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2008'06.06 (Fri)

あるスキャンダルの覚え書き

あるスキャンダルの覚え書き (2006  イギリス)

NOTO ON A SCANDAL


監督: リチャード・エアー
製作: ロバート・フォックス アンドリュー・マクドナルド
アロン・ライヒ
スコット・ルーディン
製作総指揮: レッドモンド・モリス
原作: ゾーイ・ヘラー
『あるスキャンダルについての覚え書き』(ランダムハウス講談社)
脚本: パトリック・マーバー
撮影: クリス・メンゲス
プロダクションデ
ザイン: ティム・ハットリー
衣装デザイン: ティム・ハットリー
編集: ジョン・ブルーム
アントニア・ヴァン・ドリムレン
音楽: フィリップ・グラス
出演: ジュディ・デンチ (バーバラ・コヴェット)
ケイト・ブランシェット ( シーバ・ハート)
ビル・ナイ ( リチャード・ハート)
アンドリュー・シンプソン( スディーヴン・コナリー )
トム・ジョージソン
マイケル・マロニー
ジョアンナ・スキャンラン
ショーン・パークス
エマ・ケネディ
シリータ・クマール
フィル・デイヴィス
ウェンディ・ノッティンガム
アンヌ=マリー・ダフ



原作はゾーイ・ヘラーのベストセラー『あるスキャンダルについての覚え書き』。
監督は「アイリス」のリチャード・エアー。
ロンドン郊外にあるセントジョージ総合中等学校。
そこにある日、美術講師として
美しいシーバという女性が赴任してくる。
ベテラン教師のバーバラは、そんな彼女に興味を示す。
ある事件がきっかになって、急速に親しくなる2人。
やがて、シーバの家庭にランチに招待されるバーバラ。
上流階級の家庭生活を想像していたバーバラだが
シーバの旦那はかなり年上。生意気な娘と障害をもった息子の家族だと知る。
幸せそうな家庭生活に憧れも感じ、
同じ時を過ごすことができた彼女は喜びも味わうことができた。
ところがある時バーバラは、
シーバとある男子生徒の情事の現場を目撃してしまう…。



感想   面白かったです。
監督がリチャード・エア。
先日観た、「つぐない」でこのリチャード・エアー監督の名前を聞いたばかり。
イアン・マキューアンの「贖罪」は↑の映画の 監督・リチャード・エアー ・製作: ロバート・フォックス によってワーキングタイトルに持ち込まれたそう。
当初はエアーが監督する予定だったんだって。
でも別に企画があったので、ジョー・ライトに監督を譲ったとか。
なるほど・・・つながりがあったのね。
エアー監督の、「アイリス」も良かったし、結構期待してこの作品、鑑賞しました。
正解だったかな☆。

始まりから流れる音楽が・・・
あ〜〜〜これ「めぐりあう時間たち」と同じじゃない?と思ったら
やっぱり、フィリップ・グラス。
メロディーラインが同じなので、どうしても「めぐりあう〜」がちらついてしまいました。
最初に物書きが登場もしてくるので、同じような作品かな・・・って
意識しちゃいました。
でも題材は、全然違うのよね・・・・笑。
あっちの方は人生を考えるような深いテーマがあったんだけれど、
これは、出来事でいえば、ひどく、下世話な話。
格好のワイドショーネタですよ。
でも、そこにかかわった人物達の追い詰められていく、心理描写が
見応えあったので、ひき付けられてしまいましたよ。
ワイドショー的ネタというのは、ある種、身近に感じやすいってことでも
ありますからね・・。
部類としては心理サスペンス。
だから、音楽としてはどうかな・・・・。
音の印象が強いので、音に飲まれてしまうという感じはありました。
お話とメロディーに、どうも違和感があったかな・・・。


でも、気になったのはそこだけで・・・
あとは満足・・・☆。
こういう心理的にグイグイ来るタイプは大好き。

この映画と同じ系列としては
「Jの悲劇」。心理的に追い詰められていく状況は
観ている私も力が入ってしまいますね〜〜笑
一種の快感・・・笑
どうする・・・どうする〜〜〜って。
こっちは、Jの悲劇と違って、女性同士の関係だから余計
身が入ってしまいました。



そういえば、DVDのこの映画の最後の収録されている作品は「Lの世界」。
(Lの世界は・・レズビアン映画でジェニファー・ビールスとか出ているのよね)
意味ありげだな・・・と思いながら、結局、Lの方は未見で返却しちゃいました。

さて、この映画。
主役の2人の女性より
夫君の方に、気持が向いてしまいましたよ。
夫が、あまりにも不憫でね・・・・
思いっきり味方になってあげたくなりました。


あとの女性2人は、それぞれ癖がありそうで
ちょっと一線置きたい状況でしたね。

年上の男と結婚してしまったシーバ。
情熱に任せた恋だったんでしょうね。
母親としては一生懸命やっていたようだけど、
妻としてはどうだったんだろう。
後に、年下の男の子との情事がわかって、家を出るときに
夫君がつぶやいていたよね。
もっと俺を頼りにしてくれたら・・・・・・・みたいなこと。違ったっけ?
夫としてのさ・・・信頼とか、尊敬の念とか・・・色々
なかったのかな・・・・・
だって、夫を大切にしていたら、どこかでやっぱり、ブレーキきくものね。
客観的に観て、この年上夫(ビル・ナイ・・いいじゃないの。髪の毛薄いけどいいと思うよ。
あのお子ちゃま学生なんて、比較対象にならないけどな〜〜。
やっぱ、体か?・・・笑  でも、ビル・ナイの方がいいと思うよ・・・。)
は家庭的で妻を愛しているようだったし、寛容さも包容力も持ち合わせていましたよね?
夫への不満としては、見当たらない気がしたけれど。
いや〜〜、家庭生活していれば、人には理解できない部分での不満は当然
あろうかと思うけどそれは、妻・夫、お互い様だしね。
結局、情熱=パッション→欲望のはけ口だけを
求めていただけと言う風に感じられ、シーバの浅はかさだけが目立っていたように
思います。だって、生き甲斐求めて働きに出てのに
結果が若い男に溺れる・・・。じゃあ、彼女のやりたかったことって
不倫なのってことになるでしょ?
なんだかバカっぽいもの。

この不倫・・・始めちゃうとやめられないのも、わからなくもない・・・
私はそうじゃないけど・、シーバみたいなタイプは簡単にはやめられないよね。
(このシーバは意志も弱いし、情に流されやすいタイプ。
さらに、人の心の裏を読むようなことをしないで、自分をいとも簡単にさらけ出してしまう
タイプでしょ?。バーバラにつきまとわれるのも
学生に迫られるのも、ありとあらゆるところに、スキがあるからに違いないのですよ・
学生にだって、カタチとしては引かかったって感じだよね)
この学生、本心じゃあないでしょ?まっさらな気持ち、純粋さで先生に惹かれたとは
映画の中では感じられなかったもの。欲望のみって・・感じじゃない?
あんな甘い言葉で、よろめいちゃうなんて、
シーバ、オバカすぎ・・・・・・笑



対する、バーバラ。
恐い・・・・。髪の毛までとっておいたなんて(日記に貼り付けかい?・・笑)
尋常じゃないですよ。
そういえば、浴槽の中で、バスの運転手に手を触られた云々って
独白していたけど、それは、あなた異常・・・。
そんなことで、体が反応していたら身が持たないよ。
猫が死にそうなときに、シーバ前にして
腕触りあっていたけれど、あの様子も気持ちが悪いね・・・
シーバも気付かないかな・・・・。気持悪いじゃん?
孤独な女性が、
自分の都合の良い風に相手を取り込んで、思うままに操ってしまうのは
なんとも恐ろしいね。
恋もね、愛もね・・・知らないと
友情の方にのめり込んでしまい、感情までも入り込んでしまうものなのかしら。
私には
想像できませんわ・・・。


妹さんがね、姉さんの趣味趣向には気付いていたってわけでしょ?
身内はよく知っていたってことよね・・・
知っていても、止められるわけないよね。
できたら、同じ匂いというか、趣向の人に近づけばいいのに・・・



最後はドッキリとした感じの終り方。
こういう人は
繰り返すというのはお決まりよね・・・・。
まるで、ホラー映画のジェイソンみたい。
懲りないでまた・・現れるって感じです。



シーバを許してしまう
ビル・ナイ。
やっぱり、あなたの寛容さに大人の男を感じたね〜〜〜〜
苦労すると思うけど
是非とも2人で添い遂げて欲しいと思います♪



個人的には家族内に、あまり友人を立ち入れないように
したほうがいいと思いますね。
揉め事の原因になるかも。
深入りせずに、仲良くやりたいですね・・お友達とは・・・笑

oboegaki.jpg

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Comment

★ちょっと怖そう・・

お久しぶりです!

どれも観たい〜と思う作品の記事なので
さらりとスルーさせていただいておりますが・・(ごめんなさい

これは観たいけど、なんだか勇気が必用な気がして
未だに観ておりません(汗)

でも、主役の二人の演技は見ないとなぁ〜・・・と
一人でブツブツ言っている私です
D | 2008年06月11日(水) 15:12 | URL | コメント編集

Dさんへ


こんにちは。
いえいえ、こちらこそ、いつもご無沙汰ばかりで。
私もDさんの記事アップ、参考にしておりますよ♪
順調にご覧になられていてうらやましいです〜〜
↑の作品は、きっとDさんも面白くご覧になれるはずです。
ホラーも結構大丈夫なようで・・・こういった路線(心理的にグイグイくるやつ)も
きっと気に入るはずですわ。
観たおりにはまたお話しましょうね。
みみこ | 2008年06月12日(木) 15:12 | URL | コメント編集

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