女の子ものがたり 

女の子ものがたり (2009   日本)


監督: 森岡利行
プロデューサー: 西口典子
菅野和佳奈
企画: 樫野孝人
千葉龍平
原作: 西原理恵子
脚本: 森岡利行
監督補: 松永洋一
撮影: 清久素延
美術: 山下修侍
衣装: 安野ともこ
編集: 菊井貴繁
音楽: おおはた雄一
音楽プロデューサ
ー: 御園雅也
主題歌: 持田香織
『タオ』
原田郁子
おおはた雄一
照明: 横道将昭
録音: 矢野正人
出演: 深津絵里 高原菜都美
大後寿々花 なつみ(高校時代)
福士誠治 財前静生
風吹ジュン 藤井里美
波瑠 きみこ(高校時代)
高山侑子 みさ(高校時代)
森迫永依 なつみ(小学生時代)
三吉彩花 きみこ(小学生時代)
佐藤初 みさ(小学生時代)
大東俊介 たか
佐野和真 しん
賀来賢人 片桐俊夫
落合恭子 あき
板尾創路 高原房蔵
奥貫薫 高原光代



スランプ中の女性漫画家、高原菜都美。
編集者の財前は、そんな彼女に「友達いないでしょう」と一言。
その言葉で彼女は幼い日々を思い出す。
引っ越した田舎町で出会った、きいちゃんと、みさちゃんのことを。






感想   


西原さんの作品、いろいろ映画化されていますね。
実は、私、あまりこの方知らないのです。(漫画も読んでいないの)
思い入れも他の人よりはきっとない状態、
そんな感じでの鑑賞になりました。


可愛らしい雰囲気のお話かと思っていたら(女の子ものがたり・・なんていう題名だもの)
結構、悲惨なお話で、ビックリでした。
いろいろ考えてしまうようなストーリーでしたね。

この作品、
ビデオ屋さんでは、
こんな風な紹介コメントがあったのです。
「悪人」を観る前に・・・。

ああ~~そうよ、深津さん賞をいただいたのよね(おめでとう・・・・)
主演は深津さんだらか、そういう紹介文になるのよね・・・


でもね、主人公が昔を思い出すという設定なので
どちらかというと、高校生の女の子たちが
(小学生もいたけど)頑張っていたという印象。
エピソードもいろいろあったしね。
もちろん、深津さんは悪くはないのよ・・・
相変わらず素敵よ。
ただ、若い子たちの演技があったからこそ、この作品が
より輝いたんじゃあないのかなと思うわ。





小学校時代、高校時代、ず~~と良い関係でいられた友達。



女の子の関係ってすごく難しいと思っています。
3人っていうのも微妙じゃない?
でもこの3人、仲良しだったな。
同じ境遇ということからか、
少なくとも出会ったときに
価値観が同じだったってことよね。
この物語の3人の関係が
とっても長く続いていたことに対して
うらやましいな・・・と思ってしまいました。





ただ、成長していく過程で
主人公の菜都美と他の2人との考え方というか
生き方にどことなくズレが生じてしまう。

これは観ているこちらにも分かってしまうのだけれど、
つらかったな。しょうがないことだと思うけど。


3人が決定的に別れを迎えてしまう出来事。
きいちゃんの
言葉は
とっても深い意味があったのですよね。
それをなかなか気づけなかった菜都美。


あの頃は気付かなかった友達の思いを
数年たって故郷を訪れ、初めて知った菜都美。


きいちゃん・・・そんなにも菜都美のこと考えていたなんて!!
それこそ、真実の友達だよね。



うらやましい・・・うらやましいよ。

この作品を観ながら
ただただ、感動して泣くのでなく
そんな関係をもっていない自分をちょっと寂しく感じたりもしました。


こういう関係を築くことができた友達いないわね・・・・。
そこまで相手の
ことを思っていてくれる子・・・
いなかったな・・・。
取っ組み合いのけんかもしたことないし。

小学校から仲良くても
中学校からは別々の友達と付き合って、今までの関係ではなくなってしまったという経験をもつ
私としては
変わらずに特定の子と長らく青春時代を過ごすことができる経験があるっていうことを、幸せだと思ってしまうの。


けっして、自分に友達がいなかったといっているわけじゃあないけれど、
こういう濃い付き合いはしてこなかった気がする・・。


続けっていくのって本当に難しいのよ。
変わってしまうからね・・・・人って。



きいちゃんも、みさちゃんも生き方としては不器用だと思うの。
他の選択がけっしてなかったとは思わないし。
この町を出られなかったということだけれど、
出ようと思えばでられたのではないかなとも思ってしまう・・・。
しかし、そういう発想さえもできないような状況に置かれていたのかな。
貧乏という家庭状況が、もしかしたら、自分は実感として湧いてきていないのかもしれない。
(さすがに、ここまでの家庭環境ではなかったから・・・)
暴力をふるう夫をもっても
それを普通だ感じてしまう感覚だから、
この町にとどまっていたのかもしれないよね。


何が幸せなんだろう…いったい。


故郷に残った彼女たちは
そうなる、生活が当たり前だと思い、その選択しかありえないと思っていたのかも。

選択の幅を狭めてしまったのが、家庭環境だとすると
つらい・・。



懐かしい故郷に戻れば
あの頃の3人に出会える・・・

この3人のとって
共に過ごせた日々は
宝だったはずだよね・・・
未来を夢見るだけの日々って・・・・
現実に押しつぶされない日々って・・・
とっても輝いているんだもの。

だれにも
そういう時期は必ずあったはず・・・




ノスタルジーな気分になりますね。


高校時代のなつみ役の、大後寿々花が可愛かったな。

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