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注射

ワクチンを打ちました(午前)ほやほや~~

インフルワクチンもいままで,うったこともなかったけど
今の世の中、やはりいろいろ考えて今回は接種
一回目

副反応でるのかな・・・様子見

流れ作業で手際よく、接種
待っているときが一番緊張
接種は、わりと一瞬。チクリとします・・で確かにチクリ。
採血より痛くないかも
しかし
この後だよね・・・・
様子見

9月12日(日)夜、熱無し、腕がやや痛いというか重い感じ(痛たたた~~というほどではない。)日常生活には支障なし
9月13日(月)昨日よりは痛みは和らいだ感じ。触るとすこし、膨らんでいる感じ?押すと痛い。まあ、あえて押しはしないけど((笑)
9月14日(火)ほぼほぼ、良い。ちょっとかゆい?。お風呂は月曜日から入っていて、通常生活。
9月15日(水)いま、ここ⇒文章を、追記している状態。ほぼほぼ・・・戻ってきている。

ちなみに、子供の方が痛みは強し・・・・、熱も翌日微熱がでました。
やはり、若い方が、症状が出やすいのかも。

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正欲   著  朝井リョウ

正欲   著  朝井リョウ


息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。

しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、
ひどく不都合なものだった――。

「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」


アマゾンより、あらすじ引用

感想

いろいろ考えさせられたかな。
朝井さん、こういうことをテーマに小説書いたのね、ということが、まず、衝撃。
人の性についての興味って、いろいろあるのはわかっているけど、
小説に書かれているような、その感覚は、初めてでね。

登場人物の整理
〇 佐々木佳道(30)大手食品会社勤務⇒水に興奮
〇矢田部陽平(24)非常勤講師⇒子供が性の対象?
〇諸橋大也(21)国立大学3年生⇒水

〇寺井啓喜,検事、妻、子供あり。子供が不登校、そして子供はユーチューバ。

〇桐生夏月⇒佐々木佳道の妻。元同級生。同じ趣向の持ち主。水に興奮

〇神戸八重子⇒諸橋大也を気にかける。

それぞれが(矢田部はなし)、一人称で自分語りをする中で
すべての物語がつながっていっているという構成。
初めに事件があり、そこから過去にさかのぼっていくという感じです

感想としては難しいのだけど、この中で犯罪として考えられるのは
矢田部ですよね。しかし彼にしての詳細はあまり語られず。
多様性多様性というけど
実際その言葉って軽々しく使っていいの?・・・ということだったと思うのですが
確かに非常に難しい。
それが、性にまつわることだと、
より一層、難しいというか。
そもそも、
正しい性って、なにかといわれても、それこそ、人ぞれぞれだからね。


ただ、矢田部以外の、人たちは、社会的に制裁を与えられるような、そういう
感じでもなく。彼らの欲望は、迷惑をかけていないのでは・・と
感じる。
それが、性犯罪という枠組みで、結局のところ、
くくられてしまったということが、悲しいかな。、
佐々木佳道や、桐生夏月、諸橋大也については
正直に生きていきたいだけだったわけだもの。

ただ、人に言えないという、普通じゃないという意識(何をもって普通なのか常に疑問を持っている)
で、日々苦しんでいるということは、なかなかに、しんどいだろうなあ。

寺井啓喜,や
神戸八重子の場合は、ちょっと違うケース、上記の3人とはまた違った問題を抱えていたようで
二人に関しては、また別の思いにはなる。

繋がりたいという気持ち
そういう気持ちは十分わかったけれど、どうにも、それ以上の感想としては難しいに尽きるかな。
それは、自分がそういう境遇にいないからということだと思う。

あと、この小説では、水というそのものの、変化に魅了されて、そこに欲を感じる人のエピソードが出てくるけれど
これが、もっと違うもの、自分が見聞きしたことのあるような性的対象物だと
また物語も違ったとらえかたをされそうな気がするなあ・・。
具体的にそこ、明記するのもなんだけど。
まあ、
人間って
ひとくくりに、まとめてくることもでじきないし、複雑な生き物だから
全部理解しようなんて、それは到底できないものだよね・・・
多数派に少数派が押しつぶされがちであることは
まだまだあるからね。

寝ても覚めても

寝ても覚めても (2018 邦画)

監督: 濱口竜介
脚本:田中幸子、濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)


東京。
丸子亮平は勤務先の会議室へコーヒーを届けに来た泉谷朝子と出会う。
ぎこちない態度をとる朝子に惹かれていく亮平。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながら朝子も惹かれていく。
しかし、朝子には亮平に告げられない秘密があった。
亮平は、2年前に朝子が大阪に住んでいた時、運命的な恋に落ちた恋人・鳥居麦に顔がそっくりだったのだ――。

5年後。
亮平と朝子は共に暮らし、亮平の会社の同僚・串橋や、
朝子とルームシェアをしていたマヤと時々食事を4人で摂るなど、平穏だけど満たされた日々を過ごしていた。
ある日、亮平と朝子は出掛けた先で大阪時代の朝子の友人・春代と出会う。
7年ぶりの再会。
2年前に別れも告げずに麦の行方が分からなくなって以来、
大阪で親しかった春代も、麦の遠縁だった岡崎とも疎遠になっていた。
その麦が、現在はモデルとなって注目されていることを朝子は知る。
亮平との穏やかな生活を過ごしていた朝子に、麦の行方を知ることは小さなショックを与えた。

一緒にいるといつも不安で、でも好きにならずにいられなかった麦との時間。
ささやかだけれど、いつも温かく包み、安心を与えてくれる亮平との時間。
朝子の中で気持ちの整理はついていたはずだった……。

【出演】
東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

<amazonnより、あらすじ引用>

感想

主演二人の、あんなこと、こんなことがあった作品なので、なかなかに
正統な評価されないのかも、しれないですよね。どうにもこうにも、頭をよぎってしまうしね。
なにせ、まんま二人の恋愛映画だもん(笑)
ということで、そういう現実のめんどくさい関係はなしにしての、感想としては、面白かったです
ただし、共感とは別物という感じで・・・・(笑)

これ、主人公朝子に、共感はしずらいですよね(行動について・・・)。まあ、多少女性として、わからなくはない・・・という部分はあるものの
う~~ん、やはり、おいおい、それはないよな~~~って同じ女性でも思ってしまうもの。

だからお友達の山下リオちゃんとか(東京でのお友達) 伊藤沙莉ちゃん(大阪時代のお友達)の言い分というか
劇中でのセリフなんかの方が、そうだよね~~~、そう言っちゃうよね・・と変にすと~~んと、腑に落ちたものね


原作は未読だけど、どうなのかなあ。震災の描写とか友人の病気なんかも原作通りなのかしら。
そこの分が、変に気になってしまったかなあ。

元カレの麦(ばく)、いやいや、まったく、惹かれないねえ・・・私はと思った次第。
例えそれが、東出さんという容姿でなくとも。そもそも、東出さんの容姿には惹かれん(笑)
だから、寝ても覚めても・・・この人に?そうなんだ・・と、一歩引いた感じでみてしまうところ多かったです。
亮平は、ものすごく性格いいよね。
だって、朝子が自分と似た人と過去に出会っていたから、自分と付き合うようになったかもって
薄々わかっていたわけでしょ?
朝子がこうこうこういう理由で、付き合い始めたって告白した時、お皿、ふきふきした時だね。
そんなのわかっていたって、言ってたもんねえ。
それでも、朝子との出会いのきかっけになったのだから、許すというか、気にならないって。

まあ、普通、言えないわ・・そんなこと(笑)
ちょっとは、複雑な気分ではあったろうけど、それも隠していたかもしれないけれど、言えません。
そんなに寛容な男っているのかなあ。でも、似たような容姿に惹かれるって
そういう事例はあるのかあ~~(私はないけど)。好みって統一はしているもんなあ。

しかし、そんな亮平も。
突然現れた麦の手を取って、す~~~と、タクシーに乗り込む朝子・・・・を、(これはビックリ・・・・(笑))みてしまっては、
その後、なかなか、許せなかったのは、当然としては当然。

麦と逃避行している最中
山下リオちゃんにさあ、「荷物なんか捨てていいよ、戻らないから」とまあ、
大見え切っているのに、まあ、のこのこ、戻ってきて・・・・(笑)

麦と別れる時も、いかれへん・・・・
そうか、じゃあ、バイバイ・・・って、なんで~~~~と、その流れに、思ってしまったわ。
あまりにも唐突だし
軽いし・・・。
そこに愛はあるんかい・・って、大地真央なら絶対言っている・・・(笑)

そういう意味では本当、そういう、理解に苦しむ描写も多かったけど
でも、面白かったのよね。
それって、見終わった後、ああだ、こうだと、言い合えることがあるからだと思うのよね。
他人の感想も気になってしまうからなのかなって思ったかな


なんていうのか、そもそも、このお話自体、ふわ~~としていて
現実味あるようなないような、どこか、ファンタジックな、そんな印象の作品だったかなあ。
つまらないわけでなく
むしろ、見入ってしまう要素がたくさん詰まっていて、癖になるっていうか。

麦っていう存在、なんだか、現実にはいないようなそんな雰囲気だったし。
朝子も、何考えているかわからなく、無表情で、ぽつり、ぽつりだし。
そこが演技ダメ~~って指摘されているところなんだろうけど、逆に、わからないな・・・この人?という
妙な気分にもなっていたような気もするわ。

結局さあ、人を好きになるって理屈ではないから
私が、おいおい!!、ないない!!、と、いう事柄すべてにおいても、それは
私の価値観のみであって。人によってはそれはあり・・・ということなんだということなんだろうかなあ。
朝子は、自分の感情に素直に行動しているわけで、麦もそういう意味では、同じ部類なわけで。
だからこそ、前半の相性、抜群の二人が存在しているわけだろうねえ。
で、朝子はきっと、亮平によって、一段違う世界にいったんだよ。
やはり、麦っていうのは、幻じゃあないの?
いわゆる、朝子が生み出した理想の男、的なねえ・・・

亮平は、現実的に地に足付けた生活していて、とてもリアルなものを感じていたけど、
麦にはなかったし。まあ、恋は、ある意味、ふわふわした、世界での出来事のようなものだから
いろいろあって、朝子は現実の世界にも戻ったっていうことよねえ。
まあ、戻ってきてそれを受け入れる亮平も
それはそれで、今後大変だとは思うけど。



ラストのセリフ。
2人で川をみているとき、のね
亮平は汚いと
朝子は、きれいと・・。

それでも生活していくんだって…思った・・・けど。
また違った関係性になるよね・・・

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