ロスト・アイズ
ロスト・アイズ (2010 スペイン)
LOS OJOS DE JULIA
JULIA’S EYES
監督: ギリェム・モラレス
製作: ギレルモ・デル・トロ
ホアキン・パドロ
マル・タルガローナ
脚本: ギリェム・モラレス
オリオル・パウロ
撮影: オスカル・ファウラ
編集: ホアン・マネル・ビラセカ
音楽: フェルナンド・ベラスケス
出演: ベレン・ルエダ フリア/サラ
ルイス・オマール イサク
パブロ・デルキ イバン
フランセスク・オレーリャ
ジョアン・ダルマウ
ボリス・ルイス
フリア・グティエレス・カバ
先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命にある女性、フリア。
ある日、
同じ病に侵され、最近角膜手術をうけたばかりの
姉、サラが、自殺したという報告を受ける。
その死に不審なものを感じるフリア。
フリアは捜査を始めるが
自分の目の視力はどんどん失われていく・・・
感想
ギレルモ・デル・トロ製作ということで
期待した部分があったんだけど、そんなでもなかったかも。
「パンズ・ラビリンス」や「永遠の子供たち」はちょっとダークファンタジーの色合いがあって
その非現実的な部分が私的には見どころでもあったのよ。
今回もだよね・・・・と当然のように思っていたら
そうでなかったから・・・・・。
さらに、いくつかのエピソードの中で消化不良のものもあって
すっきり感がなかったの。
(特に、隣人の親子ね。
後半で姿が現れたけど
お父さんは、なにやらイヤラシイおやじみたいな描かれ方だし、
娘は、フリアに重要なこと知らせるだけ知らせたあと
あんな残忍な殺され方をして終わりだなんて・・・
存在意義、薄かった・・・・)
(あと、隣人のおばあさんね。あのおばあさんと息子の関係も
もっとわかりやすくしてほしかったな・・・、
説明だけでなく、過去を具体的にもっと知りたいところ・・・)
なにより
夫の愛情が私にはうん?って感じでした。
あの行為は
どうなんだろう・・・。
双子の姉とは
結局、お付き合いしていたんだよね?
もっと妻を愛しているという部分が
言葉だけでなく形としてあれば、私も違ったふうにみたかもしれないのに。
君の瞳に宇宙が見えるっていう言葉・・・・は
ちょっと甘すぎないかい・・
ここを素直に見ることができれば
たぶん、ラスト感動できるのではないかと
思います。
私は感動はなかったかも・・。
目が見えなくなって恐怖を感じるって言うのは
以前タイの映画だっけ?
ホラー映画であったような気がして
どうもそのイメージが頭を横切ってしまった。
彼女たちだけ
見える人がいるのかと思っていたら
人間としてはちゃんと存在している
犯人でした・・・
世間一般では存在として薄いと思われているけど、
目の見えない人にとっては自分はものすごい存在価値があると思い込んでいる
屈折した男
そういうゆがんだ動機っていうのは
わからなくはないけど・・・。
あの男のお母さんは
そんな彼のために目の見えないふりをしていたってことでしょ?
じゃあ、そもそも
親が甘やかすから
あんな屈折した男に育ってしまったんだよ。
次第に目が見えなくなる
恐怖とか
取ってはいけない包帯を取ってしまったことから
うすぼんやりしか見えないときの様子とか
見ているこちらもフリア目線になることができたのは
面白かったけど。
顔が見えないとなると、
傍にいる人の存在もはっきりみせず、とくに顔だけ、カメラでは写さないのよね・・
目の前すれすれに刃物を突き刺すとか
目の中に注射するとか・・
気持ち悪いのは
ちょこっとだけあったけど
全体的には
サスペンスミステリーで
ホラーとはすこし違うかもという作品でした。
(お屋敷の様子とか・・は好みでした・・)
サスペンスと思ってみれば
わりと、いいかも。
なにせ
これ
レンタルしたとき、お店の宣伝文句が
レックを越えるほどの恐怖・・・っていうのよね。
だから、ものすごい怖いものを期待してしまった・・・
それが失敗かも。
まっさらの気持ちだったらまた違った感想になるかもね。

LOS OJOS DE JULIA
JULIA’S EYES
監督: ギリェム・モラレス
製作: ギレルモ・デル・トロ
ホアキン・パドロ
マル・タルガローナ
脚本: ギリェム・モラレス
オリオル・パウロ
撮影: オスカル・ファウラ
編集: ホアン・マネル・ビラセカ
音楽: フェルナンド・ベラスケス
出演: ベレン・ルエダ フリア/サラ
ルイス・オマール イサク
パブロ・デルキ イバン
フランセスク・オレーリャ
ジョアン・ダルマウ
ボリス・ルイス
フリア・グティエレス・カバ
先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命にある女性、フリア。
ある日、
同じ病に侵され、最近角膜手術をうけたばかりの
姉、サラが、自殺したという報告を受ける。
その死に不審なものを感じるフリア。
フリアは捜査を始めるが
自分の目の視力はどんどん失われていく・・・
感想
ギレルモ・デル・トロ製作ということで
期待した部分があったんだけど、そんなでもなかったかも。
「パンズ・ラビリンス」や「永遠の子供たち」はちょっとダークファンタジーの色合いがあって
その非現実的な部分が私的には見どころでもあったのよ。
今回もだよね・・・・と当然のように思っていたら
そうでなかったから・・・・・。
さらに、いくつかのエピソードの中で消化不良のものもあって
すっきり感がなかったの。
(特に、隣人の親子ね。
後半で姿が現れたけど
お父さんは、なにやらイヤラシイおやじみたいな描かれ方だし、
娘は、フリアに重要なこと知らせるだけ知らせたあと
あんな残忍な殺され方をして終わりだなんて・・・
存在意義、薄かった・・・・)
(あと、隣人のおばあさんね。あのおばあさんと息子の関係も
もっとわかりやすくしてほしかったな・・・、
説明だけでなく、過去を具体的にもっと知りたいところ・・・)
なにより
夫の愛情が私にはうん?って感じでした。
あの行為は
どうなんだろう・・・。
双子の姉とは
結局、お付き合いしていたんだよね?
もっと妻を愛しているという部分が
言葉だけでなく形としてあれば、私も違ったふうにみたかもしれないのに。
君の瞳に宇宙が見えるっていう言葉・・・・は
ちょっと甘すぎないかい・・
ここを素直に見ることができれば
たぶん、ラスト感動できるのではないかと
思います。
私は感動はなかったかも・・。
目が見えなくなって恐怖を感じるって言うのは
以前タイの映画だっけ?
ホラー映画であったような気がして
どうもそのイメージが頭を横切ってしまった。
彼女たちだけ
見える人がいるのかと思っていたら
人間としてはちゃんと存在している
犯人でした・・・
世間一般では存在として薄いと思われているけど、
目の見えない人にとっては自分はものすごい存在価値があると思い込んでいる
屈折した男
そういうゆがんだ動機っていうのは
わからなくはないけど・・・。
あの男のお母さんは
そんな彼のために目の見えないふりをしていたってことでしょ?
じゃあ、そもそも
親が甘やかすから
あんな屈折した男に育ってしまったんだよ。
次第に目が見えなくなる
恐怖とか
取ってはいけない包帯を取ってしまったことから
うすぼんやりしか見えないときの様子とか
見ているこちらもフリア目線になることができたのは
面白かったけど。
顔が見えないとなると、
傍にいる人の存在もはっきりみせず、とくに顔だけ、カメラでは写さないのよね・・
目の前すれすれに刃物を突き刺すとか
目の中に注射するとか・・
気持ち悪いのは
ちょこっとだけあったけど
全体的には
サスペンスミステリーで
ホラーとはすこし違うかもという作品でした。
(お屋敷の様子とか・・は好みでした・・)
サスペンスと思ってみれば
わりと、いいかも。
なにせ
これ
レンタルしたとき、お店の宣伝文句が
レックを越えるほどの恐怖・・・っていうのよね。
だから、ものすごい怖いものを期待してしまった・・・
それが失敗かも。
まっさらの気持ちだったらまた違った感想になるかもね。

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