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時間離脱者

時間離脱者(2016)
TIME RENEGADES
上映時間 107分
製作国 韓国
監督: クァク・ジェヨン
脚本: コ・ジョンウン
クァク・ジェヨン
イ・サンヒョン
撮影: イ・スンジェ
美術: イ・ヨハン
音楽: キム・ジュンソン

出演: イム・スジョン
チョ・ジョンソク
イ・ジヌク
チョン・ジニョン
イ・ギウ
オン・ジュワン

2014年大晦日、刑事ゴヌ(イ・ジヌク)は窃盗犯を追う中、銃弾に倒れ、瀕死の重傷を負う。
32年前の同日、同じ場所で、高校教師のジファン(チョ・ジョンソク)は恋人のユンジョン(イム・スジョン)がスリに遭い、
その犯人を追う中、刃物で刺され重傷を負うが、その日を境にゴヌとジファンは互いの夢を通して過去・未来を知ることになる。
ある日、ジファンはユンジョンが何者かに喉を切られ殺害される未来を見てしまう。一方、ゴヌは夢の中のユンジョンと
瓜二つのソウン(イム・スジョン)に運命のように出会うが、彼女の身にも危険が・・・。
(amazonnより引用)


感想

B級っぽい題名がイマイチですが
出演者もわりとメジャーな方ですし
監督は「ラブストーリー」の クァク・ジェヨン なのですよね
<32年前の主人公はチョ・ジョンソクで
気になったのでそのあと、映画、「建築学概論」も観てみました>


既成感あるストーリーなので好みはわかれるところです。

私は盛り込みすぎかな・・・・と思いました。
恋愛あり、サスペンスありで
そこに過去と現代、行ったり来たりもあるので
まあ・・忙しい映画です…笑
この、サスペンス部分は
容赦ない描写ばかりなので(ちょっと残忍で怖い・・)
おおお~~と目をそらしたくはなります。

「オーロラの彼方に」
「君の名」
「バタフライエフェクト」
「愛と死の間に」などなど
いろんな映画を思い出しました・・


興味がある人はぜひ~~
あらすじを丁寧に書くのは疲れるので省略です・・笑
複雑なのですよ・笑
文章で読むより、映像で見たほうが
わかりやすいかもしれません。

本当、よくこんな話考えられるよね・・・という感じでありますが
とりあえず、強引でしたが
ハッピーエンドな着地点に
もっていくので
後味は良いです
ただし周りの人間たちの人生も大幅に変わるので
そこは目をつむらないと・・・笑



生まれ変わっても
この人と一緒になりたい・・・
が根底に流れている映画なので
そこを
素敵と感じれば、満足感は得られる映画だと思います

私はちょっとお腹いっぱいな感じでしたけど。
輪廻転生とか、タイムトラベルものって
韓国も多いですね・・ドラマでも多いし。

そんな気がしました。

HPのおしどりがもうすぐなくなってしまうので
↑にあげた「オーロラ~~」
作品感想を
UPしておきます~~(古い感想なので文体もバラバラ~~)

どれだけ
タイムトラベルものみているのか…自分っていう感じですね…笑


★オーロラの彼方へ   (2000  アメリカ)    監督  グレゴリー・ホブリット  出  デニス・クエイド  ジム・カヴィーゼル
NYでオーロラが見えるとき、1999年と1969年が
1本の無線で繋がった。それは父と子の絆を確認する無線。楽しい話題、懐かしい声。息子ジョンにとって父親フランクは
 遠い昔に亡くなっている存在。消防士だった父はこの無線が繋がった次の日に死ぬ運命なのだ。愛する父を救うため、
危険を知らせるジョン。そのことで未来が少しづつ変わっていく事態になろうとは気づきしなかった。

感想 

 現在と未来を扱った映画は色々あるが、この映画は父と子の交流と、殺人事件の犯人探しというサスペンスの要素が
 含まれているので、目新しい映画だと思う。最後まで飽きずに観ることができる。無線で初めて父と子が会話出来たところは
 ジーンとさせる。亡くなっている人と話ができるなんて、それだけで夢を与える。死ぬはずだった人を生き返らせたことで
 いままで生きていた人が死んでいたりと、ストーリーが複雑になっている。
 こういう話は多少つじつまが合わないところが出てくるんだけど、展開が早いので疑問を感じさせずに観ることができる。
父親を生かしてしまったことで、どこかで他人の運命が狂ってきていると思う。それを、考えてしまうと、自分勝手なお話だ
 と思ってしまうのだが、この親子だけなら、本当にハッピーエンドだったといえるんだろうな。「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」
 では、過去を変えちゃあだめだ・・・ということで奮闘するのに、この映画は過去を変えてしまうんだから驚き。
 無線、オーロラっていう小道具を使ったのも今までになかったと思う。父と子の愛情の深さに免じて、何でも許してしまおう
 と思える映画。 デニス・クエイドは野球好きで逞しくって、アメリカの父親像にピッタシ。
 その割に息子の方は線が細いなーと感じた。


↓時間離脱者の画像ね
左女性、イム・スジョン(サイボークでも大丈夫、とか、コンユの映画にも出ていた人ね)
は、過去パートも現代パートも同じです。
生まれ変わっても同じ姿で・・・ということですね♪


jikannridatusha kowainejikanridatsusha
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山猫珈琲 上巻  下巻  著  湊  かなえ

山猫珈琲 上巻  下巻  著  湊  かなえ


湊さんのエッセイです。

感想

これまたエッセイです。
湊さんの日常が垣間みられます。
気楽に読めます

新聞連載のエッセイみたいですね

普通の主婦でありました。

母親でもありました。

そういうところ身近に感じられますよね~~


特別収録
第35回創作ラジオドラマ大賞  大賞受賞作
「答えは、真昼の月」
第2回BS-I新人脚本賞
佳作受賞作
「ラスト・エレベーターガール」

これらが
興味深かったです。

こういう作品も書かれるのね・・・

公募ガイドを手に取っていたというのも
親近感

最近の
リバースや
ユートピアも
読んでいるのですが
なかなか感想まで追いつかなくて。

でも湊さんはこれまた
全制覇しているかも・・・・私

今後も追い続けたいです

風と共にゆとりぬ   著   朝井リョウ

風と共にゆとりぬ   著  朝井リョウ

第2弾エッセイです

感想


とにかく笑える~~
前作のエッセイも楽しかったけれど
これはそれ以上。
作家さんというより
コメディアンだよ。

留学のお話
結婚式のアルバイトのお話
就職先でのお話

楽しかったです。

ラストの
痔の入院記録
大変でしたね~~
早く元気になって(もう元気でしょうが)
新作バンバンだして欲しいです。


レンタルを題材にした小説も読んだのですが
感想が追い付かず
しかし朝井さんの作品は今のところ
制覇している感じなので
(1作ぐらい抜けはあり)
今後も追いかけたいです


BORDER(ボーダー)贖罪

昨日リアルタイムで観ましたが
面白かった~~

前作のシリーズは未見。
確かモズと同じ時間だったのではないかな
少しだけ内容は知っていたので
今回観てもついていけるかな・・・と思っての鑑賞

大森さんのシーンからの続きということで
楽しみ・・でもあったのよね

いつでも
どんなときでも
傍に
現れて・・・
ツボでした
怖いけど・・・

小栗旬がカッコよくみえたドラマだったな~~

テーマは意外と深くて
それも良いね

アシュラ

アシュラ(2016)
ASURA: THE CITY OF MADNESS
上映時間 133分
製作国 韓国
監督: キム・ソンス
脚本: キム・ソンス
キム・ジョンス
撮影: イ・モゲ

出演: チョン・ウソン ハン・ドギョン
ファン・ジョンミン パク・ソンべ
チュ・ジフン ムン・ソンモ
クァク・ドウォン キム・チャイン
チョン・マンシク ド・チャンハク
ユン・ジヘ
キム・ヘゴン
キム・ウォネ
オ・ヨンア
 「MUSA -武士-」「FLU 運命の36時間」のキム・ソンス監督が実力派豪華キャストの共演で贈るノワール・エンタテインメント。架空の暗黒都市を舞台に、腐敗市長と悪徳検事との板挟みで追い詰められる汚職刑事の運命を、過激なバイオレンス描写満載にスリリングに描き出す。出演は「グッド・バッド・ウィアード」のチョン・ウソン、「国際市場で逢いましょう」のファン・ジョンミン、「私は王である!」のチュ・ジフン、「弁護人」のクァク・ドウォン。
 あらゆる汚職が蔓延した街、アンナム市。末期ガンの妻の治療費が必要な刑事のハン・ドギョンは、市長パク・ソンべの悪事の後始末を請負い、汚い金を手にしていた。一方、市長の不正を暴こうと躍起になっていた検事のキム・チャインと検察捜査官ド・チャンハクは、ドギョンの弱みを握り、市長の不正の証拠を手に入れろと脅迫するのだったが…。


感想

コクソンからの流れでの鑑賞です。

かぶる俳優さんが出演しているということで、興味わいてみてみてみましたが
かなりのバイオレンスで、お腹いっぱいになりました…笑

これ劇場だったら相当疲れそうです・・笑

とにかく、感情移入というか同情できる
登場人物がいないという、徹底さ・・・笑
悪人というか、くず?・・笑・・・ばかりの面々が
自分たちの目的のためには手段を選ばないということで
過激な暴力を繰り返す映画ですね…笑


↑笑・・・が多いですけれど、
ここまで、突き抜けてしまうと
もはや
過激な暴力が、ちょっと可笑しさ・・につながっていくから不思議ですよね。
半端ないんだもの・・・
とにかく
すぐ手が出るんだもの。
そんなに殴ってどうするって感じ。

グロいって目を閉ざしてしまう以前に
え~~~
こんなのあり?
無理無理無理・・

ちょっと
いっちゃっているんじゃない?

という気分になります。
行動は現実離れした感じですね~~

そうはいってもちゃんとストーリーがありますし
個性的なキャラ&イケメンキャラも出ています。
が・・イケメンでも悪人・・・くず、です(←また言っている)

元刑事の
チョン・ウソン演じる ハン・ドギョン
と弟分の
チュ・ジフン演じるムン・ソンモ

まあ、この2人がイケメンパートですね。
ウソン・・・渋い・・もう、40超えですけれど、やはりイケメン。
ジフン・・・映画中では小者ね~~(笑)、ジフンは、韓ドラを結構見ているけれど、
甘いロマンスだけでなくこういうチンピラでも似合ってしまうところが幅広さ感じさせますね。
もちろん、ウソンにも言えるんだけれど。

個人的にはウソンは目が可愛いので、クズだったけれど、ちょっとは肩入れできる、クズかもしれないな・・・・と
思ってはいます。奥さんのために市長の手下と成り下がっているわけだから。
ただ、
もう少し、奥さんとのいい関係が描かれたら、見方は変わっていたと思います。
抜けられないしがらみの苦しさもわかるけれど、
行動が行動だから、感情移入はあまりできなかったです。・・・ごめんね、ウソン・・・笑

ウソンとジフンの
関係も
後半、敵味方になってしまってそこは、多少はぐっとくる部分ではありますけれど
気持ち入り込むにはもう少し足りないかな・・・

映画は突き抜けた暴力のすごさと、人間こここまで醜くなるかを
味わう?映画だった気がします。

コクソンつながりは
ファン・ジョンミン演じる パク・ソンべ市長と
クァク・ドウォン 演じるキム・チャイン検事

ファンジョンミンの市長は、言葉巧みな悪い奴よ~~。裏表がうまい。これが市長っていうのが怖いです。
どの映画でもこの人、個性的で存在感抜群ですよね(このあと別に映画みましたが、そちらの役のほうが好き)
クァク・ドウォン はコクソンではうだつの上がらない警察官&良いパパだったのに
この映画では、切れ者検事でその変化にびっくりです。とくにラストに同僚の女性にひどいことする場面では
本当のクズね~~~と思いました・・・笑


濃い人間模様で疲れますね(笑)

好きなシーンは
ガラスコップバリバリシーンと
火花飛び散るカーチェイスシーンです

意外とツボ


アシュラ  0007a  画像

幸せなひとりぼっち

幸せなひとりぼっち(2015)
EN MAN SOM HETER OVE
A MAN CALLED OVE
上映時間 116分
製作国 スウェーデン
監督: ハンネス・ホルム
製作: アニカ・ベランデル
ニクラス・ヴィークストレム・ニカスト

製作総指揮: フレデリク・ヴィークストレム・ニカス
トロ
ミカエル・ユルト
原作: フレドリック・バックマン
『幸せなひとりぼっち』(早川書房刊)
脚本: ハンネス・ホルム
撮影: ギョーラン・ハルベリ
音楽: グーテ・ストラース

出演: ロルフ・ラッスゴード オーヴェ
イーダ・エングヴォル ソーニャ
バハール・パルス パルヴァネ


 フレドリック・バックマンの同名ベストセラーを映画化したスウェーデン製ハートウォーミング・コメディ・ドラマ。愛する妻に先立たれ、長年勤めた職場もクビになった孤独な不機嫌オヤジが、近所に越してきた移民家族に振り回されながらも、彼らとの思いがけない交流によって再び生きる希望を見出していく姿をユーモラスなタッチで綴る。主演は「アフター・ウェディング」のロルフ・ラッスゴード。監督は「青空の背後」のハンネス・ホルム。
 最愛の妻ソーニャを病で亡くし、長年勤めてきた仕事も突然のクビを宣告されてしまった59歳の孤独な男オーヴェ。すっかり絶望し、首を吊って自殺を図ろうとした矢先、向いに大騒ぎをしながらパルヴァネ一家が引っ越してきた。自殺を邪魔されておかんむりのオーヴェだったが、陽気な主婦パルヴァネは、そんなことお構いなしにオーヴェを積極的に頼るようになっていく。何度も自殺を邪魔された上、遠慮のないパルヴァネに最初は苛立ちを隠せないオーヴェだったが…。

<allcinemaより引用>

感想

素敵な作品
コメディというジャンル分けしてあったのでもうちょっと笑いが多いのかと思っていましたが
真面目な作品でした。
意外な展開でもう、ウルウル。
こういう展開には弱くて・・・・ダメですね。
スウェーデンの福祉の事情も垣間見られますし
自分の人生を振り返るきかっけにもなりました。
まだ老齢でもないし、寂しくはないのですが・・・・・笑
もし自分が配偶者もいなくなって一人になったらと・・想像しちゃったんですよね。
主人公は偏屈じいさんっていう感じですが
そもそも、ある程度年をとった人にとっては
若い子のすることって、いろいろ気に障ることが多くなると思うんですよね。
苦労して人生重ねてきている分(たぶん、ほとんどの人がそうであろうと思うし)
規則に基づかないとか、だらしがないとか・・・そういう不真面目な部分って
ムカっとするのではないかな・・
あ・・私がおばさん化すでにしているのかな・・・笑
まあ、この主人公のように、あからさまに大声あげたり
イヤラシイ物言いをするのは、ちょっと度が過ぎているとは思うけれど。
残された人生が少なくなったと自覚したあたりからは、生き方、考え方ってちょっと変わってくると思うし
うつ状態になることもあるんじゃあないのかな・・・
なにもかも~~~いや~~~、俺も死にたいって・・・ね。

主人公は妻を亡くした時点で、もう
世の中嫌気もさしてしまったようで。妻大好きだったら、張合いもなくなったのよね。

そんな主人公なんだけれど、
ご近所さんは、容赦なく面倒なことを押し付けてくるの。
主人公も迷惑だと思いながらなんとなくかかわっていって・・・・。
展開はだいたい想像できる範囲。それが自然な感じであるのがみていて心地よいです。
いやらしさ、押し付けがましくはない・・・人と人との触れ合い。
とにかく、ご近所さんが、基本良い方たちなのよ。
悪い人はいない・・・
強いて言えば、福祉関係の方かしらね~~。
あ・・若い頃は同僚もいじわるだったっけ。

映画は
ご近所さんとの交流描きながら
ところどころで主人公の人生が段階を追って語られていくので
その構成が、涙腺刺激してしまいますね。

何度か主人公
奥さんを追っての自殺を試みます。
首つりだったり、飛び込みだったり・・・・
(もはや全然笑えないんだけど)
その瞬間瞬間で
さ~~~と自分の人生が走馬灯のように浮かんできて
あ~~主人公こういう人生を送って来たのかと私たちも理解するんだけれど
そこがね・・・・もう・・・・ダメ。

最初からおじいさんでなく(あたりまえだけど)、もちろん親もいて、恋もして、
色鮮やかな出来事&悲しい出来事、いろいろ経験してきていたんです。

もちろん、生きている人すべて、みんな、語る価値のあるもの持っているとは思うけどね。

こういう映画観ると
死ぬときは一人でも
自分の存在価値を認めてくれている人に
囲まれてさようならしたいなとつくづく思います。
だから
主人公
とっても幸せな人生を最終的に送ったんじゃあないのかな。
奥さんはず~~と待っていてくれたと思います
すぐにこなくても。
最後の奥さんとの出会いシーンは、泣く泣く・・・・

ひとりぼっちという題名だけれど
精神的には一人ではなかったはずだよねと感じながら
温かい気持ちで映画を見終わりました。

お勧め~~


トムハンクスがリメイクですってね・・

あのこだわりの車の部分は
(ボルボと張り合っていたところ)
どうなるのかな

hitoribocchiiyayoshiawasenahitoribocchi_01.jpg

白い家の少女

白い家の少女(1976)
THE LITTLE GIRL WHO LIVES DOWN THE LANE
上映時間 94分
製作国 カナダ/フランス/アメリカ
監督: ニコラス・ジェスネール
製作: ゼヴ・ブラウン
製作総指揮: ハロルド・グリーンバーグ
アルフレッド・パリサー
原作: レアード・コーニッグ
脚本: レアード・コーニッグ
撮影: ルネ・ヴェルジェル
音楽: クリスチャン・ゴベール

出演: ジョディ・フォスター
マーティン・シーン
アレクシス・スミス
スコット・ジャコビー
モート・シューマン


 人里離れた一軒家に暮らす詩人の父親と娘のリン。しかし父親は閉じ籠りっきりで姿を見せたことが無い。そして不審をおぼえた家主がその家を訪ねると、リンによって殺されてしまう。やがて彼女の犯した恐るべき事実が明らかになっていく……。冷酷な少女の、悪魔のような所業を描いたサイコ・スリラー。クールな魅力をたたえたJ・フォスターによる“恐るべき子供たち”の現代版。
 アメリカ北東部、ニューイングランド地方。人里離れた白い一軒家には少女リンがひっそりと暮らしていた。青年フランクがハロウィーンで彼女の家を訪れた際の話では、母親がすでに他界し、詩人の父親と暮らしているが今は留守にしている、という。そんなある日、リンの家の家主であるハレット夫人が彼女のもとへ訪ねてきた。そして、地下室へ足を踏み入れようとした時、リンに殺されてしまうのだった。やがて、リンは少年マリオと親しくなり、彼には心を開いていく。こうしてある時、リンは秘密にしていた悲しく恐ろしい事実をマリオに打ち明けるのだが…。

<allcinemaより引用>


感想

HDリマスター版 をレンタルしました。
日曜洋画劇場時の吹き替え版は仙道敦子さんだそうですね。懐かしい~~

恥ずかしながら
今まで未見でした。洋画劇場でもみたことなくって・・・。

70年代の映画もよいですね。

ジョディ・フォスター の魅力もあって
この映画の雰囲気をより一層ミステリアスなものにしていたと思いますが
マーティン・シーン も、なかなかの曲者で、みていてあきなかったです。

若いな~~~とも思ったし。

マーティン・シーン の息子の
エミリオ・エステベスや
チャーリーシーンの映画から入った私にとっては
若い頃のパパの演技は新鮮でした。
ジョディ・フォスターも
「ホテル・ニューハンプシャー」が初めてかも。
若い頃はみてなくってね。
タクシードライバーも未見なの。


この映画では
紅茶のシーンが印象的。
2回でてきましたけれど、
会話の流れが興味深くってドキドキしながら観ていました。
マリオじゃあないけれど、あの状況なら、心配よ…(笑)

でもリン
マリオに出会って良かったね。
マジシャンという設定に
おお~~~と思ったけれど、
なんだか不思議な感じの少年でした。

ハムスターのゴードン
虐待シーンには
ひえ~~~~と。
投げつけちゃったら可哀想よ。

昔の映画もぜひ見て欲しいものです。

ラストのUP
何を考えているのかな
可愛いお顔の少女でしたね、ジョディ。
しかし
歩き方はいかつい感じで(表現しにくいけど)
そのアンバランスさが
たまらなく良かったです


shiroiienoshujo shiroiie



未来を花束にして

未来を花束にして(2015)
SUFFRAGETTE
製作国 イギリス
監督: セーラ・ガヴロン
製作: アリソン・オーウェン
フェイ・ウォード
製作総指揮: キャメロン・マクラッケン
テッサ・ロス
ローズ・ガーネット
ニック・バウアー
ジェームズ・シェイマス
テレサ・モネオ
脚本: アビ・モーガン
撮影: エドゥ・グラウ
プロダクションデ
ザイン: アリス・ノーミントン
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: バーニー・ピリング
音楽: アレクサンドル・デスプラ

出演: キャリー・マリガン モード・ワッツ
ヘレナ・ボナム・カーター イーディス・エリン
ブレンダン・グリーソン アーサー・スティード警部
アンヌ=マリー・ダフ バイオレット・ミラー
ベン・ウィショー サニー・ワッツ
ロモーラ・ガライ アリス・ホートン
フィンバー・リンチ ヒュー・エリン
ナタリー・プレス エミリー・ワイルディング・デイビソン
サミュエル・ウェスト ベネディクト・ホートン
ジェフ・ベル ノーマン・テイラー
エイドリアン・シラー ロイド・ジョージ
モーガン・ワトキンズ
メリル・ストリープ エメリン・パンクハースト

 100年前の英国で女性の参政権を獲得するために立ち上がった名も無き女性たちの勇気ある行動を「17歳の肖像」「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガン主演で映画化した社会派ドラマ。それまで社会に対して無頓着だった一人の若い女性労働者が、“サフラジェット”と呼ばれるラジカルな運動を展開した女性闘士たちとの出会いを通じて政治に目覚め、過激な女性参政権運動へと身を投じていくさまを描く。共演はヘレナ・ボナム・カーター、メリル・ストリープ。監督は長編劇映画2作目となる女性監督のセーラ・ガヴロン。
 1912年、ロンドン。夫と同じ洗濯工場で働く24歳の女性モード。幼い息子を抱え、劣悪な環境の中、男性よりも安い賃金でより長時間の労働を強いられる過酷な仕事にもかかわらず、この職場しか知らない彼女にとっては、それが当たり前のことだった。そんなある日、街で女性の参政権を求めるWSPU(女性社会政治同盟)の過激な抗議活動に遭遇する。この“サフラジェット”との出会いが、のちに自分の運命を大きく変えることになるとは、この時はまだ思いもしなかったモードだったが…。
<allcinemaより引用>


感想

社会派ドラマで実話です。
主人公のモードはオリジナルだと思いますが
終盤競馬場で直訴するナタリー・プレス演じる
エミリー・ワイルディング・デイビソンや
メリル・ストリープ 演じる
エメリン・パンクハーストは実在人物みたいです。

エンタメ性は少ないのですが
真面目に作られた良い作品でした。
勉強になります。
女性の方にはぜひ、観てほしいかなと。


今、選挙権は当たり前。
だからなのか、
選挙に無頓着な人もいる世の中。
でも、唯一の権利だからそれを、逃すのはもったいないですよね。
女性は、どんどん社会で活躍していますし
政治的な発言もでき
権利も所有しています。

でも
どの国でも
初めからそうでないわけで・・・・ね。

日本だって、仕事に関してまだまだ
女性には厳しい部分はあろうかと思います。
女性は結婚&出産もありますし・・・。
そう考えると、この映画の中の
女性の力強さは今現代の私たちにも励みになる部分は大いにあるかもと
思えてきます。

映画は100年前
英国の参政権をめぐる闘いが描かれていました。

主人公は夫と同じ洗濯工場で働く24歳の女性モード。
彼女は最初は、そういう活動(女性の参政権を獲得する運動ね)に
乗り気ではありませんでした。
夫も反対だしね。お前は妻なんだから黙って仕事しろ・・・みたいな
感じが漂っていましたから、夫の言う通りと従っていたのかもしれません。
でも、あるきかっけで、その運動に参加し
自分自身の生き方に疑問を持ち始めるのです。
いいのか・・・と。このままで。

彼女が活動に目覚め、生き方を変えていくことを軸にして
物語は進んでいきました。


正直、テロ行為に近い
活動もあるので、賞賛できるかというと複雑なものがわいてきます。
ただ声高に訴えても無理なら実力でというわけですが
なんとかならないのかな・・・・・と思います。
が、そうはいかないのかな…時代的にも。

後半でとある施設を爆破しましたが
そこにもし
一般人がいたら巻き添えがでてしまうかもしれないのにと
刑事さんが語るシーンがありました。
もっともだと・・・。
だけど、だけど、どうしようもなかったのですね・・・。
難しい問題ですよね。

モードは
活動を始めるにあたって
別居状態になります。
夫が活動を始めた妻を追い出したのです。
やがて子供と別れることになります。
夫が活動の為に出ていった妻モードに内緒で
子供を養子に出してしまう手続きしたのです。
勝手にですよ。
なんていう夫でしょう。
妻が引き取る権利もなく、男手一つでは大変だからと、養子に出すなんて。
ベン・ウィショーが夫でしたが
いくらベン・ウィショーでも許せなかったです・・笑

活動の中心人物ヘレナ・ボナム・カーター演じる イーディス・エリン。
彼女の夫は理解がある人でした。
彼女は激しい活動で体力的に弱ってきていて
途中で夫が活動を止めていました。
夫自身も苦しい選択でしたでしょうが
妻の身を案じてですよね。
この夫婦の絆はしっかりしていて、温かいものを感じました。
ベン・ウィショー見習って・・・笑

アンヌ=マリー・ダフ演じる
バイオレット・ミラーは、モードを誘い入れた人でしたが
施設爆破あたりから
お腹に子供がいることから過激活動を控えるようになって・・・。

それぞれ家庭の事情があるのですが
その中で折り合いをつけながら
自分たちの活動に参加する姿がリアルでした。
女性であり妻であり母であるのだから、活動はより大変だったことでしょう。


やがて変化はくるかもしれない・・・
今行っていることは
それは自分たちのためだけでなく
未来の女性への為でもある
大きな志をもって、活動を推し進めていった当時の女性たちに
やはり私たちは尊敬の目を向けてしまいますね。

アンヌ=マリー・ダフ は
ジェームズ・マカヴォイの奥さんだった人(2016年に離婚だって…残念)
ジェームズ・マカヴォイも別れてしまったのね~~


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