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空白を満たしなさい

『空白を満たしなさい』っていう、ドラマ
(NHK総合)が、6月25日よりスタートしたけど
面白いよ。

平野作品だと知ったので早速みたけど、思った以上に面白かったよ

杏ちゃんも久しぶり
冒頭から、ひきつけられちゃった。

死んだ人が生き返るって、そんな話、映画?本?でもみたことはあるけど

このドラマは、思っていないような着地点にいきそうね

なにしろ
阿部サダヲの、佐伯が、怖いの、なんの・・・・って

阿部サダヲの、映画(今公開しているものね)も、みとけば
良かったな‥目が…怖いもんね・・・(笑)

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あちらにいる鬼  著   井上  荒野

あちらにいる鬼  著   井上  荒野



人気作家の長内みはるは、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎と男女の関係になる。
一方、白木の妻である笙子は、夫の手あたり次第とも言える女性との淫行を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。
だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、〈書くこと〉による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。
二人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがない。

(アマゾンより、あらすじ引用)


感想

あらすじ、どおりの、妻と愛人とその男との関係性を描いた作品。
著者の、井上さんのご両親と&瀬戸内さんの、こと・・みたいですね。
小説なので、フィクションの部分ももちろんあるのでしょうが、ほぼ事実通りなんでしょうね。

不思議な関係性ですね。
どちらの立場においても、なかなか共感しにくいし、自分なら、絶対に
そういう状況下に身を置いていたとしたならば、たぶん、その男との、関係は続けられないし
感情的にも抑えられないし、修羅場を迎えてしまっているだろうなあと、想像。

この白木っていう男が、かなり魅力的なんだろうね。
私には良さ・・というのはよくわからないけど。嘘ばかりつく・・・という男・・・の。

長内みはると、妻の笙子の、それぞれの心情が丁寧に描かれていて
その思いというのは、十分に伝わってきました
奥さん、立派よね。  そういう女たちを悩ませていた男って、なんとも、罪づくりだよね

後半、白木ががんで亡くなって
奥さんも病に伏して、亡くなってしまう。
笙子の最後の語りの章は、涙なくして、読めなかったな・・・あ。

そして、瀬戸内さんも亡くなって。

そこまで深く愛せる人がいたという、人生もまた
うらやましくもありますね
人生いろいろだな

映画だと白木は、トヨエツですね
なるほど~~

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(アマゾンより画像引用)

ある男  著  平野啓一郎

ある男  著  平野啓一郎


あらすじ


弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

(アマゾンより、あらすじ引用)





感想


「本心」に続いての平野作品。お友達に勧められたのと、映画化もあるときかされて、早速挑戦しました。
本心・・・でも感じたのだけど、
作家さんの、ある意味、主義主張・・を、登場人物を介して
表現していっているのかな・・って感じることが、この作品で多々・・感じられました。
情報量が多くて・・・(笑)
メインのお話以上にいろいろな、エピソードが語られるのです

(主人公は、在日三世。
ヘイトスピーチ、死刑制度、夫婦間の問題(城戸さんのね)など、
いろんな問題も物語ではでてきます・・・ね)


結婚していた男が亡くなり、親族に連絡したところ
いや~~~この人は弟ではないよ・・他人だよ・・と判明。
・じゃあ、私が愛した人は誰なの?という、ミステリータッチですすんでいきます。
もちろん、この、男が、いったい、誰かということは、物語で明かされるわけです


あと面白いことに、物語の導入も
この物語を書く作家が、バーで城戸さんという男と出会い、聞かされたお話です・・・と言っているんですね。
だからいろいろと、いろんな話が語られるわけでもあるんですね。

ということで、弁護士の城戸章良(あきら)の視点で物語は始まります
彼が
離婚調停で携わった谷口里枝(前の名字が夫の姓、米田、旧姓は武本)
の、夫、谷口大祐(だいすけ)の過去を調べます。

早々とネタバレですが。

実は、彼(谷口大祐と呼ばれる男・・・ね)
戸籍を交換していたんですね。実際は原誠という人物なんです。

そして、理由は、凶悪殺人犯の息子だから・・・・ということ。
ただ、独りだけと交換していたわけでなく
原誠はまず、
曽根崎義彦という人物と戸籍交換

しかし、曽根崎義彦の人生が嫌なのか
再び戸籍を交換します
それが、
谷口大祐。つまり、谷口は二度目の戸籍交換の相手です。
そして
本物の谷口大祐は、いまは、曽根崎義彦となっているということですね






里枝の前夫の息子悠人が
読書家で
変身物語オウィデイウス著とか
「芥川龍之介全集6」」を読んでいて、紹介しているわけですけど、その本たちが気になったなあ。

あと、谷口、夫(名前を偽っていたほうの人ね)の
過去の恋人、美涼。
それも気になったなあ。そんなに好きなキャラではなかった・・(笑)
城戸章良がその彼女に、惹かれるような感じもちょっとな~~と、思いました。

このお話、過去を偽っていた男が犯罪者の息子という設定だけど。
そういえば、その手のものを題材にした小説って他にもいくつかあったりして(他の作家さんで)、私も読んだことあり。
実際、過去は気にしないといってはいても、気にはなるよね・・・って思うことも多々。
この小説は
そこまで深くは踏み込んではいなかったけど、二人の間に子供もいるわけで。
過去を隠していた男との間にできた、子どもね。なかなかに実際はシビアな問題にもなるとは思いました。
自分を愛した時間は真実だったとは思えるけどねえ・・
でも嘘をついていた、本当のことを言えば、どうなるかというのが、あったからの
嘘だったのかな…と思ったり。なかなか難しい問題ですね

そうそう
髙橋一生さんの「嘘を愛する女]という映画と、テーマが似ているのがビックリでもありました・・

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(アマゾンより画像引用)

まずい


なにわ男子のミュージックビデオみながら
レスしてます。
たぶん、まずいと思う・・いろいろ・・・(笑)
金田一君のドラマ、たまにみてますが、あの主題歌カッコいいんだもん(笑)
でも、やっぱり、まずいな~~~(笑)

アリス・スウィート・アリス

アリス・スウィート・アリス(1976  アメリカ)

監督 : アルフレッド・ソウル
出演
:ブルック・シールズ(カレン)
ポーラ・シェパード(アリス)
トム・シニョレッリ
ルイーザ・ホートン
リリアン・ロス
ミルドレッド・クリントン
リンダ・ミラー
音楽 : マーク・サルワッサー
脚本 : アルフレッド・ソウル/ローズマリー・リトヴォ

あらすじ

12歳のアリス(ポーラ・シェパード)は、母親につれられて、妹カレン(ブルック・シールズ)と共に教会へ行った。
神父にも可愛がられ、母親の愛情を全て受けているかに見えたアリスは、妹に嫉妬を覚えるのだった。
ある日、アリスの歪んだ欲望を具現化するかのように、教会でカレンが惨殺される。
事件の捜査にも、家族にも反抗的な態度を示すアリスの犯行なのか?
見え隠れする謎の黄色いレインコートの殺人鬼とは・・・

(アマゾンより、あらすじ引用)

感想

GYAOで、なんとなく選んでなんとなく見たら、ブルック・シールズが・・・でていて、びっくり・・の作品でした。
最近、ブルックシールズの娘さんとのツーショット画像を見たばかりです。
年月たっても美人でうらやましい・・・と思った次第です。
この作品、
ブルックシールズのデビュー作って知らなかったな~~無人島の映画のインパクトが強いので。
スラッシャームービーっていう、言葉も知らなかったです。

この時代では、きっと画期的な作品だったのかもしれませんよね
仮面被って、刃物を使った殺人鬼っていう設定。

こういうビジュアルで、私が印象的に感じたのはスクリームあたりだったもんね・・・・
70年代の作品なので、時代を感じるのですが、いま改めてみると、それもまた新鮮に感じます。

両親が、妹ばかり可愛がる。素直で美人で・・・と皆に評判がいいからといってちやほや、しすぎ。
こういうのって、この作品に限らず、気を付けないといけないよねえ・・・と思うわ、(もうほぼ、子育て
終わったけど)子育てではあからさまに比較はダメヨ。

ホラーサスペンスってことなのかな。ブルックが最初に殺されてしまうという、なんとも悲惨な展開だけど
そこまで、グロいわけでもなく、普通に見ることができる作品でした。
管理人のものすごく太った男の人も印象的でしたね。
警察の人が平気であの、デブみたいな…呼び方をしていて、びっくり。まあ、見た目、そのまんまの呼び方ですけど。

ブルック演じる、カレンだけでなく
彼女たちの、おばさんも、殺されそうになったり。
とうとう、アリスたちのお父さん(別れて再婚しているみたいね)まで、殺されてしまったり。
連続殺人鬼・・・という話の展開。
まあまあ、面白かったですけど。
娘が殺されて、急遽飛んできた、おとうさんという流れはわかるけれど、
なぜか、元妻(アリスたちの、おかあさんね、)と、ラブシーンまであるのはえ・・・・って思いました。
再婚しているんだろうに・・・・(笑)

結局、おばさんや、父親を襲った犯人は、途中でわかります
仮面(へんな仮面被っている・・・)をとるので・・・。
で、仮面とったあとで、え~~~~~あなた誰?って思いました(笑)
あ~~そういえば、最初のシーンで出てきたよね・・・。印象薄かったんだもん。
ネタバレしますが・・・家政婦さんですね。
う~~ん、なぜ彼女が、殺人をおこしていったのかは、わかりづらかったのですが
宗教的な問題かな・・・。神父さんにも最後・・・あんなことしたし・・・

この映画には、最後の最後にオチがあって。
え・・・アリス?もしかしたら、あなた。。。。っていう結末です

氷の微笑のような感じ?

アリス役の子供って、いや・・こどもではないかな。19歳だったんですってね
役柄は12歳なのに。そのことの方がもはや、ホラーです。エスターみたいでした・・・(笑)
画像は気持ち悪いのでなし。

エンドロールは無音でした・・・怖い・・

ワールド極限ミステリー、

↑、いま、みています
忠犬ハチ公の、再現物語もあるみたいで、
楽しみ
そういえば、ハチ公
映画でもあったなあー
日本版も外国のもみたよ、
たしか、仲代達矢と、洋画はリチャードギアだったような

ハチー、って。ギア様がいうんだよ
お元気かなギア様(笑)

この番組でもトム・クルーズの宣伝やっていた、
恐るべし

ではでは、
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