ユージュアル・ネイバー
ユージュアル・ネイバー<未>(2013)
THE HARVEST
マッド・マザー 生贄の少年(WOWOW)
上映時間 104分
製作国 アメリカ
監督: ジョン・マクノートン
製作: キム・ジョゼ
デヴィッド・ロビンソン
スティーヴン・A・ジョーンズ
マーシャル・T・ケスラー
製作総指揮: ジェラルド・ケスラー
スティーヴン・ヘイズ
ピーター・グレアム
ショーン・デイヴィス
脚本: スティーヴン・ランスロッティ
撮影: レイチェル・モリソン
プロダクションデ
ザイン: マシュー・マン
衣装デザイン: ステファニー・ルイス
編集: ビル・パンコウ
音楽: ジョージ・S・クリントン
出演: サマンサ・モートン キャサリン
マイケル・シャノン リチャード
メドウ・ウィリアムズ サンドラ
チャーリー・ターハン アンディ
レスリー・ライルズ マリアンの祖母
ナターシャ・カリス マリアン
ピーター・フォンダ マリアンの祖父
感想
観ました。
普通・・・笑
(WOWOW)の邦題
そのまんまの内容です。
ネタバレですね、すでに邦題が。
サマンサ・モートンと マイケル・シャノンが、夫婦。
おじいちゃんが
ピーター・フォンダ
配役もひかれたのですけどね。
興味あれば
あらすじ調べてみてください。
普通です・・・笑
THE HARVEST
マッド・マザー 生贄の少年(WOWOW)
上映時間 104分
製作国 アメリカ
監督: ジョン・マクノートン
製作: キム・ジョゼ
デヴィッド・ロビンソン
スティーヴン・A・ジョーンズ
マーシャル・T・ケスラー
製作総指揮: ジェラルド・ケスラー
スティーヴン・ヘイズ
ピーター・グレアム
ショーン・デイヴィス
脚本: スティーヴン・ランスロッティ
撮影: レイチェル・モリソン
プロダクションデ
ザイン: マシュー・マン
衣装デザイン: ステファニー・ルイス
編集: ビル・パンコウ
音楽: ジョージ・S・クリントン
出演: サマンサ・モートン キャサリン
マイケル・シャノン リチャード
メドウ・ウィリアムズ サンドラ
チャーリー・ターハン アンディ
レスリー・ライルズ マリアンの祖母
ナターシャ・カリス マリアン
ピーター・フォンダ マリアンの祖父
感想
観ました。
普通・・・笑
(WOWOW)の邦題
そのまんまの内容です。
ネタバレですね、すでに邦題が。
サマンサ・モートンと マイケル・シャノンが、夫婦。
おじいちゃんが
ピーター・フォンダ
配役もひかれたのですけどね。
興味あれば
あらすじ調べてみてください。
普通です・・・笑
ちょっと今から仕事やめてくる
ちょっと今から仕事やめてくる(2017)
上映時間 114分
製作国 日本
監督: 成島出
プロデューサー: 甘木モリオ
アソシエイトプロ
デューサー: 藤田孝弘
ラインプロデュー
サー: 宿崎恵造
企画プロデューサ
ー: 池田宏之
原作: 北川恵海
脚本: 多和田久美
成島出
撮影: 藤澤順一
美術: 西村貴志
衣裳: 宮本茉莉
編集: 三條知生
キャスティング: 杉野剛
音響効果: 岡瀬晶彦
音楽: 安川午朗
音楽プロデューサ
ー: 津島玄一
主題歌: コブクロ
『心』
VFXスーパーバ
イザー: 道木伸隆
スクリプター: 赤澤環
プロダクションマ
ネージャー: 根津文紀
ヘアメイク: 田中マリ子
照明: 上田なりゆき
装飾: 高木理己
録音: 加藤大和
助監督: 片島章三
DIプロデューサ
ー: 齋藤精二
カラーグレーダー: 齋藤精二
出演: 福士蒼汰 ヤマモト
工藤阿須加 青山隆
黒木華 五十嵐美紀
森口瑤子 青山容子
池田成志 青山晴彦
小池栄子
吉田鋼太郎 山上守
「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督が、北川恵海の同名ベストセラーを映画化。ブラック企業で心身共に疲弊した新米サラリーマンが、謎めいた男との出会いを通して立ち直り、人生を見つめ直していく姿を描く。主演は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰と「夏美のホタル」の工藤阿須加。共演に黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎。
ブラック企業で働く青山隆は上司のパワハラに苦しめられ、極度の疲労から危うく駅のホームで電車にはねられそうになる。そのとき彼を救ったのは幼なじみだというヤマモトだった。しかし青山はどうしてもヤマモトのことを思い出せない。それでも、陽気なヤマモトと過ごすうちに本来の明るさを取り戻し、仕事でも成果をあげるようになる青山だったが…。
<allcinemaより引用>
感想
福士蒼汰と中川大志の違いが次第にわからなくなる今日この頃・・・(笑)
ということで、これ観ました。
今までと違うタイプの福士蒼汰。なぜか、関西弁~~~。
ブラック会社の部長さんは、吉田鋼太郎。
先日まで、「おっさんずらぶ」でラブリーな、吉田鋼太郎になじんでいたので
まだ映画見ていてもイメージがチラつくこの頃・・・(笑)
原作は未読。
ネタバレ。
幽霊オチかと思いきや、違う笑
お墓行きのバスに福士君が乗る姿から
てっきり、ファンジー系だと思いますよね。
しかし、
双子オチでした。
小池栄子がラスト近く、長々と状況説明します。
ちょっとセリフで説明されてくどい感じ。
つまり、ファンタジーではなく
現実系なお話だったわけです。
ミスリードしている感じはあるので、
驚きの展開ということで意外性はあるのかも。
ただ、現実の話ならば
ラストに
主人公が仕事やめて、外国にとぶというのは
ちょっとどうかと。
もっと、ブラック企業を見返す何かがあるとか、
やめるときに、
あのパワハラ上司にがつんというとか、
すっきりしたものを
見たかった気もします。
黒木華
あれだけ
ひどいことをしていたんだから、
主人公もっと、ガツンといっても良かったと思っているし。
いいよいいよで・・・それで済むか?
死にたくなるほど辛い仕事。
もちろん、この映画みたいに
ひどく、追い込まれていたら
やめてスッキリしたほうがいいと思うし、
こういう風に
悩んでいる人にとっては
ヤマモトみたいな知り合い欲しいな~~とは思いますよね。
新社会人にとってはこういう救いのある希望もてる
ストーリーは、励ましにもなるし
元気にはなると思います。
でも・・映画としては
やっぱり面白くはなかったです。
メッセージがわかりやすくてそれはそれでいいのですが、
なんていうか、映画的な面白さは感じられないというか。
う~~ん、好みではなかったのかな。
ちなみに
私も仕事一度やめていますので、
そこに至るまでの大変さ?は重々理解できます。
あそこまでのパワハラはそうそうないけど。
でも昔なんて、女性の扱いはけっこうひどかったよ・・・笑
映画のように感動的な出来事もそうそう起こらなかったので
自分信じて頑張るしかなかったけれど・・(笑)
一般的に
死ぬほど追い込まれていたら
やっぱり、すこしおやすみはしたほうがいいですよね。
生きていなければ意味ないしね。家族だったらそう言います。
主題歌は
コブクロ~~~
どうして
コブクロなのか・・・・笑
雰囲気が違いすぎるけど。

上映時間 114分
製作国 日本
監督: 成島出
プロデューサー: 甘木モリオ
アソシエイトプロ
デューサー: 藤田孝弘
ラインプロデュー
サー: 宿崎恵造
企画プロデューサ
ー: 池田宏之
原作: 北川恵海
脚本: 多和田久美
成島出
撮影: 藤澤順一
美術: 西村貴志
衣裳: 宮本茉莉
編集: 三條知生
キャスティング: 杉野剛
音響効果: 岡瀬晶彦
音楽: 安川午朗
音楽プロデューサ
ー: 津島玄一
主題歌: コブクロ
『心』
VFXスーパーバ
イザー: 道木伸隆
スクリプター: 赤澤環
プロダクションマ
ネージャー: 根津文紀
ヘアメイク: 田中マリ子
照明: 上田なりゆき
装飾: 高木理己
録音: 加藤大和
助監督: 片島章三
DIプロデューサ
ー: 齋藤精二
カラーグレーダー: 齋藤精二
出演: 福士蒼汰 ヤマモト
工藤阿須加 青山隆
黒木華 五十嵐美紀
森口瑤子 青山容子
池田成志 青山晴彦
小池栄子
吉田鋼太郎 山上守
「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督が、北川恵海の同名ベストセラーを映画化。ブラック企業で心身共に疲弊した新米サラリーマンが、謎めいた男との出会いを通して立ち直り、人生を見つめ直していく姿を描く。主演は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰と「夏美のホタル」の工藤阿須加。共演に黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎。
ブラック企業で働く青山隆は上司のパワハラに苦しめられ、極度の疲労から危うく駅のホームで電車にはねられそうになる。そのとき彼を救ったのは幼なじみだというヤマモトだった。しかし青山はどうしてもヤマモトのことを思い出せない。それでも、陽気なヤマモトと過ごすうちに本来の明るさを取り戻し、仕事でも成果をあげるようになる青山だったが…。
<allcinemaより引用>
感想
福士蒼汰と中川大志の違いが次第にわからなくなる今日この頃・・・(笑)
ということで、これ観ました。
今までと違うタイプの福士蒼汰。なぜか、関西弁~~~。
ブラック会社の部長さんは、吉田鋼太郎。
先日まで、「おっさんずらぶ」でラブリーな、吉田鋼太郎になじんでいたので
まだ映画見ていてもイメージがチラつくこの頃・・・(笑)
原作は未読。
ネタバレ。
幽霊オチかと思いきや、違う笑
お墓行きのバスに福士君が乗る姿から
てっきり、ファンジー系だと思いますよね。
しかし、
双子オチでした。
小池栄子がラスト近く、長々と状況説明します。
ちょっとセリフで説明されてくどい感じ。
つまり、ファンタジーではなく
現実系なお話だったわけです。
ミスリードしている感じはあるので、
驚きの展開ということで意外性はあるのかも。
ただ、現実の話ならば
ラストに
主人公が仕事やめて、外国にとぶというのは
ちょっとどうかと。
もっと、ブラック企業を見返す何かがあるとか、
やめるときに、
あのパワハラ上司にがつんというとか、
すっきりしたものを
見たかった気もします。
黒木華
あれだけ
ひどいことをしていたんだから、
主人公もっと、ガツンといっても良かったと思っているし。
いいよいいよで・・・それで済むか?
死にたくなるほど辛い仕事。
もちろん、この映画みたいに
ひどく、追い込まれていたら
やめてスッキリしたほうがいいと思うし、
こういう風に
悩んでいる人にとっては
ヤマモトみたいな知り合い欲しいな~~とは思いますよね。
新社会人にとってはこういう救いのある希望もてる
ストーリーは、励ましにもなるし
元気にはなると思います。
でも・・映画としては
やっぱり面白くはなかったです。
メッセージがわかりやすくてそれはそれでいいのですが、
なんていうか、映画的な面白さは感じられないというか。
う~~ん、好みではなかったのかな。
ちなみに
私も仕事一度やめていますので、
そこに至るまでの大変さ?は重々理解できます。
あそこまでのパワハラはそうそうないけど。
でも昔なんて、女性の扱いはけっこうひどかったよ・・・笑
映画のように感動的な出来事もそうそう起こらなかったので
自分信じて頑張るしかなかったけれど・・(笑)
一般的に
死ぬほど追い込まれていたら
やっぱり、すこしおやすみはしたほうがいいですよね。
生きていなければ意味ないしね。家族だったらそう言います。
主題歌は
コブクロ~~~
どうして
コブクロなのか・・・・笑
雰囲気が違いすぎるけど。

パーソナル・ショッパー(2016)
パーソナル・ショッパー(2016)
PERSONAL SHOPPER
上映時間 105分
製作国 フランス
監督: オリヴィエ・アサイヤス
製作: シャルル・ジリベール
脚本: オリヴィエ・アサイヤス
撮影: ヨリック・ル・ソー
美術: フランソワ=ルノー・ラバルテ
衣装: ユルゲン・ドーリング
編集: マリオン・モニエ
出演: クリステン・スチュワート モウリーン
ラース・アイディンガー インゴ
シグリッド・ブアジズ ララ
アンデルシュ・ダニエルセン・リー アーウィン
タイ・オルウィン
アンムー・グライア
ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン キーラ
バンジャマン・ビオレ
オドレイ・ボネ
パスカル・ランベール
「夏時間の庭」「カルロス」のオリヴィエ・アサイヤス監督が前作「アクトレス ~女たちの舞台~」に続いてクリステン・スチュワートを起用して贈る異色の心理ミステリー。忙しいセレブに代わり、洋服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”の女性を主人公に、兄を亡くしたばかりの深い喪失感の中で、不可思議な出来事に直面していくヒロインの揺れる心模様を大胆かつミステリアスな筆致で描き出す。カンヌ国際映画祭監督賞受賞作。
パリで働くモウリーンは、世界中を飛びまわる女優キーラをクライアントに持つパーソナル・ショッパー。キーラのわがままに振り回されながらも仕事を完璧にこなす彼女だったが、3ヵ月前に双子の兄が急死したばかりで、いまだその悲しみから立ち直れずにいた。兄と同様霊媒師としての能力を持つモウリーンは生前の約束通り、兄からのサインがあると信じてそれを待ち続けていた。そんな中、モウリーンの携帯に謎めいたメッセージが届き始める。まるで彼女を監視しているような内容に不安を募らせるモウリーンだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
予告編、とっても面白そう~~~と期待感もちます。
<<カンヌ国際映画祭監督賞受賞作>>ということで
プラス期待感わきます。
が、ちょっと私が思っていた方向の映画ではなく
ほほ~~~そうかい・・・~~~という感じだったので、笑
そこまで、ひかれる作品にはなりませんでした。
結局のところ、何が言いたいのか
よくわからないかったし・・・・笑
ただ、主人公、モウリーン演じる
クリステン・スチュワートがとてもとても魅力的に撮られているので、
彼女目当てでみれば、十分楽しむことができると思います。
ファッションも素敵です。
シャネルが衣装協力として参加し、劇中にではカルティエなどのブランドショップも登場・・・します。
ボイッシュ彼女はかっこいいしね。
上半身も、潔くスパ~~とみせます。
<<禁止されなければ欲望が湧かない>>
.着飾るクリステン・スチュワート
目の保養。
バイク乗る姿も目の保養。
なんともいえない、
不思議な映画です。

.
PERSONAL SHOPPER
上映時間 105分
製作国 フランス
監督: オリヴィエ・アサイヤス
製作: シャルル・ジリベール
脚本: オリヴィエ・アサイヤス
撮影: ヨリック・ル・ソー
美術: フランソワ=ルノー・ラバルテ
衣装: ユルゲン・ドーリング
編集: マリオン・モニエ
出演: クリステン・スチュワート モウリーン
ラース・アイディンガー インゴ
シグリッド・ブアジズ ララ
アンデルシュ・ダニエルセン・リー アーウィン
タイ・オルウィン
アンムー・グライア
ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン キーラ
バンジャマン・ビオレ
オドレイ・ボネ
パスカル・ランベール
「夏時間の庭」「カルロス」のオリヴィエ・アサイヤス監督が前作「アクトレス ~女たちの舞台~」に続いてクリステン・スチュワートを起用して贈る異色の心理ミステリー。忙しいセレブに代わり、洋服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”の女性を主人公に、兄を亡くしたばかりの深い喪失感の中で、不可思議な出来事に直面していくヒロインの揺れる心模様を大胆かつミステリアスな筆致で描き出す。カンヌ国際映画祭監督賞受賞作。
パリで働くモウリーンは、世界中を飛びまわる女優キーラをクライアントに持つパーソナル・ショッパー。キーラのわがままに振り回されながらも仕事を完璧にこなす彼女だったが、3ヵ月前に双子の兄が急死したばかりで、いまだその悲しみから立ち直れずにいた。兄と同様霊媒師としての能力を持つモウリーンは生前の約束通り、兄からのサインがあると信じてそれを待ち続けていた。そんな中、モウリーンの携帯に謎めいたメッセージが届き始める。まるで彼女を監視しているような内容に不安を募らせるモウリーンだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
予告編、とっても面白そう~~~と期待感もちます。
<<カンヌ国際映画祭監督賞受賞作>>ということで
プラス期待感わきます。
が、ちょっと私が思っていた方向の映画ではなく
ほほ~~~そうかい・・・~~~という感じだったので、笑
そこまで、ひかれる作品にはなりませんでした。
結局のところ、何が言いたいのか
よくわからないかったし・・・・笑
ただ、主人公、モウリーン演じる
クリステン・スチュワートがとてもとても魅力的に撮られているので、
彼女目当てでみれば、十分楽しむことができると思います。
ファッションも素敵です。
シャネルが衣装協力として参加し、劇中にではカルティエなどのブランドショップも登場・・・します。
ボイッシュ彼女はかっこいいしね。
上半身も、潔くスパ~~とみせます。
<<禁止されなければ欲望が湧かない>>
.着飾るクリステン・スチュワート
目の保養。
バイク乗る姿も目の保養。
なんともいえない、
不思議な映画です。

.
ノクターナルアニマルズ
ノクターナル・アニマルズ(2016)
NOCTURNAL ANIMALS
上映時間 116分
製作国 アメリカ
監督: トム・フォード
製作: トム・フォード
ロバート・サレルノ
原作: オースティン・ライト
『ミステリ原稿』/『ノクターナル・アニマルズ』(早川書房刊)
脚本: トム・フォード
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデ
ザイン: シェイン・ヴァレンティノ
衣装デザイン: アリアンヌ・フィリップス
編集: ジョーン・ソーベル
音楽: アベル・コジェニオウスキ
出演: エイミー・アダムス スーザン・モロー
ジェイク・ギレンホール トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド
マイケル・シャノン ボビー・アンディーズ
アーロン・テイラー=ジョンソン レイ・マーカス
アイラ・フィッシャー ローラ・ヘイスティングス
エリー・バンバー インディア・ヘイスティングス
カール・グルスマン ルー
アーミー・ハマー ハットン・モロー
ローラ・リニー アン・サットン
アンドレア・ライズブロー アレシア
マイケル・シーン カルロス
ゾウイ・アシュトン
インディア・メニューズ
グレアム・ベッケル
ニール・ジャクソン
ジェナ・マローン
クリスティン・バウアー・ヴァン・スト
ラテン
映画監督デビュー作「シングルマン」で高い評価を受けたカリスマ・デザイナー、トム・フォードが、オースティン・ライトのベストセラー・ミステリーを実力派キャストの豪華共演で映画化したサスペンス・ドラマ。20年前に別れた夫から突然小説が送られてきたことに戸惑いながらも、その衝撃的な内容に惹きつけられていくヒロインの不安と葛藤を、過去と現在に加え劇中小説の物語も巧みに織り交ぜ、美しくかつスリリングに描き出す。主演は「メッセージ」のエイミー・アダムスと「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール。共演にマイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン。
アート・ディーラーとして成功を収めながらも夫との結婚生活は冷え切り、満たされない日々を送るスーザン。ある日そんな彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワードから彼の著作『夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)』が送られてくる。作品が彼女に捧げられていることに困惑しつつも、早速読み始めたスーザン。そこに綴られていたのは、車で移動中の家族が暴漢グループの襲撃に遭い、妻と娘が殺され、夫は刑事と共に犯人たちを追い詰めていくという壮絶な復讐の物語だった。そのあまりに暴力的な内容と完成度の高さに衝撃を受けながらも、これを彼女に捧げたエドワードの意図をはかりかねるスーザンだったが…。
<allcinema より引用>
感想
あまり気分の良い映画ではないのですが
面白かったです。
冒頭から惹きつけられました。
音楽もぞわぞわする感じで、終始、不安感がつきまとっていました。
映画は、現代パート、過去パート、小説パートと
3場面が交差していくつくりですが、
混乱することなく、逆に入り込みやすく、すんなり観ることができました。
主人公の
エイミー・アダムス。
この年は「メッセージ」をみていたのですが
そのときの雰囲気とはまったくの別人で、あたらめて、女優さんのすごさを感じました。
彼女は現代パートと、過去パートで、同じ人物を演じていましたが
若作りも全然違和感ありませんでした。
対する
ジェイク・ギレンホールは、彼女の元夫なわけですが、
彼は過去パートとで元夫のエドワード(当然若作り)
小説の中で、妻と子供を殺される、 トニー・ヘイスティングスの二役を演じていました。
ジェイクの現代の姿は一度も映ることはなかったですよね。
どんな姿になっていたのでしょうか。
元夫のジェイクが、エイミー・アダム演じる スーザン・モロー に贈った小説の中身。
小説のトニーは、
元夫、エドワードのイメージ?なのでしょうか。
映像ではトニーはエドワードと同じ顔。
ジェイクが二役演じていました。
でもそれはあくまでもスーザンの脳裏での小説の映像化。
いや、トニーって、スーザンではないのか?と思う部分もあったり。
暴漢グループのリーダーのいうがままで
妻と娘を殺されてしまう彼。過去、エドワードとの娘をおろしてしまったのもスーザンの意志だし、
エドワードを裏切って他の男に乗り換えたのもスーザン。
結局のところ、夫と子どもとの暮らしを壊したのはスーザンの意向であるわけで・・・。
想像力かきたてられます。
スーザンは、エドワードから
彼女が眠らないことから、
<<“夜の獣”と呼ばれていた>>ということもあり、
この小説、いろいろと考えさせられますよね。
単なる復讐劇では終わらない、スーザンには、意味ある小説。
その小説の中身。
本当に怖いものです。
現実の世界でもいくらでも起こりそうな理不尽極まるもの。
こんな物語が贈られてきただけでも怖いのに
自分のしてきた行動を振り返ってみてみると
おや・・・なにか、私の起こした行動に似ているの?そういうこと?
スーザン、精神的なダメージをうけますよね。
元夫のジェイクはどういう復讐をしたかったのか。
自分の成功を素直に見せびらかしたいというだけではないのかも。
お前が捨てた男は
こんなにも大きくなったんだ・・・
で・・今のお前はどうなんだ。
幸せなのか。
お前が捨てたものは一体なんだったのか・・・
それ以外にもいろんな思いが詰まっているのかも。
ラスト、元夫を一人まつスーザン。
着飾るスーザン。
ここも怖いですよね。
スーザン、この姿がもの悲しくもあるかな
じわじわと精神的に追い詰める
見応えのある作品でした。
イケメン
現夫のアーミーハーマー。
最近見た「君の名前~~」の短パン姿よりはいいです(笑)
マイケル・シャノンの
やっぱり怖そうな容貌(笑)
でもこの映画では、悪い奴ではないのですが(笑)
悪いと言えば
どうしようもない
アーロン・テイラー。野性的です。トイレとか・・笑
スーザンの
母親は
ローラ・リニー。久しぶりです。
母親のいうような人間になったスーザン。
皮肉というか、母はお見通しというか。
前作の
「シングルマン」未見なので
いつかみたいです。
ちなみに
冒頭の裸の女性の踊り
インパクトありましたね。
ライザップのCMみたいで。
とっても幸せそう、楽しそうな様子だったのが印象的です。
あの冒頭のシーンは意外とこの映画の本質を表しているのかも。
面白かったな、本当に。
ちょっと冒頭は、デヴィッド・リンチ映画の雰囲気がしました

NOCTURNAL ANIMALS
上映時間 116分
製作国 アメリカ
監督: トム・フォード
製作: トム・フォード
ロバート・サレルノ
原作: オースティン・ライト
『ミステリ原稿』/『ノクターナル・アニマルズ』(早川書房刊)
脚本: トム・フォード
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデ
ザイン: シェイン・ヴァレンティノ
衣装デザイン: アリアンヌ・フィリップス
編集: ジョーン・ソーベル
音楽: アベル・コジェニオウスキ
出演: エイミー・アダムス スーザン・モロー
ジェイク・ギレンホール トニー・ヘイスティングス/エドワード・シェフィールド
マイケル・シャノン ボビー・アンディーズ
アーロン・テイラー=ジョンソン レイ・マーカス
アイラ・フィッシャー ローラ・ヘイスティングス
エリー・バンバー インディア・ヘイスティングス
カール・グルスマン ルー
アーミー・ハマー ハットン・モロー
ローラ・リニー アン・サットン
アンドレア・ライズブロー アレシア
マイケル・シーン カルロス
ゾウイ・アシュトン
インディア・メニューズ
グレアム・ベッケル
ニール・ジャクソン
ジェナ・マローン
クリスティン・バウアー・ヴァン・スト
ラテン
映画監督デビュー作「シングルマン」で高い評価を受けたカリスマ・デザイナー、トム・フォードが、オースティン・ライトのベストセラー・ミステリーを実力派キャストの豪華共演で映画化したサスペンス・ドラマ。20年前に別れた夫から突然小説が送られてきたことに戸惑いながらも、その衝撃的な内容に惹きつけられていくヒロインの不安と葛藤を、過去と現在に加え劇中小説の物語も巧みに織り交ぜ、美しくかつスリリングに描き出す。主演は「メッセージ」のエイミー・アダムスと「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホール。共演にマイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン。
アート・ディーラーとして成功を収めながらも夫との結婚生活は冷え切り、満たされない日々を送るスーザン。ある日そんな彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワードから彼の著作『夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)』が送られてくる。作品が彼女に捧げられていることに困惑しつつも、早速読み始めたスーザン。そこに綴られていたのは、車で移動中の家族が暴漢グループの襲撃に遭い、妻と娘が殺され、夫は刑事と共に犯人たちを追い詰めていくという壮絶な復讐の物語だった。そのあまりに暴力的な内容と完成度の高さに衝撃を受けながらも、これを彼女に捧げたエドワードの意図をはかりかねるスーザンだったが…。
<allcinema より引用>
感想
あまり気分の良い映画ではないのですが
面白かったです。
冒頭から惹きつけられました。
音楽もぞわぞわする感じで、終始、不安感がつきまとっていました。
映画は、現代パート、過去パート、小説パートと
3場面が交差していくつくりですが、
混乱することなく、逆に入り込みやすく、すんなり観ることができました。
主人公の
エイミー・アダムス。
この年は「メッセージ」をみていたのですが
そのときの雰囲気とはまったくの別人で、あたらめて、女優さんのすごさを感じました。
彼女は現代パートと、過去パートで、同じ人物を演じていましたが
若作りも全然違和感ありませんでした。
対する
ジェイク・ギレンホールは、彼女の元夫なわけですが、
彼は過去パートとで元夫のエドワード(当然若作り)
小説の中で、妻と子供を殺される、 トニー・ヘイスティングスの二役を演じていました。
ジェイクの現代の姿は一度も映ることはなかったですよね。
どんな姿になっていたのでしょうか。
元夫のジェイクが、エイミー・アダム演じる スーザン・モロー に贈った小説の中身。
小説のトニーは、
元夫、エドワードのイメージ?なのでしょうか。
映像ではトニーはエドワードと同じ顔。
ジェイクが二役演じていました。
でもそれはあくまでもスーザンの脳裏での小説の映像化。
いや、トニーって、スーザンではないのか?と思う部分もあったり。
暴漢グループのリーダーのいうがままで
妻と娘を殺されてしまう彼。過去、エドワードとの娘をおろしてしまったのもスーザンの意志だし、
エドワードを裏切って他の男に乗り換えたのもスーザン。
結局のところ、夫と子どもとの暮らしを壊したのはスーザンの意向であるわけで・・・。
想像力かきたてられます。
スーザンは、エドワードから
彼女が眠らないことから、
<<“夜の獣”と呼ばれていた>>ということもあり、
この小説、いろいろと考えさせられますよね。
単なる復讐劇では終わらない、スーザンには、意味ある小説。
その小説の中身。
本当に怖いものです。
現実の世界でもいくらでも起こりそうな理不尽極まるもの。
こんな物語が贈られてきただけでも怖いのに
自分のしてきた行動を振り返ってみてみると
おや・・・なにか、私の起こした行動に似ているの?そういうこと?
スーザン、精神的なダメージをうけますよね。
元夫のジェイクはどういう復讐をしたかったのか。
自分の成功を素直に見せびらかしたいというだけではないのかも。
お前が捨てた男は
こんなにも大きくなったんだ・・・
で・・今のお前はどうなんだ。
幸せなのか。
お前が捨てたものは一体なんだったのか・・・
それ以外にもいろんな思いが詰まっているのかも。
ラスト、元夫を一人まつスーザン。
着飾るスーザン。
ここも怖いですよね。
スーザン、この姿がもの悲しくもあるかな
じわじわと精神的に追い詰める
見応えのある作品でした。
イケメン
現夫のアーミーハーマー。
最近見た「君の名前~~」の短パン姿よりはいいです(笑)
マイケル・シャノンの
やっぱり怖そうな容貌(笑)
でもこの映画では、悪い奴ではないのですが(笑)
悪いと言えば
どうしようもない
アーロン・テイラー。野性的です。トイレとか・・笑
スーザンの
母親は
ローラ・リニー。久しぶりです。
母親のいうような人間になったスーザン。
皮肉というか、母はお見通しというか。
前作の
「シングルマン」未見なので
いつかみたいです。
ちなみに
冒頭の裸の女性の踊り
インパクトありましたね。
ライザップのCMみたいで。
とっても幸せそう、楽しそうな様子だったのが印象的です。
あの冒頭のシーンは意外とこの映画の本質を表しているのかも。
面白かったな、本当に。
ちょっと冒頭は、デヴィッド・リンチ映画の雰囲気がしました

あなた、そこにいてくれますか
あなた、そこにいてくれますか(2016)
WILL YOU BE THERE?
上映時間 111分
製作国 韓国
監督: ホン・ジヨン
原作: ギヨーム・ミュッソ
『時空を超えて』(小学館文庫刊)/『あなた、そこにいてくれますか』(潮文庫刊)
脚本: ホン・ジヨン
撮影: パク・ホンニョル
音楽: キム・ジュンソン
出演: キム・ユンソク ハン・スヒョン(現代)
ピョン・ヨハン ハン・スヒョン(青年時代)
チェ・ソジン チェ・ヨナ
キム・サンホ カン・テホ(現代)
アン・セハ カン・テホ(青年時代)
パク・ヘス ハン・スア
フランスの人気作家ギヨーム・ミュッソのベストセラー『時空を超えて』を舞台を韓国に移して映画化したタイムトラベル・ファンタジー・ラブストーリー。ひょんなことから過去に一時的に戻れる10粒の薬を手に入れた中年の主人公が、30年前に亡くなった恋人を救うべく、過去の若かりし自分と繰り広げる愛と葛藤の物語をエモーショナルに綴る。主演は「チェイサー」のキム・ユンソクとTV「ミセン -未生-」のピョン・ヨハン。監督は「キッチン ~3人のレシピ~」「結婚前夜 ~マリッジブルー~」のホン・ジヨン。
<allcinemaより引用>
感想
「建築学概論」を超えた~~というふれこみだったので鑑賞。
主人公の現在パートのかたは、「チェイサー」(未見だけど)の方ですね。怖そう・・・・にみえたけれど
優しかったです・・・・(笑)
タイムトラベルもの。
もう、このジャンルは、たくさ~~~ん観ているんですけれど・・・(笑)
やっぱり好きなので、選んでしまいます…
原作があるので
そのとおりならしょうがないかな~~~と思うものの
かなり主人公に都合の良い感じにストーリーが進むので、冷めた目で観てしまうところがありました。
もちろん、ハッピーエンドなのでこれは良いということかな。
主人公は医師のハン・スヒョン。
ボランティアで訪れたカンボジアで、子どもの命を助けたお礼にと、長老の方から
不思議な薬をもらいます。
過去に戻れて、会いたい人に会える薬10粒。
過去に戻れるのは20分間です(ウルトラマンのよう)
彼は、30年前に亡くなった恋人ヨナに会いに行きたいと考えます。懐かしくて会いたいのですよね。
まずは、(1985年)若かりし自分、ハン・スヒョンに会ってみるのです。⇒未来の自分が過去の自分にあい、未来人だと
自己紹介するのですね。驚きますよね、過去の自分、年配のおじさんが目の前にやってくるのだから。
そして現代の彼は、若かりし自分に、ヨナは死んでしまうんだと衝撃の事実を打ちあけます。
実は、現代の主人公には、娘がいまして・・・・。
その子は、恋人ヨナが死んでから、別の女性と知り合ってからできた子供なんですよね。(その女性とは別れた?みたい)
だからヨナの事故は防いでほしいものの、ヨナとその後付き合って、結婚でもされたら
今いる娘の存在がなし・・・になってしまう・・、それはダメ。ヨナを助けても別れてほしいんだ!!いう、難題を
若かりし自分に突きつけるわけですよ。
ここには、過去を変えたら未来が変わるという定義が入り込んでいるわけです。
でも、死ぬ運命だったヨナを助けた時点で、相当未来は変わっているのではと思いますが、
そこは突っ込みなしでしょうね。
都合良く変えたいのですね。若かりし自分にとっては酷なことですよね。
恋人が目の前からいなくなってしまうかもしれないって事前に言われるのだから。
そのあと、いろいろありますのであとは映画をみてということで……笑。
最終場面で友人テホの活躍があり、ストーリー的には、どんでん返しになります。
そこは面白かったのですが
あの短い再会で、
タバコを止める⇒肺癌を防ぐことが出来た・・・という強引な流れはちょっとどうよ・・・と思ってしまいます。
現代の主人公は肺癌患っていたのは知っていたわけだから、合間を見て
過去に戻ったときに、自分で話しても良かったのにな・・・・と。そうなると、友人の活躍が意味なくなりますから
そこは突っ込みなしですね。
ハッピーエンドなわけですが
気になるのは
娘の本当の母親の存在。どういう扱いだったのでしょう、不憫。
さらに、名前はヨナと一緒に考えていた名前でしたよね。
ヨナの子ではないのにつけるって、本当の母親可哀想では。
と、思いましたが、
切ない思いを抱えていた主人公が
30年ぶりに幸せになったと素直に受け取ってさらりと観なくてはいけませんね。
人に思いやりをもって接すれば、
その分、なにか素敵なことが起きるということ。
他人に対しても友人に対しても、いい人でいることは大事です。
韓国映画、ラブストーリーは半端なく甘いです・・・

WILL YOU BE THERE?
上映時間 111分
製作国 韓国
監督: ホン・ジヨン
原作: ギヨーム・ミュッソ
『時空を超えて』(小学館文庫刊)/『あなた、そこにいてくれますか』(潮文庫刊)
脚本: ホン・ジヨン
撮影: パク・ホンニョル
音楽: キム・ジュンソン
出演: キム・ユンソク ハン・スヒョン(現代)
ピョン・ヨハン ハン・スヒョン(青年時代)
チェ・ソジン チェ・ヨナ
キム・サンホ カン・テホ(現代)
アン・セハ カン・テホ(青年時代)
パク・ヘス ハン・スア
フランスの人気作家ギヨーム・ミュッソのベストセラー『時空を超えて』を舞台を韓国に移して映画化したタイムトラベル・ファンタジー・ラブストーリー。ひょんなことから過去に一時的に戻れる10粒の薬を手に入れた中年の主人公が、30年前に亡くなった恋人を救うべく、過去の若かりし自分と繰り広げる愛と葛藤の物語をエモーショナルに綴る。主演は「チェイサー」のキム・ユンソクとTV「ミセン -未生-」のピョン・ヨハン。監督は「キッチン ~3人のレシピ~」「結婚前夜 ~マリッジブルー~」のホン・ジヨン。
<allcinemaより引用>
感想
「建築学概論」を超えた~~というふれこみだったので鑑賞。
主人公の現在パートのかたは、「チェイサー」(未見だけど)の方ですね。怖そう・・・・にみえたけれど
優しかったです・・・・(笑)
タイムトラベルもの。
もう、このジャンルは、たくさ~~~ん観ているんですけれど・・・(笑)
やっぱり好きなので、選んでしまいます…
原作があるので
そのとおりならしょうがないかな~~~と思うものの
かなり主人公に都合の良い感じにストーリーが進むので、冷めた目で観てしまうところがありました。
もちろん、ハッピーエンドなのでこれは良いということかな。
主人公は医師のハン・スヒョン。
ボランティアで訪れたカンボジアで、子どもの命を助けたお礼にと、長老の方から
不思議な薬をもらいます。
過去に戻れて、会いたい人に会える薬10粒。
過去に戻れるのは20分間です(ウルトラマンのよう)
彼は、30年前に亡くなった恋人ヨナに会いに行きたいと考えます。懐かしくて会いたいのですよね。
まずは、(1985年)若かりし自分、ハン・スヒョンに会ってみるのです。⇒未来の自分が過去の自分にあい、未来人だと
自己紹介するのですね。驚きますよね、過去の自分、年配のおじさんが目の前にやってくるのだから。
そして現代の彼は、若かりし自分に、ヨナは死んでしまうんだと衝撃の事実を打ちあけます。
実は、現代の主人公には、娘がいまして・・・・。
その子は、恋人ヨナが死んでから、別の女性と知り合ってからできた子供なんですよね。(その女性とは別れた?みたい)
だからヨナの事故は防いでほしいものの、ヨナとその後付き合って、結婚でもされたら
今いる娘の存在がなし・・・になってしまう・・、それはダメ。ヨナを助けても別れてほしいんだ!!いう、難題を
若かりし自分に突きつけるわけですよ。
ここには、過去を変えたら未来が変わるという定義が入り込んでいるわけです。
でも、死ぬ運命だったヨナを助けた時点で、相当未来は変わっているのではと思いますが、
そこは突っ込みなしでしょうね。
都合良く変えたいのですね。若かりし自分にとっては酷なことですよね。
恋人が目の前からいなくなってしまうかもしれないって事前に言われるのだから。
そのあと、いろいろありますのであとは映画をみてということで……笑。
最終場面で友人テホの活躍があり、ストーリー的には、どんでん返しになります。
そこは面白かったのですが
あの短い再会で、
タバコを止める⇒肺癌を防ぐことが出来た・・・という強引な流れはちょっとどうよ・・・と思ってしまいます。
現代の主人公は肺癌患っていたのは知っていたわけだから、合間を見て
過去に戻ったときに、自分で話しても良かったのにな・・・・と。そうなると、友人の活躍が意味なくなりますから
そこは突っ込みなしですね。
ハッピーエンドなわけですが
気になるのは
娘の本当の母親の存在。どういう扱いだったのでしょう、不憫。
さらに、名前はヨナと一緒に考えていた名前でしたよね。
ヨナの子ではないのにつけるって、本当の母親可哀想では。
と、思いましたが、
切ない思いを抱えていた主人公が
30年ぶりに幸せになったと素直に受け取ってさらりと観なくてはいけませんね。
人に思いやりをもって接すれば、
その分、なにか素敵なことが起きるということ。
他人に対しても友人に対しても、いい人でいることは大事です。
韓国映画、ラブストーリーは半端なく甘いです・・・

ふ~~~
昨日
大事なものをなくし、
家なのか
外なのか
まったく記憶なしで。
もう完全に記憶なくって。
大騒ぎで。
借りてきたDVD5本もあったのに
観ないで返してしまった・・
そういう雰囲気になれなかったから
で・・・大事なものが今見つかって~~~♪
そこに入れた記憶はないんだよね。
先はないのかな・・・・自分・・・
と思うこのごろ。
大事なものをなくし、
家なのか
外なのか
まったく記憶なしで。
もう完全に記憶なくって。
大騒ぎで。
借りてきたDVD5本もあったのに
観ないで返してしまった・・
そういう雰囲気になれなかったから
で・・・大事なものが今見つかって~~~♪
そこに入れた記憶はないんだよね。
先はないのかな・・・・自分・・・
と思うこのごろ。
ゲット・アウト
ゲット・アウト(2017)
GET OUT
上映時間 104分
製作国 アメリカ
監督: ジョーダン・ピール
製作: ショーン・マッキトリック
ジェイソン・ブラム
エドワード・H・ハム・Jr
ジョーダン・ピール
製作総指揮: レイモンド・マンスフィールド
クーパー・サミュエルソン
ショーン・レディック
ジャネット・ヴォルトゥルノ
脚本: ジョーダン・ピール
撮影: トビー・オリヴァー
プロダクションデ
ザイン: ラスティ・スミス
衣装デザイン: ナディーン・ヘイダーズ
編集: グレゴリー・プロトキン
音楽: マイケル・エイブルズ
出演: ダニエル・カルーヤ クリス・ワシントン
アリソン・ウィリアムズ ローズ・アーミテージ
ブラッドリー・ウィットフォード ディーン・アーミテージ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ジェレミー・アーミテージ
スティーヴン・ルート ジム・ハドソン
キャサリン・キーナー ミッシー・アーミテージ
リルレル・ハウリー ロッド・ウィリアムズ
ベッティ・ガブリエル ジョージーナ
マーカス・ヘンダーソン ウォルター
レイキース・スタンフィールド アンドリュー・ローガン・キング/アンドレ・ヘイワース
エリカ・アレクサンダー
ジェラルディン・シンガー
リチャード・ハード
人気コメディアン、ジョーダン・ピールの記念すべき監督デビュー作にして、全米でサプライズ大ヒットを記録して大きな話題を集めたホラー・サスペンス。米国が抱える根深い人種問題を背景に、白人の彼女の家を初めて訪問することになった黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。主演はダニエル・カルーヤとアリソン・ウィリアムズ。共演にブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナー。
ニューヨークに暮らす黒人青年のカメラマン、クリス・ワシントン。白人の恋人ローズ・アーミテージから実家に招待されるが、彼女の両親は娘の恋人が黒人であることをまだ知らず不安を隠せない。しかし、いざアーミテージ家に着いてみると、まったく心配ないというローズの言葉通り、家族みんなクリスを温かく歓迎してくれた。それでも、使用人として働いている黒人の姿に妙な胸騒ぎを覚えてしまうクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれ、多くの招待客が集まる中、白人ばかりに囲まれ居心地の悪さを感じるクリスだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
評判になっていた一本なので早速鑑賞。
なるほど~~。想像できない発想のホラー系でなかなか面白いですね。
差別を描いた白人&黒人ですと
いじめまくる白人&いじめられる黒人というわかりやすいストーリーが想像されるんですけれど
この映画って、ちょっとアプローチが違っていたでしょ?
黒人==素晴らしい能力⇒入れ物として欲しい・・・・って
そういう展開。
一見黒人を崇めているように思えるけれど、実はいいように利用しているんだから
とんでもない、白人集団なわけですよ。
ある意味、差別ですよね。
ホラーとしてこんなふうに仕上げてしまうのが、今までにない感じで評価も高かったのかなって思います。
怖いけれどコメディ要素もちょいちょい入っていたし、
<友人はユニークキャラだった>
見やすいホラーでもありました。
恋人だと思った人にあんな仕打ち受けたら、
恋愛今後できないかもしれない・・・。
DVD特典で
別エンディングと
ロッドと主人公男性とのラストの車の会話、6パターン
みました。
いろいろあったのね、バージョン。
泣きながら笑っているお手伝いさんとか
走り回る庭師とか、意味不明な部分が、怖かったですね。
意味わかるとなるほど~~~と思いますけど。
大画面であの映像は怖いわ、本当・・笑
催眠術って意外と簡単だったな~~(笑)

GET OUT
上映時間 104分
製作国 アメリカ
監督: ジョーダン・ピール
製作: ショーン・マッキトリック
ジェイソン・ブラム
エドワード・H・ハム・Jr
ジョーダン・ピール
製作総指揮: レイモンド・マンスフィールド
クーパー・サミュエルソン
ショーン・レディック
ジャネット・ヴォルトゥルノ
脚本: ジョーダン・ピール
撮影: トビー・オリヴァー
プロダクションデ
ザイン: ラスティ・スミス
衣装デザイン: ナディーン・ヘイダーズ
編集: グレゴリー・プロトキン
音楽: マイケル・エイブルズ
出演: ダニエル・カルーヤ クリス・ワシントン
アリソン・ウィリアムズ ローズ・アーミテージ
ブラッドリー・ウィットフォード ディーン・アーミテージ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ジェレミー・アーミテージ
スティーヴン・ルート ジム・ハドソン
キャサリン・キーナー ミッシー・アーミテージ
リルレル・ハウリー ロッド・ウィリアムズ
ベッティ・ガブリエル ジョージーナ
マーカス・ヘンダーソン ウォルター
レイキース・スタンフィールド アンドリュー・ローガン・キング/アンドレ・ヘイワース
エリカ・アレクサンダー
ジェラルディン・シンガー
リチャード・ハード
人気コメディアン、ジョーダン・ピールの記念すべき監督デビュー作にして、全米でサプライズ大ヒットを記録して大きな話題を集めたホラー・サスペンス。米国が抱える根深い人種問題を背景に、白人の彼女の家を初めて訪問することになった黒人青年を待ち受ける予測不能の運命を不穏なタッチでスリリングに描き出す。主演はダニエル・カルーヤとアリソン・ウィリアムズ。共演にブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナー。
ニューヨークに暮らす黒人青年のカメラマン、クリス・ワシントン。白人の恋人ローズ・アーミテージから実家に招待されるが、彼女の両親は娘の恋人が黒人であることをまだ知らず不安を隠せない。しかし、いざアーミテージ家に着いてみると、まったく心配ないというローズの言葉通り、家族みんなクリスを温かく歓迎してくれた。それでも、使用人として働いている黒人の姿に妙な胸騒ぎを覚えてしまうクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれ、多くの招待客が集まる中、白人ばかりに囲まれ居心地の悪さを感じるクリスだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
評判になっていた一本なので早速鑑賞。
なるほど~~。想像できない発想のホラー系でなかなか面白いですね。
差別を描いた白人&黒人ですと
いじめまくる白人&いじめられる黒人というわかりやすいストーリーが想像されるんですけれど
この映画って、ちょっとアプローチが違っていたでしょ?
黒人==素晴らしい能力⇒入れ物として欲しい・・・・って
そういう展開。
一見黒人を崇めているように思えるけれど、実はいいように利用しているんだから
とんでもない、白人集団なわけですよ。
ある意味、差別ですよね。
ホラーとしてこんなふうに仕上げてしまうのが、今までにない感じで評価も高かったのかなって思います。
怖いけれどコメディ要素もちょいちょい入っていたし、
<友人はユニークキャラだった>
見やすいホラーでもありました。
恋人だと思った人にあんな仕打ち受けたら、
恋愛今後できないかもしれない・・・。
DVD特典で
別エンディングと
ロッドと主人公男性とのラストの車の会話、6パターン
みました。
いろいろあったのね、バージョン。
泣きながら笑っているお手伝いさんとか
走り回る庭師とか、意味不明な部分が、怖かったですね。
意味わかるとなるほど~~~と思いますけど。
大画面であの映像は怖いわ、本当・・笑
催眠術って意外と簡単だったな~~(笑)

モーリス
モーリス(1987)
MAURICE
上映時間 140分
製作国 イギリス
監督: ジェームズ・アイヴォリー
製作: イスマイル・マーチャント
原作: E・M・フォスター
脚本: キット・ヘスケス=ハーヴェイ
ジェームズ・アイヴォリー
撮影: ピエール・ロム
音楽: リチャード・ロビンズ
出演: ジェームズ・ウィルビー モーリス
ヒュー・グラント クライヴ
ルパート・グレイヴス アレック
デンホルム・エリオット バリー医師
サイモン・キャロウ
ビリー・ホワイトロー
バリー・フォスター
マーク・タンディ
ヘレナ・ミシェル
ジュディ・パーフィット
フィービー・ニコルズ
ベン・キングズレー 精神科医ジョーンズ
ケンブリッジ大学へ進学した青年モーリスは、上流階級のクライブという男とホモ・セクシャルの関係になる。やがてクライブは卒業を迎え、弁護士になるため、モーリスとの関係を清算するが……。同性愛の世界を耽美的な映像で描き、美少年大好きな女の子たちに拍手をもって迎えられた青春ロマン。
<allcinemaより引用>
感想
1988年公開ですよ!!
それがリバイバル上映って、それだけでも本当にうれしいこと。
さらに<<4Kデジタル修正版>>
是非見てほしい・・・・と力説。
公開時は劇場鑑賞していません。ミニシアターだったから、さすがに、行けなかったですし
その時はたぶん、映画をみる状況ではなかったと推測されます・・・・(笑)
観たのはTVのみです。
当時はセンセーショナルだった同性愛映画。なんといっても、美形揃いで注目度はすごかったですよね。
モーリス初見の人にとっては、
モーリスが、ヒュー様?っていうイメージかもしれないけれど(なにせ、一番、メジャーになっているので)
主人公モーリスはジェームス・ウィルビー、金髪の青年です。
ウィルビー、最近どうしているのでしょうか。(ちなみにこの頃、ハマったのは、サンズですので…私は・・笑)
サンズは、モーリスのオファーを断ったので、ウィルビーになったのですよね。
「眺めのいい部屋」では、サンズとルパート・グレイヴスは共演しているので、こういう組み合わせもあったのかと
想像してみるのもよいでしょう。
映画は
格調高い映像と、心に染み入る音楽で(一度見ているけれどやっぱり良いからね・・え、入り込むよ)
冒頭から、もうすっぽり、この世界に入り込んでしまいました。同性愛映画というくくりですが
異性との恋愛映画でも描かれる、恋の喜び、抑えきれない欲情、届かぬ思い、すれ違う心などなど
普遍的なものが描かれているので、共感を得やすいです。
モーリスって始まりは
海辺のシーンで、先生と幼いモーリスとの会話からなのですよ。
先生、モーリスに性の教育をするんですね。保健授業のように。
女系家族なモーリスに、男の体を図式で説明もする・・・驚
結婚して、子供をつくって・・・という、ことですね。
そんな話をきき
「僕は結婚しない」とかいっていたのかな・・・・モーリス。
確か先生、10年後に君にあってみたいとか・・なんとか言っていたはず(うる覚え)
このシーン、あとあとの物語でも重要になってきて
忘れられないオープニングとなっているのです。
さて・・・モーリスの10年後はどうなっているのか~~~~~。
映画が終わり
ふとこの冒頭シーンを思い出すと
大きなため息をついてしまいます。
あ~~~、こんなあどけない少年時代だったのに。
成長するのって、生きていくのって、つらいことの連続でもあるんだな・・・・って。
この先、いろんなことで傷ついて、悩んでいくのかなと思うと、この冒頭シーンとてももの悲しく感じますよね。
「モーリス」はE・M・フォースターによって1914年に書かれていますが
同性愛ものということで(当時は、タブー)作者の死後1971年に出版されました。
同性愛者の著者でしたので、その思いが、作品に投影されていると言われています。
モーリスとクライヴとの出会いは
1909年、ケンブリッジ大学で始まります。
同性愛って当時は、罪として扱われ
公になれば、すべてを失うことになりかねませんでした。
だからクライヴの行動変化も、なるほど~~~と理解できます。
上流階級に育つクライヴにとって、破滅という道はどうしても選択としてはありえなかったのでしょうね。
保身に走ったといえば、そうですけど、
彼も彼なりに苦しんでいたことは事実。倒れるくらいびくびくしていたし・・・・。
モーリスにアプローチ最初にかけたのは、クライヴなのに、
肝心のところではまったをかける(プラトニック関係を望む)。
モーリスの方は、戸惑いながらも、そのあとは、クライヴ一筋に突っ走っていきましたから、
最後までいってほしかった的な欲求はあったと思うし、そこらへんで、苦しい部分はかなりあったんじゃあないのかな・・・とも
思います。相手の為にきっと押し殺していたんだろうな・・・・。
寄り添うことさえできればよい(それが友情となっても)と思っていたのかな・・・せつないね。
別れを切り出し
将来を考え結婚してしまう、クライヴだけれど、そのあとも、モーリスとは、別関係、友情を築いたのは
どこか、離れがたいものがあったに違いないだろうねえ。
結婚式みてしまうモーリスとしてはそりゃあ、酷なことよ。
結婚相手のアンは、女性から見ても、つまらなそうな女だし、
それでいいのかクライヴと本当に思ってしまうのよね。でも、そういう生活(女性と結婚して家庭を守り
家を繁栄させていく・・・そういう親が敷いたレールに乗っていく・・・こと)のほうが大事だと
思ってしまったのだからしょうがない・・・。
やがて、 モーリスは、クライヴのところの使用人アレック と関係をもってしまうの。
アレックは前からモーリスに気があって・・・。
でもモーリスは当初そういうつもりはなかった感じ。アレックが半ば強引に部屋に押し入り・・・。
若いころ観たとき、
アレック、モーリスの性的趣向が、自分と同じでそういうもどかしい気持ちを抱えているっていうこと、どうしてわかったのかな
と思ったりもしました。執事は感づいていたみたいだからそちらからか。クライヴたちを観た感じ、ただならぬ
雰囲気がやっぱり同じ感性の人はわかったのかな・・・などと、悶々と考えたりしていました。
今は、・・・それは雰囲気でわかるんだよね・・・で、素直に納得できるほど、大人になりました。
ただ、アレックの半ば強引なあの行動。
モーリス、アレックのことあの時点では好きじゃあなかったのにどうして受け入れたのかな?押し切られて仕方なく?
クライヴの時は段階踏んでいたのに?などと、思う部分はあります。
まあ・・いろいろモーリスも我慢していたこともあったので
そういう意味でも、驚きながら受け入れたのだろうし
そういうアプローチもまた一つの愛の形としてありなんだな・・・・・と思うようにしています。
アレックが、一度目の情事の後、モーリスを追ってきたとき、そっけないモーリスに対して
俺をもてあそんで~~~や
タダではおかない~~など、恐喝めいたこといっていたのも、アレックの強がりから出た言葉で
非常にせつなくもなりますよね。
好きなんだけど・・・モーリスのつれない態度にむかついたわけでして・・・きっとね。
アレックはアレックで、身分の低さを気にしているわけですし、それはモーリスもその部分は気にしているわけだけれど。
実際のところ、モーリスは愛の前では階級の差に、こだわらない人間だったのかもしれないですよね。
(ボクシングを教えていたりしていたもの)
ケンブリッジ大学での寮生活
ピアノシーン(リンゴかじりながらのモーリスとクライヴの接近弾き語りはキュン)
ボート遊び、クリケット、狩り・・・会食シーン、
どれも、素敵です
モーリスは新しい恋を見つけました。心の中には、永遠の初恋相手としてクライヴへの思いは残っているかもしれない・・
でも、自分を懸命に愛してくれる年下の彼を選んで、前に進んだわけですよ。
自分のために将来を捨てたのだから、モーリスも同じ選択をした・・・
一方のクライヴは?
ラスト
素晴らしいですよね。このシーン。クライヴの複雑な気持ちが手に取るようにわかるシーン。
<< 妻アンと鏡の中で見つめ合い、窓を閉める。
最後の窓を閉めるとき、窓の外に若かりし日のモーリスが自分を呼ぶ声、姿、が映し出されるのです。
そして、その後ろで、アンが「誰と話しているの?」と。>>
アンは、なにか感じていたのかもしれませんね。敏感と言われているので。
夫がどこを向いているのか。
アレックと関係をもったと打ち明けたモーリスに対して「グロテスクだ」と言い切ったクライヴ。
でも、どこかで、自分の思うままに気持ちを貫いたモーリスをうらやましく思う心が
あったのかも。
かつて気持ちを傾けていたモーリスが、もはや手の届かないところにいってしまったというさみしさ。
そして、今の自分の立ち位置。
きっと複雑だったのかもしれませんね。
同じ青春時代を過ごした2人の青年が
違った道を歩んでいくという結末。
恋愛映画を超えて
生き方をめぐる物語としても、見どころ多かったです。
やっぱり名作だな・・・って思わずにはいられませんでした。
ちなみに無修正は、アレックがモーリスを訪ねてきたロンドンでのホテルの一夜の朝の場面だとおもわれます

MAURICE
上映時間 140分
製作国 イギリス
監督: ジェームズ・アイヴォリー
製作: イスマイル・マーチャント
原作: E・M・フォスター
脚本: キット・ヘスケス=ハーヴェイ
ジェームズ・アイヴォリー
撮影: ピエール・ロム
音楽: リチャード・ロビンズ
出演: ジェームズ・ウィルビー モーリス
ヒュー・グラント クライヴ
ルパート・グレイヴス アレック
デンホルム・エリオット バリー医師
サイモン・キャロウ
ビリー・ホワイトロー
バリー・フォスター
マーク・タンディ
ヘレナ・ミシェル
ジュディ・パーフィット
フィービー・ニコルズ
ベン・キングズレー 精神科医ジョーンズ
ケンブリッジ大学へ進学した青年モーリスは、上流階級のクライブという男とホモ・セクシャルの関係になる。やがてクライブは卒業を迎え、弁護士になるため、モーリスとの関係を清算するが……。同性愛の世界を耽美的な映像で描き、美少年大好きな女の子たちに拍手をもって迎えられた青春ロマン。
<allcinemaより引用>
感想
1988年公開ですよ!!
それがリバイバル上映って、それだけでも本当にうれしいこと。
さらに<<4Kデジタル修正版>>
是非見てほしい・・・・と力説。
公開時は劇場鑑賞していません。ミニシアターだったから、さすがに、行けなかったですし
その時はたぶん、映画をみる状況ではなかったと推測されます・・・・(笑)
観たのはTVのみです。
当時はセンセーショナルだった同性愛映画。なんといっても、美形揃いで注目度はすごかったですよね。
モーリス初見の人にとっては、
モーリスが、ヒュー様?っていうイメージかもしれないけれど(なにせ、一番、メジャーになっているので)
主人公モーリスはジェームス・ウィルビー、金髪の青年です。
ウィルビー、最近どうしているのでしょうか。(ちなみにこの頃、ハマったのは、サンズですので…私は・・笑)
サンズは、モーリスのオファーを断ったので、ウィルビーになったのですよね。
「眺めのいい部屋」では、サンズとルパート・グレイヴスは共演しているので、こういう組み合わせもあったのかと
想像してみるのもよいでしょう。
映画は
格調高い映像と、心に染み入る音楽で(一度見ているけれどやっぱり良いからね・・え、入り込むよ)
冒頭から、もうすっぽり、この世界に入り込んでしまいました。同性愛映画というくくりですが
異性との恋愛映画でも描かれる、恋の喜び、抑えきれない欲情、届かぬ思い、すれ違う心などなど
普遍的なものが描かれているので、共感を得やすいです。
モーリスって始まりは
海辺のシーンで、先生と幼いモーリスとの会話からなのですよ。
先生、モーリスに性の教育をするんですね。保健授業のように。
女系家族なモーリスに、男の体を図式で説明もする・・・驚
結婚して、子供をつくって・・・という、ことですね。
そんな話をきき
「僕は結婚しない」とかいっていたのかな・・・・モーリス。
確か先生、10年後に君にあってみたいとか・・なんとか言っていたはず(うる覚え)
このシーン、あとあとの物語でも重要になってきて
忘れられないオープニングとなっているのです。
さて・・・モーリスの10年後はどうなっているのか~~~~~。
映画が終わり
ふとこの冒頭シーンを思い出すと
大きなため息をついてしまいます。
あ~~~、こんなあどけない少年時代だったのに。
成長するのって、生きていくのって、つらいことの連続でもあるんだな・・・・って。
この先、いろんなことで傷ついて、悩んでいくのかなと思うと、この冒頭シーンとてももの悲しく感じますよね。
「モーリス」はE・M・フォースターによって1914年に書かれていますが
同性愛ものということで(当時は、タブー)作者の死後1971年に出版されました。
同性愛者の著者でしたので、その思いが、作品に投影されていると言われています。
モーリスとクライヴとの出会いは
1909年、ケンブリッジ大学で始まります。
同性愛って当時は、罪として扱われ
公になれば、すべてを失うことになりかねませんでした。
だからクライヴの行動変化も、なるほど~~~と理解できます。
上流階級に育つクライヴにとって、破滅という道はどうしても選択としてはありえなかったのでしょうね。
保身に走ったといえば、そうですけど、
彼も彼なりに苦しんでいたことは事実。倒れるくらいびくびくしていたし・・・・。
モーリスにアプローチ最初にかけたのは、クライヴなのに、
肝心のところではまったをかける(プラトニック関係を望む)。
モーリスの方は、戸惑いながらも、そのあとは、クライヴ一筋に突っ走っていきましたから、
最後までいってほしかった的な欲求はあったと思うし、そこらへんで、苦しい部分はかなりあったんじゃあないのかな・・・とも
思います。相手の為にきっと押し殺していたんだろうな・・・・。
寄り添うことさえできればよい(それが友情となっても)と思っていたのかな・・・せつないね。
別れを切り出し
将来を考え結婚してしまう、クライヴだけれど、そのあとも、モーリスとは、別関係、友情を築いたのは
どこか、離れがたいものがあったに違いないだろうねえ。
結婚式みてしまうモーリスとしてはそりゃあ、酷なことよ。
結婚相手のアンは、女性から見ても、つまらなそうな女だし、
それでいいのかクライヴと本当に思ってしまうのよね。でも、そういう生活(女性と結婚して家庭を守り
家を繁栄させていく・・・そういう親が敷いたレールに乗っていく・・・こと)のほうが大事だと
思ってしまったのだからしょうがない・・・。
やがて、 モーリスは、クライヴのところの使用人アレック と関係をもってしまうの。
アレックは前からモーリスに気があって・・・。
でもモーリスは当初そういうつもりはなかった感じ。アレックが半ば強引に部屋に押し入り・・・。
若いころ観たとき、
アレック、モーリスの性的趣向が、自分と同じでそういうもどかしい気持ちを抱えているっていうこと、どうしてわかったのかな
と思ったりもしました。執事は感づいていたみたいだからそちらからか。クライヴたちを観た感じ、ただならぬ
雰囲気がやっぱり同じ感性の人はわかったのかな・・・などと、悶々と考えたりしていました。
今は、・・・それは雰囲気でわかるんだよね・・・で、素直に納得できるほど、大人になりました。
ただ、アレックの半ば強引なあの行動。
モーリス、アレックのことあの時点では好きじゃあなかったのにどうして受け入れたのかな?押し切られて仕方なく?
クライヴの時は段階踏んでいたのに?などと、思う部分はあります。
まあ・・いろいろモーリスも我慢していたこともあったので
そういう意味でも、驚きながら受け入れたのだろうし
そういうアプローチもまた一つの愛の形としてありなんだな・・・・・と思うようにしています。
アレックが、一度目の情事の後、モーリスを追ってきたとき、そっけないモーリスに対して
俺をもてあそんで~~~や
タダではおかない~~など、恐喝めいたこといっていたのも、アレックの強がりから出た言葉で
非常にせつなくもなりますよね。
好きなんだけど・・・モーリスのつれない態度にむかついたわけでして・・・きっとね。
アレックはアレックで、身分の低さを気にしているわけですし、それはモーリスもその部分は気にしているわけだけれど。
実際のところ、モーリスは愛の前では階級の差に、こだわらない人間だったのかもしれないですよね。
(ボクシングを教えていたりしていたもの)
ケンブリッジ大学での寮生活
ピアノシーン(リンゴかじりながらのモーリスとクライヴの接近弾き語りはキュン)
ボート遊び、クリケット、狩り・・・会食シーン、
どれも、素敵です
モーリスは新しい恋を見つけました。心の中には、永遠の初恋相手としてクライヴへの思いは残っているかもしれない・・
でも、自分を懸命に愛してくれる年下の彼を選んで、前に進んだわけですよ。
自分のために将来を捨てたのだから、モーリスも同じ選択をした・・・
一方のクライヴは?
ラスト
素晴らしいですよね。このシーン。クライヴの複雑な気持ちが手に取るようにわかるシーン。
<< 妻アンと鏡の中で見つめ合い、窓を閉める。
最後の窓を閉めるとき、窓の外に若かりし日のモーリスが自分を呼ぶ声、姿、が映し出されるのです。
そして、その後ろで、アンが「誰と話しているの?」と。>>
アンは、なにか感じていたのかもしれませんね。敏感と言われているので。
夫がどこを向いているのか。
アレックと関係をもったと打ち明けたモーリスに対して「グロテスクだ」と言い切ったクライヴ。
でも、どこかで、自分の思うままに気持ちを貫いたモーリスをうらやましく思う心が
あったのかも。
かつて気持ちを傾けていたモーリスが、もはや手の届かないところにいってしまったというさみしさ。
そして、今の自分の立ち位置。
きっと複雑だったのかもしれませんね。
同じ青春時代を過ごした2人の青年が
違った道を歩んでいくという結末。
恋愛映画を超えて
生き方をめぐる物語としても、見どころ多かったです。
やっぱり名作だな・・・って思わずにはいられませんでした。
ちなみに無修正は、アレックがモーリスを訪ねてきたロンドンでのホテルの一夜の朝の場面だとおもわれます
