殺人の告白
殺人の告白 (2012 韓国)
CONFESSION OF MURDER
監督: チョン・ビョンギル
脚本: チョン・ビョンギル
撮影: キム・ギテ
音楽: キム・ウグン
出演: チョン・ジェヨン チェ・ヒョング
パク・シフ イ・ドゥソク
キム・ヨンエ ハン・ジス
チョ・ウンジ ガンスク
オ・ヨン ドヒョク
チャン・グァン TV局長
チェ・ウォニョン テソク
1990年、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。
担当のチェ刑事は、
あと一歩のところで犯人を逃がしてしまう。
事件から15年が経過。
時効が成立。
それからまた2年。
犯人を名乗る男が告白本を引っ提げて
皆の前に現れた。
チェ刑事および
被害者遺族たちは、いらだちを隠さないのだが
感想
夏の暑さをふっきるには
こういうスピーディーな作品がいいですね。
評判がいいので、早速行ってきました。
あらすじみるかぎり、重厚なサスペンスだろうな・・・・と思っていたのですが
意外と、軽い感じの仕上がりで驚きました。
重い題材なのに、心がどよ~~ンとすることもなく
なんというか・・・・、エンタメに徹していて
面白いと思えることをこれでもか、これでもか・・・とギュウギュウに
詰め込んだ感じの作品なんですよね。
上品な弁当では無いけど、庶民的な具材で、お腹いっぱい、栄養いっぱいなお弁当~~って感じです・・・・笑
冷静に考えれば
どうよ~~て思うことは
沢山あるけど、そんなこと全然気にならない、勢いがありました。
また、
こういう作品なのに(連続殺人犯を描く)、ところどころにコントの様な笑いが入っていて
適度な息抜きができるのも魅力的です。
題名から思いだすかもしれませんが
このお話の題材になる殺人事件は
「殺人の追憶」の題材と同じ、華城連続殺人事件のようですね。
でも、あの映画とはまったく趣が違います。
またこの作品では、刑事の恋人が
殺されるという設定ということで
「悪魔を観た」のイ・ビョンホンなども思い浮かびますが
こちらの映画と比べても
まったく趣は違うのです。
あんなに残酷ではありません。
ということで、どこかで観たかも・・シチュエーションがあるものの
最初に言ったように、勢いがあるので
気にならない…笑、という不思議な魅力があるのです。
この作品の売りの一つは
TVドラマで活躍してきたパク・シフさんが
犯人役で出演ということだと思うのですが
私は全然知らなくって・・・・・、すみません・・・・。
案の定、映画館に行くと、彼の写真が大々的に飾られているので
ファンに向けてのサービスも凄いな・・・とは思いました。
でもそういう視点だけでなく
中身の
映画自体も純粋に面白いので
是非是非、俳優陣はあまり知らないわ・・・という
映画好きの人にも、観て欲しいな・・・って思いましたよ。
ではここから
ネタバレで・・・・・笑
冒頭から
アクション全開。
犯人と刑事の追いかけっこですね。
暗がりの雨の中・・・。
カメラはその姿を追うのですが
初っ端、観ているこちらは訳が分からないけど、
とにかく釘付けになります。
どうやら、
犯人は女性ばかりを狙った連続殺人事件のようで
刑事の恋人も犠牲になった模様。
そして、
月日は流れ
連続殺人犯の時効が成立。
それからまた2年。
時効が成立したその事件の
犯人が名乗り出ます。告白本を引っ提げて・・・・。
それが、まあ・・・イケメンさんなので、
マスコミの注目の的になるんですよね。
刑事の
チェ・ヒョングは、もてはやされる犯人イ・ドゥソク。
に終始、いらいらします。
一方、イ・ドゥソクによって
殺められた犠牲者の遺族たちも同時に
いらだちを隠せません。
必ずや・・・自分たちの手で、彼を殺そうと・・・誘拐計画を企てるのです。
この遺族のメンバーがまた
個性的。
ボスのようなおばさん・・これは、どうも最後に犠牲になった
刑事チェ・ヒョングの恋人の母親みたいですね。娘の遺体も見つからず
犯人への憎しみはかなり強いようです。
また、母親を殺された
父と娘も遺族の中にいましたが
こちらは、数年たって、娘の方はボウガンの名手みたいで
やたら
バシバシ矢をうち、犯人殺害に闘志を燃やしていました。
そういえば、犯人と間違えて他人を傷つけてしまったという
刑務所帰りの男もいましたっけ。
とにかく
個性的なメンバー。
早速
彼らは犯人の誘拐を企てます。
詳細はこれくらいで・・・。
アクションの見どころ箇所は3つ。
冒頭の刑事と犯人の追いかけっこ。
中盤の遺族が企てた犯人誘拐事件の際の、路上カーチェイス。
そして
ラストの
犯人&刑事とのカーアクション。
と、なにかにつけて
派手なアクションがあり
(そんなに必要か・・っていうくらいのサービス…笑)
息もつかせません。
そして最大のポイントが
この名乗り出た犯人の真意は・・・・ということ。
そもそもこの犯人は本物かどうか。
どんでん返しもありますよ。
よくできていました。
なるほど、だから冒頭に
あの飛び降りがあるのね・・・と納得
伏線でしたね。
でもあんなにイケメンになるのかな~~~笑
この事実だけでも
驚きなのに
もうひとつ
時効の問題が明かされます。
2度目のどんでん返し。
しかし
よくよく考えると
被害者の彼女に犯人相当に残酷なことやってのけましたね。
だって、●●しちゃった・・・なんて。
可哀そうな被害者
と思いますが
そんな感情も吹っ飛ぶほど
物語の勢いは止まらず・・・・笑
最後は
めでたしめでたしというか
遺族の思いを晴らすという結末になるので
気分的にはすっきりすると思います
ツッコミはなしで・・・・。
半沢的にいうと
「倍返し」ってことですね。
機会があれば是非~~
あ・・・主演の刑事さんは鶴見 辰吾
が若くなったような感じでした・・・
↓こちらは、犯人役のパクシフさんです。

CONFESSION OF MURDER
監督: チョン・ビョンギル
脚本: チョン・ビョンギル
撮影: キム・ギテ
音楽: キム・ウグン
出演: チョン・ジェヨン チェ・ヒョング
パク・シフ イ・ドゥソク
キム・ヨンエ ハン・ジス
チョ・ウンジ ガンスク
オ・ヨン ドヒョク
チャン・グァン TV局長
チェ・ウォニョン テソク
1990年、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。
担当のチェ刑事は、
あと一歩のところで犯人を逃がしてしまう。
事件から15年が経過。
時効が成立。
それからまた2年。
犯人を名乗る男が告白本を引っ提げて
皆の前に現れた。
チェ刑事および
被害者遺族たちは、いらだちを隠さないのだが
感想
夏の暑さをふっきるには
こういうスピーディーな作品がいいですね。
評判がいいので、早速行ってきました。
あらすじみるかぎり、重厚なサスペンスだろうな・・・・と思っていたのですが
意外と、軽い感じの仕上がりで驚きました。
重い題材なのに、心がどよ~~ンとすることもなく
なんというか・・・・、エンタメに徹していて
面白いと思えることをこれでもか、これでもか・・・とギュウギュウに
詰め込んだ感じの作品なんですよね。
上品な弁当では無いけど、庶民的な具材で、お腹いっぱい、栄養いっぱいなお弁当~~って感じです・・・・笑
冷静に考えれば
どうよ~~て思うことは
沢山あるけど、そんなこと全然気にならない、勢いがありました。
また、
こういう作品なのに(連続殺人犯を描く)、ところどころにコントの様な笑いが入っていて
適度な息抜きができるのも魅力的です。
題名から思いだすかもしれませんが
このお話の題材になる殺人事件は
「殺人の追憶」の題材と同じ、華城連続殺人事件のようですね。
でも、あの映画とはまったく趣が違います。
またこの作品では、刑事の恋人が
殺されるという設定ということで
「悪魔を観た」のイ・ビョンホンなども思い浮かびますが
こちらの映画と比べても
まったく趣は違うのです。
あんなに残酷ではありません。
ということで、どこかで観たかも・・シチュエーションがあるものの
最初に言ったように、勢いがあるので
気にならない…笑、という不思議な魅力があるのです。
この作品の売りの一つは
TVドラマで活躍してきたパク・シフさんが
犯人役で出演ということだと思うのですが
私は全然知らなくって・・・・・、すみません・・・・。
案の定、映画館に行くと、彼の写真が大々的に飾られているので
ファンに向けてのサービスも凄いな・・・とは思いました。
でもそういう視点だけでなく
中身の
映画自体も純粋に面白いので
是非是非、俳優陣はあまり知らないわ・・・という
映画好きの人にも、観て欲しいな・・・って思いましたよ。
ではここから
ネタバレで・・・・・笑
冒頭から
アクション全開。
犯人と刑事の追いかけっこですね。
暗がりの雨の中・・・。
カメラはその姿を追うのですが
初っ端、観ているこちらは訳が分からないけど、
とにかく釘付けになります。
どうやら、
犯人は女性ばかりを狙った連続殺人事件のようで
刑事の恋人も犠牲になった模様。
そして、
月日は流れ
連続殺人犯の時効が成立。
それからまた2年。
時効が成立したその事件の
犯人が名乗り出ます。告白本を引っ提げて・・・・。
それが、まあ・・・イケメンさんなので、
マスコミの注目の的になるんですよね。
刑事の
チェ・ヒョングは、もてはやされる犯人イ・ドゥソク。
に終始、いらいらします。
一方、イ・ドゥソクによって
殺められた犠牲者の遺族たちも同時に
いらだちを隠せません。
必ずや・・・自分たちの手で、彼を殺そうと・・・誘拐計画を企てるのです。
この遺族のメンバーがまた
個性的。
ボスのようなおばさん・・これは、どうも最後に犠牲になった
刑事チェ・ヒョングの恋人の母親みたいですね。娘の遺体も見つからず
犯人への憎しみはかなり強いようです。
また、母親を殺された
父と娘も遺族の中にいましたが
こちらは、数年たって、娘の方はボウガンの名手みたいで
やたら
バシバシ矢をうち、犯人殺害に闘志を燃やしていました。
そういえば、犯人と間違えて他人を傷つけてしまったという
刑務所帰りの男もいましたっけ。
とにかく
個性的なメンバー。
早速
彼らは犯人の誘拐を企てます。
詳細はこれくらいで・・・。
アクションの見どころ箇所は3つ。
冒頭の刑事と犯人の追いかけっこ。
中盤の遺族が企てた犯人誘拐事件の際の、路上カーチェイス。
そして
ラストの
犯人&刑事とのカーアクション。
と、なにかにつけて
派手なアクションがあり
(そんなに必要か・・っていうくらいのサービス…笑)
息もつかせません。
そして最大のポイントが
この名乗り出た犯人の真意は・・・・ということ。
そもそもこの犯人は本物かどうか。
どんでん返しもありますよ。
よくできていました。
なるほど、だから冒頭に
あの飛び降りがあるのね・・・と納得
伏線でしたね。
でもあんなにイケメンになるのかな~~~笑
この事実だけでも
驚きなのに
もうひとつ
時効の問題が明かされます。
2度目のどんでん返し。
しかし
よくよく考えると
被害者の彼女に犯人相当に残酷なことやってのけましたね。
だって、●●しちゃった・・・なんて。
可哀そうな被害者
と思いますが
そんな感情も吹っ飛ぶほど
物語の勢いは止まらず・・・・笑
最後は
めでたしめでたしというか
遺族の思いを晴らすという結末になるので
気分的にはすっきりすると思います
ツッコミはなしで・・・・。
半沢的にいうと
「倍返し」ってことですね。
機会があれば是非~~
あ・・・主演の刑事さんは鶴見 辰吾
が若くなったような感じでした・・・
↓こちらは、犯人役のパクシフさんです。

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