
これは一種のファンタジー。

幸せとは何か・・・ということを
テーマにした作品です。それを主人公が追い求めるという構成。
学校の宿題になっていて
主人公は、周りのお友達に尋ねていくんですね。
そして最後に自分の中で答えがみつかる
自分にとっての幸せはいったい何なのか。


丁寧に読んでいくと様々な伏線がちりばめられていて
なかなか面白い作風になっているように感じました。
ただ
小学生が主人公で小学生の言葉で語るという文体なので
慣れないとなかなか、入り込みにくい感じもします。(好きな人は大丈夫よ)
ちょっと今まで違った路線の本ばかり読んできた自分だったので
私は最初の方、そうでした。読み進めていけば気にならないけどね。



でも面白かったですよ。
さすがに泣くまではいきませんが。

もう一人の自分が
どこかで生きていて
そしてもう一人の自分は人生後悔ばかりして
やり直したいと思っているかもしれません。
パラレルワールドって
映画でもよくみたな~~


だれかがほんの少しの助言してくれたら
その人生は変わっていったのかも。

自分も
いま
夢の中でいいから助言してもらいたいな。
間違いない選択をしていきたいと思うから。

なかなかどうして難しいですね。

薔薇の下では・秘密か・・
洒落た言葉を散りばめていますね。
憎い作りです。

onajiyume miteitamiteita

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ラスト5イヤーズ

ラスト5イヤーズ(2014  アメリカ)
THE LAST FIVE YEARS


監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
製作: ローレン・ヴェアセル
カート・ドイチェ
リチャード・ラグラヴェネーズ
ジャネット・ブレナー
原作戯曲: ジェイソン・ロバート・ブラウン
脚本: リチャード・ラグラヴェネーズ
撮影: スティーヴン・マイズラー
プロダクションデ
ザイン: マイケル・フィッツジェラルド
衣装デザイン: シエラ・ウェルズ
編集: サビーヌ・ホフマン
作詞: ジェイソン・ロバート・ブラウン
作曲: ジェイソン・ロバート・ブラウン

出演: アナ・ケンドリック キャシー・ハイアット
ジェレミー・ジョーダン ジェイミー・ウェラースタイン
カサンドラ・インマン エリカ
ベッティーナ・ブレスナン ヘザー
タマラ・ミンツ ダニカ
リサ・ハーリング ジュリー


 オフブロードウェイのヒット舞台の映画化。
ニューヨーク。アパートでひとり傷心のキャシー。5年前に運命の出会いを果たしたジェイミーとの結婚生活は破局を迎え、彼はここを出て行った。新たな人生を歩むために。そう、いまだ傷ついたままのキャシーとは対照的に…。そんな2人の出会いから破局までが、キャシーは別れから出会いへとさかのぼり、反対にジェイミーは出会いから別れへと向かって、互いに逆行する時間軸に沿って、それぞれの歌とともに描かれていく。


allcinemaより引用

感想

シェルブールの雨傘やレ・ミゼと同じく
セリフが全て歌である完全ミュージカル映画。

それをわかっての鑑賞でした。

歌,
さすがに上手いですね。
アナ・ケンドリックはピッチパーフェクト1,2でも楽しませてもらったので
今回も期待。そして期待通りでした★


男性の方はお初で
とくに好みにはならなかったのですが
歌はこれも素敵です。


ただ、
印象的な歌が少なかったかな・・・。
知っている曲ではなかったし。
切ない歌詞もあったことはあったけれど、
曲に惹かれなかったのかも・


ラストの掛け合いの歌だけは
聴きごたえあって、おおお~~~と注目はしてみましたが。


この映画
恋愛ものですが
構成がこっているんですよね

描かれるのは2人の出会いから破局まで。
恋愛のうえ、結婚もするんですが別れます。
2人とも夢がありましたが
男性は成功、女性の方は、思うようにいかないと
現実は厳し状況に。
それが
すれ違いのきかっけになるのかな・・・

誰でも
人生なかなか上手くはいかないのですがね。

女性
キャシーは別れから出会いへとさかのぼり
男性、ジェイミーは出会いから別れへと向かっていくと、2パターンで描かれるのですが
ミュージカルでわざわざここまでしなくてもと思ってしまいます。

この手の描き方は
普通の映画でもみたことあるので
目新しさはなかったし
個人的には
こういう心のすれ違い、破局パターンは
しっかり心の機微が感じられる正統派映画の方が
好みですね。

シェルブールの雨傘も
そんな感じでしたが
あれはフランス映画で映像も素敵だったから嫌いじゃあないのかな
ただし歌は吹き替えだけど。

今回は
現代劇、舞台もニューヨーク。
そんな背景も惹かれなかった理由かも。


でもミュージカルは好きなので
いろんな映画
見ちゃいます。
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ここは私たちのいない場所   著  白石一文

ここは私たちのいない場所    著  白石一文



芹澤は大手食品メーカーの役員。順風満帆な会社員人生を送ってきたが、三歳で命を落とした妹を哀しみ、結婚もしていない。ある日、芹澤は鴫原珠美という元部下と再会し、関係を持つ。それは珠美の策略であったのだが、彼女と会う時間は、諦観していた芹澤の人生に色をもたらし始めた。

アマゾンよりあらすじ引用





感想


白石さんの
いつもの作風です。
哲学的な・・・いつもの感じ
初期に読んだような。

好きな人は好き。
ダメな人はダメでしょうね。

きっと。

死ぬ時って
やっぱり、
ココに書かれていたような感じで
そして
逝ってしまうんだろうな・・・
それを一番感じました。

この手の本を読むと
鬱になりそう・・
なんかね・・・運命とか死ぬこととか、生きることとか、まあ、いろいろ考えちゃうからね。
暗くなるんだよね。
でも読むかな・・・・今後も。

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ヴェルサイユの宮廷庭師

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014)
A LITTLE CHAOS

製作国 イギリス

監督: アラン・リックマン
製作: ゲイル・イーガン
アンドレア・カルダーウッド
ベルトラン・フェヴル
製作総指揮: ジギー・カマサ
ガイ・アヴシャロム
ニック・マンジー
クリスティーン・ランガン
レイ・クーパー
リチャード・ウルフ
ノーマン・メリー
脚本: アリソン・ディーガン
アラン・リックマン
ジェレミー・ブロック
撮影: エレン・クラス
プロダクションデ
ザイン: ジェームズ・メリフィールド
衣装デザイン: ジョーン・バーギン
編集: ニコラス・ガスター
音楽: ピーター・グレッグソン

出演: ケイト・ウィンスレット サビーヌ・ド・バラ
マティアス・スーナールツ アンドレ・ル・ノートル
アラン・リックマン ルイ14世
スタンリー・トゥッチ フィリップ1世、オルレアン公
ヘレン・マックロリー マダム・ル・ノートル
スティーヴン・ウォディントン ティエリー・デュラス
ジェニファー・イーリー モンテスパン侯爵夫人


1682年、フランスの田園地方。一人で生きる女性サビーヌ・ド・バラは、造園家という職業に誇りを持ち、日々庭造りに精を出していた。そんな彼女のもとに一通の書状が届く。それは、ヴェルサイユに王宮を移す時の国王ルイ14世が、最高の庭園を造るべく、民間の造園家にも広く参加を募るという知らせだった。さっそく、庭園建設の責任者ル・ノートルの面接へと向かうサビーヌ。女性であることで同業者からは蔑まれ、肝心の面接でもル・ノートルと意見が対立してしまう。落選を覚悟したサビーヌだったが、調和の中にわずかな無秩序を取り込む彼女のユニークな感性がル・ノートルの興味を惹き、晴れて“舞踏の間”の建設を任されることに。やがて限られた時間と予算の中で、いくつもの困難に直面するサビーヌとル・ノートルだったが…。

allcinemaより引用

感想

リックマンの最後の作品ですよね
だから観たかったの。
う~~ん、淋しいです。

リックマンは国王ルイ14世を演じていましたが
やはり威厳があって凛々しかったです。
奥さん亡くして、悩むシーン。国王という立場ではなく
一人の人間としてサビーヌ・ド・バラと会話するシーンがとても素敵でした。

物語は題名通り庭づくりにかける、庭師たちの物語。
ただ、人間模様というよりも
恋愛劇がメインかな。そっちの方が、比重大きかったです。
庭造りの大変さも描かれていましたけど、
う~~ん、やっぱり
恋愛が見どころといえるのかな。
よくあるパターンではありますけど。
自立心のあるケイト扮する
サビーヌと、いわゆる上司でもあるル・ノートルとの恋愛。
実はル・ノートルさんは妻がいるんですよね。
いわゆる不倫になっちゃうのかな。
でも、妻との関係はうまくいっていない(いや~~な感じの妻・・・(笑))
ので事実上の仮面夫婦みたいな状態ですかね。

対するサビーヌも昔は夫娘がいたのですが
不慮の事故で2人を亡くしてしまっていて。
これが、自分のせいかも・・・・という罪悪感につながっていて
新たな恋愛に踏みだすときに、心が揺れる・・・って感じでしたね。

と、なんだかんだ困難な恋愛か…と思いきや
意外といろんなことがあっさり解決して
2人とも幸せな道をどうやら進みそう・・・というハッピーエンドで幕を閉めます。
気分は良いかな・・・

フランスが舞台だけど
フランス語でないのね・・・とは思いますが
イギリス俳優さんが大好きなので
そんな細かいことはよいです。

コスチュームもの作品は大好きなので
目の保養もできて楽しい時間を過ごすことができました。
アラン素敵な作品をどうもありがとうございます。


そして・・・
ケイトの相手役の方 マティアス・スーナールツ ね。
長髪姿がおお~~~~でした(笑)
寡黙なところもグッド。
あまりにも気になったので(笑)
現代劇の作品の彼の写真も探してみてみましたけど、全然雰囲気違うのでビックリ。
この長髪雰囲気が好きなんだね、私は・・・と再確認しました
でもまた
どこかで会いたいかな(笑)

↓こちらがイケメン
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エレファント・ソング

エレファント・ソング(2014)

ELEPHANT SONG
製作国 カナダ

監督: シャルル・ビナメ
製作: リチャード・グードゥロー
レニー・ジョー・グードゥロー
原作戯曲: ニコラ・ビヨン
脚本: ニコラ・ビヨン
撮影: ピエール・ギル
編集: ドミニク・フォルタン
音楽: ガエタン・グラヴェル
パトリス・デュビュック

出演: ブルース・グリーンウッド トビー・グリーン院長
グザヴィエ・ドラン マイケル・アリーン
キャリー=アン・モス オリビア
ギィ・ナドン クレイグ・ジョーンズ医師
コルム・フィオール ジェームズ・ローレンス医師
キャサリン・キーナー スーザン・ピーターソン

ある日、精神病院で一人の医師が失踪する。事情を知っているのは彼の患者で病院で一番の問題児であるマイケルだけ。院長のグリーンは、自らマイケルに質問して真相を聞き出そうと試みる。そんなグリーンに対し、マイケルをよく知る看護師長のピーターソンは、作り話が得意な彼に注意するよう警告するが…。


allcinema より引用



感想

ドラン作品これで全部制覇かな。
今回は主演のみ。

心理ドラマはトム・アット・ザ・ファームの方がぐいぐいきたし、ビジュアル面でも金髪の方が素敵だったのにと
個人的には思いました。彼の監督作が好きなのかな~~~きっと。

でも
これはこれで興味深く見ることができましたよ。
ああいう青年との会話は疲れそうですね。
精神病院ということだから、主人公は病んでいるわけだけど、どこがどう・・・というのはよくわからなかったし
(人を煙に巻くようなああいう会話を好むということが、そもそも変わっているということなんでしょうかね)
どういう背景でこうなっちゃったのかな…と気になることろではありました。
母親に愛されないからといって、病院にはいるのは、極端だしね。
ラストまで見届けると
結局、本人ああいう意思が最初からあったわけだから
そうか・・・・そういう行為をしちゃうことも精神病んでいるということなのかな・・・・と思いますけど。
なんだか可哀想ではありました。
母親に愛されなかったということよりも
誰も救うことができなかったという事実がせつないよね。


舞台劇だそうで
ほぼ、密室会話がメイン。

会話だけを漏らさず聞かないと
お話は面白くないから、集中力はちょっといるかな・・・・という映画ですね。

彼の話す象のお話
興味深かったです。

マイケルに失踪の話を聞く
院長。
マイケルを良く知るこの病院の看護師長は
院長の元奥さん。
いろいろ過去にあるみたいで・・・・。そこの人間関係が随所随所で明らかになる過程も面白かったです。
マイケルを通して
2人の関係に違ったものが流れでいくのだったら、それはそれで良かったのではないかな・・・・って思いました
死んでしまえばお終いだからね。

ちなみに
失踪事件は
全然失踪事件でなかったのにはびっくりしました(笑)

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烏丸せつこも~~~いた

鑑賞年齢層
高かった・・・♪
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