「愛」という言葉を口にできなかった二人のために

ここ最近読んだ本をまとめて2冊紹介。



ともに面白そう・・・・と図書館からゲットしてきたものです。


まずは、
タイトル作。

★「愛」という言葉を口にできなかった二人のために」    著   沢木耕太郎

映画関連のエッセイ集は大好き。
どういう風に書き手は理解しているのか、やっぱり気になってしまいますよね。
映画評論家の感想よりも、逆に、その分野専門ではない方の感想の方が
面白かったりします。
今回は沢木耕太郎さんの本。
今まで彼個人の本は読んだことがありませんでしたけれど、
題材が映画だとやはり興味深く読めます。もちろん、文章もわかりやすかったし
彼の感想も共感もてるものが多くて
楽しい時間を過ごせました。


『暮らしの手帖』連載を単行本化。32編の映画が紹介されています。

知っている作品あり、未見の作品ありと様々でしたが
詳細な状況説明で、内容はよくわかります。(かなりネタバレされています・・笑)



まず、愛という言葉を~の章。
ここでは

ブロークバック・マウンテン
ローマの休日
或る夜の出来事
紙屋悦子の青春・・(これだけ未見)

があげられていました。それぞれ題名のように語られなかった愛ゆえの
物語ですが、思えば、そういう映画、多いですよね。
その言葉を口にしないことで
そのときの思いは永遠に輝き、残るというのも複雑です。
口に出した途端に甘美な記憶は失われることになるとも、書かれていましたが
なるほどごもっとも。

・・・・・・成就しなかった「愛」は色褪せることなく、むしろ年を経るごとに鮮やかにすらなっていく・・・・・


痛い映画ほど心に残るのは
自分もあの時こうしていれば・・という後悔があるからか・・・。


続いての章では「光の旅人」
これは、どちらかというとマイナーな作品だと思うけれど
個人的には好きなので
ちょっとうれしく感じていました。

地味な作品もメジャー作品もありで読んでいてワクワク感が途切れなかったのも
良かったです。評論で満足せずに、やっぱり映画をどんどん観なきゃ・・・と思いましたよ★






sawakikoutarou.jpg




続いてこれ、

★金原瑞人監修による、12歳からの読書案内

読書案内


これはシリーズとして確か過去に2冊でていると思うのだけど
今回は、2000年以降発売された本という条件で
セレクトしています。

執筆者は金原さんが一番の年長者であとは職業も年齢も
バラバラ。大学生までいるそうです。
バラエティーにとんでいるセレクトで
子どもに~~~というよりも個人的には大人の私が読もうかと
思っております・・・・笑

YA作品中心ですが絵本もあります。
もちろん、私がすでに読んでいる本もありました。

魚住さんの「ピンクの神様」や
椰月さんの「しずかな日々」は私も大賛成。12歳で是非読んで欲しいですね。


伊坂さんの作品や有川さんの「図書館戦争」もあげてありましたね。
旬ですものね。

桜庭さんの「私の男」が紹介されていたのはビックリ。
中学生で読んでみたかったとありましたけど(金原さんセレクト)
中学生の読み物としては刺激的では・・・。

同じく、重松さんの「疾走」も、12歳では過激でしょう・・・某所が。
まあ、色々な本があり
読みたいものも沢山出てきたので私の参考書として活用させてもらいます。


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みみこさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございました。
私は沢木さんは『深夜特急』を夢中で読み、ファンになって講演まで聴きに行ったことがあります。
しかし、お話は魅力を感じられず・・・。熱が冷めました(笑)。
でも気になる作家さんです。ノンフィクションの書き手といえば、最初に頭に浮かぶ方ですね。

金原さんの御本は知りませんでした。
かなりユニークな方だと思うので、『私の男』を勧められるのもなんとなくわかるかも~。
自分の好みで読んでいるとどうしても偏るので、こういうガイド的本はありがたいですね♪
私も、読書の秋にしたいな~。

真紅さんへ

こんにちは。そうなのね、真紅さんは沢木さんのファンだった・・のね。
深夜特急は、聞いたことあるけれど、
手にしたことなくって。
話に魅力が感じられず・・・というのが気になるわ。どんなお話だったのかしら。

金原さんは翻訳でお名前はよく見かけるのよね。
娘さんも新作出したことだし親子で活躍ですよね。
幅広く読書したいと思うけど
なかなかね。
また良い本教えてくださいね。
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