豆の上で眠る  著  湊  かなえ

豆の上で眠る  著  湊  かなえ


行方不明になった姉が帰ってきた
しかし姉は別人ではないのか・・



感想

サスペンスとして期待するとちょっとな~~~と思うかな。
特に後半。
ところどころで
ええ~~~それは無理じゃんと思うので。
湊さんらしい作品といえるけれど・・・。


家族とは、姉妹とは・・
何が本物か・・・・と
そういう点で物語を考えると
いろいろ思うところが出てくるのかな。


姉が失踪し
探し出す過程が、密に描かれているので
そのあたりはどきどきしながらの読書。
怖いよ・・誘拐は。
実際不明になる小学生って多いからね。


この姉がいつでてくるのか・・・・が
知りたくって先をどんどん読みたくなる。


姉が出てくるのは意外とあっさり・・・・。


ネタバレ・・


後半
ネタばらしがあるわけだけど
かなり説明が長いので
ちょっとかったるい・・・。
帰ってきた姉の告白(⇒血縁関係ありのいわゆる本物の姉、幼い時に取り違いがおこなわれて、看護婦の姉妹の
もとで育てられる)
姉と一緒にいた友達、遥の告白(⇒こちらは、失踪するまで一緒にいた姉、つまり主人公(妹)が子どもの時に
豆の上に眠るお姫様の物語を読んでくれた姉ね、妹に言わせれば、これが追い求めていた姉か・・・)

妹は
幼いころに一緒にいた姉、小学校の時に行方不明になった姉と
いなくなって2年後に戻ってきた姉が別人だと思っていた
でも家族はみんな
そんなことはない・・・2年たって、顔もやつれているけど
これは本物の姉だ、行方不明だった姉だと言い張る。

ここで疑問⇒小学校の時にいなくなって
2年で戻ってきたのなら、それが同じ人物かどうかなんて誰がみたって分かるはず。
主人公の妹だって、顔見ればわかるだろう・・・。
それを親が本物だと言いくるめるのは無理がある。

DNA鑑定しても本物だとでる・・・。
実は
そもそも生まれた時から誘拐されるまで一緒にいた姉こそが別人で
戻ってきた姉の方が本物だった。

取り違いが生まれたときに行われていたので
家族は妹が知らない間に
相手の家族と相談してそれぞれの子どもを正しい親子関係に戻したってことなんだろうね。
なんだか
ややっこしいお話だけど
最初から妹にわかりやすく話してあげればいいのに。


また、誘拐された子どもも
相手の話にのって、今まで育ってきた家庭をすてて
違う家庭で暮らしちゃうっていうのが理解できないな。

湊さん
特有の
視点が変われば感じ方も違う・・・
それぞれが、それぞれの言い分がある・・・・感じ方がある・・・という
相変わらずの見せ方は面白かったので
挫折せずに読むことはできました。

姉妹の間でも
姉が思う妹と
妹が思う姉へでは多少の
意識の違いがあるんじゃないかなと
思いました。
できれば
もっと姉妹間のその後の葛藤を知りたかったです。


母親が
猫がいなくなったという口実で
娘に
いろんな家の中を探させるという手法には
驚いたな・・・

まめのした332912
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「豆の上で眠る」湊かなえ

行方不明になった姉。真偽の境界線から、逃れられない妹――。あなたの「価値観」を激しく揺さぶる、究極の謎。私だけが、間違っているの? 13年前に起こった姉の失踪事件。大学生になった今でも、妹の心には「違和感」が残り続けていた。押さえつけても亀裂から溢れ出てくる記憶。そして、訊ねられない問い――戻ってきてくれて、とてもうれしい。だけど――ねえ、お姉ちゃん。あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんです...

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