頭のうちどころが悪かった熊の話

頭のうちどころが悪かった熊の話     著  安東みきえ  絵 下和田サチヨ


動物を主人公にした7つの短編集。

「頭のうちどころが悪かった熊の話」
「いただきます」
「へびの恩返し」
「ないものねだりのカラス」
「池の中の王様」
「りっぱな牡鹿」
「お客さまはお月様」


感想  順番が逆になってしまいましたが、先日読んだアルマジロが面白かったので
第一弾のこれを読みました。

同じく、人生について考えてしまいたくなる事柄が
散りばめられております。
動物を主人公にすると、小難しくなりがちなテーマも
柔らかくなりますよね。皮肉めいた、終り方もあって、
なかなかどうして、充分大人の読者に対応できそうな内容です。

現代のイソップ童話・・とありましたけれど、
まさにそうです。
「いただきます」は、「小さな童話大賞」(毎日新聞社主催)受賞作でもあるそうです。

個人的に好きだったのは
「りっぱな牡鹿」

真剣に悩む牡鹿がおかしくもあるんだけれど、読み終わると
う~~ん、そうか・・・としみじみ考えてしまう内容です。

関連性のある物語もあるのでそこも楽しんでみるといいと思います。

「意味なんてもの、もともとないんだ。生きていくのに、意味なんていらないんだ。
ただ生きているだけでじゅうぶんなんだ」

  (115ページ、 「りっぱな牡鹿」より)

クマノハナシ
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私も☆

この本、私も読みました☆
ほのぼのとしているようでグロテスクで、とてもシュールで深くって・・。
旅人の行方がとっても気になった私でした(笑)

cahoさんへ


おはようございます。
やっぱり、cahoさんもお読みになっていらっしゃったのですね。
確かこれ、当時キョンキョンも絶賛していたような。
本当、旅人の行方、気になりますよね。
笑えるんだけれど、ひやりともしたお話でしたよね。

発見!!

きゃあ~~!6月に読んでいたのね??なんかすんごい奇遇でびっくり・・・。私は夏休み中に読んだんだ~。6月には、まだこの本の存在に気がついてなかったから、みみこさんの記事に反応出来ずに、記憶にも残っていなかったんだわ・・・

私がこの本を手に取ったのって、王様のブランチのあのおじさん・・・・松田チョイスっていう松田さんが王様のブランチで紹介した本の中でも特に気に入ってる本を挙げた本を読んだのね、その中にこの本が出ていて、面白そうだから読んでみよう~って思ったの。

そうそう、↑で書かれてるけど、キョンキョンが絶賛してたみたいね。
でもほんとに面白い本で、絵も可愛くて気に入ったよ~。


latifaさんへ


こんにちは♪
王様のブランチ・・・でいろいろな本を紹介するのね。
私も観てみたいな・・
今日、やっている番組だよね。
↑の本は絵も可愛いものね。
思わず手にとってしまうよね。
キョンキョンは某新聞でも書評書いているけど
わりと、
私たちが読みたくなるような本をセレクトしているよね。

また面白そうな本読んだら紹介してね・・・
latifaさんの本感想は、いつも参考にしているから・・。
なかなか新作は手に取れないんだけどね・・
またお邪魔するね~~
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