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胸騒ぎの恋人

胸騒ぎの恋人<未>(2010  カナダ)


LES AMOURS IMAGINAIRES
HEARTBEATS

監督:
グザヴィエ・ドラン
製作総指揮:
グザヴィエ・ドラン
脚本:
グザヴィエ・ドラン
撮影:
ステファニー・ウェベール=ビロン
編集:
グザヴィエ・ドラン
出演:
グザヴィエ・ドラン
(フランシス)
モニア・ショクリ
(マリー)
ニールス・シュナイダー
(ニコラ)
アンヌ・ドルヴァル
(ルイ・ガレル)


感想


男2人女1人・・・の恋愛模様。
三角関係では定番の図式ですね。
作品でもこうしたものは過去にもいくつかあったけど・・・
今回
ベクトルがどういう向きかっていうのが大事。

女を巡っての男2人っていうんじゃあなくって
とある男1人に対して女、男が悩ましく思うという形で、ちょっと珍しいもの。


つまり男はゲイなんですね…☆

相手を惑わせる男も男なもので
それぞれの気持ちをわかっていながら
ふらりふらり・・・としている・・ちょっと意地悪かな
って思っちゃう。

フランシスははっきり告白していたけど
それにたいして、金髪の彼氏は
僕にはそういう趣味はないって言っちゃって、ちょっと可哀そうだった。
もちろん、気がないならはっきり答えた方がいいにきまっているけどね。


映画では後ろ姿のショットがいくつかあるんだけど
これは
マイ・マザーでも
ロランスでも同じ。
後ろ姿で、
その人の心情が伝わってくるんだよね。
顔は見えないけど、きっとこんな表情しているんだろうな・・・って
想像できるところがある・・・
だから不思議。


あと、
今回はニコラの頭上からマシュマロが落ちてきました・・・・・笑
可愛らしい映像だったよね。

バンバン♪・・・って歌う曲が
何度か流れるんだけど
これがものすごく印象的で
映画観た後もしばらく頭にこびりついちゃうわ。


ニコラとの関係が
お互いうまくいかなくなった・・・
ちょうど
ラストのあたりだったかな。
雨の中、マリーとフランシスが歩き出すシーンがあるんだけど
手元にある傘が、最初はマリーだけがさしていて
そのうち
フランシスにもさしかけるっていう・・・
そういう何気ない部分がすごく好きでした。

お互い恋には破れたけど
親友同士ではあるんだよね。

で・・・
新しい気になる彼は

ルイガレル・・・?


面白かったです。


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「胸騒ぎの恋人」「マイ・マザー」感想

グザヴィエ・ドラン作品2つ。

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No title

こちらにも^^
だよねー、ちょっと可哀想だったよ・・・。
で、あのガレル君だっけか、罪作りというか、ちょっと態度とか思わせぶりで、ダメだよなあー。
確信犯だよ、解っていて、振り回して楽しんでいてさ。
いざ告白したら、俺そっち系じゃないから、って冷たく突き放してさ。

そして、傘のシーンは私も好き!
欧米だと、ゲイ率も高いから、こういう友人同士も結構多いのかもしれないね。

三角関係

latifaさんへ

こちらにもありがとう
この映画は
音楽が印象的だったな。
バンバンって・・・

そうよね
確かに可哀想だよね。

<確信犯だよ、解っていて、振り回して楽しんでいてさ。
いざ告白したら、俺そっち系じゃないから、って冷たく突き放してさ>

そうそう・・・・
あれはいけないよね。
だいたい気配でわかるだろうに・・
何をいまさら…って感じ。

素敵なシーン
たくさんあったよね

<欧米だと、ゲイ率も高いから、こういう友人同士も結構多いのかもしれないね。>

そうだよね・・・
普通なんだろうね・・
皆イケメンなんだろうな

あとで2本とも
感想拝見にお邪魔しますね~~
朝晩は
寒いから
latifa
さんもお気をつけてね

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