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トップガン・マーヴェリック  (2020  アメリカ)

トップガン・マーヴェリック  (2020  アメリカ)

監督
ジョセフ・コシンスキー
プロデューサー
ジェリー・ブラッカイマー
トム・クルーズ
デヴィッド・エリソン
脚本・プロデューサー
クリストファー・マッカリー
脚本
アーレン・クルーガー
製作総指揮
トミー・ハーパー
デイナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
エリック・ウォーレン・シンガー
原案
ピーター・クレイグ
ジャスティン・マークス
音楽
ハロルド・フォルターメイヤー
レディー・ガガ
ハンス・ジマー
作曲
ローン・バルフェ
衣装
マーリーン・スチュワート
編集
エディ・ハミルトン
プロダクションデザイン
ジェレミー・ヒンデル
撮影監督
クラウディオ・ミランダ

キャスト
トム・クルーズ(ピート・マーヴェリック・ミッチェル)
マイルズ・テラー(ブラッドリー・ルースター・ブラッドショー海軍大尉)
ジェニファー・コネリー(ペニー・ベンジャミン)
ジョン・ハム(サイクロン・シンプソン海軍中将)
グレン・パウエル(ジェイク・ハングマン・セレシン海軍大尉)
ルイス・プルマン(ロバート・ボブ・フロイド海軍大尉)
チャールズ・パーネル(ウォーロック海軍少将)
バシール・サラフディン(バーニー・ホンド・コールマン准尉)
モニカ・バルバロ(ナターシャ・フェニックス・トーレス大尉)
ジェイ・エリス(ルーベン・ペイバック・フィッチ海軍大尉)
ダニー・ラミレス(ミッキー・ファンボーイ・ガルシア海軍大尉)
グレッグ・ターザン・デイヴィス(ジャヴィ・コヨーテ・マチャド海軍大尉)
ヴァル・キルマー(トム・アイスマン・カザンスキー海軍大将)
エド・ハリス

あらすじ

マーヴェリック(トム・クルーズ)は、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」に教官として戻ってくる。父親と親友を空で失った過去を持つ彼の型破りな指導に、訓練生たちは反発する。彼らの中には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースター(マイルズ・テラー)もいた。

(シネマトゥディより、あらすじ、キャスト、画像、引用)

感想

(内容に触れているので、観る予定の人は、スルーで・・・お願いします)


コロナの影響で公開が遅れた作品で
結局、36年ぶりの続編公開ということとなりました
ブレードランナーを越したみたいですね。
なにがすごいって、続編の主人公もまた同じ
トム・クルーズ・・ということでしょう。

戦闘物の映画で、この時期、複雑な心境にもなるけれど。
でも、私個人としては、是非とも見たかった・・・。
36年ぶりの続編・・・・元映画も、劇場で見ているものとしては
あの頃の…自分を思い出そう~~~みたいな気持ちのほうが強かったし。
めちゃ・・・大雨・・・大風だったのに・・・・(笑)公開初日、初回、いきました→速攻は珍しい。


前作の監督は、トニースコット。リドリースコットはお兄さんですね
残念ですが、監督さんは2012年にお亡なりになってしまいました。
映画の最後に、メッセージの字幕もありましたが、
前作に敬意を表する演出が多かったです
冒頭もそうですが、エンドクレジット前の人物アップ&人物紹介のやりかたは、同じでしたね。

全てにおいて、感慨深かったなあ・・・その一言に尽きます。
王道のストーリー展開も安心してみることができましたし(絶対トムは死なない&ミッションは成功する&恋愛もうまくいく(笑))
迫力ある映像が多かったので、まさに映画館で楽しむべき作品となっておりました==



ケリー・マクギリス や
メグライアンは出演しないというのはわかっていたので、それはそれは残念だけど(メグライアンは、過去映像で出演していたね)
アイスマン役ヴァル・キルマーが出演していたのは、うれしかった・・・です。
また少ないセリフながら、ものすごい温かみのある言葉を、ヴァル・キルマー、語るの。まったくもう・・泣かせるよ・・・(笑)
アイスマンとマーヴェリックが、ライン交換しているっていうのも、新鮮だったけど(笑)

病気もしていたし。それを考えてのああいう設定だったのかな・・・途中で亡くなるという設定だったけど
もう本当に残念だったよ。映画で死なせないで欲しかったなあ・・・(ストーリー上致しかたない)
周りは確実に年取っているけど
トムだけが、(もちろん、しわもあったりして確実に容姿は老いてはいるけど)
見た目、若々しのよね。体も動くし・・・・(笑)


中盤戦闘訓練場面は、コックピット内で顔がわかりづらく(とくに訓練生たち、トムはわかる。。。目力で・・(笑))
なにがどうして・・・撃たれたんだ‥負けたんだ?が
よくわからなくって(なにせ、スピード早いから・・戦闘機・・(笑))
ついていけなかったところもあったけど、負けたら腕立て伏せして・・・という罰ゲームがあったので、ストーリー上
戸惑うことはなかったです。⇒それだけ、スピード感あった・・・操縦場面・・ということで。



アイスマンが亡くなって
予定されていたミッションにトムも、参加するあたりからの・・・終盤にかけては大盛り上がり。やはり
教官という位置づけでは、収まらなかった~~。指導して、訓練生だけに過酷なミッションを任せるなら
主役トムにならないものね。誰も死なせない・・・という固い決意のもと自らも突撃。

トム・・・死んだのか・・と思いきや、敵陣に落ちて、命拾い。いがみあって微妙な関係であった、グースの息子、ルースターが
助けにきてくれて
なんと・・・懐かしいF-14機を使っての脱出劇。⇒(トム走りがみられますが、このあたり
ミッション: インポッシブルのイーサン・ハント・・入っています)
やられるかと思えば、これもグースの息子と、いがみあっていたハングマンが助けに来て・・。
胸熱くなる・・展開でした。⇒ルースターとハングマンの関係性は昔のマーヴェリックとアイスマンを思い出すな。

グースの息子、ルースタとの反発するような関係とは→前作「トップガン」で、トムの相棒のグースを事故でなくしてしまうんですね。
息子、ルースタは、トムのせいだと思っていて(事故です)。さらに、ルースタの海軍の願書を勝手にトムが破り捨ててしまったことで
入隊が遅れたとか(これも、トムのせいではなく、なんでも母親、メグライアンが息子はパイロットにしないで~~という
遺言のために、そういう行動としたとか→あ~~メグライアン・・・いないのか・・・)
数々の誤解の中で、2人は当初出会ってしまうということなのです。


正直、前作のトップガンより、物語的には、深みは増していたのかな・・・って思います。
主人公の心の葛藤が細やかに描かれていたし、それはまた、年相応に大人の分別を身につけてきた主人公が
そこにいたからだと思います。だてに、年月たっていません。主人公も成長はしているの。もちろん
無謀なことをしでかしたりも、今もしているけど、それでもそれなりに…大人になった・・・・(笑)
なんたって、24歳で出演していた「トップガン」のマーヴェリックは若くて尖がっていて、まだまだ子供だった~~(笑)
映画の前半でも、描かれるのですが、息子ルースターが、父親グースと同じく、酒場でピアノの弾き語りし、
賑やかに仲間と集うシーン。これ、前作にも同じシーンがあるの。それを見るマーヴェリックは、若かりし日を思い出す→あ~~私も
その時の自分を思い出す→よって、涙する・・・(笑)という感じですよ・・まったくもう・・・泣かせてね~~え(笑)。
マーヴェリックは今もなお、失った友人への、気持ちがあったということなんですよ。
この続編で
息子と触れ合ったことで、心の重みは軽くなったはずだと思うな


海辺で上半身裸で、ビーチラグビーだっけ?そんなシーンもまたありました。
ジェニファーコネリーもそんなお姿に、にこにこ・・・(笑)
あ・・・ジェニファーコネリーは、今回初参加ですが、え・・前作にも出ていたっけ?と思うほど、作品に馴染んでいました
ちなみに、彼女の名前は、前作のトップガンで。冒頭にちらっと出てきます。つまり過去にいろいろ・・まあ
あったという感じでしょう~~~

トムはほんと、女性陣にもモテモテで・・・(笑)、女教官のあとも(前作の恋人ね)、きっといろいろ、あったんだろうな…とは推測。
今回はジェニファー・コネリーとの恋愛
ジェニファー・コネリー、元のさやには戻らないよ・・・的なことをいっていたけど
なんだかんだ・・・自分の方から、トムを迎え入れちゃうところが・・・トムの魅力強しと・・・・・・思った次第です(笑)


あと追加で一つ。冒頭で短いんですが、エドハリス出てきます。青い目が素敵
昔から好きです。71かあ~~こちらも感慨深いです。

戦闘機のこととか
バイクのこととか
ポルシェのこととか・・・
私はそれは詳しくないけど
きっと、好きな人にはたまらないんだろうな~~
熱い感想もいくつか、他の人から~上がってくると思うので
他の人の感想も楽しみに思っています。

001 toppugannma-berikku

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デンジャー・ゾーン♪

初日、初回
大雨の中行ってきました・・
えらい・・…自分(笑)

いろいろ懐かしかったな・・・
36年ぶりの続編だけど、その続編を、私、生きて劇場で鑑賞出来て、良かったよ。

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の予告も、同時にみることが
できて、あ~~来年の生きる希望ができたかもしれない・・・(笑)

今日の映画も、終盤・・・ミッション:インポッシブル、みたいな…活躍になっていたけど(笑)
とにかく、いろいろ頑張らないとと思った次第です。


そういえば、
少し前にTVで
「ショーシャンクの空に」もみたな~~。
これも懐かしかったな~~、ティムロビンス・・・あなた、偉かったねえ~~。
TVはカットも多くて残念だけど、劇場公開も近いうちにあるみたいね

そして悲しいニュース。
レイ・リオッタさん、お亡くなりになったのね
グッドフェローズ・・好きだったよ・・・寂しい限りです。

流浪の月  (2022  日本)

流浪の月  (2022  日本)


原作
凪良ゆう
脚本・監督
李相日
撮影監督
ホン・ギョンピョ
音楽
原摩利彦
製作総指揮
宇野康秀


広瀬すず(家内更紗)
松坂桃李(佐伯文)
横浜流星(中瀬亮)
多部未華子(谷あゆみ)
趣里(安西佳菜子)
三浦貴大(湯村店長)
白鳥玉季(10歳時の更紗)
増田光桜(安西梨花)
内田也哉子(佐伯音葉)
柄本明(阿方)


あらすじ

雨の公園で、10歳の少女・家内更紗がびしょ濡れになっているのを目にした19歳の大学生・佐伯文。更紗に傘を差し出した文は、引き取られている伯母の家に帰りたくないという彼女の気持ちを知り、自分の部屋に入れる。そのまま更紗は文のもとで2か月を過ごし、そのことで文は誘拐犯として逮捕されてしまう。被害女児、加害者というらく印を押された更紗と文は、15年後に思わぬ再会を果たす。

(シネマトゥデイより、あらすじ、キャスト引用)


感想

原作を読んでからの映画鑑賞。

150分の長編。最後まで二人の行く末を見届けたいという思いがあったので(内容知っていてもなお・・・)
長さは感じませんでした。
映像がとても美しく、さらに、役者さんがそれぞれ熱演で、原作を読んだものとしては
作品の空気感や、登場人物のイメージを、壊わすことない、作品になっていたと思っています。
それでも、テーマが重苦しいので、なかなか
楽しかった・・・という感想にはたどり着かないのが、正直なところですけどね(笑)

「悪人」「怒り」とともに、重い作品・・・ばかり。。。ですねえ・・

雨の公園から始まり、現代のパートへ(15年後、更紗のファミレスバイト&恋人との生活)
映画の中では、過去に戻ったり(回想シーン)、現代に戻ったりする場面は多いのですが、
自然な形で、違和感はなかったです。
現代のパートで、恋人と幸せな生活を送っているだろう更紗なのに、どこか作り笑い的な、無理を感じる様子に対し
回想シーンでの文との穏やかな生活をおくる更紗との対比が、やはり、印象的で、
みていて、なんども、せつなくなりました。
本当の自分でいられる、心地よさのある、居場所って、どこなんだろうと・・・。

「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」といった文の言葉や
「人は見たいもののように見る」といった
更紗の言葉がとても印象的でした。

更紗と文との2か月の生活の中、
更紗が夕食時に、アイスクリームを食べたり、ケッチャップを口につけたり
好きなだけピザを食べたり、読書をしたりととても自由な生活をするわけなんですが。
更紗がどういった生活を今までしてきたかというバックボーン(両親が健在のときね)、両親がどういったキャラであったのか、というのは、原作ではもう少し書いてあったような記憶があるので、そこを補うべく、未読ならば原作も続けて読んでもみると
より映画に深く、入り込めるのではないかなって思いました。文との生活は、ある意味、家族3人でいたときと
同じ自由さを感じたという位置づけになるからです。

もちろん、それは、ラストもそうなんですが。原作だともう少し、前向きな感じで終わる印象だったし→確か喫茶店を開いて
生きていく感じで、梨花ちゃん(沖縄に遊びに行ったパート仲間の、一人娘ね)自体も、二人の前途を限りなく応援
しているという記憶です。
映画だと、文の衝撃の告白(映像でみせる~~わけだけど、かなりのインパクトではあると思う)からの、
二人で寄り添おう・・という流れで終わってしまうので
これからの道のりが、より一層、どよ==んと重く感じた印象でしたね。

でもそれは原作を読んでいるから感じたことであって、映画としては、とても良かったです・・・・・私は満足。


俳優陣について。
原作の感想でも触れましたが。
●横浜流星君のDV彼氏が凄かった~~(笑)、確か空手が強かったんだよね?こんなことで実力発揮とは(笑)
広瀬すず演じる、家内更紗を足蹴りするとき、めちゃ、怖かった==、顔面血だらけのすずちゃん、演技だとわかっていても
見るにたえなかったもん。顔のアップも多かった作品だけど、目がもう、血走っていたよ・・・りょう君は・・。
私はドラマ、デビューのイケメンさわやか青年から入った身なので、びっくりしたよ
●趣里ちゃん・・・、安西さんピッタシ。この間、趣里ちゃんの主演の映画みたばかりだったけど、こういう無責任な母親役
似合っていた~~(笑)
●三浦貴大・・湯村店長って、もしかして、三浦さん?太った?でも活躍していて良かったよ。いい人オーラ、ここも適役。
こういう見方もできる人もいるっていうのは大事よ
●多部未華子・・・・谷さんだね。多部ちゃんでているの知らなかった・・・好きなのよね。今回地味目の感じだったけど
さすがに、泣きの演技は凄かった・・大きな目からぐちゃぐちゃ・・・・って感じで。でも可愛い・・(笑)
●内田也哉子・・・知らなかった…出演していたの。そしておかあさんに似ているね。こちらも顔アップ多かったので、よくわかるわ。



●松坂桃李・・・佐伯文役ね。とにかく、痩せたな~~~という印象。セリフも少なく、大変だったと思うわ
抱えている闇も深い、役柄だしね。顔の表情だけで苦悩を演じていてそこも凄かった。目に輝きがなかったものね。
どよ~~んとした感じで。あと背が高い印象の俳優さんだったけど、この映画では、それが感じられなかった。ひっそりと生きてきたのがわかるわ・・。幅広い役柄、演じていて、成長しつづけている印象。
最近の作品はあまりみていないけど、やくざのやつとかね。そうそう、最近、「娼年」も少し観たけど、あれは途中で挫折してしてしまったからねえ・・そういえば、予告で「耳にすませば」をみたわ。今度はさわやかそうねえ~~(笑)

●広瀬すず・・家内更紗役ね。
大人の役をやるようになったのね・・・・という印象。今回、おお~~ここまで演じているのね。。。ってこちらもびっくりしたかな
りょうくんとのシーンで・・・そっち系のシーン多かったもんね

●白鳥玉季・・10歳時の更紗
凪のお暇、テセウスの船・・・で、子役さんとしては見たことある程度。それまで広瀬すず・・・に似ているなんて思わなかったけど、
今回、映画見ていて・・・もちろん、ドラマのときより成長して大人になったということもあるんだけど、
すずちゃんみたいな女性に成長するね・・と思わせる雰囲気がでていて、すでに立派な女優さんだったわ。


部屋に転がるビー玉とか
ひらひら揺れるカーテンとか
空を飛ぶ、無数の鳥や
雨・・水のシーン。
引き離されるシーンが動物園から湖に変更にはなっていましたけど
私は、湖・・・良かったです。映像効果がでますね・・・あの桟橋、とても絵になります。
あと、文が読んでいる、ポーの詩集。あれも良かった。あれ、ひとり・・という詩なんですね。読み返してしまいました。

004 rurounotoki
(シネマトゥデイより画像引用)

本心   著  平野 啓一郎

本心    著  平野 啓一郎



感想

初読みの作家さん。
お友達のブログで気になって読んでみました。

母親が自由死⇒いわゆる尊厳死を望んでいた。
彼女の本心は?というのがテーマ。
母親のお友達や恋人であっただろう老作家に、主人公が近づいてその真相を追及していう流れ。


近未来ということで、主人公がリアルアバターという仕事をしているということが
面白かったです。アバターっていう映画もあったな・・・って思いながら読んでいました.
結局、母親の自由死を望む本当に理由はわかりません。
ただ、主人公がどういう経緯で、母親から生まれたのかは・・・わかります。

格差についてとか
生きることの意味とか、いろいろ考えさせられました。
普段はぼ~~と生きているのでそこまで、真剣に考えていないけど
こういう本を読むと、考えますね、
たしか
「ある男」は、もうすぐ公開かな。「マチネ・・」に続いてですね
この作品も映像化すると面白いですよね・・
41JKCbmParS._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_ honnshinn

(あまぞんより引用)

プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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