MAD探偵 7人の容疑者

MAD探偵 7人の容疑者 (2007)

MAD DETECTIVE
神探


監督: ジョニー・トー
ワイ・カーファイ
製作: ジョニー・トー
ワイ・カーファイ
脚本: オー・キンイー
ワイ・カーファイ
撮影: チェン・チュウキョン
トー・フンモ
音楽: ザヴィエル・ジャモー
フレッド・アヴリル
出演: ラウ・チンワン 元刑事バン(チャン・クワイバン)
ラム・カートン コウ・チーワイ刑事
ケリー・リン バンの幻の妻、元妻チャン・メイワー刑事
アンディ・オン ホー・カーアン刑事
チョン・シウファイ
ラム・シュー
エディ・コー
フローラ・チャン
ジョー・クーク
リー・クォックルン


ジョニー・トー&ワイ・カーファイ監督コンビ作。
西九龍署・刑事課の刑事ホーは
ある事件を捜査協力してもらうために
元刑事のバンの元を訪れる。
彼は特殊な能力を持っていたが
その能力のために、警察をクビになっていたのだ。
事件は・・・
1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が使われた連続殺人事件の捜査だ。
ホーと共に捜査に乗り出したバンは、
ウォン刑事の相棒だったコウ刑事に疑いの目を向ける・・・




感想


ジョニー・トー&ワイ・カーファイ監督コンビ・・・とパッケージにありましたけど、
全然知らない。
過去作品観たら、それもそのはず、未見ばかりだった・・・笑
香港映画、最近では進んで観ていないからしょうがないよね
そんな私が今回選んだのは、パッケージが気になったから。
なんでも、こちら、2007年作だけど今年になってからの劇場公開作。
2007、第64回ヴェネツィア国際映画祭では、コンペティション部門で上映されているし
2007年の第20回東京国際映画祭では日本でも、上映されていたとのこと。
観ている人はきっと観ているんだろうね~~



主演はラウ・チンワン。「忘れえぬ想い」を観ているのでお顔は馴染がありました。
映画の雰囲気は
とっても奇妙・・・・・・・・・笑
難しい映画じゃあないんだけれど、ややっこしい表現方法をしているので
最初は内容に驚くかもしれないと感じました・・・・。
軽くあらすじでも読んでおいた方がいいのかも。



まず、冒頭、
ラウ・チンワン扮する、刑事バンが包丁片手で、
天井からぶら下がったブタをえい~~、や~~と、めった刺ししている・・・
さらに、トランクに自分が入るから階段から落としてくれと言い始める・・
やがて、退官する上司に自分の耳を切ってプレゼントしている・・・


この3つのエピソードを観ただけでは
大丈夫ですか…この人?本当、主役ですか?と心配になっちゃう。


実はこの奇妙な行動の裏には
彼自身のもつ、特殊な能力が隠されているの。



彼は・・
事件現場と同じ状況に自分を置くことで
真犯人を突き止める特殊な能力を持っているわけ。
霊能力者のような人が
亡くなった人の声に耳を傾けるために
自分の体を提供して、まるで、別人が乗り移ったかのようになるシチュエーションになるのを
みたことあるじゃない?
ああいう感じなのかな。

またもう一つの能力として
人間の多面的な人格が形として実際に見えてしまうっていうこと。
実際には他の人には目の前に一人しか見えないのに
彼には、2人や3人と・・複数の人間として見えているわけ。


例えば、見た目は愛想がよくっていい人そうに見える人でも
心が腹黒くてアクドイことを考えているという人がいるとするじゃない?
そうすると彼には、あくどさをもった別キャラの人が背後に潜んでいる風に
見えてくるわけよ。

この特殊な能力のおかげで警察は首になったけど
ある刑事の依頼で某事件を捜査しはじめるというのが
この映画のメインのお話。

事件は
1年半前に失踪したウォン刑事の拳銃が殺人事件に使われたことで
犯人および、ウォン刑事の行方を捜すというもの。
失踪当時、ウォン刑事と相棒だったのが
コウ刑事。

事情を聴くためにコウ刑事に会うと
バン刑事の目には
とんでもないものが見えてしまうの。


コウ刑事のまわりに、7人の人間がいる……笑(いや・・・驚・・の表現の方が正しいか)
つまり、
コウ刑事は非常に複雑な人物である・・彼の中には中に様々な人格が潜んでおり
それが7つもある・・・・・ってことらしいの。
人格って言っても
よく他の映画で見かける、まったく自分が意識していないのにまるっきり別人になってしまうような
特殊なものとは違った感じ。
人間はみんな多面性があると思うけど
ここでは、コウの悪の心が強かったてことかな。
自分が悪いことをしているっていうことは当然意識はしていると思うよ。
ただし映画では七種類全ての性質を紹介してはくれないの・・。
せいぜい、2つ、3つぐらいだったかな。
悪知恵が働きそうな、女性のキャラと、大食いで小心者そうなキャラと、暴力的なキャラと
そんなのがいたような・・・・。


事件そのものの犯人はコウであるのは最初からわかるので
あとは証拠固めをするだけ。

二人は
ウォン刑事の
失踪現場、森にやってきて
現場検証。
バン元刑事は最初言ったように
現場に自分をおくことによって、事件の真相を読むことができるという(霊能力者みたい)
能力があるので
捜査は難しくはないんですよね。


ただ、
この能力は、バン元刑事しか、持っていないということが結構やっかい。
傍から見たら
バン元刑事の行動は尋常なものではないからね~
真実を言っていたとしても
信じられなくなってくる。


その典型的なエピソードが奥さんの件。
バン元刑事は自分を心配する奥さんが傍にいる思っている。
実際自分には見えているし、映像でも出てくる。
しかし、ホー刑事には見えない。
つまり、奥さんの存在は、バン元刑事しか見えない存在であるわけ。
さらに、物語が進んでくると、実際にこの奥さんと思われる人が
ホー刑事の前に現れるわけ。
実はこの人は、元奥さんで、精神的におかしくなったと夫に愛想をつかし
別れてしまっているという存在。
バン刑事だけに見えている奥さんというのは
この現実にいる元奥さんが枝分かれして、優しくなったバージョンのもう一人の
幻奥さんだったわけね。

すみません・・・ややっこしいね。

ホー刑事はこの奥さんのことがあってから
やっぱりこの人は
皆が言うように
気がおかしいだけなのかもしれないと思うようになり
当初、事件を依頼したときの
心境とは、かわり、当然、バン元刑事を観る目も変わってきてしまうのよ。


そうなると、
事件の真相どころではないよね。
相手を信じられなくなっているから。


そして、ホー刑事の心境変化に伴い、
バン元刑事にも、今まで普通の青年だったホー刑事の背後に
もう一人の人間が見え始めるの。
怯えた臆病な少年の姿ね。




さ~~~
どうなるの?

真犯人コウ刑事の
悪の姿は暴かれるの~~


あとは観てのお楽しみ。
ややっこしいのでうまく
文章で説明できなかったかも。
映画観ても
ややこしいよ。


銃撃戦はちゃんとあります。
ラストは
角度ピッタシの銃の構えシーンで
絵になるお姿。

ホー刑事の
変化にも注目。



あ~~~唯一気になったのが
なぜ7人も使ったの?
どうしたって多すぎ。
見えるのはいいけど、
7人もいたら、絵的に笑えてしまう・・・
だってタクシーの中でさえ、
バックに7人乗せてしまうんだよ。
妙な感じよ。

あと耳をプレゼントするところね。
ゴッホをイメージしたと解説に
あったけれど、
観た限りでは
唐突なので違和感あり。
いろんな声を聞きたくないからってことかな。

それ以後
つけ耳しているのよね。



いろんな意味で
不思議な映画。

リメイクあるのかな。

maddotanntei.jpg
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