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無伴奏

無伴奏(2015)
製作国 日本
監督: 矢崎仁司
製作: 重村博文
川村英己
西田宣善
プロデューサー: 登山里紗
山口幸彦
楠智晴
ラインプロデュー
サー: 野村邦彦
原作: 小池真理子
『無伴奏』
脚本: 武田知愛
朝西真砂
撮影: 石井勲
美術: 井上心平
衣裳: 宮本茉莉
江頭三絵
編集: 目見田健
音響効果: 佐藤祥子
音楽: 田中拓人
主題歌: Drop's
『どこかへ』
ヘアメイク: 宮本真奈美
照明: 大坂章夫
録音: 吉田憲義
助監督: 塩入秀吾

出演: 成海璃子 野間響子
池松壮亮 堂本渉
斎藤工 関祐之介
遠藤新菜 高宮エマ
松本若菜 堂本勢律子
酒井波湖 レイコ
仁村紗和 ジュリー
斉藤とも子 野間秋子
藤田朋子 千葉愛子
光石研 野間幸一


 直木賞作家・小池真理子の半自伝的同名小説 若者たちが学園紛争に明け暮れていた1969年。仙台の高校3年生・野間響子は本当はノンポリでありながら、時代の波に乗って、親友と制服廃止闘争委員会を結成し、革命を訴えていた。そんなある日、親友に連れられ初めて入ったバロック喫茶“無伴奏”で、大学生の渉と、その親友の祐之介、祐之介の恋人エマと出会う。やがて意気投合し彼らとつるむようになる響子。いつしか渉に強く惹かれ、初めての恋に身を焦がしていくのだったが…。
 
<allcinema より引用>

感想

小池真理子原作ということで・・・
ああ~~こういう感じねという作品でした。
原作は未読。

好きですけどね、この雰囲気。

欲望も映画で見たし
恋も石原さとみバージョンのドラマ観ました。

やっぱり雰囲気、この頃の時代的なもの好きなので・・・(笑)
ちなみに私はこの時期に青春だった人より若いです


無伴奏は原作も読んでいないので
彼らの秘密には正直驚きました。

両方ともなのね。


池松君
ラブシーンが他の作品でも多いのよね。
ぼそぼそ・・・って話すので
聞き取りにくいけど。

成海ちゃんは
いろいろなシーンがありまして
体当たりと言えば体当たりなのかも。
でも脱ぐなら脱ぐ・・・しっかり。
工さんの彼女はきっぱり脱いでいたしね。

あと斎藤工さんはこういう色気系の役ばかりになっちゃうのかな。
恋でもそんな役だったし。
サンシャイン池崎もできるんだけどな^^(笑)


こういう映画はこの時代に興味ないと難しいかもね。
ファンがみたらショックだしね。
さすがにね
工さんと池松君のは
あれは、強烈だったものね・・

名曲喫茶ってよいな~~

カノンも好き

mubansou mubannsou
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マジカル・ガール

マジカル・ガール(2014)
MAGICAL GIRL
製作国 スペイン

監督: カルロス・ベルムト
製作: ペドロ・エルナンデス・サントス
アマデオ・エルナンデス・ブエノ
アルバロ・ポルタネット・エルナンデス
脚本: カルロス・ベルムト
撮影: サンティアゴ・ラカイ
劇中歌: 長山洋子
『春はSA-RA SA-RA』

出演: バルバラ・レニー バルバラ
ルイス・ベルメホ ルイス
ホセ・サクリスタン ダミアン
ルシア・ポリャン アリシア
イスラエル・エレハルデ
エルザベット・ジェラベルト
マリソル・メンブリロ


  白血病で余命わずかな12歳の少女アリシア。彼女の願いは、大好きな日本のアニメ「魔法少女ユキコ」のコスチュームを着て踊ること。父のルイスは、さっそくネットでコスチュームを見つけるが、高すぎて失業中の彼には手が出せない。思い詰めた末に、高級宝石店に強盗に入ろうとするが、ひょんな成り行きから、心に闇を抱える人妻バルバラの自宅へと足を踏み入れることに。一方、刑期を終えたばかりの元数学教師ダミアン。因縁浅からぬバルバラとの再会が怖いと出所をためらう。やがて彼らの皮肉な運命は、思いもよらぬ形で交錯していくのだったが…。

<allcinemaより引用>


感想

何とも言えない不思議な余韻が残る映画でした

お友達のサイトさんの感想を拝見してから(ネタバレは読まず)ず~~と気になっていた作品

ヒューマン感動作なのかホラー作なのか
ジャンルさえも分からず、ちょっとドキドキの鑑賞。


冒頭から
2+2は4とか・・
ナポレオンがどうのこうとか・・・(笑)
どんなは話になるの?

まず作品。
3部に分かれていました。一応人間関係つながっています。
世界(MUNDO)
悪魔(DEMONIO)
肉(CARNE)
魔法少女憧れる子と額に傷のある女性って同じ人間なのかな…と思っていましたが
別人でしたね。

一部は魔法少女ユキコに憧れる少女とパパの話。

ここで流れる曲が長山洋子 ってきいてびっくり。全然知らない曲。
長山さんって演歌の印象が今は強いので。
娘の為に、お金もないパパが衣装代を工面するっていうお話でしたが
悪いことしちゃあ、やっぱりいかんでしょう。
気持ちはわかるけれど、そんなことして手に入れたもの娘はうれしくないでしょう。
娘の気持ちはラジオでの手紙がすべてなのにね


二部
ここで、精神病んでいそうなバルバラが登場。
何・何・この人(笑)
なんだか、危ない・・そして怖い。
この人と↑の白血病の娘のパパさんがちょっとつながりがあるんですよね。
パパさんは娘の為にこのバルバラさんをゆするの。
お金が必要なバルバラさんは
怪しい場所に行き怪しい仕事を請け負う。
だからなんなの、一夜で大金稼げる仕事って~~~(笑)
性的なものだと想像はできるけれど、それでも
抽象的な説明がミステリアス(笑)
状況みせないところがミステリアス。
行為を止める言葉ブリキってどういう意味よ。

そしてとかげ部屋ってなに?
部屋のマークが怖い

三部は
冒頭ででてきた教師と生徒のワンシーンのその先生
が主人公。冒頭の生徒とはバルバラさんだったのね。

先生が脅迫されているバルバラさんのために
白血病の娘のいるパパさんを殺すという展開

え・・・この話
犯罪映画だったの。

あえて
詳しく説明しない分
想像力が広がる物語。
なんだか不思議。
バルバラさんも魔法少女なの?
白血病の娘
やっぱり殺されちゃったのよね。
まったくもって救いがない物語じゃない。
いいの?・・・それで・・・。

なんだか、全てにおいて
不思議すぎる   (笑)
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そこに行けば どんな夢も かなうというよ~~♪

ラ・ラ・ランド、行きました。

期待以上で大満足。

感想は書くつもりなので(鑑賞は3月上旬)


もう一回みたいな~~~



しかし
ララ・・・って二つなのよね。
ついつい
ラ・ラ・ラ・ランドと思ってしまう自分って(笑)

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キャロル

キャロル(2015)
CAROL
上映時間 118分
製作国 イギリス/アメリカ/フランス
監督: トッド・ヘインズ
製作: エリザベス・カールセン
スティーヴン・ウーリー
クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮: テッサ・ロス
ドロシー・バーウィン
トーステン・シューマッハー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ダニー・パーキンス
ケイト・ブランシェット
アンドリュー・アプトン
ロバート・ジョリフ
原作: パトリシア・ハイスミス
『キャロル』(河出書房新社刊)
脚本: フィリス・ナジー
撮影: エド・ラックマン
プロダクションデ
ザイン: ジュディ・ベッカー
衣装デザイン: サンディ・パウエル
編集: アフォンソ・ゴンサウヴェス
音楽: カーター・バーウェル
音楽監修: ランドール・ポスター

出演: ケイト・ブランシェット キャロル・エアード
ルーニー・マーラ テレーズ・ベリベット
サラ・ポールソン アビー
ジェイク・レイシー リチャード
カイル・チャンドラー ハージ
ジョン・マガロ
コーリー・マイケル・スミス
ケヴィン・クローリー
キャリー・ブラウンスタイン


<allcinemaより引用>

 『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが52年に別名義で発表した小説を「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化。エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を、50年代のニューヨークを鮮やかに再現した衣装・美術と素晴らしい映像美で描き出す。主演は「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラと「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェット。
 1952年、クリスマス目前の活気あふれるニューヨーク。高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしているテレーズ。フォトグラファーという夢を持ち、恋人のリチャードからは結婚を迫られるなど、一見充実しているかに思えて、どこか満たされない日々を送っていた。そんなある日、ゴージャスな毛皮のコートを着た女性キャロルが、娘のクリスマスプレゼントを探しに彼女の売り場へやって来る。その美しく優雅な佇まいに一瞬で目を奪われ、強い憧れを抱くテレーズ。後日、ふとした成り行きからキャロルにランチに誘われ、彼女が夫ハージとの愛のない結婚生活に苦しんできたこと、そしてついに離婚を決意したことを知るが…。



感想

禁断の愛ということで身構える部分ありましたけれど
美しく描かれていて
主人公2人の感情を自然な感じで受け入れることができました。
2人とも人間として魅力的だよねと思えてきたからなんですよね。

同性同士というと
どうしても近年にみたアデル~~~を思い出してしまうのですけれど
あちらより、ぐっと落ち着いた感じ(年齢も上)の主人公たちであったからか
はたまた、会話で処理するより、目や仕草で感情表現したところが多かったからか
非常にみやすい、主人公たちでありました。
ラブシーン、本当に美しく描かれていて。
しっかりあることはあるのですけれど、エロい感じがしなく
高貴な雰囲気があり不思議な感じでした。

時代が50年代ということで
私は、「めぐりあう時間たち」のジュリアンムーアのエピソードをちょっと思い出しておりました。
同性愛がタブーとされていた時代で
さらに男性の地位が高くどうしても女性の生き方が
男性の添え物状態。どこか息苦しさを感じていたムーア主人公。
ムーアは友人の女性に恋愛感情を寄せているみたいでしたが言い出すこともせず
結局息苦しい家を出てしまうというエピソードでした。

思いを貫くことは本当に大変なことだと思います。
ルーニー・マーラ扮する
テレーズも、自分自身の感情の変化に戸惑いながらも
素直に従い
最終的には自分の生き方を見出すことができました。

ケイト・ブランシェット 扮する
キャロルも、子供とわかれるという決断には、様々な葛藤があったこと思います。

お互い大きな決断をし
2人で新しい道を歩みだそうとする。

そういう女性の芯の強さを
この映画で感じ取ることができました。

それにしてもケイト・ブランシェットの目力はすごいです。
私も
顧客として
あの雰囲気醸しながらデパートに 登場されたら
ひきつけられちゃうかな。

荒めの映像が
不安定な心の動きを表しているような感じで
とても印象的でもありました。
また冒頭とラストで同じお店での会話のシーンが出てきて
あのシーンはこういう意味があったのね、と
気づくような構成になっていたことは
より物語に面白味を与えていたように感じました。

何気ないシーンにおいても
絵のように美しい場面が多く
(服装、調度品、風景・・・などなど)
丁寧に見直してみたくなるな・・・・と思える
作品でした。

女性って
やっぱり強いのよね。
決めると動じない
どんなときもね

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ライト/オフ(2016)

ライト/オフ(2016)
LIGHTS OUT
上映時間 81分
製作国 アメリカ
監督: デヴィッド・F・サンドバーグ
製作: ジェームズ・ワン
ローレンス・グレイ
エリック・ハイセラー
製作総指揮: ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
リチャード・ブレナー
脚本: エリック・ハイセラー
撮影: マーク・スパイサー
プロダクションデ
ザイン: ジェニファー・スペンス
編集: カーク・モッリ
音楽: ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演: テリーサ・パーマー レベッカ
ガブリエル・ベイトマン マーティン
ビリー・バーク ポール
マリア・ベロ ソフィー
アリシア・ヴェラ=ベイリー
アレクサンダー・ディペルシア
アミア・ミラー
エヴァ・カントレル
エミリー・アリン・リンド
ロッタ・ロステン

 デヴィッド・F・サンドバーグ監督が2013年にネットで発表し話題となった短編動画を、「死霊館」のジェームズ・ワン製作の下、サンドバーグ監督自らの手で長編化したサスペンス・ホラー。電気を消すと姿を見せる謎の存在によって恐怖のどん底へとたたき落とされる主人公姉弟の運命を描く。主演はテリーサ・パーマー、共演にガブリエル・ベイトマン、ビリー・バーク、マリア・ベロ。
 実家を出てひとり暮らしをしていたレベッカは、怯える弟から“電気を消すと、何かが来る”と悩みを打ち明けられる。にわかには信じがたい話だったが、レベッカには心当たりがあった。彼女が家を出た理由も、その何かだったのだ。弟も苦しめられていると知り、今度は逃げずにその正体を突き止めようと決意したレベッカ。いくつもの照明を用意して、いざ実家に乗り込んだ彼女は、やがて母ソフィーの恐ろしい秘密と向き合うことになるのだったが…。

<allcinemaより引用>

感想

もともと短編動画だったのですね。⇒それ、みました。怖かった(笑)
映画としてもかなり短い作品で(81分)
どうかなと思ったのですが、すっきりしていて見やすかったです。

冒頭に
おじさんが殺され
すぐあとに
イケイケ姉ちゃんとイケイケの彼氏が出てきて
話が見えにくいな…と思っていたところもありました。
しばらくして、
おじさんは、イケイケ姉ちゃんの義理のお父さんだとわかりなるほどーと納得。
そしてイケイケだと思っていた姉ちゃんは実は
良い感じで(笑)
イケイケだと思っていた彼氏は
本当に良い人で(終盤、頑張る、(笑))
いや~~~
すぐ殺されちゃうカップルにならなくって
本当に良かったと思いました(笑)
彼氏ね、
映画の終盤、
謎の人物に
襲われた後、一目散に彼女おいて
逃げてしまったので
このままだとおこるよ~~~としばらく思っていたのですよ。
ホラーでは
こういうキャラ定番だったし。

でも、…良い彼氏なんだもの。
好きになったよ

家族の絆を感じさせるホラーは良いですな

ちなみに
DVDだったので
未公開部分も鑑賞。
とくにラストについては
別バージョンラストが入っていました。

それによると、

事件が片付いた後
弟ちゃんと彼氏と自宅に戻ったら
最後またダイアナが現れるという後日談。
よくホラーでみかける
一旦終わりだと思ったら
まだ怖さが続いてたというパターンですね。
今度は強力ライトで
ダイアナをボロボロにし、
弟ちゃんから完全に切り離してめでたしめでたし・・・という流れでした。

これはこれでありかと思いますが
ちょっと彼氏が情けなく映るから
やっぱりカットしてすっきりした方がよいですね


エンドロールも
かっこいい怖さで、良い感じです。

電気をつけると
現れて消すと見えなくなるって

映像で見ていると
だるまさんが転んだみたいな雰囲気ですね。

パット振り返ると止まっていて
目をそらしていると動くというパターン。

単純なアイデアなのに
意外と怖い映画に仕上がるのは
工夫次第でホラーはまだまだできるっていうことですね


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葛城事件

葛城事件(2016)
上映時間 120分
監督: 赤堀雅秋
製作: 杉田浩光
西田圭吾
エグゼクティブプ
ロデューサー: 小西啓介
プロデューサー: 藤村恵子
ラインプロデュー
サー: 金森保
脚本: 赤堀雅秋
撮影: 月永雄太
美術: 林千奈
衣裳: 高橋さやか
編集: 堀善介
音響: 菊池信之
音楽: 窪田ミナ
ヘアメイク: 浅野有紀
記録: 田口良子
照明: 藤井勇
装飾: 湊博之
助監督: 茂木克仁

出演: 三浦友和 葛城清
南果歩 葛城伸子
新井浩文 葛城保
若葉竜也 葛城稔
田中麗奈 星野順子
内田慈
谷川昭一朗
児玉貴志
黒田大輔
佐藤直子
かんのひとみ
市川しんぺー
田村泰二郎
五味多恵子
大滝寛
粕谷吉洋
石田圭祐
中野英樹
萩原利映
松本たけひろ
松田知己
阿久津慶人
坂口進也
上杉二美
山像かおり
小柴亮太
山野史人
名取幸政
津田真澄
伊藤正之
大方斐紗子

  親から引き継いだ金物屋を営む葛城清。美しい妻・伸子と2人の息子に恵まれ、東京の郊外に念願のマイホームを建てることもでき、思い描いてきた理想の家庭が完成したかに思われた。しかし清の理想への執着が、いつしか家族を抑圧的に支配してしまっていた。従順に育ってきた自慢の長男・保は会社からリストラされたことを誰にも言い出せず、デキの悪い次男・稔はバイトも長続きせず、“一発逆転”を夢みている。そして清に一方的に言われるがままで、耐え忍ぶことしかできなかった伸子は、ついに不満が爆発、稔を連れて家出してしまうが…。

<allcinemaより>
   

感想

前回の「好きにならずにいられない」の感想で
思った以上に悲惨な主人公だったから、ショックと書きましたけれど
そのあと、こういう家族崩壊映画を見てしまえば
恋に破れたことぐらい、そして職場でのいじめなど、
やり直しがきくことができるものならば、もはや、何でもないよと
思えてきてしまう自分です。
やはり
実話に基づいた映画は
衝撃度が高いです。
とはいうものの
この映画が実話に基づいているということも知っていたし
ある程度覚悟をもって鑑賞しようと思っていたので
全体的に
静かに受け止めることはできました。

主人公は三浦さんで
こういう役を見るのは(傲慢なお父様)初めてということもあって
頑張ったね・・・と素直に思いました。
昨年、64の映画にも三浦さんが出ていて
その時期と重なるときの公開だったように覚えていますけれど、
2作品で、感じががらりと変わった演技をしていたところが印象的でもありました。

いろいろ考えさせられる映画でした。

結局のところ、すべて本人次第と思っています。
本人の責任。

ただ、家庭の在り方について、
やっぱり思うことはでてきますね。

親の考え方
価値観は
子供になんらかの影響を及ぼしてくるな・・・とは思います。

反面教師になる場合もあり。

こういう家庭でも、そうならない人はいるし、
兄弟でも生き方は違うし。

何が正しいのか
どうすれば良かったかなんて
私も
よくわからないところはありますけれど。
だって、正解はないから。

田中麗奈の役柄は
唯一客観的に家族を見るという立場でした。
この人の考えというか生き方
私には理解できないものでありますが、
いろいろな考え方があるのだな・・・という一つの例として
興味深く感じました。


ラスト
それでもあなた人間ですか・・・といった
田中ちゃんの言葉が、
響きますね。

人間に絶望したくないという気持ちが
ラストでは結局
こう言い放っちゃうまでになるのですからね。

次男の方
若葉竜也さんが演じていましたが
存在感ありました。
気分悪くなる物言い。

人間てやっぱり
怖いな・・・と映画見ながら
ず~~~と感じていました。

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好きにならずにいられない

好きにならずにいられない(2015)
FUSI
VIRGIN MOUNTAIN
上映時間 94分
製作国 アイスランド/デンマーク
監督: ダーグル・カウリ
製作: バルタザール・コルマウクル
アグネス・ヨハンセン
脚本: ダーグル・カウリ
撮影: ラスムス・ヴィデベック
編集: アンドリ・ステイン
オリヴィエ・ブッゲ・クエット
音楽: スロウブロウ

出演: グンナル・ヨンソン フーシ
リムル・クリスチャンスドウティル シェヴン
シグリオン・キャルタンソン


 43歳で独身のデブでオタクな純情男が、初めて本気でぶつかっていった不器用な恋の行方を、切なくも優しいタッチで繊細に綴る北欧産感動ドラマ。主演はグンナル・ヨンソン。監督は「氷の国のノイ」のダーグル・カウリ。
 アイスランドのレイキャビクで母親と2人暮らしの43歳独身の巨漢男、フーシ。女っ気のまるでない彼の日常は単調そのもの。空港で荷物係として働いているが、飛行機にすら乗ったことがない。唯一の趣味は、第二次大戦のジオラマ制作。職場の同僚たちにはバカにされ、同じアパートに引っ越してきた少女ヘラに優しく接するや、その父親にあからさまに警戒されてしまう。そんなフーシを見かねた母親が、誕生日にダンススクールのクーポンをプレゼントする。渋々ながらも出かけたフーシは、そこでキュートな女性シェヴンに話しかけられる。吹雪で歩いて帰れないからと、車で送ってほしいと頼まれたのだ。これがきっかけで次のレッスンも一緒に受けることになり、いつしかシェヴンに心惹かれていくフーシだったが…。


感想

期待した内容と違っていました
ショック

そして悲惨すぎてちょっと・・・。

まず職場でのいじめ
観ていて不快なのです。
ひどすぎ。
上司に言いつけてもいいのでは。
上司は理解あったようだし。

この男のようなキャラは
世間の目は冷たいのはわかるけど
誘拐犯に間違えられたり、振られたりと、受難続きではないかな。
映画見て
感動はしなかったです。



気になった女性に初めて一生懸命になる主人公の気持ちは
わかりますよ~~
でも途中から
やめておけ~~と思う自分もいました。
だってあの女性
ちょっと危ない感じじゃない?

付き合う女性
心に傷があるというより
情緒不安定・・・?
ハイと落ち込みに差がありすぎなので
なにか病的なものを感じてしまいました。

歩み寄って、
気を待たせて
ぽ~~んと引き離す。
そういう風にみえますよね?

普通の人なら、途中で危ないと感じて
面倒見ないと思うけど。

主人公優しいからかな~~

しかし、
優しいから
いい人っていう図式はどうかな。

人間だから
いろんな感情もってほしいと思いますよ。


ごみの収集のお仕事の人
主人公に優しく接してくれましたね。

主人公に、気の合う人もいるんだから
もっと自信もって前に前に進んでいってほしいと思いますね。
そして怒るときは怒る。
文句もいいなよ

ということで
暗いし、ハッピーエンドではないし
あまり好きな作品ではなかったのよね。


暗く、悲惨な映画ってわかってみていたら
そんなに嫌なイメージはもたないんだけど(覚悟があるから)
絶対
ほわ~~んとした、いい気分になる映画だと
思ってみたところ
まったくの逆のストーリー展開だったから
よけいがっかり度が増し
好きでない作品になってしまったわけですね。
だってパッケージもかわいらしいのよ
イメージが違うでしょ。

オタクも幸せにしてあげてよ
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完全なるチェックメイト

完全なるチェックメイト(2015)
PAWN SACRIFICE
製作国 アメリカ
監督: エドワード・ズウィック
製作: ゲイル・カッツ
トビー・マグワイア
エドワード・ズウィック
製作総指揮: デイル・アルミン・ジョンソン
ジョゼット・ペロッタ
スティーヴン・J・リヴェル
クリストファー・ウィルキンソン
ケヴィン・フレイクス
原案: スティーヴン・J・リヴェル
クリストファー・ウィルキンソン
スティーヴン・ナイト
脚本: スティーヴン・ナイト
撮影: ブラッドフォード・ヤング
プロダクションデ
ザイン: イザベル・ゲイ
衣装デザイン: レネー・エイプリル
編集: スティーヴン・ローゼンブラム
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演: トビー・マグワイア ボビー・フィッシャー
ピーター・サースガード 神父ビル・ロンバーディ
リーヴ・シュレイバー ボリス・スパスキー
マイケル・スタールバーグ ポール・マーシャル
リリー・レーブ ジョーン・フィッシャー
ロビン・ワイガート レジーナ・フィッシャー
ソフィー・ネリッセ
エヴリーヌ・ブロシュ
シーマス・デイヴィー=フィッツパトリ
ック
コンラッド・プラ
イリア・ヴォロック
エイデン・ラヴカンプ
アンドレアス・アペルギス
野村祐人

 米ソ冷戦時代に、国の威信を懸けた世界選手権でソ連の王者に歴史的な勝利を挙げてアメリカの英雄となった天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの数奇な人生を、世界王者に輝いた世紀の対局における緊迫の攻防を軸に描いた伝記ドラマ。
 1972年、アイスランドのレイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催された。冷戦下にある米ソの直接対決となったこの一戦は、両国の威信を懸けた代理戦争として大きな注目を集めた。ソ連はこのタイトルを24年間も保持し続けていた。現チャンピオンのボリス・スパスキーも冷静沈着で完全無欠な絶対王者。対する挑戦者のアメリカ代表は、IQ187の天才にして我が道を突き進む自信家のボビー・フィッシャー。常人の理解を超えた突飛な思考で数々の奇行を繰り返し、周囲を困惑させることもしばしばだった。そんな中、世界中が注目する世紀の一戦が幕を開けるのだったが…。

感想

伝記映画ですね~~
ボビー・フィッシャーがチェスで有名というのは前から知っていました。
「ボビー・フィッシャーを探して」という映画で聞きかじった程度ではありますが。

映画は
世界王者決定戦に的を絞っていたので
伝記と言っても、ほんのわずかな期間の彼しか知ることができませんでした。
そこは残念だったかな。

これだけ個性的な主人公なら
演出の方法で
いろいろふくらみももったストーリー展開もできるはずだけど
淡々と事実を描いていくという手法だったので、面白味という点は少なかったように思います。
彼に興味を持つことが出来たら(共感はできないけど)
見入ってしまうことはできるかな。
天才はわりと
精神的にギリギリの人は多いだろうし
神経質な方も多いというのを、あらためて認識。
やっぱり人と同じ感性だと特別な才能は生まれては来ないんだろうね。

チェスのルールすら知らなかったので
ピーター・サースガードの 神父と
ボビーのチェスの会話もイマイチ理解できなかったのも残念。


ピーター・サースガードのキャラは好きだったけどね。
最初誰だかわからなかったよ(笑)


終盤の
トビー・マグワイア扮するボビーと
リーヴ・シュレイバーの試合は
緊張感漂ってきて、じっくりと見てしまいました☆
相手にリードを奪われていても
逆転しちゃうのってドラマチックですよね。
まわりの音が気になるというのは
集中力が必要な場面では
わかる気もしますよ。
神経質には必然的になってしまうかもしれませんよね



ルールわからなくても
画面でなにやら大変な試合だと
そういう雰囲気は伝わるんだから
凄いことですよね。

ラスト
試合に勝った
ボビーのその後の人生が、本人の映像とともに紹介されていましたけれど
最後まで
いろいろあったみたい・・・
波乱万丈の人生だったのですね。

普通人でよかたっと思うことも多々ありますね。

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