少女は卒業しない   著  朝井  リョウ

少女は卒業しない   著  朝井  リョウ





感想


桐島~~も映画化され
乗りに乗っている作家さんじゃないかと思われます。
映画をチェックできなかったのは残念。




本書は
卒業式の翌日に校舎が取り壊されることが決まっている
ある県立高校の、その卒業式の一日の物語です。

7人の視点で
それぞれ物語が進んでいきます。



「エンドロールが始まる」
「屋上は青」
「在校生代表」
「寺田の足の甲はキャベツ」
「四拍子をもう一度」
「ふたりの背景」
「夜明けの中心」

どれも、女性心理が描かれていますが
それを書いているのが
男性と言うのがすごいところ。
男性の方でもここまで書けるんだ・・というのが驚き。
少なくとも
昔は高校生だった頃があったので
時代は変われども
理解できる私。
そうそう・・・そうだよね・・・と共感できました。


好きな作品は
「ふたりの風景」
ピュアな正道君のキャラが印象的。
この中で描かれる女性同士の人間関係が嫌だったな。
よくあるといえば、よくある感情なんだけど、
それがそのまま的確に描かれているところが同じ女性として悲しくもあり。
女性って妬みとか、ひがみ・・・って、どうしてもあるんだよね
「在校生代表」は、卒業式の舞台で告白するという、凄い展開で
ちょっと現実離れしすぎているかな・・・と思いました。
思いは伝わったけどね。
また
「夜明けの中心」は
目の前でああいう事件が起きてしまうと
かなりの心の傷になりはしないかと・・心配が先だってしまいました。
悲しい話


全体的に
青春のエネルギーを感じさせる
良い作品でした。
卒業を迎えるといろいろ思うことはあるよね・・



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