ママン愛人(ラマン)   著  佐藤亜有子

ママン愛人(ラマン)    著  佐藤亜有子




表題作の
「ママン愛人」他
「死の花嫁」
「蜘蛛」の三作



感想


今年急逝された、作家さん。
某新聞のコラムで
その人物像を知り、少し興味があり
遺作となった本作を読みました。


経歴は調べてみてください。

一躍有名になった
「ボディ・レンタル」も知らないし
ただ、最後の作品だけというのも
失礼かもしれませんが、
やっぱり興味が尽きなかった・・・・。
その人自身のことが。
内容についてはあまりよく知らなかったんだけど
三作全ての話
死がテーマであることが
とっても悲しかったです。
執筆中苦しかったんだろうな・・・・
こういう世界を作りあげて
それが実生活を思わせるような感じもして
痛々しくもありました。


希望も何もない
ただただ
死んでしまいたいと思える心境
愛する人の不在はそれだけ心に大きな苦しみと葛藤を抱えるものだけど
それでも
生きたいというエネルギーが
少しでも
漂ってほしかったな・・・

負の世界。
読んでいても
正直気持は
減いるだけなところはあります。
ただ
読み手としては
それでも生きるってことは
まんざらでもないんだよと
反論しながら
読みおえました。
マイナスばかりの人生ってないんだよ・・・・って。



ママン・・は
愛する息子の死
(近親相姦の雰囲気)
死の花嫁では
愛する夫の自殺
そして
蜘蛛は
夫に先立たれた
孤独な老婆・・・
と、
皆結局
死を求めていました。




ご冥福をお祈りします。

ままんらまん
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