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あの頃、君を追いかけた

あの頃、君を追いかけた (2011    台湾)

那些年,我們一起追的女孩
YOU ARE THE APPLE OF MY EYE

監督:
ギデンズ・コー
製作総指揮:
アンジー・チャイ
原作:
ギデンズ・コー
脚本:
ギデンズ・コー
撮影:
チョウ・イーシェン
音楽:
クリス・ホウ
出演:
クー・チェンドン
(コー・チントン/コートン)
ミシェル・チェン
(シェン・チアイー)
スティーヴン・ハオ
(シエ・ミンハ)
イェン・シェンユー
(シュー・ボーチュン)
チュアン・ハオチュアン
(ツァオ・グオション)
ツァイ・チャンシェン
(リャオ・インホン)
フー・チアウェイ
(フー・チアウェイ)


台湾の人気作家ギデンズ・コーの自伝的小説を原作者自ら監督を務めて映画化。

1994年、台湾中西部の町、彰化(しょうか)。
高校生のコートンは、友達と馬鹿なことばかり。
一方、クラスの優等生チアイーは
そんな彼を叱ったり、呆れたりしていたが
在る出来事をきっかけに、気持ちに変化が起きる。
やがて別々の大学に進み、離れ離れとなるが・・・




感想


台湾映画・・久しぶり~~だわ
そもそも、台湾の青春映画って
「藍色夏恋」以来かも・・・。

この手の映画は、やっぱり、自分自身の青春時代も思い出したりできるので
観ていてキュン・・・とします。
良いですね・・さわやかで。
まあ、こんな素敵な想い出など
なかなかなかったんですけど・・・・・笑



台湾の大学入試って
卒業してから・・・あるんですね。


優等生の彼女
落ちこぼれの彼氏・・

人生に無駄になることはないといって
一生懸命勉学にいそしむ彼女。
一方の彼の方は、授業態度もふまじめで、好き放題で今の時を過ごしている・・・

男性の方が観たらどうなのかな。
高校の男の子って、そういうものよ・・・・・って
より身近に感じるのかな。
下ネタも多いんだけど、その感覚、ノリ・・・は、女性では理解できない部分だからね。
でも観ていて不快感はなかったけど。
元気いっぱいなのね・・・って思っただけで・・・・笑


彼女が彼のふとした優しさ(忘れた教科書を貸してくれて、自分が罰を受けた・・・)から
妙に気になる存在になり・・・

彼のもつ、幼稚さが、次第にいとおしくなり・・・・
面倒見たくなり・・・


・・・と、彼女がだんだんと彼に惹かれていく様子、良かったですよ。
あ~~~わかるな・・・・・って思いながら微笑ましく観ていました。

彼が坊主になって彼女もポニーテールになるところなんか・・・
彼女の心情がわかってしまい、なんて可愛らしいんだ・・・って思っちゃいました。

私は女性だから
高校生の女の子の気持ちはよくわかったんだけど、
高校生の彼にとっては
彼女の気持ち・・・を推測するのは、
ハードル高すぎだよね。
同い年の場合、女の子の方が精神年齢高くなるのはしょうがないし・・・・。

グループ交際どまりになってしまって
なかなか前に進まなかった感じだったけど
あれで、
男の子の方が、ちょっと強引にグワ~~ンと迫ったり・・・笑
気の効いた言葉の1つでも言っていたら
その後の付き合い方もまた
かわっていたかもしれないよね。
彼は、自分は彼女のことが好きで、追いかけさせてよ・・・・みたいな
考え方だったけど、
彼女の方は聞いてほしかったんじゃあないのかな、自分の気持ち。
「お前は俺のことをどう思っている?」って・
はっきり聞いてほしかったんだと思うよ。


こういう形であったからこそ、
いい想い出が2人に残ったんじゃあないのかなとは思うけど。
かりに、付き合って、ドロドロ、ボロボロになって別れた2人になっていたら
数年後、結婚式には呼べないと思うからね。

未熟だったからこそ、せつなくって
キラキラした想い出になっていったんだろうしね。


世の中の
いろんなものに
もまれてしまった私なんかにしてみれば
こういう青春映画は
心が洗われますわ。


ラストの
結婚式に場面・・・
観た人それぞれ、いろんな思いを抱くんじゃあないのかな。
もしもあのときこうしていれば・・・・・・的な
映像だったので
自分自身の過去を引き合いに出しちゃうかもね。


監督の自伝的な話って聞いたけど、
素敵な想い出をもっていて、
かつ作品に仕上げちゃうなんて
幸せな方だな・・・って思いました。

あ・・・
主人公の男の子
裸で家庭生活していたけど、男の子のいる家庭って
実際どうなのかな。
母親は関係なく、結構開けっ広げのかな。
いや・・・・こんな生活習慣は、この映画だけだよね・・・・・笑



あこころきみをanokoro
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我的青春~『あの頃、君を追いかけた』

 那些年,我們一起追的女孩  YOU ARE THE APPLE OF MY EYE  1994年、台湾・彰化。私立の中高一貫校に通う16歳の柯景騰コー・チントン (柯震東クー・チェンドン)は、勉強そっちのけで友人と悪ふざけばかり。見かね た担当教師は、学年一の優等生にしてクラスのマドンナ的存在、沈佳宜シェン ・チアイー(陳妍希ミシェル・チェン)の前...

「あの頃、君を追いかけた」感想

最後の方で、やられました。 4つ★~4つ★半未満

コメントの投稿

非公開コメント

こんばんは

この映画 以前から 見たくて やっと TSUTAY〇で 
レンタルしました。

ちょっと 期待しすぎてしまったかな。

若い人たちが 見ると 共感できる部分も多かったのかも・・・です。

高校生の主人公の青年が マドンナに けしかけられて
徐々に 学習に目覚めていくシーンは
ほのぼのしました。
学力の向上とともに 恋心も芽生え。
初恋の 王道ですよね。
このまま HAPPY END?と 思ったんですけど。

同級生カップルだと 男子の方が
精神年齢 低いですよね。
女子の方が 物足りなく思ってしまうのかも・・・。

思春期の男の子たちの描き方が ちょっと過激かな?
と 思うところもあり
そこが もうちょっと ソフトだと
もっと 評価が高い映画になったかも・・・です。


主人公の彼は好みなのね~~いいよね、彼も

むうさんへ


こんにちは
私もむうさんと同じく公開時から評判の良さを聞いていたので
レンタル始まったら
すぐ借りようと思っていました。

<若い人たちが 見ると 共感できる部分も多かったのかも・・・です。>
そうですよね~~
生活がより身近に感じますものね

<学習に目覚めていくシーンは
ほのぼのしました。
学力の向上とともに 恋心も芽生え。
初恋の 王道ですよね。>

うんうん・・
素直に従って勉強し始める姿が
かわいいわ~~~笑

<このまま HAPPY END?と 思ったんですけど。>

そうですよね~~
もっとデートいっぱいしてほしかったな~~


<同級生カップルだと 男子の方が
精神年齢 低いですよね。
女子の方が 物足りなく思ってしまうのかも・・・。>


そうですよね~~
なかなか大変ですよね
女子は先輩とかに目がいきやすいですし。。。


<思春期の男の子たちの描き方が ちょっと過激かな?
と 思うところもあり
そこが もうちょっと ソフトだと
もっと 評価が高い映画になったかも・・・です。 >

そうですよね~~
バックに音楽流れて派手派手。
下ネタあまりにも露骨に表現されて
わ~~~元気元気と思ったけど
できればソフトの方が女子的には良いです・・・・笑

あ・・・
あちらのレスで・・・

<「ブーリン家の姉妹」ご覧になってませんか?>

実は観ていないんです
イギリス映画好きなのに駄目ですね
機会逃すとなかなか・・・
地上波でやらないかな

<台湾映画「女朋友。男朋友」← この映画 気になります。
見たいです。>

私もみたいです。公開劇場少ないんですよね。


<「言えない秘密」ご覧になってませんか?
おススメですよ。>


これも観ていないんです
すっごく気になるので
レンタル屋さん
みてみますね


わーい!

みみこさーん、こんにちは☆彡
ほぼ同時期に同じ映画を見てたみたいで、嬉しい!!
評判が良かったから、見てみたんだけど、中盤までは、まあ普通かなーって思ってたの。
最後の方で、花婿が彼ではなかったんだ・・・って事に、ちょっとびっくりして。それからは予想外な展開、映像で、すっかりやられてしまいました。

>もしもあのときこうしていれば・・・・・・的な映像だったので
自分自身の過去を引き合いに出しちゃうかもね。

そーなんだよね。
誰でも自分の過去に、ああしていれば・・・とか、後悔の一つや二つ、あるからさ、ああいうの見せられると・・・ぐっと来てしまうわ。

それにしても、あの2人、あんなに毎晩電話したり、クリスマスデートまでして、付き合ってないって??
あれ、充分付き合ってるっしょ?^^

こういう、深い関係にならないまま終わった、可愛らしい青春カップルって、その後20年とか経て、同窓会で・・・とかありそうよねー(汚れてるなーこの発言)

いいな~~青春

latifaさんへ


こんにちは。
しばらく更新していなかったみたいだから
心配しちゃった・・・
元気そうで良かったよ。

<評判が良かったから、見てみたんだけど、中盤までは、まあ普通かなーって思ってたの。>

うんうん・・・
王道の流れだったよね・・

<最後の方で、花婿が彼ではなかったんだ・・・って事に、ちょっとびっくりして。それからは予想外な展開、映像で、すっかりやられてしまいました。>

ラストシーンは良いよね
ああいう見せ方・・・

<誰でも自分の過去に、ああしていれば・・・とか、後悔の一つや二つ、あるからさ、ああいうの見せられると・・・ぐっと来てしまうわ。>

そうそう・・・
とくに
好きな子がいて・・
そのとき
こうしていれば・・・
2人の関係も変わっていただろう・・・なんて
考えちゃうと、止まらないよね・・・・笑

<「それにしても、あの2人、あんなに毎晩電話したり、クリスマスデートまでして、付き合ってないって??
あれ、充分付き合ってるっしょ?^^>

だよね・・・
時代的なことを考えても
電話すること自体
特別な人~~って感じだと思うし
まして
クリスマスに・・・女性と会うんだよ・・・・
もはや本命じゃん・・・笑

<こういう、深い関係にならないまま終わった、可愛らしい青春カップルって、その後20年とか経て、同窓会で・・・とかありそうよねー(汚れてるなーこの発言)>

いやいや~~そう思うよ
そういえば、
今日から
同窓生だっけ?その手のドラマが始まるけど
そういうの見慣れているから
よからぬ想像するんだよね・・・
でもありゆる~~~笑

ザ・青春

みみこさん、こんにちは~。コメント&TBありがとうございました。
今更だけど、この映画評判よかったんだね^^;
やっぱりシネコンにかからないと、なかなか観る機会ってないよね。。
そうそう、思い出したけど、大阪でもこの映画「陸の孤島」と呼ばれていた劇場での上映だったんだよ。
(しかも閉館してしまったんだよー)
で、その時『ロランス』も同じ劇場でね、すっごい迷ったけど、こちらを観てロランスは諦めた記憶がある。
いつか、ロランス劇場鑑賞したいなー。。。
でも、ドランくんってすごいカリスマ的存在になりそうだから、特集上映とかありそうよね?
秋の『トム・アット・ザ・ファーム』も楽しみ!
と言いつつまだドラン作品未鑑賞なんだよね。。DVDってなかなか観る時間がなくて。。

あと最後の質問(?)だけど、うちは奥ゆかしく生活してるけど(笑)、同級生のママによると「裸族」結構いるみたい(爆)。
男の子のママってね、、ほんと図太くなるよ^^;

台湾映画もいいね

真紅さんへ


こんにちは
遅くなってしまいごめんなさい。

懐かしい想いに浸ることもできて
楽しい時間でした・・・

たまに観る台湾映画っていいな~~~

<今更だけど、この映画評判よかったんだね^^;
やっぱりシネコンにかからないと、なかなか観る機会ってないよね。>

そうなのよね~~
こちらでも、マニアックな映画館でしか
上映されていなくて・・
観に行くことは難しかったわ。

<この映画「陸の孤島」と呼ばれていた劇場での上映だったんだよ。
(しかも閉館してしまったんだよー)>

え~~閉館しちゃったの・・・
残念・・


<その時『ロランス』も同じ劇場でね、すっごい迷ったけど、こちらを観てロランスは諦めた記憶がある。>

え~~~これは上映時間長いものね

都合つけるの大変だよね

<いつか、ロランス劇場鑑賞したいなー。>
<すごいカリスマ的存在になりそうだから、特集上映とかありそうよね?>

うんうん
私も大画面でみたいな・・・
結構長く上映していたけど
絶対
また特集か何かで上映されるよ・・・
それに期待

<秋の『トム・アット・ザ・ファーム』も楽しみ! >

あ・・
秋なのね
近くの劇場でやってくれるといいな・・・
遠くても行けるところなら
根性だすけど・・


DVDは借りに行くのが面倒なのよね~~

<うちは奥ゆかしく生活してるけど(笑)、同級生のママによると「裸族」結構いるみたい(爆)。
男の子のママってね、、ほんと図太くなるよ^^;>

そうなのね・・・
男の子のいる生活も楽しそう・・
男の子のママも、やりたいのよね・・・・・。
女の子でも
似たような感じだけど・・・笑⇒結構、だらだら~~~

あ~~、
女の子ばかりも面倒な時あるかな・・
プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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