なくしたものたちの国     著   角田 光代  絵  松尾たいこ

なくしたものたちの国     著   角田 光代  絵  松尾たいこ





松尾さんの絵をもとにした、角田さんのファンタジックな物語。




感想


角田さんの作品は今年になって3冊目。でも今までとこれは違う趣き。
ファンタジックなお話・・。
好きだな・・・・こういうの。
最後に
角田さん、松尾さん、それぞれのあとがきがありましたが
それを読んだだけで、ウルウルきてしまいました。
あ~~私もそんな思いがあったのよ・・・・・って★


なくしたものは
きっとどこかにある・・・



生きていくのはつらいだけじゃない・・・
前向きになることが必要


「晴れた日のデートと、ゆきちゃんのこと」

主人公は成子。
成子は、子供のころ人間以外のものと話ができた。
その中でも、学校で飼っているヤギのゆきちゃんとは仲良し。
でもある日突然、その声が聞こえなくなってしまった。

ゆきちゃん・・かわいい。
私もなにかと話せるって思っていた時期あったよ。

「キスとミケ、それから海のこと」

電車の中で出会った5つ年下の銃一郎。
前世は母が飼っていたミケだという。


母と銃一郎の会話がなかなか良い。再会してうれしいはずなのに
なぜか、ちょっぴりせつなさも感じたな。


「なくした恋と、歩道橋のこと」

妻子ある彼との恋愛話。
ここででてくる・・生霊。
面白い発想よね。
生霊仲間がいるっていうのも驚き。
心理的にはわかるわ~~


「さようならと、こんにちはのこと」

電車の中に4歳の娘を置いてきてしまった成子。
やがて娘は遺失物管理庫にいると分かる。


このお話が一番つらかった・・・。
4歳の娘って・・・そうだったのね。


「なくしたものたちのこと」

誰もいない街にいる成子。
そこにはなくしたものが・・・。


また会いたいです・・・私も、なくしたものに。


なくしたものたちの978-4-8342-5166-1
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「なくしたものたちの国」角田光代・松尾たいこ

イラストと小説が響かせる、生きるよろこびとせつなさ。 松尾たいこのイラストと、それをモチーフに描かれた角田光代の連作短編小説。女性の一生を通して、出会いと別れ、生きるよろこびとせつなさを紡いだ、色彩あふれる書き下ろし競作集。 松尾たいこの色鮮やかなイラストから、角田光代が5編の小説を創作。なくした恋も、友だちも、思い出も、いつかまたきっと会える──。なつかしく大切な一瞬を詰め込んだ、宝石...

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みみこさん、こんにちは。
これ、みみこさんには、じ~んと染み入るお話だったようですね^^
私も読んだ直後は、色々思う処があったはずなのに、
今は、結構忘れちゃっていて、
みみこさんの記事を読みながら、色々思い出しました。
角田さんにしては珍しく、優しさが溢れる小説だったな~って印象です。

ところで、安藤モモ子とサクラ!!間違っちゃってた@@
みみこさんがお話して下さって、助かったー!
全然気がつかなかったわーーありがとうね!!

latifa さんへ


こんばんは。
児童書的な感じで新鮮に映ったわ。
今年になって読んだ、角田作品はずっしりとした作品ばかりだったからね。

私もちょっと時間がたつと忘れちゃいますよ。
ものすごくインパクトあるエピソードだけが残っていたり・・。
沢山読んでいるとそんな感じではあるよね。


安藤さんの件ね。
いえいえ・・。
ああいう風に書いて良かったかな。
ちょっと似ているものね。
それにしても奥田家は皆、才能あるよね・・・。
家族でどんな話するんだろうね・・

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