手紙は憶えている
手紙は憶えている(2015)
REMEMBER
製作国 カナダ/ドイツ
監督: アトム・エゴヤン
製作: ロバート・ラントス
アリ・ラントス
製作総指揮: マーク・マセルマン
アナント・シン
モイセス・コジオ
マイケル・ポーター
ジェフ・サガンスキー
D・マット・ゲラー
ローレンス・ガターマン
脚本: ベンジャミン・オーガスト
撮影: ポール・サロッシー
プロダクションデ
ザイン: マシュー・デイヴィス
衣装デザイン: デブラ・ハンソン
編集: クリストファー・ドナルドソン
音楽: マイケル・ダナ
出演: クリストファー・プラマー ゼヴ・グットマン
ブルーノ・ガンツ ルディ・コランダー
ユルゲン・プロフノウ ルディ・コランダー
ハインツ・リーフェン ルディ・コランダー
ヘンリー・ツェーニー チャールズ・グットマン
ディーン・ノリス ジョン・コランダー
マーティン・ランドー マックス・ザッカー
ピーター・ダクーニャ
ジェームズ・ケイド
ソフィア・ウェルズ
キム・ロバーツ
アマンダ・スミス
ショーン・フランシス
ハワード・ジェローム
ダニエル・カッシュ
デュアン・マレー
最愛の妻に先立たれ、認知症も日々悪化していく90歳の老人ゼヴ。ある日、友人のマックスから1通の手紙を託される。そこには、目覚めるたびに記憶を失ってしまうゼヴのために、彼が果たそうとしていたある使命が詳細に綴られていた。2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、ともに家族を収容所の看守に殺されていた。しかも、その犯人は身分を偽り、今ものうのうと生き延びていたのだ。手がかりは“ルディ・コランダー”という名前で、容疑者は4人にまで絞り込まれている。そこで車椅子で体の自由が利かないマックスに代わり、手紙とかすかな記憶を頼りに、たった1人で復讐へと旅立つゼヴだったが…。
感想
エゴヤン久しぶりです。
ご無沙汰していて
最近の作品すでに2作ぐらい見ていないのよね。でも今回は惹かれるものあっての鑑賞
新聞批評で衝撃結末の文字をみてしまったから(笑)→こういう紹介文は良くないと思っているけどね。
で・・・物語のあらすじを知って、あ~~~って思うことありました。
人探し・・認知症・・
全然ジャンル違いますが似たような作品を思い出してしまったもので。
だから、最終的にたどり着く結末に
衝撃的ならばこれだろうという…予測がたてられてしまったわけですが(最終的に当たり)
それでも、この映画はひきつけるものが沢山あって
さすがの作品だな・・と感じました。
面白いと言ったら語弊がありますけれど
よくできているな・・・と感じているので、映画しては良かったです。
単なるオチありきの作品ではなくメッセージ性が重く、観終わった後の余韻が強烈でした。
けして長くない上映時間でしたけれど
最初から終わりまで終始ハラハラ。
それは
主人公が90歳の老人ということもあるのだろうと思います。
もう心配で心配で。
サスペンスの行方が気になるのは当然ですが、
ちゃんとたどり着けるのかな
体は大丈夫なのかな
助けてくれる人はいるのかな
病気なのに・・・と
主人公の行動すべてが気になってしまいました。
せつなくて
つらいストーリーです。
いろんな人の気持ちがよくわかります。
立場立場で
いろいろ苦しんできたのだろうな・・・・と思うと、いたたまれなくなります。
戦争が残した傷跡は
年月がたっても
そうそう簡単に消えることはないということを思い知らされます。
忘れたくても忘れられない事実。
復讐を果たせて
あとに何らかのもやもやが残らないのだろうか。
むなしさが襲ってこないのだろうか。
たとえ
本人がそれを望んでいたとしても。
いや、それほどまでに、深い悲しみ、憎しみだったに違いない。
そこまでの気持ちにさせる戦争って・・・。
とまあ、
悶々と自分も考えてしまいました。
クリストファー・プラマー が素晴らしい。
ブルーノ・ガンツも出演。
流石の存在感。
全体的に年配の出演者でかためているので
それだけでも重々しい雰囲気が漂います。
結末わかっていても
知ったうえでも観る価値ある作品だと思うし
それほど、凄い作品だったと思います。
ただ再見はつらいところもあるかな。

REMEMBER
製作国 カナダ/ドイツ
監督: アトム・エゴヤン
製作: ロバート・ラントス
アリ・ラントス
製作総指揮: マーク・マセルマン
アナント・シン
モイセス・コジオ
マイケル・ポーター
ジェフ・サガンスキー
D・マット・ゲラー
ローレンス・ガターマン
脚本: ベンジャミン・オーガスト
撮影: ポール・サロッシー
プロダクションデ
ザイン: マシュー・デイヴィス
衣装デザイン: デブラ・ハンソン
編集: クリストファー・ドナルドソン
音楽: マイケル・ダナ
出演: クリストファー・プラマー ゼヴ・グットマン
ブルーノ・ガンツ ルディ・コランダー
ユルゲン・プロフノウ ルディ・コランダー
ハインツ・リーフェン ルディ・コランダー
ヘンリー・ツェーニー チャールズ・グットマン
ディーン・ノリス ジョン・コランダー
マーティン・ランドー マックス・ザッカー
ピーター・ダクーニャ
ジェームズ・ケイド
ソフィア・ウェルズ
キム・ロバーツ
アマンダ・スミス
ショーン・フランシス
ハワード・ジェローム
ダニエル・カッシュ
デュアン・マレー
最愛の妻に先立たれ、認知症も日々悪化していく90歳の老人ゼヴ。ある日、友人のマックスから1通の手紙を託される。そこには、目覚めるたびに記憶を失ってしまうゼヴのために、彼が果たそうとしていたある使命が詳細に綴られていた。2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、ともに家族を収容所の看守に殺されていた。しかも、その犯人は身分を偽り、今ものうのうと生き延びていたのだ。手がかりは“ルディ・コランダー”という名前で、容疑者は4人にまで絞り込まれている。そこで車椅子で体の自由が利かないマックスに代わり、手紙とかすかな記憶を頼りに、たった1人で復讐へと旅立つゼヴだったが…。
感想
エゴヤン久しぶりです。
ご無沙汰していて
最近の作品すでに2作ぐらい見ていないのよね。でも今回は惹かれるものあっての鑑賞
新聞批評で衝撃結末の文字をみてしまったから(笑)→こういう紹介文は良くないと思っているけどね。
で・・・物語のあらすじを知って、あ~~~って思うことありました。
人探し・・認知症・・
全然ジャンル違いますが似たような作品を思い出してしまったもので。
だから、最終的にたどり着く結末に
衝撃的ならばこれだろうという…予測がたてられてしまったわけですが(最終的に当たり)
それでも、この映画はひきつけるものが沢山あって
さすがの作品だな・・と感じました。
面白いと言ったら語弊がありますけれど
よくできているな・・・と感じているので、映画しては良かったです。
単なるオチありきの作品ではなくメッセージ性が重く、観終わった後の余韻が強烈でした。
けして長くない上映時間でしたけれど
最初から終わりまで終始ハラハラ。
それは
主人公が90歳の老人ということもあるのだろうと思います。
もう心配で心配で。
サスペンスの行方が気になるのは当然ですが、
ちゃんとたどり着けるのかな
体は大丈夫なのかな
助けてくれる人はいるのかな
病気なのに・・・と
主人公の行動すべてが気になってしまいました。
せつなくて
つらいストーリーです。
いろんな人の気持ちがよくわかります。
立場立場で
いろいろ苦しんできたのだろうな・・・・と思うと、いたたまれなくなります。
戦争が残した傷跡は
年月がたっても
そうそう簡単に消えることはないということを思い知らされます。
忘れたくても忘れられない事実。
復讐を果たせて
あとに何らかのもやもやが残らないのだろうか。
むなしさが襲ってこないのだろうか。
たとえ
本人がそれを望んでいたとしても。
いや、それほどまでに、深い悲しみ、憎しみだったに違いない。
そこまでの気持ちにさせる戦争って・・・。
とまあ、
悶々と自分も考えてしまいました。
クリストファー・プラマー が素晴らしい。
ブルーノ・ガンツも出演。
流石の存在感。
全体的に年配の出演者でかためているので
それだけでも重々しい雰囲気が漂います。
結末わかっていても
知ったうえでも観る価値ある作品だと思うし
それほど、凄い作品だったと思います。
ただ再見はつらいところもあるかな。

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