ザ・ロード 

ザ・ロード  (2009  アメリカ)


監督: ジョン・ヒルコート
製作: ニック・ウェクスラー
ポーラ・メイ・シュワルツ
スティーヴ・シュワルツ
製作総指揮: トッド・ワグナー
マーク・キューバン
マーク・バタン
ラッド・シモンズ
原作: コーマック・マッカーシー
『ザ・ロード』(早川書房刊)
脚本: ジョー・ペンホール
撮影: ハビエル・アギーレサロベ
プロダクションデ
ザイン: クリス・ケネディ
衣装デザイン: マーゴット・ウィルソン
編集: ジョン・グレゴリー
音楽: ニック・ケイヴ
ウォーレン・エリス
出演: ヴィゴ・モーテンセン
コディ・スミット=マクフィー
ロバート・デュヴァル
ガイ・ピアース
シャーリーズ・セロン
モリー・パーカー
ギャレット・ディラハント
マイケル・ケネス・ウィリアムズ


コーマック・マッカーシーのピュリッツァー賞受賞の同名ベストセラーの映画化。
終末未来ヒューマン・ロード・ムービー。
文明が崩壊したアメリカ大陸。
ひたすら南を目指して旅を続ける
親子。彼らの旅に果てには。






感想


地味映画として紹介された作品。
やっと観ることができました。
確かにこれ・・・地味ですね。
最後まで淡々としたロードムービーですし、説明的なものがなく
曖昧にしてある部分が多いのでもやもや感も漂う・・・。



ただ、最近
エンターテイメント的作品ばかり多かった自分にとっては
久々の、奥深いこの映画が随分と新鮮に映りました。
この親子の前では
姿勢を正して鑑賞しなくては思ってしまうんですよね。
お菓子なんか食べながら鑑賞なんてできないよ~~




「父帰る」という映画を観た時の感覚と似ていたかな。
根底に流れるものが聖書的という部分で共通点をかんじたのかしらね。


崩壊した世界の映像は、本当に恐ろしくってもの悲しかったな。
植物は枯れ、空もどんより・・そこに明るい日差しのかけらもない・・



文明が滅亡し
わずかながらの人々だけが生き残る。そんな時もしかしたらいつか来るかもしれない・・
人々のほとんどは、人を襲い、食うという「悪しきもの」になっている。
でもこの親子は、人間の尊厳を失わずに
「善き人」として南に希望を求めていく・・


とにかく生きて~~って応援したくなる・・
自分だったらもしかしたら生きぬくという強さはないかもしれない・・
だからいなくなってしまった母親の気持ちもよくわかるのよね。

逆に
この父親の決意も納得できるもの。
子供の誕生を望み、かつ生きる手段を精一杯探し出そうとする父・・・。
そこに強い父を感じました☆


最近弱い男が多い中
この映画の父親は強い・・・
もちろん、完璧ではないのよ。
人としての弱さも十分もっているわけ。
旅の中で
次第にそんな弱さも現れてくるわけ。
人を疑い・・人に対する優しさも次第になくしてきたり・・・


とにかく子役のコディ・スミット=マクフィー 君が
可愛い。



か細い声で
「パパ」と呼び、父親の言いつけどおりできないと
「ごめんなさい」と素直に謝る。


でもそんな息子も旅の後半になると次第に精神的な強さをみせてくる・・・



盗人に、身ぐるみとられたとき
父親はその盗人をみつけだし、同じように制裁を加える・・


「そんなことされたら・・死んでしまう」という盗人に
お互い様だといわんばかりの父親。


でも息子は・・・・その父を責める・・・


ひどいことはしないで・・・。


息子が父親を越える瞬間を感じました。


時に父親は
尊い生き方を見失ってしまうのですよね。
それもまた人間らしいというか。





息子は
この荒廃した世界の

ただ一つの希望なのかも知れないですよね。


あの純粋な心は神が与えた、宝物なのかもしれない・・・




最後に出会う
人々。犬も連れていました・・・
きっと善き人に違いありません。
そう考えなければ、やりきれませんよね。


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