fc2ブログ

ガーンジー島の読書会の秘密

ガーンジー島の読書会の秘密 2018
THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
フランス / イギリス Color 124分
監督:マイク・ニューウェル  出演:リリー・ジェームズ | ミキール・ハースマン | グレン・パウエル ...more
解説
 メアリー・アン・シェイファー&アニー・バロウズの同名ベストセラーを「シンデレラ」「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズ主演で映画化したヒューマン・ミステリー。第二次世界大戦直後の英国ガーンジー島を舞台に、現地の読書会を取材するため島を訪れた作家が、読書会に秘められた島の数奇な歴史に触れていく中で、自らの人生を見つめ直し、本の素晴らしさを再確認していく姿を描く。共演はミキール・ハースマン、マシュー・グード、トム・コートネイ、ペネロープ・ウィルトン。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェル。
 1946年、英国ロンドン。作家のジュリエットは、ひょんなことから“ガーンジー島の読書会”のメンバーから手紙をもらい、読書会の人々を取材したいとガーンジー島を訪れる。大戦中、英国で唯一ドイツに占領されていたガーンジー島で、人々の心の支えになっていたのが読書会だった。しかしジュリエットは、その創設者であるエリザベスに会うことはできなかった。そんな中、他のメンバーたちと交流していくジュリエットは、彼らが何か重大な秘密を抱えていることに気づくのだったが…。

allcinemaより引用
原作
メアリー・アン・シェイファー
『ガーンジー島の読書会』(イースト・プレス刊)
アニー・バロウズ
脚本
ドン・ルース
ケヴィン・フッド
トーマス・ベズーチャ
撮影
ザック・ニコルソン
プロダクションデザイン
ジェームズ・メリフィールド
衣装デザイン
シャーロット・ウォルター
編集
ポール・トシル
音楽
アレクサンドラ・ハーウッド
出演
リリー・ジェームズ
(ジュリエット・アシュトン)
ミキール・ハースマン
(ドーシー・アダムズ)
グレン・パウエル
(マーク・レイノルズ)
ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
(エリザベス・マッケンナ)
キャサリン・パーキンソン
(アイソラ・プリビー)
マシュー・グード
(シドニー・スターク)
トム・コートネイ
(エベ・ラムジー)
ペネロープ・ウィルトン
(アメリア・モーグリー)


感想
 
読書会という題名に惹かれての鑑賞
戦争の時代が舞台なので
悲惨な内容も含まれていましたが、前向きになるような終わりかたで
素敵な作品でした。
恋愛パートは、予想を裏切らない、想像できる範囲でした(笑)
やっぱり、趣味や生き方が同じような人と結ばれるのがいいのかな
主人公、ジュリエットが
マーク(金持ちの婚約者ね)と、付き合っていたのは間違いないし、そのときはそのときで、楽しい~~!!
って思っていたんだから、ああいう感じで結婚はやっぱりだめ…と言われると、マークとしては納得は行かないだろうねえ。
あの島に、行かせたばっかりに・・・・って、思うのも、当然だと思うわ。
ドタキャンされたら、可哀想な気がしました。マークは悪くないと思うよ‥‥・(笑)
華やかなバラの花や
豪華な指輪も、当然のように手渡すマーク。でも、ああいうスタイルで生きてきたんだから、いまさら、なおせって言っても無理よねえ
しかし、お別れのシーン。ジュリエットが婚約断ったときも、マーク、冷静に対応していて、さらにそのあと
優しく、頭にキッスかなんかして、さようなら~~なんて去っていったのも、紳士的だと思うよ、私は。
もっとダメダメ男なら、暴言はくと思う(爆)
一方、ジュリエットと、最終的に結ばれたのが、ガンジー島で畜産のお仕事をしているミキール・ハースマン扮する
ドーシー・アダムズ。彼は、行方がわからないエリザベスの、娘を引き取って育てている優しい男なんですよね~~
二人の出会いは。
彼がもっていた本にジュリエットの名前があった→手紙を出す→そこから交流が生まれる。
なんだかんだで、ジュリエットが島にくることになったという経緯です。(ジュリエットは作家なので、読書会に興味がありました)
今でいう、文通友達って感じかな、始まりは。
そもそも、その時点で、本が好き・・という共通の趣味があったから、波長が合いそうなのは想像できちゃうし。
実際会って、お話しても、まあ、いい雰囲気で・・・・だれからみても、お似合いという感じでした。
そもそも、ジュリエットがマークみたいなタイプを恋人に選んでいたということ自体が、ジュリエットの罪よ~~(笑)

行方不明になっているエリザベスのその後(エリザベスも読書会の仲間)。彼女の過去、ガンジー島での読書会の意味。
そういった部分がミステリーとしての、パートとして描かれていました。
彼女の娘をなぜ、ドーシーが育てているのかというのも、謎の一つとなっていたからねえ
ちなみに、ドーシーとエリザベスは恋人関係ではありません。読書会仲間なだけ。
エリザベスの子供は、島に滞在していたドイツ人の青年の子供でした・・・この子供がめちゃめちゃ可愛い


読書会ということで、有名な作品の朗読シーンもあり。読書会って楽しいですよね
私もぜひ、そういう会に入って活動してみたいわ、意見を言い合うのよね。
仲間のちょっと
もてない系の女性がね、ジュリエットに言うんだけど。
嵐が丘のヒースクリフみたいな男性がいつか私のことを、迎えに来てほしいわ・・・みたいにね。
思わず、キュンときちゃったわ。
ジュリエットのように才能も美貌もある人は、男性に、モテモテだと思うけど
みんながみんながそうではないものね。本の世界を知って、そういう夢を持つのってそれはそれで、素敵なことだと思ったわ。
きっと彼女にも素敵な男性が来てくれるよって‥…一人思いました・・はい(笑)

ジュリエットは可愛くってお洋服の着こなしも素敵
ロンドンでも島でも、とにかく目立っていたなあ~~、リリー・ジェームズだもの。シンデレラだものねえ~~(笑)
最終的に結婚して~~~って先に口に出すのも
ジュリエット…でしたもの。やっぱり、この物語では、女性の意志の強さを感じましたね
愛も人生も自分で選び取る…って感じの強さ。エリザベスもそういう、生き方をしていましたものね。

ちなみに、大事なことを一つ。
ジュリエットには、頼りになる編集者がいるのですが
これが、マシュー・グード扮するシドニー・スタークです。
彼とは恋愛関係にならないの?って思いますよね?
ならないんですよ。
どうも彼は、男性にしか興味がないみたいで。
でも、彼もとっても素敵だったと思います・・・はい・・私は(笑)
スポンサーサイト



ドクタースリープ

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)
Doctor Sleep
製作国:
アメリカ
上映時間:152分
『シャイニング』の続編となる同名ベストセラーを「トレインスポッティング」「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のユアン・マクレガー主演で映画化。前作の40年後を舞台に、惨劇を生き延びた少年ダニーのその後の物語を描く。共演はレベッカ・ファーガソン、クリフ・カーティス、カイリー・カラン。監督は「ジェラルドのゲーム」「オキュラス/怨霊鏡」のマイク・フラナガン。
40年前、雪山のホテルで惨劇が起き、父親に殺されかけた少年ダニー。大人になってからも深いトラウマを克服できず、アルコール依存症に苦しみながらも、今はホスピスで働き、“ドクター・スリープ”とあだ名されて終末期の患者たちから頼りにされる存在となっていた。ある日、そんなダニーのもとに謎のメッセージが届く。送ってきたのは彼と同じ特別な力“シャイニング”を持つ少女アブラだった。折しも巷では不可解な児童連続失踪事件が起きていて、やがて自分にも危機が迫っていることを察した彼女は、ダニーに助けを求めるのだったが…。
allcinema
より引用
監督
マイク・フラナガン
製作
トレヴァー・メイシー
ジョン・バーグ
製作総指揮
ロイ・リー
スコット・ランプキン
アキヴァ・ゴールズマン
ケヴィン・マコーミック
原作
スティーヴン・キング
『ドクター・スリープ』(文春文庫刊)
脚本
マイク・フラナガン
撮影
マイケル・フィモナリ
プロダクションデザイン
メイハー・アーマッド
編集
マイク・フラナガン
音楽
ザ・ニュートン・ブラザーズ
出演
ユアン・マクレガー
(ダニー)
レベッカ・ファーガソン
(ローズ・ザ・ハット)
カイリー・カラン
(アブラ)
クリフ・カーティス
(ビリー)
カール・ランブリー
ザーン・マクラーノン
エミリー・アリン・リンド
ブルース・グリーンウッド
ジョスリン・ドナヒュー
アレックス・エッソー


感想

ユアン目当てでの鑑賞。
シャイニングの続編と言う位置づけだったけど
前作みていなくても、大丈夫な作品。みていれば、後半はより一層、楽しめるかも。
前作のイメージとはちょっと違う感じなので、前作好きな人には、合わないかもと個人的には思いました。
話がすっごいところにとんでいくから・・・・笑、
原作は未読だけど、原作の世界観はこんな感じみたいですね・・。
そもそも、キューブリックの作品はキングが不満だったというのは有名な話だから
これはこれで、原作どおりなら原作者は満足なのでは。

ユアン・・最初登場シーンが
ふとっちょ、ユアンで、おひげボ~~ボ~~で精神的に病んでいて
え~~嫌だ・・て思いました(笑)、アル中ですねえ。

ユアン扮するダニー、
強い力をもつアブラ(ユアン扮するダニーと同じ能力をもつ、少女、かなりのパワー)、
人の生気を吸って生きながらえている、怪物集団(吸血鬼みたいね‥ゾンビっぽいか?)たち、
それぞれの数年を、同時進行で描いていき、
なんだかんだ8年経った現在で、ようやく、みんなが一つの場所に集合して、バトルし合うという構成でした。
ユアン&アブラ、グループ対
レベッカ・ファーガソン率いる集団ね。
超能力合戦ですね

後半は因縁のホテルへ。
(ジャックニコルソン似の俳優も登場?なの?あのバーのシーン)⇒のちにETの少年ヘンリートーマスと判明。うそ~~笑
当時を再現する場面もあり、懐かしいな~~と思うサービスもあり。

レベッカ・ファーガソンは悪のトップって感じで、奇麗だけど残忍さが際立っておりました
何かと、ヨガポーズしているので、ヨガの先生のようです。
超能力は優れているようで、相手の居場所を、体ごと瞬間移動して探しだす。
あれは精神だけがとんでいるのかな・・よくわからないけれど笑
生気を吸い込むシーンは、気持ち悪いわねえ。飢えているゾンビみたいで。
野球少年が、痛いの嫌だよ~~言っているのに、苦痛こそ、すごいパワーだといって、
痛めつけながら殺していくシーンは、きつかったなあ。可哀想だったよ。
アブラのパパもあっけなく殺されちゃうし、
ユアンを支援してくれた友人のとってもいい人も
あっけなく殺されちゃって、そこも可哀想。ホラーは容赦なしだよね、一般人には。
朝の4時ごろ起こされてユアンとドライブし、死体発見に協力したのにあげくに殺されちゃうのって、不憫よ

てっきり永遠の命をもっている
怪物集団かと思ったらよく食べて長生きするっていっていたとおり、意外にも簡単に死んじゃうのね
銃で撃たれると死んじゃうっていうのが解せなかったなあ。
レベッカ・ファーガソンの最後も、
ユアンの頭の中にしまい込んだ、沢山の怪しい集団に、生気吸われて、終わっちゃうという、あっけなさ。
アブラがなんとかするのかと思ったけど、そうでもなかったのよね。
ユアンは死んじゃったの?ホテルとともに燃えて…と思ったら
なにやら、肉体は滅びても精神はいきているみたいで
アブラのもとに登場をしていたっけね・・・
ちょっと、スターウォーズを思いだしたねえ・・・
フォースも超能力だしね。

というわけで、長いけど、私はあきることもなく、楽しく鑑賞しました。



プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク