マイ・マザー
マイ・マザー (2009 カナダ)
J'AI TUE MA MERE
I KILLED MY MOTHER
マイ・マザー/青春の傷口(シネフィル・イマジカ)
監督:
グザヴィエ・ドラン
製作:
グザヴィエ・ドラン
脚本:
グザヴィエ・ドラン
出演:
グザヴィエ・ドラン
ユベール・ミネリ
アンヌ・ドルヴァル
シャンタル・レミング
フランソワ・アルノー
アントナン・ランボー
スザンヌ・クレマン
ジュリー・クロウティエ
テーマは親子(母子)関係。
母親を嫌悪してしまう息子・・・
自分は息子の資格はないのか・・
感想
わたしはロランス(感想はいずれ)⇒マイ・マザー⇒胸騒ぎの恋人(感想はいずれ)
…という順番で鑑賞
グザヴィエ・ドラン監督作は一応DVDになっているものは制覇。
気持ちがいいね…制覇は・・・・笑
次回からは新作、
是非映画館でみたいものですね~~
ちなみに、製作順番はマイ・マザー⇒胸騒ぎ~~⇒ロランスですね。
まずは、
マイ・マザーから・・。
19歳のデビュー作です。
<17歳で描き上げた脚本を自ら監督・主演を務めて映画化。>
↑まずはこれが凄いですよね~~
17歳で、書いちゃうんだ・・・・・。
冒頭から、激しく喧嘩し合う親子が映し出されて
それが、妙にリアルなもんだから、
ちょっと耳をふさぎたくなっちゃいますね。
うちは
女の子で男の子をもったことがないわけで・・・
さらに、自分自身は女性だから母親との葛藤は
この映画の場合とはまた違うわけで・・・・。
そういう意味では、
完全にこの親子の状況をわかる、わかる・・・・とは
ならなかったんだけど
こういう、ちぐはぐしちゃう関係って
どこの家でも大なり小なりあると思うな~~
むしろ、
何事もない(平和そのもの)、親子関係なんて
存在しないだろうと思うし。
映画の親子の
どうにもならない関係をみているだけで、胸は随分、苦しくなりました。
子が親を疎ましく思うのって
これだ・・・っていう決定的なものがあるわけではないのだろうけど
ある時、突然
いろんなことが、疎ましくなる瞬間が訪れるのかもね。
それは大人になる証拠でもあるだろうし。
親を一人の人間としてみえてくると
いろいろ感じるものがあるんだろうと思うな。
食べ方一つとか・・・
服のセンスとか・・・
会話の一つ一つとか・・・
気になればたまらなく・・・嫌になってしまう・・・。
親にしてみれば
子どもが幼い時、幸せな瞬間も沢山あったわけで
大きくなるにつれて
思うようにならなくなるのは
つらいだろうな・・・・って思うので
いろいろ言われてしまうこの親に
どっちかというと肩入れしちゃっていたかもしれないわ。
この監督は
ゲイなので(今までの3作ともそういう視点が入り込む)
この半自伝的な物語の
主人公も必然的に(監督演じる)ゲイ。
お母さんが
学校の面談か何かで、学校に出向き
隣に座っている同級生の母親に(男子生徒の親)
うちの子とのお付き合いもそろそろ○○か月ですよね・・・・
な~~んて、ささやかれたら
やっぱりびっくりしちゃうよね。
相手の親は、同性愛OKでも
自分自身がそこまで寛容になっていなければ
思わずのけぞっちゃうよ。
それがもとで
喧嘩に繋がるのも
親の立場からは
わかるような気がするし・・・
原題は「私はお母さんを殺した」。
実際に殺しはしていないけれど
気持ちの上では何度も殺しちゃっているってことかな。
映像も音楽も
個性的です。
でも扱うテーマは
普遍的。
ラストの
母親と息子が寄り添う姿・・・
かぶさる過去のホームビデオの映像・・
なんだか
いいようのないせつなさを感じますね~~

J'AI TUE MA MERE
I KILLED MY MOTHER
マイ・マザー/青春の傷口(シネフィル・イマジカ)
監督:
グザヴィエ・ドラン
製作:
グザヴィエ・ドラン
脚本:
グザヴィエ・ドラン
出演:
グザヴィエ・ドラン
ユベール・ミネリ
アンヌ・ドルヴァル
シャンタル・レミング
フランソワ・アルノー
アントナン・ランボー
スザンヌ・クレマン
ジュリー・クロウティエ
テーマは親子(母子)関係。
母親を嫌悪してしまう息子・・・
自分は息子の資格はないのか・・
感想
わたしはロランス(感想はいずれ)⇒マイ・マザー⇒胸騒ぎの恋人(感想はいずれ)
…という順番で鑑賞
グザヴィエ・ドラン監督作は一応DVDになっているものは制覇。
気持ちがいいね…制覇は・・・・笑
次回からは新作、
是非映画館でみたいものですね~~
ちなみに、製作順番はマイ・マザー⇒胸騒ぎ~~⇒ロランスですね。
まずは、
マイ・マザーから・・。
19歳のデビュー作です。
<17歳で描き上げた脚本を自ら監督・主演を務めて映画化。>
↑まずはこれが凄いですよね~~
17歳で、書いちゃうんだ・・・・・。
冒頭から、激しく喧嘩し合う親子が映し出されて
それが、妙にリアルなもんだから、
ちょっと耳をふさぎたくなっちゃいますね。
うちは
女の子で男の子をもったことがないわけで・・・
さらに、自分自身は女性だから母親との葛藤は
この映画の場合とはまた違うわけで・・・・。
そういう意味では、
完全にこの親子の状況をわかる、わかる・・・・とは
ならなかったんだけど
こういう、ちぐはぐしちゃう関係って
どこの家でも大なり小なりあると思うな~~
むしろ、
何事もない(平和そのもの)、親子関係なんて
存在しないだろうと思うし。
映画の親子の
どうにもならない関係をみているだけで、胸は随分、苦しくなりました。
子が親を疎ましく思うのって
これだ・・・っていう決定的なものがあるわけではないのだろうけど
ある時、突然
いろんなことが、疎ましくなる瞬間が訪れるのかもね。
それは大人になる証拠でもあるだろうし。
親を一人の人間としてみえてくると
いろいろ感じるものがあるんだろうと思うな。
食べ方一つとか・・・
服のセンスとか・・・
会話の一つ一つとか・・・
気になればたまらなく・・・嫌になってしまう・・・。
親にしてみれば
子どもが幼い時、幸せな瞬間も沢山あったわけで
大きくなるにつれて
思うようにならなくなるのは
つらいだろうな・・・・って思うので
いろいろ言われてしまうこの親に
どっちかというと肩入れしちゃっていたかもしれないわ。
この監督は
ゲイなので(今までの3作ともそういう視点が入り込む)
この半自伝的な物語の
主人公も必然的に(監督演じる)ゲイ。
お母さんが
学校の面談か何かで、学校に出向き
隣に座っている同級生の母親に(男子生徒の親)
うちの子とのお付き合いもそろそろ○○か月ですよね・・・・
な~~んて、ささやかれたら
やっぱりびっくりしちゃうよね。
相手の親は、同性愛OKでも
自分自身がそこまで寛容になっていなければ
思わずのけぞっちゃうよ。
それがもとで
喧嘩に繋がるのも
親の立場からは
わかるような気がするし・・・
原題は「私はお母さんを殺した」。
実際に殺しはしていないけれど
気持ちの上では何度も殺しちゃっているってことかな。
映像も音楽も
個性的です。
でも扱うテーマは
普遍的。
ラストの
母親と息子が寄り添う姿・・・
かぶさる過去のホームビデオの映像・・
なんだか
いいようのないせつなさを感じますね~~

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