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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016)

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016)
MAUDIE
上映時間 116分
製作国 カナダ/アイルランド
監督: アシュリング・ウォルシュ
製作: ボブ・クーパー
メアリー・ヤング・レッキー
メアリー・セクストン
スーザン・マレン
製作総指揮: ヘザー・ホールデイン
フサイン・アマルシ
マーク・ロバーツ
シェルドン・ラビノヴィッツ
ロス・ジェイコブソン
エド・リーシュ
タイラー・ミッチェル
アラン・モロニー
ジョハンナ・ホールデン
脚本: シェリー・ホワイト
撮影: ガイ・ゴッドフリー
プロダクションデ
ザイン: ジョン・ハンド
衣装デザイン: トリーシャ・バッカー
編集: スティーヴン・オコンネル
音楽: マイケル・ティミンズ

出演: サリー・ホーキンス モード・ルイス
イーサン・ホーク エベレット・ルイス
カリ・マチェット サンドラ
ガブリエル・ローズ アイダ
ザカリー・ベネット
ビリー・マクレラン


 カナダでもっとも愛された画家モード・ルイスの知られざる愛の物語をサリー・ホーキンスとイーサン・ホークの共演で映画化した感動の伝記ドラマ。リウマチのために手足が不自由で孤独な人生を送っていたモードが、粗野で無愛想な男性と運命的に出会い、次第に絵の才能を開花させていくとともに、2人の間に不器用ながらも確かな愛が育まれていくさまを描く。監督はTVを中心に活躍するアイルランドの女性監督アシュリング・ウォルシュ。
 カナダ東部のノバスコシア州。小さな町で叔母と暮らしていたモードだったが、幼い頃からリウマチを患い、手足が不自由なために両親が他界した後は、一族から厄介者扱いされ、孤独な日々を送っていた。束縛の厳しい叔母との生活に辟易し、早く自立したいと考えていた。そんなある日、買い物先で家政婦募集のビラを目にしたモードは、住み込みで働くことを決意する。募集を出した男は、町外れの小さな家でひとり暮らしをしているエベレット。孤児院育ちの無骨な彼は、いきなり押しかけてきたモードに戸惑いつつも、彼女の熱意に押されて雇うことに。しかし理不尽で暴力的なエベレットとの同居生活は案の定トラブル続き。それでも自由を手にした喜びを噛みしめ、大好きな絵を家のあちこちに描き始めるモードだったが…。


感想

アカデミーの陰でひっそり公開しておりますが、非常に良い映画でした。
是非多くの人に見てもらいたいと思っているのですが、なにせ劇場が少なのですよね。
カナダの画家モード・ルイスの半生を史実に基づいて描いていますが
映画ということで、細かい部分で、多少脚色されているところはあるのかもしれません。
しかし、そんなことは気にならないくらい
すんなりこの夫婦の人生の歩みに感情移入していけます。
ちなみに、モード・ルイスは、 1903年~1970年。映画見る前まではまったく絵も、本人も知りませんでした。
知りえたことにとても幸せを感じます。

芸術家というと
なにか、特別な性質を想像しがちですが
主人公モードはとても愛らしく(サリー・ホーキンスの魅力もあるでしょう)
どんな困難な場面でも、真摯に人生に向かい合っているようでとても好感もてるキャラでした。
リウマチのために手足が不自由ということで、物語の冒頭から親族に疎まれ、身内の兄にもそっけなくされていましたが
卑屈にならず、常に行動、行動で、観ていて気持ちが良かったです。
のちに夫となるエベレット。武骨で不器用な男でした。孤児院育ちで、人付き合いも苦手なようです。
言葉も荒々しいし・・。
今でいう、ツンデレ?パワハラ?・・笑
まあ、はっきりいって、見た目も怖いです・・・・(笑)イーサンですから、ハンサムではありますが・・笑
ちなみに、エベレットのようなタイプの男性は今の若い年代では
理解しがたい人物であろうかと思います。
え~~こんな人?いや~~~って思っちゃうんじゃあないかな。少なくとも前半は。

家政婦としてこのエベレット、以下イーサンにします・・・(笑)
のところで住み込みで働くことになったモード。
イーサン、命令口調で、モードに指図。俺様が一番だ~~とお山の大将状態。
鶏、犬を飼っているイーサンだけれど
この家では、モードが最下位というのよね。動物以下というのよ?まあ・・ひどい。
さらに、ちょっと冗談じみて
一緒に寝ているのよね~~とモードが彼の同僚に声かけた途端に(実際、古びたお家の2階で雑魚寝をしていた模様)
平手打ちをかます始末。イーサン暴力はダメよ、暴力は。
しかし、そんなイーサンでもお食事するときは
なんか子供みたいにみえるの。え・・みえませんでしたか?・・笑
傲慢な感じなのに、時折、駄々っ子のような、可愛らしい面がみえます。
これはね・・・イーサンの演技力ですよ、もう。
モードが惹かれていくのも、なんだかわかる気がしてきます。

このイーサンの変化模様が、この映画のポイントの一つでもあります。
彼の心の変化、着実に変わりつつあるのが、観ていてジワジワわかってきます。
あ・・あの行動、前と違うじゃない?って。
それに気づくときに、何とも言えない、温かい気持ちに包まれるのです。
そうモードの絵のような世界です。(彼女の絵はエンドロールで堪能できます)
そうやって人は人によって変化していくんだよな・・・・と感慨深くなります。
愛を育む過程って、ただただべたべたしているとか
愛しているとばかり言っているとか
そんなわかりやすいものばかりではないのですよね⇒意外と若いうちはそんな雰囲気ばかり望むけど。
相手の良さを認めあい
影響し合い、人として成長していくことの素晴らしさ。
モードがどんなに怒られても、結構なひどい仕打ちをうけても
逃げ出さなかったのは、持ち前の、根性&前向きな姿勢もあるけれど、やっぱりどこか彼のことを
私がいなければ…的な、母性愛に似た、感情が渦巻いていたからだと思います。

淡々とした夫婦の日常が描かれるだけなので
地味な映画であるとは思いますが
素敵な大人の愛の物語ですので、満足度は高いです。
この夫婦の人生の歩みを知ることは
絶対に自分の人生において、よい影響力を与えてくれると思います。
夫婦っていろいろあるのよね・・・ときっと共感もてることと思います。
ある程度年齢いった人は特に。
妻の愚痴をめんどくさいという夫。
ありがちではありませんか~~(笑)

芸術家としてどのように大成していったのかというのは
さりげなく描かれる感じになっており
夫婦愛のほうがテーマとしては強く出ている感じです。

舞台になるカナダの風景は
自然にあふれてとても美しいものですが
同時に、厳しいものにも映ります。


私は、結婚式後の自宅でのダンスシーンが大好きでした。
間違えなければ
イーサンの靴にモードは足載せて踊っていましたね。
あれは足をいたわっていたように感じたのです。
その時語る、靴下のたとえ
良いではないですか・・
もうず~~と泣いていました、私。

あとラストで
病院から帰って来た時
缶の中から
家政婦募集・・・掃除道具持参の
張り紙がでてきてましたよね。
ず==と持っていたのかなと思うと
これまたじーーんとして泣いていました。
あの無表情なイーサンの姿にも
ジーン


まあ、
なんだかんだと
私は中盤の
さりげないシーンから
意味なく泣いていたわけですけれどね。
(泣きっぱなしジャン・・・笑)

温かく素朴な絵を見ながら
熱いお茶を飲みたい気分ですね。

窓の外はいろんな景色があるから好きと言っていたモード
彼女にとっては
彩り豊かな人生であったと思いますね。

サリー・ホーキンスは
シェイプに続いての鑑賞ですが
熱演で良かったなあ、これも。
イーサンは最近は
個性的な役が多くて・・・でもかっこよさは相変わらずで
渋くて好きです・・・(笑)

演技派の2人だからこそ
作品の魅力もUPしたのかなとも
思いました。
実際のお二人は
最後にでてきました

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いや~~~愛だよ、愛

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平手はダメだよ、イーサン

デ・パルマ

デ・パルマの

アンタッチャブル、今、放映しているので

ちらちらみているけど、

いいねーーー

やっぱり面白いね==

ケビンコスナー、この当時めちゃめちゃ、かっこいいよ・・・最近みていないなあ・・
ガルシアも若い

そして
さすがのこの映画でのアカデミー助演の、ショーンコネリー

素晴らしいよ

泣けたよ

シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプ・オブ・ウォーター(2017)
THE SHAPE OF WATER
上映時間 124分
製作国 アメリカ
監督: ギレルモ・デル・トロ
製作: ギレルモ・デル・トロ
J・マイルズ・デイル
原案: ギレルモ・デル・トロ
脚本: ギレルモ・デル・トロ
ヴァネッサ・テイラー
撮影: ダン・ローストセン
プロダクションデ
ザイン: ポール・オースタベリー
衣装デザイン: ルイス・セケイラ
編集: シドニー・ウォリンスキー
音楽: アレクサンドル・デスプラ

出演: サリー・ホーキンス イライザ
マイケル・シャノン ストリックランド
リチャード・ジェンキンス ジャイルズ
ダグ・ジョーンズ 不思議な生きもの
マイケル・スタールバーグ ホフステトラー博士
オクタヴィア・スペンサー ゼルダ
 「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が米ソ冷戦下を舞台に、政府に捕らえられた半魚人と、掃除婦として働く口の利けない孤独なヒロインの切なくもピュアな愛の物語を描き数々の映画賞に輝いた感動のファンタジー・ラブストーリー。主演は「ハッピー・ゴー・ラッキー」「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンスと、「ヘルボーイ」のエイブ・サピエンをはじめ数々の異形キャラクターを演じてきたモンスター役俳優の第一人者ダグ・ジョーンズ。共演にマイケル・シャノン、オクタヴィア・スペンサー、リチャード・ジェンキンス。
 1962年、アメリカ。口の利けない孤独な女性イライザは、政府の極秘研究所で掃除婦として働いていた。ある日彼女は、研究所の水槽に閉じ込められていた不思議な生きものと出会う。アマゾンの奥地で原住民に神と崇められていたという“彼”に心奪われ、人目を忍んで“彼”のもとへと通うようになる。やがて、ふたりが秘かに愛を育んでいく中、研究を主導する冷血で高圧的なエリート軍人ストリックランドは、ついに“彼”の生体解剖を実行に移そうとするのだったが…。


<allcinemaより引用>

感想

先日、ヘアスプレーを観ましたが
時代的には同じですね。


<舞台は1962年、東西冷戦下のアメリカ・ボルチモア>

ということで。

そういえば、先日の、ミュージカル映画、グレイテスト~~も
マイノリティーの人々を描いていたような・・・・・・・。
こういう系の映画今年は立て続けだわ。

で、本篇。
この映画
ファンタジー映画でしたが甘く、夢見がちな世界だけでなく
リアルな部分もきちんと描かれていて
何とも言えない、不思議な映画でありました。
アカデミーがらみですが、こちらも、万人受けはしないのではと個人的には思います。
(ビルボードでも言っているか、自分・・・(笑))

「パンズ~~」は感想書いていないのですが
観ています♪
パンズ以外はみていないかな。残念。
2作しか監督さんのはみていないのですが
パンズ~~と、同じようなテイストに感じました。


この時代、少数派の人たちはいろいろ差別されていた様子。
清掃員として黒人女性がいたり、声の出せない女性がいたり(主人公イライザね)、
主人公の友達はゲイだったり(最初、ゲイだとは気づきにくかったです。仲の良い近所のおじさんかと…笑
あの冷蔵庫にいっぱいのパイケーキと、パイ屋?のお兄ちゃんに肩入れしているあたりでなんとなく気づく⇒遅いか・・笑)と。

そういう人たちが最終的に一致団結して
彼(水中の生物ね)を逃がすあたりは、サスペンス要素たっぷりでもあり、
ドキドキ感がありました。
清掃員仲間との友情関係にも心地よさを感じたし
ゲイ友達との出勤前の過ごし方などにも、微笑ましさを感じました。

イライザの住むお家は
下に映画館もあって、なかなか素敵な作りです。いいな~~~
出勤中での(夜中に出かけるのね、深夜清掃)
バスでの行動も、
少女趣味的なところもあってとても可愛らしいです。
ミュージカルもお好きみたいで、タップ踏む姿なんかもみせてくれちゃったりして
ユニークですよね。

と思いきや、
40過ぎ(?わからないが、中年女性よね)の成熟した大人の女性であるので
日常生活において、同じ行動を繰り返す中に
お風呂での・・・行為も、きちんと描かれたりします。一人暮らしですから、いろいろ欲求もあるのでしょう~~
お仕事は、列並ばないでお友達にタイムカード押してもらう(抗議もへっちゃら~~(笑))感じで
意外と、マイペースなのかな・・・と感じられます。
ファンタジーと言えども、
誰にでも好かれるような、絵にかいた一般的な童話主人公ではないのですね。
そもそも、美女と野獣の、美女のようなキャラではないのです。女優さんの容姿も含めてね。
ここら辺は、そういうディズニー映画的なものを意識して、対抗しているというような
監督さんのコメを読んだので、なるほどと思っていた部分もあり
素直に受け入れていました。
ほ~~~そういうキャラなのね・・という感じで。
逆に今までにないタイプで、面白いなという印象もありました。

映画は
映像も音楽も素敵だったし(色合いの素敵さね、緑色がメインなのに、恋をしたら、赤い色もポチポチ見受けられる
世界観は素敵でした・・・服とか靴とかね)
描かれていた社会的な状況も、わかりやすかったし(差別社会&米ソの対立関係等々)
恋愛だけでない部分も手を抜かないで描いていたので
奥の深さがあったように思います・
監督の趣味趣向が
良く出ていて(といっても2作しかみていないが…笑)
好きな人にはたまらない作品だったのではないかなと思います。グロもきっちり手を抜かない…笑

で・・・
ここから~~~。良い映画だったのですが・・・私は最高~~ブラボー♪まではいきませんでした。
今回、未知な生物との恋愛映画ということで鑑賞しました。
だからなのかちょっとそこを期待していまして。
いろんな要素が描かれていたのは、良かったですが
その分、肝心の恋愛に関しては、うん?という思いがあったのです。
すんなり受け入れられない自分がいました

彼⇒(水中の未知の生物ね)は
イライザをどう思っているのかが
わかりにくくありませんかねえ。
イライザが彼・・・に惹かれていくのは、
わからなくはない・・・のです。
声が出せないという他者と違う自分を特別視せず、ありのままで受け入れてくれたということですよね?
心が通じ合えたと感じているのですよね。
と、本人が思っているのですからそれがすべてであろうと思います。
ただ、
観ている限り、彼が
彼女を、愛という意味あいで、受け入れているという風には思えませんでした。少なくともラストまではそう感じえない。
彼のほうの気持ち部分が
まったく読み取れない。
言葉はなくてもよいですよ。ただ、彼が彼女に好意を持っているという仕草があったりとか
出来事があったりとかそういうもの、
彼からのアプローチですね、それがまったく感じられなかったから。(あったりしたら、私が気づかないだけですね)
いや、それでも、目の動き具合とか、ちょっとした動きでそうだと気づけと?
ハードル高い感じです。第三者的には。
彼側からして
卵をくれる彼女
音楽聞かせてくれる彼女
連れ出してくれる彼女
という認識はあるものの
そこに、特別な感情があったのかな?
親切で優しいだけでない特別な感情よ。
イライザ好き、イライザでなければだめ的な
決定的な行動が、どうも感じられなくって。
そんな思いを一方的に私が感じていたところで
一気に、性行為までいくでしょう?
イライザ自身が
自分を受け止めてくれた彼だから
よいのよ★・・・全て捧げてよいのよ★
私が彼を好きだからよいのよ★・・・なのだから
それはそれで第三者がとやかくいうわけでないけれど(( ´艸`)
え・・・しちゃうんだ・・・・的な思いがあの瞬間、ふとわいてきてしまったのよ。
そこに行きつくまでに、キスさえなかったからさあ・・・・(笑)なかったよね?水中生物さんよお~~
第三者としてみていて
恋愛は、お互い思い合っているのね・・・と
確認できればできるほど
2人の恋愛姿に、共感できるような気がするし、入り込めるんじゃあないかな・・・と思うわけですよ。
今回、少なくとも彼女のほうが彼より思いは強かった感じしませんでしたかねエ。
そこがちょっとねえ。
たまにはお風呂ばっかり入っていないで、卵でも見よう見まねでゆでておいてくれよ~~水中生物さんよ・・って・・笑
また、性交渉した後日、清掃員友達に結局報告する形になって(わかりやすいしさ・・あ)
清掃員友達はあああ~~彼も男ねみたいな感じで受け答えたでしょ?
なんかねえ・・生々しい会話というか。ふへ===て、そこで、言っちゃうんだ・・・ってひいた部分もあり。
ええ・・・神と崇められているなんて言われていた水中生物さんだったけれど
結局、普通かい…(一般男性と同じ☆)って思ったりして・・・・・爆・・・・まあ、ちょっとねえ。
猫もね、襲っちゃったりしたでしょ?ゲイ友人は本能だからと
さらりと受け止めていたけれど。
それが本能だったら、彼女とのあれも、
まあ・・・本能のままで行動したわけで(女性が裸でくるしねえ・・・)
そこにやっぱり、深い愛はあるのか的な違和感があったのでした。⇒いや、そもそも、本能でするのか・・笑
すみません、小難しいことばかりで。もろに個人の恋愛観丸出しね~~(笑)
やっぱりねえ、恋愛過程でロマンチックな部分、みてみたいのですよ。
ゲイのおじさんに優しくしたりしていましたが(キズを負わせたからねえ、頭もなでなでして、不思議な能力発揮していたけど)
そのレベルと、彼女への対応のレベルとの差をはっきりさせてほしかったです。
ただの良い人レベルだけでないなにか。それがラストにあらわれるといったらそうなんですが
できれば序盤から・・⇒わがまま。。。(笑)

要は、恋愛において
イライザ側の、ある意味一方的な愛に感じておりまして・・・・(まあ、本人が満足ならよいのですよ、別に)
観ていて入り込みにくかったってことかな。

私はラストの
ポスターにもなっている
水中のキスシーンが好きなのですよ。
どちらかというと、しちゃったよ・・・・的なシーンよりも
ああいうさりげない
キスシーンのほうがぐわ====とくるので。

あのシーンで
彼が
初めて
イライザに対して、好きっていう気持ち、愛おしさを感じ取ったのではないかと
勝手に理解したりして
満足感を得たりしておりましたけれど。
今一歩だたったかな、恋愛過程は。

余談ですが
マイケル・シャノンが
めちゃめちゃ怖くないですか?
恋愛以上にそちらの方になんとなく興味を覚えちゃいますよ。
水中生物の容貌に驚く以上に
マイケルの行動に、驚いちゃったりね。
だって、トイレした後手を洗わないし・・・・爆
そのまま、キャンディ?食べているし~~爆


アカデミーはどうなるかな。
楽しみですね

後ろ姿で顔は見せないよ


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息もできない

息もできない(2008)
BREATHLESS
上映時間 130分
製作国 韓国
監督: ヤン・イクチュン
製作: ヤン・イクチュン
脚本: ヤン・イクチュン
撮影: ユン・チョンホ
編集: ヤン・イクチュン
音楽: ジ・インヴィジブル・フィッシュ

出演: ヤン・イクチュン サンフン
キム・コッピ ヨニ
イ・ファン ヨニの弟ヨンジェ
チョン・マンシク マンシク
ユン・スンフン ファンギュ
キム・ヒス サンフンの甥ヒョンイン
パク・チョンスン サンフンの父スンチョル
チェ・ヨンミン ヨニの父
オ・ジヘ


 韓国インディー映画界で俳優として活躍してきたヤン・イクチュンの長編初監督にして世界各地の映画祭でセンセーションを巻き起こした衝撃作。韓国の若者の父親世代との葛藤を背景に、愛を知らずに社会の底辺で生きるヤクザな男と心に傷を抱えた勝気な女子高生が繰り広げる魂と魂のぶつかり合いが、剥き出しの暴力描写とリアルな感情表現で、赤裸々かつ緊張感いっぱいに綴られる。主演はヤン・イクチュン自身と本作の演技が絶賛された韓国期待の若手キム・コッピ。
 借金の取り立て屋をしているサンフンは、母と妹を死なせた父親に対する激しい怒りと憎しみを抱えて生きていた。常に苛立ち、情け容赦ない暴力を振るっては周囲を怖がらせていた。ある日サンフンは、道端で唾を吐き、偶然通りかかった女子高生ヨニのネクタイを汚してしまう。見るからに強面のサンフンに対しても怯むことなく突っかかっていくヨニ。最悪な出会いを果たした2人だったが、不思議とウマが合い、奇妙な交流が始まる。ヨニもまた、ベトナム戦争の後遺症で精神を病んだ父親との間に確執を抱えていたのだった。そんな中、ヨニの弟ヨンジェが偶然にもサンフンの手下となり取り立ての仕事を始めるのだが…。
<allcinemaより引用>


感想


以前、「あ~~荒野」の感想でヤン・イクチュン良かったと書きました。
その感想をブログお友達と話していたら
だったら↑も絶対みて~~~というので鑑賞。
旧作100円セールだったのでね。
ヘアスプレーもそうですが
2007、8年ごろはあまり映画みていなかったのかも。
忙しかったのでしょう、過去の自分。


ということで、10年前の作品ですが今頃。

皆さんにお勧めされるだけのことはあります。
パワーのある、すごい作品でした
観終わった後心にいつまでも残る強烈な作品ですね。
きっかけもらえて良かったです。
ありがとうございます♪


私は、荒野、が
はじめてでしたから、ヤン・イクチュン ・・若い!!という印象をまずもちました。
その後の作品もいくつかあるようですが、まったくみていないので。
痩せていて、今回のこの役柄のせいでしょうが
まったくの別人に思えました。
荒野ではどもって、内気な人物でしたからねえ。
この映画では、暴力に次ぐ暴力で
実に荒々しい雰囲気。
まず、このギャップに打ちのめさせられます。


暴力って連鎖していくんだなと思うと
本当に物悲しく思います
確かに幼少の頃に、暴力まみれで育ってしまった人は
大人になってもいろいろひきずってしまうでしょう。
しらずしらずのうちに手が出てしまったり。

なんともいえない、悲しさがありますよね。
韓国の社会事情、家庭事情も垣間見られて
複雑な心境におちいります。


その中で主人公が、一人の女子高校生と出会う。
同じ境遇のもと
心が通じ合うようになる。
その過程が本当に胸を打ちます。
多くを語らない中に、言葉以上のものを感じることができるのです。
恋愛関係というような安易な方向に展開しないで
同士的な、友情にも似た
不思議な人間関係を築いていくのが
とても良かったです。
彼にしても
彼女にとしても
お互いが互いの心の支えになっていっているということが
観ていてとてもうれしく感じておりました。

だからこそ、あのラストはつらかったです。
そうなるかな的な予感もありましたが
いざ、現実になると
受け入れるのが耐えられなかったです。

まして、彼を殺すのが
彼女の弟だなんて。


ラストですが
<<ヨニの弟がサンフンのようになってしまう>>
そういう事実がわかりますが
実は
もう一つ
衝撃的な事実がわかるみたいですね
⇒実はそこまでは私、考え及ばず。

お友達の感想を読み

ヨニの母親を殺したのが誰かを知りました。

あ~~~
そういうとこまで描いていたのかと思い
ショック度はマックスに。
あまりにもひどい現実ですよね。


辛い映画でしたが、観て良かったと思える一本でした。

サンフン が
ヨニに膝まくらをしてもらうシーン
語り合う場面ですね

名場面でしたね。

観ていてボロボロ。
あそこは絶対に観ていて泣く。
あそこで何も感じなかったら
人間ではないよ、もはや
とまで思いました。
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一枚のめぐり逢い

一枚のめぐり逢い(2012)
THE LUCKY ONE
上映時間 101分
製作国 アメリカ
監督: スコット・ヒックス
製作: デニーズ・ディ・ノヴィ
ケヴィン・マコーミック
製作総指揮: ラヴィ・メータ
アリソン・グリーンスパン
ブルース・バーマン
原作:
『一枚のめぐり逢い』(ソフトバンククリエイティブ刊)
脚本: ウィル・フェッターズ
撮影: アラー・キヴィロ
プロダクションデ
ザイン: バーバラ・リング
衣装デザイン: デイナ・ピンク
編集: スコット・グレイ
音楽: マーク・アイシャム
音楽監修: ジョン・ビッセル

出演: ザック・エフロン ローガン・ティーボウ
テイラー・シリング べス・グリーン
ブライス・ダナー エリー・グリーン
ライリー・トーマス・スチュワート ベン
ジェイ・R・ファーガソン キース・クレイトン
ラッセル・コメジス

 『きみに読む物語』などの人気作家ニコラス・スパークスの同名小説を「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン主演で映画化したラブ・ロマンス。戦場で偶然拾った一枚の写真によって命を救われた青年が、写真の女性と繰り広げる切ない恋の顛末を綴る。共演にテイラー・シリング。監督は「シャイン」のスコット・ヒックス。
 3度目のイラク派遣から帰国した海兵隊の青年ローガン・ティーボウ。彼は、ある一枚の写真を大事に持っていた。それは戦場に落ちていたもので、ローガンが拾いに行った瞬間、元いた場所が爆撃を受けた。彼は写真に写った女性を命の恩人と感じ、無事に帰還できたらお礼を言いたいと考えていた。そしてついに、ベスという名のその女性を捜し当てるローガン。彼女はバツイチのシングルマザーで、祖母と一緒に犬の訓練施設を運営していた。ところがふとした行き違いから求人の応募と誤解され、お礼を言い出せぬまま、彼女のもとで働くことになるローガンだったが…。

<allcinemaより引用>

感想

ザックエフロンをみよう~~~という目的のための過去作品鑑賞第2弾。(前回はヘアスプレー)

ザック関係では他に
コメディ系や未公開作品も結構あるのだけれど、コメディは苦手なのでパスしています。
今回は
ニコラス・スパークス の恋愛映画で、俳優を愛でるには最適なジャンルでしょう。
ということで
かっこよかったです・・・笑
キャラも寡黙で頼りになり、優しい役柄だったので好感度も高かったです。
ちょこっと弾くピアノも素敵で、元軍人ということで鍛えた体が、光っておりました・・・・(笑)
ラブシーンも、いい感じなものが、ちょこっと入っていて、
まあ・・甘い雰囲気いっぱいの映画でよいですよ。
運命をモチーフにしているのも定番ですし。

これぞ、古き良き恋愛映画という感じで、そういうもの求めての鑑賞ならば、満足度も高くなる作品だったと思います。

といいながら、なんですが。

今回俳優さん目当てだったので、そこの部分では満足なのですが。

そもそも
ニコラス・スパークス の作品って
どちらかというと合わないな~~とは思っていまして。
今回はまあ、前回みたものよりは(君がくれた物語、だったかな?)
良いかなと思う程度でした。
なにが合わないかというと
女性側のキャラなんだろうな・・・と思っています。
なんか、怒りっぽくて嫌だったかな
ザックの話も最後まできちんと聞いてあげればよかったのにね
と思ったり。
確かに、兄に渡した写真を
ザックが持っていて、その兄は死んでしまっているから
いろいろ腑に落ちないことが多い⇒不信感、という思いがあるのはわからないわけではないけど・・・。
でもザックに惹かれているんだから
そんなに責めなくてもねえ。
なにもザックがお兄さんを殺したっていうわけでもないし
そう疑ったのかもしれないけれど、
そういう人じゃないというのは、付き合っている段階でわからないかな・・
わからないか…笑

あと
元旦那の扱い。
確かに
彼の存在は邪魔だけど。
ああいう、去り方(息子を助けるために死亡)は
なんだか納得はいかないかな。
元旦那さんがいなくなって
すぐさま、ハッピーエンドになるのも
どうよ・・・とは思うけど。
なにより、息子の気持ちはどうよ。
かりにも、父親で、自分のために死んじゃったのよ。
精神的にまいってしまわないか、息子は。
そこのところを、端折ってしまい
元旦那死亡⇒女性がザックへの愛を再確認、去っていくザックを追っていく・・⇒3人で幸せ

が、
ちょっと、バタバタ感あったかな。
後半はいまいちというところかな。
まあ、原作通りってことだと思うので、しょうがないよね。


最初は
あの写真の持ち主
兄でなく恋人だとおもっていて
兄と知ってほ~~~と思った次第。
あと、一緒に住んでいた人は親でなく
おばあちゃんなのね。若いので母親かと思っていました…笑

と、いろいろ思うこともありましたが、

自然豊かな土地で
犬を飼いならす?仕事をしているという
生活風景がなんだか癒されてしまい、

いいな~~~
ああいう生活
そして
あんな素敵な男性現れるし・・・
と、
妄想も膨らむことができて

なんだかんだ、楽しく、
鑑賞はしました。


zakkuefuronn ichimaimeguriai
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  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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