ジョンとメリー
ジョンとメリー (1969 アメリカ)
JOHN AND MARY
監督: ピーター・イエーツ
製作: ベン・カディッシュ
原作: メルヴィン・ジョーンズ
脚本: ジョン・モーティマー
撮影: ゲイン・レシャー
特殊効果: L・B・アボット
音楽: クインシー・ジョーンズ
出演: ダスティン・ホフマン
ミア・ファロー
マイケル・トーラン
サリー・グリフィン
タイン・デイリー
マリアン・メーサー
スタンリー・ベック
オリンピア・デュカキス
ジュリー・ガーフィールド
昨晩、パーティで出会った男と女。
そのまま、一晩関係を結ぶ二人。
目覚めた朝。男の部屋で何気ない会話を交わす二人。
感想
古い作品が観たくなってしまうこの頃。
今日は、今年になってからDVD化されたという、
こちら、「ジョンとメリー」を鑑賞しました。
主演はダスティン・ホフマン と ミア・ファロー。
当たり前ですが、若い・・・若い。
行きずりの男と女が、一晩を過ごしてしまい、その後・・・というお話ですが、
なかなか面白かったです。
すでに40年ほどたっている訳ですけれど、
男女間の心理葛藤って、あまり変わっていないんだな・・・ということを実感させられます。
今では、なんとなく波長が合うから、すぐ・・関係という男女間の流れも
珍しくはなくなったとは思いますけれど、
この当時ではどうだったのかな・・・・。
あちらではそうでも、この当時の日本では、おお~~!!、なんと!!という
実に新しい関係に感じたのではないでしょうか。
ミア・ファロー扮する女。
彼女は自分が目を覚ますと、どこにいるか・・・一瞬と惑う・・。
あ・・・昨日の男の家だと感じ、早速、お家の探検。
男はシャワー中。
うんうん・・そういう経験はないものの、やっぱり、初めての場所となると
女はやたらと、状況調査したがると思います・・・笑
どういう男か、まずは、調べです・・・調べ・・・笑
ダスティン・ホフマン 扮する男の部屋。
部屋数は多いし、物もきちんと片付けられている・・・
台所も綺麗だし、几帳面な方のよう・・・。
ニューヨークの一部屋。余分なものがなく
お洒落な感じです。
とりあえず、二人で朝食。
男は、こだわりの卵・・の話をします。
それも結構面白い・・・。
一晩寝た、そのあとの会話が、卵というのも。
まずは何から話していいか、わからないからの・・・様子みかしら。
それにしても、同時に心の声がモノローグというかたちが画面に流れていくので
見ているこちらは、ククク~~とほくそ笑んでしまう。何気ない会話の中で
男も女も相手をまずは、見定めようと懸命に努力しているのよね。
だってやっぱり、相手が何者かは多少なりとも知りたいから。
2人はともに、完全に昨日の夜のことを否定しているわけではないの。
良かったな・・・うまくいくかも・・・という予感も持っている・・
でもどうなんだろう・・・同時に、このまま終ってしまうかもしれないという
恐れも感じているわけ。
今までの恋愛をちょっと振りかえってみる二人。
うまくいくことばかりではない・・・
傷ついたことも沢山あったわけ。
けっして、お互い、恋愛経験無し・・・っていう訳ではないけど、
新しい関係にことを発展させるだけのエネルギーが、
ものすごく有り余っているという年ではないから
やっぱり、ためらいがちになってしまうわけ。
ぎこちなく、とりとめもない会話ばかりして
相手の出方を伺っている・・
そのなんともいえない、雰囲気が結構好きでした。
舞台はこの男の部屋がほとんど。
お話も二人の会話がほとんど。
でも、その会話と同時に、二人の今まで経験してきた恋愛&
一晩の関係になるまでの流れ・・・なども
フラッシュバックの映像で折り込まれているので
こちらに、二人の背景はわかるようになっています。
お互いの全てはまだまだ、これから。
でも、そこにいる彼、あなたが、
離れられない思いを感じる人に今の時点でなっているのならば、
ことをはじめてもいいかもしれませんよね・・・
失敗を恐れていては、素敵な恋はできないのだから。
恋愛って波長かな・・と思うこの頃。
もっと若い頃に見ていれば、もっとリもっとりアルな思いを
いっぱい、いっぱい感じ、共感度もより深まった気もします。
名前きくよりも会話をしたい、
とにかく、もっと会いたい・・・傍にいたい・・・という
純粋な感情が、恋っていうのかな・・・なんて思ったりしました。
関係持ってしまってからの恋って
うまく行かない場合も多々あるかもしれないけどね・・・。
ただ、それが最終目標になっていないから、いいんじゃあないの・・という考え方もありますよね。
そこまでいくのに、駆け引きしあいながら楽しむのもまた素敵な
恋でもあるけれど
順番逆もまた、素敵な恋になりえるかもしれません。
この頃のミア・ファロー、可愛いです。
レースの大きな襟が印象的だったお洋服も素敵だったわ。
対する、 ダスティン・ホフマンは
「卒業」当たりの年齢でしょうね。
どことなく、頼りない感じが漂うけど・・・笑
料理は上手そう。
ラスト近くで、料理していた、スフレが実においしそうでした。
時代を感じる映像ですが
描かれる恋愛には時代を感じさせないのよね。
そういえば、最近の映画ですが「カンバセーションズ」という映画でも
男側、女側の心内をそれぞれが披露していたな~~と思い出しましたが、あちらは2分割だったから
非常に見にくかったな・・・笑

JOHN AND MARY
監督: ピーター・イエーツ
製作: ベン・カディッシュ
原作: メルヴィン・ジョーンズ
脚本: ジョン・モーティマー
撮影: ゲイン・レシャー
特殊効果: L・B・アボット
音楽: クインシー・ジョーンズ
出演: ダスティン・ホフマン
ミア・ファロー
マイケル・トーラン
サリー・グリフィン
タイン・デイリー
マリアン・メーサー
スタンリー・ベック
オリンピア・デュカキス
ジュリー・ガーフィールド
昨晩、パーティで出会った男と女。
そのまま、一晩関係を結ぶ二人。
目覚めた朝。男の部屋で何気ない会話を交わす二人。
感想
古い作品が観たくなってしまうこの頃。
今日は、今年になってからDVD化されたという、
こちら、「ジョンとメリー」を鑑賞しました。
主演はダスティン・ホフマン と ミア・ファロー。
当たり前ですが、若い・・・若い。
行きずりの男と女が、一晩を過ごしてしまい、その後・・・というお話ですが、
なかなか面白かったです。
すでに40年ほどたっている訳ですけれど、
男女間の心理葛藤って、あまり変わっていないんだな・・・ということを実感させられます。
今では、なんとなく波長が合うから、すぐ・・関係という男女間の流れも
珍しくはなくなったとは思いますけれど、
この当時ではどうだったのかな・・・・。
あちらではそうでも、この当時の日本では、おお~~!!、なんと!!という
実に新しい関係に感じたのではないでしょうか。
ミア・ファロー扮する女。
彼女は自分が目を覚ますと、どこにいるか・・・一瞬と惑う・・。
あ・・・昨日の男の家だと感じ、早速、お家の探検。
男はシャワー中。
うんうん・・そういう経験はないものの、やっぱり、初めての場所となると
女はやたらと、状況調査したがると思います・・・笑
どういう男か、まずは、調べです・・・調べ・・・笑
ダスティン・ホフマン 扮する男の部屋。
部屋数は多いし、物もきちんと片付けられている・・・
台所も綺麗だし、几帳面な方のよう・・・。
ニューヨークの一部屋。余分なものがなく
お洒落な感じです。
とりあえず、二人で朝食。
男は、こだわりの卵・・の話をします。
それも結構面白い・・・。
一晩寝た、そのあとの会話が、卵というのも。
まずは何から話していいか、わからないからの・・・様子みかしら。
それにしても、同時に心の声がモノローグというかたちが画面に流れていくので
見ているこちらは、ククク~~とほくそ笑んでしまう。何気ない会話の中で
男も女も相手をまずは、見定めようと懸命に努力しているのよね。
だってやっぱり、相手が何者かは多少なりとも知りたいから。
2人はともに、完全に昨日の夜のことを否定しているわけではないの。
良かったな・・・うまくいくかも・・・という予感も持っている・・
でもどうなんだろう・・・同時に、このまま終ってしまうかもしれないという
恐れも感じているわけ。
今までの恋愛をちょっと振りかえってみる二人。
うまくいくことばかりではない・・・
傷ついたことも沢山あったわけ。
けっして、お互い、恋愛経験無し・・・っていう訳ではないけど、
新しい関係にことを発展させるだけのエネルギーが、
ものすごく有り余っているという年ではないから
やっぱり、ためらいがちになってしまうわけ。
ぎこちなく、とりとめもない会話ばかりして
相手の出方を伺っている・・
そのなんともいえない、雰囲気が結構好きでした。
舞台はこの男の部屋がほとんど。
お話も二人の会話がほとんど。
でも、その会話と同時に、二人の今まで経験してきた恋愛&
一晩の関係になるまでの流れ・・・なども
フラッシュバックの映像で折り込まれているので
こちらに、二人の背景はわかるようになっています。
お互いの全てはまだまだ、これから。
でも、そこにいる彼、あなたが、
離れられない思いを感じる人に今の時点でなっているのならば、
ことをはじめてもいいかもしれませんよね・・・
失敗を恐れていては、素敵な恋はできないのだから。
恋愛って波長かな・・と思うこの頃。
もっと若い頃に見ていれば、もっとリもっとりアルな思いを
いっぱい、いっぱい感じ、共感度もより深まった気もします。
名前きくよりも会話をしたい、
とにかく、もっと会いたい・・・傍にいたい・・・という
純粋な感情が、恋っていうのかな・・・なんて思ったりしました。
関係持ってしまってからの恋って
うまく行かない場合も多々あるかもしれないけどね・・・。
ただ、それが最終目標になっていないから、いいんじゃあないの・・という考え方もありますよね。
そこまでいくのに、駆け引きしあいながら楽しむのもまた素敵な
恋でもあるけれど
順番逆もまた、素敵な恋になりえるかもしれません。
この頃のミア・ファロー、可愛いです。
レースの大きな襟が印象的だったお洋服も素敵だったわ。
対する、 ダスティン・ホフマンは
「卒業」当たりの年齢でしょうね。
どことなく、頼りない感じが漂うけど・・・笑
料理は上手そう。
ラスト近くで、料理していた、スフレが実においしそうでした。
時代を感じる映像ですが
描かれる恋愛には時代を感じさせないのよね。
そういえば、最近の映画ですが「カンバセーションズ」という映画でも
男側、女側の心内をそれぞれが披露していたな~~と思い出しましたが、あちらは2分割だったから
非常に見にくかったな・・・笑

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