クロエ

クロエ (2009  アメリカ・カナダ・フランス)

CHLOE


監督: アトム・エゴヤン
製作: ジョー・メジャック
ジェフリー・クリフォード
アイヴァン・ライトマン
製作総指揮: オリヴィエ・クールソン
ロン・ハルパーン
トム・ポロック
ジェイソン・ライトマン
ダニエル・ダビッキ
脚本: エリン・クレシダ・ウィルソン
オリジナル脚本: アンヌ・フォンテーヌ
撮影: ポール・サロッシー
プロダクションデ
ザイン: フィリプ・バーカー
衣装デザイン: デブラ・ハンソン
編集: スーザン・シプトン
音楽: マイケル・ダナ
出演: ジュリアン・ムーア キャサリン・スチュアート
リーアム・ニーソン デビッド・スチュアート
アマンダ・セイフライド クロエ
マックス・シエリオット マイケル・スチュアート
R・H・トムソン
ニーナ・ドブレフ
ミシュー・ヴェラーニ
ジュリー・カーナー
ローラ・デ・カートレット
ナタリー・リジンスカ
ティファニー・ナイト
メイガン・ヘファーン




 ファニー・アルダン、ジェラール・ドパルデュー、エマニュエル・ベアール共演のフランス映画「恍惚」
のリメイク。
大学教授の夫デビッドとひとり息子のマイケルとともに
何不自由ない毎日を送る産婦人科医のキャサリン。
ある日、夫デビッドの浮気を疑い始めたキャサリン。
彼女は、夫の本質が知りたいがため
若く美しい娼婦クロエに夫を誘惑してもらい、その時の夫の反応を探る。
クロエは詳細な報告をキャサリンにし始める。





感想


面白かったです。フランス映画「恍惚」のリメイク版ですが、本家を観ていない分、
私は、楽しめました。
まあ・・あの展開は途中から想像できる範囲ですが(なにせ、アマンダちゃんの目つきが最初から
妖しげなんだもの・・・・笑)
やっぱり、何も情報なしで観た方は絶対に良いです。

アマンダ・セイフライドが
娼婦の役いうことで、大胆にもヌード(ちょびっと)見せていますが
それがまた話題ってことなんでしょうね。
しかし、私は、「マンマ・ミーア!」にしろ、「赤ずきん」にしろ、「ジュリエットからの~~」もありましたっけ?な~~んにも観ていないので(いつかみましょう・・)
イメージとして出来上がっていないの。初見が、娼婦役なんですもの。
(出演作みたら「アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン」もあったけれど、全然彼女に気づいていません、私)
役に関しての驚き度はないにしろ、魅力的な女性だわ・・・と思わせるものは
ビシバシ感じました。
童顔で可愛らしい雰囲気だけど
やるときはやる!!
あの大きな目で見つめられちゃうと、
ちょっと視線はずしにくいかな・・・・笑・・・と思います。
髪もくりくりして可愛かった☆




何不自由なく暮らしている産婦人科医のキャサリン。
夫は大学教授のデビッド。
この夫の浮気を疑って、娼婦のクロエに、誘惑して~~~と頼むことから
家庭の危機が始まるというお話ですが
お仕事ある身なのに、お暇ね・・・・・・・・キャサリンと思ってしまうのは私だけ…・・笑
仕事忙しかったらそんな余裕ないよね、生きていくだけで精一杯で・・・・・。



夫に女を近付かせてその反応を観るという
いやらしい行為。
さすがにそこまでは普通人の私は思いつきませんが・・・・・笑
夫婦関係も長くなってきた奥様としての心境には
大いにうなづけるものがありました。



まず、子供との関係。
あのくらいの年齢になると難しいよね。
母としては息子の女ともだちも含めて、いろんなことが気になるところだけど、
息子としてはうざったい・・・というところなんでしょうね。(男の子がいないのでわからないが)
でも、あんなに可愛がっていた息子が
あっさりとした反応しか示さなくなってしまうとやっぱり寂しいところだと思うわ。
さらに追い打ちをかけるように
夫にも学生との親密メールが見つかり、
モヤモヤしてくるのも、わからないわけではないよ。
だから女を近付けるって発想は出ないが(何度でもいう・・・)


そもそも
ジュリアン扮するキャサリンの気持ちの中に
年をとってしまった自分へのあせりみたいなものがあったのではないかい・・
まさに更年期?…・・笑
夫との関係も少なくなり、子供にも相手にされなくなり
あせりがわいてきたんだと思うわ。
夫は年をとってもますます魅力的になったと感じるけど(確かに、リーアム・ニーソン素敵☆)
自分はどうよ、って思い始めると
ド~~ンと落ち込むんじゃないの。
女性にはありがちな傾向かもしれないよね。
前向きに生きていればそんなこと思わないけどね。



一方のクロエ。
どの段階からキャサリンへの気持ちがあったのかと
おもえば、やっぱり最初からなのかな。
クロエ自身の過去が語られない分、よくわからないけれど、
ああいう仕事になる前にいろいろ屈折した過去があったように見えるよね。
母親の存在も大いに関係ありそう。
あの大切していた髪飾りもね、意味ありげだったよね。



そう考えていくと
クロエが悪女にはみえなくなってくるから不思議。
ただ純粋に、自分だけを愛してほしかったという思いだけなんだものね。
キャサリンも罪っていったら罪よ。
最初はクロエの思いを拒否っていたけど、
次は自分の方からずんずん、アプローチかけていったものね。
いくら夫に失望したからといって(感違いなんだけどね)
クロエの思いを受け入れちゃあだめだよね。



一時、思いがかなって至福の時を迎えたクロエだけど、
キャサリンに自分がついたウソがばれて・・・。




夫、デビッドとの話し合いの場に
クロエが現れた時はドキドキしちゃいました。
合わす顔がないよね、なにせ、今までの話は
クロエの、一人芝居であるのだから。



すべてのことに気付いたキャサリンは、
夫、デビットに本当のことを打ち明けます。
自分の今までの思いも正直に・・・。


この2人のやりとりには、感動さえ覚えたんだけど、良く考えれば
クロエとの関係まで告白しているんだよね、キャサリン。
勇気あるよね。
女相手の浮気だけど、冷静に聞いたんだね、デビット・・・・・。
すべてを受け入れてそれでもなお、妻を責めないデビット。
すごいよ。女生徒とお酒ぐらい飲んでもそりゃ、許してあげなきゃ、キャサリンって
思ってしまうよ。今まで一度も一線は越えていないというデビットはすごいよ・・・・笑
本当か・・・って疑ってしまうけど、リーアムが真剣そうなので納得したよ。





ラストは
せつない幕切れではあるよね。
しかし、
クロエのあの髪飾り、キャサリンは身につけていたよね。
憎んでいたわけではないんだよね。
でも家族としてはあの髪飾りみせつけられての生活ってどうかな。
とくに息子。クロエと関係あったじゃない?
息子は
母親のとんでもない秘密は知ってしまうわ、
やたら、裸で、廊下にだされるわで・・・とんだ迷惑をこうむったんじゃあないのかな
って思うわ。
これからの成長が心配。

あ・・・
クロエとキャサリンのからみシーンはしっかりありました。
綺麗だけど衝撃的でもあるなあ。



chloe_sub5_large.jpg
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観ました~♪

みみこさん、こんばんは。

私も観ましたよ~♪
うんうん、ある意味ね、セレブな奥様だから・・って思うよねぇ(笑)生活に必死だったら決してあんなこと頼まないよねぇ。

年をとってしまった自分への焦り・・それはとっても感じましたね。
若いころは思わなかったけれど、気付くと年を取っていて、夫のまわりは若い学生ばかり、息子ももう自分を必要としていない・・っていう孤独感。
もっと自信を持って~って思っちゃうけど。
ジュリアン・ムーア、綺麗ですもんね。

アマンダちゃんも二人とも、とっても素敵なヌードを見せていてビックリでした。
衝撃的ですよね、確かに。

息子ちゃん・・私も思いましたよ~(笑)廊下に出されてばかり・・・。
最後のシーンで夫と息子がキャサリンを見つめるシーンがありましたよね。二人複雑な思いでしょうねぇ。

鏡やガラスを使ったシーンが多かったのも意味深だなあって思いました。

私もオリジナル未見です。観てみたいわ~。

ラスト、あの髪飾りという小道具がきいていましたね。
彼女が死んでも、その呪縛から逃れられない業みたいなのを感じました。
アマンダもジュリアンも官能的でステキでした。
まだまだ清純派で売れるアマンダが脱いだのは驚きでしたが……。

でも、やっぱりオリジナルが素晴らしかったです。
ぜひぜひ機会があったらご覧ください~。
ラストも違うんですよ。
全体的にオリジナルの方に軍配が上がります。

瞳さんへ


こんにちは。
わ~~い、瞳さんも御覧になったのね。
私としてはレンタル早いでしょ?
最近近くのビデオ屋さんの会員になって、
新作が若干借りやすくなったの。
というものの、そこはメジャーな作品しかないんだけどね。
だから、たまに新作観ることもできるんだ・・・♪
いつもは旧作オチまで我慢が多いんだけどね。


で・・・これ。
オリジナルしらないので
新鮮な気持ちで観ることができました。


しかし手のこんだことするよね。
そんな面倒くさいこと・・・。
時間がありすぎなんだよね。
医者なのに暇なの?って思っちゃう。


<もっと自信を持って~って思っちゃうけど。
ジュリアン・ムーア、綺麗ですもんね。>


うんうん、
まだまだ大丈夫じゃない?って思っちゃう。
シャワーシーンも絵になっていたしね……笑
リーアムダーリンは、心配だっていうのもわかるけどね。

<アマンダちゃんも二人とも、とっても素敵なヌードを見せていてビックリでした。
衝撃的ですよね、確かに。>


冒頭からしておお~~~~って感じじゃないですか。
ちらちらみせてくれますよね・・・・笑


<最後のシーンで夫と息子がキャサリンを見つめるシーンがありましたよね。二人複雑な思いでしょうねぇ。>


あれ、どういう思いなんでしょうね。
ママにはかなわないよ・・・って感じ?・・・・・笑
いろいろあったわりには
すんなりもとの生活に戻れるって
ある意味すごいですよね。

<鏡やガラスを使ったシーンが多かったのも意味深だなあって思いました。>


本当・・・そうでしたね。


<私もオリジナル未見です。観てみたいわ~。>

いつかみたいな♪

リュカ さんへ


こんにちは。
わ~~やっぱり、オリジナルも今作も両方御覧になっているのね。
見比べると
違いがわかるってことですよね。
早くオリジナルを観なきゃ・・・。


髪飾り
最後にああいう風に使われるとは思わなかったわ。

<まだまだ清純派で売れるアマンダが脱いだのは驚きでしたが……。>


清純派のイメージがあるのね、彼女
なにせ初めてだったから。
でも、脱いだのって相当な勇気ですよね
さらにジュリアンとは凄いシーンに挑戦しているしね。

とりあえず
清純派の彼女の方も早く観なくては
まずは赤ずきんかな・・・
マンマミーアかな・・

先日 DVDで見ました。

みみこさん、お久しぶりです。クロエをDVDでみました。

>そもそも
ジュリアン扮するキャサリンの気持ちの中に
年をとってしまった自分へのあせりみたいなものがあったのではないかい・・
まさに更年期?…・・笑
夫との関係も少なくなり、子供にも相手にされなくなり
あせりがわいてきたんだと思うわ。

やっぱり夫婦って倦怠期があるじゃないですか・・・・長年いっしょに生活してるとお互いが 空気のような存在になってくるような・・・
でもそれは 夫婦の避けては通れない"関門"みたいなものだと思います。

ただ・・・人は縁(えにし)でつながってると聞いたことが あります。 吉と出るか凶と出るかは 紙一重。
>ああいう仕事になる前にいろいろ屈折した過去があったように見えるよね。
母親の存在も大いに関係ありそう。
あの大切していた髪飾りもね、意味ありげだったよね。

 ひょっとしたら クロエは マザーズボーイならぬマザーズガールだった気がします。
"お母さんがスキv-238 お母さんのぬくもりが ほしいv-254・・・"


>クロエが悪女にはみえなくなってくるから不思議。
ただ純粋に、自分だけを愛してほしかったという思いだけなんだものね。

クロエは 元々幸せとは縁が薄い女性だったのかもしれない。

 せつない気分・・・ クロエの心情と重なる洋楽を 紹介します。リンク先↓ とある洋楽ブログです。
日本語歌詞も ホント せつない・・・まさに 気分は"クロエ"・・・

 フリートウッドマック 「リトルライズ」です。
クロエがキャサリンにウソをついたのいは自分を見て欲しかっただけだったんですよ・・・
 
http://blog.emachi.co.jp/HNaito/diary_detail/00000704849/

この曲と クロエの心情は バツグンにピッタシだと思ってますよ。

最後にクロエの髪飾り・・

>ラストは
せつない幕切れではあるよね。
しかし、
クロエのあの髪飾り、キャサリンは身につけていたよね。
憎んでいたわけではないんだよね。

 あの髪飾りは キャサリンの贖罪な気がします。
自分の過失で あのようなことになり 一生”十字架”を背負っていこうと決めたのでしょうね。・・・
 「私は・・・二度と 家族を壊すようなことはしない! クロエの悲しい運命は 私の責任・・・貴女の想いを背負いながら 一歩一歩生きていくよ・・・」・・・そう言ってるように思えてなりません。

zebraさんへ


こんにちは。
これ御覧になられたのですね。


ジュリアンの状況はしょうがないですよね。
誰でもが、経験することかも。
確かに
空気のような存在になりますよね。

< ひょっとしたら クロエは マザーズボーイならぬマザーズガールだった気がします。
"お母さんがスキ お母さんのぬくもりが ほしい・・・">

そうですね。
そんな感じでしたよね。


<せつない気分・・・ クロエの心情と重なる洋楽を 紹介します。リンク先↓ とある洋楽ブログです。
日本語歌詞も ホント せつない・・・まさに 気分は"クロエ"・・・>

<クロエがキャサリンにウソをついたのいは自分を見て欲しかっただけだったんですよ・・・ >


歌詞を拝見しました
曲も・・・
確かにせつなくなりますよね。

< あの髪飾りは キャサリンの贖罪な気がします。
自分の過失で あのようなことになり 一生”十字架”を背負っていこうと決めたのでしょうね。・・・>

なるほど・・・
忘れないようにしているのかもしれませんね。

< 「私は・・・二度と 家族を壊すようなことはしない! クロエの悲しい運命は 私の責任・・・貴女の想いを背負いながら 一歩一歩生きていくよ・・・」・・・>


なるほど・・・
分析、さすがです。
こういうこと考えながら
もう一度見直してみると
クロエ側に立った見方ができますよね。

何度でも見返してみて
新たな発見が出来るのも
映画の楽しみの一つでも
ありますよね。

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